JP2000507423A - 符号列を受信するための方法および装置 - Google Patents

符号列を受信するための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は逐次相関手法を利用した通信システムの同期に関するものである.受信機から見て既知のディジタル系列、いわゆる署名を複数個のセグメントに分割する。セグメントと同じ長さの相関器(300)によって、各セグメントは個別に相関が求められる。各セグメントのビットパターンは同一または、互いに異なっているものとする。第1のセグメントが相関器(300)に入力され、そのセグメントの相関値が対応の閾値より高ければ、そのセグメントは受信されたものと認め、制御ユニット(311)からの信号に応答してメモリ(308)に保存される。タイマ(319)はセグメントの長さに対応する時間に設定される。次に、第2セグメントに対する相関が求められ、その相関値はタイマ(319)から信号が発生したとき、メモリ(308)内の保持値に加算(304)される。その加算値は、対応閾値を超えたときにメモリ(308)に保存される。このようにして検出が続けられる。全セグメントの相関値の和が最終セグメントの閾値より高くなると、同期時間パルス信号(Ts)が発生する。閾値の方が高いときは、正しい署名が受信されなかったものとして、あらためて第1セグメントの検出が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】 符号列を受信するための方法および装置 技術分野 本発明は受信機から見て既知のディジタル列を非同期的に受信するための方法 および装置に関するものである。 背景技術の説明 現代のディジタル通信システムにおいて、送受信機間の同期は重要な部分を占 める。無線ディジタル通信システムには、例えば、時分割多重方式(TDMA) や符号分割多重方式(CDMA)があり、後者は、周波数ホップ方式(FHSS )およびダイレクトシーケンス方式(DSSS)における最も有用な2つの解決 策を備えている。TDMAでは受信機が正しいタイムスロットを受信し、また、 CDMAでは受信機が正しいコード相を受信できるように、送受信機相互の同期 が必要である。 ディジタル通信システムにおいて送信機と受信機を同期させるには、受信機か ら見て既知のディジタル系列を送信機から送出する方法がある。受信機はサーチ 手順で動作し、既知のディジタル系列を探索する。受信機が既知のディジタル系 列を検出すると同期時間パルスが発生し、これを時間基準として使用することに よって送信機と受信機の同期が得られる。 システム識別信号の受信機能も非同期受信の一応用例である。受信機が既知信 号を探索するサーチ手順は自動識別システムにも応用される。自動識別システム の一例としては、車両、従業員、犯罪者、動物などを監視する高周波識別(RF ID)がある。監視対象は固有の信号を発信する送信機を具備または携帯する。 この信号は受信機から見て未知の時刻に送信される非同期信号であって、既知の 信号が検出された場合は、そのことがその信号によって登録される。 受信機から見て既知のディジタル系列を非同期受信するための周知の方法には 、既知のディジタル系列の長さに等しいフィルター長を持つトランスバーサルフ ィルターとして使用可能な相関器を利用するものがある。このフィルターによっ て 受信ディジタル系列と受信機から見て既知のディジタル系列との相関が得られ、 その結果、受信ディジタル系列と既知のディジタル系列との類似性に比例する値 が得られる。受信された既知のディジタル系列を登録するためには、相関の結果 が所定の閾値より高いことが必要である。 上記相関によって達成され得る性能は既知のディジタル系列の長さに直接依存 する。既知のディジタル系列が長ければ長いほど、相関に基づく性能は良くなる 。しかし、フィルター長の増加に伴って電力消費が増すので、トランスバーサル フィルターの長さには実用面での上限がある。例えば、移動体装置においては電 力消費を低レベルに保つことが重要になる。また、トランスバーサルフィルター は構成面で複雑になる。 以上のように、上記技術の欠点はフィルター長の増加が電力消費を増すことと 、その構成の複雑さである。 長いトランスバーサルフィルターを使用することの欠点は、移動体装置にはメ モリ領域に制限があるにもかかわらず、その構成に大きいメモリ領域を要するこ とである。 上記技術のもう一つの欠点は、既知系列の長さが固定的、すなわち変更不能な ことである。 既知のディジタル系列を用いた同期方法が米国特許出願第5,422,916 号に開示されているが、周囲条件によっては入力バーストノイズが受信系列に影 響を与えることがあるので、既知のディジタル系列を識別するためには、受信デ ィジタル系列と既知のディジタル系列の相関を利用するだけではなく、それ以上 の手段を必要とする。そして、既知のディジタル系列として、いわゆるバーカー 系列から得られる64ビット系列が使用される。 この周知の方法には、受信ディジタル系列中のエラーを計数するために受信デ ィジタル系列と既知ディジタル系列との比較過程が含まれる。比較の結果が所定 の閾値を超えた場合、受信ディジタル系列中のエラー数が上限を超えないことを 確認しながら比較操作を継続する。その他の場合は、受信ディジタル系列を各1 6ビットからなる4個の部分に分割する。これら4個の部分は2個づつに連結さ れ、結果的に、新たな6個の32ビット語が形成される。新しい各32ビット語 においてエラーが計数され、各語につきカウンタを1計数づつ上げる。ただし、 エラーの数が特定値を超えることはない。6語すべてをチェックした後、カウン タの計数値が特定値を超えていれば、既知のディジタル系列が受信されたものと みなす。 この周知の方法は入力バーストノイズに関わる問題は解決するが、相関器およ び相関が長くなるという問題は残る。 1995年9月に開催されたPIMRC会議において、ハイブリッド並列相関 器に関して、CDMAパーソナル無線通信用の改良型ハイブリッドPNコードア クイジション(An Improved Hybrid PN Code Acquisition for CDMA Personal Wireless Communication、IEEE−95:0−780 3−3002−1/95)と題する報告が行われた。このハイブリッド並列相関 器は、シリアル・パラレル混在相関器として本文書に記載されている。既知のデ ィジタル系列は、二つの構成パラメータN1およびN2に依存するセグメントに分 割される。これらパラメータの選択は、パラレル特性(N1)およびシリアル特 性(N2)に対する要求程度によって異なる。パラレル相関器の使用個数が増す と、コードアクセス時間は短くなるが、装置のハードウェア構成が複雑になる。 シリアル相関器を使用すると、ハードウェアは単純化されるが、コードアクセス 時間が長くなる。上記文書に記載の方法はパラレル相関器およびシリアル相関器 の中間物である。既知系列の長さをΘとすれば、セグメントの長さMは、M=Θ /(N1×N2)で表される。各相関器のM個のセグメントには1個の相関セグメ ントが含まれる。第1セグメントが検出されると、システムはサーチモード(H0 )から検証モード(H1)に切替わる。検証モードにおいて、Aテストが行なわ れ、そして、Bテストで相関器出力信号が一組の閾値を超えていれば、追跡過程 に切替わる。コード追跡システムに正しいコード相が入力されれば、アクセス過 程は修了するが、誤りのコード相が入力された場合は、アクセス過程が再開され る。 この方法は、相関受信レートを増加させることだけに関するもので、それを重 要視するシステムには応用可能であるが、本発明が課題とする問題を解決するも のではない。 発明の概要 本発明の目的は、長いディジタル系列の非同期検出に関わる問題を、そのディ ジタル系列と少なくとも同じ長さを持つ相関器を用いて解決することである。検 出過程は、既知のディジタル系列に等しい長さの相関器を用いた場合と実質的に 同等の高確率で実行されるものとする。 本発明が解決しようとするもう一つの問題は、ディジタル系列の非同期受信時 に電力消費を低レベルに保つことである。 本発明はまた、ディジタル系列の非同期受信用相関器の構成を単純化すること を目的とする。 本発明によれば、既知のディジタル系列を、個別の閾値を持つ所定数のセグメ ントに分割することにより、上記問題は克服、解決される。入力ディジタル系列 との相関はセグメント単位で求められ、セグメントの受信を確かめるためには、 最新受信セグメントに対する相関値と以前のセグメントに対する相関値の和との 和が最新の受信セグメント対応の閾値を超えていることが必要である。全セグメ ントが受信され、その最後のセグメントの相関値が以前の相関値和に加えられる と、最終相関値を与える前記和は最終セグメントに対応する閾値を超え、既知の ディジタル系列が受信されたものとみなされる。その時点で同期時間パルス信号 が発生する。 本発明の方法は、「請求項1」記載の特徴を有する。 発明の好ましい一実施例によれば、受信機に入力される符号系列の後部の相関 は後続する真の符号系列を考慮に入れながら行われる。この実施例は「請求項9 」記載の特徴を有する。 本発明の方法を実行する際、受信機内の相関器は1セグメント長で足りる。し たがって、相関器が短いということは、相関器の単純化、メモリ使用量と電力消 費の減少につながる。 本方法を実行するために発明された装置では、相関器と、制御ユニットと、タ イマと、メモリと、加算器とを有する受信機でディジタル系列を受信することに より上記問題を解決する。受信ディジタル系列は所定数のセグメントに分割され 、 各セグメントには個別の閾値が割り当てられる。受信系列はセグメント毎に相関 が取られ、各相関値は以前の相関値の総和に加えられる。その過程において、以 前の相関値和の大きさが、閾値との比較に影響を与えるようになる。すなわち、 蓄積効果が生じる。まず最初、相関器は第1のセグメントの到着を待つ。相関器 の出力信号が第1セグメント対応の閾値を超えたとき、第1のセグメントが受信 されたとみなす。第1セグメントに対する相関器出力信号は1個のメモリに保存 され、相関器の第2セグメントが測定されるべき時刻が1個のタイマに設定され る。この時刻は、次の受信ディジタルセグメントがその最大相関値を持つと想定 される時点である。タイマから信号が発生すると、新しい相関器出力信号がメモ リの保存値に加算される。この和は第1と第2セグメントの組合せに対する閾値 を超えることがあり、その場合は、前記和はメモリに保存される。一方、和が対 応閾値を超えない場合、メモリはクリア、すなわちゼロ設定され、相関器は改め て第1のセグメントを待つ。 この装置は「請求項14」に明示された特徴を有する。ここに提供される装置 の好ましい実施例は「請求項15」〜「請求項19」記載の特徴を有する。 上述の手順はすべてのセグメントに対して行われ、相関器出力信号とメモリ値 の和が受信中のその時点で相関対象になっているセグメントに対応する閾値を超 えなければ、メモリはクリアされ、相関器はあらためて第1のセグメントを待つ 。系列の全セグメントが受信され、最終セグメントの相関値とメモリの保存値の 和が最終セグメント対応の閾値を超えたとき、ディジタル系列全体の受信完了と みなす。この時、一つのディジタル系列の受信完了を示す同期時間パルスが制御 ユニットから出力される。このようにして、送信機と受信機間の通信リンクが樹 立される。 本発明装置は、高周波システムやデータ通信システムにおける送受信機間の同 期用の署名(signature)と呼ばれる長いディジタル系列を検出するた め、あるいは自動識別システムの確認信号検出のために、比較的短い相関器の使 用を可能にする重要な利点を備えている。 さらに、本発明の特徴として、正確な検出の確率を高める長いディジタル系列 を署名として使用可能にするが、相関器はそのディジタル系列と同等まで長くす る必要はない。 本発明の目的は、同期的同期にディジタル系列の使用を可能にすると同時に、 ディジタル系列より短い相関器を使用することである。 さらに、本発明の目的は、比較的短い相関器を使用することにより、移動体装 置における電力消費の経済性を高めることである。 図面の簡単な説明 以下に発明の実施例および付図を参照しながら本発明をさらに詳細に説明する 。 図1は無線通信システムの回路図である。 図2はトランスバーサルフィルターとして構成された相関器を示すブロック図 である。 図3は発明の逐次相関器を示すブロック図である。 図4は系列間隔の個別例を示す時間グラフである。 図5は系列間隔の個別例を示す時間グラフである。 図6は系列間隔の個別例を示す時間グラフである。 図7は系列間隔の個別例を示す時間グラフである。 図8は逐次相関手順を示すフローチャートである。 図9は発明の逐次相関器のもう一つの実施例を示すブロック図である。 図10は逐次相関器のもう一つの例を示すブロック図である。 図11は制御ユニット、タイマ、加算器、メモリを示す詳細ブロック図である 。 図12は制御ユニット、タイマ、加算器、メモリを示すもう一つの詳細ブロッ ク図である。 図13は逐次相関手順の代替実施例を示すフローチャートである。 図14は逐次相関手順を示す、もう一つのフローチャートである。 図15はサンプリング点を考慮した相関器を示すブロック図である。 好ましい実施例の説明 無線通信システムにおいて既知の符号系列SSを同期受信することによって受 信機103と送信機100を同期させる方法を図1に示す。受信機103から見 て既知の系列が送信機100からアンテナ101を介して送出され、その既知系 列SSは受信機103に接続されたアンテナ102を介してひずみ状態で受信さ れる。受信系列SSはダウンミキサ104、A/D変換器105を通過し、伝送 媒体の不完全性に起因する歪を伴ったディジタル形式の既知系列として相関器3 00に入力される。相関器300および判定器107はサーチモードすなわち、 既知ディジタル系列SSを待つ状態にあって、受信機103内で系列が検出され ると、直ちに同期時間パルス信号108が発生する。サーチモードでは、相関器 300は相関値110を判定器107に送る。判定器はその相関値を所定の値と 比較する。既知のディジタル符号系列SSが相関器300に入力されると、相関 値110は所定値を超えることがある。その時、同期時間パルス信号108が判 定器107から受信器109に送られ、送信機100から送られた情報搬送高周 波信号が受信機内で復調される。それにより、受信機103は送信機100と同 じ時間基準を得ることになり、これで通信リンクが形成される。通信リンクが形 成されると、送信機100から受信した高周波信号を高周波復調(104におけ るダウンミキシング)することにより得られたメッセージ111が処理され、1 05においてA/D変換される。受信器109は、所望のメッセージを含む出力 信号を送出する。 周知の方法にしたがって相関器、例えば相関器300をトランスバーサルフィ ルターで構成する方法を図2に示す。この種の相関器はディジタル系列の同期受 信関連の中でも無線通信およびデータ通信において多くの状況で使用され、ディ ジタル系列の受信確認後直ちに、送信機と受信機を互いに同期させるために受信 機内の判定器から同期時間パルス信号108が発生する。 トランスバーサルフィルターは、入力端201を持つシフトレジスタ200を 含んでいる。このシフトレジスタには、出力端202、203、204、205 を備えた所定数の遅延ユニット220、221、222、223が含まれる。横 型フィルタはさらに、所定数の乗算器206、207、208、209を含んで いる。各乗算器は2個の入力端と1個の出力端210、211、212、213 を備え、一方の入力端はそれぞれシフトレジスタ出力端202、203、204 、205に接続される。各乗算器の他方の出力端214、215、216、21 7は、相関係数C0、C1、C2、・・・、CL-1を持つ相関系列に接続される。な お、これら相関係数は受信機に保存され、既知ディジタル系列を構成する。こ のフィルタは1個の出力端219と所定数の入力端を持つ加算器218を含んで おり、その入力端はそれぞれ、乗算器206、207、208、209の各出力 端210、211、212、213に接続される。 この相関器は受信ディジタル系列と相関器の既知系列との相関関係を求める機 能を持つ。各受信ディジタル系列に対しては、受信系列と既知ディジタル系列と の前記相関に比例する信号が加算器218の出力端219上で得られる。 受信ディジタル系列はシフトレジスタ入力端201を介して入力され、遅延ユ ニット220、221、222、223によって1ビットづつシフトされる。シ フトレジスタ200に入力された系列は各シフト毎に相関係数C0、C1、C2、 ・・・、CL-1と掛け合わされる。すべての乗算結果は出力端210、211、 212、213に出力され、加算器218によって加算され、その加算値は出力 端219に送られる。上記は数学的に、たたみ込み和として表すことができる。 出力端219の出力信号をr(k)、相関係数をCi、受信ディジタル系列をx (i)とすると、次の関係式が得られる。 フィルター長、すなわちシフトレジスタ内の遅延ユニット220、221、2 22、223の数および乗算器206、207、208、209の数は、既知系 列に含まれるビット数に応じて選択される。たとえば−1/+1からなる二進表 示を選択した場合、受信ディジタル系列と既知ディジタル系列が同一であれば、 Lに等しい、つまり受信ディジタル系列の長さに等しい信号が加算器の出力端2 19に出力される。 ノイズがある場合、相関器出力信号が最高値Lに達することはまれである。し たがって、受信ディジタル系列と既知のディジタル系列の間に十分な類似性があ ると考えられる値を閾値に設定し、その閾値に達したときに受信ディジタル系列 を同期信号として認めることが必要である。受信ディジタル系列に対応する同期 信号は署名と呼ばれることがある。 既知のディジタル系列を相関器で同期受信するとき、考慮すべき要点が三つあ る。第一は、受信系列に署名がある場合、その署名を高確率で検出する必要があ ること。送信された署名が欠落する確率は偽棄却率(false reject rate)(F Rレート)と定義する。系列は受信されても、署名は干渉やノイズに起因するエ ラーによって検出されないことがある。第二は、相関器へのランダム入力信号が 署名に類似している場合、相関器出力信号は所定閾値を超えないこと。相関器が ランダムノイズ中の署名を検出する確率は偽警告率(false alarm rate)(FA レート)と定義する。第三は、選択された署名が良好な自己相関性および相互相 関性を持つこと。すなわち、受信系列と既知の系列が一致したときのみ相関値が 高くなり、それ以外のときは低くなることが、同期時には非常に重要である。そ の場合、受信系列と既知の系列が完全に一致したとき、明瞭なピーク値が得られ る。 FAレートおよびFRレートの値は所定の閾値に依存する。この閾値は、相関 値の方が高いときに判定器107から同期時間パルスが発生するように設定され る値であって、受信ディジタル系列と既知ディジタル系列の比較時に一致を要す るビット数で定義される。閾値として、署名の長さに近い値、例えばL−2を選 択すると、受信ディジタル系列と既知のディジタル系列との比較時に受信ディジ タル系列に僅かな個数のエラー、例では2個しかない場合でも検出失敗という結 果になり得るから、FRレートは大きな値になることがある。一方、小さい閾値 、例えば5を選択すると、受信ディジタル系列に含まれる正しいビットが僅かな 個数、例では5個しかなくても同期時間パルスが発生することになるから、FA レートは大きな値となる。したがって、FAレートおよびFRレートを最小にす るような閾値を求める。FAレートおよびFRレートが同時に最小になるとき、 それらレートの値は署名の長さLに依存する。署名が長くなるにしたがって、F AレートおよびFRレートは同時に低下する。同様に、署名の自己相関性や相互 相関性も署名の長さに依存する。署名が長くなるにしたがって、その署名の自己 相関性(auto−properties)および相互相関性(cross− correlation properties)は良化する。しかし、署名の 長さには実用上の上限がある。理由は、長い署名は長い相関器を必要とし、その ような相関器を構成するには困難が伴い、また、電力消費も増加する。 本発明は短い相関器を使用するが、その特性は基本的に長い相関器と同等であ る。この特性が達成されるのは、既知のディジタル系列を所定数のセグメントS 1、S2、・・・、Snに分割されることと、署名の受信に使用される相関器の 長さが最長セグメントに対応することによる。その後、セグメント毎に相関が求 められるが、各セグメントには、閾値TV1、TV2、・・・、TVnがそれぞ れ与えられる。第1のセグメントSlが受信され、そのセグメントの相関値a1 が対応閾値TV1を超えた場合、相関値a1はメモリに記憶され、2番目のセグ メントを待つ。第2のセグメントS2が受信されると、記憶値a1と第2のセグ メントの閾値a2とが加算される。第2のセグメントS2が受信済みと仮定すれ ば、上記加算値、a1+a2は第2のセグメントに対応する閾値TV2を超える はずである。前セグメントが受信され、それらセグメントの相関値a1、a2、 ・・・、anの総和が閾値TVnを超えたとき、同期時間パルス信号が発生する 。最新の相関セグメントSmの相関値amに加算された、それ以前の相関値a1 、a2、・・・、a(m−1)の和が最新の相関セグメントに対応する閾値を超 えなければ、以前の受信セグメントは棄却され、あらためて、第1のセグメント S1を待つ。 図4、図5a、図6、図7は系列をセグメントに分割する方法のいくつかの例 を示す。これらの図において、時間はTで表される。系列に含まれる第1のセグ メントはS1、第2のセグメントはS2、以下同様に表される。図4は系列を互 いに異なる長さの4セグメントに分割する方法の一例、また、図5aは系列を互 いに異なるビットパターンを持つ等長の4セグメントに分割する方法を示す。図 6は同一ビットパターンを持つ等長の4セグメントに分割された系列を示す。図 7に示す系列は、セグメントS3を除いて同一のビットパターンを持つ等長の4 セグメントに分割され、セグメントS3だけはパターンが反転している。系列の バイナリビットパターンは上記と異なっても良い。ランダムなビット分布にする ことも可能であり、また、自己相関性および相互相関性の良い系列として、例え ば最長コードや、いわゆるバーカー(Barker)系列、ゴールド(Gold )系列、その他所望の特性を持つ系列を選択することができる。図7では、ある セグメントは他のセグメントの反転になっているが、このセグメント反転は他の 方法でも可能である。セグメント反転は、ランダム的に行うことも可能であり、 ま た、自己相関性および相互相関性の良い系列として、例えば最長コード、バーカ ー(Barker)系列、ゴールド(Gold)系列、その他所望の特性を持つ 系列を選択することができる。セグメント反転を用いると、検出過程でセグメン ト相関器と呼ばれる新たな相関器が得られる。このセグメント反転は、例えば前 記セグメント反転のいくつかを含む多重系列を使うことで、さらにレベルを拡張 することができる。数個の多重系列の組合せで超系列、また、数個の超系列の組 合せで極超系列が形成される。既知の系列をこのようなレベルに分割することに より、5個の相関器が得られ、これによって系列の自己相関性および相互相関性 がさらに向上する。 ノイズの多い環境で十分良好な自己相関性および相互相関性を同期系列に与え るには、最低64ビットの系列であることが好ましい。同期系列の長さの例とし て、GSMでは同期チャンネル(SCH)上で64ビットの同期バーストを含む 同期系列、CODIT計画(CDMA)では225ビット長の制御チャンネル (PCCH)上で展開系列(spread sequence)、QUALCO MMからのCDMAであるIS−95では64ビットおよび32768ビットを 含む展開系列を、それぞれ採用している。 図3は発明装置の実施例を示す。相関器300は入力端301と、係数入力端 302と、出力端303を含む。入力端302は図2に示す入力端群214〜2 17を集合的に表すものとする。加算器の入力端305は相関器の出力端303 に接続される。この加算器はさらに、入力端306および出力端307を備えて いる。メモリ308は複数の入力端と1個の出力端309を備えており、そのう ちの入力端310は加算器の出力端307に接続される。制御ユニット311は 複数の入力端および出力端を備えており、その内、出力端312は相関器300 の係数入力端302に接続され、出力端313は同期時間パルス信号Tsを出力 し、入力端314は加算器304の出力端307に接続され、出力端315はメ モリ308の入力端316に接続され、出力端322はメモリ308の入力端3 18に接続される。タイマ319は複数の入力端および出力端を備えており、そ の内、入力端320は制御ユニットの出力端323に接続され、入力端321は 制御ユニットの出力端317に接続され、出力端324は制御ユニットの入力端 325に接続される。 装置を機能させるためには、その装置にクロックを設ける必要がある。付図は いずれも中央クロックを表示していない。同期論理も当然必要であり、そして、 すべてのユニットは中央クロックに基づいて動作しなければならない。装置は中 央クロックから供給されるパルス列のパルス立ち上がり部またはパルス立ち下が り部のいずれかで同期することが可能である。装置内の異なるユニット間で授受 される信号はアクティブになる出力端に対応、すなわちレベル変化が生じる。そ のレベル変化は入力端上で、中央クロックから得られるクロックパルスの最初の 端縁(立ち上がりまたは立下り)に応答して検出される。 相関器300は入力端301でディジタルセグメントを受信し、出力端303 から信号を出力する構成になっており、その出力信号は受信ディジタルセグメン トと既知のディジタルセグメントとの相関に比例する。相関器300の入力端3 02は相関器300に種々の相関係数C0、C1、・・・、CLS-1を導入するよ う構成され、これら相関係数は既知のディジタルセグメントのビットパターンで ある。加算器304は、メモリ308の出力端309から受け取った入力端30 6上の値と、相関器300の出力端303から受け取った入力端305上の相関 値とを加算する。その加算結果は出力端307上に現れる。加算器304とメモ リ308とで累算器1106が形成される。制御ユニット311は個数、長さ、 構成があらかじめ規定されたすべてのセグメントの相関を制御する。したがって 、制御ユニット311は各セグメントに対応する閾値に関する情報と、既知のデ ィジタル系列の構成情報、すなわちセグメント数、セグメント長、セグメントの ビットパターンなどの情報を保持している。制御ユニットの入力端314は出力 端307から送られてきた値と所定の閾値とを比較するために加算器の入力端3 07に接続される。なお、この閾値は最後に加算器に入力された相関値に関わる セグメントに属する。第1のセグメントS1が制御ユニットに入力、受容される 前は、出力端315は信号LD1によってアクティブに保たれている。出力端3 15はメモリ入力端316に接続されているが、この出力端がアクティブのとき 、相関値は加算されずに直接メモリに入力される。信号LD1は相関値とメモリ 保存値との加算が不要なときに利用される。入力端314上の値が閾値を超えな い とき、信号LD1はアクティブに保持される。これは、相関器300から次に入 力される相関値でメモリ保存値が上書きされることを意味する。タイマ319の 入力端320には、制御ユニット311から信号LD3が入力され、この信号に よって、次に到達するセグメントの長さに比例する大きさを持つ所定のタイマ初 期値が起動する。例えば、次に到達するセグメントが30ビットセグメントであ れば、タイマ319には30がセットされる。タイマ入力端321に接続された 制御ユニット出力端323(DN3)がアクティブになり、それと同時に中央ク ロックからクロックパルス端縁が入力される度に、初期値は1づつ減数しながら ゼロまでカウントダウンされる。次の相関値がメモリ保存値に加算されるべきと き、つまり、タイマがゼロに達した後で最新の相関値がその対応閾値と比較され るとき、タイマ319は出力端324を介して信号Zを制御ユニットに入力する 。受信セグメント全体が相関器のシフトレジスタ内でシフトされたとき、次に到 達するセグメントの相関値が最大値になるはずであるので、セグメントのシフト 期間中はその他の相関値は無視し、セグメントの相関値が最大になるまで待機し て次に到達するセグメントの相関値をメモリ保存値に加算する。制御ユニット3 11の入力端325には、タイマの出力端324から信号Sが入力され、信号Z によって、制御ユニット出力端322からメモリ入力端318へ信号ACC1が 送出される。この信号ACC1が発生すると、加算器304内で加算動作が開始 され、その後、制御ユニット311の入力端314上の値と制御ユニットに保存 されていた対応閾値との比較動作が開始される。この比較動作の後、制御ユニッ ト311によって三種類の決定が可能である。1)値が対応閾値を超え、最終セ グメントが受信完了の場合、制御ユニット311の出力端313から同期時間パ ルス信号Ts、出力端315から信号LD1、出力端312から第1のセグメン トの相関係数がそれぞれ発生する。2)値が対応閾値を超えたが、まだ最終セグ メントが受信されていない場合、制御ユニット311は次に到達するセグメント の相関係数を出力端312に出力し、タイマは次に到達するセグメントの長さで 起動される。3)値が対応閾値を超えない場合、制御ユニット311の出力端3 15から信号LD1、出力端312から第1のセグメントS1の相関係数がそれ ぞれ出力される。メモリ308の入力端316には信号LD1が入力され、その 結 果、相関値がメモリの保存値に加算されることなく直接的に入力端310からメ モリ308に入力される。メモリ308には、信号ACC1も入力され、この信 号によって、相関値とメモリ保存値の加算が加算器304内で開始され、その結 果がメモリに保存される。与えられた相関値または複数の相関値の和が対応閾値 を超えるか、等しい場合もある。基本的なことは、相関値または相関値の総和に 関わる閾値に対応することである。 図5bは受信ディジタル系列の構成、図5aは対応のディジタル系列を示す。 ここでは、図5bのディジタル系列が受信され、図5aのような既知ディジタル 系列を待っている状況を詳細に説明する。図5aに示すディジタル系列を同期用 として使用する場合、セグメント長が7ビットであるから、相関器300の長さ はL=7になる。ここでセグメントS1の閾値がTV1=3に設定されていると すれば、セグメントS2の閾値はTV2=4、セグメントS3の閾値はTV3= 7、セグメントS4の閾値はTV4=9となる。このような閾値TV1、TV2 、TV3、TV4を選択することは、ある閾値を超えるためには、閾値が以前の 相関値に依存することを意味することになる。これを以下に説明する。相関器は 図5aのセグメントS1に対する相関係数(C0、C1、C2、C3、C4、C5、C7 )=(+1、+1、−1、−1、+1、+1、+1)を受け取った後、第1の セグメントを待つ。制御ユニット311の出力端315はアクティブである。こ れは相関値がメモリ308に直接入力され、制御ユニット311で比較されるこ とを意味する。第1セグメントにC3のみがエラーになるので、図5bに示す受 信ディジタル系列の第1セグメントS1全体が相関器内でシフトされるまで、出 力信号303の値は5、すなわちS1に対する閾値より高いS1の相関値a1= 5に達しない。相関器出力信号303が第1セグメントS1の閾値より高いこと が制御ユニット311内で判明すると、制御ユニットは信号LD3をタイマ31 9に送り、上述のタイマ初期値の入力が開始される。一般的に、タイマ初期値は 、次に到達するセグメントの長さに依存して個々に異なる。ここに記述する実施 例では、すべてのセグメントは長さが7であり、タイマ初期値も7になっている 。制御ユニット311はS2(図5a参照)に対する新しい相関係数を相関器の 入力端302へ送出する。制御ユニットの出力端DN3がアクティブになり、 それと同時に中央クロックからクロックパルス端縁が入力される度に、タイマ3 19は1づつカウントダウンする。タイマがゼロに達したとき、すなわちS2に 対する相関器出力信号303が最高値に達したとき、タイマ319から信号Sが 制御ユニット311に送られる。そのとき、メモリ308には制御ユニット31 1から信号ACC1が送られ、それにより、S2に対する相関値a2とメモリ保 存値との加算が開始される。なお、このメモリ保存値は第1セグメントS1の相 関値a1であって、その値は5である。この加算動作は加算器304によって行 われるが、図5bのS2に3つのエラービットが含まれていて相関値a2が1に 等しくなるので、加算結果はa1+a2=6である。この値a1+a2=6はメ モリ308に保存される。S2に対する閾値TV2は4となり、これは、S2が 受信済みであってS3の長さに対応する初期値がタイマ319に入力されること を意味する。次に、S3に対する相関値a3と、メモリ保存値a1+a2すなわ ち6との加算が行われる。この加算結果はa1+a2+a3=9であって、S3 に対する相関値TV3より大きくなる。次に、S4に対する相関値a4すなわち 1と、メモリ保存値すなわち9との加算が行われ、その結果はa1+a2+a3 +a4=10となって最終セグメントS4の閾値TV4=9より大きくなる。し たがって、制御ユニット311は出力端313から同期時間パルス信号Tsを出 力する。 各セグメントのビットパターンが相等しく、ビットパターンの自己相関性およ び相互相関性が良好な場合、個々のセグメントの自己相関性および相互相関性は 良好であるが、全署名の自己相関性および相互相関性は良くならない。理由は同 期時間パルス信号Tsが1セグメント分以上早めまたは遅めに発生するためと考 えられる。これを次の例で説明する。署名長が150で、それぞれが30ビット からなる5個のセグメントを想定し、同期時間パルス信号が発生するための最終 閾値を110とする。また、第1セグメントはノイズが多く全く受信できず、後 続のセグメントはエラーなしで受信されるものとする。このような場合、第2セ グメントを受信したとき、装置から見れば、それは第1セグメントを受信したこ とになり、また装置が第5セグメントを受信したと認識したとき、それはノイズ である。その結果、受信全体に1セグメント分のずれが生じる。しかし、4セグ メント(第2セグメントから第4セグメントまで)がエラーなしで受信されたこ とにより、和30+30+30+30=120は既に得られたので、同期時間パ ルス信号は発生する。ただし、1セグメントの長さに相当する時間だけの遅延は 生じる。全セグメントが正しく受信されたことを確認するチェックはセグメント レベルでのコーディングによって行なわれ、正しいタイミング、すなわち系列の 最終セグメントが検出された時点で同期時間パルス信号が得られる。セグメント コーディングは、1個以上のセグメントを他のセグメントの反転とすることによ って実行され、これによって、セグメントレベルではあるが、もう一つの相関が 得られる。上記セグメントコーディングの一例を図7に示す。 図9は送受信機の同期用として、同一パターンの反転および非反転で形成され た既知のディジタルセグメントを受信する発明装置の実施例を示す。図9の装置 が図3の装置と異なる点は、相関器300と加算器304の間に乗算器900を 設けたことと、同一の相関係数が全セグメントに共用されるため、制御ユニット 311が相関器300に接続されないことである。相関器300において非反転 セグメント用の相関係数と反転セグメントとの相関が求められる場合、非反転セ グメントと絶対値の等しい負の値を持つ出力信号が得られる。制御ユニットの出 力端902は乗算器の入力端901に接続される。制御ユニット311から+1 および−1が正の相関値を与えるような順序で乗算器900に入力される。反転 セグメントの相関を求めるときは、制御ユニットから乗算器へ−1が入力され、 その結果、反転セグメントについて正の相関値が得られる。一方、非反転セグメ ントの相関を求めるときは、制御ユニットから乗算器へ+1が入力される。セグ メントがエラー状態で受信された場合は、乗算器の下流で負の相関値が得られる 。乗算器900の下流で相関値が負になると、メモリ308に保存されている値 に負の相関値が加算される結果、総和が以前の保存値より小さくなるので、新規 の検出過程が開始されることになる。これは、相関値の総計は対応閾値を超えな いことを意味し、したがって、検出過程はセグメントS1から再開される。上述 以外の面では、図9の装置は図3の装置と同様に機能する。制御ユニットは、各 セグメントがどの閾値を超えるか、各セグメントが+1と−1のいずれに関連す るのか、という情報を持っている。この乗算器を用いてセグメント相関器が得ら れ る。 図10に、発明の装置の一部を別の実施例で示す。この装置は同時に署名を受 信するために特定数のカウンタ、メモリ、タイマを備えている。カウンタ、メモ リ、タイマが各1個づつの場合、送信機から送られる署名を見落とすことがある 。その理由は、セグメントS1が受容されたとき、装置は「受動的」、すなわち S2を待つ状態であり、他の署名を検出できないかも知れないからである。例え ば、ノイズが原因でセグメントS1が受信済みという誤った判断がなされた状態 で装置の「受動的期間」中に正しい署名が到着した場合、装置は誤った署名を受 けてセグメントS2を待っているので正しい信号を受信することができない。次 に、カウンタ、メモリ、タイマを数個づつ設けた場合、数個の署名を同時に処理 することが可能である。カウンタ、メモリ、タイマを数個づつ使用すると、失敗 警告によるセグメント喪失を伴わずに、第1セグメントS1に対する閾値を低く 設定することが可能である。図10に示す装置はユニット1000を1個と、メ モリ308、加算器304、インバータ900をそれぞれ所定の個数と、全タイ マ群319を含むタイマユニット1001を1個有する。信号設定は前述のもの と同様であって、その原理も同じであるが、各種メモリ、インバータ、加算器、 タイマへの信号入力は、アドレスバス1002上に送出される各アドレスにした がって開始される。しかし、図には新しい信号RESET3が示されており、こ れは受信した署名が同期時間パルス信号の送出条件を満たすときに発生するグロ ーバルリセット信号である。 本発明装置については図3および図9を用いて前述したが、以下に図11およ び図12を参照しながら、さらに詳細に説明する。 図11には制御ユニット311、タイマ319、メモリ308、加算器304 が詳細なブロック図で示されている。相関器は除外されているが、図11は図3 の装置の詳細ブロック図である。制御ユニット311は、有限状態機械1102 に出力信号Cを供給する比較器1100を備えている。この出力信号Cは、入力 信号Xすなわち加算器出力信号と入力信号Yすなわち対応閾値との比に依存する 。この閾値1107は制御ユニット311内のレジスタ1101から供給される 。制御ユニット311はさらに、カウンタ1103を備えており、このカウンタ 1 103の入力端UP2に接続された有限状態機械の出力端UP2は、このカウン タに中央クロックからクロックパルス端縁が入力されると同時にアクティブにな り、出力端UP2がアクティブになる度にカウンタ1103はカウントアップす る。出力端UP2は各セグメントが受容されるたびにアクティブになる。カウン タ1103はセグメント番号1109をレジスタ1101および有限状態機械1 102に供給し、それにより、レジスタ1101および有限状態機械1102は 処理中のセグメントを認識することができる。有限状態機械は、組合せネットワ ーク(すなわちNOT−AND論理ゲートおよびNOT−OR論理ゲート)また は、送出すべき制御信号を判別するためのROMメモリを用いて構成することが できる。この判別は入力信号C、Zおよびセグメント数の各値にしたがって行な われる。タイマ319はカウンタ1104と少なくとも1個のレジスタ1105 を含んでいる。レジスタ1105はカウンタの初期値を保持しており、有限状態 機械から信号LD3が発生したとき、この初期値はカウンタ1104に入力され る。カウンタ1104は有限状態機械1102からの信号DN3にしたがってゼ ロまでカウントダウンし、ゼロになった時点で、信号Zを上記有限状態機械に送 る。その時、有限状態機械からメモリ308に信号ACC1が供給され、メモリ 保存値と閾値の加算が行なわれる。比較結果によっては、別の信号が有限状態機 械から出力される。条件X>Yが満たされるとき、信号UP2が発生し、それに よってカウンタが1だけ増数され、カウンタの新しい値は次に到達するセグメン トの番号になる。カウンタ1103はそのセグメントを次の相関および比較の対 象として認識する。レジスタ1101に記憶された新しい相関係数1108はカ ウンタ1103の増数時に相関器に入力される。信号LD3はまた、制御ユニッ トからカウンタ1105に入力され、それによってカウンタ1104が新しい初 期値に設定される。条件X>Yが満たされない場合は、信号RESET2によっ てカウンタ1103はゼロに設定される。信号LD2は有限状態機械1102か らメモリに入力され、相関値がメモリに直接的に入力される。第1セグメントS 1が検出されるときは、信号LD1が使われる。最終セグメントの相関時にX> Yが満たされれば、同期時間パルス信号Tsが発生する。加算器304とメモリ 308は共にアキュムレータ1106に内蔵される。 図12は図9の実施例に含まれる制御ユニット311の実施例を示す。図11 の実施例と図12の実施例の違いは、レジスタ1101がインバータ900の反 転係数1200を保持することである。それにより、加算器304において常に 正の相関値が得られる。この実施例でも、同様の反転セグメントが採用されるの で、制御ユニット311から新しい相関係数を供給する必要はない。 受信機から見て既知の系列をセグメントの相関に基づいて検出する際に図3の 装置によって実行される手順を図8のフローチャートに示す。まず、ステップ8 00において、第1の既知セグメントに対応する相関係数C0、C1、C2、・・ ・、CLS-1が所定の値で相関器に設定される。次にステップ801において、第 1セグメント500と受信系列との相関が求められる。ステップ802において 、第1セグメントS1の相関値a1がメモリ308に保存される。ステップ80 3において、相関値a1と第1セグメントS1に対応する閾値TV1の間の相関 が求められる。相関値a1が閾値TV1を超えない場合、NOと判定され、これ は第1の既知セグメントS1がまだ受信されていないと判断するもので、同じ相 関係数を用いてステップ801が繰り返され、あらためて第1セグメントS1の 探索が行なわれる。一方、相関値a1が閾値TV1を超えた場合は、YESと判 定され、これは第1セグメントS1が受信されたと判断するもので、ステップ8 04において、タイマ319が時間t1aに設定される。この時間t1aは第2 セグメントS2の相関値a2が最大値に達すると想定される時間であり、その後 、相関値a2はメモリに保存されている相関値a1と加算される。第2セグメン トの相関値が最大値に達すると想定される時間t1aは、第2セグメント501 が全体として完全にシフトレジスタ200内にシフトされる時間とする。ステッ プ805において、第2の既知セグメントS2の相関係数が相関器に入力される 。ステップ806は受動的な手順であり、第2セグメントの相関値a2とメモリ 308の値a1との加算を指示する信号がタイマ319から発生するのを待つ。 ステップ807において、第2セグメントS2の相関値a2がメモリ308内の 値a1に加算される。次に、ステップ808において、和a1+a2がメモリに 保存される。ステップ809において、加算結果の和a1+a2の比較が行なわ れる。ここで和a1+a2が第2セグメントS2に対応する閾値TV2を超えな いと判断されると、判定はNOとなり、手順はステップ800に戻る。一方、和 a1+a2が第2セグメントS2に対応する閾値TV2を超えたと判断されると 、判定はYESとなり、ステップ810において、既知のディジタル系列の全セ グメントが受信されたことを確認するためのチェックが行なわれる。全セグメン トの受信が完了していなければ、判定はNOとなり、手順はステップ804に戻 る。ステップ804からステップ810までの手順は、セグメントの相関値am の和a1+a2・・・+a1+amとその時点でのメモリ保存値a1+a2・・ ・+a1との和がそのセグメントに対応する閾値TMm超えている条件において 繰り返される。全セグメントが受信済みであれば、判定はYESとなり、ステッ プ809において、各閾値TV1、・・・、Vnの方が小さくなり、既知のディ ジタル系列すなわち署名が受信されたものと判断される。そして、ステップ81 1において、送信機100と受信機103とを同期させるための同期時間パルス 信号Tsが発生する。これで手順が完了し、ステップ800に戻って新しい署名 を待つ。なお、文字A、B、Cはフローチャートにおける対応点を明示する目的 でのみ使用した。 図9の装置による署名受信方法を図13に示す。まず、ステップ801におい て、セグメントS1の相関を求め、ステップ1300において、相関値a1と+ 1か−1、いずれか正の相関値を与える方との乗算を行う。ステップ802にお いて、乗算結果はメモリ308に保存される。ステップ801、ステップ130 0、ステップ802は、ステップ803でチェックしながら第1セグメントに対 応する閾値を超えない各セグメントに対して繰り返される。セグメントS1を受 信したと判断されるとき、つまり、相関値a1が第1セグメントに対応する閾値 TV1を超えたとき、ステップ804において、タイマが時間t1aに対応する 値に設定される。この時間t1aはセグメントS2の相関値a2と係数+1また は−1との積がセグメントS1の相関値a1に加算されるべき時間とする。ステ ップ806において、装置は相関値a2が得られるのを待つ。セグメントS2の 相関値a2が得られると、ステップ1301において、その相関値と+1または −1との乗算を行う。ステップ807において、乗算の積はメモリ308内の値 a1に加算され、ステップ808において、上記加算結果としての和a1+a2 がメモリ308に保存される。ステップ809において、上記和a1+a2を比 較することによって、前記和が第2セグメントに対応する閾値TV2を超えたか 否かが確認される。判定がNOであれば閾値の方が大きいことになり、手順はス テップ801に戻る。判定がYESであれば、ステップ810において、全セグ メントの受信が完了したことを確認するためのチックが行なわれる。全セグメン トの受信が完了していなければ、判定はNOとなり、ステップ804に戻る。全 セグメントの受信が完了してステップ810で判定がYESになり、ステップ8 09で受信完了が確認されるまで、ステップ803、806、1301、807 、808、809、810が実行される。その結果、ステップ811において同 期時間パルス信号Tsが発生し、これで検出手順が完了する。その後、ステップ 801に戻って新しい署名を待つ。 図10の装置による手順を以下に図14を参照しながら簡単に説明する。図1 0の装置はカウンタ、タイマ、メモリを数個づつ含んでいる。図14において、 各種カウンタ、タイマ、メモリの各状態は2種類の異なる状態すなわち「セグメ ントS1待ち」と「次のセグメント待ち」で記号化されている。「セグメントS 1待ち」の各カウンタ、タイマ、メモリは署名検出用として自由に使うことがで きる。各1個づつのカウンタ、タイマ、メモリは検出用に割り当てられるときに 「次のセグメント待ち」に切替わる。この状態になるのは、最初の相関値a1が 最初の閾値TV1を越えたときである。「次のセグメント待ち」の状態にある各 カウンタ、タイマ、メモリは、署名が検出されたときに「セグメントS1待ち」 に切替わる。前回の検出過程で閾値の方が低くなければ、その検出過程で使用さ れていた各カウンタ、タイマ、メモリは「次のセグメント待ち」状態から「セグ メントS1待ち」状態に切替わり、そして新規の検出に利用することができる。 以上は図13にしたがって記述した手順と基本的に同じであるが、複数回の署名 の検出が同時に実行可能なところが異なる。これはセグメントの反転を利用する かしないかに関わらず可能である。ブロック801〜ブロック811に関しては 、図8〜図13を参照されたい。ステップ1400では、タイマがダウンカウン トしてゼロに達しているか否かを判断し、YESと判断されれば相関値が加算さ れる。ステップ1401ではタイマがアイドルすなわち新規の署名検出に使用可 能 であることを示し、また、ステップ1402では、同期時間パルス信号Ts発生 後すべてのタイマがゼロ設定すなわちクリアされたことを示す。 上記では各閾値との比較を行う前にメモリに値が入力されるとしたが、これは 必要条件ではない。しかし,上記手順によれば、まず閾値との比較を行い、その 結果、閾値の方が低ければそれをメモリに入れるだけで良いので少ないステップ 数で足りる。また、この手順は電力消費が低い。 上述の装置および手順では、受信ビット流に含まれる個々のサンプリング点に は触れなかった。しかし、実際には、各ビットはそれぞれの形式を持つので、サ ンプリングはビット流の各ビットの中央で行うことが好ましい。上記相関器を用 いた応用でのサンプリング時間は不明である。したがって、ビット流内の種々の サンプリング点で相関を求めることが好ましい。最良のサンプリング点を得るに は通常、受信系列に対してK回(K=4〜6)の重複サンプルを行う。図5は、 各ビットにつき、上述のような1回ではなく4回(K=4)相関を求める相関器 を示している。遅延ユニット220、221、222、223はシフトレジスタ 200の各出力端間で4段構成になっており、これは系列内の各ビットに4回づ つ相関係数C0、C1、・・・、CLS-1を乗算することを意味する。図15に示 す相関器は、図3の相関器のような逐次相関器の一部であって、すべてが、より 高速に4回実行される。図15には新しい遅延ユニットが示されている。タイマ ユニット1001に含まれる各タイマは、ビット相およびサンプリング相用とし て、それぞれ異なる時間基準を備えている。 また、異なるサンプリング点で相関を求めるためにK個の相関器を使用するこ とが可能である。その場合、各相関器は普通の符号速度で動作させる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年5月29日(1998.5.29) 【補正内容】 請求の範囲 1.同期受信において既知のディジタル系列を用いて符号系列(SS、図1) を検出する方法にして、 a)既知のディジタル系列を少なくとも2個の別々のセグメント(S1、S2 、...)に分割する工程と、 b)前記セグメントに等しい個数の特定の閾値(TV1、TV2、...)を 割り当てる工程と、 c)第1相関値(a1)を得るため、前記受信系列(SS)と既知のディジタ ル系列の第1セグメント(Sl)との相関を求める工程(801)と、 d)前記第1相関値(a1)を保存する工程(802)と、 e)第2の相関値(a2)を得るため、前記受信符号系列(SS)と既知のデ ィジタル系列系列の第2セグメント(S2)との相関を求める工程と、 f)第1の総和(a1+a2)を得るため、前記保存された第1相関値(a1 )に前記第2相関値(a2)を加算する工程(807)と、 g)前記第1の総和(a1+a2)を前記閾値の内の2番目(TV2)と比較 する工程(809) とを含み、前記総和が前記第2閾値を超えたとき、前記符号系列の受信完了の表 示が得られる前記方法であって、 − 前記第1相関値(a1)前記閾値の1番目(TVI)を超えたときのみ、 工程d)にしたがってその相関値を保存すると共に、相関器からの第2セ グメント(SS2)出力信号がその最高値に達すると予測される第1の時 間(t1a)が第2セグメントの長さに応じて設定されることと、 − 前記第1の時間(t1a)に前記受信符号系列(SS)と既知のディジタ ル系列の第2セグメント(S2)との相関が工程e)にしたがって求めら れること とを特徴とする前記方法。 2.請求項1において、前記既知ディジタル系列が3個以上のセグメント(S 1、S2、S3、S4、...)に分割され、 − 少なくとも前記値が前記第2閾値(TV2)の閾値を超えたとき前記第1 の総和(a1+a2)を保存するとともに、工程d)を反復すること、 − 第3セグメントの長さに応じて第2の時間(t2a)の設定を反復するこ と、 − 第3相関値(a3)を得るため、前記第2の時間(t2a)において第3 セグメント(S3)に対して工程e)を反復すること、 − 第2の総和(a1+a2+a3)を得るため、前記第1の総和(a2+a 3)に前記第3相関値(a3)を加算することによって工程f)を反復す ること、 − 前記第2の総和(a1+a2+−a3)および第3の閾値(TV3)に対 して工程g)を反復すること、および − 前記ディジタル系列に含まれる分割セグメント数に対応する回数だけ前記 工程d)、e)、f)、g)を反復すること を特徴とする前記方法。 3.請求項1と請求項2のいずれかにおいて、ディジタル系列の最終セグメン トの相関が得られるまで、工程d)〜工程g)(gを含む)を反復し、最終の総 和(a1+a2+...)が最終閾値を超えたときに同期時間パルス信号(Ts )が発生することを特徴とする前記方法。 4.請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、既知のディジタル系列を互いに 異なる長さのセグメントに分割し、各相関を求める前に新しい相関係数(C0、 C1、C2、...)を割り当てることを特徴とする前記方法。 5.請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、既知のディジタル系列を互いに 異なる長さのセグメントに分割することを特徴とする前記方法。 6.請求項5において、前記各セグメントに異なるビットパターンを割り当て 、各相関を求める前に新しい相関係数(C0、C1、C2、...)を割り当て ること(800、805)を特徴とする前記方法。 7.請求項5において、前記各セグメントに同一のビットパターンを割り当て ることを特徴とする前記方法。 8.請求項5において、特定のセグメント列を得るために、何個かのセグメン トに一定のビットパターンを割り当て、その反転パターンを残りのセグメントに 割り当てることを特徴とする前記方法。 9.請求項5〜請求項8のいずれかにおいて、セグメント列が、いわゆる最大 長コードであることを特徴とする前記方法。 10.請求項5〜請求項8のいずれかにおいて、セグメント列が、いわゆるゴ ールド(Gold)系列であることを特徴とする前記方法。 11.請求項5〜請求項8のいずれかにおいて、セグメント列が、いわゆるバ ーカー(Barker)系列であることを特徴とする前記方法。 12.請求項7〜請求項11のいずれかにおいて、少なくとも第1相関値(a 1)が前記閾値のうちの第1閾値(TV1)を超えたときに、工程c)および工 程e)にしたがって既に相関計算の開始されている受信符号系列(SS)の部分 より後で受信された部分に対して工程c)および工程e)にしたがって新たに相 関を求める工程が含まれ、そこで得られた相関値(b2、b2、b3、...) は工程d)および工程f)で保存、加算され、前記時間設定の後、工程g)にし たがって各閾値(TV1、TV2、...)と比較されることにより、先に検出 された偽の符号系列に続いて受信される真の符号系列に注意が払われることを特 徴とする前記方法。 13.請求項12において、同期時間パルスの発生後に少なくとも1個のタイ マがゼロ設定(1402)されることを特徴とする前記方法。 14.前記請求項のいずれかにおいて、セグメントのビットパターンが、いわ ゆる最大長コードであることを特徴とする前記方法。 15.前記請求項のいずれかにおいて、セグメントのビットパターンが、いわ ゆるゴールド(Gold)系列であることを特徴とする前記方法。 16.前記請求項のいずれかにおいて、セグメントのビットパターンが、いわ ゆるバーカー(Barker)系列であることを特徴とする前記方法。 17.同期受信において既知のディジタル系列を用いて符号系列(SS)を検 出する装置にして、 − 第1および第2の相関値(a1、a2)を得るため、前記受信系列(SS )と既知のディジタル系列のセグメント(S1、S2)との相関を求める た めの少なくとも1個の相関器(300)と、 − 前記第1相関値(a1)を保存する少なくとも1個のメモリ(308)と 、 − 第1の総和(a1+a2)を得るため、前記保存された相関値(a1)に 第2相関値(a2)を加算する少なくとも1個の加算器(304)と、 − 第1の総和(a1+a2)を前記閾値の内の2番目(TV2)と比較する 制御ユニット(311) とを有し、前記第1の総和(a1+a2)が前記第2閾値(TV2)を超えたと き、前記符号系列の受信完了の表示が得られるように構成した前記装置であって 、 − さらに、相関器(300)からの第2セグメント(S2)出力信号がその 最高値に達すると予測される時間(t1a)を設定するために少なくとも 1個のタイマ(319)が設けられることと、 − 第1相関値(a1)と前記閾値の1番目(TV1)との比較が前記制御ユ ニット(311)によって行なわれ、前記第l相関値(a1)が閾値の1 番目(TV1)を超えた時にのみ制御ユニット(311)によって、第1 相関値(a1)がメモリ(308)に保存されると共にタイマ(319) が前記時間(t1a)に設定されること とを特徴とする前記装置。 18.請求項17において、 − 前記第1および第2の相関値(a1、a2)が得られた後、受信符号系列 (SS)と既知のディジタル系列の各セグメント(S3、S4、...) との相関が前記相関器(300)によって求められ、それによって、第3 および第3の相関値(a3、a4、...)が得られること、 − 少なくとも総和が前記閾値(TV2、TV3、TV4、...)を超えた とき、前記相関値の総和(a1+a2、a2+a3、a1+a2+a3+ a4、...)が前記メモリ(308)に保存されること、 − 前記相関値(a3、a4、...)と前記保存された総和(a1+a2、 a1+a2+a3、a1+a2+a3+a4、...)が前記加算器(3 04)によって加算されることにより、新しい総和(a1+a2+a3、 a1+a2+a3+a4、...)が得られ、その総和が前記メモリ(3 08)に保存されること、 − 一定の時間(t3a,,t4a、...)を設定するために少なくとも1 個のタイマ(319)が設けられること、および − 前記タイマの設定を行うと共に、前記の新しい総和(a1+a2+a3、 a1+a2+a3+a4、...)を前記閾値(TV3、TV4、... )と比較するために制御ユニット(311)が設けられ、それぞれの総和 (a1+a2+a3、a1+a2+a3+a4、...)が各閾値(TV 3、TV4、...)を超えたときに、前記符号系列(SS)の受信完了 の表示が得られること を特徴とする前記装置。 19.請求項18において、各相関を求める前に新しい相関係数(C0、C1 、C2、...)が制御ユニット(311)によって割り当てられることを特徴 とする前記装置。 20.請求項17〜請求項19のいずれかにおいて、相関値(a1、a2、. ..)と特定の係数との乗算用の乗算器によってセグメント相関器が形成される ことを特徴とする前記装置。 21.請求項17〜請求項20のいずれかにおいて、加算器・メモリ・乗算器 ユニット(1000)およびタイマユニット(1001)の支援によって各符号 系列の相関が同時に求められ、また、アドレスバス(1102)を設けることに より、制御ユニット(311)から出力されるアドレスでアクティブなユニット を選択し得ることを特徴とする前記装置。 22.請求項21において、符号系列が検出されたとき、タイマユニット(1 001)内の少なくとも1個のタイマが機能ユニット(311)によってゼロ設 定されることを特徴とする前記装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU 【要約の続き】 名が受信されなかったものとして、あらためて第1セグ メントの検出が開始される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同期受信において既知のディジタル系列を用いて符号系列(SS、図1) を検出する方法であって、 a)既知のディジタル系列を少なくとも2個の別々のセグメント(S1、S2 、・・)に分割する工程と、 b)前記セグメントに等しい個数の特定の閾値(TV1、TV2、・・)を割 り当てる工程と、 c)第1相関値(a1)を得るため、前記受信系列(SS)と既知のディジタ ル系列の第1セグメント(S1)との相関を求める工程(801)と、 d)少なくとも前記値が前記閾値のうちの1番目(TV1)を超えたとき前記 第1相関値を保存する工程(802)と、 e)第2セグメントの長さに応じて第1の時間(t1a)を設定する工程(8 04)と、 f)第2の相関値(a2)を得るため、前記第1の時間における前記受信符号 系列(SS)と既知のディジタル系列系列の第2セグメント(S2)との 相関を求める工程と、 g)第1の総和(a1+a2)を得るため、前記保存された第1相関値(a1 )に前記第2相関値(a2)を加算する工程(807)と、 h)前記第1の総和(a1+a2)を前記閾値の内の2番目(TV2)と比較 する工程(809) とを有すること、および、前記総和が前記第2閾値(TV2)を超えたとき、前 記符号系列の受信完了の表示が得られることを特徴とする前記方法。 2.請求項1において、前記既知ディジタル系列が3個以上のセグメント(S 1、S2、S3、S4、...)に分割され、 − 少なくとも前記値が前記第2閾値(TV2)の閾値を超えたとき前記第1の 総和(a1+a2)を保存するとともに、工程d)を反復すること、 − 第3セグメントの長さに応じて第2の時間(t2a)を設定することによっ て、工程e)を反復すること、 − 第3相関値(a3)を得るため、前記第2の時間において第3セグメント (S3)に対して工程f)を反復すること、 − 第2の総和(a1+a2+a3)を得るため、前記第1の総和(a1+a2 )に前記第3相関値(a3)を加算することによって工程g)を反復するこ と、 − 前記第2の総和(a1+a2+a3)および第3の閾値(TV3)に対して 工程h)を反復すること、および − 前記ディジタル系列に含まれる分割セグメント数に対応する回数だけ前記工 程d)、e)、f)、g)、h)を反復すること を特徴とする前記方法。 3.請求項1と請求項2のいずれかにおいて、ディジタル系列の最終セグメン トの相関が得られるまで工程d)〜工程h)(hを含む)を反復し、最終の総和 (a1+a2+...)が最終閾値を超えたときに同期時間パルス信号(Ts) が発生することを特徴とする前記方法。 4.請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、既知のディジタル系列を互いに 異なる長さのセグメントに分割し、各相関を求める前に新しい相関係数(C0、 C1、C2、...)を割り当てることを特徴とする前記方法。 5.請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、既知のディジタル系列を互いに 異なる長さのセグメントに分割することを特徴とする前記方法。 6.請求項5において、前記各セグメントに異なるビットパターンを割り当て 、各相関を求める前に新しい相関係数(C0、C1、C2、...)を割り当てる こと(800、805)を特徴とする前記方法。 7.請求項5において、前記各セグメントに同一のビットパターンを割り当て ることを特徴とする前記方法。 8.請求項5において、特定のセグメント列を得るために、何個かのセグメン トに一定のビットパターンを割り当て、その反転パターンを残りのセグメントに 割り当てることを特徴とする前記方法。 9.請求項8において、セグメント列が、いわゆる最大長コードであることを 特徴とする前記方法。 10.請求項8において、セグメント列が、いわゆるゴールド(Gold)系 列であることを特徴とする前記方法。 11.請求項8において、セグメント列が、いわゆるバーカー(Barker 系列であることを特徴とする前記方法。 12.請求項7〜請求項11のいずれかにおいて、少なくとも第1相関値(a 1)が前記閾値のうちの第1閾値(TV1)を超えたときに、工程c)および工 程f)にしたがって既に相関計算の開始されている受信符号系列の部分より後で 受信された部分に対して工程c)および工程f)にしたがって新たに相関を求め る工程が含まれ、そこで得られた相関値(b2、b2、b3、...)は工程d および工程g)で保存、加算され、工程e)による前記時間設定の後、工程h) にしたがって各閾値(TV1、TV2、...)と比較されることにより、先に 検出された偽の符号系列に続いて受信される真の符号系列に注意が払われること を特徴とする前記方法。 13.請求項12において、同期時間パルスの発生後に少なくとも1個のタイ マがゼロ設定(1402)されることを特徴とする前記方法。 14.前記請求項のいずれかにおいて、セグメントのビットパターンが、いわ ゆる最大長コードであることを特徴とする前記方法。 15.前記請求項のいずれかにおいて、セグメントのビットパターンが、いわ ゆるゴールド(Gold)系列であることを特徴とする前記方法。 16.前記請求項のいずれかにおいて、セグメントのビットパターンが、いわ ゆるバーカー(Barker)系列であることを特徴とする前記方法。 17.同期受信において既知のディジタル系列を用いて符号系列(SS)を検 出する装置であって、 − 第1および第2の相関値(a1、a2)を得るため、前記受信系列(SS) と既知のディジタル系列のセグメント(S1、S2)との相関を求めるための少 なくとも1個の相関器(300)と、 − 少なくとも前記相関値が第1の閾値(TV1)を超えたとき第1相関値(a 1)を保存する少なくとも1個のメモリ(308)と、 − 第1の総和(a1+a2)を得るため、前記保存された相関値(a1)に第 2相関値(a2)を加算する少なくとも1個の加算器(304)と、 − 一定の時間を設定する少なくとも1個のタイマ(319)と、 − 前記タイマを設定するために前記第1相関値(a1)を前記閾値の1番目 (TV1)と比較し、さらに第1の総和(a1+a2)を前記閾値の内の2 番目(TV2)と比較する機能を持つ制御ユニット(311) とを有し、前記第1の総和(a1+a2)が前記第2閾値(TV2)を超えたと き、前記符号系列の受信完了の表示が得られることを特徴とする前記装置。 18.請求項17において、 − 前記第1および第2の相関値(a1、a2)が得られた後、受信符号系列 (SS)と既知のディジタル系列の各セグメント(S3、S4、...)と の相関が前記相関器(300)によって求められ、それによって、第3およ び第4の相関値(a3、a4)が得られること、 − 少なくとも総和が前記閾値(TV2、TV3、TV4、...)を超えたと き、前記相関値の総和(a1+a2、a2+a3、a1+a2+a3+a4 、...)が前記メモリ(308)に保存されること、 − 前記加算器(304)が前記相関値(a3、a4,,...)を前記保存さ れた総和(a1+a2、a1+a2+a3、a1+a2+a3+a4、.. .)に加算することにより、新しい総和(a1+a2+a3、a1+a2+ a3+a4、...)が得られ、その総和が前記メモリ(308)に保存さ れること、 − 一定の時間(t3a、t4a、...)を設定するために少なくとも1個の タイマ(319)が設けられること、および − 前記タイマの設定を行うと共に、前記の新しい総和(a1+a2+a3、a 1+a2+a3+a4、...)を前記閾値(TV3、TV4、...)と 比較するために制御ユニット(311)が設けられ、それぞれの総和(a1 +a2+a3、a1+a2+a3+a4、...)が各閾値(TV3、TV 4、...)を超えたときに、前記符号系列の受信完了の表示が得られるこ と を特徴とする前記装置。 19.請求項18において、各相関を求める前に新しい相関係数(C0、C1、 C2、...)が制御ユニット(311)によって割り当てられることを特徴と する前記装置。 20.請求項17〜請求項19のいずれかにおいて、相関値(a1、a2、. ..)と特定の係数との乗算用の乗算器によってセグメント相関器が形成される ことを特徴とする前記装置。 21.請求項17〜請求項20のいずれかにおいて、加算器・メモリ・乗算器 ユニット(1000)およびタイマユニット(1001)の支援によって各符号 系列の相関を同時に求め、また、アドレスバス(1102)を設けることにより 、制御ユニット(311)から出力されるアドレスでアクティブなユニットを選 択し得ることを特徴とする前記装置。 22.請求項21において、符号系列が検出されたとき、タイマユニット(1 001)内の少なくとも1個のタイマが機能ユニット(311)によってゼロに 設定されることを特徴とする前記装置。
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