JP2000506806A - インデックス機能とコントロールピボット機能を持つ外部ミラー - Google Patents

インデックス機能とコントロールピボット機能を持つ外部ミラー

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JP2000506806A
JP2000506806A JP9531817A JP53181797A JP2000506806A JP 2000506806 A JP2000506806 A JP 2000506806A JP 9531817 A JP9531817 A JP 9531817A JP 53181797 A JP53181797 A JP 53181797A JP 2000506806 A JP2000506806 A JP 2000506806A
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ボディー、イアン
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ディー. フット、キース
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ロウェル エンジニアリング コーポレイション
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ばね付勢式ピボットコントロールシステム(96)が、ピボットアセンブリの可動管状部材と支持アセンブリの間に配置されていて、可動管状部材の、したがってこれと接続されているハウジングアセンブリのピボット運動に対してコントロール抵抗を与えるようになっている。ばね付勢式インデックスシステム(76)が運動伝達部材と可動管状部材の間に配置されていて、(1)運動伝達部材の運動を動力によって可動管状部材に伝達し、これによって、コントロールシステムがコントロール抵抗を与えている状態で、動作位置と折り曲げ位置の間でハウジングアセンブリを移動させ、また、(2)コントロール抵抗とは独立したような運動に対してインデックスシステムがインデックス抵抗を与えている状態で、動作位置からハウジングアセンブリを移動させるようなどちらの方向にもハウジングアセンブリに印加された望まれない衝撃打撃に応答して運動伝達部材に比べて動作位置から可動管状部材を移動させることを可能とするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 インデックス機能とコントロールピボット機能を持つ外部ミラー 前述の出願の双方に開示されている車両用のミラーアセンブリは、後方方向に 動力移動させて折り曲げ位置に移動したり、後方折り曲げ位置か前方方向の動作 位置から遠ざかる方向かのいずれかに衝撃力移動したりできる単一ピボットタイ プの、外部ドア取付車両ミラーである。 従来技術で今まで提案されてきたこのタイプのミラーアセンブリの多くは、通 常動作位置または使用位置と後方折り曲げ位置の間にある固定サポートに関して 装備された単一のピボット軸の回りにミラーハウジングを移動させる電気モータ ーを含む。一般的には、このタイプのミラーアセンブリはまた、望ましくない衝 撃の打撃に応じて使用位置から前方または後方にハウジングアセンブリを移動さ せる機能を持つ。従来技術で提案されるほとんどのミラーアセンブリにおいてハ ウジングアセンブリが前方折り曲げ位置に移動すると、電気モーターが適切に制 御されて、ミラーハウジングをその通常位置に動力駆動で復帰させることができ る。 可動ハウジングアセンブリを有するミラーアセンブリの必須の機能は、ミラー ハウジングアセンブリをその使用位置に安定的に保持しなければならないという ことである。安定性を確保する一般的な方法は、ばね押圧されたボールを、固定 サポートアセンブリと可動ハウジングアセンブリのいずれかの半球形の凹部中に 保持して、ハウジングアセンブリが使用位置に移動したときに、この保持された ボールを他方のアセンブリの短い半球形凹部内に据えることである。この直接ピ ボットコントロールシステムは、クラッチまたはインデックスシステムと共に、 パワートレイン中に設けられて、非動力移動を可能としている。 また、必要とされる安定性を与えるために受容凹部内にばね押圧されたボール を配することによって、ミラーハウジングをその使用位置からその後方折り曲げ 位置に動力駆動で移動させる際に比較的に高い抵抗が発生する。この高い抵抗に よって、より強力なモーターが必要となり、モーターのために位置応答制御を行 なう必要性が生じた。 コスト有効度が良いことがあらゆる自動式部品の必須の特性である。位置検知 性コントロール装置を備えることによって、位置検知性でないコントロール装置 に比べて、アセンブリ内に位置検知素子を正確に位置付けする必要性があるため 組立コストが増大する。例えば、日本特許公告公報第63−173745号には 、モーターコントロール装置がモーター回路の電流または電圧の電気的変化を検 知し、これによってアセンブリを組み立てる際の正確位置付けコストを解消する 既述のタイプのミラーアセンブリが開示されている。 この第‘745号公報では、ばね押圧されたボールを表面構造上で転がし、こ れによって、使用位置から前方折り曲げ位置よりも使用位置から後方折り曲げ位 置にハウジングアセンブリを移動させる際の抵抗を減少させるようにしている。 したがって、ハウジングアセンブリが使用位置にあるときにボールを短い半球凹 部中に捕捉するのではなく、ボールを2つの角度関連した表面の間に捕捉して、 非常に急峻な傾斜を有する前方折り曲げ位置に向けてボールが移動することを防 止し、また、非常に小さい傾斜を有する後方折り曲げ位置に向けてボールが移動 することを防止するようになっている。 前方折り曲げ位置に向かう方向への移動より後方折り曲げ位置に向かう方向へ の移動の方が抵抗が少ないようにすることによって異なる電流値を検知させ、こ れによって、ハウジングアセンブリが、停止する必要がないときに使用位置から 後方折り曲げ位置に向かう動力移動に比べて、動力復帰するときに使用位置を越 えて前方折り曲げ位置に向かおうとする際にこの移動を停止させることができる ようにする必要がある。 米国特許第、4,981,349号には、後方折り曲げ位置での小さい傾斜を 数度減少させて傾斜を無くした第‘745号特許の装置を少し変更した例が開示 されている。第’349号特許には6つのそれぞれ異なった実施態様が開示され ているが、そのすべてが、使用位置から後方折り曲げ位置にハウジングアセンブ リを動力移動させるときに、ボールは、無傾斜表面に沿って移動するようにばね 付勢されているという共通点を有する。最後の実施態様以外の実施態様ではすベ て、傾斜表面は、使用位置および後方折り曲げ位置を定める端を有する凹部の底 部となっている。 第1の実施態様では、ハウジングアセンブリが使用位置を越えて前方折り曲げ 位置に移動するときに、ボールは凹部の底部表面から離れて凹部の使用位置端を 上昇移動して、凹部の互いに隣接する端間の高設された水平ランドに到達し、次 に隣接する端間の後方折り曲げ位置を下降移動して再度、凹部の底部表面に到達 する。モーターが、前方折り曲げ位置から使用位置にハウジングアセンブリが復 帰するのに使用されると、逆移動がなされる。凹部の後方折り曲げ位置端はボー ルが復帰運動する際にボールが通過するときに電流が増加する。この電流増加は 、ハウジングアセンブリが後方折り曲げ位置から使用位置にまで正常移動する際 にボールが前方折り曲げ位置端を通過するときに発生する電流増加に等しくなけ れば、モーターがばね付勢力増加に逆らってボールを後方折り曲げ位置にまで横 断させようとするとすぐに、その電流増加を越える。その結果、図1−7に関連 する第‘349号特許のこの最初の実施態様と関連して、一つの位置検知コント ロールシステムが開示されている(図8)。その他の実施態様のすべてにおいて は、完全前方折り曲げ位置からの復帰移動の間でのいかなるピーク抵抗も消去さ れ、その結果、モーター回路電流増加センサーおよびセンサーからモーター回路 電源のコントローラへのフィードバックの利用を開示している。 第‘349号は、ハウジングアセンブリがその使用位置にあって、車両の正常 走行中に発生する衝撃と振動に曝されているときにこれら開示された実施態様が いかにして安定性を提供するかについてはなにも述べていない。サポートアセン ブリから見て使用位置から離れて前方折り曲げ位置に向かう方向にハウジングア センブリの移動に対する直接抵抗は、凹部の使用位置端と係合するばね押圧され たボールによって提供される。反対方向の唯一の直接抵抗は、凹部の無傾斜底部 表面と係合するばね押圧されたボールによって提供される摩擦である。両方の方 向に向かうハウジングアセンブリの移動に対する追加の間接抵抗は、ボールクラ ッチおよび、モーターの運動伝達メカニズムを介してのクラッチの結合によって 提供される。しかしながら、この抵抗の有効度は、運動伝達アセンブリのギヤに 存在するバックラッシュ運動の影響を受ける。この運動伝達アセンブリは、ウォ ームギヤ群の一部を形成するモーターシャフトのウォームギヤを含む。その他の ギアは、スパーギアとかみあっている。 ハウジングアセンブリが後方折り曲げ位置から使用位置に動力によって移動す るときにすべてのギヤのすべてのバックラッシュが取り除かれると仮定すると、 それは、凹部の使用位置の端とボールが係合することによって提供される抵抗に 抗するモーターによって提供される付勢力のためである。モーターのこの付勢力 が電源オフすることによって取り除かれる場合、ウォームギヤ群を逆方向運動さ せないということは、ハウジングアセンブリの移動に対する間接抵抗を安定化力 として利用してギヤのバックラッシュによる制限範囲内のわずかな運動を防止す ることを可能とする唯一の方法である。モーター付勢力が電源オフによって消去 されたら、ウォームギヤ群をなんらバックラッシュの無い逆方向へのロックを行 なって、いかなる運動をも防止しなければならない。逆方向へのロックを行なう 前になんらかのバックラッシュ運動が発生すると、凹部の底部表面にあるばね押 圧ボールによって提供される摩擦力が、後方折り曲げ位置に向かう方向へのハウ ジングアセンブリのわずかな移動に対する大きな抵抗となる。わずかな運動を許 容しただけでも不安定性が発生し、この結果、交通で必要とされるミラーの画像 がぶれることになりかねない。 ギヤのバックラッシュが原因で発生し得るわずかな運動を防止するウォーム群 の機能は、バックラッシュが取り除かれたときの動力移動の間の凹部の使用位置 端とのボールの係合によって可能となるスパーギヤに対する付勢力の継続によっ てウォーム群がロックされるという事実に最も依存する。ハウジングアセンブリ が望まれない打撃によって前方に移動すると、ギヤトレイン付勢力の抵抗は失わ れ、ウォーム群のロック付勢力も同様に失われる。このような状況下では、望ま れないわずかな前方移動の後のばね付勢力による復帰によって、完全バックラッ シュ運動が始まる。この影響は深刻であり、その理由は、運転者がそれと気付か ずに車両が駐車されている間に望まれない打撃が発生することがあり、そのため 運転者が戻って、ミラーが必要とされるような状況で車両を通行させると、この 不安定性によって運転者にとって画像がぶれるからである。 本発明の1つの目的は、上記の安定性の問題を克服することである。本発明の 原理に従うと、本目的は、ハウジングアセンブリ、前記ハウジングアセンブリに 取り付けられたミラーユニットおよび、車両に固定して取り付けられ、ミラーユ ニットが車両の運転者にとって外部バックミラーとして動作するように車両から 横方向外方に延出する動作位置に前記ハウジングアセンブリを車両に支持する構 造と配置を持つ支持アセンブリを具備する車両用ミラーアセンブリを提供するこ とによって達成される。動力動作式ピボットアセンブリは、(1)ピボットアセ ンブリの動力動作に応答して動作位置と車両に関して折り曲げ位置との間で、及 び、(2)その動作位置からどちらの方向にも、どちらかの方向に印加された望 まれない打撃に応答してほぼ直立した軸の回りに支持アセンブリに関してハウジ ングアセンブリをピボットすることを可能とするような構造と配置になっている 支持アセンブリとハウジングアセンブリの間に設置されている。動力動作式ピボ ットアセンブリは、電気モーターおよび電気モーターの出力シャフトとハウジン グアセンブリの間の非自己逆転減速運動伝達アセンブリを含んでいる。ばね付勢 ピボットコントロールシステムは、ハウジングアセンブリと軸の回りを回転する ハウジングアセンブリのピボット運動に対してコントロール抵抗を与えるような 構造と配置を持つ支持アセンブリの間に設置されているが、このコントロール抵 抗は、(1)前記ハウジングアセンブリが動作位置と折り曲げ位置の間でどちら の方向に移動しても所定の値を越えることはなく、(2)ハウジングアセンブリ が、前記折り曲げ位置から離れる方向へ前記動作位置へ、及び折り曲げ位置から 遠ざかる方向にハウジングアセンブリに印加された望まれない衝撃的な打撃に応 答しておよび動作位置から遠ざかる方向に移動するとこの所定の値を越える。ば ね付勢式インデックスシステムは、(1)運動伝達アセンブリの運動をモーター シャフトの望ましい回転に応答してハウジングアセンブリに伝達し、これによっ て、モーターシャフトの望ましい回転に応答して所定値を越えることはないよう な運動に対してコントロール抵抗を与えるばね押圧式ピボット式コントロールシ ステムによって動作位置と折り曲げ位置との間でハウジングアセンブリを移動し 、さらに、(2)、(1)コントロールシステムによって与えられるコントロー ル抵抗とは独立したような運動に対してインデックス抵抗を与えるインデックス システムによって折り曲げ位置に向けて動作位置からハウジングアセンブリを移 動させる方向、および(2)コントロールシステムによって与えられるコントロ ール抵抗とは独立したインデックス抵抗を与えるインデックスシステムによって 前記折り曲げ位置から離れるように動作位置を越えてハウジングアセンブリを移 動させる方向に、ハウジングアセンブリに印加された望まれない衝撃的打撃に応 答して電気モーターから見て動作位置からハウジングアセンブリを移動させるこ とを可能とするような構造と配置を持つ運動伝達アセンブリと動作上に結合して いる。ばね付勢ピボット式コントロールシステムは、運動伝達アセンブリおよび ばね付勢式インデックスシステムを介して接続されていて、ハウジングアセンブ リおよび、支持アセンブリに対して固定した関係で取り付けられた固定コントロ ール構造体と共に移動する可動コントロール構造体を含む。複数のコントロール 構造体は、ハウジングアセンブリが電気モーターによる最終的な増分運動によっ て折り曲げ位置から離れる方向に動作位置に来る間に相互係合するコントロール 表面を備え、これによってばね付勢ピボット式コントロールシステムに応力を与 え、ハウジングアセンブリにコントロール付勢を設立して反対方向への類似の増 分運動を実行し、この増分運動の範囲は、運動伝達アセンブリが許容するバック ラッシュによる増分運動より大きい。ばね付勢ピボット式コントロールシステム は、このように与えられたコントロール付勢力を可能とし、これによって、ハウ ジングアセンブリを、それが、(1)折り曲げ位置から離れる方向に電気モータ ーによって動作位置に移動された後、及び(2)望まれない衝撃的打撃移動の後 で動作位置に手動で復帰された時に動作位置に安定化させる。 本発明の別の目的は、構造が単純で動作か効率的で製造と保守が経済的な上記 のタイプのミラーアセンブリを提供することである。 本発明のこれらの目的および他の目的は、以下の詳細な説明と添付クレームを 読めば明らかとなろう。 本発明は、例示の実施形態を示す添付図面を参照すれば最も良く理解されよう 。 図1は、明瞭に図示するために部分的に断面図で示されている車両用ミラーア センブリがその動作位置にある状態の車両の左側前方に見た、本発明の原理を具 体化する前記車両用ミラーアセンブリの正面図である; 図2は、図1を線2−2で切った拡大部分断面図である; 図3は、図1に断面で示した材料の拡大断面図である; 図4は、図3を線4−4で切った断面図である; 図5は、図3を線5−5で切った断面図である; 図6は、図5を線6−6で切った拡大部分断面図である: 図7は、使用位置から後方折り曲げ位置にハウジングアセンブリが移動する間 の構成部品の位置を示す、図6に類似の図である; 図8は、使用位置から前方折り曲げ位置にハウジングアセンブリが移動する間 の構成部品の位置を示す、図6に類似の図である; 図9は、電気コントロール回路の慨略配線図である。 次に、図面を特に参照すると、図1に、本発明の原理を具体化する、概略的に 参照番号10で示される車両用ミラーアセンブリが示されている。車両用ミラー アセンブリ10は概略的に、概略的に参照番号12で示されるハウジングアセン ブリ、ハウジングアセンブリ12に取り付けられている概略的に参照番号14で 示されるミラーユニット、ミラーユニット14が車両の運転者にとってバックミ ラーとして働くように車両、特にそのフロントドアに固定的に取り付けられるよ うな構造と配置になっていて、概略的に参照番号16で示される支持アセンブリ 、及びハウジングアセンブリ12と支持アセンブリ16との間に設置されている 、一般に参照符号18で示される動力動作式ピボットアセンブリを含み、このア センブリ18は、(1)動力動作式ピボットアセンブリ18の動力動作に応答し て動作位置と車両に関して折り曲げ位置との間、及び(2)どちらの方向に印加 された望まれない衝撃的打撃に応答してどちらの方向にも動作位置から、直立軸 の回りに支持アセンブリに関してハウジングアセンブリをピボットさせることを 可能とするような構造と配置になっている。動力動作式ピボットアセンブリ18 はまた、ハウジングアセンブリ12が、その動作位置からどちらの方向にも、ハ ウジングアセンブリ12に対していずれかの方向に印加された手動によるまたは 衝撃の力にも応答して移動することを可能とする。 ハウジングアセンブリ12の構造は、ミラーアセンブリ10を乗用車タイプの 自動車に取り付けるかトラックなどの他のタイプの自動車に取り付けるかによっ て異なる。図示されている乗用車例示実施形態では、ハウジングアセンブリ12 は、ミラーユニット14を囲むように延出する後方側配置された周辺部22およ びミラーユニット14を覆うように前方に膨らむ前部壁21を提供する成形され たプラスチック製シェル構造体20を含んでいる。 図示するように、ハウジングアセンブリ12はまた、前部ハウジング壁24の 中心部に固定される固定ケーシング部材26を含むかまたは、その一体部分とし て成形されてもよい。固定ケーシング部材26は、それに対して着脱可能に固定 されている協働ケーシング部材28と結合するような構造と配置になっている。 ケーシング部材28からミラーユニット14に延出する、概略的に参照番号30 で示される動力動作式調整メカニズムが、ケーシング部材26と28によってそ れらの内部に支持される。調整メカニズム30は、ハウジングアセンブリ14に 関して複数の調整済み位置の内のいずれか1つの位置にミラーユニット14を移 動させるような構造と配置になっている。図示するように、調整メカニズム30 は、共に譲渡された同時係属出願米国特許第5,467,230号に明示された 原理に従った構造となっている。 他の周知の動力動作式メカニズムを、例えば、米国特許第4,915,493 号に開示されているような、より従来型のメカニズムとして利用してもよいこと が理解されよう。 図示の実施形態では、ミラーユニット14は、ミラー32、及び調整メカニズ ム30のための取付部材を含む前方部分を持つミラーホルダー34から成る。調 整メカニズム30は動力動作する必要はなく、手で動作されてもよい。 図示の好ましい実施形態では、支持アセンブリ16は、車両の前部ドアに固定 されている剛性構造体36を含む。希望に応じて、剛性構造体36を、共に譲渡 された同時係属米国特許第5,477,391号の教示に従ったカバー部材(図 示せず)によって覆うようにしてもよい。 動力動作式ピボットアセンブリ18は、本発明の原理に従って構成される。ピ ボットアセンブリ18は、固定支持構造体36に関して所定の1連の下方運動で 所定の相互協働関係となるように組み立てられるような構造と配置を持つ1連の 構成部品から成るのが望ましい。これら構成部品には、ピボットアセンブリ18 に設けられる直立ピボット軸と同心である固定支持構造体36に共に固定されて いる内側固定管状部材38および外側固定管状部材40,内側管状部材38内部 に配置された両方向回転電気モーター42ならびに、電気モーター42の出力シ ャフト46とハウジングアセンブリ12の間に配置されている概略的に参照番号 44で示される減速運動伝達アセンブリが含まれる。内側固定管状部材38は、 鋳鉄、鋼または類似の金属から成って、電気モーター42のフラックスヨークを 構成するのが望ましい。外側固定管状部材もまた、鋼またはその類似物などの金 属から成るのが望ましい。 図2に最も良く示すように、運動伝達アセンブリ44は、固定支持構造体36 中にそれぞれ形成される上方開口ベアリング溝52および上方開口ボア54中に 下方移動によって組み立てられる最初の構成部品である細長シャフト48および スタブシャフト50を含む。図示されるように、ボア54はピボット軸と平行に 形成されていて、スタブシャフト50の下端部を受容するようになっており、ベ アリング溝52は固定支持構造体36中に形成されていて、細長シャフト48が その中でジャーナリングされていて、スタブシャフト50の軸およびピボットア センブリ18によって与えられるピボット軸を通過する平面に平行な軸の回りに 回転するようになっている。 運動伝達アセンブリ44はまた、図示するように、モーター出力シャフト46 に固定されたウォームギヤまたはウォームギヤ56と噛み合う関係で配置されて いる細長シャフト48のウォームホイールという形態をもつ被駆動ギヤ58のい ずれかであることが望ましい駆動ギヤ56を含む。細長シャフト48には、これ またウォームギヤであることが望ましい第2の駆動ギヤ60が固定されている。 ウォームホイール62という形態を持つ第2の被駆動ギヤは、第2のウォームギ ヤ60と噛み合う関係でスタブシャフト50に固定されている。ギヤ62の上方 にあるスタブシャフト50には、リングギヤ66と噛み合うスパーギヤ64が固 定されている。リングギヤ66は、内側管状部材38の下部端に形成された外側 環状フランジ68上に載っている。 減速運動伝達アセンブリ42は、ウォームギヤ群60−62と共にウォームギ ヤ群56−58が、両方向回転モーター42によってどちらの方向にも駆動する ことができる一方では、モーター42を逆に回転することを防止するという意味 では非自己逆転アセンブリである。 細長シャフト48ベアリング溝52が、ウォームギヤ群56−58およびウォ ームギヤ群60−62の所では大きくなっており、また、細長シャフト48およ びスタブシャフト50を、組立中に一緒にまたは1つづつ下方に移動させること が可能であることが理解されよう。図示の好ましい実施形態では、電気モーター 42は、下部端の外側フランジ68を移動させて固定支持構造体36に係合する ことにより次に組み立てられる構成部品である内側管状部材38内部に固定的に 取り付けられている。内側管状部材はL字型壁部分70をその1つの側部に有し 、壁部分70の水平ラグはベアリング72を受容するように開いており、このベ アリング72の内部には、スタブシャフト50の上部端がジャーナリングされて いる。 内側管状部材38がピボット軸と同心である自身の軸に回りを運動することを 確実に防止するために、フランジ68を固定支持構造体36に適切にピン留めす るかまたは他の仕方で自身の軸の回りに回転することを防止するようにしてもよ い。電気モーター42が固定されている内側管状部材38は、ウォームギヤ56 をウォームホイール58と噛み合うように組み立てなければならない。その上、 モーター42は固定支持構造体36に固定されているので、適切な溝(図示せず )を固定支持構造体36中に形成して、モーター42の電気コントロールワイヤ (図示せず)を収納するようにすることができる。モーター42は内側管状部材 38内の全空間を占有することはなく、したがって、動力動作式調整メカニズム 30のモーターを動作させるための他のワイヤ(図示せず)を、内側管状部材3 8内でモーター42を通過させることによってピボットアセンブリ18を介して 固定支持構造体36から送ることができる。 リングギヤ66は、可動管状部材74内に取り付けられるサブアセンブリの一 部を形成する。可動管状部材74は、適当なプラスチック材料で成形するのが望 ましい。可動管状部材74を含むサブアセンブリは、動力動作式ピボットアセン ブリ18の一構成部品と見なしても良い。 サブアセンブリは、リングギヤ66と可動管状部材74の間に取付けられる概 略的に参照番号76で示されるばね付勢式インデックスシステムを含む。図3と 4に最も良く示すように、インデックスシステム76は、キー部材80などで可 動管状部材74の内側周辺部に鍵締めされたインデックスリング78を含み、こ れによって、可動管状部材74に関して軸方向に移動することが可能であるが、 自身の縦軸の回りを回転する際には可動部材74と共に移動しなければならない 。可動管状部材74は、上部中央部に可動管状部材74の内側周辺部に下方対面 表面を備える半径方向に延出する部分82を含む。インデックスシステム76を 付勢するためのコイルばね84は、その上部端が部分82の下方対面表面上に据 えられており、その下部端はインデックスリング28上に据えられている。イン デックスリング78は、その中に環状に間隔付けされ、下方に開口している4つ の凹部86を有し、その弧状の範囲は両傾斜表面によって定められる。リングギ ヤ66は環状に間隔付けされた4つの突起物88を有するが、これらの突起物は 凹部86中に受容されるような形状となっている。コイルばね84,インデック スリング78およびリングギヤ66から成るサブアセンブリはそれぞれ、可動管 状部材74の内側周辺部中に移動され、従来型のCクリップ90による応力付与 状態にあるばねによってそこに保持される。 サブアセンブリを中に包含する可動管状部材74は次に、可動管状部材74の 下端が固定支持構造体36上に静止するまで内側管状部材38上を下方に移動さ れてリングギヤ66をスパーギヤ64とかみ合わせることによって組み立てられ る。 外側管状部材40は、ピボットアセンブリ18の最後に組み立てられる構成部 品である。外側管状部材40はその下部端に外側延出フランジ92およびその上 部端に内側方向フランジ94を有することに注意されたい。外側管状部材40の 軸方向範囲は半径方向部分82下方の可動管状部材74の軸方向範囲より大きく 、その全軸方向範囲より小さい。相対的な軸方向寸法は、外側管状部材40が、 固定構造体36とを係合する下部フランジ92を持つ可動管状部材74の上で組 み立てられると、環状空間が上部フランジ94の下部表面と半径方向部分82の 上部表面の間に残るような寸法となっている。この環状空間内部に、本発明の原 理に従った構造を持つ概略的に参照番号96で示されるばね付勢式コントロール システムは取り付けられる。 図3および図5−8に最も良く示すように、ばね付勢式コントロールシステム 96は、半径方向部分82の上部表面上に配されるまで、可動管状部材74の上 部周辺部上に取り付けられるばね鋼の波形リングの形態の付勢ばね98を含む。 コントロールシステム96はまた、波形リングばね98上に配されるまで、可動 管状部材の上部周辺部に取り付けられるコントロールリング100を含む。コン トロールリング100は、キー部材102によって可動管状部材74の上部外側 周辺部に鍵締めされていて、これによって、自身の軸の回りに回転するときは可 動管状部材74と共に移動しなければならないが、可動管状部材74から見てば ね98に抗して軸方向に移動できるようになっている。 コントロールリング100は1つの可動コントロール構造体を成しているが、 この構造体は運動伝達アセンブリ44およびばね付勢式インデックスシステム7 6を介して、ハウジングアセンブリ12と共に移動するように接続されている。 外側管状部材40の上部フランジ94は1つの固定コントロール構造体を成して いるが、この構造体は支持アセンブリ16に関して固定されている。 図5−8に最も良く示すように、コントロール構造体94および100は、以 下に既述する機能を達成することが可能ないかなる希望の形態でも取れる相互係 合するコントロール表面を備える。しかしながら、図示するように、このコント ロール表面は、コントロールリング100上に形成された平坦で半径方向に配置 された内側の上方に対面した環状表面104およびフランジ94上にある相手側 の平坦で半径方向に配置された内側の下方に対面した環状表面106を含む。環 状コントロール表面104を、キー部材102を受容する凹部を設けることによ って分離した弧状表而部分に分割しても良いことに注意されたい。コントロール リング100は、その環状コントロール表面104の外側に配置された1対の環 状に間隔付けされた比較的大型の弧状突起物108を含む。突起物108は、各 突起物108毎に、下方に延出しその各端から弧状に離れる傾斜表面112を有 する平坦で半径方向に配置された下方に対面する弧状表面110を含むコントロ ール表面を定める。 環状フランジ94は、その環状コントロール表面106の外方に配置されてい る1対の環状に間隔付けされた比較的小型の弧状突起物114を含む。突起物1 14は、各突起物114毎、上方に延出してその各端から弧状に離れる傾斜表面 118を有する平坦で半径方向に配置された下方に対面する弧状表面116を含 む。 ピボットアセンブリ18の最終組立は、ファスナ120を外側管状部材40の 下部フランジ92を通って固定構造体36中にまで延出させることによって完了 する。ブラケット122は、可動管状部材74の上部端をケーシング部分26と 接続させて、ミラーアセンブリ10全体を完成させるよう働く。 本発明の原理に従うと、ミラー10がモーター42の力で動作されて、ハウジ ングアセンブリ14をその使用位置または通常の見る位置とその後部折り曲げ位 置の間で移動させると、傾斜表面112および118が互いに係合し、さらに互 いに増分的な相対的滑動運動をした後でハウジングアセンブリ14が停止する。 この動作は、ハウジングアセンブリ14がモーター42の力によってその使用位 置に移動する際には特に重要である。好ましい実施形態では、ハウジングアセン ブリ14がモーター42の力によってその後部折り曲げ位置に移動すると類似の 動作が達成される。しかしながら、これは必須のことではなく、この停止を実行 するために、傾斜表面112と118を相互係合させることの他にもストップを 用いることも可能である。ミラーアセンブリ10に従来の相互係合当接面を装備 して、周知の方法に従って最大前方折り曲げ位置と共に最大後部折り曲げ位置を すべて決定することができる。また、周知の方法に従えば、ハウジングアセンブ リ14がその通常の見る位置即ち使用位置から前方に向けてその前方折り曲げ位 置にモーター42の力によって移動することは意図されていない。このタイプの 運動は望まれないものであり、ミラーハウジングが衝撃的打撃などによって係合 されるような状況を適応するために与えられるものである。この運動によって、 運動がまったくできなかった場合の損傷より大きな損傷が発生するのを防ぐ。 電気モーター42のコントロール回路内の初期電流上昇を検知し、その検知を 、短い所定の時間の経過後にモーターをオフする信号として利用することによっ て傾斜表面112と118の間に増分式相互係合を達成することは、本発明の意 図の範囲に含まれる。しかしながら、この機能は、傾斜表面112と118の傾 斜、ばね98のばね率およびモーター42の電気的特性を、運動伝達アセンブリ 44の効率と一緒に選択して、所定の増分相対運動が発生した後でモーター42 を停止させることによって達成することが望ましい。 本発明の原理に従うと、増分運動の量は、運動伝達アセンブリ44によって与 えられる全バックラッシュより大きくなるように選択される。図示するように、 第2のウォームギヤ群60−62は自己逆転運動に対するロックとなり、これに よって、許容されるべき全バックラッシュは、スパーギヤ64とリングギヤ66 の間に発生し得る逆方向ロックおよびバックラッシュ以前にウォームギヤ群60 −62中に発生するバックラッシュということになる。このようにして、ばね付 勢式コントロールシステム96は、使用位置にあるときの運動に抗してハウジン グアセンブリ14の安定性を与える。この安定性は、突起物108と114を相 互係合させることによって1つの方向に直接に与えられる。反対方向運動は、ロ ックされたウォームギヤ群60−62によって防がれる。図6に、ハウジングア センブリ14が使用位置にあるときのばね付勢式コントロールシステム96の構 成部品の状態を示す。環状表面104と106は少し離間されていることが分か る。 モーター42がオンされて、図6に示すように、ハウジングアセンブリ14を 使用位置から後部折り曲げ位置に移動させると、運動伝達アセンブリ44によっ て先に与えられた抵抗はもちろん、傾斜表面112と118の相互係合およびば ね98の付勢力によってアセンブリ44の付勢から解放される方向にアセンブリ 44が駆動されることによって取り除かれる。その結果、使用位置から離れて後 部折り曲げ位置に向かう方向に動力によって移動しても、電流上昇センサーによ って検知されるようなモーター回路での電流上昇は発生しない。図7に示すよう に、初期増分運動の後で、環状表面104と106が相互係合する。その後の後 部折り曲げ位置への移動の間に、環状表面104と106は相互係合されたまま の状態で互いに滑動する。ハウジングアセンブリ14が後部折り曲げ位置に達す ると、互いに対向する傾斜表面112と118は、モーター42が停止する前に 増分的な量だけ相対運動することによって相互係合する。モーター42が停止す ることによって、センサーに検知されるような電流上昇が電気コントロール回路 に発生し、すると、コントロール回路を介して、センサーはモーター42をオフ する。逆の動作が発生すると、モーター42が停止するまで、同じ増分的な滑動 運動が傾斜表面112と118の間に発生する。 望まれない衝撃的打撃がハウジングアセンブリ14をその前方折り曲げ位置に 移動させるような方向に与えられると、突起物108は突起物114に乗り上げ 、これによってそれらの表面110が図8に示すように突起物114の表面11 6と係合する。この運動が発生するために、ばね付勢式インデックスシステム7 6は、たわみ、静止状態のまま留まっている運動伝達アセンブリ44に重なる。 この状態が発生すると、前に与えられた運動伝達アセンブリ44に対する逆方向 付勢力が取り除かれて、スパーギヤ64とリングギヤ66とウォームギヤ群60 −62の間にバックラッシュが発生する。望まれない運動がほんの少しのために 、インデックスシステム76の凹部86から突起物88の係合を解くと共にコン トロールシステム96からも突起物108と114の係合を解くには不十分であ る場合、ハウジングアセンブリはシステム96と76のばね付勢力によって使用 位置に復帰する。バックラッシュ運動がこの復帰以前に発生すると、この運動は 表面112と116の間に与えられた増分運動を下回り、そのため、ばね付勢力 が相変わらずハウジングアセンブリ14に印加され、その安定性が保証される。 望まれない運動が十分な量であり、このため、コントロールシステム構成部品 が図8に示す位置に移動した場合、衝撃的打撃が取り除かれると、ハウジングア センブリ14は、それが移動した前方折り曲げ位置に留まる。使用位置へは、手 動でまたはモーター42の力によって復帰させることができる。手による移動に よって、すでに説明したように、突起物88とばね付勢式インデックスシステム 76の凹部86とコントロールシステム96の突起物108と114が相互係合 される。動力で復帰させる場合は、モーター42がオンされて、ハウジングアセ ンブリ14を使用位置に向けて移動させる。突起物88とインデックスシステム 76の凹部86が相互係合すると、動力移動は使用位置をさらに越えて後部折り 曲げ位置に到達する。その後、ハウジングアセンブリ14は動力で使用位置に移 動される。 使用位置から後部折り曲げ位置に向かう方向への望まれない移動が発生した場 合も、手動または動力で復帰させてよい。この移動の範囲が突起物88を凹部8 6から移動させるには不十分であれば、インデックスシステム76のばね84の 強度も、傾斜表面112と116を復帰させて増分相互係合運動させるには不十 分である。この移動がもっと大きい場合、この移動の最後で、ばね84が類似の 移動をする。動力による復帰は使用位置への通常の動力移動と類似であるが、た だ、ハウジングアセンブリ14が使用位置に達するに連れて、突起物88が凹部 86内に同時に移動するという点が異なる。 次により特に図9を参照すると、モーター42をオン・オフさせて上記の動力 による機能を実行する例示の電気回路が示されている。図示するように、回路1 0は、整流器124,タイマー126,センサー128およびコントローラ13 0から成っている。整流器124は、ダイオードD1−D4およびコンデンサC 1から成っている。タイマー126は、抵抗器R1,R2,ダイオードD5,D 6およびコンデンサC2から成っている。センサー128は、トランジスタQ1 ,Q2および抵抗器R5,R6,R9,R10から成っている。コントローラ1 30は、コンパレータU1a,U1b,抵抗器R3とR4で形成される分圧器、 抵抗R11,R12,トランジスタQ3,Q4およびリレーL11から成ってい る。 整流器124は、入力電圧INPUT INとINPUT OUTの極性とは 無関係に設定極性を持つ出力電圧V+を与える。コンデンサC1は、入力電圧極 性が切り替わっても、出力電圧V+を安定に保つ。 トランジスタQ1,Q2は、そのベース−エミッタ電圧がターンオン電圧に達 するとオンするスイッチである。抵抗器R9,R10はモーター42と直列に接 続されているパワートランジスタである。モーター42が停止すると、抵抗器R 9とR10によって、トランジスタQ1またはQ2のターンオン電圧を越える電 圧降下が発生する。 センサー128のトランジスタQ1またはQ2がオフになると、抵抗器R1と コンデンサーC2または抵抗器R2とコンデンサーC2のどちらかによって実現 されるRCタイマー回路が、コンデンサーC2を徐々に充電することによって、 V1BまたはV1Aの電圧が、抵抗器R3とR4によって形成される分圧器の基 準電圧Vcompareを越えて上昇するようにターンオフ時間をセットする。 トランジスタQ1またはQ2は、オンになると、抵抗器R1またはR2をそれぞ れバイパスし、これによってコンデンサーC2が急速に充電されることになる。 この急速な充電によって、V1BまたはV1AでのコンデンサC2の両端の電圧 が基準電圧Vcompareを越え、これによってコンパレータU1aまたはU 1bをオフにし、それに対応する出力VoaまたはVobを低レベルに駆動する 。 コンパレータU1aまたはU1bは、低レベルに駆動されると、それぞれのト ランジスタQ3またはQ4をオフにし、これによって、リレーL1のリレーコイ ルをオフにし、このリレーL1が次に開いてモーター42をシャットオフする。 これでトランジスタQ1とQ2はオフとなったが、コンデンサC2による電荷保 持によってコントローラ130はこの状態にラッチされる。 コンデンサC3は、良好な高周波減衰性を持つ単なるR.F.I.吸収コンデ ンサである。 回路のINPUT IN端子に12Vを印加し、INPUT OUT端子を接 地すると、コントロールスイッチSWなどによって、ダイオードD5がオープン しダイオードD6がショートし、これによって抵抗器R2が無効化される。抵抗 器R1とコンデンサC2がRC回路を形成して、コンデンサC2を充電し、これ によってV1Bの電圧が0Vから徐々に上昇する。抵抗器R2とR4が“bia s(バイアス)”または“compare(比較)”基準電圧Vcompare をコンパレータU1aおよびU1bの正入力端子にセットする。最初は、V1B の電圧は基準電圧Vcompareより低い。したがって、コンパレータU1b では、正入力端子の電圧は負入力端子の電圧より高い。これによって、コンパレ ータU1bはVobでオンになり、これによってトランジスタQ4がオンになる 。同時に、コンパレータU1aでは、正入力端子の電圧は、ダイオードD6によ って0Vにプルダウンされている負入力端子の電圧より高い。これによって、コ ンパレータU1aがVoaでオンになり、これによって次にトランジスタQ3が オンになり、コンパレータU1aおよびトランジスタQ3は、この入力極性によ ってオンとして留まる。したがって、モーター42はオンとなり、INPUTI NとINPUT OUTの極性に応じた方向に回転する。 この点から、モーター42がストップに(通常は2,3秒で)至るかまたは、 モーター42がストップに至ることなく、所定の時間が経過する(例えば10秒 )。 モーター42がt秒以内にストップに達しない場合、ある時間tでV1Bの電 圧は基準電圧Vcompareに達してこれを越える。これによって、U1bの 負入力端子の電圧はU1bの正入力端子の電圧を越え、これによって出力Vob でコンパレータU1bをオフにする。これによって、トランジスタQ4がオフに なり、次にこれによってリレーL1をオフにして次にオープンし、これによって モーター42をオフにする。 モーター42は、時間t以前のある時点でストップに至ると停止する。これに よって、抵抗器R9の電圧が十分低下して、トランジスタQ1がオンする。次に 、トランジスタQ1は抵抗器R1をバイパスし、これによってコンデンサC2が 急速に充電され、V1Bの電圧が基準電圧Vcompareを上回って急速に上 昇する。V1Bの電圧が基準電圧Vcompareを越えると、コンパレータU 1bはオフとなる。これによって、トランジスタQ4がオフとなり、次にリレー L1がオフとなりオープンし、これによってモーター42がオフとなる。 INPUT INとINPUT OUTの入力電圧の極性が変化すると、上記 のスイッチなどによって、回路は、反対方向に回転するモーター42と対称的に 機能する。 上記の回路変動を以下に考察する。例えば、モーターを停止させることによっ てハウジングアセンブリの運動が使用位置で停止され、次に、モーターが停止し たらすぐに回路を用いてモーターをオフする。モーターを停止させることが大い に望ましい場合、上記の回路で実現されるモードの代わりに他のモーターオフの モードを用いてもよい。例えば、従来のオフシェルフ多熱コントロールデバイス (PTC)を利用して、PTCに対する電流上昇入力に基づいてPTC内の温度 が所定の温度に達したらリレーを介してモーター回路をオフするように設定して もよい。別のターンオフ・モードでは、タイマーを用いて、ハウジングアセンブ リ14が使用位置に向けて移動し始める時から測定してから所定の時間が経過し た後でモーターをオフにする方式が考えられる。この場合、所定の時間は、通常 、停止が予測される時間の後1または2秒となるように選択される。このタイマ ーモードはまた、周囲温度が低いために、PTC内の温度上昇の遅れによってモ ーター停止後のターンオフ時が著しく延長されるときに、PTCモードと一緒に バックアップとして用いてもよい。その上、ハウジングアセンブリ14が動力に よって後方折り曲げ位置に移動しつつあるときには他の停止モードを利用するこ ともできる。例えば、ばね付勢式コントロールアセンブリ96の動作を介して停 止抵抗を生成する傾斜表面112と118の間での増分滑動ではなく従来の制限 ストップを強固に相互係合させた結果としてモーターを停止するようにしてもよ い。 本書に言及または引用したすべての米国特許または出願は、本発明明細書中に 参照として組み込むものである。 上記の説明から、本発明の目的が完全にそして効果的に達成されたことが理解 されよう。しかしながら、前述の好ましい実施態様は本発明の目的のために図示 され説明されたものであり、このような原理から逸脱することなく変更され得る ことが認識されよう。したがって、本発明は、以下のクレームの精神と範囲内に 含まれるすべての変更例を含むものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN (72)発明者 フット、キース ディー. アメリカ合衆国 49508 ミシガン州 ケ ントウッド リッジブルック コート 1219 (72)発明者 ルース、ジェイムズ エー. アメリカ合衆国 49010 ミシガン州 ア レガン サーティーシィックスス ストリ ート 2584

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ハウジングアセンブリを有し; 前記ハウジングアセンブリに取り付けられたミラーユニットを有し; 車両に固定的に取り付けられ、さらに、前記ミラーユニットが車両の運転 者にとって外部バックミラーとして機能するように車両から横方向外方に向けて 延出する動作位置に前記ハウジングアセンブリを支持するような構造と配置にな っている支持アセンブリを有し; 前記支持アセンブリと前記ハウジングアセンブリの間にある動力動作式ピ ボットアセンブリを有し、このピボットアセンブリは、(1)前記ピボットアセ ンブリの動力動作に応答して車両に関して動作位置と折り曲げ位置との間で、お よび、(2)どちらかの方向に印加された望まれない衝撃打撃に応答して動作位 置からどちらかの方向に、前記ハウジングアセンブリを、ほぼ直立した軸の回り に前記支持アセンブリに関して、ピボットすることを可能とするような構造と配 置になっており、 前記動力動作式ピボットアセンブリが、電気モーターおよび前記電気モー ターの出力シャフトと前記ハウジングアセンブリとの間の非自己逆転減速運動伝 達アセンブリを含み、; 前記軸の回りの前記ハウジングアセンブリのピボット運動にコントロール 抵抗を与えるような構造と配置になっている、前記ハウジングアセンブリと前記 支持アセンブリとの間にあるばね付勢式ピボットコントロールシステムを有し、 前記コントロール抵抗が、(1)前記ハウジングアセンブリが前記動作位置と前 記折り曲げ位置の間でどちらかの方向に移動したときには所定の値を越えること はなく、(2)前記ハウジングアセンブリが前記折り曲げ位置から離れるような 方向で前記動作位置に移動するときおよび前記折り曲げ位置から離れるような方 向に前記ハウジングアセンブリに印加された望まれない衝撃打撃に応答して、前 記動作位置から離れるような方向に移動するときは前記所定の値を越え; 前記運動伝達アセンブリと動作上結合したばね付勢式インデックスシステ ムを有し、前記インデックスシステムは、(1)前記モーターシャフトの望まし い回転に応答して前記運動伝達アセンブリの運動を前記ハウジングアセンブリに 伝達し、これによって前記ハウジングアセンブリを前記動作位置と前記折り曲げ 位置の間で、前記モーターシャフトの望ましい回転に応答して前記所定の値を越 えないような運動に対してコントロール抵抗を与える前記ばね押圧式ピボットコ ントロールシステムによって移動させ、(2)前記ハウジングアセンブリを、前 記ハウジングアセンブリに印加された望まれない衝撃打撃に応答して前記電気モ ーターに関して動作位置から、(1)前記コントロールシステムによって与えら れるコントロール抵抗とは独立したような運動に対してインデックス抵抗を与え る前記インデックスシステムによって前記折り曲げ位置に向けて前記動作位置か ら前記ハウジングアセンブリを移動させるような方向および、(2)前記コント ロールシステムによって与えられる前記コントロール抵抗とは独立したインデッ クス抵抗を与える前記インデックスシステムによって前記折り曲げ位置から離れ るように動作位置を越えて前記ハウジングアセンブリを移動させるような方向に 移動させることを可能とするような構造と配置になっており; 前記ばね付勢式ピボットコントロールシステムが、前記運動伝達アセンブリ および前記ばね付勢式インデックスシステムを介して前記ハウジングアセンブリ と共に移動するように接続された可動コントロール構造体と、前記支持アセンブ リに関して固定的に取り付けられた固定コントロール構造体と、を含み; 前記コントロール構造体が、前記折り曲げ位置から離れる方向に向かう前記 動作位置への前記電気モーターによる前記ハウジングアセンブリの最終増分運動 の間に相互係合し、これによって、ばね付勢式ピボットコントロールシステムに 応力を印加してコントロール付勢力を前記ハウジングアセンブリに与え、これに よって類似の増分運動を反対側に提供するようなコントロール表面を備え、前記 増分運動の範囲が、バックラッシュによる前記運動伝達アセンブリによって与え られる増分運動より大きく、前記ばね付勢式ピボットコントロールシステムが、 コントロール付勢力の印加を可能にし、これによって、(1)前記折り曲げ位置 から離れる方向に前記電気モーターによって前記動作位置に移動された後および (2)望まれない衝撃打撃による運動によって前記動作位置から移動された後で 前記動作位置に手動で復帰した時に、前記動作位置に存在する前記ハウジングア センブリを安定化させるような構造と配置になっている; ことを特徴とする車両用ミラーアセンブリ。 2. 前記ばね付勢式ピボットコントロールシステムが、前記電気モーターのた めの電気回路、前記ハウジングアセンブリの前記動作位置への運動の間に後述の 所定の値を越える抵抗に前記ハウジングアセンブリが遭遇することによって生じ る所定の電流上昇を検知するような構造と配置になっている前記電気回路内のセ ンサーおよび、所定の電流上昇を検知する前記センサーに応答して前記電気モー ターをオフにするような構造と配置になっている前記電気回路内のコントローラ を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用ミラーアセンブリ。 3. 前記所定の電流上昇が約1.5アンペアであることを特徴とする請求項2 に記載の車両用ミラーアセンブリ。 4. 前記ばね付勢式ピボットコントロールシステムおよび前記電気モーターが 、相互係合した前記コントロール表面との前記最終的な増分運動が発生した後で 前記電気モーターを停止することを可能とするような構造と配置になっているこ とを特徴とする請求項3に記載の車両用ミラーアセンブリ。 5. 前記電気回路は、通常使用の予想期間を2−3秒越えて前記電気モーター がオンされていた後、所定の時点で前記電気モーターをオフにするような構造と 配置になっている安全タイマーを含むことを特徴とする請求項4に記載の車両用 ミラーアセンブリ。 6. 前記所定の期間が約10秒であることを特徴とする請求項5に記載の車両 用ミラーアセンブリ。 7. 前記動力動作式ピボットアセンブリが、内部に前記電気モーターを収納す る前記支持アセンブリに固定されている固定内側環状部材を含み、前記固定側部 環状部材が、収納されている電気モーターのフラックスヨークとして働くように 金属で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ミラーアセンブ リ。 8. 前記動力動作式ピボットアセンブリが、前記支持アセンブリに固定されて いる外側固定環状部材および、前記固定された内側と外側の管状部材の間に取り 付けられた可動管状部材を含み、前記可動管状部材が、前記固定外側管状部材の 上部端の開口部を通って上方に延出し、前記ハウジングアセンブリに固定的に接 続されている上端部を有することを特徴とする請求項7に記載の車両用ミラーア センブリ。 9. 前記固定外側管状部材が、下方に対面する環状表面および、両側傾斜表面 および両側傾斜表面の間に延出する下方対面表面によって定められる弧状範囲を 有する環状に間隔付けされた複数の固定突起物を含み、前記コントロールリング が、上方対面環状表面および、両側傾斜表面および両側傾斜表面の間に延出する 下方対面表面によって定められる前記固定突起物より大きな弧状範囲を有する環 状に間隔付けされた複数の可動突起物を含み、前記環状表面が、前記ハウジング アセンブリが動作位置と折り曲げ位置の間を移動するときに互いに滑動して相互 係合するような構造と配置になっており、前記ハウジングアセンブリが前記折り 曲げ位置から離れるような方向で前記動作位置に移動したときに、前記固定突起 物の各1つの傾斜表面が、おのおのの可動突起物の1つの傾斜表面と増分的に、 そして滑動的に相互係合することを特徴とする請求項8に記載の車両用ミラーア センブリ。 10.前記ハウジングアセンブリが前記動作位置から離れるような方向で前記折 り曲げ位置に移動したときに、各固定突起物の別の傾斜表面が、各可動突起物の 別の傾斜表面と増分的に、そして滑動的に相互係合し、前記固定突起物と前記可 動突起物の相互係合した傾斜表面が相互係合からはずれて互いに滑動する関係に 移動した後で前記ハウジングアセンブリが、折り曲げ位置から離れる方向に、そ の動作位置から移動したときに、前記可動突起物の上方対面表面が、前記固定突 起物の下方対面表面と係合することを特徴とする請求項9に記載の車両用ミラー アセンブリ。 11.前記運動伝達部材が、前記軸と同心的に位置し、前記可動管状部材に関し て前記軸の回りに回転運動するように取り付けられたリングギヤを具備すること を特徴とする請求項10に記載の車両用ミラーアセンブリ。 12.前記ばね付勢式インデックスシステムが、前記可動管状部材と前記リング ギヤの内の一方によって可動に支持されるインデックス構造体を含み、前記イン デックス構造体が、前記可動管状部材と前記リングギヤの内の別の一方と係合す るようにばね付勢されることを特徴とする請求項11に記載の車両用ミラーアセ ンブリ。 13.前記インデックス構造体が、前記可動管状部材と共にピボット運動するた めおよび前記可動管状部材に関して軸運動をするための、前記可動管状部材の内 側周辺部に取り付けられたインデックスリングを具備し、前記インデックスリン グが、前記インデックスリングと前記可動管状部材の内側周辺部に形成されたほ ぼ半径方向外方に延出する表面との間で前記可動管状部材によって囲まれる圧縮 コイルばねによってばね付勢されることを特徴とする請求項12に記載の車両用 ミラーアセンブリ。 14.前記リングギヤが、内側周辺部上にある歯および、上方に延出する環状に 間隔付けされた複数のインデックス突起物を含み、前記インデックスリングが、 前記突起物を受容するための環状に間隔付けされた複数の凹部を含み、前記凹部 が、前記凹部に受容されていないときの前記突起物と滑動的に係合するための表 面と相互接続されていることを特徴とする請求項13に記載の車両用ミラーアセ ンブリ。 15.前記減速運動伝達アセンブリが:前記支持アセンブリと、前記直立軸と平 行な軸の回りに回転するための前記内側固定管状部材の下端部の間に取り付けら れたスタブシャフトおよび、平行軸を通過する平面に直角な平面上に配置された 軸の回りに回転するための前記支持アセンブリに関して取り付けられた細長シャ フト;前記細長シャフトに固定された第1の協働ギヤと噛み合う関係にある前記 出力シャフトに固定された第1のスパイラルギヤ;前記スタブシャフト上の第2 の協働ギヤと噛み合う関係にある前記細長シャフトに固定された第2のスパイラ ルギヤ;ならびに前記リングギヤと噛み合う関係にある前記スタブシャフトに固 定された駆動ギヤを含むことを特徴とする請求項14に記載の車両用ミラーアセ ンブリ。 16.前記動力動作式ピボットアセンブリが、前記電気モーターを固定的に収納 した内側固定管状部材を含み、前記内側固定管状部材が前記支持アセンブリに固 定されており、前記電気モーターが、前記固定内側管状部材がフラックスヨーク を構成する磁束を発生するように電力によって動作するような構造と配置になっ ていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ミラーアセンブリ。 17.前記運動伝達アセンブリが、前記軸と同心的に位置決めされ、前記ハウジ ングアセンブリに固定された可動管状部材に関して前記軸の回りを回転運動する ために取り付けられたリングギヤを具備することを特徴とする請求項1に記載の 車両用ミラーアセンブリ。 18.前記ばね付勢式インデックスシステムが、前記可動管状部材と前記リング ギヤの内の一方によって可動に支持されるインデックス構造体を含み、前記イン デックス構造体が、前記可動管状部材と前記リングギヤの内の別の一方と係合す るようにばね付勢されることを特徴とする請求項17に記載の車両用ミラーアセ ンブリ。 19.前記インデックス構造体が、前記可動管状部材と共にピボットするためお よび前記可動管状部材に関して軸運動するための前記可動管状部材の内部周辺部 に取り付けられたインデックスリングを具備し、前記インデックスリングが、前 記インデックスリングと、前記可動管状部材の内側周辺部に形成されたほぼ半径 方向外方に延出する表面の間で前記可動管状部材によって囲まれる圧縮コイルば ねによってばね付勢されることを特徴とする請求項17に記載の車両用ミラーア センブリ。 20.前記リングギヤが、内側周辺部上の歯および上方に延出する環状に間隔付 けされた複数のインデックス突起物を含み、前記インデックスリングが、前記突 起物を受容するための環状に間隔付けされた複数の凹部を含み、前記凹部が、前 記凹部に受容されていないときの前記突起物と滑動的に係合するための表面と相 互接続されていることを特徴とする請求項19に記載の車両用ミラーアセンブリ 。 21.前記減速運動伝達アセンブリが:前記支持アセンブリと、前記支持アセン ブリに固定された内側固定管状部材の下端部との間に取り付けられ、前記直立軸 と平行な軸のまわりに回転するような構造と配置になっているスタブシャフトお よび、平行軸を通過する平面に直角な平面上に配置されている軸の回りに回転す るための前記支持アセンブリに関して取り付けられている細長シャフト;前記細 長シャフトに固定されている第1の協働ギヤと噛み合う関係にある前記出力シャ フトに固定されている第1のウォームギヤ;前記スタブシャフトの第2の協働ギ ヤと噛み合う関係にある前記細長シャフトに固定された第2のウォームギヤ;な らびに前記リングギヤを噛み合う関係にある前記スタブシャフトに固定された駆 動ギヤを含むことを特徴とする請求項17に記載の車両用ミラーアセンブリ。
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