JP2000506065A - 液体の処理方法 - Google Patents

液体の処理方法

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Abstract

(57)【要約】 液体処理反応装置(2)が開示されている。反応装置(2)は、吸収用基材(6)が充填されたチャンバ(4)を有している。入口(10)が、予め定められた量の処理されるべき液体を一定の間隔でチャンバ内へ供給するためにチャンバの上方部に配置されている。チャンバは、前記チャンバの下方部に設けられ、処理された液体をそこから除去するための出口(12)をさらに有している。処理されている液体を通過させるが、しかしチャンバ(4)内で少なくとも1つの毛細管現象の中断を決して起こさず、吸収用基材の連続した層を持った円柱に充填された液体の毛細管現象上昇に従って計算された予め定めた厚さを有し、吸収用基材(6)を少なくとも2つの垂直に整列された層に分割するための、少なくとも1つの分離部材(8)がチャンバ中に水平に配置されている。前記反応装置(2)は、製造費用が安く、処理時間が、分離部材(8)と同様に多孔質材料(6)の毛細管現象の作用を利用することによって簡単に制御できる。反応装置(2)の処理量はそれ故最大となる。

Description

【発明の詳細な説明】 毛細管現象装置が設置された液体処理用基材発明の分野 本発明は、液体処理用反応装置に関する。従来技術の説明 「反応装置」とは、チャンバを有し、その中において異なった要素間で反応が 生ずる装置を意味する。このように、有益な物質が生成されるか、または、有害 物質が破壊されそれによってその有害な特性を失う。 沢山の工業的プロセスが反応装置を利用している。例えば、反応装置は、石油 化学、薬品化学および食品工業で使用される。 種々のタイプの反応装置がある。しかしながら、ほとんどの反応装置は、2つ の基本的な範疇に分類することができ、一方は「バッチ反応装置」と呼ばれるも のであり、他方は「連続反応装置」と呼ばれるものである。 反応装置の選択は、通常、処理される容積、反応運動、反応の性質、および反 応条件の関数によって成される。 バッチ反応装置のために重要な1つの特徴は、滞留の平均時間である。使用に 際し、処理されるべき液体の与えられた量が反応装置内に導入され、一定の時間 内にその中で処理される。処理中、この量は反応剤および/または触媒と反応す ることができる。滞留時間は、通常、処理時間、すなわち液体が反応剤および/ または触媒と反応する間の時間に等しい。そのような時間は、所望の結果の関数 として計算される。期待された結果が達成された場合、処理された液体は、処理 されるべき他の量の液体用に余地を与えるために反応装置から除去される。 バッチ反応装置において、要求された処理を達成するために異なった変数が調 整される。これらの変数の中で、反応装置内で液体を処理する時間は、最も制御 しやすい1つである。通常、バッチ反応装置の処理されるべき液体は、樹脂また は反応剤を液体中に均一に懸濁することを可能にする攪拌、発泡またはエアレー ション工程によって樹脂または反応剤と接触するように維持される。 バッチ反応装置は、通常、処理後に液体を除去するために開成できる出口バル ブを有している。現在出願人が知る限りでは、多孔質のパッキング内に液体を保 持するための手段として毛細管現象を利用した反応装置はない。発明の目的と概要 本発明の目的は、液体を処理するための反応装置を提供することである。 より詳細に述べると、反応装置は、チャンバと、液体入口と、吸収用基材(b ed)と、および少なくとも1つの分離部材とを有している。 チャンバは、上方部と下方部とが設けられている。 入口は、与えられた量の処理されるべき液体をチャンバ内に一定の間隔で導入 するために、チャンバの上方部に配置されている。出口は、処理された液体を除 去するために、チャンバの下方部に配置されている。 吸収用基材は、チャンバ内の上方部と下方部との間に設けられている。この基 材は、毛細管現象によって液体を吸収可能で、処理のためにチャンバ内に導入さ れた液体を保持する多孔質のパッキングから成る。多孔質のパッキングは、反応 性または非反応性にできる。 分離部材は、チャンバ内で水平方向に延在していて、吸収用基材を少なくとも 2つの重なり合った一定の高さの層に分割している。この高さは、吸収用基材の 連続した層によって充填された円柱に液体が満たされた場合の毛細管現象の作用 によって到達された処理されるべき液体の高さの関数として計算される。各分離 部材は、処理されるべき液体を浸透するが、チャンバ内で毛細管現象を少なくと もある中断をさせるものから選択された材料で作られる。 本発明の反応装置によると、滞留および/または処理の時間は、所望なだけ長 くでき、また簡単に制御可能である。実際の所、これは、チャンバ内への液体の 2つの連続した導入の間に要する時間に対応する。 反応装置は、液体に関し吸収性の材料の毛細管現象を用いている。チャンバ内 に供給された液体は、他の液体のバッチが導入されるまでそこに維持される。こ のように、もし液体の2つの連続した導入の時間間隔が、反応装置の充填の時間 と比較して十分に長ければ、後者はバッチ反応装置として操作される。しかしな がら、もし液体の2つの連続した導入の時間間隔が短がければ、その場合、反応 装置は連続反応装置として操作される。反応装置をシーケンスモードで使用する こともまた可能である。 吸収用基材を分割する分離部があるので、反応装置は、最大限の効率で使用す ることができる。事実、分離部は、各基材の層の高さを吸収用基材が液体を毛細 管現象によって保持するような最大限の高さに限定し、それによってチャンバ内 の無駄な空間をなくす。幾つかの分離部が吸収用基材を複数の層に分割するため に使用される場合、これらの層は、連続的に充填される。そのような場合、本発 明の反応装置は、連続して操作される複数のバッチ反応装置として操作される。 一定の処理のために反応装置の収量を最大限にするために、幾つかのタイプの 多孔質のパッキングが使用される。多孔質のパッキングは、反応性または非反応 性にでき、1つまたはそれ以上の分離部材によって、2つまたはそれ以上の層に 分割できる。 固定された段階の存在が必要な場合、反応装置は、その反応性の多孔質のパッ キングのおかげで特に利点がある。反応速度が遅い場合、反応装置は、要求され た処理を達成するために、滞留の時間を調整することを可能にする。最後に、開 示された反応装置は、製造と使用に際して安価であり、それ故、反応装置の製造 コストを最低限にしなければならない場合に特に有利である。 従来技術によると、毛細管現象によって操作される反応装置の使用は、それら が低い収量なので容易ではない。この分離部材のおかげで、本発明の反応装置は 、反応装置の収量を最大限まで増加することを可能にする。図面の簡単な説明 本発明は、以下の限定されない好ましい実施例の記述を、添付した図面を参照 して読むことによってより理解される: 図1は、本発明の好ましい実施例の反応装置の概略図。 図2は、高さhs以上の毛細管現象によって液体を保持するパッキング基材を 持った円柱の概略図。 図3は、図2のものと同様の図で、毛細管の中断をもって得られた結果を示す 図。 図4は、連続した円柱と分割された円柱内に毛細管現象によって保持された水 の質量の分配を示す曲線。 図5は、従来のバッチ反応装置と比較するために使用された本発明の反応装置 の概略図。 簡単にするために、以下の記述と添付した図面において、同一の構成部品には 同一の参照符号が使用される。本発明の好ましい実施例の説明 本発明による反応装置2が図1に示されている。この反応装置2は、上部およ び下部と、入口10と、出口12と、および3つの分離部8によって4つに分け られた吸収用基材(bed)6とを有するチャンバ4を備えている。 チャンバ4は、その上部に、処理されるべき液体の一定量を規則正しく導くた めの入口10が設けられている。入口10は、処理されるべき液体をチャンバの 上部に一様に分配するための分配ノズル14を有している。出口12は、チャン バ4の下部に配置されている。これは、処理された液体を反応装置から除去する ためのものである。 3つの分離部は、好ましくは、プラスチック材料、金属または樹脂、特に塩化 ポリビニル(PVC)で形成されたグリッドを有している。各グリッドは、流体 接触の中断(break)、従って、毛細管現象で必要な中断を生成するのに十 分小さい開口を持ったメッシュ状に形成されている。分離部は、吸収用基材を同 じ高さhsの4つの重ね合わされた層18に分割する。吸収用基材は、多孔質の パッキングから成っている。基材は、多孔質のパッキングが単一部品から成るこ とを意味する「同質の」にすることができる。または、基材は、多孔質のパッキ ングが複数の部品から成る場合に「異質の」にすることもまたできる。多孔質の パッキングが、異質の場合、毛細管現象は垂直軸線においてのみでなく他の全て の方向においても達成されることに言及しておく意味がある。その場合、チャン バに導かれた液体は、部品の間で滴ることなくチャンバ内においてある部品から 他へ移動できる。このように、好ましくは、チャンバの上部に同様に設けられた 他の入口によって空気のようなガスを導き、このガスをチャンバ内において独立 した方法で多孔質のバッキングの間を循環することが可能である。 反応性の多孔質のバッキングは、触媒、蛋白質、バクテリアまたは処理される べき液体の溶液の少なくとも1つの成分と反応する反応剤のような微生物と組み 合わせることができる。好ましくは、反応性の多孔質のバッキングは、ニッケル またはプラチナ活性炭、ゼオライト、繊維に付着されたバクテリアを有する不織 布、酵素または抗体を有するポリアクリルアミドまたはアルギン酸ゲル、および 抗体が移植された天然または合成繊維のような触媒によって覆われた金属性の繊 維から成る。 非反応性多孔質のパッキングは、好ましくは、ポリウレタンフォーム、ポリプ ロピレンフォーム、ガラス繊維、泥炭苔、火山性の石、紙、多孔性セラミック、 天然または合成繊維、あるいは、不織布繊維からなる。 図1に示した好ましい実施例において、反応装置2は、沈殿皿16をまた有し ている。沈殿皿16は、上述の分配ノズル14と同様、本発明の好ましい実施例 のみではあるが本質的ではないということに言及しておく意味がある。 図2と3は、毛細管現象効果と毛細管現象による影響を示している。図2にお いて、上端部24と下端部26とから成る直径1mmのガラス管20を有する毛 細管の円柱(column)は、水のような液体によって充填されている。液体 が毛細管現象によって保持される高さhsを決定するために、余分な量の液体が 管の上端部24に導入される。余分な量の液体が流下すると、一定の量の液体が 管内に保持される。この液体円柱の上端部と下端部との間の距離は、毛細管の高 さhsである。円柱内に保持された液体の量は、以下においてVrと呼ぶ。 液体は、仮に管20の高さがhsよりも高い場合、毛細管を完全に満たすこと はない。実際の所、図2に示したように、高さhsに対応する管の部分のみが使 用される。図3は、同じ高さhsの3つの毛細管20を示していて、これらは中 断する方法で重ね合わされている。このようにして各管の毛細管現象の作用を利 用するために、毛細管の中断は達成されなければならない。この毛細管の中断は 、分割部によって得られる。本発明による反応装置において、毛細管の中断は、 分離部によって達成される。 吸収用基材の分離部は、毛細管の分割と同様に、分割されたので比較的低い高 さの水の円柱に及ぼされる毛細管現象力が重力の力に取って代わることを可能に する。このように、円柱の全ての吸収用基材が使用されるのに対し、分離部が使 用されないと円柱の比較的低い部分のみが実際に使用される。 図4に示された曲線は、連続した円柱と分割された円柱であって、両円柱は他 の点では類似した場合における基材の高さの関数として毛細管現象によって保持 された水の量の分配を示している。この曲線において、基材の高さは、横座標で 記されていて、円柱の高さの関数として計算される。 図4から見ると、10cmの高さの2つの部分に分割された円柱のために、円 柱に保持されている液体の量の分配は、それらの全長に亘って一定であり、それ は、円柱の分割の高さが高さhsを越えないので達成されることが明らかである 。 連続した円柱の場合、円柱の低い部分は、液体の最大量を保持するのに対し、 円柱の上の部分はいわんや液体を全く保持していない。 図5に示された反応装置2は、以下に示す例に記された種々の特定の寸法と容 量で作られている。処理されるべき液体は、反応装置の入口10にもたらされ、 分配ノズル14によってその中に分配される。液体は、分離部8を通って通過し 、吸収用基材6として作用する多孔質のパッキングに充満し一杯にする。反応装 置は、吸収用基材6を3つの層に分離する3つの無駄な空間30を有している。 実験的に使用される反応装置2のチャンバ4は、この目的のために特に装着され ていず、実際には従来の反応装置の1つに対応するので、無駄な空間30はそこ に存在する。多孔質のパッキング6の各層の下側に、反応装置は処置を評価する ために液体のサンプルをとるためのサンプル用バルブ42を有している。処置が 完了すると、液体は、排出用バルブ32を設けられた出口によってチャンバから 除去される。再度述べると、本発明の反応装置において、毛細管現象は処理され るべき液体を受け身の方法で保持することを可能にするので、この排出用バルブ は、オプションであることに言及しておく。 図5に示された反応装置は、また、オーバーフローパイプ38を持った換気シ ステム50と、好ましくはタイマーに接続された電気ボーラー40によって操作 される再循環ポンプ34と、戻し流導管48とを有している。 実際上は、図5に示された本発明の反応装置は、要求された物理的特性の複数 の関数として作られる。例えば、処理されるべき液体の一定の量D、要求された 処理をするのに必要な滞留時間tres、反応装置を装填するのに必要な時間tin j 、この反応装置の表面Sまたは一定の種類のパッキングにおける毛細管現象の 作用による液体によって到達された高さhs、処理されるべき液体の密度dl、お よび、処理されるべき液体によって充満された吸収用基材の質量とその基材の乾 燥した形態における質量との比率Rである。比率Rは、吸収用基材として用いら れる多孔質のパッキングに対して特定の特性である。このような比率は、高さが hsで明白な乾燥密度dappを有する吸収用基材のサンプルにおいて測定できる。 先に示したように、各吸収用基材は、その独自の特性、すなわちdapp、Rお よびhsを有している。これらの特性は知られていず、経験的にそれらを決定す ることができる。 Rを決定するために、図2に示したものと等しい円柱において、仮想の高さhs よりもかなり低い高さhiを占める乾燥した基材の質量moを決定することがで きる。処理されるべき液体で充填した後、その基材の質量mlが測定される。こ のように、比率Rを次の方程式に基づいて決定することができる: ここにおいて、mlとmoとは上述のように規定される。 密度dappは、乾燥した基材の質量と容積から、次の方程式に基づいて計算で きる: ここにおいて、sは、実験に利用された円柱の表面であり、hi、moおよび、 dappは上述のように規定される。 高さhsは、次の方程式に基づいて決定できる: ここにおいて、hs、ml、s、dappおよびhiは上述のように規定される。R 、dapp、およびhsの値は吸収用基材に特定のものであるので、使用される反応 装置の種類から独立していることを述べておく。 容積Dの一定の処理期間td中の注入回数ninjは、次の方程式に基づいて決定 できる: ここにおいて、ninj、td、tres、およびtinjは上述のように規定される。 反応装置に収容された処理されるべき液体の容積Vrは、次の方程式に基づい て計算できる: ここにおいて、Vr、D、およびninjは上述のように規定される。 反応装置に収容されている液体の容積Vrを知っている場合、処理されるべき 液体の容積Vrを吸収するのに必要な吸収用基材の容積Vは、次の方程式に基づ いて計算できる: ここにおいて、dlは処理されるべき液体の密度であり、V、Vr、R、および dappは上述のように規定される。 反応装置の適切な操作に必要な吸収用基材の質量Mは、次の方程式に基づいて 計算できる: ここにおいて、M、V、およびdappは上述のように規定される。 反応装置の表面Sまたは高さhtのいずれかが分かっているか否かによって、 これらのパラメータの残りの1つは次の方程式に基づいて計算できる: または ここにおいて、S、V、およびhtは上述のように規定される。 最後に、反応装置内で必要な分離部の数nsは、次の方程式に基づいて計算で きる: ここにおいて、ns、ht、およびhsは上述のように規定され、nsは上の数字 に丸められる。 図5に示された反応装置は、区域内の汚水を処理するために構築された。この 反応装置は、次のような特徴を有している: −処理されるべき汚水の容積D: 0.627m3; −滞留時間tres: 28分; −液体を反応装置内に導入する ために必要な時間tinj: 0分(無視可能); −吸収用基材の高さht: 0.3メートル; −容積Dの処理時間td: 1440分(24時間); −汚水の密度dl: 1000kg/m3; −多孔質のパッキング: 2.5X2.5X6mmの 不織ポリエステル繊維で、 アクリル樹脂が充填されて いる; −毛細管現象の作用により 汚水が到達する高さhs: 0.112メートル; −比率R(乾燥基材の質量に 対する飽和基材の質量): 4.52; −乾燥基材の密度dapp: 150kg/m3; 上述の方程式4から8および10を以て、上述の数値を使用することによって 、次のものが得られる: 従って、製造された反応装置は、0.012m3の汚水を保持し、0.077 m2の表面を可能にするような0.023m3の容量に等しい吸収用基材を有して いた。これは、全体の高さが約0.3メートルの吸収用基材を各0.1メートル の3つの層に分割した2つの分離部を有しているが、分離部の高さは無視可能 であることを意識すべきである。 区域内の汚水は反応装置内において28分で処理された。このように、1日2 4時間の連続運転をするために、反応装置は、1日52回充填される(反応装置 の装着時間が無視可能、すなわち、tinj=0分であると考えて)。 次の表は、汚水の純度に直接関係した異なった変数の相対的な投与の結果を示 している。比較のために、本発明による反応装置のものよりも3倍大きい容積の 包装体を持った従来の反応装置が使用された。両方の反応装置の表面は等しい( 比較のために従来の濾過式反応装置と、本発明による反応装置を使用した)。上 述したように、本発明の反応装置は、3つの層(すなわち、レベル)に分割され た吸収用基材を有している。測定は各層の下側で行われ、レベル3は反応装置の 出口である。 本発明による反応装置の濾過効率は何れのレベルにおいても、かすの量が実質 的に減少しているという証拠があるということは注目に値する。従来の濾過式反 応装置から得られた結果と、本発明の反応装置の出口で得られた結果との間に、 2番目に重要な混合物(NTK)を含有する幾つかの窒化物を除いて、実質的な 差がないということもまた注目に値する。いずれのケースにおいても、汚水処理 の質はすばらしい。測定は、本発明の反応装置の効率をよりよく評価するために 、 同様に、汚水浄化槽の汚水にもなされた。このことからも分かるように、本発明 の反応装置は、従来の汚水浄化槽よりももっと効率的であったことが分かる。 本発明の反応装置の優秀さは、特に、反応装置が1日当たりに処理できる汚水 の量と、一定の処理を達成するために必要な吸収用基材の量とにある。上述の実 験で使用された従来の濾過式反応装置は、吸収用基材の容量が0.07m3あっ て、1日につき濾過表面の1平方メートル当たり200リッター処理できた。図 5に示した本発明の反応装置は、吸収用基材の容量が0.023m3であって、 1日につき濾過表面の1平方メートル当たり1800リッター処理できた。従っ て、本発明の反応装置は、3倍の容積を有する従来の反応装置よりも9倍以上の 汚水の処理ができることが明らかである。換言すれば、本発明の反応装置は、従 来の反応装置よりも約27倍もより効率的である。濾過式反応装置において同様 の流出物を達成するためには、そのような反応装置は、もっと大型なものとなり 、もっと高価なものになる。 請求項で規定したのと同じ範囲から逸脱することなく、沢山の変形が本発明に できることが言える。 独占的な所有権すなわち特許が請求された本発明の実施例は、以下に示す請求 の範囲によって規定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月19日(1998.1.19) 【補正内容】 明細書 液体の処理方法発明の分野 本発明は、反応装置の液体処理方法に関する。従来技術の説明 「反応装置」とは、チャンバを有し、その中において異なった要素間で反応が 生ずる装置を意味する。このように、有益な物質が生成されるか、または、有害 物質が破壊され、それによってその有害な特性を失う。 沢山の工業的プロセスが反応装置を利用している。例えば、反応装置は、石油 化学、薬品化学および食品工業で使用される。 種々のタイプの反応装置がある。しかしながら、ほとんどの反応装置は、2つ の基本的な範疇に分類することができ、一方は「バッチ反応装置」と呼ばれるも のであり、他方は「連続反応装置」と呼ばれるものである。 反応装置の選択は、通常処理される容積の関数、反応運動、反応の性質、およ び反応条件によって成される。 バッチ反応装置のために重要な1つの特徴は、滞留の平均時間である。使用に 際し、処理されるべき液体の与えられた量が反応装置内に導入され、一定の時間 内でその中で処理される。処理中、この量は反応剤および/または触媒と反応す ることができる。滞留時間は、通常、処理時間、すなわち液体が反応剤および/ または触媒と反応する間の時間に等しい。そのような時間は、所望の結果の関数 として計算される。期待された結果が達成された場合、処理された液体は、処理 されるべき他の量の液体用に余地を与えるために反応装置から除去される。 バッチ反応装置において、要求された処理を達成するために異なった変数が調 整される。これらの変数の中で、反応装置内で液体を処理する時間は、最も制御 しやすい1つである。通常、バッチ反応装置の処理されるべき液体は、樹脂また は反応剤を液体中に均一に懸濁することを可能にする攪拌、発泡またはエアレー ション工程によって樹脂または反応剤と接触するように維持される。 バッチ反応装置は、通常、処理後に液体を除去するために開成できる出口バル ブを有している。現在出願人が知る限りでは、多孔質のパッキング内に液体を保 持するための手段として毛細管現象を使用した反応装置はない。発明の目的と概要 本発明の目的は、一定の構造の反応装置における液体の処理方法を提供するこ とである。 より詳細に述べると、反応装置は、チャンバと、液体入口と、吸収用基材と、 および少なくとも1つの分離部材とを有している。 チャンバは、上方部と下方部とが設けられている。 入口は、与えられた量の処理されるべき液体をチャンバ内に一定の間隔で導入 するために、チャンバの上方部に配置されている。出口は、処理された液体を除 去するために、チャンバの下方部に配置されている。 吸収用基材は、チャンバ内の上方部と下方部との間に設けられている。この基 材は、毛細管現象によって液体を吸収可能で、処理のためにチャンバ内に導入さ れた液体を保持する多孔質のパッキングから成る。多孔質のパッキングは、反応 性または非反応性にできる。 1つまたは複数の分離部材は、チャンバ内で水平方向に延在していて、吸収用 基材を少なくとも2つの重なり合った一定の高さの層に分割している。この高さ は、吸収用基材の連続した層によって充填された円柱に液体が満たされた場合の 毛細管現象の作用によって到達された処理されるべき液体の高さの関数として計 算される。各分離部材は、処理されるべき液体を浸透するが、チャンバ内で毛細 管現象の少なくともある中断となるものから選択された材料で作られる。 このように、本発明は、液体処理のための方法により一層関連するものであり 、前記反応装置は: −上方部と下方部とが設けられたチャンバと; −与えられた量の処理されるべき液体をチャンバ内に一定の間隔で導入するため に、チャンバの上方部に配置された入口と; −処理された液体を除去するために、チャンバの下方部に配置された出口と;お よび −チャンバ内の上方部と下方部との間に設けられた基材とを有し、前記基材は処 理のためにチャンバ内に導入された液体を毛細管現象によって吸収可能な多孔質 のパッキングから成っていて、さらに: −吸収用基材を少なくとも2つの重なり合った一定の高さの層に分割するために チャンバ内で水平方向に延在している分離部材を有していて、この高さは、吸収 用基材の連続した層によって充填された円柱に液体が満たされた場合の毛細管現 象の作用によって到達された処理されるべき液体の高さの関数として計算される 。各分離部材は、処理されるべき液体を浸透するが、チャンバ内で毛細管現象の 少なくともある中断となるものから選択された材料で作られる。 本発明によると、滞留および/または処理の時間は、所望なだけ長くでき、ま た簡単に制御可能である。実際の所、これは、チャンバ内への液体の2つの連続 した導入の間に要する時間に対応する。 使用される反応装置は、液体に関し吸収性の材料の毛細管を用いている。この ように、チャンバ内に供給された液体は、液体の他のバッチが導入されるまでそ こに維持される。このように、もし液体の2つの連続した導入の時間間隔が、反 応装置の充填の時間と比較して十分に長ければ、後者はバッチ反応装置として操 作される。しかしながら、もし液体の2つの連続した導入の時間間隔が短かけれ ば、その場合、反応装置は、連続反応装置として操作される。反応装置をシーケ ンスモードで使用することもまた可能である。 吸収用基材を分割する分離部のおかげで、反応装置は、最大限の効率で使用す ることができる。事実、分離部は、各基材の層の高さを、吸収用基材が液体を毛 細管現象によって保持するような最大限の高さに限定し、それによってチャンバ 内の無駄な空間をなくす。幾つかの分離部が吸収用基材を複数の層に分割するた めに使用される場合、これらの層は、連続的に充填される。そのような場合、本 発明の反応装置は、連続して操作される複数のバッチ反応装置として操作される 。 一定の処理のために反応装置の収量を最大限にするために、幾つかのタイプの 多孔質のパッキングが使用される。多孔質のパッキングは、反応性または非反応 性にでき、1つまたはそれ以上の分離部材によって、2つまたはそれ以上の層に 分割できる。 固定された段階の存在が必要な場合、反応装置は、その反応性の多孔質のパッ キングにより特に利点がある。反応速度が遅い場合、反応装置は、要求された処 理を達成するために、滞留の時間を調整することを可能にする。最後に、開示さ れた反応装置は、製造と使用に際して安価であり、それ故、反応装置の製造コス トを最低限にしなければならない場合に特に有利である。 従来技術によると、毛細管現象によって操作される反応装置の使用は、それら が低い収量なので容易ではない。その分離部材のおかげで、本発明の反応装置は 、反応装置の収量を最大限まで増加することを可能にする。図面の簡単な説明 本発明は、以下の限定されない好ましい実施例の記述を、添付した図面を参照 して読むことによってより理解される: 図1は、本発明の好ましい実施例の反応装置の概略図。 図2は、高さhs以上の毛細管現象によって液体を保持するパッキング基材を 持った円柱の概略図。 図3は、図2のものと同様の図で、毛細管の中断をもって得られた結果を示す 図。 図4は、連続した円柱と分割された円柱内に毛細管現象によって保持された水 の質量の分配を示す曲線。 図5は、従来のバッチ反応装置と比較するために使用された本発明の反応装置 の概略図。 簡単にするために、以下の記述と添付した図面において、同一の構成部品には 同一の参照符号が使用される。本発明の好ましい実施例の説明 本発明による方法をもたらすために使用可能な反応装置2が、図1に示されて いる。この反応装置2は、上部および下部と、入口10と、出口12と、および 3つの分離部8によって4つの分けられた吸収用基材6とを有するチャンバ4を 備えている。 チャンバ4は、その上部に、処理されるべき液体の一定量を規則正しく導くた めの入口10が設けられている。入口10は、処理されるべき液体をチャンバの 上部に一様に分配するための分配ノズル14を有している。出口12は、チャン バ4の下部に配置されている。これは、処理された液体を反応装置から除去する ためのものである。 3つの分離部は、好ましくは、プラスチック材料、金属または樹脂、特に塩化 ポリビニル(PVC)で形成されたグリッドを有している。各グリッドは、流体 接触の中断(break)、従って、毛細管現象で必要な中断を生成するのに+ 分小さい開口を持ったメッシュ状に形成されている。分離部は、吸収用基材を同 じ高さhsの4つの重ね合わされた層18に分割する。吸収用基材は、多孔質の パッキングから成っている。基材は、多孔質のパッキングが単一部品から成るこ とを意味する「同質の」にすることができる。または、基材は、多孔質のパッキ ングが複数の部品から成る場合に「異質の」にすることもまたできる。多孔質の パッキングが、異質の場合、毛細管現象は垂直軸線においてのみでなく他の全て の方向においても達成されることに言及しておく意味がある。その場合、チャン バに導かれた液体は、部品の間で滴ることなくチャンバ内においてある部品から 他へ移動できる。このように、好ましくは、チャンバの上部に同様に設けられた 他の入口によって空気のようなガスを導き、このガスをチャンバ内において独立 した方法で多孔質のパッキングの間を循環することが可能である。 反応性の多孔質のパッキングは、触媒、蛋白質、バクテリアまたは処理される 請求の範囲 1. 上方部と、下方部と、これらの間に設けられその中で液体が処理される吸 収用基材(12)とを有する反応装置(2)内において液体を処理する方法であ って、前記方法は: −一定の量の処理されるべき液体をチャンバ(4)内に上方部のレベル(10) まで規則正しく注入する工程と;および −処理された液体を下方部のレベルにおいてチャンバから除去する工程とから成 り; −処理のためにチャンバ(4)内に注入された液体を毛細管現象によって吸収で きる多孔質のパッキングの吸収用基材(6)としての使用がなされ、前記パッキ ングは、処理されるべき液体が、前記多孔質のパッキングの連続した層によって 充填された円柱に供給された場合、毛細管現象の作用によって達する高さである 一定の毛細管高さhsを有していて; −少なくとも1つの水平に延在した分離部材(8)が、吸収用基材を毛細管高さ に等しいかそれよりも低い一定の高さに重ね合わされた少なくとも2つの層(1 8)に分割するようにチャンバ(4)内に設けられていて、前記少なくとも1つ の分離部材(8)が、処理される液体を浸透し、チャンバ(4)での毛細管現象 の少なくともある中断を起こさせるように選択されることを特徴とする液体を処 理する方法。 2. 吸収用基材(12)として使用される多孔質のパッキングが、非反応タイ プのものであり、ポリウレタンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ガラス繊維 、泥炭苔、火山性の石、紙、多孔性セラミック、天然または合成繊維、あるいは 、不織布繊維からなるグループから選択されたものからなることを特徴とする請 求項1記載の液体を処理する方法。 3. 吸収用基材(12)として使用されるパッキングが反応タイプのものであ り、ニッケルまたはプラチナ活性炭、ゼオライト、繊維に付着されたバクテリア を有する不織布、酵素または抗体を有するポリアクリルアミドまたはアルギン酸 ゲル、および抗体が移植された天然または合成繊維のような触媒によって覆われ た金属性の繊維からなるグループから選択されたものであることを特徴とする請 求項1記載の液体を処理する方法。 4. 少なくとも1つの分離部材が、液圧的接触の中断、従って毛細管現象に要 求される中断を生成するのに十分に小さいサイズのメッシュ開口を有するグリッ ドから成ることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の液体を処理す る方法。 5. 複数回ninjの注入が逐行され、吸収用基材が容積Vと質量Mとを有し、 反応装置が表面Sを有して複数nsの分離部材で作られ、そして、前記ninj、Vr 、V、M、S、および、nsは、処理期間td中の処理されるべき液体の容積D と、要求された処理を行うのに必要な滞留時間tresと、反応装置の装着の時間 tinjと、円柱の毛細管現象の作用による液体によって到達された高さhsと、反 応装置の吸収用基材の高さhtと、および、処理されるべき液体で充填された吸 収用基材の質量と明白な密度dappを有する乾燥した形態における基材の質量と の比率Rの関数として、次の方程式: ここにおいて、ninj、td、tres、およびtinjは上述のように規定される; ここにおいて、Vr、D、およびninjは上述のように規定される; ここにおいて、dlは処理されるべき液体の密度であり、V、Vr、R、および dappは上述のように規定される; ここにおいて、M、V、およびdappは上述のように規定される; ここにおいて、S、V、およびhtは上述のように規定される;そして ここにおいて、ns、ht、およびhsは上述のように規定され、nsは上の数字 に丸められる; の関数として選択されることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載 の液体を処理する方法。 6. 複数回ninjの注入が逐行され、チャンバに収容された液体が容積Vrを有 し、吸収用基材が容積Vと質量Mとを有し、反応装置の吸収用基材が高さhtを 有して複数nsの分離部材で作られ、そして、前記、ninj、Vr、V、M、S、 および、nsは、処理期間td中の処理されるべき液体の容積Dと、要求された処 理を行うのに必要な滞留時間tresと、反応装置の装着の時間tinjと、円柱の毛 細管現象の作用による液体によって到達された高さhsと、反応装置の表面Sと 、および、処理されるべき液体で充填された吸収用基材の質量と明白な密度dap p を有する乾燥した形態における基材の質量との比率Rの関数として、次の方程 式: ここにおいて、ninj、td、tres、およびtinjは上述のように規定される; ここにおいて、Vr、D、およびninjは上述のように規定される; ここにおいて、dlは処理されるべき液体の密度であり、V、Vr、R、および dappは上述のように規定される; ここにおいて、M、V、およびdappは上述のように規定される; ここにおいて、S、V、およびhtは上述のように規定される;そして ここにおいて、ns、ht、およびhsは上述のように規定され、nsは上の数字 に丸められる; の関数として選択されることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載 の液体を処理する方法。 7. 前記反応装置(2)は、さらに、チャンバの上方部に設けられガスをその 中へ導入するための少なくとも1つの他の入口(50)を有していることを特徴 とする請求項1ないし6いずれが1項記載の液体を処理する方法。 8. ガスが、空気であることを特徴とする請求項7記載の液体を処理する方法 。 9. 処理されるべき液体は、汚水がらなることを特徴とする請求項1ないし8 いずれか1項記載の液体を処理する方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. −上方部と下方部を有するチャンバと; −処理されるべき液体の一定量を規則正しく前記チャンバ内に導くためにチャン バの上方部に設けられた入口と; −処理された液体をチャンバから除去するためにチャンバの下方部に設けられた 出口と;および −上方部と下方部との間でチャンバ内に設けられた吸収用基材であって、前記基 材が、チャンバ内に導かれた液体を毛細管現象によって吸収可能な多孔質のパッ キングから成り、さらに: −少なくとも2つの重ね合わされた一定の高さの層に分割するために、チャンバ 内で水平に延在した少なくとも1つの分離部材を有し、前記高さは、同様の吸収 用基材の連続した層が満たされている円柱に供給された場合、処理されるべき液 体が、毛細管現象の作用によって到達する高さの関数として計算され、前記少な くとも1つの分離部材が、処理されるべき液体に対して浸透可能なように、しか し、チャンバ内において毛細管現象の少なくともある中断となるように選択され ていることを特徴とする液体を処理するための反応装置。 2. 吸収用基材が、ポリウレタンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ガラス 繊維、泥炭苔、火山性の石、紙、多孔性セラミック、天然または合成繊維、ある いは、不織布繊維からなるグループから選択された非反応タイプの多孔質のパッ キングからなることを特徴とする請求項1記載の液体を処理するための反応装置 。 3. 吸収用基材が、ニッケルまたはプラチナ活性炭、ゼオライト、繊維に付着 されたバクテリアを有する不織布、酵素または抗体を有するポリアクリルアミド またはアルギン酸ゲル、および抗体が移植された天然または合成繊維のような触 媒によって覆われた金属性の繊維からなるグループから選択された反応タイプの 多孔質のパッキングからなることを特徴とする請求項1記載の液体を処理するた めの反応装置。 4. 少なくとも1つの分離部材が、液圧的接触中断、従って毛細管現象に要求 される中断を生成するのに十分に小さいサイズのメッシュ開口を有するグリッド から成ることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の液体を処理する ための反応装置。 5. チャンバ内の液体の注入回数ninjと、反応装置内に保持されている液体 の容積Vrと、吸収用基材の容積Vと、吸収用基材の質量Mと、反応装置の表面 S、および分離部材の数nsとは、処理期間td中の処理されるべき液体の容積D と、要求された処理を行うのに必要な滞留時間tresと、反応装置の装着の時間 tinjと、円柱の毛細管現象の作用による液体によって到達された高さhsと、反 応装置の吸収用基材の高さhtと、および、処理されるべき液体で充填された吸 収用基材の質量と明白な密度dappを有する乾燥した形態における基材の質量と の比率Rの関数として、次の方程式: ここにおいて、ninj、td、tres、およびtinjは上述のように規定される; ここにおいて、Vr、D、およびninjは上述のように規定される; ここにおいて、dlは処理されるべき液体の密度であり、V、Vr、R、および dappは上述のように規定される; ここにおいて、M、V、およびdappは上述のように規定される; ここにおいて、S、V、およびhtは上述のように規定される;そして ここにおいて、ns、ht、およびhsは上述のように規定され、nsは上の数字 に丸められる; の関数として選択されることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載 の液体を処理するための反応装置。 6. チャンバ内の液体の注入回数ninjと、反応装置内に保持されている液体 の容積Vrと、吸収用基材の容積Vと、吸収用基材の質量Mと、反応装置の表面 S、および分離部材の数nsとは、処理期間td中の処理されるべき液体の容積D と、要求された処理を行うのに必要な滞留時間tresと、反応装置の装着の時間 tinjと、円柱の毛細管現象の作用による液体によって到達された高さhsと、反 応装置の吸収用基材の高さhtと、および、処理されるべき液体で充填された吸 収用基材の質量と明白な密度dappを有する乾燥した形態における基材の質量と の比率Rの関数として、次の方程式: ここにおいて、ninj、td、tres、およびtinjは上述のように規定される; ここにおいて、Vr、D、およびninjは上述のように規定される; ここにおいて、dlは処理されるべき液体の密度であり、V、Vr、R、およ びdappは上述のように規定される; ここにおいて、M、V、およびdappは上述のように規定される; ここにおいて、S、V、およびhtは上述のように規定される;そして ここにおいて、ns、ht、およびhsは上述のように規定され、nsは上の数字 に丸められる; の関数として選択されることを特徴とする請求項4記載の液体を処理するため の反応装置。 7. チャンバ内の液体の注入回数ninjと、反応装置内に保持されている液体 の容積Vrと、吸収用基材の容積Vと、吸収用基材の質量Mと、反応装置の吸収 用基材の高さhtと、および分離部材の数nsとは、処理期間td中の処理される べき液体の容積Dと、要求された処理を行うのに必要な滞留時間tresと、反応 装置の装着の時間tinjと、円柱の毛細管現象の作用による液体によって到達さ れた高さhsと、反応装置の表面S、および、処理されるべき液体で充填された 吸収用基材の質量と明白な密度dappを有する乾燥した形態における基材の質量 との比率Rの関数として、次の方程式: ここにおいて、ninj、td、tres、およびtinjは上述のように規定される; ここにおいて、Vr、D、およびninjは上述のように規定される; ここにおいて、dlは処理されるべき液体の密度であり、V、Vr、R、および dappは上述のように規定される; ここにおいて、M、V、およびdappは上述のように規定される; ここにおいて、S、V、およびhtは上述のように規定される;そして ここにおいて、ns、ht、およびhsは上述のように規定され、nsは上の数字 に丸められる; の関数として選択されることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載 の液体を処理するための反応装置。 8. チャンバ内の液体の注入回数ninjと、反応装置内に保持されている液体 の容積Vrと、吸収用基材の容積Vと、吸収用基材の質量Mと、反応装置の吸収 用基材の高さhtと、および分離部材の数nsとは、処理期間td中の処理される べき液体の容積Dと、要求された処理を行うのに必要な滞留時間tresと、反応 装置の装着の時間tinjと、円柱の毛細管現象の作用による液体によって到達さ れた高さhsと、反応装置の表面S、および、処理されるべき液体で充填された 吸収用基材の質量と明白な密度dappを有する乾燥した形態における基材の質量 との比率Rの関数として、次の方程式: ここにおいて、ninj、td、tres、およびtinjは上述のように規定される; ここにおいて、Vr、D、およびninjは上述のように規定される; ここにおいて、dlは処理されるべき液体の密度であり、V、Vr、R、および dappは上述のように規定される; ここにおいて、M、V、およびdappは上述のように規定される; ここにおいて、S、V、およびhtは上述のように規定される;そして ここにおいて、ns、ht、およびhsは上述のように規定され、nsは上の数字 に丸められる; の関数として選択されることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載 の液体を処理するための反応装置。 ことを特徴とする請求項4記載の液体を処理するための反応装置。 9. 前記反応装置は、さらに、チャンバの上方部に設けられガスをその中へ導 入するための少なくとも1つの他の入口を有していることを特徴とする請求項1 、2、3、6、8いずれか1項記載の液体を処理するための反応装置。 10. 前記反応装置は、さらに、チャンバの上方部に設けられガスをその中へ 導入するための少なくとも1つの他の入口を有していることを特徴とする請求項 4記載の液体を処理するための反応装置。 11. 前記反応装置は、さらに、チャンバの上方部に設けられガスをその中へ 導入するための少なくとも1つの他の入口を有していることを特徴とする請求項 5記載の液体を処理するための反応装置。 12. 前記反応装置は、さらに、チャンバの上方部に設けられガスをその中へ 導入するための少なくとも1つの他の入口を有していることを特徴とする請求項 7記載の液体を処理するための反応装置。 13. ガスが、空気であることを特徴とする請求項9記載の液体を処理するた めの反応装置。 14. ガスが、空気であることを特徴とする請求項10ないし12いずれか1 項記載の液体を処理するための反応装置。 15. 汚水を処理するための、請求項1ないし3、6、8および10ないし1 3いずれか1項記載の反応装置の使用方法。
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