JP2000504756A - 改善されたふきすじ防止特性を有するガラスクリーナー - Google Patents

改善されたふきすじ防止特性を有するガラスクリーナー

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Abstract

(57)【要約】 最適なふきすじ防止特性を有する水性ガラスクリーニング組成物は、式R1−O−R2で表される不揮発性有機エーテル(式中、R1は、任意に−OHで置換されたC1−C8直鎖、分枝または環状アルキルまたはアルケニルであり、R2は、−OHで置換されたC1−C6直鎖、分枝または環状アルキルまたはアルケニルである。)、および下記式で表されるふきすじ防止アルコール (式中、A、D、E、G、LおよびMは独立して、−H、−CH3、−OHまたは−CH2OHであり;Jは、単結合または−O−であり;およびQは−Hまたは任意に−OHで置換された直鎖C1−C5アルキルである。)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 改善されたふきすじ防止特性を有するガラスクリーナー技術分野 本願発明はガラス表面のクリーニング用組成物に関する。特に、本願発明は改 善されたふきすじ防止ガラスクリーナー組成物に関する。従来技術 良いガラスクリーナーは単一組成物において種々の異なる特徴を与えるものと 一般に理解されている。それらの特徴は究極的には、良好な洗浄力、許容される 蒸発能、ふきすじ抑止性などである。それらの特徴に反する特性を考慮して、そ れらの全ての特性を達成できるガラスクリーナーを製造することは困難である。 一般に、ガラスクリーナーはよごれた表面に適用され、油およびグリースを乳 化しながらよごれを浮きださせる。その後不快感を与える溶解した物質をよごれ た表面からぬぐい取る。もし、油およびグリースが完全に乳化せず、あるいはふ き取る物質に完全に移らなければ、よごれがふきすじ(streaking)を発生させる 。 リン酸塩洗浄剤が許容されるガラス表面用クリーニングとして公知である、し かしながらそれらは環境に有害なものとして消費者に一般に認められている。 典型的な従来技術のガラスクリーナーも洗浄剤および有機溶剤との水基剤シス テムに利用されている。家庭用の安全性および市販許容性の理由から、ガラスク リーナーは近年世界的に水基剤のものである。水溶性有機洗浄剤は許容される洗 浄力を示し、洗浄剤ビルダーは多価金属イオンを封鎖することにより洗浄力を増 加させるが、それら無機ビルダーは当業界でくもりおよびふきすじを発生するこ とが認められている。 消費者は窓および鏡に発生する「ふきすじ」および「くもり(hazing)」にかな り敏感である。所望のガラスクリーナーは、使用時および理想的には数週および 数月にわたり明瞭性および光学特性を、ほとんどあるいは全く変化させない特性 を示すガラス表面を提供すべきである。本願発明に関連して、ふきすじとは光散 乱を発生させる可視回折層として定義できる。くもりとはガラス全面に瞬時にあ るいはしばらくして展開する霧状の回折層と定義でき、視野がくもることである 。 大部分のクリーニング製品は珪酸塩ガラスと密接に接触して製品の薄い残膜を 残す。表面酸化物および/または水酸化物の連続する付着物との水素結合は、光 学的に明瞭な膜を生じる。これらの連続的な残膜における小さな亀裂あるいは中 断は肉眼で視認できる回折性ふきすじを発生する。特定な配合技術は完全な均一 残膜の維持およびクリーンなガラス表面上の残留回折性粒子の除去に必要である 。 残留表面膜の化学的および光学的安定性は、処方物における界面活性剤および カップリング試薬の適当なバランスの維持により達成できる。しかしながら、よ り典型的には処方者は、残膜特性および光学的効果を考慮せず組成物の安定性お よび良好な洗浄力の確保のためにクリーニング組成物を調製するであろう。 残膜特性を改良するための処方はドライダウン(dry down)工程中の 処方組成物の知識を必要とする。異なる速度で蒸発したときの個々の成分の揮発 性および表面相互作用も考慮する必要がある。例えば、低溶媒両性ガラスクリー ナーへのn−ヘキサノールの添加は、n−ヘキサノールが残留界面活性剤および 珪酸塩表面とよく結合するので、ふきすじおよびくもりに対する特性を減少させ る。 不揮発性グリコールエーテル基剤クリーニング処方物には全く異なるカップリ ングの問題がある。不揮発性グリコールエーテル、例えばヘキ シルセルソルブ(エチレングリコールn−ヘキシルエーテル)またはブチルセル ソルブ(エチレングリコールn−ブチルエーテル)を含有するクリーニング組成 物は、ヘキシルセルソルブおよびブチルセルソルブが他の処方成分よりも溶解性 および揮発性が低いので、異なる状況を示す。例えば、ドライダウン工程の間、 それらの物質の各々はそれ自身で複合体を作りやすく、それによって、ガラスか ら引き離れおよびふきすじとして公知の現象を作り出す小さな回折性粒子を形成 する。ヘキシルセルソルブまたはブチルセルソルブの小滴様粒子を形成する固体 −液体界面の破壊は、カップリング試薬および全エネルギーの好ましい消失とと もに発生する。 本出願人は、適当な硬化および完全なドライダウンをつくるためにグリコール エーテルがフッ素界面活性剤およびイソプロパノールとカップリングするので、 エチレングリコールn−ブチルエーテルを含有するガラスクリーニング組成物が 、実質的にふきすじがないことを発見した。しかしながら、この組成物は消費者 にとって使用が容易ではない。なぜならば、クリーニング工程におけるペーパー タオルのようなクリーニング具とガラス表面との側面あるいはこすり取り摩擦が 減少されていないからである。 米国特許第3,839,234号は、グリコールエーテル、グリコール、モノ ヒドロキシアルコール、アミンおよび合成洗浄剤からなるクリーニング組成物に 関する。脂肪または油から直接誘導されない合成洗浄剤は揮発性であり、表面上 の重大な膜あるいは洗浄剤残査を遊離しない。 米国特許第3,939,090号は、低級アルキレングリコール、低級アルキ ルモノエーテル、例えばエチレングリコールモノブチルエーテルあるいはプロピ レングリコールモノメチルエーテル、および脂肪族ア ルコールからなるクリーニング組成物に関する。例示アルコールはイソプロパノ ール、ブタノールおよびエタノールである。 米国特許第4,315,828号は、ポリエチレングリコールまたはメトキシ ポリエチレングリコールを含有する水性ガラスクリーニングに関し、乳化した油 およびグリースをはね返すガラス状の塗膜を提供し、それによってタオルへの転 移を高め、かつ、ふきすじのないクリーナーを提供するものである。 米国特許第5,108,660号はヒドロカルビルーアミドアルキレン スル ホベタイン洗浄性界面活性剤を含有する水性ガラスクリーニングに関し、ふきす じおよびくもりを減少させるものである。図面の簡単な説明 図1は、本願発明の組成物によって達成される表面濡れ性を示す。 図2は、本願発明の組成物によって達成される接触角特性を示す。 図3は、本願発明および従来技術のガラスクリーニング組成物で処理したガラ ス表面の膜厚性を示す。 図4乃至図6は、本願発明および従来技術のガラスクリーニング組成物で処理 したガラス表面のこすり取り摩擦を示す。 本願発明の目的は、良好なふきすじ防止性を有するクリーニング組成物を提供 することである。 この目的および他の目的は、不揮発性グリコールエーテルおよびふきすじ防止 アルコール(anti-streaking alcohol)からなる新規な水性組成物により提供され る。本願発明の開示 前記した特徴および有利な点は、少なくとも一つの不揮発性有機エーテル化合 物および少なくとも一つのふきすじ防止アルコール化合物の組み合わせからなる 水性クリーニング組成物の本願発明により提供される。 所望であれば、それらの組成物は以下の成分の一またはそれ以上を含むこともで きる。両性界面活性剤、4級化合物、有機溶媒、着色剤および香料。本組成物は さらに、限定されるものではないが、アンモニア、ビネガー、キレート剤、pH 調節剤、ヒドロトロープ、抗細菌化合物などの他の物質を含有しても良い。 良好なよごれの凝集を達成するために、本願発明は少なくとも一つの不揮発性 有機エーテルを含有する。本願発明の不揮発性有機エーテルは以下の式(I)の 化合物である。 R1−O−R2 (I) 式中、R1はC1−C8直鎖、分枝あるいは環状アルキルまたはアルケニルであ り、任意に−OH、−OCH3または−OCH2CH3で置換されている、ならび にR2は−OHで置換されたC1−C6直鎖、分枝あるいは環状アルキルあるいは アルケニルである。 好ましくは、R1は任意に置換されたC3−C6アルキルまたはアルケニル、お よびR2は単置換C2−C4直鎖あるいは分枝アルキルまたはアルケニルである。 さらに好ましくは、R1は無置換または単置換直鎖あるいは分枝C3−C6アル キル、およびR2は単置換C2−C4直鎖あるいは分枝アルキルである。 最も好ましくは、R1は無置換n−C3−C4またはn−C6直鎖ア 適当な不揮発性グリコールエーテルは、エチレングリコール、n−ヘ キシルエーテル、エチレングリコール n−ブチルエーテル、ジプロピレングリ コールメチルエーテル、プロピレングリコール n−ブチルエーテルおよびプロ ピレングリコール n−プロピルエーテルである。しかしながら、エチレン−基 剤グリコールエーテルは将来的に有害と考えられ、および/またはその分解生成 物あるいは毒性に基づく環境空気汚染を生ずると考えられるので、プロピレン− 基剤グリコールエーテルが残留クリーニング組成物に、特に室内使用にはより適 当である。市販入手可能な不揮発性グリコールエーテルはダウ トライアド(D ow Triad)であり、ダウケミカル(Dow Chemicals)から 市販入手可能な、ジプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコー ル n−ブチルエーテルおよびプロピレングリコール n−プロピルエーテルの 等重量%混合物である。 本願発明において、不揮発性グリコールエーテルはいずれの所望の量で含有さ せることができる。一般に、その量は良好なクリーニング結果を達成するように 選択され、通常約0.1〜約0.5全重量%の範囲である(以降、全ての量は特 に指摘しない限り、重量%である)。好ましくは、不揮発性グリコールエーテル は約0.5〜約3.0全重量%、最も好ましくは、約0.9〜約2.5全重量% の範囲で使用する。 本願発明は、あるアルコールが不揮発性有機エーテルとカップリングし、ガラ スクリーニング組成物が視認できるふきすじの展開を驚くほど減少させ、かつ、 消費者の使用容易性を高めるということを発見したものである。これらのふきす じ防止アルコールは種々の一価アルコール、二価アルコール、三価アルコールお よび多価アルコールである。 本発明に使用するためのふきすじ防止アルコールは、下記式(II)により表 される。 式中、A、D、E、G、LおよびMは独立して、−H、−CH3、−OHまたは −CH2OHであり、Jは単結合または−O−であり、そしてQは−Hまたは任 意に−OHで置換された直鎖C1−C5アルキルであり、ただし、 (i)Qが−OHで置換されたアルキルでない場合、A、D、E、G、Lおよび Mの少なくとも一つは−OHまたは−CH2OHであり、 (ii)AおよびEの一つのみが−OHであり、かつ、Jが単結合である場合、D 、G、L、MおよびQは同時に−Hでなくてもよく、 (iii)A、D、E、GおよびLが同時に−Hであり、Jが単結合であり、 CH3でなくてもよく、そして、 (iv)Jが単結合であり、E、G、LおよびMのいずれもが−CH3または−C H2OHでなく、かつ、Qが−CH2CH2CH2CH3である場合、A、D、E、 G、LおよびMの少なくとも二つは−OHであるか、またはAおよびDの少なく とも一つは−CHまたは−CH2OHである。 好ましくは、A、D、EおよびGの少なくとも一つは−OHまたは−CH2O Hであり、かつ、Qは−Hまたは任意に−OHで単置換された直鎖C1−C5アル キルである。 より好ましくは、A、D、EおよびGの少なくとも一つまたは二つは−OHま たは−CH2OHであり、かつ、Qは−Hまたは−CH2OHである。 最も好ましくは、A、D、EおよびGの少なくとも一つまたは二つは −OHまたは−CH2OHであり、Jは−O−であり、LおよびMは独立して− Hまたは−CH3であり、かつ、Qは−CH2OHである。 発明者らは、プロピレングリコール(1,2−プロパンジオール)、グリセリ ン(1,2,3−プロパントリオール)、n−ヘキサノール、1−ペンタノール 、2−ペンタノール、3−ペンタノール、1,3−ブチレングリコール(1,3 ブタンジオール)およびジエチレングリコール(ジヒドロキシジエチルエーテル )は、特によく機能して不揮発性物質に適切に結合することを見いだした。 他のアルコールは、ふきすじ特性を減じないことが機能的にわかった。 これらは、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル− 1,3−ペンタンジオール、1−ヘプタノール、2−ペプタノールおよび3−ペ プタノールを含む。 発明者らは、適切に結合したクリーニング組成物が最小限のよごれの再堆積を 伴いながらよごれの除去を容易にすることを観察した。不揮発性有機エーテル系 配合物は、クリーニングタオル基質に優先的に吸着されえない安定な凝集物を形 成する傾向を有する。安定なアルコール溶液を用いて適当な表面エネルギーを維 持することは、よごれの除去およびタオル基質への堆積を最大限にし、固体表面 上への再堆積を最小限にする。 本発明において、ふきすじ防止アルコールは所望のどんな量でも用いられる。 一般的に、量はふきすじおよび/またはくもりの減少を達成するように選択され 、通常約0.1〜約5.0総重量%の範囲にある。好ましくは、ふきすじ防止ア ルコールは、約0.1〜約3.5総重量%の範囲であり、最も好ましくは、約0 .2〜約2.5総重量%の範囲である。 驚くべきことに、ふきすじ防止アルコールにより与えられるふきすじ 減少の量は、ふきすじ防止アルコールの量の増加に伴う直線的関数でなく、その 代わり、公称の不揮発性物質にほぼ等しいアルコール部分がふきすじの最小量を 生じるというガウス形状曲線である。 発明者らは、表面濡れおよび接触角が不揮発性グリコールエーテル含有ガラス クリーナーに関しての潜在的長期膜安定性の良い尺度であることを決定した。こ れらの性能指標は、両方とも、試験物の単一液滴(約0.04gまたは5μl、 それぞれ)をピペットから未処理鏡および/またはガラス表面に置くことにより 、測定される。 第1図は、0.9重量%エチレングリコールn−ヘキシルエーテルを含み、か つ、プロピレングリコールの量を変えたガラスクリーニング組成物から得た表面 濡れ測定を説明する非線形曲線を示す。0.9重量%エチレングリコールn−ヘ キシルエーテルを含む対照クリーニング組成物は、21mmの表面濡れ広がり量 (surface wetting spread)を示した。 第2図は、0.9重量%エチレングリコールn−ヘキシルエーテルを含み、か つ、プロピレングリコールの量を変えたガラスクリーニング組成物から得た接触 角測定を説明する非線形曲線を示す。0.9重量%エチレングリコールn−ヘキ シルエーテルを含む対照クリーニング組成物は22°の接触角を示した。 第1図は、ふきすじ減少アルコールの量が不揮発性グリコールエーテルの量と 同様であるときに、ガラスクリーナーの適用において得られた表面濡れが最大に 達することを説明している。さらに、第2図も、また、ふきすじ減少アルコール の量が不揮発性グリコールエーテルの量とほぼ同じであるときに、ガラスクリー ナーの適用において得られた接触角が最小に達することを説明している。この説 明により結合しないときは、発明者らは、接触角を最小にしながらその平均広が り量(average spread)を最大限にするようにガラスクリーナーを配合するのが最も有効的であ ると考えている。 本発明によるガラスクリーニング組成物は、一つまたはそれ以上の表面活性剤を 含み、組成物の表面張力を調整しても良い。これらの表面活 て販売されているデシル(スルホフェノキシ)ベンゼンスルホン酸二ナトリウム 塩のようなアニオン性界面活性剤、またはWitco リル酸グリシナートのような両性界面活性剤を好ましくは含んでもよい。 なフッ素系アニオン性活性剤であってもよい。他の適切な界面活性剤は、 いるココアミドプロピルジメチルスルタインのようなベタイン界面活性 Dとして販売されているココナッツ系アルカノールアミド界面活性剤ま うなエトキシ化アルコール、Lonza Corp.からBarlox 9として販売されているエトキシ化野菜油のようなクリーニング界面活性剤を含 む。 一般的に、発明者らは、カチオン性両性界面活性剤の使用が、ふきすじまたは よごれの問題の傾向を有するガラスクリーナーを生じうることがわかった。した がって、本発明に使用する両性界面活性剤は、アルカリ性条件下で好ましくは使 用して両性化合物のアニオン性部分を活性化 させる。 理想的には、両性界面活性剤は、高い洗浄性および低い発泡特性を示 −2(Lonza Corp.)のようなカプリロアンホジプロピオネートを含 み、これはC6(4%)、C8(57%)、C10(38%)およびC12(1%)の アミド炭素を含む鎖長を有する脂肪親和性末端基を有する。 両性界面活性剤類は、好ましくはそれらの塩でない形で利用されて、特にガラ スクリーナーが洗剤を含むときは、ガラスクリーニング系においてそれらの相溶 性を最大限にしてもよい。 本発明において、界面活性剤は、0〜約5.0重量%の範囲で、好ましくは約 0.01〜約3.0重量%の範囲で、最も好ましくは約0.01〜約2.0重量 %の範囲で用いられる。 本発明によるガラスクリーニング組成物は、また、両性界面活性剤のくもり防 止活性を増強する第四級化合物を含んでもよい。そのような化合物は、従来のい ずれの第四級アンモニウム塩化合物を含み、それらにおいては、正に帯電した中 心窒素原子が負に帯電した酸ラジカルと関連した4つの有機基と結合している。 第四級化合物は、また、ベタインやスルホベタインを含む他の正に帯電した四価 の窒素原子塩を含むことを意図する。好ましい第四級化合物は、Witco C orp.からの 15はタローアンモニウムクロリドとして一般に知られている。 一般的に、本発明に合致して調製されたガラスクリーニング組成物は、0〜約 2.0重量%の第四級化合物を、好ましくは約0.075〜約1.0重量%の第 四級化合物を、最も好ましくは約0.1〜約0.75 重量%の第四級化合物を含む。 ガラスクリーニング組成物は、また、Lonza Corp.から ル/ジアルキルジメチルアンモニウムクロリドのような第四級アンモニウム化合 物を含む抗菌剤および/または殺菌剤を含んでもよい。配合者は、一つまたはそ れ以上のクリーニング溶剤またはクリーニング助剤、例えばモノエタノールアミ ンを選択して含ませてもよい。これらのクリーニング溶剤は、一般的に、0〜約 2.0重量%の量で、好ましくは約0.01〜約1.0重量%の量で、最も好ま しくは約0.125〜約0.8重量%の量で利用される。 本発明によるガラスクリーニング組成物は、また、ナトリウム メタシリケー ト(Na2SiO3)のようなクリーニング助剤を含んでもよく、これは種々のタ イプのしみの除去を改良することやよごれに浸透させることに有用であり、また はグルコン酸(HOCH2(CH(OH))4CO2Na)を含んでもよく、これ はクリーニングを改善し、封鎖(sequestering)を付与し、さび除去を促進する 。これらのクリーニング助剤は、一般的に、0〜約1.0重量%の量で、好まし くは約0.01〜約0.80重量%の量で、最も好ましくは約0.1〜約0.5 重量%の量で利用される。 消費者により良く受け入れてもらうためには、ガラスクリーニング組 Blue HPのような着色剤または染料および芳香剤成分を含む。もし、染料 または芳香剤が組成物に含まれるならば、さらに、ヨウ化カリウムのような酸化 防止剤を好ましくは含むことができ、これらの材料を保護し、長期間貯蔵寿命の ための十分な安定性を付与する。もちろん、もし、経済的理由または他の理由か ら、これらの材料を省略することに より澄んだ、または無芳香性の組成物にすることは確かに可能である。 本発明の組成物は、所望のどんなpHを有してもよい。しかし、本発明による 好ましい組成物は、よりアニオン性で、かつ、より親水性になって存在しうる両 性界面活性剤を生じさせるために、塩基性である。もちろん、選択される特別な pHは、利用される個々の界面活性剤に大きく依存する。しかし、一般的に、組 成物のpHは7より大きく、より好ましくは、8〜13であり、理想的には10 〜11である。発明を実施する態様 以下の組成物は、本願発明の各種の代表的な具体例を例示する実施例あるいは 比較例を示す。実施例1 本願発明によるふきすじ防止ガラスクリーニング組成物を、つぎの処方により 調製した。 成分名 重量% ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2000 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコール n−ヘキシルエーテル 0.9000 エチレングリコール n−ブチルエーテル 1.0000 イソプロピルアルコール 4.2500 1,3ーブチレングリコール 0.7500 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 香 料 0.0500 ヨウ化カリウム 0.0030 染 料 0.0007 アンモニア(28.5%活性) 0.3000 脱イオン水 残 部実施例2 本願発明によるふきすじ防止殺菌ガラスクリーニング組成物を、つぎの処方に より調製した。 成分名 重量% ラウリルアミンオキサイド 0.4000 グリセリン 0.2000 アルキルジメチルベンジル/ジアルキル ジメチルアンモニウムクロライド(80%活性) 0.1200 モノエタノールアミン 0.4000 ヘキサノール 0.3000 イソプロピルアルコール 2.5000 プロピレングリコール n−ブチルエーテル 0.2500 フッ素化カチオン界面活性剤 0.0500 香 料 0.0500 脱イオン水 残 部実施例3 本願発明によるふきすじ防止ガラスクリーニング組成物を、つぎの処方により 調製した。 成分名 重量% デシル(スルフォフェノキシ) ベンゼンスルホン酸ジナトリウム塩 0.1500 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコール n−ヘキシルエーテル 0.6000 エチレングリコール n−ブチルエーテル 0.8000 イソプロピルアルコール 3.5000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 香 料 0.0500 プロピレングリコール 0.2500 染 料 0.0014 アンモニア(28.5%活性) 0.3000 軟 水 残 部実施例4 本願発明によるふきすじ防止ガラスクリーニング組成物を、つぎの処方により 調製した。 成分名 重量% ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2000 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコール n−ヘキシルエーテル 0.7000 エチレングリコール n−ブチルエーテル 0.5500 イソプロピルアルコール 4.0000 プロピレングリコール 1.0000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 香 料 0.0500 染 料 0.0014 アンモニア(28.5%活性) 0.3000 軟 水 残 部実施例5 本願発明によるふきすじ防止ガラスクリーニング組成物を、つぎの処方により 調製した。 成分名 重量% ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2000 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコール n−ヘキシルエーテル 0.7000 エチレングリコール n−ブチルエーテル 0.5500 イソプロピルアルコール 4.0000 プロピレングリコール 1.0000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 香 料 0.0500 染 料 0.0014 ナトリウムメタシリケート、無水物 0.2500 アンモニア(28.5%活性) 0.3000 軟 水 残 部実施例6 本願発明によるふきすじ防止ガラスクリーング組成物を、つぎの処方により調 製した。 成分名 重量% ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2000 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコール n−ヘキシルエーテル 0.7000 エチレングリコール n−ブチルエーテル 0.5500 イソプロピルアルコール 4.0000 プロピレングリコール 1.0000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 香 料 0.0500 染 料 0.0014 Na2SiO3・5H2O 0.2500 アンモニア(28.5%活性) 0.3000 軟 水 残 部実施例7 本願発明によるふきすじ防止ガラスクリーニング組成物を、つぎの処方により 調製した。 成分名 重量% ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2000 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコール n−へキシルエーテル 0.7000 エチレングリコール n−ブチルエーテル 0.5500 イソプロピルアルコール 4.0000 プロピレングリコール 1.0000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 香 料 0.0500 染 料 0.0014 グルコン酸 0.2500 アンモニア(28.5%活性) 0.3000 軟 水 残 部実施例8 組成物をつぎの処方により調製した。 成分名 重量% イソプロピルアルコール、無水 3.500000 エチレングリコールモノブチルエーテル 1.000000 エチレングリコール N−ヘキシルエーテル 0.900000 水酸化アンモニウム 0.300000 プロピレングリコール、工業用級 0.250000 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.200000 カセイソーダ、50%溶液 0.060000 香 料 0.050000 染 料 0.000700 フッ素化カチオン界面活性剤 0.020000 軟 水 残 部比較例1 下記処方により組成物を製造した。 成分名 重量% ドデシルベンゼン硫酸ナトリウム 0.2000 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコールn−ヘキシルエーテル 0.9000 エチレングリコールn−ブチルエーテル 1.0000 イソプロピルアルコール 3.5000 2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.5000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 芳香剤 0.0500 ヨウ化カリウム 0.0030 染料 0.0007 アンモニア水(28.5%) 0.3000 脱イオン水 残 部比較例2 下記処方により組成物を製造した。 成分名 重量% カプリロアンフォジプロピオネート 0.2500 (capryloamphodlproplonate) カプリリックグリシネート(caprylic glyclnate) 0.4500 モノエタノールアミン 0.4000 酪酸エチル 1.0000 エチルビス(ポリエトキシエタノール)獣脂 アンモニウムクロライド 0.2000 フッ素化カチオン界面活性剤 0.0200 芳香剤 0.0600 染料 0.0007 アンモニア水(28.5%) 0.2200 脱イオン水 残 部比較例3 下記処方により組成物を製造した。 成分名 重量% カプリロアンフォジプロピオネート 0.2500 (capryloamphodipropionate) カプリリックグリシネート(caprylic glycinate) 0.4500 モノエタノールアミン 0.4000 2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.0000 エチルビス(ポリエトキシエタノール)獣脂 アンモニウムクロライド 0.2000 フッ素化カチオン界面活性剤 0.0200 芳香剤 0.0600 染料 0.0007 アンモニア水(28.5%) 0.2200 脱イオン水 残 部比較例4 下記処方により組成物を製造した。成分名 重量% ラウリル硫酸ナトリウム 0.5000 カプリロアンフォジプロピオネート 0.6500 (capryloamphodipropionate) エチルビス(ポリエトキシエタノール)獣脂 アンモニウムクロライド 0.4500 モノエタノールアミン 0.4000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 芳香剤 0.0400 染料 0.0007 アンモニア水(28.5%) 0.2500 脱イオン水 残 部比較例5 下記処方により組成物を製造した。 成分名 重量% ラウラミンオキサイド(lauramine oxide) 0.4000 アルキルジメチルベンジル/ジアルキルジメチル アンモニウムクロライド 0.1200 モノエタノールアミン 0.4000 イソプロピルアルコール 2.5000 プロピレングリコールn−ブチルエーテル 0.2500 フッ素化カチオン界面活性剤 0.0200 芳香剤 0.0500 脱イオン水 残 部比較例6 下記処方により組成物を製造した。成分名 重量% カプリロアンフォジプロピオネート 0.2500 カプリリックグリシネート両性界面活性剤 0.4500 エチルビス(ポリエトキシエタノール)獣脂 アンモニウムクロライド 0.2000 モノエタノールアミン 0.4000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0200 芳香剤 0.0500 染料 0.0004 アンモニア水(28.5%) 0.2200 脱イオン水 残 部比較例7 下記処方により組成物を製造した。 成分名 重量% ドデシルベンゼン硫酸ナトリウム 0.2000 モノエタノールアミン 0.2000 エチレングリコールn−ヘキシルエーテル 0.9000 エチレングリコールn−ブチルエーテル 1.0000 ィソプロピルアルコール 5.0000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 芳香剤 0.0500 ヨウ化カリウム 0.0030 染料 0.0014 アンモニア水(28.5%) 0.3000 軟水 残 部比較例8 欧州特許公開第0527625号により組成物を製造した。 成分名 重量% ラウリル硫酸ナトリウム(30%) 0.34364 イソプロピルアルコール、無水 2.76000 エチレングリコールn−ブチルエーテル 1.74000 低分子量ポリアクリル酸 0.04200 アニオン性フッ素界面活性剤 0.01500 芳香剤 0.02000 染料 0.00070 アンモニア水(28.5%) 1.0000 軟水 残 部評価 ガラスクリーニング組成物を、ふきすじおよびくもりについて、実際の使用お よび観察によって直接に評価する。ガラスクリーナーのふきすじ/くもり可能性 を、明るい(300W/Btu880)光を用いての直接照明で鏡を観察するこ とによって評価する。窓およびガラスパネルもまた、付与性能を評価するのに用 いることができるが、観察角と照明技術はより重大になる。問題の多いガラスク リーナーは、直ちにふきすじを付けたり数日のうちにくもりを生じることがある 。これらの問題はクリーニング工程、クリーニングタオル、および遭遇した固有 のよごれの型によってさらに複雑にされうる。 直接観察による評価のためには、鏡をHPLC級のアセトンで洗浄することに よって準備し、Fort Howard製Accu Wipe アセトン洗浄後、エタノールで浄化しCheesecloth 試験製造物の等量を、調製した鏡面にトリガー若しくはエアロゾルスプレーに よって付与するかあるいは点眼器でもって6”×12”(15.2cm×30.5 cm)あたりおよそ1mlの割合で均一に付与する。 折り重ねられたペーパータオルが、3〜5回上下に打ち、続いて2回横に引く ことで液体試験製造物をこすり取るのに用いられる。そのペーパータオルはそれ からひっくり返し、そのきれいな側を、一貫した湿った膜で以てガラスが覆われ るまで垂直方向の打ちに用い、空気乾燥する(結果を「ウエット」と称する)か 、あるいはそのガラスが完全に乾燥されて輝くまで垂直方向に打つことに用いる (結果を「ドライ」と称する)。付与後直ちに、鏡を明るいスポットライト下で 観察し、ふきすじを記録する。それから鏡を化学的なおよび粒子の汚染が無い制 御された試験室に垂直に保管する。鏡をくもりの発生および何か他の変化につい ておよそ1時間、24時間そしてそれから2ヶ月の間毎週という観察順序で定期 的に検査する。処理された表面は種々の光源条件の下、質的評価のためには肉眼 で、そして定量的評価のためには映像観察で試験される。 良好な製造物は、通常の条件下では最初のうちはあるいは1〜2ヶ月後でさえ も、ふきすじやくもりを生じないであろう。あまり良くない処方物は直ちにふき すじになるか、あるいはやがて望ましくないくもりを発生させる。 実施例8を除いた先の全ての実施例の処方物を、前述の直接観察手順を用いて 評価された。結果を以下の表1に示す。表1において、ふきすじとくもりは1〜 10の尺度で評価される。1が最適(ふきすじもしくはくもりが無い)であり1 0が最悪点(直ちにふきすじとなるあるいはひどいくもり)である。 よごれ取り クリーニング組成物の付与前後における固体基体上の汚物材料の表面層の厚さ は、偏光解析法の技術を用いて測定できる。この技術においては、円偏光した単 色光が、標的の表面を照らすために用いられ、そして反射したビームの偏光がカ ーセル検出器かニコルプリズム系を用いて測定される。それから反射ビームの楕 円率が、入射ビームの入射角、それに膜および基体の屈折率の知見から表面膜の 厚さを計算するのに用いられる。コンピュータ制御されたX−Yステージを用い て、入射ビームが試験片表面を横断し、表面膜の厚さの概観が査定される。その 様な厚さの概観はクリーニング後、基体表面上に残留している汚損のレベルの尺 度である。モデルよごれ モデルのよごれを以下の処方にしたがって調製した。 Norpar5/Norpar7の37:63混合物 98.5% 合成皮脂 0.5% 粘土 0.5% 技術用ホワイトオイル 0.5%よごれの手順 洗浄したガラスプレート(6”×6”)をモデルよごれで以て、92mg/平方 インチの汚物負荷を達成するように均一に覆った。汚損されたプレートを有毒ガ ス排気装置付実験容器内に一晩放置して乾燥させた。 以下のガラスクリーニング組成物を評価した。比較例9 成分名 重量% エチレングリコールn−ヘキシルエーテル 0.9000 エチレングリコールモノブチルエーテル 1.0000 無水イソプロピルアルコール 5.0000 ヨウ化カリウム 0.0030 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(20%活性) 0.4000 モノエタノールアミン 0.4000 フッ素化アニオン界面活性剤 0.0250 酢酸(80%) 0.0375 香料 0.1000 アンモニア(28.5%) 0.3528 脱イオン水 残 部実施例9 以下の組成物を調製した。 成分名 重量% 無水イソプロピルアルコール 3.5000 エチレングリコールn−ブチルエーテル 0.8000 エチレングリコールn−ヘキシルエーテル 0.6000 プロピレングリコール 0.2500 デシル(スルホフェノキシ)ベンゼンスルホン酸二ナトリウム塩 0.1500 モノエタノールアミン 0.2000 水酸化アンモニウム 0.3000 フッ素化カチオン界面活性剤 0.0250 香料 0.0500 染料 0.0014 軟水 残 部 クロロックス社(Clorox Co.)から、商品名Formul 有するものと思われる。 イソプロパノール 5.4% プロピレングリコールt−ブチルエーテル 4〜5% 水酸化アンモニウム 存 在 ココアミドプロピルブタイン 0.26% 水、染料および芳香剤 約90%クリーニング方法 各種のガラスクリーニング試料を、賦活動作(activation)当たり 大体同量の製品を放出することを確保するための確認がなされた別個の引き金付 きのスプレーアプリケーターに充填した。次いで、よごれたプレートを処理する ために、各試料を、引き金を一回一杯に引いてプレートの全表面を覆うようにし て、用いた。次いで、処理したプレートを30秒間放置し、そしてガードナー アパレータス(Gardner Apparatus)を用いて洗浄した。この 洗浄法では、標準のペーパータオルを60mm×30mm×90mmの木製のブ ロックの周りに巻き付けて行った。次いで、処理した各プレートをGardne r Apparatus上のクリーニングトレーに置き5サイクル行った。偏光解析(Ellipsometric)測定 特定の目的で作られた(purpose−built)走査型偏光解析器(ビ ー.ピー.リサーチ(B.P. Research)の好意)であって、スペク トル フィジックス(Spectra Physics)He/Ne環状偏光レ ーザー源およびカーセル型の検出器が設けられているものを用いて、洗浄後の残 留残査の、ガラス基板を横切る、平均フィルム厚さによって表される残留物プロ フィルを決定した。 表3に示したこれらのグラフは、ガラスプレートの60mm×10mmの洗浄 した部分についての偏光解析走査中に得られた結果に相当する。 表3に示す残留物プロフィルは、本発明の実施例9、比較例9、およ 結果 図3は、試験した5つの製品、すなわち比較例9、本発明の実施例9、 プロフィルを示している。 明らかに示されるように、実施例9の処理したプレート上の残留物フィルムは 、その他の非−リン酸塩含有組成物で処理したプレート上に見い出されるフィル ムより少ない。プレートを横切る平均フィルム厚さに基づく組成物の全体のラン ク付けは、実施例9<比較例9<Formu1a 409ガラスおよび表面であ る。 フィルム厚さおよびフィルムのくぼみ(furrowing)(グラフ上のポ イント偏差により示した)の組合せが実際ふきすじを引き起こすことに注目する ことは重要である。結果的には、プロピレングリコールを含有する実施例9の組 成物は、プロピレングリコールなしのFor をつけたりしない。このことは、目視による評価により確認することができる。使用上の容易さ 本出願人は、本発明の配合物が、クリーニング用具と表面との間の擦り摩擦( rub−out friction)を減少することにより、消費者にとっての 使用上の容易さを向上させることを見い出した。この擦り摩擦が減少することは 、アダム インストルメント社(ADAM Instrument Co.)か ら入手できるプリシジョン フォース スクラバー(Precision Fo rce Scrubber)を用いて証明することができる。 プリシジョン フォース スクラバー(Precision For ce Scrubber)は、スクラビング(scrubbing)動作全体の 摩擦力を監視しつつ、一定の通常の力を掛けることができるように設計されたコ ンピューター制御の機械的スクラビングおよび研磨する装置である。スクラビン グサイクルの回数、アプリケーターのヘッドの加速度および速度とは、グラフ表 示インターフェースで表示されそして制御される。前方および後方へのスクラビ ングの各ストローク全体、および多数のストロークサイクル中に付加された力の 特徴づけをするために、データ蒐集および分析用ソフトウエアが設けられている 。しかして、消費者により行われる洗浄、研磨、はぎ取り(stripping )およびその他の手順を、再現し得るように制御し、そして敏感に監視すること ができる。 通常の力は、スクラバーのヘッドにより加えられる下方向の力である。横方向 の力は、固定されているガラスミラー、および移動しているスクラビング用のタ オルとの間の摩擦力を表す。この横方向の力は、また、「擦り(rub−out )」摩擦として知られている。望ましくない高い効率の静的な摩擦または「粘着 性(tack)」の存在は、横方向の力のグラフにおけるピークによってグラフ 的に表せられる。 制御されたスクラバーヘッドには、二つの2インチ×4インチのスクラバーを 設けた。コットン洗浄布の1.5インチ幅の細片を各スクラバーヘッドに取り付 けた。機械のセッティングは次のとおりであった。通常の力は2.5 1bsに 、速度は10、加速度および減速度は100にセットし、6インチストロークの 20回の前方および後方スクラビングサイクルとした。約0.5グラムの試験製 品(実施例8および比較例7)を各クリーニングパッドの前方においた。この配 置は、標準的な12インチ平方のガラス製のミラー上の試験製品の、機械制御さ れた直接的な比較を与える。 ふきすじ防止アルコールを含有しない組成物に対する、ふきすじ防止アルコー ルを含有する本発明の擦り摩擦の向上した減少を示すために、プリシジョン フ ォース スクラバー(Precision Force Applicator )からの横方向の力(lbs)のデータを図4−6に示すように時間(秒)に対 してプロットした。 図4は、0および17秒の間の約12サイクルの間の、比較例7(プロット2 )に対する本発明の実施例8(プロット1)についての擦り摩擦を示している。 図5は、15秒および19秒の間の3サイクルについての擦り摩擦に関する、本 発明の実施例8(プロット1)と比較例7(プロット2)との比較を示している 。図4および図5に明らかに示すように、ふきすじ防止アルコールを有する組成 物では、ふきすじ防止アルコールを有しない組成物に比べて擦り摩擦が約0.5 lb減少した。 図6は、プロピレングリコールを含有する本発明の実施例9(プロット3)対 プロピレングリコールを有しない比較例8(プロット4)についての擦り摩擦を 示す。この試験は上述したように実施したが、次の例外がある。プロクター ア ンド ガンブル社(Procter&Gam 入手可能なペーパータオルの2インチ×4インチの部分を各スクラバーヘッドに 取り付けた。1.5mlの各試験製品を各ペーパータオル上へ置き、また5.0 lbsの通常の力をプリシジョン フォース スクラバー(Precisio n Force Applicator)に掛けた。 図6に示すように、プロピレンを含有する実施例9の組成物(プロット3)で は、ふきすじ防止アルコールなしの比較例8の配合物(プロット4)に比較して 、擦り摩擦がより少なく、またガラスミラー上の顕著な粘着性ピークがより少な かった。産業上の利用性 良好な洗浄性とふきすじ抑止性とをもたらすガラスクリーニング組成物は、本 発明のクリーニング剤から調製することができる。 本発明はある好ましい態様について説明してきたが、本発明はここで説明した 特定のものに限定されるものではないことは理解されるであろう。当業者は、本 発明の精神と範囲内において無数の変形例および修正例を容易に認識することで あろう。そして、かかる変形例や修正例は、次に掲げる請求の範囲によって画定 される本発明に含まれるものと意図される。
【手続補正書】 【提出日】1998年12月24日(1998.12.24) 【補正内容】 (1) 「請求の範囲」を別紙の通り訂正する。 (2)明細書第3頁第13行目の 「するので、」の後に 「英国特許出願公開第2166153号に開示されるような、」を挿入する。 (3)同上第4頁第2行目の 「エタノールである。」の後に 「また、欧州特許出願公開第527625号は、エチレングリコールモノヘキ シルエーテルおよび極性C14アルコール補助溶剤を含有するクリーニング組成 物に関する。」を挿入する。 (4)同上第6頁第15行目の 「0.1」を 「0.01」と訂正する。 (5)同上第25頁第11行目の 「(6”×6”)」を 「[15.25cm×15.25cm(6”×6”)]」と訂正する。 (6)同上第25頁第11行目〜第12行目までの 「92mg/平方インチ」を 「14.25mg/cm2(92mg/平方インチ)」と訂正する。 (7)同上第27頁下から第3行目の 「m」の後に 「(2.36”×0.39”)」を挿入する。 (8)同上第29頁下から第9行目の 「2インチ×4インチ」を 「5.1cm×10.2cm(2インチ×4インチ)」と訂正する。 (9)同上第29頁下から第8行目の 「1.5インチ」を 「3.8cm(1.5インチ)」と訂正する。 (10)同上第29頁下から第6行目の 「2.5 lbs」を 「1.14kg(2.5 lbs)」と訂正する。 (11)同上第29頁下から第5行目の 「6インチストローク」を 「15.2cm(6インチ)ストローク」と訂正する。 (12)同上第29頁下から第2行目の 「12インチ平方」を 「30.5cm(12インチ)平方」と訂正する。 (13)同上第30頁第12行目の 「約0.5 lb」を 「約0.3kg(0.5 lb)」と訂正する。 (14)同上第30頁下から第9行目の 「2インチ×4インチ」を 「5.1cm×10.2cm(2インチ×4インチ)」と訂正する。 (15)同上第30頁下から第7行目の 「5.0 lbs」を 「2.3kg(5.0 lbs)」と訂正する。 (16)同上第31頁第4行目〜第9行目までの 「本発明は・・・・意図される。」を削除する。請求の範囲 1.ガラスクリーニング組成物であって、 水; 下記式で表される不揮発性有機エーテル0.01〜5.0重量% R1−O−R2 (式中、R1は、任意に−OH、−OH3または−OCH2CH3で置換されたC1 −C8直鎖、分枝または環状アルキルまたはアルケニルであり、R2は、−OH で置換されたC1−C6直鎖、分枝または環状アルキルまたはアルケニルである。 );および 下記式で表されるふきすじ防止アルコール0.1〜5.0重量% (式中、A、D、E、G、LおよびMは独立して、−H、−CH3、−OHまた は−CH2OHであり;Jは、単結合または−O−であり;かつ、Qは−Hまた は任意に−OHで置換された直鎖または分枝C1−C5アルキルであり、ただし、 (i)Qが−OHで置換されたアルキルでない場合、A、D、E、G、Lお よびMの少なくとも一つは−OHまたは−CH2OHであり; (ii)AおよびEの一つのみが−OHで他が−Hであり、かつ、Jが単結合 である場合、D、G、L、MおよびQは同時に−Hでなくてもよく; (iii)A、D、EおよびLが同時に−Hであり、Jが単結合であり、Gま たはMの一つが−CH2OHであり、かつ、他が−Hである場合、Qは (iv)Jが単結合であり、E、G、LおよびMのいずれもが−CH3または −CH2OHでなく、かつ、Qが−CH2CH2CH2CH3ある場合、A、D、 E、G、LおよびMの少なくとも二つは−OHであるか、またはAおよびDの少 なくとも一つは−CH2OHである。) を含むことを特徴とするガラスクリーニング組成物。 2.R1が任意に置換されたC3−C6アルキルまたはアルケニルであり、R2が単 置換C2−C4直鎖または分枝アルキルまたはアルケニルである請求項1記載のガ ラスクリーニング組成物。 3.R1が非置換または単置換直鎖または分枝C3−C6アルキルであり、R2が単 置換C2−C4直鎖または分枝アルキルである請求項2記載のガラスクリーニング 組成物。 4.R1が非置換n−C3−C4またはn−C6直鎖アルキルまたは である請求項3記載のガラスクリーニング組成物。 5.A、D、EおよびGの少なくとも一つが、−OHまたは−CH2OHである請 求項1〜4のいずれかに記載のガラスクリーニング組成物。 6.A、D、EおよびGの一つまたは二つが、−OHまたは−CH2OHであり、 Qが−Hまたは−CH2OHである請求項5記載のガラスクリーニング組成物。 7.Jが−O−であり、LおよびMが独立して、−Hまたは−CH3であり、Qが −CH2OHである請求項6記載のガラスクリーニング組成物。 8.不揮発性有機エーテルが約0.5〜約3.0全重量%の量で存在し、ふきす じ防止アルコールが約0.1〜約3.5全重量%の量で存在する請求項6記載の ガラスクリーニング組成物。 9.不揮発性有機エーテルが約0.9〜約2.5全重量%の量で存在し、ふきす じ防止アルコールが約0.2〜約2.5全重量%の量で存在する請求項7記載の ガラスクリーニング組成物。 10.さらに約2.0重量%以下のモノエタノールアミンを含む請求項1記載のガ ラスクリーニング組成物。 11.さらに約0.01〜約1.0重量%のモノエタノールアミンを含む請求項8 記載のガラスクリーニング組成物。 12.さらに約0.125〜約0.8重量%のモノエタノールアミンを含む請求項 9記載のガラスクリーニング組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ガラスクリーニング組成物であって、 水; 式R1−O−R2で表される不揮発性有機エーテル(式中、R1は、任意に−O Hで置換されたC1−C8直鎖、分枝または環状アルキルまたはアルケニルであり 、R2は、−OHで置換されたC1−C6直鎖、分枝または環状アルキルまたはア ルケニルである。);および 下記式で表されるふきすじ防止アルコール (式中、A、D、E、G、LおよびMは独立して、−H、−CH3、−OHまた は−CH2OHであり;Jは、単結合または−O−であり; およびQは−Hまたは任意に−OHで置換された直鎖または分枝C1−C5アルキ ルであり、ただし、 (i)Qが−OHで置換されたアルキルでない場合、A、D、E、G、Lおよび Mの少なくとも一つは−OHまたは−CH2OHであり; (ii)AおよびEの一つのみが−OHであり、かつ、Jが単結合である場合、D 、G、L、MおよびQは同時に−Hでなくてもよく; (iii)A、D、E、GおよびLが同時に−Hであり、Jが単結合であ CH2CH3でなくてもよく;および (iv)Jが単結合であり、E、G、LおよびMのいずれもが−CH3または−C H2OHでなく、かつ、Qが−CH2CH2CH2CH3である場 合、A、D、E、G、LおよびMの少なくとも二つが−OHであるか、またはA およびDの少なくとも一つは−CHまたは−CH2OHである。)を含むことを 特徴とするガラスクリーニング組成物。 2. R1が任意に置換されたC3−C6アルキルまたはアルケニルであり、R2が単 置換C2−C4直鎖または分枝アルキルまたはアルケニルである請求項1記載のガ ラスクリーニング組成物。 3. R1が非置換または単置換直鎖または分枝C3−C6アルキルであり、R2が単 置換C2−C4直鎖または分枝アルキルである請求項2記載のガラスクリーニング 組成物。 4. R1が非置換n−C3−C4またはn−C6直鎖アルキルまたは 5. A、D、EおよびGの少なくとも一つが、−OHまたは−CH2OHである 請求項1〜4のいずれかに記載のガラスクリーニング組成物。 6. A、D、EおよびGの一つまたは二つが、−OHまたは−CH2OHであり 、Qが−Hまたは−CH2OHである請求項5記載のガラスクリーニング組成物 。 7. Jが−O−であり、LおよびMが独立して−Hまたは−CH3であり、Qが −CH2OHである請求項6記載のガラスクリーニング組成物。 8. 不揮発性有機エーテルが約0.01〜約5.0全重量%の量で存在し、ふき すじ防止アルコールが約0.1〜約5.0全重量%の量で存在する請求項5記載 のガラスクリーニング組成物。 9. 不揮発性有機エーテルが約0.5〜約3.0全重量%の量で存在し、ふきす じ防止アルコールが約0.1〜約3.5全重量%の量で存在す る請求項6記載のガラスクリーニング組成物。 10.不揮発性有機エーテルが約0.9〜約2.5全重量%の量で存在し、ふきす じ防止アルコールが約0.2〜約2.5全重量%の量で存在する請求項7記載の ガラスクリーニング組成物。 11.さらに約2.0重量%以下のモノエタノールアミンを含む請求項8記載のガ ラスクリーニング組成物。 12.さらに約0.01〜約1.0重量のモノエタノールアミンを含む請求項9記 載のガラスクリーニング組成物。 13.さらに約0.125〜約0.8重量のモノエタノールアミンを含む請求項1 0記載のガラスクリーニング組成物。
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