JP2000503619A - シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置 - Google Patents

シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置

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Abstract

(57)【要約】 シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる公知の装置のブレーキ装置はブレーキギャップ又は締め付け部材を有している。これらの装置では,シートにきずがつく危険がある。ブレーキ装置が吸引ローラ又は吸引条片である装置も公知である。しかしながらこれらの装置は,所定のシート長のシートにしか適していない。本発明による装置は,種々の長さのシートを処理することができるように構成されている。本発明による装置のブレーキ装置は複数のブレーキベルト(17)を有しており,これらのブレーキベルトはパイル装置の後方範囲内で浮遊条片(16)の間に可動に配置されている。本発明による装置は,きずがつく危険なしに,種々のシート長のシートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置 本発明は,請求項1の上位概念部に記載した形式のシートをうろこ状に重ねて パイルに積み上げる装置に関する。この場合順次に供給されるシートは第1及び 第2の搬送装置によってパイル装置の上方に搬送される。1つのシートの後縁部 が変向装置に達すると直ちに,この後縁部は搬送平面から下方に変向せしめられ る。次いでシートはブレーキ装置によって制動せしめられて,次のシートの前縁 部が第1のシートの後縁部の上に搬送される。このようにうろこ状に重ねられた シートはパイル装置上に積み上げられる。 シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置は例えば横裁ち器の後方に おいて,あるいはまたシート印刷機の後方において,使用される。 種々の長さのシートを積み上げることのできる装置は,ドイツ連邦共和国特許 出願公開第 38 12 685 号明細書によって公知である。このシート層のための減 速装置においては,互いに前後に配置されたシート若しくはシート層が供給速度 で,供給速度よりも低速で走るコンベヤに供給されて,部分的に重ね合わされる 。このうろこ状にわずかに重ね合わされたシート層流はブレーキギャップを通過 し,このブレーキギャップ によってうろこ状重なりを強められる。ブレーキギャップは,コンベヤの上方及 び下方で搬送方向に移動可能なブレーキ機構によって形成される。 この装置の欠点は,ブレーキギャップ内で極めて短い区間において作用せしめ られる圧力によって,シートにきずがつく危険が特に大きいことである。敏感な 材料,例えばレッテルの場合には,このようなきずがつくことは,ほとんど避け ることができない。付加的に,下方及び上方のコンベヤベルトを有するコンベヤ はきずをつけやすい。更に,コンベヤベルトを有する減速装置は製作費が高価で あり,搬送方向での長さが大きいために,所要スペースが大きい。 コンベヤベルトを有する別の装置は,ドイツ連邦共和国特許出願公開第 41 19 511 号明細書によって公知である。この装置はシートを制動するために締め付 け部材を有しており,これらの締め付け部材は,特に敏感な材料の場合に,やは りきずを生ぜしめる。 ドイツ連邦共和国特許第 23 48 320 号明細書・ドイツ連邦共和国特許第 25 3 2 880 号明細書・ドイツ連邦共和国特許第 26 15 864 号明細書及びドイツ連邦 共和国特許第 28 41 658 号明細書によって,シートをうろこ状に重ねてパイル に積み上げる装置が公知であり,これらの装置においてはシートを搬送するため に浮遊条片が使用される。浮遊条片によって,シートは空気クッション上をきず がつく危険なしに搬送され る。これらの装置のブレーキ装置・吸引ローラあるいは吸引条片においても,ブ レーキギャップあるいは締め付け部材に比較して,きずがつく危険は著しくわず かである。またこれらの装置は,コンベヤベルトを有する装置よりも著しくコン パクトに構成されている。しかしながらこれらの装置は,単に一定の長さのシー トに対してしか使用できないという欠点を有している。 前記ドイツ連邦共和国特許第 28 41 658 号明細書に記載されている,請求項 1の上位概念部に規定した形式の装置においては,ブレーキ装置は旋回可能な吸 引条片として構成されており,その際変向装置の変向機構の駆動部は吸引条片の 駆動部と同期化されている。この装置は単に同一シート長の長いシートに対して しか適していない。異なった長さのシートのために駆動部に場合によって変更を 加えることは,不可能ではないにしても,高価な費用を必要とする。更にこれら の駆動部によっては,吸引条片を再び迅速にその出発位置にもたらして,極めて 大きな速度で搬送されてくる短いシートを制動することは不可能である。 本発明の課題は,請求項1の上位概念部に規定したシートをうろこ状に重ねて パイルに積み上げる装置を改良して,種々異なるシート長のシートを,敏感な材 料から成るシートであっても,可及的にきずがつかないようにして積み上げ得る ようにすることである。更 に,装置がコンパクトに構成されているようにする。 本発明による装置によれば,種々のシート長のシートをうろこ状に重ねてパイ ルに積み上げることができる。この場合シート長は最小のシート長1minと最大 のシート長1maxとの間で変化させることができる。 ブレーキ装置のブレーキベルトをパイル装置の後方範囲に,つまり積み上げら れるシートの前縁の範囲に,配置することによって,本発明による装置のブレー キ装置はシートの前縁部に作用する。供給されてくるシートはその前縁部を第2 の搬送装置の浮遊条片によってブレーキベルトまで搬送され,ブレーキベルトに よって制動され,積み上げられる。 ブレーキベルトは手段,例えば大きな摩擦抵抗を有する表面を有しており,こ れは,シートの前縁部をそれに付着させる。更にブレーキベルトは一定の区間に わたって搬送平面内で導かれている。シートの前縁部をブレーキベルトに付着さ せることによって,また制動区間が長いことによって,シートをきずのつく危険 なしに制動し,うろこ状に大きく重ねて,パイルの上方でシートを導くことによ って大きなパイル精度で積み上げることができる。 この場合シート長を可変にすることは,ブレーキベルトが第2の搬送装置の浮 遊条片の間で,それも最小シート長1minの積み上げられるシートの前縁部の上 方から最大シート長1maxの積み上げられるシートの 前縁部にまで延びるパイル装置の後方範囲内で,移動可能に配置されていること によって達成される。浮遊条片はパイル装置全体にわたって延びているので,シ ートの前縁部は,ブレーキベルトが種々のシート長に相応するどのような位置に あっても,浮遊条片によってブレーキベルトにまで搬送することができる。 したがって,パイル装置の後方範囲内で第2の搬送装置の浮遊条片の間で移動 可能に配置されているブレーキベルトを有している本発明による装置のブレーキ 装置は,シートにきずをつけることなしに,可変シート長のシートを積み上げる ことができる。更にこのブレーキ装置は,本発明による装置を極めてコンパクト に構成することを可能にする。 請求項2に記載した共通な駆動軸によって,ブレーキベルトのために単に1つ の駆動部しか必要でない。 更に,共通な駆動軸はわずかな製作費及びわずかな変更費でブレーキベルトを一 緒に移動させることを可能にする。ブレーキベルトは例えばローラを介して導く ことができ,その際その都度駆動ローラとして構成されている1つのローラは駆 動軸に固定されていて,駆動軸は,搬送方向に移動可能なビームに結合されてい る。 ブレーキベルトを請求項3に規定した吸引ベルトとして構成することによって ,シートは,きずがつく危険なしに,ブレーキベルトに確実に付着する。 請求項4に規定した第1の搬送装置の浮遊条片は,シートを空気クッション上 で搬送することを可能にし,また圧着ローラを有する搬送ディスクはシートを加 速して,シートの間にうろこ状の重ね合わせに必要な透き間を生ぜしめることを 可能にする。この場合搬送ディスク・圧着ローラ及びブレーキベルトは次のよう に配置されている。すなわち,搬送ディスクと最も前方の位置に配置されている ブレーキベルトとの間の間隔が最小シート長1minよりもわずかに大きく,搬送 ディスクとパイル装置との間の間隔が搬送方向でのブレーキベルトの長さよりも わずかに大きいように,配置されている。搬送ディスクを浮遊条片の間に配置す ることによって,例えば前記ドイツ連邦共和国特許第 28 41 658 号明細書に記 載されているように吸引搬送ローラを浮遊条片の後方に配置する場合よりも,コ ンパクトな構造になる。 請求項5に規定した浮遊条片後端部の突起は,シートを搬送方向に対して横方 向にわずかに正弦波形にする。これによって,シート,特に軽量の材料から成る シートあるいは例えばレッテルのようにエンボシングによって極めてわずかな固 有強度を有しているシートが安定にされる。シートなかんずくその前縁部がこの ように安定にされると,前縁部が搬送ローラを通過して第2の搬送装置の上方の 浮遊条片に向かって導かれる間においても,シートを問題なく案内することが可 能になる。 請求項6に規定したブラシローラ及び案内テーブルを有する本発明による装置 の変向装置は構造が簡単であるという利点を有している。ブラシローラによって ,シートの後縁部が案内テーブル上に変向せしめられ,シートの制動中案内テー ブル上でパイル装置に向かって案内される。案内テーブルは,特にその前方範囲 において,シート後縁部を案内テーブル上に保持する手段を有していることがで きる。この手段,例えばわずかに粗くされた表面は,案内テーブル上での後縁部 の案内を妨げることがないようなわずかな付着作用を有していればよい。ブラシ ローラは,可変の速度で運転することのできる別個のモータ,例えばサーボモー タと連結されている。これによって,種々のシート長のシートを変向することが できる。この場合ブラシローラはシート長に相応する時間サイクルでシートを変 向するために搬送速度に加速され,次いで制動され,次のシートを変向する場合 に再び加速される。 請求項7に規定するように,案内テーブルの長さがほぼ搬送方向におけるブレ ーキベルトの長さであると,シートは,その後縁部が下方に向かって変向せしめ られると,直ちに制動せしめられる。 請求項8によれば,ブラシローラは炭素繊維から成る中空ローラを有している 。これによってブラシローラはわずかな慣性モーメントを有し,問題なく種々の 速度に加速し減速することができる。 請求項9に規定した案内カムのウェブによって,ブラシ束が上方に向いている 状態で,シートの前縁部が確実に第2の搬送装置の浮遊条片に案内される。これ によって,例えばシートが浮遊条片に衝突することによって万一生ずる障害が確 実に回避される。 請求項10によれば,案内テーブルはインゼクタテーブルとして構成されてお り,その際,インゼクタ管によって空気流が生ぜしめられ,この空気流は吸い込 み孔による軽い吸引作用を生ぜしめる。これによって,丁度下方に変向せしめら れたシート後縁部は案内テーブル上に保持される。このことは特に軽量の材料か ら成るシートの場合に有利である。 請求項11に規定した上方及び下方のプレート及びこれらのプレートの間に配 置されたインゼクタ管による案内テーブルの構成は,インゼクタテーブルとして 構成された案内テーブルの構造を簡単にすることを可能にする。プレートの間で インゼクタ管の開口から搬送方向に出る空気によって生ぜしめられる空気流は, 吸い込み孔による軽い吸引作用のほかに,吹き出しギャップによる吹き出し作用 を生ぜしめる。吹き出しギャップからの空気は搬送方向でパイルテーブルの上方 を流れ,パイル上に落下するシートの位置そろえを簡単にする。案内テーブルの この簡単な構造によって,シートのうろこ状重ね合わせ並びにパイル上へのシー トの積み重ねを良好に行うことができる。 本発明による装置は,横裁ち器と1つの構造ユニットを形成するのに特に適し ている。この場合,横裁ち器のナイフと装置の搬送ディスクとの間の間隔は最小 シート長1minよりもわずかに小さい。 以下においては図面に略示した実施例について更に説明する。 図1は横裁ち器と1つの構造ユニットにまとめられた本発明による装置を示し ,図2は第1の搬送装置の一部と,変向装置と,第2の搬送装置の一部と,パイ ル装置の一部とを有する本発明による装置の部分を示し,図3及び4はブレーキ 装置の搬送方向鉛直断面図及びブレーキベルトの垂直断面図を示す。 シート1をうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置は横裁ち器とともに1つ の構造ユニットを形成しており,この構造ユニットにおいては,走入装置と横裁 ち器と本発明による装置とが搬送方向で互いに前後に配置されている。矢印Aは 搬送方向とシート1の搬送平面の鉛直方向位置とを示している。 この構造ユニットは例えば四角管から成る支材3を有する機枠2によって支持 されている。走入装置については,図1においては到着するウェブ5のための最 後の案内ローラ4が示されている。この走入装置は別の案内ローラのほかに縦裁 ち器及び例えばウェブ張力を調べる測定ローラを有している。 横裁ち器は下方の不動のナイフ6と上方の回転するナイフ7とを有している。 下方のナイフ6はビーム8に固定された条片9に搬送方向に対して鋭角に配置さ れていて,構造ユニットの全幅にわたって延びている。ナイフローラ10内に配 置されている上方のナイフ7の刃はわずかにらせん状であって,ナイフローラ1 0が回転する場合に,下方のナイフ6と協働して,ウェブ5をはさみの形式で切 断する。 シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置は,浮遊条片11と搬送デ ィスク12と圧着ローラ13とを備えた第1の搬送装置と,ブラシローラ14と 案内テーブル15とを備えた変向装置と,浮遊条片16を備えた第2の搬送装置 と,ブレーキベルト17を備えたブレーキ装置と,パイルテーブル18を備えた パイル装置とを有している。この場合,第1の搬送装置と変向装置とはパイル装 置の前方で互いに前後に配置されている。 第1の搬送装置の浮遊条片11は搬送平面の下側にあり,その上縁は搬送平面 に対してわずかな間隔を有している。これらの浮遊条片は下方のナイフ6から搬 送方向に対して平行に変向装置のブラシローラ14の直前にまで延びており,搬 送方向に対して横方向に移動可能に配置されている。これらの浮遊条片の端部, 換言すれば搬送方向とは逆方向に横裁ち器に向いている端部は傾斜せしめられて いて,その上縁が下方のナ イフ6のすぐ近くに達するようになっている。浮遊条片11は可とう性のプラス チック菅19・共通の供給通路20・空気導管21及び別の空気通路22を介し て,図示していない通風機に接続されているやはり図示していない分配器に接続 されている。 搬送ディスク12は浮遊条片11の間で浮遊条片11の後端部の範囲にある。 これらの搬送ディスクは駆動部に連結されている共通の軸23上で搬送方向に対 して横方向に移動可能に配置されている。これらの搬送ディスク12は浮遊条片 11の上縁から1〜2mm突出している。 圧着ローラ13,いわゆるトロリー,は搬送ディスク12の垂直上方にある。 これらの圧着ローラはそれぞれ搬送方向に対して横方向に,振子運動可能に,支 承されていて,空気力によって搬送ディスク12に押し付けられている。これら の圧着ローラの直径は搬送ディスク12の直径のほぼ1/3である。搬送ディス ク12及び圧着ローラ13はやはり搬送方向に対して横方向に移動可能に配置さ れている。 浮遊条片11の後端部のところで,搬送方向で搬送ディスク12及び圧着ロー ラ13の軸線ひいては搬送ディスクと圧着ローラとの接触線の後方に,各浮遊条 片11のそれぞれ一方の側面に,高さを調節可能な幅狭い突起24が固定されて いる。各突起24は例えば幅狭い正方形の金属薄板から成っていて,その上側は 傾斜せしめられており,傾斜によって形成されている先端は丸められている。突 起24は,その先端が搬送方向に向き,浮遊条片11の上縁から突出するおうに ,取り付けられている。これらの突起は長孔を有することができ,ねじによって 浮遊条片11に固定しておくことができる。突起24は搬送幅にわたって等間隔 で配置された隆起部を形成しており,これらの隆起部は搬送平面を越えていくぶ んか突出している。これらの隆起部はシート1を搬送方向に対して横方向にわず かに正弦波形にする。 圧着ローラ13及び搬送ディスク12にすぐ続いて,案内カム25を有するブ ラシローラ14及び案内テーブル15が配置されている。 搬送平面の上方に配置されているブラシローラ14は炭素繊維から成る中空ロ ーラ26を有しており,この中空ローラには,5〜20mm,例えば10mmの 軸方向間隔で,それぞれ1〜5の,例えば3つのブラシ束27の列が取り付けら れている。ブラシ束27は中空ローラ26の円周に,10〜60゜,例えばほぼ 40゜の角度にわたって,半径方向に取り付けられている。ブラシ束27は外ね じ山を有する小さな鋼筒28内に束ねられている。この鋼筒28は,中空ローラ 26内に取り付けられた内ねじ山を有する相応する鋼筒29内にねじ込まれてい る。 ブラシローラ14は次のように配置されている。す なわち,ブラシ束27の端部の鎖線で示した運動軌跡30の下方区分が,搬送方 向で浮遊条片11の端部に配置された突起24の後方で,搬送平面の下側を延び ,かつ,やはり搬送平面の下側で搬送平面に対してほぼ30〜70mm,例えば 50mm,の間隔で配置されている案内テーブル15のすぐ近くに達しているよ うに,配置されている。ブラシローラ14はサーボモータに連結されている。 案内カム25は2〜10mm,例えば5mm幅の幅狭いウェブを有しており, これらのウェブはブラシローラ14のブラシ束27の列の間の中間スペース内に 配置されている。これらのウェブはほぼU字形に曲げられていて,その脚部31 はブラシローラ14の上方で,搬送方向に対して横方向に配置されているビーム 32,例えば構造ユニットの全幅にわたって延びている平鉄に固定されていて, 水平に延びているU字の底33が搬送平面を上方に向かって制限するようになっ ている。ウェブの底33はその前方の丸められた端部において突起24の近くに あり,かつその後方の傾斜せしめられた端部において第2の搬送装置の浮遊条片 16のすぐ近くにあり,その際後端部の傾斜部はブラシ束27の端部の運動軌跡 30に対して接線方向に延びている。 変向装置の案内テーブル15は構造ユニットの全幅にわたって延びており,か つ搬送方向で搬送ディスク 12からパイルテーブル18まで延びている。この案内テーブルはインゼクタテ ーブルとして構成されていて,搬送平面に対して前述の間隔で平行に配置されて いる上方のプレート34と下方のプレート35とインゼクタ管36とを有してい る。下方のプレート35は上方のプレート34に対して平行にパイルテーブル1 8のすぐ近くにまで延びている。上方のプレート34と下方のプレート35との 間隔はこの範囲において間隔保持部材37によって一定に保たれている。パイル テーブル18の近くで下方のプレート35はその全幅にわたって上方のプレート 34に向かって上方に曲げられていて,わずかな区間にわたって上方のプレート 34に対してわずかな間隔で延びている。これによって,吹き出し方向が搬送方 向でパイルテーブル18の上方に向いている吹き出しギャップ38が形成される 。 案内テーブル15の前方範囲において,上方のプレート34は吸い込み孔39 ,例えば搬送幅にわたって延びている孔列,を有している。これらの孔列は案内 カム25の後方範囲の下方で終わっている。 案内テーブル15の前方の,搬送ディスク12に向いた端部において,インゼ クタ管36が搬送方向に対して横方向にかつ上方及び下方のプレート34・35 の間で,下方のプレート35に固定されている。このインゼクタ管はその後方の ,換言すれば搬送方向に向 いた側に軸平行の孔40の列を有しており,圧縮空気供給部に接続されている。 下方のプレート35はプレート41を介して,搬送方向に対して横方向に配置 されたビーム42に固定されている。案内テーブル15は図示していない旋回装 置によって,矢印Bで示すように,下方に向かって旋回可能である。 案内テーブル15の後方に配置されているパイルテーブル18は普通の昇降装 置に連結されていて,その前端部に後縁ストッパ43を,かつその後端部に前縁 ストッパ44を備えている。後縁ストッパ43及び前縁ストッパ44は不動の部 分と可動の部分とを有している。図2においては,後縁ストッパ43の不動のプ レート45とバイブレータとも呼ばれる可動のプレート46とが概略的に示され ている。前縁ストッパ44は搬送方向に移動可能に配置されており,その際,後 縁ストッパと前縁ストッパ44との最大の間隔は最大シート長1maxに,かつ両 方のストッパの最小の間隔は最小シート長1minに,相当する。 第2の搬送装置の浮遊条片16は搬送平面の上側にあり,その下縁は搬送平面 に対してわずかな間隔を有している。これらの浮遊条片は搬送方向に対して平行 に,案内カム25から案内テーブル15の上方及びパイルテーブル18の上方を 通って延びている。これらの浮遊条片はやはり搬送方向に対して横方向に移動可 能に配置されている。浮遊条片16の前端部は案内カム25のウェブの形状に相 応して斜めにされており,その下縁はブラシ束37の端部の運動軌跡30のすぐ 近くにまで達している。 パイルテーブル18の外方の範囲においては,浮遊条片16はノズル孔を有し ていない。ノズル孔を有する残りの範囲のほぼ中央において,浮遊条片16は仕 切り壁47によって前方区分と後方区分とに分割されている。各区分において浮 遊条片16は可とう性のプラスチック管48・共通の空気通路49及び空気導管 50を介して,第1の搬送装置の浮遊条片11も接続されている分配器に接続さ れている。この場合後方区分のプラスチック管48・共通の空気通路49及び空 気導管50はパイルテーブル18の外方の範囲内に配置されている。 ブレーキ装置はブレーキベルト17のほかに,搬送方向に対して横方向に配置 されている共通の駆動軸51と,ビーム52と,駆動モータ53と,2つのレー ル54とを有している。ブレーキベルト17は浮遊条片16の間の中間スペース のうちの若干のスペースに,例えば1つ〜4つおきのスペースに配置されている 。その都度2つの浮遊条片16の間に配置されているブレーキベルト17は,搬 送方向に対して横方向の軸を有するそれぞれ3つのローラ55・56及び57を 回って導かれている。ローラ55及び56は搬送方向 で互いに前後に配置されており,その水平位置は,ブレーキベルト17の下面が ローラ55・56の間の区分において搬送平面を上方に向かって制限するように ,調節されている。 第3のローラ57は浮遊条片16の上方にある。このローラは駆動ローラとし て構成されていて,共通の駆動軸51に固定されている。種々異なる速度で運転 することのできる駆動モータ53はやはり搬送方向に対して横方向に配置されて いるビーム52,例えば四角管,に固定されていて,ビーム52内の開口を通し て突出している伝動装置58を介して駆動軸51のかさ歯車と連結されている。 ビーム52はその側方の端部を,搬送方向に対して平行に延びる両方のレール 54によって案内されていて,図示していない駆動部,例えば手動操作のスピン ドル駆動部に連結されている。レール54は構造ユニットの側縁部においてパイ ルテーブル18に沿って延びている。 ブレーキベルト17は吸引ベルトとして構成されている。これらのブレーキベ ルトは一様に配置された孔59を有しており,孔59の総面積はブレーキベルト 17の面積の1/4〜1/2である。孔59は例えば円形で,例えば5mmの直 径を有している。ブレーキベルト17は付着性の,例えばゴムで被覆された表面 を有している。その幅は例えば25mmである。 ローラ55・56・57を回って導かれているエンドレスのブレーキベルト1 7の内側のスペースは,ブレーキベルト17とほぼ同じ幅を有している吸引ボッ クス60によって大部分満たされている。吸引ボックス60は図示していない空 気導管,例えば吸引ボックス60の側方で浮遊条片16の上方に配置されている 接続短管・可とう性のプラスチック管・共通の吸い込み通路及び吸い込み導管を 介して,別のやはり図示していない通風機に接続されている。 吸引ボックス60は,ブレーキベルト17がローラ55と56との間で,吸引 ボックス60の底61に接するように,配置されている。底61は互いにずらさ れて配置されている細長いスリット62を有している。スリット62の幅は例え ば5mmであり,その長さは例えば20mmである。スリット62の総面積は底 61の面積の1/3〜2/3である。 駆動軸51と連結するために,ブレーキベルト17の駆動ローラ57はそれぞ れねじ63及び位置決め部材64を介して回動不能に,内面を多角形に形成されて いて駆動軸51に取り付けられている中空軸65に固定されている。駆動軸51 はこれに相応して外面を多角形に形成されている。 ブレーキ装置は各ブレーキベルト17のために保持体66を有しており,この 保持体はローラ55・56・57及び吸引ボックス60と結合されている。保持 体66は例えば,ビーム52に支えられている連接板によって位置決めされてい る。 中空軸65はローラ57の両側から突出していて,これらの突出範囲において 保持体66の幅狭い中空筒部によって取り囲まれており,軸受67を介してこれ らの中空筒部と結合されている。更に保持体66は搬送方向に対して平行にロー ラ57の側面からローラ55の側面まで延びている2つのプレートを有しており ,これらのプレートに,これらのプレートの間に配置されている吸引ボックス6 0及びローラ55の軸68が固定されている。保持体66のこれらのプレートは 吸引ボックス60の側板として構成しておくこともできる。 その軸受70が図4に示されているローラ56の軸69は,ローラ57の下方 で,保持体の両プレートの間に配置されている保持部材71を介して,保持体6 6と結合されている。この保持部材は,軸69に対して平行に保持体66のプレ ートに固定されている軸72に配置されている。軸72の下方で,保持部材71 は,軸69・72に対して垂直にねじ孔内に配置されているねじ山ロッド73を 有している。このねじ山ロッド73は保持部材71の外側で吸引ボックス60の ケーシング壁74に支えられている。ねじ山ロッド73をねじり出すことによっ て,所属のブレーキベルト17を緊張させることができる。 中空軸65は駆動軸51に沿って移動可能に配置されていて,側方の締め付け ディスク75によって駆動軸51に対して位置決めされる。これによってブレー キベルト17も搬送方向に対して横方向に移動可能に配置されている。 ビーム8・42並びに供給通路20・空気通路22及び両方の空気通路49は 構造ユニットの全幅にわたって延びていて,機枠2に固定されている。これらの 部材は例えば四角管から成っている。 走入装置・横裁ち器及び本発明による装置はそれぞれケーシング76・77・ 78を有しており,その際横裁ち器のケーシングはナイフローラ10を取り囲む 遮音ケーシングである。 下方のナイフ6と搬送ディスク12との間隔,換言すれば,下方のナイフ6の 刃と,搬送ディスク12及び圧着ローラ13の接触線との間隔は,最小シート長 1minよりもいくぶんか小さい。 搬送ディスク12と最も前方の位置に配置されているブレーキベルト17との 間隔は最小シート長1minよりもいくぶんか大きく,搬送ディスク12とパイル テーブル18の後縁ストッパ43との間隔はブレーキベルト17の両方の下方の ローラ55・56の間隔よりもいくぶんか大きい。特に,案内テーブル15の長 さはブレーキベルト17の両方の下方のローラ55・56の間隔,換言すればブ レーキベルト17の搬送方 向の長さ,と等しい。最大のシート長1maxに対するブレーキベルト17の搬送 方向の長さの比は0.04〜0.3,特に0.1〜0.25である。最大のシー ト長1maxは例えば1,100mm,最小のシート長1minは例えば580mm, 搬送幅はほぼ1,500mm及びブレーキベルト17の搬送方向の長さは200 mmにすることができる。 運転中,生産速度で走入装置を介して供給されるウェブ5は横裁ち器によって 所定のシート長に切断される。切断が行われた後のウェブ5の前縁部は第1の搬 送装置の浮遊条片11によって空気クッション上を搬送ディスク12及び圧着ロ ーラ13に搬送される。下方のナイフ6と搬送ディスク12との間の間隔は最小 シート長1minよりも小さいので,ウェブ5は切断が行われる前に搬送ディスク 12と圧着ローラ13とによってつかまれる。搬送ディスク12は生産速度より も1〜2%大きい円周速度(以下においては搬送速度と呼ぶ)で駆動される。こ れによって,ウェブ5は切断される前にぴんと張られる。切断が行われると,切 断されたばかりのシート1はウェブ5に対して加速され,したがってウェブ5ひ いては後続のシート1に対して透き間が生ずる。 第1の搬送装置の搬送ディスク12及び浮遊条片11を出たウェブ5の前縁部 若しくは切断後においては切断されたシート1の前縁部は,ブラシローラ14の ブラシ束27が上方に向いている状態で案内カム25の沿って第2の搬送装置の 浮遊条片16に,かつ浮遊条片16からパイルテーブル18の上方をブレーキベ ルト17にまで搬送せしめられ,この場合においても,浮遊条片16とその下側 を搬送されるシート1との間に空気クッションが生ぜしめられる。 切断された第1のシート1の後縁部が浮遊条片11を離れると直ちに,この後 縁部はサーボモータによって加速されるブラシローラ14のブラシ束27によっ てつかまれる。ブラシローラ14の周速度はこの瞬間において搬送速度と等しく ,したがって第1のシート1の後縁部は,ブラシ束27の短い接触によって,搬 送平面から下方の案内テーブル15に向かって変向せしめられる。次いでブラシ ローラ14は再び減速せしめられ,次のシート1を変向する際に,換言すれば上 方のナイフ7の切断時点も決定するシート長に関連して,再び加速される。 インゼクタ管36を通って出る圧縮空気は上方及び下方のプレート34・35 の間に搬送方向の空気流を生ぜしめ,これによって案内テーブル15の上方のプ レートの吸い込み孔39内に吸引作用を生ぜしめ,この吸引作用によって,第1 のシート1の変向せしめられた後縁部が案内テーブル15上に保持される。第1 のシート1の後縁部が変向せしめられると直ちに,その前縁部が上方の浮遊条片 16の間に配置されている ブレーキベルト17に達する。シート1は制動速度に制動せしめられる。 吸引ベルトとして構成されているブレーキベルト17は吸引ボックス60に沿 って走り,これによってシート1の前縁部は確実にブレーキベルト17に付着し ,シート1にきずがつくことはない。 次の,搬送速度で到着するシート1の前縁部も,ブラシローラ14のブラシ束 27が上方に向いている状態で,案内カム25に沿って,第2の搬送装置の浮遊 条片16に,かつこれらの浮遊条片からパイルテーブル18の上方をブレーキベ ルト17まで搬送される。第1のシート1はその間に,後縁部を下方に向かって 変向せしめられて案内テーブル15上を案内される状態で,制動速度で動かされ るので,第2のシート1の前縁部は第1のシート1の後縁部上に重なって,浮遊 条片16と第1のシート1との間のギャップ内に達する。 第2のシート1の後縁部が浮遊条片11を離れると直ちに,この後縁部はやは りブレーキベルト14のブラシ束27によって,始端範囲が再び露出せしめられ ている案内テーブル15上に変向せしめられる。この第2のシート1の場合にも ,後縁部が変向せしめられたときに,前縁部が直ちにブレーキベルト17に達す る。第2のシート1はやはり制動速度に制動せしめられる。その前縁部は第1の シート1の前縁部の前方で ブレーキベルト17に付着する。第1及び第2の,部分的に重なり合ったシート 1は制動速度でパイル装置の後端部に搬送される。第1のシート1はパイルテー ブル18の前縁ストッパ44のところで停止せしめられ,次の,第2のシート1 によってブレーキベルト17からはがされ,パイル上に落下する。後続のシート 1についても同様である。落下するシート1に対しては,吹き出しギャップ38 を通って空気流が作用し,これによってシート1の位置そろえが簡単になる。 シート1の前縁部はブレーキベルト17によって,浮遊条片16とその前に制 動せしめられているシート1との間のギャップ内に達するので,シート1は既に 後縁部の変向中にいくぶんか制動せしめられる。これによって,搬送速度から制 動速度への急激な移行が避けられる。 シート1の重なりの程度は,搬送速度に対する制動速度の比が小さいほど,大 きくなる。重なりの程度が大きくて,ブレーキベルト17において同時に少なく とも2枚のシート1が制動されるようにするために,ブレーキベルト17の長さ は最大シート長1maxに適合させて定められている。この場合両方の値の比は, 搬送速度に対する制動速度の所望の比の2倍の少なくとも2倍である。制動速度 は生産速度の2〜15%,特に3〜10%である。搬送速度は生産速度よりもわ ずかにしか大きくないので,この値範囲は搬送速度に 対する制動速度の比についても当てはまる。生産速度は100〜600m/mi nである。 浮遊条片11・16に作用せしめられる空気圧力はほぼ30〜60mbarで あり,ブレーキベルト17の吸引ボックス60に作用せしめられる吸引圧力はほ ぼ30〜65mbarであり,案内テーブルのインゼクタ管36に作用せしめら れる空気圧力は0.5〜2mbarである。 例えば70g/m2の面積重量,ほぼ1,000mmのシート長及びほぼ85 0mmの幅を有するエンボシングされたシートは,400m/minの生産速度 及び16m/minの制動速度によって,きずがつく危険なしに,重ね合わせの 程度を大きくしてかつ大きなパイル精度で積み上げることができる。この場合, ほぼ5枚のシート1がブレーキベルト17のところで同時に制動される。別のシ ート長に変更するためには,レール54に沿ってビーム52を移動させることに よって,ブレーキベルト17を別のシート長に相応する位置にもたらす。 したがって本発明による装置では,まず種々のシート長のシート1をうろこ状 に重ねてパイルに積み上げることができる。更にシート1の幅を,搬送方向に対 して横方向に移動可能に配置されている浮遊条片11・搬送ディスク12・圧着 ローラ13・浮遊条片16及びブレーキベルト17によって変化させることがで きる。浮遊条片11・16に作用せしめられる圧縮空気,吸引ベルトとして構成 されたブレーキベルト17に作用せしめられる吸引空気あるいはブラシローラ1 4の中空ローラ26内にねじ込み可能なブラシ束27その他の変向機構を適合さ せることによって,種々の材料から成るシートをうろこ状に重ねてパイルに積み 上げることができる。 本発明による装置は特に,紙それも極めて薄い紙から成るシート,特にレッテ ル又は有価証券を製作する場合のシート,をうろこ状に重ねてパイルに積み上げ るのに適している。またこん包材料あるいはフォイル例えばフィルムのために使 用するのにも適している。本発明による装置は面積重量が30g/m2〜800 g/m2の材料から成るシートをパイルに積み上げることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 ヴューステンハーゲン,ベルント ドイツ連邦共和国 D―46483 ヴェーゼ ル ディンスラーケナー ラントシュトラ ーセ 12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置であって,第1の搬送装 置と,シート後縁部を搬送平面から下方に変向させる変向装置と,第2の搬送装 置と,ブレーキ装置と,パイル装置とを備え,第1の搬送装置と変向装置とはパ イル装置の前方で互いに前後に配置されており,第2の搬送装置はパイル装置の 上方で延びている浮遊条片を有している形式のものにおいて,ブレーキ装置がブ レーキベルト(17)を有しており,このブレーキベルトはパイル装置の後部範 囲内で第2の搬送装置の浮遊条片(16)の間で移動可能に配置されていること を特徴とする,シートをうろこ状に重ねてパイルに積み上げる装置。 2.ブレーキベルト(17)が,パイル装置の上方で搬送方向に移動可能に配置 されている共通の駆動軸(51)を有していることを特徴とする,請求項1記載 の装置。 3.ブレーキベルト(17)が吸引ベルトとして構成されていることを特徴とす る,請求項1又は2記載の装置。 4.第1の搬送装置が,搬送平面の下側に配置されている浮遊条片(11)と, 浮遊条片の後端部の範囲内で浮遊条片の間に配置されている搬送ディスク( 12)と,搬送ディスク(12)の上側に配置されている圧着ローラ(13)と を有していることを特徴とする,請求項1から3までのいずれか1項に記載の装 置。 5.浮遊条片(11)がその後端部に,搬送平面の上方にいくぶんか突出してい る突起(24)を有していることを特徴とする,請求項4記載の装置。 6.変向装置が,搬送平面の上側に配置されていて別個に駆動可能なブラシロー ラ(14)と,搬送平面の下側に間隔をおいて配置されていてパイル装置にまで 延びている案内テーブル(15)とを有していることを特徴とする,請求項1か ら5までのいずれか1項に記載の装置。 7.案内テーブル(15)の長さが,ブレーキベルト(17)の搬送方向の長さ にほぼ等しいことを特徴とする,請求項6記載の装置。 8.ブラシローラ(14)が炭素繊維から成る中空ローラ(26)を有している ことを特徴とする,請求項6又は7記載の装置。 9.ブラシローラ(14)が軸方向の相互間隔をおいて,単数又は複数の半径方 向に配置されたブラシ束(27)を有しており,これらのブラシ束(27)の間 の中間スペース内に,搬送平面を上方に向かって制限する案内カム(25)のウ ェブが配置されていることを特徴とする,請求項6から8までのいず れか1項に記載の装置。 10.案内テーブル(15)がインゼクタテーブルとして構成されていて,その前 方範囲に吸い込み孔(39)を有しており,これらの吸い込み孔の下側にインゼ クタ管(36)が配置されていることを特徴とする,請求項6から9までのいず れか1項に記載の装置。 11.インゼクタテーブルとして構成された案内テーブル(15)が,上方及び下 方のプレート(34.35)を有しており,吸い込み孔(39)が上方のプレー ト(34)に設けられており,上方及び下方のプレート(34・35)が後端部 に吹き出しギャップ(38)を形成しており,この吹き出しギャップの吹き出し 方向はパイル装置のパイルテーブル(18)の上方に向いており,インゼクタ管 (36)は上方及び下方のプレート(34・35)の間で搬送方向に対して横方 向に配置されていて,搬送方向に向いた側に孔(40)を有していることを特徴 とする,請求項10記載の装置。 12.横裁ち器とともに1つの構造ユニットを形成していることを特徴とする,請 求項1から11までのいずれか1項に記載の装置。
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