JP2000502438A - センサ装置 - Google Patents

センサ装置

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JP2000502438A JP9520292A JP52029297A JP2000502438A JP 2000502438 A JP2000502438 A JP 2000502438A JP 9520292 A JP9520292 A JP 9520292A JP 52029297 A JP52029297 A JP 52029297A JP 2000502438 A JP2000502438 A JP 2000502438A
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Abstract

(57)【要約】 物質センサはコア(1)と、低い屈折率を有するクラディング(2)とを有する光ファイバ具備している。クラディングの層(4)はセンサ材料(3)とコア(1)との間に残留している。層(4)の厚さ(t)は十分に小さく、センサ材料(3)は光放射がコア(1)を通って誘導されるときクラディング(2)内で生じるエバネセント波内に位置する。センサ材料(3)の屈折率はクラディング(2)の屈折率の両側に位置する範囲にわたって感知される物質の存在によって変化する。屈折率がクラディングの屈折率よりも低いとき、センサ材料は放射に関する限りクラディング(2)と類似して動作する。反対に、屈折率がクラディング(2)の屈折率よりも高いとき、センサ材料(3)は幾らかの放射を結合して取出し、ファイバの透過度を減少させる。センサ材料はポリエチレン酸化物であってもよく、この場合装置は湿式センサとして動作する。

Description

【発明の詳細な説明】 センサ装置 本発明は、所定の波長を有する光放射に対して透過性の材料のコアと、コアを 取り囲み、所定の波長においてコアの隣接表面の屈折率よりも小さい屈折率を有 する材料からなるクラディングとを具備した光導波体を有するセンサ装置に関し 、この装置はその内部に所定の1つまたは複数の物質を吸収することができるセ ンサ材料を含み、このセンサ材料は吸収した物質の量に依存した屈折率を有し、 センサ材料は少なくともその屈折率が、吸収した物質の第1の量に対応する第1 の値を有するとき、コアから所定の波長を有する放射を結合して取出し、それに よって所定の波長を有する放射に関する導波体の透過度を減少することができる ようにコアに十分に近接して位置されている。 一般的な種類の装置が例えば米国特許第4634856 号明細書から知られている。 この既知の装置は湿気を感知するためのものであり、クラディング材料により包 囲されている光ファイバコアを具備する。クラディング材料はその水蒸気含有量 即ち湿気の関数である屈折率を有し、焼結体または多孔性プラスティックにより 構成されてもよい。それ故、既知の装置ではセンサ材料とクラディング材料は1 つの同一のものである。乾燥しているプラスティックの屈折率は水の屈折率より も小さく実効的な屈折率は、水蒸気含有量の増加と共にコアの屈折率の方向へ増 加することが明らかである。光信号はファイバを通って1端部にある光源から他 方の端部にある検出器装置へ伝送される。水蒸気含有量を増加によって生じるコ アの屈折率に近付くクラディングの屈折率の増加によってコア中におけるモード パワー分布の変化が生じ、したがって検出装置により受信される光信号の減衰を 生じる。これを行うため、ファイバは多モード導波体として動作することが明白 である。上記明細書はファイバの長さを全体の光信号損失の情報が光学的時間ド メイン反射計(OTDR)により得られることが記載されている。したがって、 この水蒸気含有量は監視される実在の領域付近かまたはそれに沿って配置されて いる細長い光ファイバの長さ全体に沿った任意の点で測定できる。湿気測定は所 望位置で監視するため多数の個々の光ファイバを含んでいる1つの光ファイバケ ーブルに沿った多数の点で行なわれる。 通信ネットワークで信号を伝送するために単一モードの光ファイバの使用が増 加している。多ファイバケーブルは便宜的に使用され、便利な“スプリッタ”ノ ードにより個々のファイバとの結合が行われる。 特に個々のファイバはしばしば“分割”され、即ち、2以上の他の光ファイバ に結合され、それによって1つのファイバにより伝送された信号は2以上の他の ファイバへ供給される。分割は多くは“溶融ファイバ”カプラの形態をとる光カ プラとして知られる装置によって行われる。その名の通り、溶融ファイバカプラ は(熱作用および一般に張力作用下で)2以上のファイバを溶融することにより 製造される。このようなカプラは湿気に敏感である。いわゆる受動光ネットワー クPONはこのようなカプラを数多く使用する。まだ広く展開されていないが、 PONは光カプラの使用範囲を広くし、これらのカプラはしばしばネットワーク 全体に分布される必要があり、即ち一般に、単なる路上キャビネットまたはアク セス点である分配点に位置する。このような位置では湿気の侵入を妨げることが 非常に困難である。 これらのノードの動作は湿気により劣化される傾向があるので、例えばノード を密封し、シリカゲルを詰めることによってこの危険性を最小限にする手段が採 られなければならない。そのようにしても、許容できないレベルにノード内の相 対湿度が上昇する危険性がなお存在する。これが生じたならば、許容できない劣 化が生じる前に状況を素早く検出して修理を行うことが強く要望される。 勿論、各ノードに多数の既知の湿度センサの1つを設け、それに照会し、また 必要ならば電気接続によって中央監視点からパワーを供給することができる。し かしながら、これは厄介で高価であり、湿度センサを必要とし、その湿度センサ は内部に含まれ、単一モード光ファイバを介して監視される。周囲の湿度がどう であってもファイバを通る信号の減衰が許容できない程に大きくならないように このようなセンサを構成することが可能であり、幾つかのこのようなセンサが同 一のファイバに沿って順次並んだ位置に含まれ、そのファイバを経て適切に監視 されることができることが好ましい。 本発明の目的は前述の必要性を満足させることである。 本発明によれば、冒頭の段落に記載されているセンサは、センサ材料がクラデ ィング材料内でコアの方向へ延在しているがクラディング材料によりコアから分 離され、クラディング材料はセンサ材料の屈折率の第1の値と、その第1の値よ りも低く、吸収された物質の第2の量に対応するセンサ材料の屈折率の第2の値 との中間値である屈折率を所定の波長において有している。 センサ材料がクラディング材料によりコアから分離されているので、コアを通 って伝送される放射に対する装置の挿入損失はセンサ材料の屈折率が第2の値を 有するときは小さい。さらに、センサ材料の屈折率が第1の値を有するとき、挿 入損失はセンサ材料とコアとの間の分離距離を適切に選択することにより特定の 状況に対して調節できる。 光導波体は所定の波長で単一モードの光導波体であることが好ましい。 装置が湿度センサ装置として動作することを要求されるならば、センサ材料は 親水性ポリマー、例えばポリエチレン酸化物であることが適切である。 装置を製造するため、光導波体は平らな表面を有する材料のブロック中に埋設 された光ファイバであってもよく、平らな表面の一部を形成するクラディングの 薄くされた部分の表面とセンサ材料とはこの平らな表面上に層として存在する。 本発明の実施形態を添付図面を参照して例示により説明する。 図1は第1の実施形態の縦断面図を示している。 図2は第2の実施形態の縦断面図を示している。 図3は図2の実施形態の部分的平面図である。 図4は1つの光伝送路内に連続して含まれている複数のセンサ装置を示してい る。 図1はクラディング2により取り囲まれているコア1を有する光ファイバの形 態の光導波体を縦方向に切断した断面図である。コア1は例えば光学的時間ドメ イン反射計(図示せず)からの光信号を伝送する。通常の方法で、コア1の屈折 率N1は光信号の波長においてクラディング2の屈折率N2よりも高く、それによ って信号はコア1により導かれる。コア1の断面は円形であり、その直径dは導 波体が光信号の波長において単一モードの導波体であるように十分小さいことが 好ましい。 示されている導波体の部分は湿度センサとして作用する。そのために、センサ 材料3は通常のクラディング2内でコア1の方向へ延在する。センサ材料3はそ の中に水蒸気を吸収することができ、少なくともコア1により伝送される信号の 波長においてその屈折率N3は吸収された水蒸気量に依存している。特に、材料 3中の水の濃度が増加するとき、屈折率N3は特定の濃度でN3=N2になるよう にクラディング材料の屈折率N2を含む値の範囲内で変動する。 材料3は外部からコア1の方向に延在するが、クラディング材料2の薄い層4 によりコアの材料から隔てられている。この層の厚さt、即ち材料3とコア1と の間隔はコアに隣接する材料3の一部がコア1により伝送された光信号によりク ラディング2内に生成されたエバネセント波内に位置するように十分に小さくさ れている。屈折率N3がクラディング材料2の屈折率N2以下である材料3の含水 濃度では、材料3はコア1により伝送される信号に関する限りクラディング材料 2と類似した作用をする。しかしながら、N3がN2よりも大きい含水濃度では、 材料3はコア1からの幾らかの信号エネルギを結合して取出し、それによって導 波体の透過度を減少させる。この透過度の減少は、例えば導波体の1端部に位置 し、他方の端部に位置する光源(図示せず)から導波体により伝送される光放射 を受信する光放射検出器(図示せず)により感知され、或いは導波体の1端部に 位置して光放射パルスを導波体へ送信し、材料3によりエネルギが結合して取出 されることにより生じる背面散乱された放射を検出する光学的時間ドメイン反射 計より感知されることができる。 屈折率がクラディング材料2の屈折率よりも高い相対湿度で材料3により結合 して取出されるエネルギ量は層4の厚さtに非常に依存している。したがって、 これらの濃度で生じる導波体1,2の透過度の減少は適切に厚さtを選択するこ とにより特定の状況に適合するように選択できる。例えば、図1で示されている ようにただ1つのセンサが所定の光ファイバに沿って設けられたならば、透過度 の減少が大きくなるように選択するために、即ち最大の感度を実現するように非 常に小さい値のtを選択することが適切であろう。他方で、幾つかのこのような センサが同一のファイバに沿って連続的な位置に設けられているならば、1個の センサにより生じる透過度の大きな減少が、ファイバを介した他のセンサによる 監視を妨げやすい。このような状況では、透過度の比較的小さい減少、即ち比較 的大きな値のtを選択することが適切であろう。 図1から、クラディング2はコア1に隣接する領域で、導波体またはファイバ の長さに沿って連続していることが留意されよう。これはセンサ材料3の屈折率 がクラディング材料2の屈折率以下である状況において、センサ材料3の存在に よって生じる損失を非常に低く維持することを可能にする。 図1で示されている構造は製造するのにやや実際的ではないので、好ましい構 造を図2と3を参照して説明する。図2および3では、図1と対応する部分には 同一の参照符号が与えられている。 図1に類似している図2および3のセンサ装置は図2では縦断面図で示されて いる。このセンサ装置もコア1とクラディング2とを有する光ファイバを具備し ている。しかしながら、ファイバ1、2は適切な接着剤5、例えば熱硬化エポキ シ樹脂により、水晶ブロック6の上面に切り込んだ溝中に保持されており、セン サ材料3を除いて示された図3の装置の平面図も参照される。溝はブロック6の 中心から端部方向へ進むにしたがって深くなり、それによってファイバ1、2は この実施形態では直線ではなく湾曲されている(図2では湾曲は非常に誇張され ている)。ブロック6、接着剤5、および埋設されたファイバ1、2のアセンブ リの上面は研磨されて、それによりブロック6の中心部におけるファイバ1、2 のクラディング2の部分7はこの領域のクラディングの層4がより薄くされてい る。層4が必要な厚さになるまで研磨は継続される。結合して取出されるエネル ギが層4の厚さtに依存していることについて図1を引用した前述の説明が参照 される(この点で、いわゆるDファイバ、即ち円形対称的ではないD字形状の断 面形状で製造され、そのコアが平らな表面に近接して位置されているファイバが このような '研磨された'ファイバの代わりに使用されてもよいことに留意され たい)。所望の厚さの層4が一度得られると、センサ材料3の層はブロック6、 ファイバ1、2、接着剤5のアセンブリの上面全体を覆って設けられる。材料3 はしたがってコア1の方向に '研磨'することなくクラディング材料2が占有す る空間内に延在するクラディング材料2によりコア1から再度分離されている。 図2および3を参照にして説明されたような構造で構成されている1例のセン サ装置では、コア1の材料はゲルマニアでドープされた溶融シリカであり、した がって屈折率は波長435nmでクラディング2の屈折率よりも約0.3%大き かった。その直径は8μmであった。クラディング2の材料は波長435nmで 屈折率1.433を有する純粋な溶融シリカであった。その半径の厚さは58. 5μmであった。センサ材料3の厚さは領域7における本来のクラディングの厚 さを取戻すのに少なくとも十分な厚さであり、100μmの厚さが適切であるこ とが発見された。数百ミクロン程度のこのようなフィルムの厚さは、基本的なフ ァイバモードが結合されることができるセンサ材料層にほぼ連続的なモードのセ ットが存在することを意味している。 ファイバ1、2の曲率半径は25cmであった。水晶ブロック6の寸法は10 ×10×30nmであった。 使用されたセンサ材料3はポリエチレン酸化物(PEO)であり、これは高い 親水性で、水蒸気に対する反応が可逆性である。これは溶解した状態でブロック 6/ファイバ1、2/接着剤5のアセンブリの上面にブラシで塗付され、乾燥さ れる。この材料は水蒸気を含んだときに膨張し、水蒸気を発散したときに収縮し 、屈折率をそれぞれ低下或いは上昇させる。相対的湿度が典型的に40%から9 0%まで変化するときポリエチレン酸化物材料の典型的な屈折率の範囲はn=1 .5からn=1.4である。それ故、相対的な湿度が増加すると、装置は光がフ ァイバからセンサ材料へ結合して取出されるセンサ材料の屈折率がクラディング 材料の屈折率よりも高い領域から、光がファイバから結合して取出されないセン サ材料の屈折率がクラディング材料の屈折率よりも低い領域へ通過することが当 業者に明白であろう。屈折率がクラディング材料2の屈折率に等しくなる相対的 湿度は室温で約80%である(この値は所望ならばPEOを適切なドープ剤でド ープすることにより変更されることができる。このような適切なドープ剤は塩化 コバルト等のイオン塩を含んでいるが、これはフィルムの劣化の問題を生じるこ とが発見されている)。 層4の厚さは、センサ材料3の屈折率がクラディング材料2の屈折率よりも大 きい状況(相対的湿度)でファイバ1、2により伝送される所定の波長の単一モ ード光放射の約50%がセンサ材料3により結合して取出されるように選択され た(この50%の数字は波長1.3μで生じ、ファイバ中の光のモードフィール ド直径の対応した増加により波長が増加することにより増加する)。層4の厚さ は工程においてブロック6/ファイバ1、2/接着剤5のアセンブリの上面を研 磨し、各工程の後にアセンブリの特性を試験することにより得られた。使用され た試験方法はいわゆる“液体滴下(liquid drop)”方法であり、この詳細はDig onnet氏による文献“Measurement of the Core Proximity in Polished FibreSu bstrates and Couplers”、Optics Letters、10(1985年)、463-5 頁を参照す る。この方法は基本的に、適切な屈折率(クラディングの屈折率よりも高い)の 液体が露出されたファイバに与えられた時のファイバ1、2中の伝送損失の測定 からなる。 それぞれ図2および3を参照して説明されているような幾つかのセンサ装置が 図4に示されているように1つの光ファイバ伝送路中に連続的に含まれてもよい 。図4ではセンサ装置8が単一モードの光ファイバ9により形成されている単一 の伝送路中に直列的に含まれている。ファイバ9はセンサ装置8が必要とされる 各位置で切断され、したがって各位置で生成された2つのファイバ端部はそのセ ンサ装置のファイバ1、2のそれぞれの端部へスプライス接合される。光試験信 号をファイバ9中へ発射しそれに応答してファイバ9から受信された信号を解析 するために装置8はファイバ9の1端部に置かれた光学的時間ドメイン反射計10 により照会される。 この装置および、特にポリエチレン酸化物のようなセンサ材料を使用すること は、全てのセンサが '安全'またはむしろ 'ドライ(乾燥)'状態であるとき、シ ステムがパワーの供給限度について最悪の場合に動作するという利点を有するこ とに気付くと思われる。少なくとも1つのセンサが適切なしきい値相対湿度レベ ルを検出する場合のようなこの状態からの変化は、ファイバからの光損失全体を 低下させる。これは直列アレイの端部方向に向かってセンサを '曖昧にする'危 険性を減少する。特許請求の範囲に記載された本発明の技術的範囲内で前述の実 施例に対して多くの変形が行えることは明らかである。例えば、センサ材料3は ポリエチレン酸化物以外のものでもよく、例えばゼラチンまたはポリビニルアル コールであってもよい。本発明によるセンサ装置はセンサ材料3が適切に選 択されるならば、水蒸気以外の物質を感知するために使用されることができる。 これに関しては、Ronoto氏他の文献“Detection of chemical vapours with as pecifically coated optical-fibre sensor”、Sensors and Actuators B、II、 (1993年)、375〜381 頁を参照することができ、屈折率が所定の化学物質の蒸 気の存在により変化するセンサ材料の説明がされている。 説明した実施形態に対する変形として、さらに別の材料の薄い層がクラディン グ材料の薄い層4とセンサ材料3との間に設けられてもよい。このような場合、 感知される1つまたは複数の物質を吸収するときの材料3の屈折率の変化はこの さらに別の材料と単なる '古い'クラディング材料の屈折率ではなく '古い'クラ ディング材料との組合わせから形成された新しい '実効的な'クラディング材料 の '実効的な'屈折率を含んだ範囲をカバーすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボーナス、デイビッド・カッソン イギリス国、イーエイチ14・4エーエス、 エジンバラ、リッカートン(番地なし)、 ヘリオット−ワット・ユニバーシティー、 デパートメント・オブ・フィジックス内 (72)発明者 バートン、ジェイムズ・スティーブン イギリス国、イーエイチ14・4エーエス、 エジンバラ、リッカートン(番地なし)、 ヘリオット−ワット・ユニバーシティー、 デパートメント・オブ・フィジックス内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)所定の波長を有する光放射に対して透過性の材料のコアと、コアを包囲し 、所定の波長においてコアの屈折率よりも小さい屈折率を有する材料からなるク ラディングとを具備している光導波体を有するセンサ装置であって、所定の1つ または複数の物質を吸収することができ、吸収した物質の量に依存した屈折率を 有するセンサ材料を含み、センサ材料は少なくともその屈折率が、吸収した物質 の第1の量に対応する第1の値を有するとき、光導波体からの所定の波長を有す る光放射を結合しそれによって所定の波長を有する光放射に対する導波体の透過 度を減少させることができるようにコアに十分に近接して位置されているがクラ ディング材料によりコアからは分離されているセンサ装置において、クラディン グ材料はセンサ材料の屈折率の前記第1の値と、その第1の値よりも低く、吸収 された物質の第2の量に対応するセンサ材料の屈折率の第2の値との中間値であ る所定の波長における屈折率を有することを特徴とするセンサ装置。 (2)光導波体は所定の波長において単一モードの光導波体である請求項1記載 の装置。 (3)センサ材料は親水性ポリマーであり、所定の物質は装置が湿気センサ装置 を構成するように水である請求項1または2記載の装置。 (4)親水性ポリマーがポリエチレン酸化物である請求項3記載の装置。 (5)光導波体が平らな表面を有する材料のブロック中に埋設されている光ファ イバであり、クラディングの薄くされた部分の表面は平らな表面の一部を形成し 、センサ材料は平らな表面上の層として設けられている請求項1乃至4のいずれ か1項記載の装置。 (6)センサ材料の層は少なくとも100ミクロンの厚さを有する請求項5記載 の装置。 (7)所定の波長の光放射を導波体へ発射し、導波体から背面散乱されたこのよ うな放射を受けるために導波体に結合されている光学的時間ドメイン反射計が設 けられている請求項1乃至6のいずれか1項記載の装置。 (8)それぞれ請求項1乃至6のいずれか1項に記載されている複数のセンサ装 置を具備し、それら複数のセンサ装置は、所定の波長の光放射のための単一の伝 送路に連続して含まれている光導波体を有する多重センサ装置。 (9)所定の波長の光放射を伝送路へ発射し、伝送路から背面散乱されたこのよ うな放射を受けるために伝送路に結合された光学的時間ドメイン反射計が設けら れている請求項8記載の多重センサ装置。
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