JP2000502167A

JP2000502167A - 液圧組立装置

Info

Publication number: JP2000502167A
Application number: JP9522503A
Authority: JP
Inventors: ベック、エアハルト; オットー、アルブレヒト
Original assignee: アイティーティー・オートモーティブ・ヨーロップ・ゲーエムベーハー
Priority date: 1995-12-20
Filing date: 1996-12-16
Publication date: 2000-02-22
Also published as: WO1997022503A1; DE59609136D1; US6199959B1; EP0868333B1; EP0868333A1; DE19547541A1

Abstract

(57)【要約】本発明は、液圧組立装置に関し、ハウジング（９）と、ハウジング（９）を覆う少なくとも１つのカバー（２）とを有し、液圧組立装置のアタッチメント用に固定要素（１）のための保持装置（３）がカバー（２）に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】液圧組立装置本発明は、請求項１の前段に記載された液圧組立装置に関する。ドイツ特許出願第４１０７６２５号は、スリップ制御を有する自動車用ブレーキシステムに使用される液圧組立装置を開示している。液圧組立装置は、カバーによって閉成された搬送ハウジング内に沢山の機能的要素を有している。上述の応用のケースにおいて、自動車のエンジンコンパートメントに金属板によって設けられた液圧組立装置を固定要素１に取着するために、多点型の保持装置が、液圧組立装置の搬送ハウジングに設けられている。この保持装置は、板状の金属ボウルがゴム材料の調整用にリベットまたは溶接で止められている保持用ピンを有している。ゴム材料は、次いで、搬送ハウジング内でピンにネジ留めされて位置している。このタイプの保持装置の構造は、製造に際して技巧を要する。それは、それが沢山の個々の部品と付加的な保持用孔の装置を搬送ハウジングに必要とするからである。搬送ハウジングの材料に必要な強度の故に、穴は簡単には設けられない。本発明の目的は、上述した欠点を除去するタイプの液圧組立装置用保持装置を提供することである。この目的は、請求項１の特徴部分に示された上述のタイプの液圧組立装置における改良方法で達成される。本発明の更なる態様と利点および詳細は、実施例に基づく以下の記述から分かる。図面の唯一の図１は、ハウジング９と、このハウジング９を覆うカバー２を有する液圧組立装置の断面を示している。この実施例は、スリップ制御ブレーキシステムの圧力制御装置としての液圧組立装置の必須の要素であるアキュムレータ組立装置７に関する。本発明の操作に本質的に必要な要素（大きく拡大した寸法で示されているが）は、液圧組立装置のアッタチメントとして適している本発明の保持装置３としてカバー２に示されている。保持装置３は、カバー２の保持用孔５と係合する円筒状の要素４の形状になっている。保持装置３はさらに、円筒状の要素４と保持用孔５との間に設けられた弾性体６を有している。弾性体６と保持用孔５との間には、少なくとも一部分に、必要な場合に、洩れた流体がアキュムレータ組立装置７の内部から外側へ放出されることが起こるのを確実にする通路８が設けられている。この実施例は、通路８を形成するための２つの構造的に異なった設計を示している。通路８は、弾性体６に排水凹部の形状に射出成形されているのみでなく、通路８は、カバー２に排水凹部によって作ることができる。弾性体６は、好ましくは、基本的にボウル型の形状で、その環状の溝がカバー２の保持用孔５に嵌められた適当な加硫された部分で作られる。軸的距離が、カバー２と要素１との間に維持されるが、それは、弾性体６のカラー形状のためであり、その結果、振動または騒音の遮断が液圧組立装置のアタッチメントの点において確実になる。弾性体６内に係合する円筒状の要素４は、好ましくは、溶接またはリベットで、車両の車体として示された要素１に止められている。あるいは、円筒状の要素４はカバー２に溶接することもでき、弾性体６は要素１の孔にボタン留めすることもできる。しかしながら、通路８をカバー２に適切に一体化することができないということであろう。図１に示した実施例において、アキュムレータ組立装置７は、なかんずく、カバー２と圧力流体孔との間で軸的に移動可能な、スプリングの負荷によるピストンを示す沢山の構造的詳細を有している。しかしながら、アキュムレータ組立装置７の詳細は、本発明の本質から見ればそれほど重要ではない。何故ならば、ほとんどの利点は、カバー２の小型ででコストの低い保持装置３によって達成されるからである。従って、本発明のアタッチメントは、カバーによって沢山のハウジングの閉止配列用に等しく用いられが、機能的装置に限定されるものではない。スリップ制御ブレーキシステムとして形成された液圧組立装置において、アキュムレータ組立装置のみでなく、減衰チャンバとポンプシリンダもまた、カバーによって閉成され、それ故、それらの穴もまた本発明に開示されたカバーの保持装置３の調整に適している。参照符号のリスト：１要素２カバー３保持装置４円筒状のピン５保持用孔６弾性体７アキュムレータ組立装置８通路９ハウジング

Claims

【特許請求の範囲】１．ハウジングと、このハウジングを覆う少なくとも１つのカバーとを有し、液圧組立装置のアタッチメント用に固定要素（１）のための保持装置（３）がカバー(2)に設けられていることを特徴とする液圧組立装置。２．前記保持装置（３）が、保持用孔（５）と係合する円筒状の要素（４）を有することを特徴とする請求項１記載の液圧組立装置。３．前記保持装置（３）が、弾性体（６）を有することを特徴とする請求項１または２記載の液圧組立装置。４．スリップ制御ブレーキシステムとして形成された液圧組立装置が、騒音減衰および／またはアキュムレータ組立装置（７）を有していて、保持装置（３）が、騒音減衰および／またはアキュムレータ組立装置（７）のカバー（２）に適合していることを特徴とする請求項１ないし３いずれか１項記載の液圧組立装置。５．弾性体（６）が、カバー（２）の保持用孔（５）と円筒状の要素（４）との間に介挿されていることを特徴とする請求項１ないし４いずれか１項記載の液圧組立装置。６．通路（８）が、弾性体（６）と保持用組立（５）との間の部分に設けられていることを特徴とする請求項５記載の液圧組立装置。