JP2000502030A - 炭酸カルシウムの個別粒子の製造方法 - Google Patents

炭酸カルシウムの個別粒子の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 糖又は多糖と金属イオンとを含有する水性水酸化カルシウムを約8℃〜約64℃の温度において炭酸化することによる個別柱状晶炭酸カルシウム粒子の沈降方法を開示する。得られた生成物は約10m2/g〜約120m2/gの比表面積を有し、ペイント、プラスチック、紙コーチング、紙用フィラー(paper filling)及び薬剤用途に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 炭酸カルシウムの個別粒子の製造方法 発明の分野 本発明は沈降炭酸カルシウムに関する。さらに詳しくは、本発明は糖又は多糖 と任意成分の他の金属イオンとの存在下で水性石灰スラリーを炭酸化することに よって種々な粒度の柱状晶(prismatic)炭酸カルシウムの個別(discrete)粒子を 製造する新規な方法に関する。 発明の背景 沈降炭酸カルシウム(PCC)は一般に、水性水酸化カルシウムスラリーを二 酸化炭素含有ガスによって、約0.5μm〜10μmの平均粒度の炭酸カルシウ ム粒子が得られるように温度を制御しながら、炭酸化することによって製造され る。最終生成物のサイズとサイズ分布とに影響を与える(effect)機構として、ヒ ートエージング(heat aging)も用いられる。このような炭酸カルイシウム生成物 は紙のフィラーとして、コート紙の顔料として、ペイント及びポリマー用途の顔 料として有用であり、製薬工業にも用途を見いだしている。 0.5μmよりも小さい平均粒度の沈降炭酸カルシウムを製造しようと試みる ときに、低い水酸化カルシウム濃度、低い温度、及び時には低いレベルのサイズ 調節剤を用いることが必要である。しかし、大抵の方法は制御することがまだ依 然として困難であり、炭酸カルシウムの粒度は全く予測不能である。 新規であり、先行技術によって予測不能であると判明していることは、約0. 5μm〜約0.018μmの個別炭酸カルシウム粒子を選択的に製造する改良方 法である。 それ故、広範囲な粒度の炭酸カルシウム粒子を製造するための簡単で予測可能 な方法を提供することが、本発明の目的である。本発明の他の目的は、ペイント 、プラスチック、製薬工業及び製紙工業に特に有用である炭酸カルシウム生成物 を提供することである。本発明のこれらの目的及び他の目的は、以下の詳細な説 明でさらに記載されるにつれて明らかになるであろう。関連する先行技術 米国特許第5,332,564号は、糖水溶液中で石灰を消和して、消石灰ス ラリーを形成し、前記石灰スラリーを40〜80゜F(4.44℃〜26.7℃ )において二酸化炭素含有ガスによってほぼ中性(pH7〜8)になるまで炭酸 化することを含む、SSA2〜20m2/gまでのひし形又はバレル形状のPC Cを製造するための方法を開示する。 米国特許第4,237,147号は、炭酸飲料を製造するための乾燥炭酸飲料 濃縮物の製造方法であって、(a)非晶質炭酸カルシウムと、(b)非晶質炭酸 カルシウムから全ての二酸化炭素を完全に発生させるような量での、無害な無水 酸とを含む方法を開示する。糖が炭酸カルシウムの沈降に用いられて、不規則な 凝集粒子の縁に微粉(fines)を生じる。 米国特許第4,018,877号は、“一次成核段階(primary nucleation st age)”中又は後に炭酸カルシウムスラリー中に錯生成剤を導入することによる炭 酸カルシウムの改良製造方法を述べる。この錯生成剤は、スクロース又はグルコ ースを包含する群から選択される。 米国特許第3,443,890号は、水性水酸化カルシウムスラリーを糖と、 活性SiO2化合物類から成る群から選択される第2活性化合物との存在下で炭 酸化することによって沈降炭酸カルシウムを製造する方法を述べる。 米国特許第2,467,082号は、水性水酸化カルシウムスラリーをサトウ ダイコン残渣抽出物の存在下で炭酸化することによるチョークの製造方法を開示 する。 米国特許第2,188,633号は、炭酸化の前の水性水酸化カルシウムスラ リーに添加剤として糖及びポリビニルアルコールを用いて、炭酸カルシウム生成 物を形成することを開示する。 上記を考慮すると、本発明をもたらすような、単独の又は硫酸アルミニウム( ミョウバン)と組合せたスクロースの使用と、炭酸化中の水酸化カルシウムスラ リーの温度制御とを示唆する特許文献は全く存在しない。 発明の概要 約10〜約120m2/gの比表面積を有する個別の柱状晶炭酸カルシウム粒 子 を製造するためのこの新規な方法では、粒度に効果を及ぼすために糖又は多糖を 単独で又は他の金属イオンと組合せて用いる。 炭酸カルシウム生成物はペイント及びプラスチック工業における顔料として、 紙コーチングの顔料として、及び製紙におけるフィラーとして有用である。 発明の詳細な説明 我々は今回、糖若しくは多糖を含有する、又は糖若しくは多糖と金属イオンと を含有する水性石灰スラリーの約8℃〜約64℃の温度における炭酸化による炭 酸カルシウムの沈降が、約10m2/g〜約120m2/gの範囲内の比表面積( SSA)を有する所望のカルサイト(calcite)生成物を一貫して生成することを 発見した。 したがって、本発明は、糖又は多糖と任意成分の金属イオンとを含有する約1 重量%〜約30重量%の水酸化カルシウムの水性スラリー中に二酸化炭素を導入 することを含む、柱状晶炭酸カルシウムの個別粒子の製造方法に関する。好まし い方法は約0.1重量%〜約5.0重量%の糖又は多糖と任意成分の約0.1重 量%〜約5.0重量%の金属イオンとの使用と、約8℃〜約64℃の温度におい て二酸化炭素の導入を開始することと、炭酸カルシウムの沈降が実質的に完了す るまでこの導入を続けることとを含む。 好ましくは、水酸化カルシウムスラリー濃度は約5重量%〜約25重量%であ る。より好ましくは、水酸化カルシウム中に存在するスクロース量は約0.5重 量%であるか、又は水酸化カルシウム中に存在するスクロース量とミョウバン量 はそれぞれ約0.5重量%と4.0重量%である。炭酸化プロセス中は激しい撹 拌を用い、このプロセスは完成までに約80分間乃至90分問以上を要するべき ではない。 本発明に有用な糖又は多糖はスクロース、グルコース、フルクトース、原糖(r aw sugar)、糖密、ガム、澱粉、及び性質が類似した他の有機化合物から成る群 から選択される。好ましくは、糖又は多糖はスクロースである。種々な無機金属 酸化物、特に、例えばSiO2、Mno,Zno、ZrO2及びAl23のような ゲル形成金属が本発明の方法に有用である。好ましくは、金属イオンはAl23 (ミョウバン)である。 本明細書で用いる全ての%は重量%であり、それらが添加剤の使用量を表す場 合には、使用可能な石灰と等価な炭酸カルシウムに基づく重量%である。 二酸化炭素含有ガスの性質は特に決定的ではなく、純粋な二酸化炭素含有ガス 又は空気中若しくは窒素中の二酸化炭素という標準的な混合物が使用可能である 。液体二酸化炭素も本発明によって使用可能である。 本発明の方法は、炭酸化可能である、あらゆる濃度の石灰スラリーに適用可能 であるが、実際には、出発スラリーの水酸化カルシウム濃度が約5重量%を越え るようなスラリーに限定される。これは、約5%以下の初期水酸化カルシウム濃 度を有するスラリーによって、添加剤の不存在下でも、本発明の炭酸化条件下で 所望の粒度の沈降カルサイトが得られるからである。しかし、このような低濃度 は経済的ではない。最も経済的な操作のためには、水酸化されるべきスラリー中 の水酸化カルシウム濃度は約10〜20重量%であることが好ましい。 石灰スラリーの炭酸化はカルサイト沈降が実質的に完了するまで続けられ、好 ましくは炭酸化スラリーのpHが約7になったときに停止される。このような炭 酸化は通常、約1時間半で達成される。通常のケアを用いて、炭酸化スラリー中 にまだ存在する未反応水酸化カルシウムを中和することができる。当業者に公知 の種々な方法を用いて、この中和を達成することができる。これらには例えば、 追加の二酸化炭素ガスを必要に応じて導入することによってスラリーpHをモニ ターすること、並びに例えばクエン酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、フタ ル酸、酒石酸、ホウ酸、リン酸、亜硫酸又は硫酸のような、有機又は無機の多塩 基酸の充分な量によって炭酸化スラリーを処理することがある。最終スラリー中 の炭酸カルシウムはそのようなものとして用いることができる、又は乾燥生成物 として用いるために、濾過し、乾燥させ、磨砕することができる。 反応物が充分な純度であるならば、本発明の方法から得られる生成物は沈降炭 酸カルシウムに対する米国薬局方の規格を容易に満たすために充分に純粋である 。米国薬局方によって指定された方法を用いる場合に、生成物は98.0%を越 える炭酸カルシウムであると典型的に分析される。 生成物はプラスチック用途及びペイント用途において顔料として有用である。 生成物は紙コーチングの顔料としてと、製紙におけるフィラー及び保持剤(reten tion aid)として特に有用である。 極めて小さい(0.5p〜0.018p)柱状晶炭酸カルシウムの個別粒子の サイズは、比表面積測定によってより正確に測定され、表現される。生成物の比 表面積(SSA)は吸収性ガスとしての窒素によるBET理論を用いるMicr ometrics FLOWCARB II 2300を利用して測定される。 柱状晶炭酸カルシウムとは、本明細書では、Waldeckに付与された米国特 許第3,320,026号と、Robert W.Hagemeyerによって 編集されたPigments for Paper(TAPPI Press) とに述べられているように、粒子が一般的な柱状形を有し、アスペクト比(L/ W)が平均して2.0以下であることを意味する。 下記実施例は本発明の方法を単に例示するにすぎないので、本発明を限定する ものとこれらを解釈すべきではなく、本発明の範囲は添付請求の範囲によって定 義される。 実施例1 底部から約1.5cmと5.5cmのところに配置され、1/15hp可変速 度モーターによって駆動される、2個の5cm直径フラットブレードタービンイ ンペラーを有する高速撹拌機と、二酸化炭素/空気流を導入するための底部ブレ ードの中心の下方に湾曲した0.3cm内径ステンレス鋼管とを備えた、内径1 3.5cm、高さ38cm及び半球状底部を有する、4リットルのジャケット付 きバッフル入り(baffled)円筒状反応器を水酸化カルシウム(消石灰(slake))の 製造と反応に用いて、沈降炭酸カルシウム(PCC)を製造した。 ASTM方法C−25−72によって測定して約94重量%以上の有効酸化カ ルシウム含量を有する、本明細書の以下ではAdams石灰と呼ばれる、Spe cialty Minerals社からの粒状活性石灰200gを上記4リット ル反応器中の1000mlの水に25℃において加えることによって、13.4 重量%(0.1443g/cc)の水性水酸化カルシウムスラリーを製造して、 1000RPMで10分間撹拌した。このスラリーを約10.2重量%(0.1 080g/cc)に希釈し、60メッシュスクリーンに通してふるい分けして、 グリットを除去し、反応器中で25℃に冷却した。撹拌機を1250RPMに調 節して、有効石灰と等価の炭酸カルシウムに基づいて0.1重量%のスクロース をスラリーに加えた。このスラリーに空気中28容量%の二酸化炭素のガス混合 物を4.4標準リットル/分(SLM)で導入することによって、水酸化カルシ ウムスラリーを炭酸化して、炭酸カルシウムを沈降させた。この炭酸化はpH値 が7.4未満になるまで続ける。このスラリーを合衆国規格No.325(44 μ)シーブに通してグリットを除去した。 スラリー生成物はSEMによって、充分に分散し、全く個別であることが判明 した。次に、一部をブフナーロートで真空濾過し、アセトン洗浄して、結果とし て得られたフィルターケーキを120℃において少なくとも1時間乾燥させて、 比表面積(SSA)34.6m2/gを有するPCC生成物を得た。このランは 表1において実施例1として同定される。 実施例2 異なる比表面積の2種類の他の個別沈降炭酸カルシウム粒子を、実施例1に述 べた方法を用いて製造したが、これらは表1の実施例2と2Aに表示するように 、より高いスクロースレベルを有した。 実施例3 さらに3回の実験を同じ方法を用いておこなったが、これらの場合には、Ge rmany Valley(G.V.) Limestone Company からの石灰を25℃ではなく35℃において炭酸化した。スクロースは表1の実 施例3、3A及び3Bに示すように0.5%、1.0%及び4.5%の割合で加 えた。 PCCの粒度は種々な試薬の添加によって影響されることが判明している。特 定の温度におけるスクロースのレベルは、表1に示すように、合成されるPCC の粒度(表面積)を決定する。この表はまた、2種類の温度25℃と35℃にお けるスクロースレベルの効果と、2種類の石灰−AdamsとGermanyV alleyの比較とを示す。 実施例3と3Aは温度の上昇によるSSAの低下を示す。実施例2と3は異な る石灰によって製造した生成物の間のSSAの差が小さいことを実証する。スク ロースの増加はSSAの明白な増大(粒度の縮小)を生じる。 スクロースレベルを約0.1%〜約5%に設定することによって、粒度を決定 することができるが、多くの場合に、乾燥時の褐変(browning)を避けるために低 いスクロースレベルを維持することがより好ましい。スクロースの好ましい範囲 は0.1〜1.0%であり、より好ましくは約0.5%である。 実施例4 0.5%のスクロースレベルにおける炭酸化中の温度を変えることの効果を実 証するために、6回の実験シリーズ、実施例4〜4Eを10℃〜55℃において 実施例1に述べたようなプロセスを用いておこない、それぞれの実験に対する炭 酸化温度を示す。実施例4Eに対してはGermany Valley石灰を用 い、他の実験に対してはAdams石灰を用いた。結果は表2に要約する。 実施例5 70ガロン(265.3リットル)改良モルタルミキサーを用いて、水酸化カ ルシウムスラリー(消石灰)を製造した。内径11.5インチ(29.2cm) 、高さ20インチ(50.8cm)及び半球状底部を有する、30リットルのジ ャケット付きバッフル入り円筒状反応器中で、炭酸化をおこなった。この反応器 に、底部から約4インチ(10.16cm)と8インチ(20.32cm)のと ころに配置され、5hp可変速度モーターによって駆動される、2個の4.5イ ンチ (11.43cm)直径フラットブレードタービンインペラーを有する高速撹拌 機を備えた。この反応器にまた、二酸化炭素/空気流を導入するためのブレード の底部の中心の下方に湾曲した0.25インチ(0.635cm)内径ステンレ ス鋼管をも備えた。ASTM方法C−25−72によって測定して約94重量% 以上の有効酸化カルシウム含量を有する、Specialty Mineral s社からの粒状活性石灰2000gを上記70ガロンモルタルミキサー中の10 .0リットルの水に50℃において加えることによって、20.1重量%(0. 2257g/cc)の水性水酸化カルシウムスラリーを製造して、10分間撹拌 した。このスラリーを約10.2重量%(0.1080g/cc)に希釈し、6 0メッシュスクリーンに通してふるい分けして、グリットを除去し、反応器中で 60℃に加熱した。撹拌機を615RPMに調節して、有効石灰と等価の炭酸カ ルシウムに基づいて0.5重量%のスクロースをスラリーに加えた。このスラリ ーに空気中28容量%の二酸化炭素のガス混合物を1.47標準立方フィート/ 分SCFM(約41リットル/分)で導入することによって、水酸化カルシウム スラリーを炭酸化して、炭酸カルシウムを沈降させた。この炭酸化はpH値が7 .4未満になるまで続けた。このスラリーを合衆国規格No.325(44μ) シーブに通してグリットを除去した。スラリー化生成物はSEMによって、充分 に分散し、全く個別であることが判明した。次に、一部をブフナーロートで真空 濾過し、アセトン洗浄して、結果として得られたフィルターケーキを120℃に おいて少なくとも1時間乾燥させて、比表面積(SSA)11.1m2/g(表 2、実施例5参照)を有するPCC生成物を得た。 反応温度は反応速度に比例する、これは、温度が高ければ高いほど、反応は迅 速であることを意味する。また、反応温度は結晶サイズにも関連する。高い反応 温度は大きいPCC結晶を生じる。Ca(OH)2と相互作用する試薬を加える ことによって、結晶サイズは変化する(modified)。表2において、0.5%スク ロースは典型的な量子変化(quantum change)を示さずに、広範囲な粒子の合成を 可能にする。この場合には、温度の50゜の変化が比表面積の約60m2/gの 変化を生じた。実施例5は、反応のスケールアップが4リットル実験室試験に一 致する結果を生じることを実証する。 実施例5 Specialty Minerals社からの粒状活性石灰150gを実施 例1に述べた4リットル反応器中の1200mlの水に65℃において加えるこ とによって製造し、1000RPMにおいて10分間撹拌した、12.4重量% (0.1325g/cc)の水性水酸化カルシウムスラリーを用いて、個別の沈 降炭酸カルシウムを製造した。該スラリーを約7.6重量%(0.0799g/ cc)に希釈し、60メッシュスクリーンに通してふるい分けして、グリットを 除去し、反応器中で12.0℃に冷却し、撹拌機を1250RPMに調節した。 この冷却プロセス中に、水中で10重量%溶液まで可溶化した、理論的PCCに 基づいて3.15%の硫酸アルミニウムの他に、理論的PCCに基づいて0.5 重量%のスクロースをスラリーに加えた。反応器ジャケットに通して冷水を流す ことによって、等温条件に接近した反応温度を保持しながら、このスラリーに空 気中28容量%の二酸化炭素のガス混合物を7.3標準リットル/分(SLM) で導入することによって、水酸化カルシウムスラリーを炭酸化して、炭酸カルシ ウムを沈降させた。 この炭酸化はpH値が7.4未満になるまで続けた。このスラリーを合衆国規 格No.325(44μ)シーブに通してグリットを除去し、次に、一部をブフ ナーロートで真空濾過し、アセトン洗浄して、結果として得られたフィルターケ ーキを120℃において1時間以上乾燥させて、比表面積(SSA)111.7 m2/gを有するPCC生成物を得た。表3の実施例5を参照のこと 実施例6 0.5%のスクロースと3.15%のミョウバンとを用いて実施例5に述べた ように、但し12℃ではなく20℃と25℃の炭酸化温度を用いて、2回の実験 を4リットル装置においておこなった。これらの実験は、表3にそれぞれ実施例 6と6Aとして示すように、それぞれ78.4と92.3m2/gの比表面積値 を有する生成物を生じた。 実施例7 実施例4に述べたような30リットル装置において、但し実施例5に述べたよ うなスクロース単独ではなく、0.5%のスクロースと3.15%のミョウバン とを用いて実験をおこなった。この実験では、1700gの石灰を用いて、38 ℃において16 SLM CO2の速度で炭酸化して、67.5m2/gの比表面 積を得た。 4回のスクロース/ミョウバン実験(実施例5、6、6A及び7)を、スクロ ースのみと温度選択を用いて合成した実施例4、4A、4B、4C(表2から) と比較した。 炭酸化の前に0.5%スクロースに3.15%ミョウバンを加えることによっ て、スクロースのみの使用に比べて粒度はさらに縮小した。表面積は同じ反応温 度に関して約35m2/g増大して、10℃において約113m2/gになった。 スクロース及びスクロースとミョウバンとの組合せを用いることによって、比表 面積は約10〜115m2/gの範囲に及ぶ(表2と3からのデータを比較する こと)。 沈降炭酸カルシウムは多様な市場において多くの用途を見いだしている。本発 明のPCCの粒度範囲の幅はさらに広範囲な用途さえ可能にする。熟成の必要性 を最小にする又は除去することができる直接合成アプローチは、多くの用途に用 いられる標準的な微細生成物のより経済的な代替え品(substitution)を可能にす る。幾つかの標準的な生成物に必要な冷却を省略することは、これらの新規な生 成物のコストをさらに低下させる。表4はこれらの生成物の用途の典型的な例を 示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 11/00 C09D 11/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ワイズ,ケネス・ジェームズ アメリカ合衆国ペンシルバニア州18078, シュネックスヴィル,グレンビュー・スト リート 4942

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.柱状晶炭酸カルシウムの個別粒子の製造方法であって、石灰乳スラリー を製造する工程と、前記スラリーに約0.1〜5.0重量%の糖又は多糖を添加 する工程と、このように製造された石灰乳スラリーを、迅速に撹拌しながら、炭 酸化が実質的に完了するまで炭酸化する工程とを含み、前記炭酸化を約8℃から 約64℃までの温度において開始する方法。 2.石灰乳スラリーにおいて濃度が約5.0重量%から約25重量%までで ある、請求項1記載の方法。 3.糖又は多糖が有効石灰に等価な炭酸カルシウムに基づいて約0.1重量 %から約4.5重量%までの量で存在する、請求項1又は2に記載の方法。 4.前記炭酸化を約7.0のスラリーpHにおいて終わらせる、請求項1〜 3のいずれかに記載の方法。 5.炭酸化が実質的に終了した後に、炭酸化スラリー中の未反応水酸化カル シウムを本質的に中和するために充分な多塩基酸によって、炭酸化スラリーを処 理する、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6.糖又は多糖がスクロースである、請求項3記載の方法。 7.請求項1〜6のいずれかに記載の柱状晶炭酸カルシウムの個別粒子の製 造方法であって、石灰乳スラリーを製造する工程と、前記スラリーに約0.1重 量%〜約5.0重量%の糖又は多糖と、約0.1重量%〜約5.0重量%の金属 イオンとを添加する工程と、このように製造された石灰乳スラリーを、迅速に撹 拌しながら、炭酸化が実質的に完了するまで炭酸化する工程とを含み、前記炭酸 化を約8℃から約64℃までの温度において開始する方法。 8.有効石灰中の炭酸カルシウム装置に基づいて、糖又は多糖が約0.1重 量%から約1.0重量%までの量で存在し、金属イオンが約0.1重量%から約 5.0重量%までの量で存在する、請求項7記載の方法。 9.金属イオンが硫酸アルミニウム(ミョウバン)である、請求項8記載の 方法。 10.前記炭酸化を約7.0のスラリーpHにおいて終わらせる、請求項7 記載の方法。 11.炭酸化が実質的に終了した後に、炭酸化スラリー中の未反応水酸化カ ルシウムを本質的に中和するために充分な多塩基酸によって、炭酸化スラリーを 処理する、請求項7記載の方法。 12.実質的に、本明細書の実施例のいずれかに記載された通りの柱状晶炭 酸カルシウムの個別粒子の製造方法。 13.請求項1〜12のいずれかに記載の方法によって得られた生成物。
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