JP2000501907A - アンテナアレイのための変調とディジタルビーム形成を同時に行うための効率的な装置 - Google Patents

アンテナアレイのための変調とディジタルビーム形成を同時に行うための効率的な装置

Info

Publication number
JP2000501907A
JP2000501907A JP9521263A JP52126397A JP2000501907A JP 2000501907 A JP2000501907 A JP 2000501907A JP 9521263 A JP9521263 A JP 9521263A JP 52126397 A JP52126397 A JP 52126397A JP 2000501907 A JP2000501907 A JP 2000501907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
beamformer
bit
real
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9521263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3879935B2 (ja
JP2000501907A5 (ja
Inventor
デント,ポール,ダブリュ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ericsson Inc
Original Assignee
Ericsson Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ericsson Inc filed Critical Ericsson Inc
Publication of JP2000501907A publication Critical patent/JP2000501907A/ja
Publication of JP2000501907A5 publication Critical patent/JP2000501907A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3879935B2 publication Critical patent/JP3879935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/204Multiple access
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture

Abstract

(57)【要約】 第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1の数のディジタル情報信号を送信するためのディジタルビーム形成ネットワークが開示されている。情報信号の各々から選択された1つの情報ビットをビットベクトルに組み立てるためのアセンブラーが使用される。ディジタルプロセッサはビットベクトルのための入力とアンテナ素子の第2の数に等しい数の出力を有し、ビットベクトルを処理する。最後に、第2の数の出力の各々に結合された変調波形発生器は、各アンテナ素子による送信をするための信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 アンテナアレイのための変調とディジタルビーム形成を同時に行うための効率的 な装置 開示の分野 本発明は、ディジタルビーム形成に関し、より詳細にはアンテナアレイのため の変調とディジタルビーム形成を同時に行うための効率的な装置に関する。 開示の背景 公知の技術による電子的にステアリングされる指向性アンテナアレイは、ディ ジタルビーム形成として知られる技術を使用する。ディジタルビーム形成では送 信すべき複数の信号波形Nを、必要であればアナログ−ディジタル(A−D)コ ンバータを使って数値サンプルのシーケンスによって表示する。一般的にはディ ジタルビーム形成ネットワークとして知られる数値プロセッサの入力端に複素数 のシーケンスを加える。ディジタルビーム形成ネットワークはドライブすべきア ンテナアレイ内の素子数に対応するM個の数字出力シーケンスを計算する。この 一般的な複素出力シーケンスは、例えば公知のタイプの直交変調器を使用する無 線周波数搬送波を変調するためのディジタル−アナログ(D−A)コンバータを 使ってアナログ波形に変換される。変調された無線周波数波は送信するため、そ れぞれのアンテナ素子によって増幅される。このような従来のディジタルビーム 形成ネットワークは入力信号の各時間サンプルごとにM個の出力の複素ベクトル を形成するよう、N個の入力の複素ベクトルとM×Nの複素マトリックスの係数 との乗算を効果的に実行する。 図1には、従来のディジタルビーム形成ネットワークが示されている。アナロ グ信号、例えばスピーチ信号とすることができる情報信号は、A−Dコンバータ 10を使ってディジタル信号に変換される。A−Dコンバータ10からの出力信 号は、例えば16ビットのディジタル化されたサンプルの、毎秒8キロサンプル のPCM信号とすることができる。128キロビット/秒の総ビットレートは無 線リンクを通してディジタル音声信号を送信するには過剰と考えられる。この結 果、残留励起線形予測エンコーダ(RELP)または他の公知の形態のうちの1 つ、例えばサブバンド、CELPまたはVSELPとすることができるエンコー ダ11を使用して妥当な電話の質を維持しながら、毎秒8キロビットまたはそれ 以下の値となるように音声ビットレートの大きな圧縮を行う。かかるエンコーダ は音声信号から自然な冗長性をできるだけ多く除くので、受信される信号の質は ビット誤りを受けやすくなる。従って、一部の冗長性を、よりインテリジェント な誤り訂正符号化の形態に置換することにより、再びビットレートを広げるのが 一般的である。公知の変調技術のいずれか、例えばPSK、QPSK、オフセッ トQPSK、π/4−DQPSK、16QAM等を使って送信するために、無線 波上に純粋データストリームを載せる。PSKでは二進の1または0であるかに 応じて、送信するデータビットを無線搬送波を単に位相反転するだけである。位 相の急激な反転は無線信号のスペクトル拡散と他の無線チャンネルとの潜在的な 干渉を生じさせる。従って、従来の変調は「1」(+1)と「0」(−1)との 間の変化を丸めるためのディジタル波形のフィルタリングを行う。部分応答信号 として知られる極端なケースでは、送信のための信号によって使用されるスペク トル量を減少するのにオーバーフィルタリングが使用される。スペクトル領域に おける所望する特性を得るのにフィルタリングが使用されるが、このフィルタリ ングは抵抗器、インダクタおよびコンデンサを使って構成できるようなスペクト ル領域フィルタまたは時間サンプルを使用する時間領域における処理によって達 成できる。原型の時間領域フィルタは巡回フィルタまたは有限インパルス応答( FIR)フィルタとして知られている。他の従来の時間領域フィルタは無限イン パルス応答フィルタ(IIR)フィルタとして知られている。 FIRフィルタはタップ付き遅延ラインを形成するよう、フィルタリングすべ き信号を遅延するための1つ以上の遅延ステージを含む。信号が既にシーケンシ ャルな数値波形値状になっている時、かかるタップ付き遅延ラインはディジタル メモリデバイス内にサンプルを逐次記憶することによって形成できる。異なる値 だけ遅延されたサンプルを重みづけし、加算することによってフィルタリング特 性を形成する。ディジタル波形をフィルタリングするために使用されるかかるフ ィルタは、一般に入力データビットごとに数個の出力値を発生し、スペクトルを 所望の形状に制御するのに重要な1−0への過渡時の形状を正しく表示する。こ れら値はもはや+1または−1ではないが、これらの間の任意の値となる。従っ て、プリ変調フィルタリングは単一ビット情報値を複数のマルチデジット値に変 える効果を有する。 従来のビーム形成方法ではディジタルビーム形成器13にフィルタリングされ た多値変調波形が加えられる。このディジタルビーム形成器は変調された波形の M個の異なる複素数に重みづけされた組み合わせを形成し、この組み合わせが適 当な無線周波数の搬送波に変調され、対応するアンテナアレイ素子に加えられる と、その結果、別個の所望する方向に各変調された信号が放射される。ビーム形 成器の一般的な複素数の出力は、実数成分に対しては、例えばD−Aコンバータ を使ってD−A変換され、その後、サンプル間の連続的な波形を発生するために 平滑化またはエリアシング防止フィルタで処理され、虚数部分に対しても同様な 装置が使用される。D−A変換された波形はI,Q波形として知られ、所望する 無線搬送波周波数に複素変調を行うI,Q変調器(または直交変調器)に加えら れる。D−A変換のエリアシング防止フィルタおよびI,Q変調器は、図1のブ ロック14で表示されている。 従って、従来のビーム形成器は組み合わせ係数のマトリックスとのM×Nのマ トリックス乗算によりN個の入力信号サンプルのM個の組み合わせを形成する。 例えばN=320、N=640とすると、各入力信号サンプル周期毎に2048 00回の複素数の乗算−加算演算を行わなければならない。一般的に符号化され るディジタル音声信号は10KHzのバンド幅の変調波形によって表示でき、こ の信号は1−0変化を正確に表示するために、この信号をバンド幅のサイクルご とに8サンプルでサンプリングすると、各変調波形発生器12から複素サンプル は毎秒80K個となる。従って、ディジタルビーム形成器13が実行しなければ ならない1秒当たりの複素演算の回数は80000×204800=16,38 4,000,000回となる。 ディジタル信号処理デバイスの命令実行速度は、1秒当たりのメガ命令数、す なわちMIPSで表示される。従って、16384MIPSの処理が必要となる 。しかしながら1回の複素乗算−加算は、DSP能力を通常測定する4回の実数 の 乗算−加算から成る。従って、必要な実数のMIPSの数は65536、すなわ ちオーバーヘッドの余裕を考えると>100,000となる。 現在の技術レベルのディジタル信号プロセッサ、例えばテキサスインスツルメ ンツのTMS32OC56は、約40MIPSを実行する。従って、想定される 320入力が640出力のビーム形成器に対しては、2500個のデバイスが必 要である。このことは音声チャンネル当たり8個のDSPとして表示できる。現 在の技術レベルのDSPは高価であるので、音声チャンネルごとに8個のDSP を使用すると、設置される音声チャンネルごとのコストに換算して表示される、 通信インフラストラクチャを提供するコストが高くなる。 開示の概要 従って、本発明の課題は次の説明および添付図面に従い、本発明を実行するこ とによって得られる、音声チャンネル当たりのコストが低くしたままディジタル ビーム形成を行い、スペクトル制御された変調出力信号を発生することにある。 本発明はM個のアンテナ素子を使用してN個のディジタル情報ストリームを送信 するようになっているビーム形成ネットワークに関する。これらN個のディジタ ル情報ストリームは二進の1と0または算術ユニットでは+1または−1で表示 できる。これらフィルタリングされていない数字は本発明のビーム形成器への入 力信号を形成し、本発明のビーム形成器は乗算を行う必要はない。更に、計算の 手間を節約するために、情報ストリームのビットのグループによってアドレス指 定されるルックアップテーブルにあらかじめ計算した合計と差を記憶させてもよ い。ビット形成ネットワークは線形演算を実行するので、送信されるスペクトル を区分するためにディジタル情報波形のフィルタリングを入力信号ではなく、出 力信号に対して行うことができるので、ビーム形成方法を単純化できる。 本発明の一実施例によれば、第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1の 数のディジタル情報信号を送信するためのディジタルビーム形成ネットワークが 開示される。情報信号の各々から選択された1つの情報ビットをビットベクトル に組み立てるために、組み立て手段が使用される。ディジタル処理手段はビット ベクトルのための1つの入力端と、アンテナ素子の第2の数に等しい数の出力端 を有し、ビットベクトルを処理する。最後に、第2の数の出力端の各々に結合さ れた変調波形発生手段は各アンテナ素子により送信するあめの信号を発生する。 本発明の別の実施例によれば、第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1 の数のディジタル情報ストリームを送信するためのディジタルビーム形成器が開 示される。このビーム形成器は情報ストリームの各々から一度に1つの情報ビッ トを選択するための選択手段を有し、これら情報ストリームを組み合わせて実数 のビットベクトルを形成し、情報ストリームから別の情報を選択し、繰り返しシ ーケンスで虚数のビットベクトルを形成する。ディジタル処理手段は実数ビット ベクトルと虚数ビットベクトルを交互に繰り返して処理し、各実数ビットベクト ルに関連した第1の実数および第2の虚数ディジタル出力ワードを得て、更に各 虚数ビットベクトルに関連した対応する数の第2の実数および第2の虚数出力ワ ードを得る。切り換え手段は実数のOPQSK変調値のストリームを発生するよ う、第1の実数ディジタル出力ワードと第2の虚数出力ワードを交互に選択し、 虚数OPQSK変調値のストリームを発生するよう、第2の実数ディジタル出力 ワードと第1の虚数出力ワードとを交互に選択する変調波形発生手段は、アンテ ナ素子の各々に対し実数および虚数OPQSK変調値を処理し、対応するOPQ SK変調無線波形を得る。 図面の簡単な説明 図面を参照して次の詳細な説明を読めば、本発明の上記およびそれ以外の特徴 および利点についてより容易に理解できよう。 図1は、従来のマルチビーム形成ネットワークを示す。 図2は、本発明の一実施例に係わるビーム形成ネットワークを示す。 図3は、公知の方法によるフィルタリングされたPSKの発生を示す。 図4は、変調され、フィルタリングされた波形の数値発生を示す。 図5は、図2に示された波形発生器の実現例を示す。 図6は、あらかじめ計算されたルックアップテーブルを使用するビーム形成法 を示す。 図7は、本発明の一実施例によりビーム形成をするための16メガビットのD RAMの使用法を示す。 図8は、異なるチャンネルの間でスタガー状になったインターステシャルビー ムを形成するためのDRAMを示す。 図9は、異なる周波数チャンネル間の本発明のビーム形成器の時分割を示す。 図10は、ディジタル周波数分割多重化と組み合わせて使用されるビーム形成 器を示す。 図11は、オフセットQPSK変調波形の発生を示す。 図12は、本発明の一実施例に係わる、オフセットQPSKビーム形成のため の装置を示す。 図13は、ハードウェア制限チャンネルによる受信をするための、本発明のビ ーム形成器の使用を示す。 図14は、マルチビット量の受信処理をするために本発明のビーム形成器の使 用を示す。 詳細な説明 図2には、本発明のビーム形成器が示されている。アナログ−ディジタル変換 (図1(10))、音声符号化および誤り訂正符号化(図1(11))は、図2 のソース符号化ブロックに略されている。ソース符号化はアナログ音声、画像、 ファックス用文書またはその他の形態の情報を送信のためのディジタルビットス トリームに低減することを行い、送信の信頼性を改善するためのA−D変換、冗 長性を除くためのデータ圧縮および誤り訂正および/または検出符号化を含むこ とができる。 ソース符号化の出力は情報ビット当たりの数が1のレートで+1または−1の シーケンスとして算術的に表示できる。この出力は図1の変調波形発生器12に よって発生されるシーケンスよりも、より簡単なシーケンスとなっている。一般 に図1の変調波形発生器12はスペクトル占有量を限定するために送信用のディ ジタルデータ波形をフィルタリングするので、データビット当たり8個のマルチ ビット複素数を発生する。本発明はビーム形成ネットワークは線形演算を実行し 、変調波形の発生が線形演算であるので、これら演算の順序を反転できるという 原理に基づくものである。本発明によれば、ビーム形成後、変調波形発生を実行 するので、ビーム形成器の前で情報ビット当たり1つのビット値から数個のマル チビット値への拡張が防止される。従って、ビーム形成器は一般に8分の1のレ ー トで演算を実行しなければならない。ビーム形成器は乗算をする代わりに関連す る所定のビーム形成係数の(入力ビットが+1または−1であるかに従って)N 回の加算と減算を実行するだけでよい。例えば、信号iの所望する送信方向に対 するビーム形成係数がc1i、c2i、c3i....cmiであり、信号i=1、 2、3、4....nに対するビットが+1、−1、+1、+1...+1であれば、 ビーム形成ネットワークは次の式の組を計算しなければならない。 式1の組 アレイ素子1に対して c11-c12+c13+c14......+c1n アレイ素子2に対して c21-c22+c23+c24......+c2n 等 組み合わせを形成する際の+1/−1の符号パターンは入力端におけるデータ ビット特性に対応する。各cikが一般に複素数であると仮定すれば、上記式は 図lの4nm回の乗算−累積と比較して2nm回の加算または減算を示す。更に これらは一般に8分の1のレートで実行すればよいので、全体で16分の1に節 約できる。これにより音声チャンネル当たりのコストは8dspから0.5ds pに低減でき、このことは可能である。 次に、あらかじめ計算されたルックアップテーブルを使用することにより、ど れだけ多く節約できるかを説明する前に、ビーム形成器の後に設置される変調波 形発生器22の機能について説明する。線形変調を使用する際は、スペクトル占 有量を限定するためにデータビット波形をフィルタリングし、次に、例えばAM 、PSK、QPSK、DQPSK、OQPSK等を使用して無線周波数搬送波に 変調する。線形変調は変化する無線周波数振幅だけでなく、変化する位相も発生 させるが、合相時に限って変調される一定振幅の信号を維持したい場合には、非 線形変調、例えばFM、PM、FSK、MSK、GMSK、CPFSK等が使用 される。後者の非線形変調はディジタル移動電話におけるように単一情報ストリ ームを送信するのに好ましいが、この理由は一定エンベロープの送信機のほうが より高い効率で作動できるからである。多数の信号を送信するアクティブ位相ア レイでは、各素子によって送信されるコンポジット信号は、振幅および位相が必 ず変化するので、振幅を変える必要がある、スペクトル的により効率的な線形な 変 調方法を使用することは欠点とはならない。 ディジタル情報のための最も簡単な線形変調方法はPSKである。このPSK はフィルタリングされたビットストリームを備えた無線搬送波の効果的なダブル 側波帯び搬送波振幅変調(DSBSC)である。図3aは公知の平衡変調器30 aを備えたフィルタリングされたPSKを発生するために使用される波形を示す 。バンド幅を制限するローパスフィルタ31aにフィルタリングされていないデ ータ波形32aが供給され、フィルタリングされた波形33aを発生する。フィ ルタリングされた波形は平衡変調器30aないで無線周波数搬送波34を逓倍し 、変調された波形35aを発生する。変調された波形では元のデータストリーム 内の二進の「0」に対応して、フィルタリングされた波形が負となっている期間 にRF搬送波は180度位相が反転される。図3bには、現在の最新の、より多 く使われている変調方法が示されている。頂部が平らな矩形波32aの代わりに 、データビット波形は符号が+または−の一連のインパルス32bとして見なさ れる。これらインパルスはインパルス応答として知られる特性で、各インパルス に応答してリング状に働くフィルタ31bをショック励振するように加えられる 。フィルタは線形であるので出力波形33bは各データインパルスによって発生 されるインパルス応答の(データビットの符号に応じて加算または減算される) 線形な重ね合わせとなる。この波形は変調無線波35bを発生するために、平衡 変調器30bを使用する前のように、RF搬送波34を変調する。波形33bお よび33aは波形35aおよび35bと同様である。フィルタの周波数応答H( jw)およびH’(jw)が次の式によって関連づけられる際に、図3aと3b のシステムは実際には同じである。 ここで、Tはデータビットの周期である。 最新理論はSin(wT)/wT係数を含むように限定されないインパルス応 答H’(jw)を、より望ましいものにできると主張している。利点は、オーバ ーフィルタリングによる通信効率の低下を生じることなく、良好なスペクトルを 含むことであり、送信プロセスを送信フィルタ、伝搬チャンネルおよび受信フィ ルタの組み合わされたインパルス応答として、数学的に良好にモデル化すること により、良好な復調アルゴリズムが可能となる。更にこのような組み合わせチャ ンネルがナイキスト特性を有し、このことが組み合わされたインパルス応答がピ ークから離れたデータビット周期の倍数においてゼロ交差点を有することを意味 する場合、正しい時間にサンプリングされた受信信号は隣接地のスミアリングに よる劣化を生じることなく、すなわちシンボル間干渉(ISI)を生じることな く、データビットの極性を再生する。一般的な設計技術は少なくとも理想的な伝 搬チャンネルに対する送受信フィルタの組み合わされたインパルス応答がナイキ スト応答となるように保証することである。送受信フィルタのそれぞれに対し、 全ナイキスト応答の任意の等しい割り当てを行うので、各フィルタはナイキスト フィルタの周波数応答の平方根を有すると考えられる。送信機のフィルタをナイ キスト応答の根とすることができるが、実際には受信IFフィルタに対する制御 は少ない。それにもかかわらず、受信機におけるナイキスト根からの偏差は伝搬 チャンネルによって導入される線形な不完全性として単にモデル化され、公知の タイプの等化器によって補償できる。 ナイキスト根フィルタまたは任意のフィルタによってフィルタリングされるデ ータインパルスの変調波形を数値的に発生するための有利な手段が存在する。設 計プロセスは次のとおりである。所望するナイキストフィルタ応答を一旦選択す ると、周波数応答の平方根を計算する。次に、ナイキスト根フィルタの周波数応 答をフーリエ変換することにより、ナイキスト根フィルタのインパルス応答を計 算できる。このインパルス応答は、一般には連続波形であるが、周波数応答がゼ ロでなく、かなり大きい最大周波数の2倍よりも大きい数のサンプル値により適 当に表示できる。実際には使用されるサンプルレートはデータビットレートの倍 数として表示され、サンプル波形をできるだけ簡単に平滑化するのに必要な平滑 化フィルタを作成するのに使用される。アナログ部品により製造される連続時間 フィルタとすべきこのフィルタは、カットオフ周波数内の公差が全体の応答に影 響しないように、所望するナイキスト根応答よりもより広いバンド幅とすること が好ましく、全体の応答は正確にディジタル式に発生されるナイキスト根特性に よって制御すべきである。 図4にはフィルタリングされる変調波形を数値的に発生するための方式が示さ れている。データビットはシフトレジスタセル40....45にクロック制御され 、1、2、3、4、5または6ビット周期だけ遅延されたビットはシフトレジス タ上のタップからディジタル計算機46に利用できる。ディジタル計算機はシフ トごとに次の式を計算する。 ここで、F(t)は、ピークから離れた時間tにおける所望するフィルタのイ ンパルス応答であり、Tはビット周期であり、上記式はビット周期当たり10個 の波形サンプルを計算すべきと仮定する(すなわち図4のN1は10に等しい) 。ビットごとに8個のサンプルが望ましい場合、01Tの代わりにT/8のステ ップでF(t)の項をインクリメントした。 インパルス応答Fおよび上記の計算をするのにその値が必要となる回数はあら かじめ知られているので、上記式における60Fの値のすべてをあらかじめ計算 し、ルックアップテーブルまたはリードオンリーメモリ内に記憶できる。データ ビットb1....b6は、共に64個の異なる組み合わせしかできないので、各値 S0....S9はF値のうちの64個の可能な組み合わせのうちの1つしかとるこ とができず、これらの組み合わせはあらかじめ計算し、S0に対し64個の値、 S1に対し64個の値、....等、総計640個の値のテーブル内に記憶できる。 このようなテーブルは現在の規格により比較的小さいリードオンリーメモリ(R OM)であるので、ROMテーブルをシフトレジスタ40....45によってアド レス指定されるディジタル計算機46に置換することにより計算を省略すること ができる。 よってディジタル計算機46からの出力はデータビット当たりN1個の値のス トリームとなる。このストリームはD−A変換器47に印加され、アナログサン プル48の対応するシーケンスを発生できる。この波形は送信信号のスペクトル 拡散を防止するために平滑化すべきサンプル間の不連続点を有する。しかしなが らこれら不連続点はビットレートのN1倍であるサンプルレートの比較的高い周 波数で発生する。従って、これら不連続点はビットレートの数倍でカットオフす る周波数応答を備えた連続時間フィルタ49によってフィルタリングにより除去 できるので、我々が正確に定義しようと試みているビットレートの周りの領域に おける周波数応答には影響しない。上記F係数をあらかじめ計算する際にフィル タ49が全ナイキスト根応答に対して有する小さい残留効果を考慮できる。F係 数は、例えばフィルタ49の逆数の近似値に所望するナイキスト根フィルタのイ ンパルス応答を乗算した値から計算できる。 米国特許出願第07/967,027号および米国特許出願第08/375,702号には、ブロッ ク(51....54)によって示された有利な別の技術が開示されており、双方の 出願を本明細書に言及によって組み込む。 ディジタル計算機46によって発生されるビットごとのN1個のサンプルは、 ディジタル補間器51を使用して元のサンプル間にエクストラサンプルを満たす ことにより連続した波形に向かう第1ステージの変化を受ける。この補間器は介 入するサンプルの値を予想するよう、元のサンプル間に直線を引くだけの簡単な 線形補間器とすることができる。次に補間レートにおけるサンプルを高ビットレ ートのシグマ−デルタ変換器52に加えられ、この変換器は、より高いビットレ ートストリーム内の1と0の比として波形を表示する。このビットストリームの 逆数も反転器54によって形成され、ストリームおよびその逆数は平衡(プッシ ュプル)連続時間フィルタ装置53に印加され、所望する連続波形を発生する。 別の装置(51....54)の1つの利点はD−Aコンバータ47が省略されるこ とであり、その他の利点については上記の引用した米国特許出願に記載されてい る。 変調を実現するために、図4に類似した変形装置を使用することもできる。ポ ストビーム変換変調器への入力量は組み合わせビーム形成演算によりマルチビッ トの複素数の値に変換されているので、もはや図4におけるような単一ビット値 ではないので、このような変形が必要である。 図5は、変形された波形発生器を示す。ビーム形成器21の出力からの複素数 ストリームの実数部分を含むサンプルストリームは、所望する送信フィルタリン グのインパルス応答の長さに対応する一連のメモリ(60、....、61、62) で遅延される。たたみ込み器63は遅延素子からのマルチビット入力値をb1.. ..b6に置換する式の組2を計算することにより、遅延素子60....62にシフ トされる入力サンプルごとにN1個の出力サンプルを形成する。b1....b6は もはや+/−1ではないので、これを行うのに完全な乗算を行う。しかしながら フィルタリング演算を実行するのに必要な乗算の回数は、ビーム形成を実現する のに必要な回数よりもかなり少ない。従って、変調フィルタリングの複雑度を代 償にしてビーム形成を簡略化することが有利である。たたみ込み器66はたたみ 込み器63と同一であり、ビーム形成器21の出力からの複素数のストリームの 虚数部分を処理する。ディジタル設計の当業者であれば、更に簡略化するために 実数の演算と除数の演算とで1つのたたみ込み器を時分割できると認識できよう 。係数を可変することによりビームをダイナミックにステアリングすべきと仮定 するビーム形成器21によって実行される乗算と異なり、更に固定された定数と の乗算をたたみ込み器63および66によって実行する。従って、可変量とのマ トリックス乗算ではなく、固定された定数によるたたみ込みを実行するためのデ ィジタルハードウェアのより簡単な部品を構成できる。 たたみ込み器63および66からの出力値は元のデータビット周期当たりN1 個のサンプルの高いサンプルレートでの複素数のストリームを含む。たたみ込み 器67および68および平衡フィルタ69および70を使用する上記補間および シグマ−デルタ技術により無線波を変調するために、これらサンプルはアナログ 波形に変換される。フェーズドアレイ素子(図示せず)による送信のための信号 を得るために、無線搬送波周波数のコサインおよびサイン波形と共に、平衡I, Q変調器71、72および73に平衡I,Q波形が印加される。 次に、入力値が単に+1または−1(二進の1および0)である時に可能なビ ーム形成ネットワーク21の更なる簡易化について説明する。式の組1は実行す べき計算を記述している。決定された符号の代わりにデータビットの極性に従い 、+1/−1による乗算を式の組2のように示される時は、式の組1は実際には 式の組2と同一である。従って、アレイ素子の1のフィルタリングされていない 信号に対する式は次のようになる。 アレイ素子1に対しては、E1=b1・c11+b2・c12+b3・c13+b4・c14.......+bn・ clnである。 8ビットは256個の異なる組み合わせしか有せず、少なくとも多数のサンプ ル計算回数に対しては、係数は固定されるので、例えば8つのビットb1... b 8に関連するこれら項のサブセットは、本例では256個の可能な値しかとるこ とができない。従って、 b1・c11+b2・c12+b3・c13+b4・c14+b5・c15+b6・c16+b7・c17+b8・c18 の256個のすべての可能な値をあらかじめ計算し、テーブルT(b1、b2、 b3、....b8)に記憶できる。8ビットのアドレスb1、b2、b3、...b 8によりテーブルをアドレス指定することにより、このテーブルからこれら値を 研削できる。65536ワードの半導体メモリは、現在の技術では単一の低コス トの部品であるので、16ビットの組み合わせでもあらかじめ計算し、記憶する ことができる。かかるテーブルをあらかじめ計算する極めて効率的な手段は、い わゆるグレイ符号カウント順序で一度に1つのビットだけを変えることにより、 すべての16ビットパターンを探査することである。よって計算される各連続値 は先の値に対し変更したビットに関連したc係数の値の2倍をプラスマイナスし た値に等しく、計算値当たり1回の加減算の努力をするだけでよい。 ビット17....32;33....48等に対して同様なテーブルを計算できる。 最後に、かかるテーブルを用い、下記の式からE1を計算する。 E1=T1(b1...b16)+T2(b17....b32)+T3(b33....48)....... 従って、必要な加算の回数はこのように16分の1に減少され、図6に示され るように二進のツリー構造およびシリアル算術加算器を使用することにより、テ ーブルの出力をぺアに組み合わせることによってテーブルの出力の加算を実行で きる。 あらかじめ計算されたRAMテーブル80に対するアドレスとして、16個の データビットb1....b16のグループを加える。こうして8ビットの実数値と 8ビットの虚数値が得られる。RAMテーブル81から同様なあらかじめ計算さ れた部分合計が得られる。パラレル−シリアル変換器83、84、85および8 6により、実数値および虚数値がシリアル化され、値のビットをシリアル算術加 算機87および88へシリアルに加えることができる。加算器87、88からの シリアルディジタル値として合計値R1+R2、I1+I2が生じ、次にこの合 計値は最終ステージ89および90がE1の計算を完了するまでテーパ状加算ツ リー内で別の合計と組み合わされる。多数の値を加算するためのシリアル算術の 利点は、本明細書に言及によって組み込む米国特許出願第07/735,805号における 高速ワルシュ変換を計算するために開示されているように、集積回路技術を使用 して簡単に実現でき、スループット遅延がないことである。 符号化された音声信号のための最初に述べたチャンネル当たりのデータレート が10KB/Sの近くであることを思い出せば、図6に示されたネットワークは 100μSごとに出力値を計算するだけでよい。この速度はメモリテーブルへア クセスするには極端に低い速度であり、これよりも高い速度、例えば毎秒10メ ガワードも可能である。利用できる過剰速度を利用する1つの方法は、恐らく1 024の音声ビットストリームを10MB/Sビットストリームに時間多重化す るTDMAシステムのための図6を使用することである。従って、ネットワーク が処理する信号数は1024N個である。係数テーブルがどのタイムスロットに 対しても同じであれば、このことはすべてのタイムスロットに対し同じ方向の組 にN個のTDMA信号が放射されることを意味している。タイムスロットごとに 方向を変えることができる他の構造についても開示する。 例えば各アレイ素子信号を形成するために16個の65キロワードメモリ、す なわち総計16×512=8192個のメモリチップを使用して、使用して図6 に従い512個のフェーズドアレイ素子を使用する256ビームシステムを組み 立てることができる。しかしながらこのシステムは、1つのTDMAフレームの うちの1024個のタイムスロットの各々で256個の信号を処理できるので、 その容量は262、144個の音声チャンネルとなり、複雑度は音声チャンネル 当たり8192/262144=32分の1の音声チャンネル当たりのRAMチ ップとなることに留意されたい。このことは、極めて大容量の通信システムのた めの巨大フェーズドアレイ通信システムを組み立てるための経済的な可能性があ ることを示している。 図6において利用できる過剰なメモリ速度を利用する別の方法は図7に示され ている。ダイナミックRAMチップのサイズはコンピュータマーケットでの商業 的な競争により促進されてより大きくなった。現在では16メガビットのDRA Mが商業的に製造されている。将来的に16メガビットのDRAMは20個のア ドレスピンと16個のデータピンを有する220個の16ビットワードとして構成 できるように利用できるものと、図7で仮定している。16アレイ素子に対し信 号b1....b16のあらかじめ計算された組み合わせを保持するのにDRAM1 00を使用する。あらかじめ計算された値は8ビットの実数部分を表示するため に8つの連続するワードおよび8ビットの虚数部分を表示するための次の8つの 連続するワードのうちの1ビット、例えば最小位ビットを占めるシリアル値とし て記録される。この同じワードのうちの別のビット(例えば2番目の最小位ビッ ト)は、アレイ素子2のための同様な情報を記憶し、次のビットは次のアレイ素 子のための情報を記憶する。したがって、各16ビットワードは16アレイ素子 のための実数値または虚数値の1ビットを示す。8ビットの実数値のうちの1ビ ットは3本の「ビット−アドレス」ラインによりアドレス指定されるが、実数部 分または虚数部分がR/Iアドレスラインによって選択される。これらアドレス ラインを使用することにより8ビットの実数値をシリアルに出力でき、次に8ビ ットの虚数値をシリアルに出力できる。16アレイ素子に対し、同時に図6のパ ラレル−シリアルコンバータ83〜86を使用することなく、このようにしてシ リアル値を得る。従って、DRAM100、101は図6よりも16倍、すなわ ち符号化された音声ビットレートの16倍、すなわち約160キロワード/秒で アドレス指定される。 次にDRAMのペア、例えば100と101からシリアル状の部分合計の対応 するペアを抽出し、シリアル加算機102で組み合わせる。この加算機102の シリアル出力は更に加算機103で同様な出力と組み合わされ、更に加算機10 4から二進ツリーを通って最終出力に達する。 実数値の8ビットすべてが加算されると、加算ツリー102、103....10 4への入力は最終ビット極性で凍結され、この極性は値の符号である。桁伝搬に よるクロック制御をするために加算ツリーにクロックが続けて加えられ、合計出 力の最大位ビットを形成する。この時間中、DRAM100、101から虚数値 がクロック出力され、虚数部分のための第2加算ツリー(図示せず)で加算され る。 図7に従って組み立てられる256個の信号入力と512個のアレイ素子のシ ステムは、16アレイ素子のための信号を形成するのに16個のDRAMチップ とシリアル加算機ツリーとを使用するので612個のアレイ素子すべてに対し、 すなわち合計512個のDRAMチップに対し32個のかかる構造が必要である 。このことは音声チャンネル当たり2つのDRAMチップの複雑さとなることを 示しているが、これらチップはフル速度で使用されることは全くない。アドレス 指定速度は160キロヘルツから10メガヘルツへと64倍増加できるので、こ の構造を64のタイムスロットで再使用することが可能となり、以前と同じよう に64×256の音声チャンネルの容量と音声チャンネル当たりDRAMのうち の32分の1の複雑度を与える。しかしながらRAMチップは図6の1メガチッ プと比較するとかなり大きい。すなわち16メガビットチップである。これによ り図6のパラレル−シリアルコンバータを省略することができるが、このような 省略は経済的な妥協により行ったり行わなかったりできる。多くの要素はこのよ うな妥協、例えば図6に示されるような8192個のチップを実装するためのプ リント回路基板の数および総面積と、図7用の512個のチップの等価的なパッ ケージコストとの妥協に影響を与える。この妥協は広バンドの1024個のタイ ムスロットTDMAシステムを希望するのか、またはそれより少ないスロットの 狭バンドTDMAシステムを望むのかに応じても決まる。当然ながらディジタル 設計の当業者であれば異なるタイムスロットの代わりに異なる搬送波周波数でビ ームを形成するためのビーム形成用ハードウェアを時間分割するように、本発明 を適合させ、10キロビットの音声信号の1つの組を処理するのに必要な速度よ りも、図6で利用できる過剰速度を活用することも可能であろう。この場合、ビ ーム方向はTDMAシステムのすべてのタイムスロットにあるので、形成される ビ ーム方向の組は図6のハードウェアを使用するすべての搬送波周波数で同じとな る。しかしながら異なるタイムスロットまたは搬送波周波数に対し、異なる方向 に向くようなビームの組を形成することが、より好ましい。かかるインターステ ィシャルビームを使用することは、本明細書に全体を言及によって組み込む米国 特許出願第08/179,953号に記載されている。図8は、チャンネルを周波数とタイ ムスロットまたはその組み合わせとできる場合、異なるチャンネルに対し、ビー ム方向の異なる組を形成するための、本発明の適応方法を示している。図8では 、RAM80に等価的な図6の一部しか適応した状態に示されていない。その理 由は、当業者であればどのように適応させて完成させるかが明らかとなるはずで あるからである。 1メガワード×16ビットDRAM110は16のデータビット(16384 の組み合わせ)および16の異なる通信チャンネルのための部分合計を含む。こ のチャンネルは他の4本のアドレスラインによって選択され、構造の他の部分は 図6に示されるようにすることができる。16スロットのTDMAシステムでは 、特定のタイムスロットで送信するためのすべての信号の第1ビットは、入力b 1....b16およびその他のRAMへ加えられるが、タイムスロット0(二進の 0000)は各RAMの他の4つのアドレスビットに加えられる。次に、タイム スロットの終了時までに連続するデータビットが加えられ、チャンネル選択ビッ トを0000に保持する。次に、第2タイムスロットで送信すべき第1データビ ットが印加され、一方、チャンネル選択ビットは0001へ変更され、次々に同 様な動作が行われ、チャンネル1111に進み、ここでシーケンスが繰り返され る。256ビーム、512個の素子アレイに対し8192個のDRAMチップが 使用され、16個のタイムスロットで時分割される。従って、タイムスロットご とにビーム方向を変える利点と引き換えに、複雑度は音声チャンネル当たり2つ のDRAMチップに増加した。しかしながら16個のタイムスロットしか使用し ない場合、利用可能な速度は使用できる速度よりも低い。RAMの速度能力を良 好に利用できるようにタイムスロットの数を増す場合、RAMサイズを16メガ ビット以上に増やすか、または16の異なる組のビーム方向しか利用できないの で、所定のタイムスロットが同じ組のビーム方向を使用しなければならないよう に認 める必要がある。しかしながらこのことはビーム中心からビームの−4dBの半 径の25%までに位置する局との通信をするよう、各ビームしか使用しない米国 特許出願第08/179,953号の目的を達成すれば十分である。 図9は、例えばFDMAシステムに対し、異なる周波数チャンネル間で本発明 のビーム形成装置をどのように時分割できるかを示している。ビーム形成器12 0はチャンネル1に対するチャンネル番号アドレスビットを120にセットする ことにより決定される無線チャンネル周波数1上で形成されるビームの組に向け る送信をするために、信号データビット121(b1、b2....bn)を連続的 に受信する。ディジタルフォームのアンテナ素子信号はビーム形成器からチャン ネル1用のラッチの組に出力され、制御ユニット127がストローブ信号を切り 換え、ラッチがこれら値を登録するようにさせる。図9はチャンネル1の素子1 のためのラッチ125しか示していない。チャンネル1の信号のための素子2、 3、4等のためのラッチ(図示せず)も存在している。制御ユニットはチャンネ ル番号を2にセットし、チャンネル2上の第2の組のビーム方向の送信をするた めのビットの第2の組122がビーム形成器120に与えられる。チャンネル2 のための出力はチャンネル2のための第2の組のラッチ内にラッチされ、この第 2の組のラッチのうちでは素子1のためのラッチ124しか示されていない。こ のようにすべてのチャンネル周波数を通過した後、制御ユニットはチャンネル1 のための次のサンプルの計算に戻り、次々に同様な動作を行う。このラッチ12 5は連続するチャンネル1の値にセットされた状態になり、この値が図5に示さ れるような変調波形発生器125を使ったフィルタリングを受ける必要がある。 フィルタリングされたI,Q変調値は次に変換器128でD−A変換され、I, Qすなわち直交変調器129を使って無線チャンネル周波数1で変調される。第 2のフィルタリングされた波形発生器126、D−A変換器131および変調器 132は素子1のためのチャンネル2信号を処理する。次に、連続するチャンネ ル周波数のための129、132等の出力が加算され、素子1から送信するため のコンポジット信号を形成し、機器の同様な組sは素子2....Mのための対応す る信号を形成する。 多数のチャンネルとアンテナ素子を有する純粋なFDMAシステムでは、変調 波形発生器(125、126...)の数を少なくすることが好ましく、この数は 何らかの方法で周波数チャンネルの数とアンテナ素子の数の積に等しくなる。純 粋なFDMAシステムではバンド幅、従って各チャンネルのビットとサンプルレ ートは図5に示されるようなディジタル回路が処理できる値よりもかなり低いの で、チャンネルの間で変調波形発生器を時分割することを検討することもできる 。少なくとも各チャンネルに対するレジスタ(60....62)と(64....65 )の別個の組を設けることにより、FIRフィルタを形成する図5のたたみ込み 器63を時分割することが可能である。ラッチ123は実際にはチャンネル19 の素子1のためのかかる複素レジスタのうちの第1ステージ(64および60) であるが、ラッチ126はチャンネル2のためのレジスタのうちの第1バンクで ある。従って、各チャンネルのためのラッチ/レジスタのアレイとたたみ込み器 63および66に対する入力として1つのチャンネルと連動するラッチのすべて を選択するための手段を設けることにより、チャンネル間でたたみ込み器を共用 することができる。かかるレジスタのアレイが必要なときは、当業者はランダム アクセスメモリチップで適当な実現例を構成できると認識できよう。 D−A変換器および変調器の数もディジタル技術により少なくできる。集積回 路チップでバルク集積する上で、適当でない、かかる多数のアナログ回路を回避 することが望ましい。 変調器の機能は各チャンネル信号を自己の無線周波数に変換し、加算器130 で異なる周波数の信号を加算することである。このような周波数分割多重化も高 速ディジタル技術を使って実行できる。この作業は、次のような加算値の、1秒 当たり十分な数のサンプルを計算することである。 So+S1・exp(jdW・t)+S2・exp(j2dW・)+S3・exp(j3dW・t).......+Sn・exp(jndW・t) この式は次のように書き換えることができる。 So+exp(jdw・t)[S1+exp(jdW・t)[S2+exp(jdW・t)[S3+exp........]...] ここでdWはチャンネル間隔(ラジアル/秒)であり、nは周波数チャンネル の数よりも少ない値である。その代わりに、下記の式を形成することにより、− ndW/2と+ndW/2との間に周波数0のシーケンス、dW、2dW...n dWを中心にすることができる。 ここで、L=n/2であり、nは偶数をとる値である。 この後者の式は次のように書き換えることもできる。 従って、後者の式を使用してチャンネル信号の一対の合計からのコサイン変調 (I−変調)および両者の差からのサイン変調(Q−変調)を形成することによ り、I/Q変調器の数を半分にすることができる。独立側波帯変調(ISD)と して知られるこの技術は、中心から負の方向にずれた周波数に一方の信号を載せ 、同じ周波数であるが、中心から正の方向にずれた周波数に別の信号を載せるも のである。かかる技術の結果、一般に変調器におけるハードウェアの欠陥に起因 するチャンネル間の不完全な分離、例えば搬送波のアンバランス、コサイン信号 とサイン信号との間の不完全な直交化等が生じる。しかしながら、希望する信号 成分は存在するが、これら欠陥は1つのアンテナ素子チャンネルから別のアンテ ナ素子チャンネルには相関化していないので、マルチ素子アレイに関連してこれ ら技術は良好に働く。従って、不要な信号はランダム方向に放射される性質があ り、例えば衛星システムではかかる不完全なエネルギーの一部は宇宙内に無害な 状態で放射され、地球から失われる。 複素指数の項、例えばLdW・tは、tが連続的に増加する値の時に計算され 、モジュロ−2のπで減算される。tの増分は少なくとも関連する搬送波周波数 LdWのナイキストサンプリングを含んでいなければならない。このサンプリン グレートはたたみ込み器63および66によって発生される信号S1、S2等に 対するサンプリングレートよりも大きくでき、FDM方法ではチャンネル信号を 更にアップサンプリングしなければならない。 上記式は、フーリエ変換と認識できる。フーリエ変換を数値的に実行するため の方法は多数存在している。例えば離散的フーリエ変換および高速フーリエ変換 がある。周波数分割多重をディジタル式に実行するためのすべての方法を記載す ることは、本発明の開示範囲を越えているので、チャンネル当たりの第1レート の多数の数値入力シーケンスが周波数分割多重化すべき信号を含み、多重化され た信号を表示する、第2の、より高いサンプルレートで出力数値シーケンスを発 生するディジタルFDMユニットを考えれば十分である。第1の低いサンプルレ ートはチャンネルごとの変調波形発生器、例えば図5のアップサンプリングたた み込み器63および66により発生されるレートであり、第2の、より高いサン プリングレートはFDM出力に存在する最も高い周波数に対するナイキストレー トに少なくとも等しい。 次に、各アレイ素子に対する複素数のストリームを含む数値FDM出力を、I およびQのD−AコンバータでD−A変換し、これをアレイ素子ごとの単一直交 変調器に加える。図10にはディジタルFDMユニットを使用することを示す構 造が示されている。タイミングおよび制御ユニット127は次の原理に従って機 能できる時間分割されたビーム形成器120に対するビットベクトル(b1... bn);(b(n+1)....b2n)等の連続的な表示を制御する。ビットベク トル内の各ベクトルは通信チャンネル、例えば音声チャンネルからの1つのビッ トを示し、これらビットベクトルは異なる指向性ビームおよび周波数チャンネル を使って同時に送信すべきである。例えばN個の異なる方向の各々への異なる会 話に対し、N個の周波数チャンネルの各々を再使用できる場合、総計nN個の音 声チャンネルで同時に通信できる。上記ビットベクトルは前記音声チャンネルの 各々からの1つのビットを選択することによって形成される。 ビーム形成器は周波数1で送信すべき第1のN個のチャンネルからのビットの N個を組み合わせ、M個のアレイ素子出力サンプルを得る。各サンプルは関連す るディジタルFDMユニット140へ送られる。図10には第1アレイ素子のた めのFDMユニット140しか示されていない。次に制御ユニット127は第2 ビットベクトルをビーム形成器120へ与え、同時に周波数2のチャンネル番号 をビーム形成器120後アドレス入力へ接続する。これにより素子信号の一組が 発生され、この結果、ビットの第2の組が第2の組のビーム方向を使って第2の 周波数で放射される。従って、適当なチャンネル番号と共にビーム形成器120 へビットベクトルが連続的に与えられ、この結果、アンテナアレイ素子ごとに異 なる無線中心周波数で送信すべき信号を示す、対応する複素出力サンプルの連続 するストリームが得られる。すべてのチャンネル番号を使った計算が完全に1サ イクル完了すると、ディジタルFDMユニットは各チャンネル番号に対するサン プルを記憶し、それぞれの相対的チャンネル周波数に変換される前記サンプルを 示す対応するFDM出力シーケンスを計算する。相対的チャンネル周波数とは、 数ギガヘルツ範囲内に存在できる絶対的チャンネル周波数が除かれており、数値 サンプルストリームが0またはディジタルFDMユニットの計算速度と両立する 低周波の中心周波数を中心とするコンポジット信号を示すことを意味している。 このFDMサンプルストリームは次に高速D−Aコンバータ141へ送られ、こ こでサンプルストリームはIおよびQ変調波形に変換され、所望する無線周波数 で変調される。このサンプルストリームは当然、まず適当な中間周波数で変調し 、次にアップコンバータを使用して最終周波数に変換してもよい。これらの細部 については設計上の選択事項であり、本発明に必須の事項ではない。次に、変調 された最終周波数の信号は所望する送信パワーレベルまで増幅し、これをアレイ 素子に送ることができる。この目的のためのパワー増幅器はアンテナアレイ素子 と集積化してもよい。 本発明で説明する本発明のビーム形成器は、ビーム形成を簡略化するように変 調波形発生とビーム形成の演算の通常の順序を切り換える。通常は、変調波形発 生器で行われるサンプルレートおよびワード長さの拡張に起因して簡略化が生じ る。ビーム形成の計算が完了するまで、このような拡張を防止することにより、 ビーム形成の計算の複雑度が大幅に低下し、あらかじめ計算されたメモリテーブ ルを使用することが許容される。本発明をCDMAシステムに適用すると、ビー ム形成前のサンプルレートの拡張を防止する利点がより明らかとなろう。CDM Aシステムでは異なる信号を異なる周波数または同一周波数での異なるタイムス ロットに割り当てるのではなく、異なる信号に異なる拡散シーケンスを割り当て ることにより、異なる信号を伝送する。高ビットレートの拡散シーケンスと低ビ ットレートの情報ストリームとが組み合わされ、巧妙にそのスペクトルを拡散し ている。異なる拡散シーケンスを使用するいくつかの信号が時間および周波数の 双方で重なった状態で送信され、受信機は既知の拡散コードを使用して希望する 信号を逆拡散するので、信号はもう1回、狭バンド信号に圧縮される。しかしな がら異なる符号を有する他の信号は、逆拡散されず、ワイドバンド信号のままで あり、このワイドバンド信号はフィルタにより、希望する狭バンドの信号から容 易に弁別できる。従来技術ではCDMAのいくつかの異なるタイプが知られてい る。同一周波数および時間にて同一セルで送信される信号は、理論的には信号間 の残留干渉を生じることなく信号を理論的に分離できるようにする直交符号を使 用するか、またはある程度の残留干渉を示す非直交符号を使用できる。米国特許 第5,151,919号および米国特許出願第07/739,446号(いずれも本明細書に言及に よって組み込む)に記載されているように、非直交符号用の特殊な受信機は、こ の残留干渉を解消しながら信号を復号化できる。異なるセルで送信された信号は アンテナシステムのセル間の弁別として同一拡散符号を再使用でき、または周波 数/符号の再使用パターンは両者の間の干渉を防止する。本発明を実施すること により所定の周波数またはタイムスロットで形成されるビームの組は、かかるチ ャンネルの再使用を可能にするように設計できる。従って、本発明は指定された ビーム方向により異なる信号を弁別するので、すべてのビームにわたって同じC DMA拡散符号を使用できる。 次に、CDMAシステムに適用される図1に示された従来のシステムについて 検討すると、変調波形発生器12は各チャンネルに対し高レートの拡散符号を適 用することにより信号スペクトルを拡散するので、これを表示するのに必要な1 秒当たりのサンプル数を拡張する。例えば元の10キロビット/秒のディジタル 式に符号化された音声信号を1秒当たり1メガビットの拡散符号と組み合わせし 、1メガサンプル/秒とすることができる。ビーム形成器13に対し1つの信号 しか与えられないのか、または数個の加算的に重ねられた信号をビーム形跡13 に与えるかのいずれにせよ、ビーム形成器は各入力で1メガサンプル/秒で作動 しなければならない。しかしながら、本発明を使用すれば、ビーム形成の後に変 調波形発生器22が設置され、ここでCDMA符号拡散または符号分割多重化( CDM)が行われる。従って、ビーム形成器21は低サンプルレートで作動し、 単 一ビットの入力量を使用するだけである。 CDMAの応用例では異なるCDMA符号およびビームを使用した送信のため のビットベクトルを図10の時分割されたビーム形成器120に連続的に与える ことができる。次に、ディジタルFDMユニット140はCDMユニットに置換 されており、これらCDMユニットは同じ時間に発生するビーム形成器120の M個の出力に同じ拡散符号を加え、異なる時間に生じる出力に異なる拡散符号を 加える。従って、異なる拡散符号を使用してビーム形成器120の各出力からの 連続する出力nが組み合わされ、広バンド信号を形成し、この広バンド信号は次 に、D−AコンバータでD−A変換され、変調器141で変調される。異なる拡 散符号は、ほぼ同じ方向に放射された信号を弁別し、これら異なる拡散符号はワ ルシュハッダマードの組のような直交符号とすることができる。当業者であれば ワルシュ変換を実行することにより直交拡散符号を使用して異なる信号を多重化 することを思いつくことができよう。このワルシュ変換に対しては乗算の必要の ない効率的な高速アルゴリズムが存在する。従って、かかる符号分割マルチプレ クサは複雑な乗算を必要とする高速フーリエ変換に関連したディジタル周波数分 割マルチプレクサよりも簡単にすることができる。上記CDM構造によって課さ れる制限は異なる方向に対して使用される拡散符号の組が同一であるということ である。これによりビーム形成器21の複雑度を最大限低減できる。しかしなが ら、後に最終拡散を行うビーム形成器21の前で部分拡散を行うようなハイブリ ッドシステムを構成することも可能である。例えば異なるビームに対し、異なる 符号を使用することにより、異なるチャンネルに対するディジタル式に符号化さ れたビットストリームを最も妥当な量だけ拡大できる。例えばチャンネル1に対 するb1はb1、−b1、b1、−b1の4倍のビットレートのストリームに拡 大でき、チャンネル2に対するb1をb2、b2、−b2、−b2に拡大でき、 チャンネル3に対するb3をb3、−b3、−b3、b3に拡大できる。これら は直交拡散符号として認識されるので、異なるグループのビームの直交性に信号 を与える。4:1の小さいビームレートの拡大は4つの直交信号のうループしか 発生できないので、指向性の弁別がより困難な隣接するビーム間で直交性を適用 することが好ましい。より大きい回転角量だけ分離されるビームは、他のビーム と干渉しにくく、よって直交化する必要はない。隣接するビームを指向的に弁別 することを補助するのに、非直交符号でも有効である。これら非直交符号の利点 は、同じビットレートの増加分に対し、より多数の非直交符号を利用できること である。米国特許出願第07/866,865号および一部継続出願(45-MR-819R)には、 適当な符号セットが記載されており、これら出願のいずれも、本明細書に言及に よって組み込む。これら非直交符号の使用は、いくつかの隣接するビーム内の数 個の信号にわたって隣接するビームを平均化することであり、よって1ビーム単 独における信号は主要な干渉要素を示すものではない。 これまで上記ビーム形成器および変調波形発生器は、特にPSK変調と共に使 用するように考えられているが、任意のタイプの線形変調を使用できる。線形な 性質によりビーム形成と変調波形発生の順序を交換できる。次に、この原理をど のようにQPSKまたはオフセットQPSKに適用できるかの一例を示す。 QPSKでは各音声信号からの一対のビットを、一方をコサイン波形で変調し 、他方をサイン波形で変調すべきである。このことは、複素変調の実数部分をb 1とし、虚数部分をb1’とすべきであると表現することにより表示できる。こ うして発生されるQPSKシンボルは次のように表示できる。 S1=b1+jb1′ 異なる方向に送信すべき他のチャンネルからのシンボルは、次のようにも表示 できる。 S2=b2+jb2′ S3=b3+jb3′ 等である。 従って、ビーム形成ネットワークに与えられるシンボルのベクトルは次のよう に表記できる。 ビーム形成器の線形な性質に起因し、実数ビットベクトルと虚数ビットベクト ルを別個にビーム形成器に通過させることができ、この結果を加算すると虚数部 分への重み付け「j」を行う。 例えば図6のビーム形成器の入力へ印加される実数ビットベクトルと共に、ま ず図6のビーム形成器を使用し、素子1に対する結果R1+jI1を得ることが でき、かつ他の素子のための対応する結果を得ることができる。次に虚数ビット ベクトルを印加し、結果R1’+jI1’を得る。これにはjの重み付けをし、 先の結果に加算し、次の値を得る。 E1=(R1+jI1)+j(R1'+jI1')=(R1-I1')+j(R1'+I1) 再循環シフトレジスタ内の(実数ビットベクトルを適用することによって得ら れる)先の結果を記憶し、次に虚数ビットベクトルを適用することによって得ら れる新しい結果をシリアルに加算することによって、シリアル算術加算器を使っ てR1−I1’およびR1’+I1を形成できる。この複素数の結果は図5に示 される発生器のような波形発生器へ送ることができる。これと異なり、図5に示 された回路は常にビーム形成器21からの逐次発生されたサンプルの重み付け加 算を、既に実行していることを認識すれば、ビーム形成器へ実数ビットベクトル と虚数ビットベクトルを交互に与えることによって得られる重みjと逐次サンプ ルとの加算は、遅延素子60へ実数ビットベクトルのための実数の結果Rと−I ’を得るように符号を変えた虚数ビットベクトルのための虚数部分I’とを交互 に送り、かつ遅延素子60へ虚数値Iと実数部分R’とを交互に送ることによっ て実現できる。次に、たたみ込み器63および66はアップサンプリングレート から一組のQPSKサンプルの組を得るようにシフトされた2つの複素数の値( R、I;R’、I’)ごとに1回動作する。たたみ込み器63は符号を変えた重 みをI’入力値へ印加することもできるので、遅延素子60への入力のために− I’値を形成する必要はない。 例えばオフセットQPSKはよりストレートフォワードである。オフセットQ PSKではQチャンネルに偶数ビットが加えられ、Iチャンネルに奇数ビットが 加えられるが、IチャンネルビットはQチャンネルビットが変化する間に変化し 、すなわち1ビットの周期だけ時間がずれた状態で変化する。インパルス励振変 調 を検討すると、図11に示されるように偶数ビットのための変調ビットに実数イ ンパルスを印加し、これと交互に奇数ビットのための変調フィルタに虚数インパ ルスを印加する。 このような変調波形発生とビーム形成の順序を相互に交換できる原理によれば 、その代わりにビーム形成ネットワークの入力端に実数ビットインパルスと虚数 ビットインパルスを印加する。先に示したように、結果の実数部分を虚数部分と みなし、符号を変えた虚数部分を実数部分とみなせば、ビーム形成ネットワーク へ虚数ビットベクトルを加えることは、実数ベクトルに対する動作と同じである 。図12はこれを行うのに必要な図2の変形例を示す。ソース符号化20および ビーム形成ネットワーク21は同一であり、同じビットおよびサンプルレートで 作動する。オフセットQPSKのための変形例はスイッチ160を増設すること である。これらスイッチはビーム形成器21へ与えられる偶数ビットおよび奇数 ビットに対し、実数および虚数部分を直接それぞれの実数および虚数スイッチ出 力まで直接スイッチングし、実数部分と虚数部分を相互に交換し、虚数入力に対 し符号の反転を行い、実数出力を形成する。これらスイッチ160からの複素数 出力は、例えばFIRフィルタを使用して以前と同じように変調波形発生器22 内でフィルタリングされ、アップサンプリングされる。変調波形発生器22から のフィルタリングされアップサンプリングされた出力は、D−Aコンバータおよ び変調器23内で複素D−A変換され、所定の無線周波数に変調される。従って 、スイッチ160が増設されていること以外に、オフセットQPSKを使用する 際の図2のPSKバージョンとの唯一の差異は、同じデータレートに対するQP SK変調の縮小されたバンド幅のために、アップサンプリングフィルタのバンド 幅をより狭くでき、よってアップサンプリングレートをPSKの場合の半分にで きるという点が挙げられる。オフセットQPSKはビーム形成ネットワーク21 を変えることなく、アップサンプリングフィルタ22の計算を低減する。スイッ チ160は図2の変調波形発生ユニット22に吸収でき、この変調波形発生ユニ ットは線形変調のPSK、QPSKおよびオフセットQPSKのいずれかを処理 するように適応できることがこれまで示されたことが理解できよう。ソース符号 化ユニット20内でデータをまず差分符号化することによって差分変調、例えば D PSK、DQPSKおよびODQPSK/DOQPSKも処理できる。 π/4−QPSKまたは(その別の変形例である)π/4−DQPSKとして 知られる更に別のタイプの線形変調は、例えば米国ディジタルセルラー規格IS −54における移動通信に用途がある。π/4−QPSKでは、実数部分として の偶数ビットと虚数部分としての奇数ビットを含む2ビット(クオータナリ)シ ンボルを形成する。しかしながら連続するクオータナリ(4分の1進)シンボル は位相が45度回転される。従って、偶数番号のクオータナリシンボルは4つの 複素数I+j、I−j、−1+jまたは−1−jのうちの1つとして生じるが、 さとなるようにスケーリングを調節すると次のようになる。 偶数シンボルに対しては、 奇数シンボルに対しては、 1 j -1 or -j 偶数ビット値は上記のようにQPSKを示しているにすぎず、偶数値は複素数 生器の入力への加算と共にQSPに対して説明したビーム形成器の変形例を使用 することによって、本発明をπ/4−QPSKのみならず、π/4−DQPSK の処理にも適用させることができる。 ビーム形成ネットワークは単一ビット量でしか作動しないように、変調波形発 生動作とビーム形成動作とを相互に交換させるように本発明を実施することによ り、送信アンテナアレイのためのビーム形成ネットワークをより簡単に構成でき ることが、上記で示された。このことはPSK、QPSK、DQPSK、ODQ PSK、ODQPSK、π/4−QPSK、π/4−DQPSKおよび直交なら びに非直交CDMA波形を含む広範な線形変調を使用することとコンパーチブル であることが示された。当業者であれば、本発明を使用することとコンパーチブ ルな変調波形の他の変形例を発見できよう。かかる使用法のすべては請求の範囲 に記載した本発明の精神および範囲内にあるものとみなされる。 本発明のビーム形成器で使用される技術の一部を、送信の代わりに受信に適応 させることも可能である。受信の際は多数の受信アンテナ素子が一般にマルチビ ット量である信号の信号+ノイズ波形を受信する。しかしながら信号対ノイズ比 を単位量よりも大きくするのにアレイのゲインに依拠している大きなアレイでは 、個々の素子の信号の信号対ノイズ比は、1単位よりも低くなるケースが多い。 信号対ノイズ比が1単位よりも小さく、すべてのアレイ素子が同一であって、受 信された信号成分が同じ振幅であることがアプリオリに知られている場合には、 各アレイ素子の後方にハードウェアで制限する受信チャンネルを使用することに より、振幅情報を廃棄することができる。このハードウェアで制限するチャンネ ルは中間周波数制限増幅器の出力端で2レベルの信号しか発生しない。従って、 この信号は単一ビット量として扱うことができ、先に述べた本発明のビーム形成 器によって処理できる。ハードウェアで制限する中間周波数信号は、信号のバン ド幅より高いサンプリング周波数を使って、フリップフロップへのその瞬間的な 極性をクロック制御することによってサンプリングすることが好ましい。従って 、中間周波数のゼロ交差点は最も近いクロックパルスとなるように時間すなわち 位相が量子化される。これが比較的粗い位相の量子化であっても異なるアレイ素 子チャンネル間で量子化ノイズは相関化されず、よって一方の所望する信号はビ ーム形成後相関化され、信号対量子化ノイズは信号対熱ノイズ比のように高めら れる。図13は本発明のビーム形成器と共にハードウェアによる制限受信チャン ネルを使用することを示す。 アンテナ素子200のアレイは信号とノイズとを受信する。アンテナ信号はフ ィルタリングされ、増幅され、任意の中間周波数にオプションとしてダウンコン バートされ、次に受信チャンネル201内でハードウェアにより制限され、2レ ベル信号202を発生する。これら信号は高レベルと低レベルとの間の変化時と 正確にタイミングの一致した情報を含む。ディジタル論理回路は論理信号とラン ダムなタイミングの過渡現象を組み合わせるには良好に適合していないので、こ れら過渡現象はフリップフロップ203によるサンプリングクロックの一定の時 間でしか発生しないように限定される。しかしながらサンプリングクロック周波 数は1周期の何分の1かの過渡現象のタイミングの変化を登録するのに充分高い 。従って、各素子の信号の瞬間的な位相が捕捉され、2レベルのディジタルスト リーム204に量子化される。これらストリームは単一ビット入力量を取り込む 上記ビーム形成器を使用して組み合わせることができる。位相を捕捉する他の手 段も使用できる。例えば粗位相デジタイザーは位相を4つの値±45度または± 135度のうちの最も近い値に位相を分類し、単一ビット量である代表的な複素 数±1、±jを送ることができる。±1の実数ベクトルと±1の虚数ベクトルと から成る入力信号を取り込むことができるビーム形成ネットワークについては既 に説明しているので、このようなネットワークのかかる信号を処理するのに使用 できる。 量子化ノイズを低下させるほど大きい処理利得を示さない、より小さいアレイ のようなケースでは、ハードウェアによって制限する受信チャンネルが示すよう な、かかる粗量子化を使用することは好ましくない。かかるケースでは、受信さ れた素子信号は増幅、フィルタリング、ダウンコンバージョンおよび最終の直交 復調の公知の技術を使用することにより、直交ベースバンド(I,Q信号)にダ ウンコンバートされ、次に量子化ノイズを所望レベルに低下するのに適当な精度 にディジタル化される。複素数を発生するように、無線信号をディジタル化する ための別の方法は、本明細書で参考例として引用する米国特許第5,048,059 号に 開示されたLOGPOLAR方法である。このログポラー方法は瞬間的な信号+ノイズ振 幅の対数と瞬間的な信号+ノイズ位相に関連したディジタル化された出力を発生 する。これら値はビーム形成ネットワークで処理するための真数およびコサイン /サインルックアップテーブルによりI,Q(デカルト)表示に変換できる。本 発明のビーム形成ネットワークは単一ビット量しか処理しない利点を主に活用す るように考えられているが、図14を参照して説明するように、マルチビットの デカルト複素信号表示を処理するのにも使用できる。 例えば受信された信号の組の実数部分を表示できるマルチビット値(b3、b 2、b1、b0)(c3、c2、c1、c0)ビーム形成ネットワーク300に 最小位ビットを最初にシリアルに与えられる。このビット形成器は単一ビット入 力b0、c0の値を組み合わせ、マルチビットの出力値S0i=C1i−b0.. ..Cni・c0(ここでC1iはビーム/信号番号「i」のためのビーム形成係 数の組である)を発生する。 次にビーム形成器に次の最大位ビットb1....c1を与え、次の出力が得られ る。 S1i=C1i・b1+....+Cni・c1 同様にして、次のようにS2iおよびS3iも逐次得られる。 S2i=C1i・b2+....Cni・C2 S3i=C1i・b3+....Cni・c3 ビットb3、b2、b1、b0およびc3、c2、c1、c0の相対的な桁の 大きさは、8:4:2:1の比となるので、マルチビット値8b3+4b2+2 b1+b0に対するビーム形成操作の所望の結果を得るには、これら比で部分結 果S3i、S2i、S1i、S0iを組み合わせればよい。 すなわちSi=8・S3i+4・S2i+2S1i+S0iが望ましい結果で ある。 ビーム形成器300がパラレルワード出力を発生する場合、二進の重み付けを 考慮するよう、各累積の後に実数および虚数アキュムレータを左にシフトしなが ら複素数アキュムレータを使って連続する複素数出力S0i、S1i、S2i、 S3iを累積するだけでよい。このように、単一ビット値を処理するための本発 明のビーム形成器を使用してマルチビット値を処理することもできる。 入力信号が複素数である場合、複素数出力を加算する2つのビーム形成器を使 用するか、または同じビーム形成器を使用して実数入力ビットベクトルと虚数入 力ビットベクトルを交互に処理することができる。例えば、まず最小位ビット (実数)のベクトルをビーム形成器に与え、S0i=R0i+I0iを得てそれ ぞれ実数および虚数アキュムレータで累積する。次に、虚数のLSDのベクトル を与え、R0i’およびI0i’を得る。これは累積する前にjで重み付けしな ければならない。このことはR0i’を虚数アキュムレータに累積し、実数アキ ュムレータからI0i’を減算することを意味している。双方のアキュムレータ は左に1回シフトされ、このプロセスが第2の最小位ビット(実数)のベクトル に続き、次に第2のLSD(虚数)のベクトルに続き、最終結果が得られるまで 次々にこのような処理が続けられる。ビット形成後、最も適度な指向性利得を有 する最も適度なアレイサイズを用いても、実数および虚数入力の桁ビットの数を 大きくする必要はなく、ほとんどの場合、4桁のビットで充分である。従って、 入力ワード長さは短いので、本発明のビーム形成器はN×M個の複素数の乗算を する必要がなく、あらかじめ計算されたルックアップテーブルを批判的に使用す ることにより、残りの加算の回数さえも実質的に減少でき、コストおよび複雑さ を低減する上で極めて有利となり得る。図6に示されたビーム形成器は高速処理 速度を可能にしながら、異なるタイムスロットまたはチャンネル周波数の間で時 分割でき、図8における変形例が行うことができるように、周波数ごと、または タイムスロットごとにビーム方向を変えるように使用できる。かかる変形例のい ずれも、受信の目的のためのビーム形成に関連した請求の範囲内に入るものと考 えられる。 当業者であれば本発明の精神または本質的な特徴から逸脱することなく、本発 明を他の特定の形態で実施できることが理解できよう。従って、現在開示されて いる実施例はすべての点において説明のためのものであり、限定的なものではな い。本発明の範囲は上記説明ではなく、請求の範囲に表示されており、本発明の 均等物の範囲および意味内に入るすべての変形例は本発明の範囲内に含まれるも のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第2の数のアンテナアレイユニットを使用して第1の数のディジタル情報 信号を送信するためのディジタルビーム形成ネットワークにおいて、 前記情報信号の各々から選択された1つの情報ビットを1つのビットベクトル に組み立てるための手段と、 前記ビットベクトルのための入力および前記ビットベクトルを処理するための 、アンテナ素子の前記第2の数に等しい数の出力を有するディジタル処理手段と 、 前記第2の数の出力の各々に結合されており、各アンテナ素子により送信でき るよう、信号を発生するための変調は径発生手段とを備えた、ディジタルビーム 形成ネットワーク。 2.前記変調発生手段が一組のFIR係数を使用するFIRフィルタリング手 段を含む、請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 3.前記係数が前記情報信号データレートに対するナイキストフィルタの平方 根を決定する、請求項2記載のビーム形成ネットワーク。 4.前記変調波形発生手段が拡散符号を使用してCDMA信号を発生する、請 求項1記載のビーム形成ネットワーク。 5.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたPSK信号を形成する、請 求項1記載のビーム形成ネットワーク。 6.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたQPSK信号を形成する、 請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 7.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたオフセットQPSK信号を 形成する、請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 8.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたπ/4シフトされたQPS K信号を形成する、請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 9.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたDPSK信号を形成する、 請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 10.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたDQPSK信号を形成する 、請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 11.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたオフセットDQPSK信号 を形成する、請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 12.前記変調波形発生手段がフィルタリングされたπ/4シフトされたDQP SK信号を形成する、請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 13.前記変調波形発生手段がディジタル−アナログ変換を行う、請求項1記載 のビーム形成ネットワーク。 14.前記変調波形発生手段が直交変調を行う、請求項13記載のビーム形成ネ ットワーク。 15.前記ディジタル−アナログ変換が高ビットレートのシグマ−デルタ変調を 含む、請求項13記載のビーム形成ネットワーク。 16.前記ディジタル処理手段が前記入力ビットベクトルのビットにより決定さ れる算術的符号を有する所定の係数の部分合計のあらかじめ計算されたルックア ップテーブルを記憶するためのメモリ手段を含む、請求項1記載のビーム形成ネ ットワーク。 17.前記ビットベクトルの前記ビットの各組み合わせに対し、前記部分合計を あらかじめ計算し、記憶する、請求項16記載のビーム形成ネットワーク。 18.ディジタル加算器が前記ルックアップテーブルのうちの2つ以上のテーブ ルの出力を組み合わせる、請求項16記載のビーム形成ネットワーク。 19.ディジタル加算器がシリアルディジタル加算器である、請求項18記載の ビーム形成ネットワーク。 20.連続するメモリワードアドレス内にビットの位を増しながら、前記ルック アップテーブルの値を記憶し、前記ワードの異なるビットが前記あらかじめ計算 された値のうちの数個の値からの同じ位のビットを表示する、請求項19記載の ビーム形成ネットワーク。 21.前記メモリ手段が前記係数の2つ以上の組に対して計算された値を記憶す る、請求項16記載のビーム形成ネットワーク。 22.前記メモリアドレス入力にチャンネルアドレスを加えることにより、前記 メモリから係数の所望する組に対応する値を選択する、請求項21記載のビーム 形成ネットワーク。 23.前記チャンネルアドレスがTDMAフレームのタイムスロットを示す、請 求項22記載のビーム形成ネットワーク。 24.前記チャンネルアドレスが周波数チャンネルを表示する、請求項22記載 のビーム形成ネットワーク。 25.前記ディジタル処理手段がチャンネル表示信号を受けるための別の入力を 有する、請求項1記載のビーム形成ネットワーク。 26.前記チャンネル表示信号がTDMAフレームのタイムスロットを示す、請 求項25記載のビーム形成ネットワーク。 27.前記チャンネル表示信号が周波数チャンネルを表示する、請求項25記載 のビーム形成ネットワーク。 28.第3の数のアンテナアレイ素子および第2の数の通信チャンネルを使用し て第1の数の第1の場合のディジタル情報信号を送信するためのディジタルビー ム形成ネットワークであって、 前記第2の数の通信チャンネルを通して送信するために前記第1の数の情報信 号の各々から選択された1つの情報ビットを組み立て、かつ前記選択したビット をビットベクトルに組み立てるための手段と、 前記ビットベクトルのための入力端および前記第3の数のアンテナ素子に等し い数の出力を有するディジタル処理手段と、 前記第3の数の出力の各々に結合されており、前記通信チャンネルのうちの前 記1つを通して各アンテナ素子によって送信するための信号を発生するための変 調波形発生手段とを備えた、ディジタルビーム形成ネットワーク。 29.前記組み立て手段が連続する通信チャンネルを通して送信するために、情 報ビットを使用して前記ビットベクトルを連続的に組み立て、前記ディジタル処 理手段が前記ビットベクトルを連続的に処理し、対応する連続的出力を発生する 、請求項28記載のビーム形成ネットワーク。 30.前記変調波形発生手段が更に前記連続する出力を使用して連続する通信チ ャンネルを通して送信するための信号を更に連続的に発生する、請求項29記載 のビーム形成ネットワーク。 31.前記通信チャンネルはTDMAフレームのタイムスロットである、請求項 28記載のビーム形成ネットワーク。 32.第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1の数のディジタル情報スト リームを送信するためのディジタルビーム形成器において、 前記情報ストリームの各々から1つの情報ビットを選択し、これらを組み立て て実数のビットベクトルを形成すると共に、前記情報ストリームから別の情報ビ ットを選択し、虚数ビットベクトルを形成するための選択手段と、 前記実数のビットベクトルを処理し、前記第2の数のアンテナ素子の各々に対 し第1の実数および第2の虚数ディジタル出力ワードを得ると共に、前記虚数ビ ットベクトルを処理し、対応する数の第2の実数および第2の虚数出力ワードを 得るためのディジタル処理手段と、 各アンテナ素子に対し、それらに関連する第1の実数および第2の虚数出力ワ ードを組み合わせると共に、関連する第1の虚数および第2の実数出力ワードを 組み合わせ、対応するマルチビットのQPSK変調シンボルを得るための組み合 わせ手段と、 前記アンテナ素子の各々に対し、前記QPSK変調シンボルを処理し、対応す るQPSK変調された無線波形を得るための変調波形発生手段とを備えた、ディ ジタルビーム形成器。 33.前記変調発生手段が一組のFIR係数を使用するFIRフィルタリング手 段を含む、請求項32記載のビーム形成器。 34.前記係数が前記QPSK変調シンボルのシンボルレートに対するナイキス トフィルタの平方根を形成する、請求項33記載のビーム形成器。 35.第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1の数のディジタル情報スト リームを送信するためのディジタルビーム形成器において、 前記情報ストリームの各々から、一度に1つの情報ビットを選択し、これらを 組み立て、実数のビットベクトルを形成すると共に前記情報ストリームから別の 情報ビットを選択し、反復シーケンスで虚数ビットベクトルを形成するための選 択手段と、 前記実数のビットベクトルと交互に前記虚数ビットベクトルを反復的に処理し 、前記第2の数のアンテナ素子の各々に対し、各実数のビットベクトルに関連し た 第1の実数および第1の虚数ディジタル出力ワードを得ると共に、各虚数ビット ベクトルに関連した対応する対応する数の第2の実数および第2の虚数出力ワー ドを得るためのディジタル処理手段と、 第1の実数のディジタル出力ワードと交互に前記第2の虚数の出力ワードを選 択し、実数のOQPSK変調値のストリームを発生すると共に、これと交互に第 2の実数のディジタル出力ワードと交互に第1の虚数出力ワードを選択し、虚数 のOQPSK変調値のストリームを発生するためのスイッチング手段と、 前記アンテナ素子の各々に対し、前記実数および虚数のD変調値を処理し、対 応するDQPSK変調された無線波形を得るための変調波形発生手段とを備えた ディジタルビーム形成器。 36.前記変調発生手段が一組のFIR係数を使用するFIRフィルタリング手 段を含む、請求項35記載のビーム形成器。 37.前記係数が前記OQPSK変調シンボルのシンボルレートに対するナイキ ストフィルタの平方根を形成する、請求項36記載のビーム形成器。 38.前記変調波形発生手段がディジタル−アナログ変換を行う、請求項32記 載のビーム形成器。 39.前記変調波形発生手段が直交変調を行う、請求項32記載のビーム形成器 。 40.前記ディジタル−アナログ変換が高ビットレートのシグマ−デルタ変調を 含む、請求項38記載のビーム形成器。 41.前記ディジタル処理手段が前記入力ビットベクトルのビットにより決定さ れる算術的符号を有する所定の係数の部分合計のあらかじめ計算されたルックア ップテーブルを記憶するためのメモリ手段を含む、請求項32記載のビーム形成 器。 42.前記ビットベクトルの前記ビットの各組み合わせに対し、前記部分合計を あらかじめ計算し、記憶する、請求項41記載のビーム形成器。 43.前記ルックアップテーブルのうちの2つ以上の出力を組み合わせるための ディジタル加算器を更に含む、請求項41記載のビーム形成器。 44.ディジタル加算器がシリアルディジタル加算器である、請求項43記載の ビーム形成器。 45.連続するメモリワードアドレス内にビットの位を増しながら、前記ルック アップテーブルの値を記憶し、前記ワードの異なるビットが前記あらかじめ計算 された値のうちの数個の値からの同じ位のビットを表示する、請求項44記載の ビーム形成器。 46.前記メモリ手段が前記係数の2つ以上の組に対して計算された値を記憶す る、請求項41記載のビーム形成器。 47.前記メモリアドレス入力にチャンネルアドレスを加えることにより、前記 メモリから係数の所望する組に対応する値を選択する、請求項46記載のビーム 形成器。 48.前記チャンネルアドレスがTDMAフレームのタイムスロットを示す、請 求項47記載のビーム形成器。 49.前記チャンネルアドレスが周波数チャンネルを表示する、請求項47記載 のビーム形成器。 50.前記ディジタル処理手段がチャンネル表示信号を受けるための別の入力を 有する、請求項32記載のビーム形成器。 51.前記チャンネル表示信号がTDMAフレームのタイムスロットを示す、請 求項50記載のビーム形成器。 52.前記チャンネル表示信号が周波数チャンネルを表示する、請求項50記載 のビーム形成器。 53.前記変調波形発生手段がディジタル−アナログ変換を行う、請求項35記 載のビーム形成器。 54.前記変調波形発生手段が直交変調を行う、請求項35記載のビーム形成器 。 55.前記ディジタル−アナログ変換が高ビットレートのシグマ−デルタ変調を 含む、請求項53記載のビーム形成器。 56.前記ディジタル処理手段が前記入力ビットベクトルのビットにより決定さ れる算術的符号を有する所定の係数の部分合計のあらかじめ計算されたルックア ップテーブルを記憶するためのメモリ手段を含む、請求項35記載のビーム形成 器。 57.前記ビットベクトルの前記ビットの各組み合わせに対し、前記部分合計を あらかじめ計算し、記憶する、請求項56記載のビーム形成器。 58.ディジタル加算器が前記ルックアップテーブルのうちの2つ以上の出力を 組み合わせる、請求項56記載のビーム形成器。 59.ディジタル加算器がシリアルディジタル加算器である、請求項58記載の ビーム形成器。 60.連続するメモリワードアドレス内にビットの位を増しながら、前記ルック アップテーブルの値を記憶し、前記ワードの異なるビットが前記あらかじめ計算 された値のうちの数個の値からの同じ位のビットを表示する、請求項59記載の ビーム形成器。 61.前記メモリ手段が前記係数の2つ以上の組に対して計算された値を更に記 憶する、請求項56記載のビーム形成器。 62.前記メモリアドレス入力にチャンネルアドレスを加えることにより、前記 メモリから係数の所望する組に対応する値を選択する、請求項61記載のビーム 形成器。 63.前記チャンネルアドレスがTDMAフレームのタイムスロットを示す、請 求項62記載のビーム形成器。 64.前記チャンネルアドレスが周波数チャンネルを表示する、請求項62記載 のビーム形成器。 65.前記ディジタル処理手段がチャンネル表示信号を受けるための別の入力を 有する、請求項35記載のビーム形成器。 66.前記チャンネル表示信号がTDMAフレームのタイムスロットを示す、請 求項65記載のビーム形成器。 67.前記チャンネル表示信号が周波数チャンネルを表示する、請求項65記載 のビーム形成器。 68.第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1の数の情報信号を受信する ためのディジタルビーム形成器において、 2レベルの信号を発生するようフィルタリング手段と増幅手段とハードウェア 制限手段と含む、前記アンテナ素子の各々のための受信手段と、 前記第2の数のアンテナ素子に対応する数の入力を備え、前記第1の数の信号 に対応する数の出力を計算するディジタル処理手段と、 前記ディジタルプロセッサの前記入力に同時に印加するための前記2レベル信 号を選択し、前記情報信号を表示するための前記ディジタルプロセッサからの前 記出力を選択するためのタイミング手段とを備えたディジタルビーム形成器。 69.前記受信手段が更にダウンコンバート手段を含む、請求項68記載のビー ム形成器。 70.前記第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1の数の情報信号を受信 するためのディジタルビーム形成器において、 実数の符号ビットおよび虚数の符号ビットに対して2つの受信され、増幅され 、量子化された信号を発生するためのフィルタリング手段、増幅手段および量子 化手段を含む、前記アンテナ素子の各々のための受信手段と、 前記第2の数のアンテナ素子に対応する数の入力を含み、前記第1の数の信号 に対応する多数の出力を計算するディジタル処理手段と、 前記ディジタルプロセッサの前記入力へ同時に印加するための実数の符号ビッ トと前記虚数ビットとを交互に選択し、前記数のディジタルプロセッサの出力の 各々に対し第1の実数および第1の虚数値と交互に第2の実数および第2の虚数 値を得るためのタイミング手段と、 前記第1の実数値と前記第2の虚数値とを組み合わせ、かつ前記第1の虚数値 と前記第2の実数値とを組み合わせ、前記情報信号の各々に対し、対応する複素 数を示す値を得るための組み合わせ手段とを備えた、ディジタルビーム形成器。 71.第2の数のアンテナアレイ素子を使用して第1の数の情報信号を受信する ためのディジタルビーム形成器において、 量子化された実数の二進値および量子化された虚数の二進値を発生するための フィルタリング手段、増幅手段および複素ディジタル−アナログ変換手段とを含 む、前記アンテナ素子の各々のための受信手段と、 前記第2の数のアンテナ素子に対応する数の入力を含み、前記第1の数の信号 に対応する多数の出力を計算するディジタル処理手段と、 前記ディジタルプロセッサの前記入力に同時に印加するための前記実数値から の対応する位のビットと交互に前記虚数値からの対応する位のビットを選択し、 前記選択したビットの位を考慮し、前記第1の実数および前記第2の虚数値を 累積し、実数の累積された値および前記第1の実数値と共に前記第1の虚数値を 得て、同様に虚数の累積値を得るための累積手段とを備え、前記実数および前記 累積値が前記情報信号の各々の複素サンプルを表示するよう、前記ディジタルプ ロセッサ出力の各々に対応して得られるディジタルビーム形成器。 72.マルチビット値のベクトルとマルチビット係数のマトリックスとの乗算を 実行するための改良された装置において、 同じ行における係数の加減算に対応して前記係数のあらかじめ計算された組み 合わせを記憶するためのメモリ手段と、 マルチビット値の前記ベクトルの各要素から選択された同じ位の1つのビット から成るアドレスにより、前記メモリ手段をアドレス指定するためのアドレス指 定手段と、 位の高くなるビットから形成されたアドレスにより逐次アドレス指定される際 に、前記メモリ手段から得られる出力を累積するための累積手段とを備え、該累 積手段が前記高くなる位に関連し前記メモリ手段の出力の累積を保証するための シフト手段を含む、改良された装置。
JP52126397A 1995-12-07 1996-11-12 アンテナアレイのための変調とディジタルビーム形成を同時に行うための効率的な装置 Expired - Fee Related JP3879935B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/568,664 US5909460A (en) 1995-12-07 1995-12-07 Efficient apparatus for simultaneous modulation and digital beamforming for an antenna array
US08/568,664 1995-12-07
PCT/US1996/017739 WO1997021284A1 (en) 1995-12-07 1996-11-12 Efficient apparatus for simultaneous modulation and digital beamforming for an antenna array

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000501907A true JP2000501907A (ja) 2000-02-15
JP2000501907A5 JP2000501907A5 (ja) 2004-10-21
JP3879935B2 JP3879935B2 (ja) 2007-02-14

Family

ID=24272214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52126397A Expired - Fee Related JP3879935B2 (ja) 1995-12-07 1996-11-12 アンテナアレイのための変調とディジタルビーム形成を同時に行うための効率的な装置

Country Status (10)

Country Link
US (3) US5909460A (ja)
EP (1) EP0865692B1 (ja)
JP (1) JP3879935B2 (ja)
KR (1) KR100433966B1 (ja)
CN (1) CN1124706C (ja)
AU (1) AU720057B2 (ja)
BR (1) BR9611699A (ja)
CA (1) CA2239513A1 (ja)
DE (1) DE69619268T2 (ja)
WO (1) WO1997021284A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001332928A (ja) * 2000-03-31 2001-11-30 Andrew Corp アンテナ・システム及びその送受信方法
JP2008536385A (ja) * 2005-03-29 2008-09-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド アンテナアレイパターン歪み軽減
WO2008117401A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Fujitsu Limited 無線通信システムにおける送信ダイバーシティ方法並びに無線送信装置及び無線受信装置
US8503328B2 (en) 2004-09-01 2013-08-06 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for transmission of configuration information in a wireless communication network

Families Citing this family (133)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8908872B2 (en) * 1996-06-07 2014-12-09 That Corporation BTSC encoder
US5796842A (en) * 1996-06-07 1998-08-18 That Corporation BTSC encoder
CA2213156A1 (en) * 1997-08-15 1999-02-15 Philsar Electronics Inc. One bit digital quadrature vector modulator
US6055230A (en) * 1997-09-05 2000-04-25 Metawave Communications Corporation Embedded digital beam switching
US6278732B1 (en) * 1998-01-12 2001-08-21 Hughes Electronics Corp. Efficient MLSE equalization for quadrature multi-pulse (QMP) signaling
AU2176499A (en) * 1998-01-21 1999-08-09 Nokia Mobile Phones Limited Pulse shaping which compensates for component distortion
US6157681A (en) * 1998-04-06 2000-12-05 Motorola, Inc. Transmitter system and method of operation therefor
DE19818003A1 (de) * 1998-04-22 1999-10-28 Thomcast Ag Turgi Rundfunksendeanlage
US7548787B2 (en) 2005-08-03 2009-06-16 Kamilo Feher Medical diagnostic and communication system
US7079584B2 (en) * 1998-08-10 2006-07-18 Kamilo Feher OFDM, CDMA, spread spectrum, TDMA, cross-correlated and filtered modulation
US8050345B1 (en) 1999-08-09 2011-11-01 Kamilo Feher QAM and GMSK systems
US7515896B1 (en) 1998-10-21 2009-04-07 Parkervision, Inc. Method and system for down-converting an electromagnetic signal, and transforms for same, and aperture relationships
US6061551A (en) * 1998-10-21 2000-05-09 Parkervision, Inc. Method and system for down-converting electromagnetic signals
US6370371B1 (en) 1998-10-21 2002-04-09 Parkervision, Inc. Applications of universal frequency translation
US6542722B1 (en) * 1998-10-21 2003-04-01 Parkervision, Inc. Method and system for frequency up-conversion with variety of transmitter configurations
US7039372B1 (en) 1998-10-21 2006-05-02 Parkervision, Inc. Method and system for frequency up-conversion with modulation embodiments
US7236754B2 (en) 1999-08-23 2007-06-26 Parkervision, Inc. Method and system for frequency up-conversion
US7076227B1 (en) * 1998-12-03 2006-07-11 Apex/Eclipse Systems, Inc. Receiving system with improved directivity and signal to noise ratio
US6337980B1 (en) 1999-03-18 2002-01-08 Hughes Electronics Corporation Multiple satellite mobile communications method and apparatus for hand-held terminals
US6853690B1 (en) 1999-04-16 2005-02-08 Parkervision, Inc. Method, system and apparatus for balanced frequency up-conversion of a baseband signal and 4-phase receiver and transceiver embodiments
US6879817B1 (en) * 1999-04-16 2005-04-12 Parkervision, Inc. DC offset, re-radiation, and I/Q solutions using universal frequency translation technology
US7215954B1 (en) 1999-03-18 2007-05-08 The Directv Group, Inc. Resource allocation method for multi-platform communication system
US6920309B1 (en) 1999-03-18 2005-07-19 The Directv Group, Inc. User positioning technique for multi-platform communication system
US7065162B1 (en) 1999-04-16 2006-06-20 Parkervision, Inc. Method and system for down-converting an electromagnetic signal, and transforms for same
US7110444B1 (en) 1999-08-04 2006-09-19 Parkervision, Inc. Wireless local area network (WLAN) using universal frequency translation technology including multi-phase embodiments and circuit implementations
US7693230B2 (en) * 1999-04-16 2010-04-06 Parkervision, Inc. Apparatus and method of differential IQ frequency up-conversion
US6307894B2 (en) * 1999-05-25 2001-10-23 Conexant Systems, Inc. Power amplification using a direct-upconverting quadrature mixer topology
US8295406B1 (en) 1999-08-04 2012-10-23 Parkervision, Inc. Universal platform module for a plurality of communication protocols
US9373251B2 (en) 1999-08-09 2016-06-21 Kamilo Feher Base station devices and automobile wireless communication systems
US7260369B2 (en) 2005-08-03 2007-08-21 Kamilo Feher Location finder, tracker, communication and remote control system
US9307407B1 (en) 1999-08-09 2016-04-05 Kamilo Feher DNA and fingerprint authentication of mobile devices
US9813270B2 (en) 1999-08-09 2017-11-07 Kamilo Feher Heart rate sensor and medical diagnostics wireless devices
US6453332B1 (en) * 1999-08-20 2002-09-17 Winbond Electronics Corp. Method and apparatus for performing plural matrix multiplication operations
US6594367B1 (en) 1999-10-25 2003-07-15 Andrea Electronics Corporation Super directional beamforming design and implementation
US6490261B1 (en) 1999-10-28 2002-12-03 Ericsson Inc. Overlapping slot transmission using phased arrays
US7339520B2 (en) * 2000-02-04 2008-03-04 The Directv Group, Inc. Phased array terminal for equatorial satellite constellations
US7164725B2 (en) 2000-03-10 2007-01-16 Motorola, Inc. Method and apparatus for antenna array beamforming
AU2001243560A1 (en) * 2000-03-09 2001-09-17 Motorola, Inc. A method and apparatus for antenna array beamforming
US7027769B1 (en) 2000-03-31 2006-04-11 The Directv Group, Inc. GEO stationary communications system with minimal delay
US7010286B2 (en) 2000-04-14 2006-03-07 Parkervision, Inc. Apparatus, system, and method for down-converting and up-converting electromagnetic signals
US6963548B1 (en) 2000-04-17 2005-11-08 The Directv Group, Inc. Coherent synchronization of code division multiple access signals
US6388615B1 (en) * 2000-06-06 2002-05-14 Hughes Electronics Corporation Micro cell architecture for mobile user tracking communication system
US6756937B1 (en) 2000-06-06 2004-06-29 The Directv Group, Inc. Stratospheric platforms based mobile communications architecture
US6515622B1 (en) * 2000-06-13 2003-02-04 Hrl Laboratories, Llc Ultra-wideband pulse coincidence beamformer
US6829479B1 (en) * 2000-07-14 2004-12-07 The Directv Group. Inc. Fixed wireless back haul for mobile communications using stratospheric platforms
US6895217B1 (en) 2000-08-21 2005-05-17 The Directv Group, Inc. Stratospheric-based communication system for mobile users having adaptive interference rejection
US7257418B1 (en) 2000-08-31 2007-08-14 The Directv Group, Inc. Rapid user acquisition by a ground-based beamformer
US6380893B1 (en) 2000-09-05 2002-04-30 Hughes Electronics Corporation Ground-based, wavefront-projection beamformer for a stratospheric communications platform
US7720472B1 (en) 2000-09-14 2010-05-18 The Directv Group, Inc. Stratospheric-based communication system having interference cancellation
US6763242B1 (en) 2000-09-14 2004-07-13 The Directv Group, Inc. Resource assignment system and method for determining the same
US7317916B1 (en) * 2000-09-14 2008-01-08 The Directv Group, Inc. Stratospheric-based communication system for mobile users using additional phased array elements for interference rejection
US6504505B1 (en) 2000-10-30 2003-01-07 Hughes Electronics Corporation Phase control network for active phased array antennas
US6388634B1 (en) 2000-10-31 2002-05-14 Hughes Electronics Corporation Multi-beam antenna communication system and method
US7454453B2 (en) 2000-11-14 2008-11-18 Parkervision, Inc. Methods, systems, and computer program products for parallel correlation and applications thereof
US20020090024A1 (en) * 2000-11-15 2002-07-11 Tan Keng Tiong Method and apparatus for non-linear code-division multiple access technology
US7181162B2 (en) 2000-12-12 2007-02-20 The Directv Group, Inc. Communication system using multiple link terminals
US6891813B2 (en) 2000-12-12 2005-05-10 The Directv Group, Inc. Dynamic cell CDMA code assignment system and method
US7400857B2 (en) * 2000-12-12 2008-07-15 The Directv Group, Inc. Communication system using multiple link terminals
US20020073437A1 (en) * 2000-12-12 2002-06-13 Hughes Electronics Corporation Television distribution system using multiple links
US6952580B2 (en) 2000-12-12 2005-10-04 The Directv Group, Inc. Multiple link internet protocol mobile communications system and method therefor
US7103317B2 (en) 2000-12-12 2006-09-05 The Directv Group, Inc. Communication system using multiple link terminals for aircraft
ATE291791T1 (de) * 2000-12-18 2005-04-15 Koninkl Philips Electronics Nv Erzeugung von zwei durch 90 grad phasenverschobene signale
US7161997B2 (en) * 2000-12-26 2007-01-09 Intel Corporation Programmable baseband module
US8396513B2 (en) * 2001-01-19 2013-03-12 The Directv Group, Inc. Communication system for mobile users using adaptive antenna
US7809403B2 (en) 2001-01-19 2010-10-05 The Directv Group, Inc. Stratospheric platforms communication system using adaptive antennas
US7187949B2 (en) 2001-01-19 2007-03-06 The Directv Group, Inc. Multiple basestation communication system having adaptive antennas
US7068733B2 (en) 2001-02-05 2006-06-27 The Directv Group, Inc. Sampling technique for digital beam former
US6559797B1 (en) 2001-02-05 2003-05-06 Hughes Electronics Corporation Overlapping subarray patch antenna system
US6901422B1 (en) * 2001-03-21 2005-05-31 Apple Computer, Inc. Matrix multiplication in a vector processing system
EP1278128A3 (en) * 2001-07-19 2004-09-08 NTT DoCoMo, Inc. Systolic array device
US6996380B2 (en) * 2001-07-26 2006-02-07 Ericsson Inc. Communication system employing transmit macro-diversity
US20030045297A1 (en) * 2001-08-24 2003-03-06 Dent Paul W. Communication system employing channel estimation loop-back signals
US7197282B2 (en) * 2001-07-26 2007-03-27 Ericsson Inc. Mobile station loop-back signal processing
US7224942B2 (en) 2001-07-26 2007-05-29 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Communications system employing non-polluting pilot codes
US7209511B2 (en) * 2001-08-31 2007-04-24 Ericsson Inc. Interference cancellation in a CDMA receiving system
US7072427B2 (en) 2001-11-09 2006-07-04 Parkervision, Inc. Method and apparatus for reducing DC offsets in a communication system
US20030179830A1 (en) * 2002-03-25 2003-09-25 Eidson Donald B. Efficient, high fidelity transmission of modulation schemes through power-constrained remote relay stations by local transmit predistortion and local receiver feedback
US6778137B2 (en) * 2002-03-26 2004-08-17 Raytheon Company Efficient wideband waveform generation and signal processing design for an active multi-beam ESA digital radar system
US20030195913A1 (en) * 2002-04-10 2003-10-16 Murphy Charles Douglas Shared multiplication for constant and adaptive digital filters
US7460584B2 (en) * 2002-07-18 2008-12-02 Parkervision, Inc. Networking methods and systems
US7379883B2 (en) 2002-07-18 2008-05-27 Parkervision, Inc. Networking methods and systems
WO2004023682A1 (fr) * 2002-09-04 2004-03-18 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse Systeme et procede de transmission de donnees par ondes acoustiques
US7203253B2 (en) 2002-09-26 2007-04-10 Marvell World Trade Ltd. Method and apparatus of cross-correlation
US7103383B2 (en) * 2002-12-31 2006-09-05 Wirless Highways, Inc. Apparatus, system, method and computer program product for digital beamforming in the intermediate frequency domain
TWI236306B (en) * 2003-01-29 2005-07-11 Syncomm Technology Corp Audio and data multiplexed wireless audio system
WO2004068725A2 (en) * 2003-01-29 2004-08-12 Xg Technology, Llc Modulation compression method for the radio frequency transmission of high speed data
US7184492B2 (en) * 2003-02-10 2007-02-27 Ericsson Inc. Using antenna arrays in multipath environment
JP2004266586A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Hitachi Ltd 移動通信システムのデータ送受信方法
US7020448B2 (en) * 2003-03-07 2006-03-28 Conwise Technology Corporation Ltd. Method for detecting a tone signal through digital signal processing
JP4280657B2 (ja) * 2004-03-01 2009-06-17 富士通株式会社 アレーアンテナのビーム形成方法及びその装置
JP4128150B2 (ja) * 2004-03-22 2008-07-30 株式会社日立製作所 任意波形発生器を用いたラジオ波送信回路およびそれを用いた核磁気共鳴装置
US7424040B2 (en) * 2004-05-07 2008-09-09 Ltas Holdings, Llc Communication systems and methods for transmitting data in parallel over multiple channels
US7058138B2 (en) * 2004-09-01 2006-06-06 Xg Technology, Llc Coordinated numerical control of sideband energy and modulation compression method for the radio frequency transmission of high speed data
US20060067381A1 (en) * 2004-09-23 2006-03-30 Chakravarthy Vasu D Spectrum re-use employing transfer domain communications systems
US7609780B2 (en) * 2004-09-30 2009-10-27 Intel Corporation Method and apparatus for performing sequential closed loop multiple input multiple output (MIMO)
US7359449B2 (en) 2004-10-05 2008-04-15 Kamilo Feher Data communication for wired and wireless communication
US7421004B2 (en) * 2004-10-05 2008-09-02 Kamilo Feher Broadband, ultra wideband and ultra narrowband reconfigurable interoperable systems
US20060271370A1 (en) * 2005-05-24 2006-11-30 Li Qi P Mobile two-way spoken language translator and noise reduction using multi-directional microphone arrays
US7280810B2 (en) * 2005-08-03 2007-10-09 Kamilo Feher Multimode communication system
US10009956B1 (en) 2017-09-02 2018-06-26 Kamilo Feher OFDM, 3G and 4G cellular multimode systems and wireless mobile networks
US20080298456A1 (en) * 2005-12-02 2008-12-04 Aerielle Technologies, Inc. Hybrid Digital Digital/Analog Fm Multiplexer Transmitter
GB0525161D0 (en) * 2005-12-09 2006-01-18 Airspan Networks Inc Antenna system for wireless communications
JP2007228496A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Kyocera Corp アレーアンテナ装置及び信号処理方法
EP2162985B1 (en) * 2007-05-25 2018-07-11 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and apparatus for communicating with root-nyquist, self-transform pulse shapes
US20090023462A1 (en) * 2007-07-17 2009-01-22 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Signal Waveform Construction for Position Determination by Scrambled Conical
US8203483B2 (en) * 2008-03-13 2012-06-19 Cubic Corporation Digital beamforming antenna and datalink array
US8908745B2 (en) * 2011-01-18 2014-12-09 Ciena Corporation Analog continuous time matched pulse shaping transmitter and receiver filters
US20120274499A1 (en) * 2011-04-29 2012-11-01 Spatial Digital Systems Radar imaging via spatial spectrum measurement and MIMO waveforms
US9100085B2 (en) 2011-09-21 2015-08-04 Spatial Digital Systems, Inc. High speed multi-mode fiber transmissions via orthogonal wavefronts
EP2828983B1 (en) * 2012-03-23 2019-07-10 Alcatel Lucent Method, apparatus and computer program for testing a transceiver device
US9275690B2 (en) 2012-05-30 2016-03-01 Tahoe Rf Semiconductor, Inc. Power management in an electronic system through reducing energy usage of a battery and/or controlling an output power of an amplifier thereof
US10616827B2 (en) 2012-07-10 2020-04-07 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for dynamically configurable air interfaces
US9509351B2 (en) 2012-07-27 2016-11-29 Tahoe Rf Semiconductor, Inc. Simultaneous accommodation of a low power signal and an interfering signal in a radio frequency (RF) receiver
US9621254B2 (en) 2012-09-21 2017-04-11 Spatial Digital Systems, Inc. Communications architectures via UAV
US9596024B2 (en) 2012-09-21 2017-03-14 Spatial Digital Systems, Inc. Multi-channel communication optimization methods and systems
KR101992260B1 (ko) * 2012-12-28 2019-06-26 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 랜덤 퍼터베이션을 적용한 빔포밍 방법 및 장치
US9780449B2 (en) 2013-03-15 2017-10-03 Integrated Device Technology, Inc. Phase shift based improved reference input frequency signal injection into a coupled voltage controlled oscillator (VCO) array during local oscillator (LO) signal generation to reduce a phase-steering requirement during beamforming
US9716315B2 (en) 2013-03-15 2017-07-25 Gigpeak, Inc. Automatic high-resolution adaptive beam-steering
US9666942B2 (en) 2013-03-15 2017-05-30 Gigpeak, Inc. Adaptive transmit array for beam-steering
US9722310B2 (en) 2013-03-15 2017-08-01 Gigpeak, Inc. Extending beamforming capability of a coupled voltage controlled oscillator (VCO) array during local oscillator (LO) signal generation through frequency multiplication
US9184498B2 (en) 2013-03-15 2015-11-10 Gigoptix, Inc. Extending beamforming capability of a coupled voltage controlled oscillator (VCO) array during local oscillator (LO) signal generation through fine control of a tunable frequency of a tank circuit of a VCO thereof
US9531070B2 (en) 2013-03-15 2016-12-27 Christopher T. Schiller Extending beamforming capability of a coupled voltage controlled oscillator (VCO) array during local oscillator (LO) signal generation through accommodating differential coupling between VCOs thereof
US9837714B2 (en) 2013-03-15 2017-12-05 Integrated Device Technology, Inc. Extending beamforming capability of a coupled voltage controlled oscillator (VCO) array during local oscillator (LO) signal generation through a circular configuration thereof
US9088330B2 (en) 2013-04-24 2015-07-21 Cubic Corporation Distributed local oscillator generation and synchronization
CN104579440B (zh) * 2014-11-24 2018-04-20 南京邮电大学 一种基于反向天线阵的方向调制信号的设计方法
JP6666331B2 (ja) * 2015-03-26 2020-03-13 株式会社Nttドコモ 無線通信制御方法および無線通信システム
EP3076544B1 (de) * 2015-03-31 2020-01-15 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zum verstärken eines eingangssignals
US10193612B2 (en) * 2015-09-29 2019-01-29 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Army Time-based radio beamforming waveform transmission
US10320467B2 (en) 2015-09-29 2019-06-11 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Army Frequency-based radio beamforming waveform transmission
US10079633B2 (en) 2015-09-29 2018-09-18 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Army Time-based and frequency-based radio beamforming waveform transmission
US9913278B2 (en) 2016-06-06 2018-03-06 Google Llc Systems and methods for dynamically allocating wireless service resources consonant with service demand density
RU2701460C1 (ru) * 2018-06-05 2019-09-26 Геннадий Петрович Слукин Способ формирования приемных парциальных лучей для параллельного обзора пространства
DE102020105234A1 (de) * 2020-02-27 2021-09-02 Moog Gat Gmbh Signalübertrager zum bidirektionalen Übertragen von Information zwischen einem stehenden Teil und einem drehbaren Teil

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4216475A (en) * 1978-06-22 1980-08-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Digital beam former
US4575724A (en) * 1984-08-15 1986-03-11 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Parallel processor configuration for adaptive antenna arrays
US4827268A (en) * 1986-08-14 1989-05-02 Hughes Aircraft Company Beam-forming network
GB8627787D0 (en) * 1986-11-20 1986-12-17 British Telecomm Pattern processing
SE463540B (sv) * 1988-09-19 1990-12-03 Ericsson Telefon Ab L M Saett foer att i ett radiokommunikationssystem digitalisera godtyckliga radiosignaler samt anordning foer utoevande av saettet
US4965602A (en) * 1989-10-17 1990-10-23 Hughes Aircraft Company Digital beamforming for multiple independent transmit beams
EP0446610A1 (en) * 1990-03-07 1991-09-18 Hughes Aircraft Company Magnified phased array with a digital beamforming network
US5151919A (en) * 1990-12-17 1992-09-29 Ericsson-Ge Mobile Communications Holding Inc. Cdma subtractive demodulation
US5218619A (en) * 1990-12-17 1993-06-08 Ericsson Ge Mobile Communications Holding, Inc. CDMA subtractive demodulation
US5077562A (en) * 1990-12-24 1991-12-31 Hughes Aircraft Company Digital beam-forming technique using temporary noise injection
US5357454A (en) * 1991-07-25 1994-10-18 Ericsson Ge Mobile Communications Holding, Inc. Fast walsh transform processor
GB9126944D0 (en) * 1991-12-19 1992-02-19 Secr Defence A digital beamforming array
US5353352A (en) * 1992-04-10 1994-10-04 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Multiple access coding for radio communications
US5329595A (en) * 1992-06-05 1994-07-12 Trw Inc. System and method for analyzing optical spectral data of a terrain image
US5745523A (en) 1992-10-27 1998-04-28 Ericsson Inc. Multi-mode signal processing
US5530722A (en) 1992-10-27 1996-06-25 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Quadrature modulator with integrated distributed RC filters
US5497398A (en) * 1993-08-12 1996-03-05 Aware, Inc. Multi-carrier transceiver
US5434578A (en) * 1993-10-22 1995-07-18 Westinghouse Electric Corp. Apparatus and method for automatic antenna beam positioning
US5535240A (en) * 1993-10-29 1996-07-09 Airnet Communications Corporation Transceiver apparatus employing wideband FFT channelizer and inverse FFT combiner for multichannel communication network
US5619503A (en) 1994-01-11 1997-04-08 Ericsson Inc. Cellular/satellite communications system with improved frequency re-use
US5642358A (en) * 1994-04-08 1997-06-24 Ericsson Inc. Multiple beamwidth phased array
US5621752A (en) * 1994-06-23 1997-04-15 Qualcomm Incorporated Adaptive sectorization in a spread spectrum communication system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001332928A (ja) * 2000-03-31 2001-11-30 Andrew Corp アンテナ・システム及びその送受信方法
US8503328B2 (en) 2004-09-01 2013-08-06 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for transmission of configuration information in a wireless communication network
JP2008536385A (ja) * 2005-03-29 2008-09-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド アンテナアレイパターン歪み軽減
JP4741653B2 (ja) * 2005-03-29 2011-08-03 クゥアルコム・インコーポレイテッド アンテナアレイパターン歪み軽減
US8559895B2 (en) 2005-03-29 2013-10-15 Qualcomm Incorporated Antenna array pattern distortion mitigation
WO2008117401A1 (ja) * 2007-03-26 2008-10-02 Fujitsu Limited 無線通信システムにおける送信ダイバーシティ方法並びに無線送信装置及び無線受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3879935B2 (ja) 2007-02-14
US6219375B1 (en) 2001-04-17
US5909460A (en) 1999-06-01
WO1997021284A1 (en) 1997-06-12
CA2239513A1 (en) 1997-06-12
AU1157297A (en) 1997-06-27
CN1124706C (zh) 2003-10-15
US6404821B1 (en) 2002-06-11
EP0865692A1 (en) 1998-09-23
CN1209234A (zh) 1999-02-24
KR100433966B1 (ko) 2004-08-25
DE69619268D1 (de) 2002-03-21
EP0865692B1 (en) 2002-02-13
DE69619268T2 (de) 2002-08-22
KR19990071995A (ko) 1999-09-27
AU720057B2 (en) 2000-05-25
BR9611699A (pt) 1999-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3879935B2 (ja) アンテナアレイのための変調とディジタルビーム形成を同時に行うための効率的な装置
EP0751630B1 (en) Code division multiple access base station transmitter
JPH05508282A (ja) デジタル変調回路
US5945885A (en) Digital baseband modulator adaptable to different modulation types
TW200304286A (en) Power-line carrier communication apparatus
JP2000505629A (ja) コードおよび時分割を用いる多元接続通信システムおよび方法
CN101359945A (zh) 一种降低峰均比的方法及装置
JPS63500766A (ja) ディジタル無線周波受信機
CN109347504A (zh) 一种短波射频数字化处理系统
CN1108868A (zh) π/4移位差分编码四相移相键控调制器
US7236543B2 (en) Method and apparatus of 8PSK modulation
CN113347130A (zh) 基于msk/gmsk调制的序列索引扩频方法及装置
KR100513598B1 (ko) 스마트 안테나 수신 시스템에서의 적응 빔형성을 위한정규화 장치
US5825828A (en) Method and apparatus for multi-level quadrature amplitude modulation
JP3441255B2 (ja) 信号発生装置およびこれを用いた送信装置
JP6229206B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信方法
EP1341310A1 (en) Apparatus and method for encoding of information and apparatus and method for decoding of encoded information
KR100237432B1 (ko) π/4 - DQPSK 송신장치 및 방법
JPH0661972A (ja) 符号分割多元接続セルラ移動通信システム
JP3259001B2 (ja) π/4シフトQPSK変調器
US7492831B2 (en) Method for generating multiplier coefficients for a mixer
CN113518430A (zh) 支持基于点阵划分的非正交多重接取的基站及调制方法
US20020131385A1 (en) Device and method for processing a digital data signal in a CDMA radio transmitter
WO2001084795A1 (en) Method and state reduction in an equaliser
JP2003244259A (ja) 無線送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060328

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060320

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees