JP3259001B2 - π/4シフトQPSK変調器 - Google Patents

π/4シフトQPSK変調器

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JP3259001B2
JP3259001B2 JP17687396A JP17687396A JP3259001B2 JP 3259001 B2 JP3259001 B2 JP 3259001B2 JP 17687396 A JP17687396 A JP 17687396A JP 17687396 A JP17687396 A JP 17687396A JP 3259001 B2 JP3259001 B2 JP 3259001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車電話、携
帯電話等に代表されるディジタル無線通信装置などに採
用されている絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車電話や携帯電話に代表される移動
体通信では、送信段において高効率の増幅器を用いる必
要があることから、変調方式として包絡線変動の少ない
差動符号化用π/4シフトQPSK(π/4Shifted
Dfferential Quadrature Phase Shift Keying)変
調が多く用いられている。
【0003】従来の差動符号化用π/4シフトQPSK
変調器について図5を参照しながら説明する。図5は、
従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変調器の構成
を示すブロック図である。
【0004】図5において、1はシリアルデータをパラ
レルデータに変換するS/P(Serial/Parallel)変
換回路、2は差動符号化マッピング回路、3は波形整形
用LPF、4は波形整形用LPF、5は直交変調器であ
る。
【0005】つぎに、従来の差動符号化用π/4シフト
QPSK変調器の動作について説明する。
【0006】送信されるシリアル2進データは、図5に
示すように、S/P変換回路1によって2ビットパラレ
ルデータX、Yに分離される。分離されたX、Yデータ
は、差動符号化マッピング回路2によって位相平面上の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調方式に対応した
点にマッピングされる。
【0007】この差動符号化マッピング回路2からはマ
ッピング点に相当したIch信号、Qch信号が出力さ
れ、それぞれ波形整形用LPF3、4により帯域制限さ
れた後に、直交変調器5によって位相変調が行われ変調
波信号として出力される。
【0008】従来の移動体通信では地上系が主だった為
に、復調方式として遅延検波を用いたシステムが多かっ
た。最近では、人工衛星を使った移動体通信が実用化さ
れつつあり、電界強度やC/Nが低い回線においても高
品質なデータ伝送が要求されている。
【0009】このため、遅延検波よりも劣化量の少ない
絶対同期検波を用いたシステムが出てくることになる
が、このような復調システムでは送信側に絶対同期検波
に対応したπ/4シフトQPSK変調器が必要であっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変調
器と、絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調器とで
は、そのマッピングの仕方が異なるという問題点があっ
た。
【0011】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、これまで多く用いられてきた遅延
検波用の差動符号化用π/4シフトQPSK変調器を用
いて、容易に絶対同期検波用の変調器を実現することが
できるπ/4シフトQPSK変調器を得ることを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るπ/4シ
フトQPSK変調器は、入力されたシリアル送信データ
を2ビットパラレルデータに変換するS/P変換回路
と、前記S/P変換回路からの2ビットパラレルデータ
を入力として位相平面上の差動符号化用π/4シフトQ
PSK変調方式に対応したマッピング点に相当するIc
h信号及びQch信号を生成する差動符号化マッピング
回路と、前記差動符号化マッピング回路からのIch信
号を波形整形する第1のローパスフィルタと、前記差動
符号化マッピング回路からのQch信号を波形整形する
第2のローパスフィルタと、前記第1及び第2のローパ
スフィルタの出力を位相変調して変調波出力を出力する
直交変調器とを備えたπ/4シフトQPSK変調器にお
いて、前記S/P変換回路からの前回の2ビットパラレ
ルデータ及び今回の2ビットパラレルデータに基づい
て、前回の2ビットパラレルデータ、今回の2ビットパ
ラレルデータ、及び前記差動符号化マッピング回路の入
力データの関係を記述したデータ変換テーブルから、前
回の2ビットパラレルデータが00、今回の2ビットパ
ラレルデータが00の場合には、前記差動符号化マッピ
ング回路の入力2進データとして00、前回の2ビット
パラレルデータが00、今回の2ビットパラレルデータ
が01の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入
力2進データとして10、前回の2ビットパラレルデー
タが00、今回の2ビットパラレルデータが10の場合
には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進データ
として01、前回の2ビットパラレルデータが00、今
回の2ビットパラレルデータが11の場合には、前記差
動符号化マッピング回路の入力2進データとして11、
前回の2ビットパラレルデータが01、今回の2ビット
パラレルデータが00の場合には、前記差動符号化マッ
ピング回路の入力2進データとして01、前回の2ビッ
トパラレルデータが01、今回の2ビットパラレルデー
タが01の場合には、前記差動符号化マッピング回路の
入力2進データとして00、前回の2ビットパラレルデ
ータが01、今回の2ビットパラレルデータが10の場
合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進デー
タとして11、前回の2ビットパラレルデータが01、
今回の2ビットパラレルデータが11の場合には、前記
差動符号化マッピング回路 の入力2進データとして1
0、前回の2ビットパラレルデータが10、今回の2ビ
ットパラレルデータが00の場合には、前記差動符号化
マッピング回路の入力2進データとして10、前回の2
ビットパラレルデータが10、今回の2ビットパラレル
データが01の場合には、前記差動符号化マッピング回
路の入力2進データとして11、前回の2ビットパラレ
ルデータが10、今回の2ビットパラレルデータが10
の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進
データとして00、前回の2ビットパラレルデータが1
0、今回の2ビットパラレルデータが11の場合には、
前記差動符号化マッピング回路の入力2進データとして
01、前回の2ビットパラレルデータが11、今回の2
ビットパラレルデータが00の場合には、前記差動符号
化マッピング回路の入力2進データとして11、前回の
2ビットパラレルデータが11、今回の2ビットパラレ
ルデータが01の場合には、前記差動符号化マッピング
回路の入力2進データとして01、前回の2ビットパラ
レルデータが11、今回の2ビットパラレルデータが1
0の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2
進データとして10、前回の2ビットパラレルデータが
11、今回の2ビットパラレルデータが11の場合に
は、前記差動符号化マッピング回路の入力2進データと
して00をそれぞれ出力するマッピング変換回路をさら
に備え、前記差動符号化マッピング回路は、前記S/P
変換回路からの2ビットパラレルデータを入力とする代
わりに、前記マッピング変換回路からの2進データを入
力とし、前記直交変調器は、絶対同期検波用π/4シフ
トQPSK変調波信号を出力するものである。
【0013】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、前記マッピング変換回路が、前記2ビット
パラレルデータを絶対同期検波用π/4シフトQPSK
変調したときに位相平面上のとるべきマッピング点を、
前記差動符号化用マッピング回路においてマッピングさ
せるための2進データとして生成するものである。
【0014】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、前記S/P変換回路又は前記マッピング変
換回路と前記差動符号化マッピング回路とを切り替えて
接続する切替手段をさらに備え、前記切替手段により前
記マッピング変換回路と前記差動符号化マッピング回路
が接続されている場合は、前記差動符号化マッピング回
路は前記マッピング変換回路からの2進データを入力と
し、前記直交変調器は絶対同期検波用π/4シフトQP
SK変調波信号を出力し、前記切替手段により前記S/
P変換回路と前記差動符号化マッピング回路が接続され
ている場合には、前記差動符号化マッピング回路は前記
S/P変換回路からの2ビットパラレルデータを入力と
し、前記直交変調器は差動符号化用π/4シフトQPS
K変調波信号を出力するものである。
【0015】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、前記S/P変換回路、前記マッピング変換
回路、及び前記差動符号化マッピング回路の代わりに、
前記S/P変換回路、前記マッピング変換回路、及び前
記差動符号化マッピング回路の機能をディジタル信号で
処理するディジタル信号処理装置と、前記ディジタル信
号処理装置からのディジタルIch信号をアナログIc
h信号に変換する第1のD/A変換器と、前記ディジタ
ル信号処理装置からのディジタルQch信号をアナログ
Qch信号に変換する第2のD/A変換器とを備え、前
記第1のローパスフィルタは、前記第1のD/A変換器
からのアナログIch信号を波形整形し、前記第2のロ
ーパスフィルタは、前記第2のD/A変換器からのアナ
ログQch信号を波形整形するものである。
【0016】さらに、この発明に係るπ/4シフトQP
SK変調器は、前記S/P変換回路、前記マッピング変
換回路、前記切替手段、及び前記差動符号化マッピング
回路の代わりに、前記S/P変換回路、前記マッピング
変換回路、前記切替手段、及び前記差動符号化マッピン
グ回路の機能をディジタル信号で処理するディジタル信
号処理装置と、前記ディジタル信号処理装置からのディ
ジタルIch信号をアナログIch信号に変換する第1
のD/A変換器と、前記ディジタル信号処理装置からの
ディジタルQch信号をアナログQch信号に変換する
第2のD/A変換器とを備え、前記第1のローパスフィ
ルタは、前記第1のD/A変換器からのアナログIch
信号を波形整形し、前記第2のローパスフィルタは、前
記第2のD/A変換器からのアナログQch信号を波形
整形するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.上記目的を達成するために、この実施の
形態1では、差動符号化用マッピング回路の前段にマッ
ピング変換回路を付加することで絶対同期検波用のπ/
4シフトQPSK変調器を実現するものである。
【0018】この発明の実施の形態1について図1及び
図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施
の形態1の構成を示すブロック図である。また、図2
は、この発明の実施の形態1のマッピング変換回路のデ
ータ変換テーブルを示す図である。なお、各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
【0019】図1において、1はシリアルデータをパラ
レルデータに変換するS/P変換回路、2は差動符号化
マッピング回路、3は波形整形用LPF、4は波形整形
用LPF、5は直交変調器である。また、6はS/P変
換回路1と差動符号化マッピング回路2の間に挿入され
たマッピング変換回路である。
【0020】マッピング変換回路6は、送信データを絶
対同期検波用π/4シフトQPSK変調したときに位相
平面上のとるべきマッピング点を、差動符号化用マッピ
ング回路2においてマッピングさせるための2進データ
として生成するものであり、この2進データを差動符号
化用マッピング回路2に入力することで絶対同期検波用
π/4シフトQPSK変調器を実現することができる。
【0021】図1において、送信データは、S/P変換
回路1によって、2ビットパラレルデータX、Yに変換
される。次に、この2ビットパラレルデータX、Yは、
マッピング変換回路6によって、前回の送信データと今
回の送信データとから図2に示すデータ変換テーブルに
従いデータを変換する。
【0022】つまり、例えば、図2に示すように、前回
の送信データ(XY)が「00」のときに、今回の送信
データ(XY)K+1が「00」のときは、変換データ
(XMM)は「00」となる。この変換データ(X
MM)は、差動符号化マッピング回路2の入力データで
ある。ちなみに、このときの位相遷移角(△φK)は、
+π/4である。
【0023】また、例えば、図2に示すように、前回の
送信データ(XY)が「01」のときに、今回の送信デ
ータ(XY)K+1が「01」のときは、変換データ(XM
M)は「00」となる。ちなみに、このときの位相遷
移角(△φK)は、+π/4である。
【0024】また、例えば、図2に示すように、前回の
送信データ(XY)が「10」のときに、今回の送信デ
ータ(XY)K+1が「10」のときは、変換データ(XM
M)は「00」となる。ちなみに、このときの位相遷
移角(△φK)は、+π/4である。
【0025】さらに、例えば、図2に示すように、前回
の送信データ(XY)が「11」のときに、今回の送信
データ(XY)K+1が「11」のときは、変換データ
(XMM)は「00」となる。ちなみに、このときの位
相遷移角(△φK)は、+π/4である。
【0026】この変換データ(XMM)は、差動符号化
マッピング回路2によって、マッピングされマッピング
点に相当するIch信号、Qch信号が出力される。さ
らに、Ich信号、Qch信号はそれぞれ波形整形用の
LPF3及び4を通過し、直交変調器5によって位相変
調され、絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調信号
として出力される。
【0027】すなわち、この実施の形態1によれば、送
信データ(XY)を絶対同期検波用π/4シフトQPS
K変調するには、マッピング変換データ(XMM)を差
動符号化用π/4シフトQPSK変調すればよいことに
なる。
【0028】この実施の形態1は、シリアル送信データ
をパラレルデータX、Y(Ich、Qch送信データ)
に変換するS/P変換器1と、Ich送信データ、Qc
h送信データをマッピング変換するマッピング変換回路
6と、マッピング変換されたデータ(XMM)から位相
平面上のマッピング点に相当するIchアナログ信号
と、Qchアナログ信号を生成する差動符号化マッピン
グ回路2と、Ichアナログ信号と、Qchアナログ信
号を波形整形を行うためのフィルタ(LPF)3及び4
と、位相変調を行うための直交変調器5とによって構成
される。
【0029】これまでに、差動符号化用π/4シフトQ
PSK変調器を実現したハードウェア若しくはLSI等
は開発されており、マッピング変換処理をDSP(Dig
italSignal Processor)あるいはロジック回路により
行うことで容易に絶対同期検波用π/4シフトQPSK
変調器を実現することができる。
【0030】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
ついて図3を参照しながら説明する。図3は、この発明
の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【0031】図3において、1はシリアルデータをパラ
レルデータに変換するS/P変換回路、2は差動符号化
マッピング回路、3は波形整形用LPF、4は波形整形
用LPF、5は直交変調器である。また、6はS/P変
換回路1と差動符号化マッピング回路2の間に挿入され
たマッピング変換回路、7はセレクタである。
【0032】上記実施の形態1では差動符号化用π/4
シフトQPSK変調器にマッピング変換回路6を付加す
ることによって絶対同期検波用π/4シフトQPSK変
調器を構成したが、差動符号化マッピング回路2の入力
を、図3に示すように、セレクタ7を用いて切り替える
ことで、差動符号化用若しくは絶対同期検波用のいずれ
にも対応したπ/4シフトQPSK変調器を実現するこ
とができる。なお、切替手段としてセレクタ7を用いた
例を説明したが、スイッチ回路等の切替機能を有する回
路等でもよい。
【0033】すなわち、この実施の形態2は、上記実施
の形態1において、差動符号化マッピング回路2の入力
データをマッピング変換データ(XMM)、あるいは2
ビットパラレルデータ(XY)のいずれかにセレクタ7
によりスイッチングして切り替えることで、差動符号化
用、及び絶対同期検波用のいずれにも対応可能なもので
ある。
【0034】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
ついて図4を参照しながら説明する。図4は、この発明
の実施の形態3の構成を示すブロック図である。
【0035】図4において、5は直交変調器である。ま
た、8はディジタル信号処理装置、9はD/A変換器、
10はD/A変換器、11はスムーズング用LPF、1
2はスムーズング用LPFである。
【0036】この実施の形態3では、上記実施の形態1
及び2において示したS/P変換回路1、マッピング変
換回路6、差動符号化マッピング回路2、波形整形用L
PF3及び4、並びにセレクタ7の一部、あるいは全て
をDSP若しくはゲートアレイを用いたディジタル信号
処理装置8により実現することができる。
【0037】図4において、ディジタル信号処理装置8
により生成されたπ/4シフトQPSKのベースバンド
信号ID、QDは、それぞれD/A変換器9及び10によ
りアナログベースバンド信号に変換される。さらに、ス
ムーズング用LPF11及び12により高調波成分が除
去されたベースバンド信号は、直交変調器5により直交
変調されてπ/4シフトQPSK変調波信号となる。
【0038】すなわち、この実施の形態3は、上記実施
の形態1及び2におけるS/P変換回路1、マッピング
変換回路6、差動符号化マッピング回路2、波形整形用
LPF3及び4等をDSPを用いたディジタル信号処理
で実現したものである。
【0039】
【発明の効果】この発明に係るπ/4シフトQPSK変
調器は、以上説明したとおり、入力されたシリアル送信
データを2ビットパラレルデータに変換するS/P変換
回路と、前記S/P変換回路からの2ビットパラレルデ
ータを入力として位相平面上の差動符号化用π/4シフ
トQPSK変調方式に対応したマッピング点に相当する
Ich信号及びQch信号を生成する差動符号化マッピ
ング回路と、前記差動符号化マッピング回路からのIc
h信号を波形整形する第1のローパスフィルタと、前記
差動符号化マッピング回路からのQch信号を波形整形
する第2のローパスフィルタと、前記第1及び第2のロ
ーパスフィルタの出力を位相変調して変調波出力を出力
する直交変調器とを備えたπ/4シフトQPSK変調器
において、前記S/P変換回路からの前回の2ビットパ
ラレルデータ及び今回の2ビットパラレルデータに基づ
いて、前回の2ビットパラレルデータ、今回の2ビット
パラレルデータ、及び前記差動符号化マッピング回路の
入力データの関係を記述したデータ変換テーブルから
前回の2ビットパラレルデータが00、今回の2ビット
パラレルデータが00の場合には、前記差動符号化マッ
ピング回路の入力2進データとして00、前回の2ビッ
トパラレルデータが00、今回の2ビットパラレルデー
タが01の場合には、前記差動符号化マッピング回路の
入力2進データとして10、前回の2ビットパラレルデ
ータが00、今回の2ビットパラレルデータが10の場
合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進デー
タとして01、前回の2ビットパラレルデータが00、
今回の2ビットパラレルデータが11の場合には、前記
差動符号化マッピング回路の入力2進データとして1
1、前回の2ビットパラレルデータが01、今回の2ビ
ットパラレルデータが00の場合には、前記差動符号化
マッピング回路の入力2進データとして01、前回の2
ビットパラレルデータが01、今回の2ビットパラレル
データが01の場合には、前記差動符号化マッピング回
路の入力2進データとして00、前回の2ビットパラレ
ルデータが01、今回の2ビットパラレルデータが10
の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進
データとして11、前回の2ビットパラレルデータが0
1、今回の2ビットパラレルデータが11の場合には、
前記差動 符号化マッピング回路の入力2進データとして
10、前回の2ビットパラレルデータが10、今回の2
ビットパラレルデータが00の場合には、前記差動符号
化マッピング回路の入力2進データとして10、前回の
2ビットパラレルデータが10、今回の2ビットパラレ
ルデータが01の場合には、前記差動符号化マッピング
回路の入力2進データとして11、前回の2ビットパラ
レルデータが10、今回の2ビットパラレルデータが1
0の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2
進データとして00、前回の2ビットパラレルデータが
10、今回の2ビットパラレルデータが11の場合に
は、前記差動符号化マッピング回路の入力2進データと
して01、前回の2ビットパラレルデータが11、今回
の2ビットパラレルデータが00の場合には、前記差動
符号化マッピング回路の入力2進データとして11、前
回の2ビットパラレルデータが11、今回の2ビットパ
ラレルデータが01の場合には、前記差動符号化マッピ
ング回路の入力2進データとして01、前回の2ビット
パラレルデータが11、今回の2ビットパラレルデータ
が10の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入
力2進データとして10、前回の2ビットパラレルデー
タが11、今回の2ビットパラレルデータが11の場合
には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進データ
として00をそれぞれ出力するマッピング変換回路をさ
らに備え、前記差動符号化マッピング回路は、前記S/
P変換回路からの2ビットパラレルデータを入力とする
代わりに、前記マッピング変換回路からの2進データを
入力とし、前記直交変調器は、絶対同期検波用π/4シ
フトQPSK変調波信号を出力するので、遅延検波用の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調器を用いて、容
易に絶対同期検波用のπ/4シフトQPSK変調器を実
現することができるという効果を奏する。
【0040】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、以上説明したとおり、前記マッピング変換
回路が、前記2ビットパラレルデータを絶対同期検波用
π/4シフトQPSK変調したときに位相平面上のとる
べきマッピング点を、前記差動符号化用マッピング回路
においてマッピングさせるための2進データとして生成
するので、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQP
SK変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4シ
フトQPSK変調器を実現することができるという効果
を奏する。
【0041】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、以上説明したとおり、前記S/P変換回路
又は前記マッピング変換回路と前記差動符号化マッピン
グ回路とを切り替えて接続する切替手段をさらに備え
前記切替手段により前記マッピング変換回路と前記差動
符号化マッピング回路が接続されている場合は、前記差
動符号化マッピング回路は前記マッピング変換回路から
の2進データを入力とし、前記直交変調器は絶対同期検
波用π/4シフトQPSK変調波信号を出力し、前記切
替手段により前記S/P変換回路と前記差動符号化マッ
ピング回路が接続されている場合には、前記差動符号化
マッピング回路は前記S/P変換回路からの2ビットパ
ラレルデータを入力とし、前記直交変調器は差動符号化
用π/4シフトQPSK変調波信号を出力するので、遅
延検波用の差動符号化用π/4シフトQPSK変調器を
用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4シフトQPSK
変調器を実現することができるという効果を奏する。
【0042】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、以上説明したとおり、前記S/P変換回
路、前記マッピング変換回路、及び前記差動符号化マッ
ピング回路の代わりに、前記S/P変換回路、前記マッ
ピング変換回路、及び前記差動符号化マッピング回路の
機能をディジタル信号で処理するディジタル信号処理装
置と、前記ディジタル信号処理装置からのディジタルI
ch信号をアナログIch信号に変換する第1のD/A
変換器と、前記ディジタル信号処理装置からのディジタ
ルQch信号をアナログQch信号に変換する第2のD
/A変換器とを備え、前記第1のローパスフィルタは、
前記第1のD/A変換器からのアナログIch信号を波
形整形し、前記第2のローパスフィルタは、前記第2の
D/A変換器からのアナログQch信号を波形整形する
ので、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQPSK
変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4シフト
QPSK変調器を実現することができるという効果を奏
する。
【0043】さらに、この発明に係るπ/4シフトQP
SK変調器は、以上説明したとおり、前記S/P変換回
路、前記マッピング変換回路、前記切替手段、及び前記
差動符号化マッピング回路の代わりに、前記S/P変換
回路、前記マッピング変換回路、前記切替手段、及び前
記差動符号化マッピング回路の機能をディジタル信号で
処理するディジタル信号処理装置と、前記ディジタル信
号処理装置からのディジタルIch信号をアナログIc
h信号に変換する第1のD/A変換器と、前記ディジタ
ル信号処理装置からのディジタルQch信号をアナログ
Qch信号に変換する第2のD/A変換器とを備え、前
記第1のローパスフィルタは、前記第1のD/A変換器
からのアナログIch信号を波形整形し、前記第2のロ
ーパスフィルタは、前記第2のD/A変換器からのアナ
ログQch信号を波形整形するので、遅延検波用の差動
符号化用π/4シフトQPSK変調器を用いて、容易に
絶対同期検波用のπ/4シフトQPSK変調器を実現す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のデータ変換テーブ
ルを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変
調器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 S/P変換回路、2 差動符号化マッピング回路、
3 波形整形用LPF、4 波形整形用LPF、5 直
交変調器、6 マッピング変換回路、7 セレクタ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたシリアル送信データを2ビッ
    トパラレルデータに変換するS/P変換回路と、前記S
    /P変換回路からの2ビットパラレルデータを入力とし
    て位相平面上の差動符号化用π/4シフトQPSK変調
    方式に対応したマッピング点に相当するIch信号及び
    Qch信号を生成する差動符号化マッピング回路と、前
    記差動符号化マッピング回路からのIch信号を波形整
    形する第1のローパスフィルタと、前記差動符号化マッ
    ピング回路からのQch信号を波形整形する第2のロー
    パスフィルタと、前記第1及び第2のローパスフィルタ
    の出力を位相変調して変調波出力を出力する直交変調器
    とを備えたπ/4シフトQPSK変調器において、前記
    S/P変換回路からの前回の2ビットパラレルデータ及
    び今回の2ビットパラレルデータに基づいて、前回の2
    ビットパラレルデータ、今回の2ビットパラレルデー
    タ、及び前記差動符号化マッピング回路の入力データの
    関係を記述したデータ変換テーブルから、前回の2ビッ
    トパラレルデータが00、今回の2ビットパラレルデー
    タが00の場合には、前記差動符号化マッピング回路の
    入力2進データとして00、前回の2ビットパラレルデ
    ータが00、今回の2ビットパラレルデータが01の場
    合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進デー
    タとして10、前回の2ビットパラレルデータが00、
    今回の2ビットパラレルデータが10の場合には、前記
    差動符号化マッピング回路の入力2進データとして0
    1、前回の2ビットパラレルデータが00、今回の2ビ
    ットパラレルデータが11の場合には、前記差動符号化
    マッピング回路の入力2進データとして11、前回の2
    ビットパラレルデータが01、今回の2ビットパラレル
    データが00の場合には、前記差動符号化マッピング回
    路の入力2進データとして01、前回の2ビットパラレ
    ルデータが01、今回の2ビットパラレルデータが01
    の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進
    データとして00、前回の2ビットパラレルデータが0
    1、今回の2ビットパラレルデータが10の場合には、
    前記差動符号化マッピング回路の入力2進データとして
    11、前回の2ビットパラレルデータが01、今回の2
    ビットパラレルデータが11の場合には、前記差動符号
    化マッピング回路の入力2進データとして10、前回の
    2ビットパラレルデータが10、今回の2ビットパラレ
    ルデータが00の 場合には、前記差動符号化マッピング
    回路の入力2進データとして10、前回の2ビットパラ
    レルデータが10、今回の2ビットパラレルデータが0
    1の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入力2
    進データとして11、前回の2ビットパラレルデータが
    10、今回の2ビットパラレルデータが10の場合に
    は、前記差動符号化マッピング回路の入力2進データと
    して00、前回の2ビットパラレルデータが10、今回
    の2ビットパラレルデータが11の場合には、前記差動
    符号化マッピング回路の入力2進データとして01、前
    回の2ビットパラレルデータが11、今回の2ビットパ
    ラレルデータが00の場合には、前記差動符号化マッピ
    ング回路の入力2進データとして11、前回の2ビット
    パラレルデータが11、今回の2ビットパラレルデータ
    が01の場合には、前記差動符号化マッピング回路の入
    力2進データとして01、前回の2ビットパラレルデー
    タが11、今回の2ビットパラレルデータが10の場合
    には、前記差動符号化マッピング回路の入力2進データ
    として10、前回の2ビットパラレルデータが11、今
    回の2ビットパラレルデータが11の場合には、前記差
    動符号化マッピング回路の入力2進データとして00を
    それぞれ出力するマッピング変換回路をさらに備え、前
    記差動符号化マッピング回路は、前記S/P変換回路か
    らの2ビットパラレルデータを入力とする代わりに、前
    記マッピング変換回路からの2進データを入力とし、前
    記直交変調器は、絶対同期検波用π/4シフトQPSK
    変調波信号を出力することを特徴とするπ/4シフトQ
    PSK変調器。
  2. 【請求項2】 前記マッピング変換回路は、前記2ビッ
    トパラレルデータを絶対同期検波用π/4シフトQPS
    K変調したときに位相平面上のとるべきマッピング点
    を、前記差動符号化用マッピング回路においてマッピン
    グさせるための2進データとして生成することを特徴と
    する請求項1記載のπ/4シフトQPSK変調器。
  3. 【請求項3】 前記S/P変換回路又は前記マッピング
    変換回路と前記差動符号化マッピング回路とを切り替え
    て接続する切替手段をさらに備え、前記切替手段により
    前記マッピング変換回路と前記差動符号化マッピング回
    路が接続されている場合は、前記差動符号化マッピング
    回路は前記マッピング変換回路からの2進データを入力
    とし、前記直交変調器は絶対同期検波用π/4シフトQ
    PSK変調波信号を出力し、前記切替手段により前記S
    /P変換回路と前記差動符号化マッピング回路が接続さ
    れている場合には、前記差動符号化マッピング回路は前
    記S/P変換回路からの2ビットパラレルデータを入力
    とし、前記直交変調器は差動符号化用π/4シフトQP
    SK変調波信号を出力することを特徴とする請求項1又
    は2記載のπ/4シフトQPSK変調器。
  4. 【請求項4】 前記S/P変換回路、前記マッピング変
    換回路、及び前記差動符号化マッピング回路の代わり
    に、前記S/P変換回路、前記マッピング変換回路、及
    び前記差動符号化マッピング回路の機能をディジタル信
    号で処理するディジタル信号処理装置と、前記ディジタ
    ル信号処理装置からのディジタルIch信号をアナログ
    Ich信号に変換する第1のD/A変換器と、前記ディ
    ジタル信号処理装置からのディジタルQch信号をアナ
    ログQch信号に変換する第2のD/A変換器とを備
    え、前記第1のローパスフィルタは、前記第1のD/A
    変換器からのアナログIch信号を波形整形し、前記第
    2のローパスフィルタは、前記第2のD/A変換器から
    のアナログQch信号を波形整形することを特徴とする
    請求項1又は2記載のπ/4シフトQPSK変調器。
  5. 【請求項5】 前記S/P変換回路、前記マッピング変
    換回路、前記切替手段、及び前記差動符号化マッピング
    回路の代わりに、前記S/P変換回路、前記マッピング
    変換回路、前記切替手段、及び前記差動符号化マッピン
    グ回路の機能をディジタル信号で処理するディジタル信
    号処理装置と、前記ディジタル信号処理装置からのディ
    ジタルIch信号をアナログIch信号に変換する第1
    のD/A変換器と、前記ディジタル信号処理装置からの
    ディジタルQch信号をアナログQch信号に変換する
    第2のD/A変換器とを備え、前記第1のローパスフィ
    ルタは、前記第1のD/A変換器からのアナログIch
    信号を波形整形し、前記第2のローパスフィルタは、前
    記第2のD/A変換器からのアナログQch信号を波形
    整形することを特徴とする請求項3記載のπ/4シフト
    QPSK変調器。
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