JPH1093448A - 補償付きデジタル変調器 - Google Patents

補償付きデジタル変調器

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JPH1093448A
JPH1093448A JP9221899A JP22189997A JPH1093448A JP H1093448 A JPH1093448 A JP H1093448A JP 9221899 A JP9221899 A JP 9221899A JP 22189997 A JP22189997 A JP 22189997A JP H1093448 A JPH1093448 A JP H1093448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システム送信機の電力消費量と価格の両
方を抑えるためにピーク対平均電力比の小さい被変調信
号を生成するデジタル変調器を提供する。 【解決手段】 補償付きデジタル変調器において、マイ
クロフォン,音声コーダおよびチャネル・エンコーダか
らのデジタルビット・ストリームは、エンコーダに送ら
れ、位相シフト・キーイングを有するI/Q デジタル・パ
ルスに変換される。符号相関装置は、高いピーク対平均
電力比に貢献する所定の目標符号シーケンスがエンコー
ダにいつ入るかに注目し、目標符号シーケンスがあると
I/Q 信号の補償増幅器または補償フィルタに指示し、I/
Q パルスを濾波する。濾波されたI/Q 信号は、直角変調
器に送られRF変調を受ける。目標符号シーケンスの補償
を行うことにより、シーケンスがピーク対平均電力比に
対して有する負の影響を削減して、電力増幅器の効率を
上げて通信装置のバッテリ寿命を延ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にデジタル変調器
に関し、さらに詳しくは、線形送信機と共に用いるデジ
タル変調器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】π/
4差動直角位相シフト・キーイング(π/4DPQSK:π/
4 differentialquadrature phase shift keying )な
どのデジタル変調法は、北米デジタル通信(NADC: Nort
h American Digital Communications )およびパーソナ
ル・デジタル通信(PDC: Personal Digital Communicat
ions)ワイヤレス通信システムなどのために送信機内で
用いられる。他のワイヤレス通信システムで用いられる
代替のデジタル変調法は、64−QAM ,16−QAM およ
びQPSKなど直角振幅変調(QAM: quadrature-amplitude
modulation)のその他の変形を含む。従来のπ/4DQPS
K 変調器は、エンコーダ,同相および直角(I/Q: in-ph
ase and quadrature)信号のための有限期間衝撃応答
(FIR: finite-duration impulse response )パルス整
形フィルタおよび直角変調器を備える。
【0003】NADCもPDC も、被送信信号の帯域幅を制限
し、隣接周波数チャネルとの干渉を制限するために平方
根累乗コサイン(SRRC: square root raised cosine )
FIRルス整形フィルタを用いる。残念ながら、これらのF
IR パルス整形フィルタは、被送信波形上の振幅変調も
伝える。この振幅変調は、ピーク対平均電力比により特
徴化される。ピーク対平均電力比が高くなると、無線周
波数(RF: radio frequency )電力増幅器効率が下が
る。これは、送信機内のRF電力増幅器が信号包絡線の全
範囲にわたり実質的に線形でなければならないためであ
る。携帯装置においては、RF電力増幅器は電力消費の主
要な源であり、効率が下がることでバッテリの寿命に大
きな影響を与える。さらに、被送信信号のピーク電力が
増大するにつれて、線形増幅器の価格が増大する。
【0004】かくして、通信システム送信機の電力消費
量と価格の両方を抑えるためにピーク対平均電力比の小
さい被変調信号を生成するデジタル変調器が必要であ
る。
【0005】
【実施例】補償付きデジタル変調器は、被変調信号のピ
ーク対平均電力比を小さくして、電力増幅器効率を増大
させることができる。この変調器は、隣接チャネル電力
(ACP: adjacent channel power )干渉も削減する。補
償付きデジタル変調器においては、デジタル・ビット・
ストリームがエンコーダに送られ、エンコーダはビット
・シーケンスをI/Q デジタル・パルスに変換する。符号
相関装置(symbol correlater )は、目標の符号シーケ
ンスがいつエンコーダに入るかに注目する。これらの目
標符号シーケンスは予め決められ、被変調信号に過剰な
振幅のピ−クを起こす。
【0006】目標符号シーケンスがあると、振幅または
フィルタ補償を用いて調整される。この補償は、各目標
符号シーケンス内の1つ以上の符号についてI/Q FIR パ
ルス整形フィルタの係数を調整することにより実行され
る。デジタル・ビット・ストリーム内の目標でない符号
シーケンスには大きな影響を与えない。I/Q FIR パルス
整形フィルタの後にI/Q デジタル・アナログ変換器(DA
C: digital-to-analogconverter)と再構築フィルタと
が続き、これらのフィルタが共に通信システムの仕様に
従ってI/Q パルスを整形する。被濾波I/Q 信号は、次に
直角変調器に送られて、RF変調および増幅され、通信チ
ャネル上に送信される。
【0007】目標符号シーケンスを補償すると、目標符
号シーケンスがピーク対平均電力比に与える影響が小さ
くなる。目標符号シーケンスのピーク対平均電力比に対
する影響を小さくすることにより、電力増幅器の効率が
上がり、携帯通信装置のバッテリ寿命が延びる。
【0008】図1は、従来技術により通信システム内に
実現されるπ/4DQPSK デジタル変調器のブロック・シ
ステム図である。マイクロフォン105からのアナログ
入力信号は、音声コーダ106およびチャネル・エンコ
ーダ107を介してデジタル領域に処理される。デジタ
ル・ビット・ストリームは次に、π/4DQPSK エンコー
ダ120に入り、ここで2ビットの符号シーケンスが±
π/4または±3π/4位相シフト・キーイングを有す
るI/Q デジタル・パルスに変換される。同相(I )信号
はFIR パルス整形フィルタ164に入り、これが着信デ
ジタル・パルスを、PDC システムの要件であるα=0.
5を有するSRRCパルスなどのナイキスト・パルス形に整
形する。直角(Q )信号はFIR パルス整形フィルタ16
4と同一のFIR パルス整形フィルタ165に進む。被濾
波I/Q 信号は両方とも、I/Q デジタル・アナログ変換器
(DAC )と再構築フィルタ168,169とを介してさ
らに処理される。次に信号は直角変調器190に入り、
RF搬送波上に変調される。線形RF電力増幅器195は、
被変調信号を増幅し、送受切換器197およびアンテナ
199がワイヤレス通信チャネル上に被変調信号の送信
を可能にする。
【0009】通信システムの受信機部分において、アン
テナ199は相補通信装置から被変調信号を受信し、送
受切換器197がその信号をRF受信機114,復調器1
16,チャネル・デコーダ117および音声コーダ11
8に送る。その後、オーディオ・スピーカ119が音声
コーダ118からのベース帯域信号を再生する。
【0010】図2は、図1に示されるI/Q FIR パルス整
形フィルタ164,165の入力における従来技術によ
るπ/4DQPSK デジタル変調器の位相配座を示す。図1
に示されるπ/4DQPSK エンコーダ120の出力に関し
ては8個の値が許される。許容値は45度の倍数の角度
で、単位円上に存在する。
【0011】図3は、従来技術によるπ/4DQPSK デジ
タル変調器で用いる有限期間衝撃応答フィルタのブロッ
ク図である。図1に示されるI/Q FIR パルス整形フィル
タ164,165は、遅延素子,スケーラおよび加算器
を用いて着信信号を処理するFIR フィルタを実現する。
この例では、4倍のオーバーサンプリングを行う32タ
ップのFIR フィルタを示す。ここで企図されるオーバー
サンプリング法は、通常ゼロ・スタッフィングと呼ばれ
るように各入力信号の間に3つのゼロ符号を加算し、フ
ィルタに対する入力信号を生成する。入力信号は順次に
遅延素子3001〜3031に供給される。未遅延信号
は分岐され、係数スケーラ3501によりスケーリング
され、加算器370に送られる。第1被遅延信号は、遅
延素子300の後で分岐され、係数スケーラ3502を
用いてスケーリングされ、これも加算器370に送られ
る。この遅延−スケーリング手順が遅延素子3002〜
3031および係数スケーラ3503〜3532によっ
てさらに30回行われる。係数スケーラ3052〜35
32は、フィルタの所望のSRRC衝撃応答に対応する値を
有し、これらの値はフィルタの中心に関して対称であ
る。言い換えると、係数スケーラ3501内の値A 1は
係数スケーラ3532内の値H 4に等しく、係数スケー
ラ3502内の値A 2は係数スケーラ3531内の値H
3に等しく、係数スケーラ3503内の値A 3は、係数
スケーラ3530内の値H 2に等しく、これが繰り返さ
れる。かくして、独自のフィルタ係数は16個しかな
い。加算器370の出力信号は、入力信号のフィルタの
衝撃応答との畳み込みを表す。しかし、FIR フィルタ
は、図4に示されるような演算集約度が低い別の方法で
も実現することができる。
【0012】図4は、従来技術によるπ/4DQPSK デジ
タル変調器のブロック図である。π/4DQPSK エンコー
ダ420は、デジタル・ビット・ストリームから一度に
2つの入力を取り、それを位相シフト・キーイング・ワ
ードに変換する。π/4DQPSK においては符号の位相
は、図2に示される8個の値のうち1つしか占有するこ
とができないので、3ビットのデジタル・ワードc[0],
c[1],c[2]は符号の位相を表すことができる。8個の3
ビット位相ワードは、3x8シフト・レジスタ461に
収集される。シフト・レジスタの8つのカラムが用いら
れて4倍オーバーサンプリングを行う32タップFIR フ
ィルタが実現される。図3に示されるような実際の32
タップFIR フィルタを用いてデジタル・ワードを遅延,
スケーリングおよび加算する代わりに、32位置を有す
る読み取り専用メモリ(ROM: read-only memory )ルッ
クアップ・テーブル463,I/Q 演算論理ユニット(AL
U: arithmetic logic unit)および累算器466,46
7がFIR フィルタの機能を模倣する。
【0013】シフト・レジスタ461からの8個のワー
ドのそれぞれがROM ルックアップ・テーブル463に入
ると、32の値のうちの1つがテーブルから検索され
る。32個の値のそれぞれはπ/4DQPSK 符号化された
I/Q 信号に16個の独自のFIRィルタ係数のうちの1つ
を乗算したものの、2つの可能性のあるゼロ以外の強度
のうち1つを表す。π/4DQPSK 符号化信号の強度は、
図2に示されるように0.707または1のどちらかで
ある。ゼロにはどんな値を乗算してもゼロであるので、
ROM ルックアップ・テーブル463は、0.707また
は1にフィルタ衝撃応答関数の可能な計数値のそれぞれ
を乗算した積を含むだけでよい。
【0014】各値がROM ルックアップ・テーブル463
を出ると、同相ALU および累算器466または直角ALU
および累算器467のいずれかに送られる。これらはFI
R フィルタ内の加算機能を実行する。ALU および累算器
の出力は、I/Q DAC および再構築フィルタ468,46
9に送られる。デジタル領域処理のために、ALU および
累算器の出力は再構築フィルタの平滑化動作の利点を受
ける。DAC および再構築フィルタ468,469の出力
は、直角変調器490に進み、ここで信号はRF搬送波上
に変調される。前述のように、被変調信号内のAM成分が
高いピーク対平均値比を生み、電力増幅器効率を強制的
に下げる。
【0015】図5は、通信装置内に実現される好適な実
施例による振幅補償付きデジタル変調器のブロック・シ
ステム図である。ここで図示される通信装置500は無
線電話であるが、テレビジョン,変調器−復調器(モデ
ム),ページャなど他の通信装置も補償付きデジタル変
調器を実現することができる。振幅補償付きデジタル変
調器は、ある所定の目標符号シーケンス内の符号の強度
を増減してピーク対平均値比を小さくする。本実施例に
おいては、エンコーダはπ/4DQPSK エンコーダであ
り、補償は3符号の目標符号シーケンスの中心符号の強
度を0.8だけスケーリングして、被変調信号のピーク
対平均電力比を小さくすることにより実行される。スケ
ーラは、0.8の利得を有する全帯域通過フィルタとす
ることができる。もちろん、この実施例で示されるもの
を他のエンコーダおよび他の補償法で代用することもで
きる。
【0016】マイクロフォン505はアナログ・オーデ
ィオ信号を受信し、音声コーダ506とチャネル・エン
コーダ507がこのオーディオ信号をデジタル領域に変
換する。このデジタルビット・ストリームは、シリアル
であろうとパラレルであろうと、π/4DQPSK エンコー
ダ520に入り、このエンコーダ520が一度に2ビッ
トを、それぞれ8つの可能な位相値のうち1つを有する
I/Q 位相シフト・キーイング・ワードに変換する。好ま
しくは論理ゲートを用いて実現される符号相関装置53
0は、被変調波形のAM包絡線内に過剰な振幅ピークを起
こす符号シーケンスを求めて入力信号を検証する。符号
相関装置は、エンコーダ520に送付された信号も、目
標符号シーケンスに関して符号化された信号も検証する
ことができることに注目されたい。目標符号シーケンス
は、計算またはシミュレーションまたは他の方法を用い
て選択された振幅ピーク閾値を超えることを判定するこ
とができる。目標符号シーケンスの最小長さは1符号で
あり、目標符号シーケンスの長さに上限はない。しか
し、目標符号シーケンスの長さが長くなると、符号相関
装置の実現にはより多くのハードウェアが必要になる。
この例では、目標符号シーケンスは3符号長と選定され
る。
【0017】所定の目標符号シーケンスが検出される
と、符号相関装置530は、選択制御線535を用い
て、符号シーケンス内の少なくとも1つの符号の振幅ス
ケーリングを、スイッチ533,536を用いる増幅器
534,537を通じて指示する。この実施例において
は、目標3符号シーケンスの第2符号の強度は増幅器5
34,537を全帯域通過フィルタとして用いて元の大
きさの0.8に下げる。用途により他のスケーリング値
を用いてもよい。たとえば、モデム用途においては、小
さい符号をスケール・アップすることができる。他の例
においては、ノイズのない通信システムを用いると、
0.5以下の符号のスケーリングを行うことができる。
被変調信号の振幅はπ/4DQPSK 変調においてデータ情
報をもたないので、符号の振幅をスケーリングしても情
報が失われない。所定の目標符号シーケンスが検出され
ない場合は、I/Q 位相シフト・キーイング・ワードがFI
R パルス整形フィルタ564,646をそのまま通過す
る。
【0018】次に、補償された符号と未補償の符号との
混合から導かれる複合I/Q 信号がDAC および再構築フィ
ルタ568,569を通過し、直角変調器590に行っ
てRF変調を受ける。被変調信号はRF電力増幅器595を
用いて増幅され、送受切換器597およびアンテナ59
9を用いて通信チャネルを介して送信される。増幅器5
34,537により行われ符号相関装置530により制
御される振幅補償により、直角変調器590の出力にお
いて被変調信号のピーク対平均電力比が小さくなる。か
くして、RF電力増幅器効率が大きくなり、RF電力増幅器
の価格が下がる。
【0019】通信装置500の受信機部分は図1に示さ
れる受信機部分と同様のものである。アンテナ599が
相補通信装置から被変調信号を受信し、送受切換器59
7が信号をRF受信機514,復調器516,チャネル・
デコーダ517,音声コーダ518およびオーディオ・
スピーカ519に送る。
【0020】図6は、図5に示されるI/Q FIR パルス整
形フィルタ564,565の入力において好適な実施例
による振幅補償を行うπ/4DQPSK デジタル変調器の位
相配座を示す。単位円610上の8つの許容値は、図2
に図示される値とまったく同じである。単位円610上
の値は、図5に示されるFIR パルス整形フィルタ56
4,565に送られる未補償信号を表す。一方で、図5
に示される増幅器534,537からの振幅補償された
信号は、増幅器のスケーリング値に対応する0.8の半
径を有する円620上に存在する。
【0021】図7は、通信装置内に実現される好適な実
施例によるフィルタ補償付きデジタル変調器のブロック
・システム図である。ここでも通信装置700は無線電
話であるが、テレビジョン,モデム,ページャなどでも
よい。図5に示されるように目標符号シーケンス内の1
つ以上の符号に対して振幅補償を行う代わりに、フィル
タ補償付きデジタル変調器は、目標符号シーケンス内の
1つ以上の符号を濾波して、被変調信号のピーク対平均
電力比を小さくする。この例では、エンコーダはπ/4
DQPSK エンコーダであり、補償は3符号の目標符号シー
ケンス内の中心符号を低域濾波することにより行われ
る。もちろん、この例で示されるものを他のエンコーダ
および他の濾波法に置き換えることができる。
【0022】音声コーダ706とチャネル・エンコーダ
707がマイクロフォン705からのアナログ・オーデ
ィオ信号をデジタル信号に変換する。このデジタル信号
は、シリアルにあるいはパラレルにπ/4DQPSK エンコ
ーダ720に送られる。π/4DQPSK エンコーダ720
は、入力ビット・ストリームから一度に2ビットを取
り、これを、前述のエンコーダと同様の位相シフト・キ
ーイングを有するパルス・ストリームに変換する。好ま
しくは論理ゲートを用いて実現される符号相関装置73
0が、エンコーダ720に対する入力あるいは被符号化
信号である1つ以上の2ビット着信デジタル・ワードを
分析して、目標符号シーケンスを認識する。目標符号シ
ーケンスは、被変調波形のAM包絡線内に過剰な振幅ピー
クを生成するものと予め定められたシーケンスを表す。
この例では、符号相関装置は被変調信号内のピーク対平
均電力比に貢献する特定の3符号目標符号シーケンスを
捜す。
【0023】選択制御線735を通る相関装置720の
出力は、スイッチ733,736を制御する。相関器7
30が所定の目標符号シーケンスを検出すると、スイッ
チはエンコーダ720の出力をI/Q 低域通過補償フィル
タ(LPF )734,737に接続する。目標符号シーケ
ンス内の1つ以上の符号を補償濾波することにより、位
相シフト・キーイング信号のピーク値が下がり、これに
よって被変調RF波形のピーク値も下がる。目標符号の位
相は振幅と同様に歪みがあることに注目されたい。ま
た、目標符号シーケンス内の他の符号は補償濾波により
影響を受けることがある。もちろん、補償フィルタの帯
域幅,極および利得は、各用途に合わせることができ
る。相関器730が目標符号シーケンスを検出しない場
合は、エンコーダ720の出力は、LPF 734,747
と同じ遅延を有するI/Q 遅延素子738,739を単純
に通過して、I/Q FIR パルス整形フィルタ764,76
5への入力において信号を同期させる。
【0024】次に、補償された符号と未補償の符号との
混合から導かれる複合I/Q 信号がDAC および再構築フィ
ルタ768,769を通過し、直角変調器790,RF電
力増幅器795,送受切換器797およびアンテナ79
9に進んで、通信チャネルを介して送信される。低域通
過補償フィルタ734,747により行われ符号相関装
置730により制御されるフィルタ補償により、直角変
調器790の出力において被変調信号のピーク対平均電
力比が小さくなる。かくして、RF電力増幅器効率が大き
くなり、RF電力増幅器の価格が下がる。
【0025】通信装置700の受信機部分は図1に示さ
れる受信機部分と同様のものである。アンテナ799が
相補通信装置から被変調信号を受信し、送受切換器79
7が信号をRF受信機714,復調器716,チャネル・
デコーダ717,音声コーダ718およびオーディオ・
スピーカ719に送る。
【0026】図8は、図7に示されるI/Q FIR パルス整
形フィルタ764,764への入力における好適な実施
例によるフィルタ補償付きπ/4DQPSK デジタル変調器
の位相配座を示す。この位相配座は、フィルタ補償によ
り起こる位相と振幅の多少の歪みを示す。図2に示され
る8つの許容(未補償)値の周囲で単位円810上に中
心をもつ多数の許容値が存在する。図7に示されるI/Q
補償フィルタ734,737は、過剰な位相または振幅
の歪みを避けるよう選定されるので、誤差ベクトル強度
(EVM: error vector magnitude )と呼ばれる理想的な
未補償値からの偏差はシステム仕様を超えることはな
い。
【0027】図9は、好適な実施例による補償付きπ/
4DQPSK デジタル変調器内で用いられる有限期間衝撃応
答フィルタのブロック図を示す。単独の同相FIR フィル
タが、図5に示されるスイッチ533,補償増幅器53
4およびFIR パルス整形フィルタ564の切り換え振幅
補償およびパルス整形機能を実行することができる。直
角FIR フィルタは、スイッチ536,補償フィルタ53
7およびFIR パルス整形フィルタ565の切り換え振幅
補償およびパルス整形機能を実行することができる。あ
るいは、1つの同相FIR フィルタが、図7に示されるス
イッチ733,補償フィルタ734,遅延素子738お
よびFIR パルス整形フィルタ764の切り換え補償フィ
ルタおよびパルス整形機能を実行することができ、直角
FIR フィルタがスイッチ736,補償フィルタ737,
遅延素子739およびFIR パルス整形フィルタ765の
切り換え補償フィルタおよびパルス整形機能を実行する
ことができる。この例は、スイッチ,補償装置(振幅補
償の場合もフィルタ補償の場合も)およびFIR パルス整
形フィルタを介して、未補償信号経路および被補償信号
経路に関して4倍のオーバーサンプリングを行う32タ
ップFIR フィルタを示す。
【0028】入力信号が順次に遅延素子9001〜90
31に供給される。未遅延信号は分岐され、回路930
1内に向けられ、加算器970に送られる。第1被遅延
信号は遅延素子9001の後で分岐され、回路9302
内に向けられ、これも加算器970に送られる。この遅
延およびスケーリング手順が遅延素子9002〜903
1と回路9303〜9332を介してさらに30回起こ
り、加算器970の出力に複合信号を生成する。
【0029】各回路9301〜9332は、少なくとも
2つの係数スケーラと、制御バス990により制御され
る選択機構とを備える。例として回路9301をあげる
と、第1係数スケーラ9501は図3に示される値A 1
と同様の未補償フィルタ係数を表す値A 11を備える。
回路9301も第2係数スケーラ9601を備え、これ
は被補償フィルタ係数(振幅補償またはフィルタ補償の
いずれか)を表す値A2を備える。制御バス990によ
り制御される二極スイッチなどの選択機構9401は、
スケーリングされたどの値が加算器970に送られるか
を指示する。加算器970の出力は、補償と未補償の両
方のフィルタ係数を含む複合信号である。
【0030】選択機構9401が2つのスケーリングさ
れた信号のうち1つを選択するために1対の係数スケー
ラ9501,9601の出力に示されるが、代替法とし
て選択機構を1対の係数スケーラの入力まで移動させ、
どの係数スケーラが遅延線から入力を受信するかを判定
することもできる。このとき、両スケーラの出力は加算
器970に送られる。あるいは、別の代替法として、1
対の係数スケーラの入力にあるスイッチと1対の係数ス
ケーラの出力にあるスイッチの2つのスイッチを用いる
こともある。回路9301を種々の他の方法で実現し
て、遅延線信号によりスケーリングされた未補償または
補償されたフィルタ係数を加算器970に提供すること
ができる。また、ゼロ・スタッフィングを用いて4倍オ
ーバーサンプリングを実行し、4個ずつの回路集合93
01〜9304,9305〜9308,...,932
5〜9328,9329〜9332内の4つの選択機構
9401〜9404,9405〜9408,...,9
425〜9428,9429〜9432の各集合を共に
制御することもできる。
【0031】係数スケーラ9501〜9532は、フィ
ルタの所望の未補償衝撃応答に対応する値を有する。係
数スケーラ9601〜9632はフィルタの所望の補償
衝撃応答に対応する値を有する。制御バス990上の3
2の制御信号は、別々に各選択機構9401〜9432
を制御するので、各ビットはフィルタ内を伝播すると未
補償係数スケーラ9501〜9532か、あるいは未補
償係数スケーラ9601〜9632に一貫して接続され
る。このフィルタは、2つの従来のFIR フィルタ(1つ
は未補償、1つは補償)を時間的に挟み込む方法を示
す。しかし、この時間的挟み込みが行われるFIR フィル
タは、図10に示される、より演算集約度の低い別の方
法で実現することができる。
【0032】図10は、好適な実施例による補償付きπ
/4DQPSK デジタル変調器1000のブロック図であ
る。π/4DQPSK エンコーダ1020は、一度に1つの
入力ビットを取り、それを3ビットc[0],c[1],c[2]を有
する位相シフト・キーイング・ワードに変換する。この
ワードは、図6または図8に示される8つの角度のうち
の1つを定義する。入力ビット・ストリームはシリアル
でもパラレルでもよい。符号相関装置1030は、所定
の目標符号シーケンスに関して着信ビットを検査する。
目標符号シーケンスがあると、符号相関装置1030か
らの出力ビットs[0]がその状態を変化させ、特定の符号
が補償されるべきことを示す。補償は振幅補償でもフィ
ルタ補償でもよい。8個の3ビット位相ワードは3x9
シフト・レジスタ1061内に収集され、8個の補償ビ
ットが1x 8シフト・レジスタ1031内に収集され
る。シフト・レジスタ内の8つのカラムを用いて、4倍
オーバーサンプリングを行う32タップFIR フィルタを
構築する。演算集約的である、図9に示される実際のFI
R フィルタを用いてデジタル・ワードの遅延,スケーリ
ングおよび加算を行う代わりに、64位置を含むROM ル
ックアップ・テーブル1063と、I/Q 演算論理ユニッ
ト(ALU )および累算器1066,1067とがFIR フ
ィルタの機能を模倣する。
【0033】シフト・レジスタからの8個のワードのそ
れぞれがROM ルックアップ・テーブル1063に入る
と、テーブルから64個の値のうち1つが検索される。
32個の位置は図4に示されるルックアップ・テーブル
463内の32個の位置と同じであるが、追加の32個
の位置は、2つの可能な非ゼロの位相強度に補償付きパ
ルス整形を行う16個の追加の係数を乗算した値のそれ
ぞれを表す。各スケーリング項がROM ルックアップ・テ
ーブル1063を出ると、同相ALU および累算器106
6または直角ALU および累算器1067のいずれか一方
に送られ、そこでFIR フィルタの加算機能が実行され
る。ALU と累算器1066,1067の出力はI/Q DAC
および反偽信号フィルタ(anti-aliasing filter)10
68,1069に送られる。次にこの信号は、直角変調
器1090に送られ、RF搬送波上に変調される。直角変
調器1090の出力は、被変調信号内のAM成分が小さく
なっており、そのためにピーク対平均値比が下がり、電
力増幅器効率が上がる。さらに、LPF 補償により、一般
的にACP が下がるが、振幅補償では必ずしもACP は下が
らない。
【0034】好適な実施例による補償の実現に最小限の
追加のハードウェアしか必要とされないことに注目され
たい。信号のEVM は、一般に補償により大きくなるが、
振幅補償は、EVM に対してLPF 補償より悪い影響を与え
る。しかし、ROM ルックアップ・テーブル1063に関
して補償係数を賢明に選択すると、システムのEVM がシ
ステム仕様を超えないようにすることができる。
【0035】またデジタル変調器を拡張して、多重レベ
ルの補償を実現することもできる。たとえば、図9に図
示される各回路9301〜9332に追加の係数スケー
ラを足して、N極スイッチが制御バス990の指示に従
って、未補償係数スケーラ,補償−1係数スケーラ,補
償−2係数スケーラ,...,補償−N係数スケーラの
出力の間で選択することもできる。
【0036】かくして補償付きデジタル変調器は、従来
のデジタル変調器の利点を保持して、なおかつ送信機の
寸法と電力消費とを抑え、隣接チャネル電力特性を改善
することができる。補償付きデジタル変調器の特定の構
成部品と機能とが上記に説明されたが、本発明の精神と
範囲内で当業者はこれより少ないあるいは追加の機能を
採用することができる。本発明は添付の請求項によって
のみ制限されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システム内に実現される従来技術のπ/4
DQPSK デジタル変調器のブロック・システム図である。
【図2】I/Q FIR パルス整形フィルタの入力における従
来技術のπ/4DQPSK デジタル変調器の位相配座を示
す。
【図3】従来技術のπ/4DQPSK デジタル変調器に用い
る有限期間衝撃応答フィルタのブロック図である。
【図4】従来技術のπ/4DQPSK デジタル変調器のブロ
ック図である。
【図5】通信装置内に実現される好適な実施例による振
幅補償付きデジタル変調器のブロック・システム図であ
る。
【図6】I/Q FIR パルス整形フィルタの入力における好
適な実施例による振幅補償付きπ/4DQPSK デジタル変
調器の位相配座を示す。
【図7】通信装置内に実現される好適な実施例によるフ
ィルタ補償付きデジタル変調器のブロック・システム図
である。
【図8】I/Q FIR パルス整形フィルタの入力における好
適な実施例によるフィルタ補償付きπ/4DQPSK デジタ
ル変調器の位相配座を示す。
【図9】好適な実施例による補償付きπ/4DQPSK デジ
タル変調器で用いる有限期間衝撃応答フィルタのブロッ
ク図である。
【図10】好適な実施例による補償付きπ/4DQPSK デ
ジタル変調器のブロック図である。
【符号の説明】
700 通信装置 705 マイクロフォン 706,718 音声コーダ 707 チャネル・エンコーダ 714 RF受信機 716 復調器 717 チャネル・デコーダ 719 スピーカ 720 π/4DQPSK エンコーダ 730 符号相関装置 733,736 スイッチ 734,737 補償フィルタ 735 選択制御線 738,739 遅延素子 764,765 I/Q パルス整形フィルタ 768,769 DAC および再構築フィルタ 790 直角変調器 795 RF電力増幅器 797 送受切換器 799 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テリー・エル・フラン アメリカ合衆国イリノイ州ブルーミングデ ール、スターリング・レーン250

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補償付きデジタル変調器であって:入力
    信号を被符号化信号に変換するエンコーダ;前記エンコ
    ーダに結合されて、前記入力信号内の所定の目標符号シ
    ーケンスを識別し、選択信号を生成する符号相関装置;
    前記符号相関装置に結合されて、前記選択信号による指
    示に従い前記被符号化信号の一部分を濾波して複合信号
    を生成する補償回路;前記補償回路に結合されたパルス
    整形フィルタ;および前記パルス整形フィルタに結合さ
    れた変調器;によって構成されることを特徴とする補償
    付きデジタル変調器。
  2. 【請求項2】 前記補償回路が前記被符号化信号の一部
    分の振幅を調整する請求項1記載の補償付きデジタル変
    調器。
  3. 【請求項3】 前記補償回路が前記被符号化信号の一部
    分の位相を調整する請求項1記載の補償付きデジタル変
    調器。
  4. 【請求項4】 前記補償回路が低域通過フィルタによっ
    て構成される請求項1記載の補償付きデジタル変調器。
  5. 【請求項5】 前記補償回路および前記パルス整形フィ
    ルタが単一のフィルタを用いて実現される請求項1記載
    の補償付きデジタル変調器。
  6. 【請求項6】 前記単一フィルタが有限期間衝撃応答フ
    ィルタである請求項5記載の補償付きデジタル変調器。
  7. 【請求項7】 前記有限期間衝撃応答フィルタが:前記
    被符号化信号を記憶する記憶素子;前記記憶素子に結合
    されて、未補償フィルタ係数に符号化信号の強度を乗算
    したものと、補償されたフィルタ係数に被符号化信号の
    強度を乗算したものとを表す値を記憶するメモリ素子;
    および前記メモリ素子に結合されて、前記メモリ素子か
    らの値を加算する加算素子;によって構成される請求項
    6記載の補償付きデジタル変調器。
  8. 【請求項8】 少なくとも第1ビットと第2ビットとを
    有するデジタル信号を受信する第1遅延素子を有する遅
    延線;前記第1遅延素子への入力において、前記遅延線
    に結合され:第1スケーラ;第2スケーラ;および前記
    第1スケーラと前記第2スケーラとの間に結合されて、
    第1制御信号により制御される第1選択機構;によって
    構成される第1回路;前記第1遅延素子への出力におい
    て、前記遅延線に結合され:第3スケーラ;第4スケー
    ラ;および前記第3スケーラと前記第4スケーラとの間
    に結合されて、第2制御信号により制御される第2選択
    機構;によって構成される第2回路;および前記第1回
    路および前記第2回路に結合された加算器であって、前
    記第1制御信号が前記第1選択機構に対して前記第1ス
    ケーラからの前記デジタル信号を前記加算器に結合する
    か、あるいは前記第2スケーラからの前記デジタル信号
    を前記加算器に結合するように指示し、前記第2制御信
    号が前記第2選択機構に対して前記第3スケーラからの
    前記デジタル信号を前記加算器に結合するか、あるいは
    前記第4スケーラからの前記デジタル信号を前記加算器
    に結合するように指示する加算器;によって構成される
    ことを特徴とする有限期間衝撃応答フィルタ。
  9. 【請求項9】 前記遅延線内の前記第1遅延素子の出力
    に結合された第2遅延素子;および前記第2遅延素子の
    出力において前記遅延線に結合された第3回路であっ
    て:第5スケーラ;第6スケーラ;および前記第5スケ
    ーラと前記第6スケーラとの間に結合され、第3制御信
    号により制御される第3選択機構;によってさらに構成
    される有限期間衝撃応答フィルタであって、前記加算器
    が前記第3回路にも結合され、前記第3制御信号が前記
    第3選択機構に対して前記第5スケーラからの前記デジ
    タル信号を前記加算器に結合するか、あるいは前記第6
    スケーラからの前記デジタル信号を前記加算器に結合す
    るように指示する請求項8記載の有限期間衝撃応答フィ
    ルタ。
  10. 【請求項10】 複合信号を変調する方法であって:入
    力信号を被符号化信号に変換する段階;前記入力信号内
    の所定の目標符号シーケンスを識別し、選択信号を生成
    する段階;前記選択信号の指示に従って前記被符号化信
    号の一部分を濾波して、複合信号を生成する段階;およ
    び前記複合信号を変調する段階;によって構成されるこ
    とを特徴とする方法。
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