JPH1023090A - π/4シフトQPSK変調器 - Google Patents
π/4シフトQPSK変調器Info
- Publication number
- JPH1023090A JPH1023090A JP17687396A JP17687396A JPH1023090A JP H1023090 A JPH1023090 A JP H1023090A JP 17687396 A JP17687396 A JP 17687396A JP 17687396 A JP17687396 A JP 17687396A JP H1023090 A JPH1023090 A JP H1023090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mapping
- modulator
- circuit
- transmission data
- differential encoding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 入力されたシリアル送信データをパラレ
ル送信データに変換するS/P変換回路1と、前記パラ
レル送信データを入力として位相平面上の差動符号化用
π/4シフトQPSK変調方式に対応したマッピング点
に相当するIQ信号を生成する差動符号化マッピング回
路2と、この差動符号化マッピング回路の出力を波形整
形するLPF3及び4と、これらのLPFの出力を位相
変調して変調波信号を出力する直交変調器5とを備えた
π/4シフトQPSK変調器において、さらに、前回の
パラレル送信データ及び今回のパラレル送信データに基
づいて前記差動符号化マッピング回路の入力データを出
力するマッピング変換回路6を備えたものである。 【効果】 従来の遅延検波用の差動符号化用π/4シフ
トQPSK変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ
/4シフトQPSK変調器を実現することができる。
ル送信データに変換するS/P変換回路1と、前記パラ
レル送信データを入力として位相平面上の差動符号化用
π/4シフトQPSK変調方式に対応したマッピング点
に相当するIQ信号を生成する差動符号化マッピング回
路2と、この差動符号化マッピング回路の出力を波形整
形するLPF3及び4と、これらのLPFの出力を位相
変調して変調波信号を出力する直交変調器5とを備えた
π/4シフトQPSK変調器において、さらに、前回の
パラレル送信データ及び今回のパラレル送信データに基
づいて前記差動符号化マッピング回路の入力データを出
力するマッピング変換回路6を備えたものである。 【効果】 従来の遅延検波用の差動符号化用π/4シフ
トQPSK変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ
/4シフトQPSK変調器を実現することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車電話、携
帯電話等に代表されるディジタル無線通信装置などに採
用されている絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調
器に関するものである。
帯電話等に代表されるディジタル無線通信装置などに採
用されている絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車電話や携帯電話に代表される移動
体通信では、送信段において高効率の増幅器を用いる必
要があることから、変調方式として包絡線変動の少ない
差動符号化用π/4シフトQPSK(π/4Shifted
Dfferential Quadrature Phase Shift Keying)変
調が多く用いられている。
体通信では、送信段において高効率の増幅器を用いる必
要があることから、変調方式として包絡線変動の少ない
差動符号化用π/4シフトQPSK(π/4Shifted
Dfferential Quadrature Phase Shift Keying)変
調が多く用いられている。
【0003】従来の差動符号化用π/4シフトQPSK
変調器について図5を参照しながら説明する。図5は、
従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変調器の構成
を示すブロック図である。
変調器について図5を参照しながら説明する。図5は、
従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変調器の構成
を示すブロック図である。
【0004】図5において、1はシリアルデータをパラ
レルデータに変換するS/P(Serial/Parallel)変
換回路、2は差動符号化マッピング回路、3は波形整形
用LPF、4は波形整形用LPF、5は直交変調器であ
る。
レルデータに変換するS/P(Serial/Parallel)変
換回路、2は差動符号化マッピング回路、3は波形整形
用LPF、4は波形整形用LPF、5は直交変調器であ
る。
【0005】つぎに、従来の差動符号化用π/4シフト
QPSK変調器の動作について説明する。
QPSK変調器の動作について説明する。
【0006】送信されるシリアル2進データは、図5に
示すように、S/P変換回路1によって2ビットパラレ
ルデータX、Yに分離される。分離されたX、Yデータ
は、差動符号化マッピング回路2によって位相平面上の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調方式に対応した
点にマッピングされる。
示すように、S/P変換回路1によって2ビットパラレ
ルデータX、Yに分離される。分離されたX、Yデータ
は、差動符号化マッピング回路2によって位相平面上の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調方式に対応した
点にマッピングされる。
【0007】この差動符号化マッピング回路2からはマ
ッピング点に相当したIch信号、Qch信号が出力さ
れ、それぞれ波形整形用LPF3、4により帯域制限さ
れた後に、直交変調器5によって位相変調が行われ変調
波信号として出力される。
ッピング点に相当したIch信号、Qch信号が出力さ
れ、それぞれ波形整形用LPF3、4により帯域制限さ
れた後に、直交変調器5によって位相変調が行われ変調
波信号として出力される。
【0008】従来の移動体通信では地上系が主だった為
に、復調方式として遅延検波を用いたシステムが多かっ
た。最近では、人工衛星を使った移動体通信が実用化さ
れつつあり、電界強度やC/Nが低い回線においても高
品質なデータ伝送が要求されている。
に、復調方式として遅延検波を用いたシステムが多かっ
た。最近では、人工衛星を使った移動体通信が実用化さ
れつつあり、電界強度やC/Nが低い回線においても高
品質なデータ伝送が要求されている。
【0009】このため、遅延検波よりも劣化量の少ない
絶対同期検波を用いたシステムが出てくることになる
が、このような復調システムでは送信側に絶対同期検波
に対応したπ/4シフトQPSK変調器が必要であっ
た。
絶対同期検波を用いたシステムが出てくることになる
が、このような復調システムでは送信側に絶対同期検波
に対応したπ/4シフトQPSK変調器が必要であっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変調
器と、絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調器とで
は、そのマッピングの仕方が異なるという問題点があっ
た。
たような従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変調
器と、絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調器とで
は、そのマッピングの仕方が異なるという問題点があっ
た。
【0011】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、これまで多く用いられてきた遅延
検波用の差動符号化用π/4シフトQPSK変調器を用
いて、容易に絶対同期検波用の変調器を実現することが
できるπ/4シフトQPSK変調器を得ることを目的と
する。
めになされたもので、これまで多く用いられてきた遅延
検波用の差動符号化用π/4シフトQPSK変調器を用
いて、容易に絶対同期検波用の変調器を実現することが
できるπ/4シフトQPSK変調器を得ることを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るπ/4シ
フトQPSK変調器は、入力されたシリアル送信データ
をパラレル送信データに変換するS/P変換回路と、前
記パラレル送信データを入力として位相平面上の差動符
号化用π/4シフトQPSK変調方式に対応したマッピ
ング点に相当するIQ信号を生成する差動符号化マッピ
ング回路と、この差動符号化マッピング回路の出力を波
形整形するフィルタと、このフィルタの出力を位相変調
して変調波信号を出力する直交変調器とを備えたπ/4
シフトQPSK変調器において、さらに、前回のパラレ
ル送信データ及び今回のパラレル送信データに基づいて
前記差動符号化マッピング回路の入力データを出力する
マッピング変換回路を備えたものである。
フトQPSK変調器は、入力されたシリアル送信データ
をパラレル送信データに変換するS/P変換回路と、前
記パラレル送信データを入力として位相平面上の差動符
号化用π/4シフトQPSK変調方式に対応したマッピ
ング点に相当するIQ信号を生成する差動符号化マッピ
ング回路と、この差動符号化マッピング回路の出力を波
形整形するフィルタと、このフィルタの出力を位相変調
して変調波信号を出力する直交変調器とを備えたπ/4
シフトQPSK変調器において、さらに、前回のパラレ
ル送信データ及び今回のパラレル送信データに基づいて
前記差動符号化マッピング回路の入力データを出力する
マッピング変換回路を備えたものである。
【0013】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、前記マッピング変換回路が、前記パラレル
送信データを絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調
したときに位相平面上のとるべきマッピング点を、前記
差動符号化用マッピング回路においてマッピングさせる
ための2進データを生成するものである。
K変調器は、前記マッピング変換回路が、前記パラレル
送信データを絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調
したときに位相平面上のとるべきマッピング点を、前記
差動符号化用マッピング回路においてマッピングさせる
ための2進データを生成するものである。
【0014】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、さらに、前記S/P変換回路又は前記マッ
ピング変換回路と前記差動符号化マッピング回路とを切
り替えて接続する切替手段を備えたものである。
K変調器は、さらに、前記S/P変換回路又は前記マッ
ピング変換回路と前記差動符号化マッピング回路とを切
り替えて接続する切替手段を備えたものである。
【0015】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、前記S/P変換回路、前記マッピング変換
回路、前記差動符号化マッピング回路、及び前記フィル
タの機能をディジタル信号で処理するものである。
K変調器は、前記S/P変換回路、前記マッピング変換
回路、前記差動符号化マッピング回路、及び前記フィル
タの機能をディジタル信号で処理するものである。
【0016】さらに、この発明に係るπ/4シフトQP
SK変調器は、前記S/P変換回路、前記マッピング変
換回路、前記差動符号化マッピング回路、前記フィル
タ、及び前記切替手段の機能をディジタル信号で処理す
るものである。
SK変調器は、前記S/P変換回路、前記マッピング変
換回路、前記差動符号化マッピング回路、前記フィル
タ、及び前記切替手段の機能をディジタル信号で処理す
るものである。
【0017】
実施の形態1.上記目的を達成するために、この実施の
形態1では、差動符号化用マッピング回路の前段にマッ
ピング変換回路を付加することで絶対同期検波用のπ/
4シフトQPSK変調器を実現するものである。
形態1では、差動符号化用マッピング回路の前段にマッ
ピング変換回路を付加することで絶対同期検波用のπ/
4シフトQPSK変調器を実現するものである。
【0018】この発明の実施の形態1について図1及び
図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施
の形態1の構成を示すブロック図である。また、図2
は、この発明の実施の形態1のマッピング変換回路のデ
ータ変換テーブルを示す図である。なお、各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施
の形態1の構成を示すブロック図である。また、図2
は、この発明の実施の形態1のマッピング変換回路のデ
ータ変換テーブルを示す図である。なお、各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
【0019】図1において、1はシリアルデータをパラ
レルデータに変換するS/P変換回路、2は差動符号化
マッピング回路、3は波形整形用LPF、4は波形整形
用LPF、5は直交変調器である。また、6はS/P変
換回路1と差動符号化マッピング回路2の間に挿入され
たマッピング変換回路である。
レルデータに変換するS/P変換回路、2は差動符号化
マッピング回路、3は波形整形用LPF、4は波形整形
用LPF、5は直交変調器である。また、6はS/P変
換回路1と差動符号化マッピング回路2の間に挿入され
たマッピング変換回路である。
【0020】マッピング変換回路6は、送信データを絶
対同期検波用π/4シフトQPSK変調したときに位相
平面上のとるべきマッピング点を、差動符号化用マッピ
ング回路2においてマッピングさせるための2進データ
を生成するものであり、この2進データを差動符号化用
マッピング回路2に入力することで絶対同期検波用π/
4シフトQPSK変調器を実現することができる。
対同期検波用π/4シフトQPSK変調したときに位相
平面上のとるべきマッピング点を、差動符号化用マッピ
ング回路2においてマッピングさせるための2進データ
を生成するものであり、この2進データを差動符号化用
マッピング回路2に入力することで絶対同期検波用π/
4シフトQPSK変調器を実現することができる。
【0021】図1において、送信データは、S/P変換
回路1によって、2ビットパラレルデータX、Yに変換
される。次に、この2ビットパラレルデータX、Yは、
マッピング変換回路6によって、前回の送信データと今
回の送信データとから図2に示すデータ変換テーブルに
従いデータを変換する。
回路1によって、2ビットパラレルデータX、Yに変換
される。次に、この2ビットパラレルデータX、Yは、
マッピング変換回路6によって、前回の送信データと今
回の送信データとから図2に示すデータ変換テーブルに
従いデータを変換する。
【0022】つまり、例えば、図2に示すように、前回
の送信データ(XY)が「00」のときに、今回の送信
データ(XY)K+1が「00」のときは、変換データ
(XMYM)は「00」となる。この変換データ(X
MYM)は、差動符号化マッピング回路2の入力データで
ある。ちなみに、このときの位相遷移角(△φK)は、
+π/4である。
の送信データ(XY)が「00」のときに、今回の送信
データ(XY)K+1が「00」のときは、変換データ
(XMYM)は「00」となる。この変換データ(X
MYM)は、差動符号化マッピング回路2の入力データで
ある。ちなみに、このときの位相遷移角(△φK)は、
+π/4である。
【0023】また、例えば、図2に示すように、前回の
送信データ(XY)が「01」のときに、今回の送信デ
ータ(XY)K+1が「01」のときは、変換データ(XM
YM)は「00」となる。ちなみに、このときの位相遷
移角(△φK)は、+π/4である。
送信データ(XY)が「01」のときに、今回の送信デ
ータ(XY)K+1が「01」のときは、変換データ(XM
YM)は「00」となる。ちなみに、このときの位相遷
移角(△φK)は、+π/4である。
【0024】また、例えば、図2に示すように、前回の
送信データ(XY)が「10」のときに、今回の送信デ
ータ(XY)K+1が「10」のときは、変換データ(XM
YM)は「00」となる。ちなみに、このときの位相遷
移角(△φK)は、+π/4である。
送信データ(XY)が「10」のときに、今回の送信デ
ータ(XY)K+1が「10」のときは、変換データ(XM
YM)は「00」となる。ちなみに、このときの位相遷
移角(△φK)は、+π/4である。
【0025】さらに、例えば、図2に示すように、前回
の送信データ(XY)が「11」のときに、今回の送信
データ(XY)K+1が「11」のときは、変換データ
(XMYM)は「00」となる。ちなみに、このときの位
相遷移角(△φK)は、+π/4である。
の送信データ(XY)が「11」のときに、今回の送信
データ(XY)K+1が「11」のときは、変換データ
(XMYM)は「00」となる。ちなみに、このときの位
相遷移角(△φK)は、+π/4である。
【0026】この変換データ(XMYM)は、差動符号化
マッピング回路2によって、マッピングされマッピング
点に相当するIch信号、Qch信号が出力される。さ
らに、Ich信号、Qch信号はそれぞれ波形整形用の
LPF3及び4を通過し、直交変調器5によって位相変
調され、絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調信号
として出力される。
マッピング回路2によって、マッピングされマッピング
点に相当するIch信号、Qch信号が出力される。さ
らに、Ich信号、Qch信号はそれぞれ波形整形用の
LPF3及び4を通過し、直交変調器5によって位相変
調され、絶対同期検波用π/4シフトQPSK変調信号
として出力される。
【0027】すなわち、この実施の形態1によれば、送
信データ(XY)を絶対同期検波用π/4シフトQPS
K変調するには、マッピング変換データ(XMYM)を差
動符号化用π/4シフトQPSK変調すればよいことに
なる。
信データ(XY)を絶対同期検波用π/4シフトQPS
K変調するには、マッピング変換データ(XMYM)を差
動符号化用π/4シフトQPSK変調すればよいことに
なる。
【0028】この実施の形態1は、シリアル送信データ
をパラレルデータX、Y(Ich、Qch送信データ)
に変換するS/P変換器1と、Ich送信データ、Qc
h送信データをマッピング変換するマッピング変換回路
6と、マッピング変換されたデータ(XMYM)から位相
平面上のマッピング点に相当するIchアナログ信号
と、Qchアナログ信号を生成する差動符号化マッピン
グ回路2と、Ichアナログ信号と、Qchアナログ信
号を波形整形を行うためのフィルタ(LPF)3及び4
と、位相変調を行うための直交変調器5とによって構成
される。
をパラレルデータX、Y(Ich、Qch送信データ)
に変換するS/P変換器1と、Ich送信データ、Qc
h送信データをマッピング変換するマッピング変換回路
6と、マッピング変換されたデータ(XMYM)から位相
平面上のマッピング点に相当するIchアナログ信号
と、Qchアナログ信号を生成する差動符号化マッピン
グ回路2と、Ichアナログ信号と、Qchアナログ信
号を波形整形を行うためのフィルタ(LPF)3及び4
と、位相変調を行うための直交変調器5とによって構成
される。
【0029】これまでに、差動符号化用π/4シフトQ
PSK変調器を実現したハードウェア若しくはLSI等
は開発されており、マッピング変換処理をDSP(Dig
italSignal Processor)あるいはロジック回路により
行うことで容易に絶対同期検波用π/4シフトQPSK
変調器を実現することができる。
PSK変調器を実現したハードウェア若しくはLSI等
は開発されており、マッピング変換処理をDSP(Dig
italSignal Processor)あるいはロジック回路により
行うことで容易に絶対同期検波用π/4シフトQPSK
変調器を実現することができる。
【0030】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
ついて図3を参照しながら説明する。図3は、この発明
の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
ついて図3を参照しながら説明する。図3は、この発明
の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【0031】図3において、1はシリアルデータをパラ
レルデータに変換するS/P変換回路、2は差動符号化
マッピング回路、3は波形整形用LPF、4は波形整形
用LPF、5は直交変調器である。また、6はS/P変
換回路1と差動符号化マッピング回路2の間に挿入され
たマッピング変換回路、7はセレクタである。
レルデータに変換するS/P変換回路、2は差動符号化
マッピング回路、3は波形整形用LPF、4は波形整形
用LPF、5は直交変調器である。また、6はS/P変
換回路1と差動符号化マッピング回路2の間に挿入され
たマッピング変換回路、7はセレクタである。
【0032】上記実施の形態1では差動符号化用π/4
シフトQPSK変調器にマッピング変換回路6を付加す
ることによって絶対同期検波用π/4シフトQPSK変
調器を構成したが、差動符号化マッピング回路2の入力
を、図3に示すように、セレクタ7を用いて切り替える
ことで、差動符号化用若しくは絶対同期検波用のいずれ
にも対応したπ/4シフトQPSK変調器を実現するこ
とができる。なお、切替手段としてセレクタ7を用いた
例を説明したが、スイッチ回路等の切替機能を有する回
路等でもよい。
シフトQPSK変調器にマッピング変換回路6を付加す
ることによって絶対同期検波用π/4シフトQPSK変
調器を構成したが、差動符号化マッピング回路2の入力
を、図3に示すように、セレクタ7を用いて切り替える
ことで、差動符号化用若しくは絶対同期検波用のいずれ
にも対応したπ/4シフトQPSK変調器を実現するこ
とができる。なお、切替手段としてセレクタ7を用いた
例を説明したが、スイッチ回路等の切替機能を有する回
路等でもよい。
【0033】すなわち、この実施の形態2は、上記実施
の形態1において、差動符号化マッピング回路2の入力
データをマッピング変換データ(XMYM)、あるいは2
ビットパラレルデータ(XY)のいずれかにセレクタ7
によりスイッチングして切り替えることで、差動符号化
用、及び絶対同期検波用のいずれにも対応可能なもので
ある。
の形態1において、差動符号化マッピング回路2の入力
データをマッピング変換データ(XMYM)、あるいは2
ビットパラレルデータ(XY)のいずれかにセレクタ7
によりスイッチングして切り替えることで、差動符号化
用、及び絶対同期検波用のいずれにも対応可能なもので
ある。
【0034】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
ついて図4を参照しながら説明する。図4は、この発明
の実施の形態3の構成を示すブロック図である。
ついて図4を参照しながら説明する。図4は、この発明
の実施の形態3の構成を示すブロック図である。
【0035】図4において、5は直交変調器である。ま
た、8はディジタル信号処理装置、9はD/A変換器、
10はD/A変換器、11はスムーズング用LPF、1
2はスムーズング用LPFである。
た、8はディジタル信号処理装置、9はD/A変換器、
10はD/A変換器、11はスムーズング用LPF、1
2はスムーズング用LPFである。
【0036】この実施の形態3では、上記実施の形態1
及び2において示したS/P変換回路1、マッピング変
換回路6、差動符号化マッピング回路2、波形整形用L
PF3及び4、並びにセレクタ7の一部、あるいは全て
をDSP若しくはゲートアレイを用いたディジタル信号
処理装置8により実現することができる。
及び2において示したS/P変換回路1、マッピング変
換回路6、差動符号化マッピング回路2、波形整形用L
PF3及び4、並びにセレクタ7の一部、あるいは全て
をDSP若しくはゲートアレイを用いたディジタル信号
処理装置8により実現することができる。
【0037】図4において、ディジタル信号処理装置8
により生成されたπ/4シフトQPSKのベースバンド
信号ID、QDは、それぞれD/A変換器9及び10によ
りアナログベースバンド信号に変換される。さらに、ス
ムーズング用LPF11及び12により高調波成分が除
去されたベースバンド信号は、直交変調器5により直交
変調されてπ/4シフトQPSK変調波信号となる。
により生成されたπ/4シフトQPSKのベースバンド
信号ID、QDは、それぞれD/A変換器9及び10によ
りアナログベースバンド信号に変換される。さらに、ス
ムーズング用LPF11及び12により高調波成分が除
去されたベースバンド信号は、直交変調器5により直交
変調されてπ/4シフトQPSK変調波信号となる。
【0038】すなわち、この実施の形態3は、上記実施
の形態1及び2におけるS/P変換回路1、マッピング
変換回路6、差動符号化マッピング回路2、波形整形用
LPF3及び4等をDSPを用いたディジタル信号処理
で実現したものである。
の形態1及び2におけるS/P変換回路1、マッピング
変換回路6、差動符号化マッピング回路2、波形整形用
LPF3及び4等をDSPを用いたディジタル信号処理
で実現したものである。
【0039】
【発明の効果】この発明に係るπ/4シフトQPSK変
調器は、以上説明したとおり、入力されたシリアル送信
データをパラレル送信データに変換するS/P変換回路
と、前記パラレル送信データを入力として位相平面上の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調方式に対応した
マッピング点に相当するIQ信号を生成する差動符号化
マッピング回路と、この差動符号化マッピング回路の出
力を波形整形するフィルタと、このフィルタの出力を位
相変調して変調波信号を出力する直交変調器とを備えた
π/4シフトQPSK変調器において、さらに、前回の
パラレル送信データ及び今回のパラレル送信データに基
づいて前記差動符号化マッピング回路の入力データを出
力するマッピング変換回路を備えたので、遅延検波用の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調器を用いて、容
易に絶対同期検波用のπ/4シフトQPSK変調器を実
現することができるという効果を奏する。
調器は、以上説明したとおり、入力されたシリアル送信
データをパラレル送信データに変換するS/P変換回路
と、前記パラレル送信データを入力として位相平面上の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調方式に対応した
マッピング点に相当するIQ信号を生成する差動符号化
マッピング回路と、この差動符号化マッピング回路の出
力を波形整形するフィルタと、このフィルタの出力を位
相変調して変調波信号を出力する直交変調器とを備えた
π/4シフトQPSK変調器において、さらに、前回の
パラレル送信データ及び今回のパラレル送信データに基
づいて前記差動符号化マッピング回路の入力データを出
力するマッピング変換回路を備えたので、遅延検波用の
差動符号化用π/4シフトQPSK変調器を用いて、容
易に絶対同期検波用のπ/4シフトQPSK変調器を実
現することができるという効果を奏する。
【0040】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、以上説明したとおり、前記マッピング変換
回路が、前記パラレル送信データを絶対同期検波用π/
4シフトQPSK変調したときに位相平面上のとるべき
マッピング点を、前記差動符号化用マッピング回路にお
いてマッピングさせるための2進データを生成するの
で、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQPSK変
調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4シフトQ
PSK変調器を実現することができるという効果を奏す
る。
K変調器は、以上説明したとおり、前記マッピング変換
回路が、前記パラレル送信データを絶対同期検波用π/
4シフトQPSK変調したときに位相平面上のとるべき
マッピング点を、前記差動符号化用マッピング回路にお
いてマッピングさせるための2進データを生成するの
で、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQPSK変
調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4シフトQ
PSK変調器を実現することができるという効果を奏す
る。
【0041】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、以上説明したとおり、さらに、前記S/P
変換回路又は前記マッピング変換回路と前記差動符号化
マッピング回路とを切り替えて接続する切替手段を備え
たので、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQPS
K変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4シフ
トQPSK変調器を実現することができるという効果を
奏する。
K変調器は、以上説明したとおり、さらに、前記S/P
変換回路又は前記マッピング変換回路と前記差動符号化
マッピング回路とを切り替えて接続する切替手段を備え
たので、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQPS
K変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4シフ
トQPSK変調器を実現することができるという効果を
奏する。
【0042】また、この発明に係るπ/4シフトQPS
K変調器は、以上説明したとおり、前記S/P変換回
路、前記マッピング変換回路、前記差動符号化マッピン
グ回路、及び前記フィルタの機能をディジタル信号で処
理するので、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQ
PSK変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4
シフトQPSK変調器を実現することができるという効
果を奏する。
K変調器は、以上説明したとおり、前記S/P変換回
路、前記マッピング変換回路、前記差動符号化マッピン
グ回路、及び前記フィルタの機能をディジタル信号で処
理するので、遅延検波用の差動符号化用π/4シフトQ
PSK変調器を用いて、容易に絶対同期検波用のπ/4
シフトQPSK変調器を実現することができるという効
果を奏する。
【0043】さらに、この発明に係るπ/4シフトQP
SK変調器は、以上説明したとおり、前記S/P変換回
路、前記マッピング変換回路、前記差動符号化マッピン
グ回路、前記フィルタ、及び前記切替手段の機能をディ
ジタル信号で処理するので、遅延検波用の差動符号化用
π/4シフトQPSK変調器を用いて、容易に絶対同期
検波用のπ/4シフトQPSK変調器を実現することが
できるという効果を奏する。
SK変調器は、以上説明したとおり、前記S/P変換回
路、前記マッピング変換回路、前記差動符号化マッピン
グ回路、前記フィルタ、及び前記切替手段の機能をディ
ジタル信号で処理するので、遅延検波用の差動符号化用
π/4シフトQPSK変調器を用いて、容易に絶対同期
検波用のπ/4シフトQPSK変調器を実現することが
できるという効果を奏する。
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のデータ変換テーブ
ルを示す図である。
ルを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】 従来の差動符号化用π/4シフトQPSK変
調器の構成を示すブロック図である。
調器の構成を示すブロック図である。
1 S/P変換回路、2 差動符号化マッピング回路、
3 波形整形用LPF、4 波形整形用LPF、5 直
交変調器、6 マッピング変換回路、7 セレクタ。
3 波形整形用LPF、4 波形整形用LPF、5 直
交変調器、6 マッピング変換回路、7 セレクタ。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力されたシリアル送信データをパラレ
ル送信データに変換するS/P変換回路と、前記パラレ
ル送信データを入力として位相平面上の差動符号化用π
/4シフトQPSK変調方式に対応したマッピング点に
相当するIQ信号を生成する差動符号化マッピング回路
と、この差動符号化マッピング回路の出力を波形整形す
るフィルタと、このフィルタの出力を位相変調して変調
波信号を出力する直交変調器とを備えたπ/4シフトQ
PSK変調器において、 さらに、前回のパラレル送信データ及び今回のパラレル
送信データに基づいて前記差動符号化マッピング回路の
入力データを出力するマッピング変換回路を備えたこと
を特徴とするπ/4シフトQPSK変調器。 - 【請求項2】 前記マッピング変換回路は、前記パラレ
ル送信データを絶対同期検波用π/4シフトQPSK変
調したときに位相平面上のとるべきマッピング点を、前
記差動符号化用マッピング回路においてマッピングさせ
るための2進データを生成することを特徴とする請求項
1記載のπ/4シフトQPSK変調器。 - 【請求項3】 さらに、前記S/P変換回路又は前記マ
ッピング変換回路と前記差動符号化マッピング回路とを
切り替えて接続する切替手段を備えたことを特徴とする
請求項1又は2記載のπ/4シフトQPSK変調器。 - 【請求項4】 前記S/P変換回路、前記マッピング変
換回路、前記差動符号化マッピング回路、及び前記フィ
ルタの機能をディジタル信号で処理することを特徴とす
る請求項1又は2記載のπ/4シフトQPSK変調器。 - 【請求項5】 前記S/P変換回路、前記マッピング変
換回路、前記差動符号化マッピング回路、前記フィル
タ、及び前記切替手段の機能をディジタル信号で処理す
ることを特徴とする請求項3記載のπ/4シフトQPS
K変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687396A JP3259001B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | π/4シフトQPSK変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687396A JP3259001B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | π/4シフトQPSK変調器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1023090A true JPH1023090A (ja) | 1998-01-23 |
JP3259001B2 JP3259001B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=16021284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17687396A Expired - Fee Related JP3259001B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | π/4シフトQPSK変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3259001B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17687396A patent/JP3259001B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3259001B2 (ja) | 2002-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5757858A (en) | Dual-mode digital FM communication system | |
AU712195B2 (en) | Spread spectrum communications system | |
US5930299A (en) | Digital modulator with compensation and method therefor | |
EP0716526B1 (en) | Method of producing modulating waveforms with constant envelope | |
GB2277010A (en) | Generation and demodulation of modulated carrier signals | |
JPH05508282A (ja) | デジタル変調回路 | |
EP0909067A1 (en) | Modulator and modulation method | |
US5844943A (en) | Method and converter for converting rectangular signals to phase signals | |
US6091781A (en) | Single sideband transmission of QPSK, QAM and other signals | |
JPH0270136A (ja) | 直接拡散変調装置 | |
JP3601713B2 (ja) | 通信システムおよびそれに用いる受信機 | |
JP2728114B2 (ja) | Fm変調回路 | |
JPH0884165A (ja) | π/4−DQPSK位相状態エンコーダ/デコーダ、およびπ/4−DQPSK送信器、およびπ/4−DQPSK受信器、およびπ/4−DQPSK送受信システム | |
US6101225A (en) | Method and apparatus for performing a modulation | |
JP3259001B2 (ja) | π/4シフトQPSK変調器 | |
JPH0831886B2 (ja) | 送信装置 | |
US5077757A (en) | System for synthesizing a modulated signal | |
CA1178665A (en) | Method and apparatus for converting binary information into a high density single-side band signal | |
JPH06311507A (ja) | 差動符号化4分位相遷移変調方法及びその装置 | |
WO2002060146A1 (en) | Method of implementing modulation and modulator | |
JP2998625B2 (ja) | デジタル/アナログ共用変調器 | |
JPH11168518A (ja) | 一定振幅変調器 | |
JP2002300224A (ja) | 受信装置 | |
JPH05304542A (ja) | 復調方法及び復調器 | |
EP1213889A1 (en) | Waveform generator for use in quadrature modulation (I/Q) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |