JP2000501636A - 低衝撃歩行シミュレーション装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ベース（５６）を含む歩行動作を模する運動装置である。４つのリンク機構（７５、７７、７８、８０）が、ベースに接続されるアプライト（５８、６０）に固定される間隔をおいて位置づけられる前方支持部（８４）および後方支持部（７４）から、２つの独立して揺動可能な並んだ足部プラットホームを支持する。前方支持部および後方支持部は、実質的に人の足の揺動の長さに一致するよう、足部プラットホームに関して位置づけられる。前方支持部と後方支持部との間の距離は、足部プラットホーム上の前方ピボットと後方ピボットとの間の距離よりも短い。外向きに延びるハンドル（７８、８０）は、足部プラットホームと一体であり、足部プラットホームの間の距離よりも離して位置づけられる。各足部プラットホームの後部はその前部に関し若干高くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】 低衝撃歩行シミュレーション装置 関連特許および出願との相互参照 本願は、１９９５年１２月１４日提出の現在は放棄された連続番号第０８／５ ７２，６３８号の一部継続出願である。 発明の背景および先行技術 この発明は一般に、運動器具に関し、より特定的には激しい歩行を含む自然な 歩行運動全般を模する低衝撃運動装置に関する。これはまた、上半身のトレーニ ングを行なうために有用な歩行運動装置に関する。 先行技術は、ほとんど誰でも行なうことができる筋肉への圧力が少ない運動の 一形態である歩行を模する多数の運動装置を含む。歩行によって達成可能な有益 な効果は、費やされる努力に比例する。よく知られている踏み車式運動機がこの ような装置の例である。 使用者の膝および足への衝撃が低いかまたは最小限であるさまざまな運動装置 が近年一般的になってきた。このような装置は一般に何らかの有酸素効果を与え る一方、しばしばユーザの足を極めて不自然な膝が固定された位置に拘束する。 このような装置においては、ユーザは揺動可能に装着されたプラットホーム上に 立ち、このプラットホームは安全上の理由から両プラットホームが同時に同一方 向に動くのを防ぐためインターロックされている。このインターロックによって ユーザが危険な位置に置かれる危険性が減じられる一方で、ユーザの腕および足 の動きを不自然に拘束し長い自然で激しい歩行運動を妨げる。 直接または間接的に足部プラットホームに連結されるハンドルが、ユーザのバ ランス維持を補助する。それでもやはり、足と腕の運動が組合されているため、 装置で自然な歩行運動を模することはまれである。踏み車は歩行を模する一方、 ユーザの身体、特に膝および足に衝撃荷重を与える。多くのユーザにとっては、 この衝撃荷重は不所望のものであり有害でさえあるだろう。 先行技術はまた、クロスカントリースキーヤーの身体の動きを模することを企 図するいくつかのいわゆるクロスカントリースキー機器を含む。このような機器 はユーザに対し極めて体力を要する低衝撃トレーニングを提供できるが、習熟す るのが難しく、このスポーツ自体と同様のある程度のユーザの技術およびバラン スが必要である。 先行技術による装置は、通常、ユーザがバランスを失った危険な位置にくるの を防止するため、運動範囲を小さな安全圏に限定する。これらの装置においては 可能な運動が限定されているため、激しい歩行運動はもちろん長い自然な歩行運 動もできず、上半身のトレーニングのために必要な腕への大きな体重移動も全く できない。 この発明の運動装置により、歩行運動全般が極めて完全に模され、一方ユーザ の身体への衝撃は事実上なくなる。重要な点は、単に歩行運動を加速し歩幅を広 げることによって、まさに激しく歩行するときできるように、経験される有酸素 効果を容易に制御できることである。しかし、歩行とは異なり、この発明の装置 によれば、ユーザはバランスまたは制御を失うことなく、後方および前方に身体 を傾けることができ、腕に大きく体重を移動できる。これによって、有酸素効果 が増大し上半身のトレーニングが可能になるだけでなく、鍛えられる筋肉群の幅 が広がる。 この発明の装置は極めて快適で学習および使用が容易であり、最も未熟なユー ザにでさえつりあいのとれた安定した感覚を与える。またさまざまな体力および 敏捷さを持つユーザに容易に対処する。さらには、爪先立ちになったり、膝をつ いたりまたはハンドルの異なった部分を掴むことによって、異なった筋肉を鍛え られるであろう。ハンドルは自然な態様で足部プラットホームと一体に運動し、 ハンドル間または足部プラットホーム間の連結または相互接続を全く必要とせず 、これらは独立して揺動可能である。 発明の目的 この発明の主な目的は、自然なかつ激しい歩行を模する低衝撃運動装置を提供 することである。 この発明の他の目的は、歩行を模し、安全な上半身のトレーニングを可能にす る新規の運動装置を提供することである。 この発明のさらなる目的は、安全で快適かつ学習および使用が容易な低衝撃歩 行運動装置を提供することである。 図面の簡単な説明 この発明のこれらのおよび他の目的および利点は、図面に関連する以下の説明 を読むと明らかになるであろう。 図１は、この発明の運動装置の一実施形態の側面図である。 図２は、この運動装置の拡大側面図である。 図３は、この運動装置の拡大正面図である。 図４は、図３に示す運動装置の平面図である。 図５は、図４の線５−５に沿った拡大部分断面図である。 図６は、図５の構造の端面図である。 図７は、この運動装置の別バージョンの斜視図である。 図８は、長い歩行位置を図示する、図７の運動装置の縮小側面図である。 図９は、図８に示す運動装置の正面図である。 図１０は、図９の線１０−１０に沿った拡大部分断面図である。 好ましい実施例の説明 一般的におよび特定的に図１から図４を参照し、この発明の歩行装置１０の一 実施形態で運動するユーザが図示される。ほぼ方形のベース１２は、側部部材１ ２ａおよび１２ｂ、前方部材１２ｃならびに後方部材１２ｄを含む。この側部部 材１２ａおよび１２ｂは、４つの垂直アプライト１４、１５、１６および１７に 係合しこれらを横方向から支持する短い突出部１２ｅを含む。フレーム部材は管 形の鋼から作成され、部材間のさまざまな接合部が好ましくは溶接される。突出 部１２ｅは、出荷の便宜のためフレームを部分的に解体できるように設けられて いる。 前方ヒンジ軸を規定する１対の前方支持ヒンジ管３６および３７が、アプライ トの頂部または端部に好ましくは溶接によって固定される端部リングによって支 持される。このように、前方ヒンジ軸は、それぞれアプライト１４および１５の 端部に固定される端部リング１８および１９により規定される。同様に、後方ヒ ンジ軸を規定する１対の後方支持ヒンジ管３８および３９が、それぞれアプライ ト１６および１７（図示せず）の端部に固定される端部リング２０および２１に より支持される。 １対の平らなほぼ矩形の剛性足部プラットホーム２６および２７が、それぞれ １対のリンク機構により前方および後方支持ヒンジ管から懸垂する。右足部プラ ットホーム２６は、右前方リンク機構２２に係合するピボットピン２８によって その前方でおよび、右後方リンク機構２４に係合するピボットピン３０によって その後方で旋回可能に支持される。同様に、左足部プラットホーム２７の前方部 は、ピボットピン２９によって左前方リンク機構２３と係合し、プラットホーム の後方部は、ピボットピン３１によって左後方リンク機構２５に係合する。前方 リンク機構２２および２３は外側に向けて湾曲し、膝を曲げて長く激しい歩行を 行なうことによって精力的に運動するユーザのための膝部クリアランスを設ける 。後方リンク機構２４および２５も同様に外側に向かって湾曲し、腰部の揺動運 動に干渉することなくこれを可能にする。１対のハンドル３４および３５が運動 装置１０の前部からある角度で外向きにおよび上方へ延び、１対の足止め３０お よび３１が、それぞれ足部プラットホーム２６および２７の前方端部近くでその 頂部に固定される。 特に図３および図４を参照すると、ハンドル３４および３５が１対の前方支持 ヒンジ管３６および３７に取付けられているのがわかり、これらはそれぞれ前方 リンク機構２２および２３に取付けられている。ヒンジ管３６および３７は、端 部リング１８と１９との間に延びる（図５および図６に示す）前方軸受管４０上 に回転可能に装着される。前方軸受管４０は前方支持ヒンジ管の心棒として役立 つ。後方支持ヒンジ管３８および３９は同様に、それぞれ端部リング２０と２１ との間に延びる（図示しない）後方軸受管上に回転可能に装着される。このよう に、前方支持ヒンジ管および後方支持ヒンジ管は、上述のように前方端部リング の対および後方端部リングの対のそれぞれの間に延びる前方ヒンジ軸および後方 ヒンジ軸を中心とする。 部分図図５および図６においては、前方支持ヒンジ管３６および３７の部分が 図示され、前方支持ヒンジ管３７がヒンジ管３６の鏡像であることが理解される 。 前述のように、端部リング１８はアプライト１４の頂部に溶接され、その中に軸 受管４０の端部を受ける。軸受管４０は、軸受管４０の端部および端部リング１ ８内の整列した孔内に挿入されるロールピン１８ａによって端部リング１８（お よびその他端にある端部リング１９）内に固定される。１対のＴブッシュ３６ａ および３６ｂが、軸受管４０に関して回転可能に運動するよう前方支持ヒンジ管 ３６を支持する。同様の構成が、前方支持ヒンジ管３７とそのＴブッシュについ ても使用されるが、その１つ（３７ａ）のみを図示する。Ｔブッシュは好ましく は成形ナイロンから作られ、ヒンジ管の端部にこれらを固定するための適切な半 径の肩を有する。この構成によって、端部リングとＴブッシュとの間に、Ｔブッ シュ３６ａおよび３６ｂの向かい合う表面の間に、および前方支持ヒンジ管と軸 受管との間に、スラスト軸受表面が設けられる。もちろん、所望であれば軸受管 を中実心棒に代えてもよいことはわかるであろう。 前方軸受管および後方軸受管により、前方アプライト１４と１５との間におよ び後方アプライト１６と１７との間にそれぞれ剛性のブリッジが設けられる。前 方リンク機構２２および２３と後方リンク機構２４および２５とは、それらそれ ぞれの軸受管上に平均的な人間の足の間の間隔に一致する距離だけ間隔をおいて 配置される。この構成によって、リンク機構２２、２３、２４および２５を通じ て引張り荷重が加えられ、アプライト１４、１５、１６および１７に圧縮荷重が かけられる。 図１および図２を参照し、この発明の装置のいくつかの重要な局面を示す。前 方支持部および後方支持部によって規定される軸および間隔をおいて位置づけら れるアプライトを備えるこのフレームの設計により、いずれの側からも容易に入 ることができる安定した構造が作られる。足部プラットホームおよびリンク機構 が平行四辺形の形からは若干歪んでいることが注意される。特定的には、端部リ ング１８と端部リング２０との間の距離Ｄ１は、足部プラットホームのピボット ピン２９と３０との間の距離Ｄ２よりも若干短い。また、端部リングの前方対と 後方対とによって規定されるヒンジ軸の高さは、人間の足の揺動半径、通常はほ ぼ腰の高さまでに一致するよう選択される。この配置によって、ユーザに対して の「安定圏」が確立される。ユーザの質量中心がこの安定圏内にとどまる限り、 足部プラットホーム（またはハンドル）がいかなる態様においても連結されてい ないという事実にもかかわらず、ユーザが機器に関して危険な位置に置かれるこ とがない。この配置により、極めて長く自然でかつ激しい歩行運動および、ユー ザの腕および手に荷重を移動させるためのユーザの体重の前方または後方への大 幅なシフトを含む、運動を行なううえでのユーザの動きの大幅な自由が可能にな る。前方および後方軸受管ならびに支持ヒンジ管により形成される中実の抑止レ ールはまた、ユーザが機器の上で過度に激しい運動を行なっている間に安定圏の 外側にユーザの質量中心が移動した場合のための、安全ストップを提供する。こ の安定圏には十分な許容差がありしたがって、平均的身長および体重の人に対処 するよう設計される機器により、この発明の実質的にすべての利点すなわち、長 く自然な歩行運動および大幅な上半身のトレーニングを、バランスを失ったりま たは危険な位置に置かれたりすることなく、ほとんどの人々が享受できるであろ うということがわかった。人の体重は、この安定圏内のバランスポイントにその 人の質量中心を積極的に偏らせる。実際には、端部リング１８とピボットピンと の間の距離は約９５ｃｍであり、端部リング１８と２０との間の距離は約５４ｃ ｍである。 （前方および後方支持ヒンジ管により規定される）前方軸および後方軸の間隔 により、足部プラットホームが移動する弧が平坦になり、ユーザの足および足首 が自然な態様で曲がることが可能になる。また、距離Ｄ３およびＤ４、ただしＤ ４はＤ３より大きいが、これらの距離によって示されるように、各足部プラット ホームの後部はその前部よりも若干高くなっていることがわかるであろう。この 配置により、ユーザの足が爪先部のグリップとしっかり接触したままになること が確実になり、より迅速に踵を上げることができ、大きい歩幅の歩行で最も前方 にあるとき足首が不自然に曲がることを最小限にとどめる。 この発明のもう１つの局面は、ユーザに対するハンドル３４および３５の位置 づけである。ハンドルはユーザの前で旋回し自然な腕の伸びに対処する。ハンド ルはそのピボット点から外側に向けておよび上方に向けて延び、ハンドルを握る 高さに関してのユーザの自然な手の伸びに対処する。また、ユーザの快適さのた めに、ハンドルは足部プラットホームよりも広い間隔をおいて位置づけられる。 この発明の運動装置においては、フレームのいずれの側からも極めて容易に入 ることができる。また、前方支持ヒンジ管３６および３７ならびに後方支持ヒン ジ管３８および３９は、軸受管と関連して、ユーザの安全のため頑丈な前方およ び後方抑止レールを形成する。 動作においては、ユーザはいずれかの側から運動装置に入り、足部プラットホ ーム上に立ち、対応する足止め内にその足を位置づける。ハンドル３４および３ ５を握ってもよく、または代替的に、ユーザは前方支持ヒンジ管３６および３７ に捉まってもよい。ゆっくりした歩行運動を行なうためには、ユーザは短い歩幅 で歩かねばならない。腕の運動量の程度は容易に制御可能であり、より多く腕を 運動させることによって、足によって必要とされる運動量が減じられ、かつ、足 の運動量が増えれば腕の運動量は減る。ハンドル上の手の位置を変えることによ って、さまざまな程度で手首を鍛えられるであろう。本当に自然な歩行を行なう ためには、長い歩幅をとり、完全にユーザの制御下でのある程度の有酸素運動が 必要となる。前方にまたは後方に屈むことによって、および膝を曲げたりまたは 爪先立ちになったりすることによって、さまざまな程度で、異なった上半身およ び下半身の筋肉群を鍛えることができよう。激しい歩行を行なうためには、極め て長い歩幅をとる。 図７から図１０はこの発明の他の実施形態を図示しており、１対の間隔をおい て位置づけられるアプライト５８および６０が、中央部材５６と適切なプレート ６２および６４とによりともに接続される前方交差部材５２と後方交差部材５４ とを有するベース上に支持される。前方交差部材５２は、１対のローラ７０を支 持する端部プレート６６および６８を含み、これらは、ベースの下側にある支持 パッド７１のため通常は床に接触しない。このローラにより、後方交差部材５４ を掴みローラに荷重を移すように持ち上げることによって、容易に運動機器を移 動させることができる。また、この配置により、もしローラ７０が床と接触して いれば生じるであろうような、激しい運動の間の機器の移動が防がれる。さまざ まな部材が、矩形断面の管状鋼により形成される。 定位置の前方支持管８２は前方アプライト５８の頂部に溶接され、（図示しな い）心棒を支持し、その上に前方支持ヒンジ管８４および８６が回転可能に装着 される。適切な端部キャップ７６が前方支持ヒンジ管の端部を覆う。１対の剛性 の前方リンク機構７８および８０が、それぞれ、部分８８および９０により、前 方支持ヒンジ管８４および８６に固定される。剛性のリンク機構７８および８０ の上端部がユーザが握るためのハンドルを形成する。前方支持ヒンジ管８４およ び８６の軸受配置は、前に説明したものと同様であり、軸受管および適切なＴブ ッシュを含む。 より長い定位置の後方支持管７４が後方アプライト６０の頂部に溶接され、１ 対の端部ピース７６により封じられる。１対の後方可撓性リンク機構は、ケーブ ル７５および７７の形であり、その上端部は支持管７４の周辺に部分的に巻付き そして適切な止め具７５ａおよび７７ａによりそこに取付けられる。この構造は 図１０から最もよくわかる。ケーブルは、足部プラットホームの後方端部を支持 する。ケーブルの下部は、足部プラットホームの後方端部に取付けられるほぼ環 状のガイド５３および５５の上を通る。足部プラットホームの前方端部は、ピボ ットピンにより剛性の前方リンク機構７８および８０の下方端部に旋回可能に固 定される。ケーブルのガイド５３および５５は好ましくは高強度プラスチックか ら成形される。 揺動中は、後方ケーブルが支持管７４およびケーブルガイド５５に巻付いたり ほどけたりしその長さを若干変化させるであろうことは明らかであろう。図示さ れるように、支持管７４上への巻付きの効果とケーブルガイド５５からほどける 効果とは互いに相殺し合う傾向がある。また、効果を変えるため、ケーブル７５ を支持管７４の周りに時計回り方向の態様で巻付けることができるのもわかるで あろう。 図８および図９によりはっきりと図示されているように、所望であれば、ユー ザにより経験される抵抗を増加させるため、したがって、有酸素運動期間をより 長くすることができるようにするため、１対の緩衝器９４および９６が設けられ る。前方アプライト５８の前部の上の伸張部９２が心棒９３を支持し、そこに、 緩衝器９４および９６の各々の一端が回転可能に固定される。緩衝器の他端はそ れぞれ適切なピン７９および８１により、剛性の前方リンク機構７８および８０ のそれぞれ１つに回転可能に固定される。緩衝器は従来の設計のものであっても よく、かつ、ユーザが好むのであれば容易に分離されるように配置されてもよく 、また、これらは、その抵抗を変えるためのユーザにより操作可能なオリフィス 変更機構を組入れてもよい。この発明の図７の実施形態のベースは、プレート６ ２および６４においてともにボルトで固定され、極めて簡単なユーザによる組立 てしか必要としない一方で簡便にこの運動機器を輸送することができる。 この発明の両バージョンの構造がユーザに対し強く安定したフレームを提供す ることが、当業者には理解されるであろう。ブッシュのためにこの運動装置は全 く静かなものとなるが、ユーザの多くは運動しながらテレビを見たりまたは会話 をしたりするので、これは大きな利点である。 激しい歩行運動を含む歩行（walking and striding）の低衝撃での模倣の提供 に加えて、所望とされる程度での身体の上半身および下半身の両方の筋肉群の鍛 練を可能にする、新規の運動装置を説明してきた。この真の精神および範囲を逸 脱することなく、この発明の説明した実施例への多くの変更が当業者には明らか となるであろうことが理解される。この発明は添付する請求の範囲によってのみ 限定される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．運動機器において安全で安定した姿勢を維持しつつ、自由で自然な歩行運動 全般を可能にする方法であって、 前方支持部と後方支持部との間に人を支持するための１対の独立して揺動可能 な足部プラットホームを設けるステップと、 前方支持部および後方支持部を位置づけるための上方向に延びる部材を含むフ レームを設けるステップと、 前方リンク機構および後方リンク機構の対によって前方支持部および後方支持 部から独立して揺動可能な足部プラットホームを懸垂するステップとを含み、前 方支持部と後方支持部との間の距離は、そこでの人の質量中心の実質的な移動範 囲を許容する安定圏を決定し、前記方法はさらに、 安定圏内のバランスポイントに向けて人の質量中心を積極的に偏らせるために その人の体重を使用するステップを含む、自由で自然な歩行運動全般を可能にす る方法。 ２．前方支持部および後方支持部は、ほぼ人の足の揺動半径に対応する距離だけ 、揺動可能な足部プラットホームよりも上に位置づけられる、請求項１に記載の 自由で自然な歩行運動全般を可能にする方法。 ３．足部プラットホームの動きに対し抵抗を与えるステップをさらに含む、請求 項１に記載の自由で自然な歩行運動全般を可能にする方法。 ４．足部プラットホームの後方端部を足部プラットホームの前方端部よりも高い 位置に懸垂するステップをさらに含む、請求項１に記載の自由で自然な歩行運動 全般を可能にする方法。 ５．リンク機構の前方対は剛性の部材を含み、リンク機構の後方対は可撓性の部 材を含む、請求項１に記載の自由で自然な歩行運動全般を可能にする方法。 ６．前方リンク機構は剛性の部材を含み、 上半身のトレーニングを行なうため人の腕に体重を移動することができるよう にするための剛性部材の伸張物としての外側に向けて延びる１対のハンドルを設 けるステップをさらに含む、請求項１に記載の自由で自然な歩行運動全般を可能 にする方法。 ７．歩行型運動機器において安全で安定した姿勢を維持しつつ、上半身のトレー ニングを可能にする方法であって、 前方支持部と後方支持部との間に人を支持するための独立して揺動可能な１対 の足部プラットホームを設けるステップと、 前方支持部と後方支持部とを、ほぼ人の足の揺動半径に対応する距離だけ揺動 可能な足部プラットホームよりも上に位置づけるための、上方に向けて延びる部 材を含むフレームを設けるステップと、 １対の剛性前方リンク機構と１対の後方リンク機構とによって前方支持部およ び後方支持部から独立して揺動可能な足部プラットホームを懸垂するステップと を含み、前方支持部と後方支持部との間の距離はそこでの人の質量中心の実質的 な移動範囲を許容する安定圏を決定し、前記方法はさらに、 安定圏内のバランスポイントに向けて人の質量中心を積極的に偏らせるために 人の体重を使用するステップを含む、上半身のトレーニングを可能にする方法。 ８．安定圏内で前方または後方に傾くときにその人の手に体重がかけられる間、 その人がバランスを維持することを可能にするために、剛性の前方リンク機構に 連結される１対のハンドルを設けるステップをさらに含む、請求項７に記載の上 半身のトレーニングを可能にする方法。 ９．足部プラットホーム各々の後部を、その対応する足部プラットホームの前部 よりも高い位置に支持するステップと、 各足部プラットホームの前方端部近くに足止めを設けるステップとをさらに含 む、請求項７に記載の上半身のトレーニングを可能にする方法。 １０．足部プラットホームの運動に対して抵抗を与えるステップをさらに含む、 請求項８に記載の上半身のトレーニングを可能にする方法。 １１．安全で安定した姿勢を維持しつつ、自由で自然な歩行運動全般を可能にす るための運動機器であって、 １対の独立して揺動可能な足部プラットホームと、 上方向に延びる部材を含むフレームと、 前記上方向に延びる部材上に前方支持部および後方支持部を位置づけるための 手段と、 それぞれほぼ人の足の揺動半径で、前記前方支持部および前記後方支持部から 前記足部プラットホームを揺動可能に懸垂するための前方リンク機構手段および 後方リンク機構手段と、 前記足部プラットホーム上に立つ人の前および後ろに位置するように、間隔を おいて位置づけられる前記前方支持部および前記後方支持部とを含む、自由で自 然な歩行運動全般を可能にするための運動機器。 １２．前記前方リンク機構手段および前記後方リンク機構手段は、前記足部プラ ットホームの各々の後部を、前記足部プラットホームの各々の前部よりも若干高 い位置に懸垂する、請求項１１に記載の自由で自然な歩行運動全般を可能にする ための運動機器。 １３．前記前方リンク機構手段と前記後方リンク機構手段との間の前記足部プラ ットホームの各々の長さは、前記前方支持部と前記後方支持部との間の距離より も大きい、請求項１１に記載の自由で自然な歩行運動全般を可能にするための運 動機器。 １４．前記前方支持部の上に１対の外向きに延びるハンドルを確定するための手 段と、 前記足部プラットホームの間の距離よりも間隔をおいて位置づけられる前記１ 対のハンドルとをさらに含む、請求項１１に記載の自由で自然な歩行運動全般を 可能にするための運動機器。 １５．前記揺動可能な足部プラットホームに荷重をかけるための抵抗手段をさら に含む、請求項１１に記載の自由で自然な歩行運動全般を可能にするための運動 機器。 １６．前記抵抗手段は、前記フレームと前記前方リンク機構手段とを相互接続す る１対の緩衝器を含む、請求項１５に記載の自由で自然な歩行運動全般を可能に するための運動機器。 １７．安全で安定した姿勢を維持しつつ、上半身のトレーニングを可能にする歩 行運動機器であって、 １対の独立して揺動可能な足部プラットホームと、 上に向けて延びる部材を含むフレームと、 前記上に向けて延びる部材上に前方支持部と後方支持部とを位置づけるための 手段と、 それぞれほぼ人の足の揺動半径で、前記前方支持部および前記後方支持部から 前記独立して揺動可能な足部プラットホームを揺動可能に懸垂するための１対の 剛性の前方リンク機構および１対の後方リンク機構と、 前記足部プラットホーム上に立つ人の前および後ろに位置するように間隔をお いて位置づけられる前記前方支持部および前記後方支持部と、 前記剛性の前方リンク機構に連結される１対の剛性ハンドルとを含む、上半身 のトレーニングを可能にする歩行運動機器。 １８．リンク機構の前記前方対とリンク機構の前記後方対との間の前記足部プラ ットホームの各々の長さは、前記前方支持部と前記後方支持部との間の距離より も長い、請求項１７に記載の上半身のトレーニングを可能にする歩行運動機器。 １９．リンク機構の前記後方対は、リンク機構の前記前方対が前記足部プラット ホームの各々の前部を支持するよりも若干高い位置に、前記足部プラットホーム の各々の後部を支持する、請求項１７に記載の上半身のトレーニングを可能にす る歩行運動機器。 ２０．前記足部プラットホームの各々の前方端部近くに位置づけられる足止めを さらに含む、請求項１９に記載の上半身のトレーニングを可能にする歩行運動機 器。 ２１．運動装置であって、 ベースと、 ほぼ人の足の揺動半径の高さに、前記ベース上に間隔をおいて位置づけられる 前方支持部および後方支持部を確定するための手段とを含み、前記前方支持部は 軸受手段を含み、前記運動装置はさらに、 それぞれ前記間隔をおいて位置づけられる前方支持部および後方支持部から１ 対の独立して揺動可能な並んだ足部プラットホームを懸垂するための前方および 後方リンク機構手段を含み、前記足部プラットホームは、低衝撃歩行運動を行な うために前記支持部の間前記足部プラットホームの上に人が立つことを可能にし 、前記装置はさらに、 前記足部プラットホームの前部が懸垂されるよりも若干高い位置に前記足部プ ラットホームの後部を懸垂する前記後方リンク機構手段と、 前記リンク機構手段のそれぞれ１つに結合される前記足部プラットホームの各 々の端部近くのピボット手段と、 前記間隔をおいて位置づけられる前方支持部と後方支持部との間の距離よりも 長い、前記ピボット手段の間の距離と、 前記前方リンク機構手段に結合される外向きに延びるハンドルとを含み、前記 ハンドルは前記並んだ足部プラットホームの間の距離よりも離れて位置づけられ る、運動装置。 ２２．前記前方支持部は、前記軸受手段上に回転可能に結合される１対の前方支 持ヒンジ管と、 前記前方支持ヒンジ管に固定される前方懸垂部材を含む前記前方リンク機構手 段と、 前記前方支持ヒンジ管に接続される前記ハンドルとを含む、請求項２１に記載 の運動装置。 ２３．前記前方懸垂部材は剛性であり、前記後方リンク機構手段は可撓性の懸垂 部材を含む、請求項２２に記載の運動装置。 ２４．前記前方懸垂部材と前記ベースとの間に結合される抵抗手段をさらに含む 、請求項２３に記載の運動装置。 ２５．前記足部プラットホームの各々の前方端部近くに位置づけられる足止めを さらに含む、請求項２４に記載の運動装置。