JP2000500945A - 呼のドロップアウト時における伝言動作機能を有する遠距離通信システム - Google Patents

呼のドロップアウト時における伝言動作機能を有する遠距離通信システム

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JP2000500945A
JP2000500945A JP9523390A JP52339096A JP2000500945A JP 2000500945 A JP2000500945 A JP 2000500945A JP 9523390 A JP9523390 A JP 9523390A JP 52339096 A JP52339096 A JP 52339096A JP 2000500945 A JP2000500945 A JP 2000500945A
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シェパード,フィリップ
グリーン,ジェレミー
チャンバース,ポール
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アイシーオー サーヴィシーズ リミテッド
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    • H04M3/533Voice mail systems

Abstract

(57)【要約】 移動送受機(1)のような移動局から、例えば、衛星リンク(2,3)上で、電話ネットワーク(6)を通して、電話機(7)に対して、電話リンクが確定されると、呼のドロップアウトの場合には、伝言サービスが提供される。そのため、あるユーザは伝言を記録でき、該伝言は、ドロップアウト後に、他のユーザによって、回復される。

Description

【発明の詳細な説明】 呼のドロップアウト時における伝言動作機能を有する遠距離通信システム 発明の分野 この発明は、第1の遠距離通信局と第2の遠距離通信局との間において、改良 された伝言サービスを有する遠距離通信リンクの設備に関する。この発明は、移 動電話送受機のような移動局に対する遠距離通信範囲を供給するための衛星通信 システムに対して、特定のしかし唯一ではない適用分野を有する。 背景 多くの異なる移動遠距離通信システムが提案されており、それらは、移動送受 機と、地上線ネットワークあるいは従来のセルラー移動電話ネットワークのよう な、従来の地上のネットワークとの間の衛星通信リンクを利用する。 例えば、米国特許第5394561号(モトローラ)で提案されているように 、あるシステムは、いわゆる低地球軌道(LEO)衛星の一群を利用している。 それらは、典型的に、7〜800kmの軌道半径を有している。このシステムの ための移動送受機は、頭上を軌道周回する衛星とのリンクを確定するように構成 されている。衛星からは、呼(call)が、一群内の他の衛星に対して、発信され 得る。そして、その時、典型的に、在来型の地上のネットワークに接続された地 上局に対しても、発信され得る。 10〜20,000kmの範囲内の軌道半径において、いわゆる中地球軌道( MEO)衛星の一群を利用する他の方法が、提案されている。参照事項が、Walk er J.G."Satellite Patterns for Continuous Multiple Whole Earth Coverage "Royal Aircraft Establishment,pp 119-122(1977)に示されている。これら のシステムは、また、中間地球軌道(IEO)あるいは中間衛星群(ICO)と して、知られている。これらのシステムでは、衛星通信リンクは、隣接した衛星 間の通信を許可しない。その代わりに、移動送受機からの信号は、まず、衛星に 発信され、そして、在来型の地上の電話システムに接続された地上の変換局に 発信される。このシステムは、システムの多くの構成部分が、既知のデジタル地 上セルラー技術と互換性を有し、かつ、簡単な衛星通信技術が利用されることも 許可する、という優位性を有する。 呼の最中に、衛星と移動送受機との間の通信経路が、ビルや他の物体によって 覆い隠され、その結果、通信リンクがドロップアウトし、呼が妨げられる危険が 存在するために、全ての衛星システムで問題が生じる。また、送受機は、衛星の 範囲から外れて移動することもある。ビルや他の物体によって通信経路が塞がれ たり、あるいは、移動ネットワークによってカバーされている領域の範囲外へ移 動局が移動したりすることによって、ドロップアウトは、在来型の地上の移動シ ステムでも起こり得る。 グローバルシステムモバイル(Global System Mobile:GSM)移動遠距離通 信システムのような、在来型の地上移動システムでは、通常、音声メール機能が 用意されている。そこで、もし、ユーザの移動送受機がスイッチを切られていて も、呼び出し者は、記録された音声伝言が残され得るように、該機能に対して申 し出る。そして、移動送受機のユーザがメールボックスに問い合わせることを決 定したとき、記録された伝言は、該ユーザによって回復され得る。 発明の概要 本発明は、第1の形態からは、第1の遠距離通信局と第2の遠距離通信局との 間の遠距離通信リンクを用意し、ドロップアウト後に、伝言を記憶し、それを他 側のユーザによって回復できるように、その使用中に、リンクがドロップアウト した場合に、前記局のうちの一側のユーザにより使用される伝言サービスを提供 することを含む方法を含む。 故に、本発明によれば、ユーザの一方は、ドロップアウトの場合には、サービ スによって伝言を記録でき、そして、他のユーザは、ドロップアウト後に、該伝 言を回復できる。 本発明による方法は、ドロップアウトしがちな衛星全世界移動システムに対し て特別に適用でき、ドロップアウトが生じた場合には、残された呼に対して、終 端伝言のための便利な方法を提供する。 本発明による方法は、また、ドロップアウトの場合には、在来型の地上の移動 システムと共に使用される。 第1の局で、呼び出し側のユーザによって、遠距離通信リンクが開始された場 合において、リンクがドロップアウトした場合には、伝言サービスは、呼び出し 側のユーザに対して提供される。このような状況において、呼び出し側のユーザ は、リンク上の呼と伝言サービスの使用との両方について、請求される。 移動局で、呼び出し側のユーザによって、リンクが開始された場合において、 リンクがドロップアウトした場合には、伝言サービスは、第1の局で、呼ばれた 側のユーザに対して提供される。このような状況において、伝言サービスに対す る他の請求選択が用意されているにもかかわらず、呼び出し側のユーザは、リン ク上の呼について請求され、呼ばれた側のユーザは、伝言サービスについて請求 される。 本発明は、第1の局と第2の移動局との間の遠距離通信リンクを用意する遠距 離通信システムと、ドロップアウト後に、伝言を記憶し、それを他側のユーザに よって回復できるように、その使用中に、リンクがドロップアウトした場合に、 前記局のうちの一側のユーザにより使用される伝言サービスを用意する手段を含 むシステムとを含む。 本システムは、リンクのドロップアウトに対応し、該ドロップアウト中に、伝 言サービスを動作させる手段を含む。伝言が記録され、回復に利用できることを 、ドロップアウトに続いて、信号で知らせる手段が含まれる。 第2の局は、移動電話送受機のような、移動局を含む。 本システムは、移動局との通信経路を選択的に確定する複数の地理的空間変換 局を含む。変換局は、ネットワークによって、互いに接続されている。出入口手 段は、例えば、従来の地上の遠距離通信ネットワークを通して、第1の局をネッ トワークに結合するために、用意されている。ネットワーク制御手段は、移動局 のための通信経路を確定するのに適当な、出入口手段と変換局との間のネットワ ークを通して、遠距離通信リンクをルーティングするために、用意されている。 伝言サービスは、ネットワークと結合した音声メール機能を含む。 ネットワーク制御手段は、移動局のための通信経路を確定するのに適当な、出 入口手段と変換局との間のネットワークを通して、遠距離通信リンクをルーティ ングするために、移動局の位置の記録を保持する位置記録手段を含む。 位置記録手段は、その動作範囲内での移動局の記録を保持するために、変換局 と個別に関連付けられた複数の客位置レジスタと、客位置レジスタからデータを 受信する中心地位置レジスタとを含む。 変換局は、少なくとも一つの衛星を介して、移動局との通信経路を確定するた めに、衛星アクセス点を含む。衛星アクセス点は、中間地球軌道上のMEO衛星 の一群と通信するために、動作する。他に、変換局は、低地球軌道上あるいは地 球静止軌道上の衛星の一群と通信するために、動作する。 他に、本発明による地上システムのために、変換局は、GSM移動電話システ ムあるいは他のデジタルネットワークの基礎局を含む。 本発明は、それ自身と他のユーザとの遠距離通信リンクを用意する遠距離通信 システムでの使用のために、移動電話送受機のような移動局にまでも拡張する。 該移動局は、リンクのドロップアウトの場合には、システムによって用意された 伝言サービスで通信し、ドロップアウトの結果として、サービス内に伝言が記録 されたという指示を受信し、記録された伝言を回復するように動作する。 図面の簡単な説明 本発明がさらに完全に理解されるために、MEO衛星システムに関するその実 施例が、添付の図面を参照して、ここで記述される。図面は以下の通りである。 図1は、本発明による移動遠距離通信システムの概要ブロック図である。 図2aから2eは、地上の予約者によって開始された呼に対して、ドロップア ウトの場合には、どのようにして音声メールが使用されるのかを図示する。 図3aから3eは、移動送受機から開始された呼に対して、ドロップアウトの 場合には、どのようにして音声メールが使用されるのかを図示する。 詳細な説明 図1を参照すると、衛星移動遠距離通信システムの概要ブロック図が示されて いる。移動電話送受機型の移動局1は、通信経路2,3上の無線チャネルで、地 球軌道衛星4を介して、衛星アクセス点SAN2と、通信することができる。図 1に図示するように、SANは、軌道衛星を追跡できるアンテナを、用意されて いる。 多くの衛星アクセス点(SAN1,2等)は、ネットワーク5で、互いに接続 されている。ネットワーク5は、多くのゲートウエー(GW1,2等)を通して 、従来の地上の電話ネットワークに接続されている。例えば、ゲートウエーGW 1について考えると、それは、地上の公衆切換電話ネットワーク(PSTN)6 に接続されている。公衆切換電話ネットワーク6は、在来型の電話機への接続が なされることを許可する。ゲートウエーは、さらに、デジタルデータを搬送する 公衆切換データネットワーク(PSDNs)のような他のネットワークへ結合さ れている。また、ゲートウエーは、グローバルシステムモバイル(GSM)ネッ トワーク、デジタルアメリカンモバイルフォンシステム(Digital American Mob il e Phone Systems :DAMPS)、あるいは、日本のパーソナルハンディフォン システム(PHS)およびパーソナルデジタルコミュニケーション(Personal D igital Communications :PDC)ネットワークを含む在来型のアナログあるい はデジタルのセルラー電話ネットワークのような公衆地上移動ネットワーク(P LMNs)へ接続されている。 本システムは、世界的な範囲を供給するように、設計されている。そして、衛 星4は、衛星の一群の一部を形成し、該衛星は、いくつかの軌道上に配置されて いる。一例として、5つの衛星の2つの軌道が利用される。これは、地球の表面 の大部分をカバーするために示され得る。ここで、10°の衛星高度角の場合に は、一つの衛星は、移動送受機によって、全ての時間において、アクセスされる ことができ、2つの衛星は、その時間の少なくとも80%の間、アクセスされ得 る。そのために、システムに、冗長性を与える。追加の衛星は、追加の冗長性を 与えるために、衛星群内に含まれる。 本発明は、以下に述べられるような特定の軌道半径に制限されないが、衛星は 、典型的には、例えば、10,355kmの軌道半径を有するMEO衛星群内に 配置されている。この実施例では、衛星は地球を周回し、その結果、各SANの アンテナによって、追跡される。複数のSANは、連続した範囲を与えるために 、地球上において、間隔を開けている。例に示すように、SAN1は、ヨーロッ パに配置され、一方、SAN2は、アフリカに配置され、他のSANは、アメリ カ大陸や他の地方に配置されている。 衛星4のような各衛星は、地球へ向けて、間隔の開けられた複数のビームを発 信する複数のビーム形成アンテナを設けられている。複数のビームは、典型的に は、異なる周波数である。ビームは、隣接するセルラー範囲に供給される。各セ ルラー範囲は、従来の地上の移動電話システムのセルに対応している。アンテナ は、GB9407669.2に記載されているようなバットラーマトリクス装置 (Butler matrix device)を利用したビーム形成機を使用している。アンテナは 、 衛星が地球を周回するのに伴い、与えられた周期で、固定の地理的範囲に配置さ れたセルラーパターンを保つために、ビーム誘導配置が設けられている。衛星シ ステムアンテナの一例のさらなる詳細については、参照事項が、WO93/09 614に示されている。 送受機1のような様々な移動電話送受機の位置の追跡を保持するために、各S ANは、従来のGSM地上移動電話システムの客位置レジスタと同じ方法で動作 する関連付けられた客位置レジスタ(VLR)を有している。故に、VLR1は 、SAN1の動作範囲内で、送受機1のような送受機の記録を保持する。このた めに、送受機1は、SAN1で検出される識別信号を、周期的に発信する。そし て、そのとき、送受機1の存在が、VLR1に記録される。 各SANに関連付けられた客位置レジスタVLR1,2等からの情報は、周期 的に、ネットワーク5を通して、中心地位置レジスタ(HLR)へ供給される。 HLRは、従来のGSM中心地位置レジスタと同様の方法で動作し、呼が、移動 送受機の現在位置へルーティングされるのを許可する。また、ネットワークは、 予約者によって生成された呼に関するデータの計算のような、多くの管理機能を 実行する。そして、予約者の請求書は、請求書が各予約者へ送られ得るように、 アドレスが当てられる。これは、管理データセンターADCで、管理される。ま た、販売員の点から生じた新たなユーザに関する情報は、ADCにおいて、HL Rに入れられる。 従来の送受機7から移動送受機1に対して、衛星4を介して、電話の呼を生成 することが望まれ、送受機7でユーザが、移動送受機の番号をダイヤルすると、 呼が、PSTN6によって、ゲートウエーGW1へ指示され、そして、SAN1 へつながる。ゲートウエーGW1は、地上の電話オペレータによって操作され、 典型的に、在来型の地上の世界的なアクセス点を含む。そのために、ネットワー ク5は、個々の世界的なダイヤルコードを有する。送受機1の現在位置は、HL Rからの情報を要求するSAN1によって、決定される。そして、呼は、現在の 送受機の位置に対応する適当なSANへルーティングされる。この例では、呼は 、SAN2へルーティングされ、SAN2から、通信経路3を通り、衛星4へ、 ルーティングされる。そして、経路2上にて、送受機1へ、衛星によって、再発 信される。経路2は、衛星4の複数ビームアンテナから発信される複数のビーム のうちの1つからなる。経路2,3は、双方向である。SAN2は、呼の持続期 間を監視し、そして、請求を目的として、タイミング情報を、ADCへ送る。 本技術に熟練した者は、ここで述べられた呼ルーティングシステムが従来の地 上のGSMシステムに類似しており、GSMシステムにおいて、基地局(BSs )および移動切換センター(MSCs)が、SANおよび衛星群によって置き換 えられているということを理解するであろう。 移動送受機1から従来の地上電話への呼は、今述べられた処理とは反対の方法 で、起動される。システムは、また、世界中の異なる位置における一つ以上の移 動送受機間のリンクを供給できる。その場合、呼は、SAN2から他のSAN、 例えば、図1に示すSAN1へ、ルーティングされる。 ネットワークは、また、最初の呼が接続され得なかったときに、衛星移動電話 ユーザへの呼の生成を試みた呼び出し者からの伝言を受信・記憶するために使用 される音声メール機能を含む。これは、送受機1がスイッチを切られていたとき 、あるいは、呼が生じ得ない場所に送受機があるとき、あるいは、送受機が、他 の目的、例えば、ファクシミリの発信に対して供されていたとき、あるいは、送 受機1が、他の呼に束縛されているときである。故に、例えば、上記いずれかの 理由により、送受機7の呼び出し者が、移動送受機1への接続を生成できないと き、音声メール機能VMは、音声伝言が、送受機1へのメールボックス内に残る ことを許可する。音声メール伝言が、メールボックス内に残ると、送受機1のユ ーザは、送受機端末の表示パネル1a上の適当な表示手段によって、通知される 。通知伝言は、ユーザに、ボイスボックス中の未読の伝言の番号を告げる。送受 機端末は、通知伝言の受け取りを、ネットワーク5に対して、返信する。 HLRは、また、線9によって図示されるようにHLRに接続されたGSMネ ットワーク(図示略)のような、地上のデジタルネットワークに対するHLRお よび音声メール機能としても動作する。故に、音声メール機能は、衛星およびG SMネットワークによって、分割されている。 通知伝言を受信すると、送受機1のユーザは、それから、音声メールボックス への呼を生成し、記録された伝言を聞く。これは、ユーザがPIN番号でキー入 力することを要求する。そして、ボイスメニューは、ユーザが、送受機1のキー パッド16を介して、伝言を読んだり、消したり、保存することを許可する。本 システムのボイスメニューは、移動衛星システムの全世界性を考慮して、多くの 異なる言語で、提供される。 さらに、本発明によれば、音声メール機能は、呼のドロップアウトの場合には 、提供される。衛星移動遠距離通信システムでは、例えば、移動ユーザあるいは 衛星がビルやいくつかの他の障害物の陰に移動し、呼のドロップアウトが生じる ことにより、送受機1が、その衛星への「照準線」を失った結果、通信経路2が 破壊される危険がある。このことは、図2を参照して、さらに詳しく示されてい る。図2の状況では、呼が、送受機7から開始される。図2aを参照すると、こ の図は、送受機7で予約者によって起動された移動送受機1への呼を、図示する 。 図2bでは、経路2が破壊された結果、接続が失われる。これは、衛星がビル 8の陰に移動した結果、あるいは、ユーザが送受機1をビルの陰に移動したため に生じる。 呼のドロップアウトは、SAN2で検出され、そして、呼び出し者に、音声メ ール伝言を残す選択を与えるために、音声メール機能VMは、送受機7で予約者 に利用可能とされる。このことは、図2cに示されている。そして、伝言は、図 2dに示すように、送受機7のユーザによって、送受機1のメールボックス内に 記録される。メールボックスの使用は、送受機7のユーザに請求される。音声メ ール機能が使用された後、送受機7への接続は終了される。 送受機1が、ネットワークとの接触を生成するために、次に使用されると、伝 言は、呼のドロップアウト後に、送受機1のユーザによって、読まれ得る。音声 メール機能VMは、音声メールボックス内に未読の伝言が存在するという表示を 供給するために、SAN2を介して、送受機1へ、伝言を発信する。このことは 、図2eに図示されている。そして、送受機のユーザは、メールボックスにアク セスでき、そして、前に述べた方法で、キーパッド1bの操作によって、記録さ れた伝言を回復できる。 ここで、図3を参照すると、この図は、(地上の送受機7ではなく)送受機1 から開始された呼の後に、ドロップアウトが生じたときに、採用された処理を示 す。 図3aは、前に述べた方法で、送受機1から送受機7に対して、最初に起動さ れた呼を示す。 図3bは、ビルあるいは類似の障害物の影響によって妨げられた通信経路2の 影響を示す。 そして、図3cを参照すると、SAN2は、音声メール機能VM(図1)に対 して、ドロップアウトの結果、呼が妨げられたことを示す信号を送る。そして、 音声メール機能VMは、そのサービスを、送受機7のユーザに提供する。すなわ ち、音声メール伝言を残すかどうかを選択させる。音声メール機能VMによって 供給される通知は、音声メール伝言についての請求の詳細を示す。該請求は、ネ ットワークオペレータが選択したシステム構成に依存する。通常、音声メール伝 言についての請求は、送受機7のユーザに請求される。これに対して、ドロップ アウト以前の呼そのものは、送受機1のユーザに請求される。他に、通知は、音 声 メール機能が、ユーザに対して、費用なしで、利用されることを示す。さらなる 請求制度は、本技術に熟練した者には、明白である。 図3dを参照すると、送受機7で、ユーザは、伝言を、送受機1に対するメー ルボックス内に残す。 この伝言は、呼のドロップアウトの終わりに、送受機1のユーザによって、読 まれ得る。図3eを参照すると、送受機が、ネットワークとの接触を生成するた めに、次に使用されると、音声メール機能VMは、SAN2および衛星4を介し て、送受機1へ、伝言が回復のために利用可能であるという信号を供給する。送 受機1のユーザは、前に述べた方法で、キーパッド1bを用いて、メールボック スにアクセスする。 上記メールボックス機能は、もし、呼がドロップアウトすると、電話での会話 中に、あいにくの時点で、予期しないドロップアウトが発生した場合に、電話で の会話が「きちんと整えられる」ことができるように、送受機7でのユーザは、 伝言を残すことができる、という優位性を有する。 2つの移動局の間で、衛星リンクを介して、呼が生成されたとき、前述した音 声メール機能は、その利用に適用され得る、ということが理解されるであろう。 音声メール伝言が、他の送受機によって、記録され、続いて、回復されることを 許可するために、音声メール機能は、その関連付けられた衛星通信経路のドロッ プアウトに悩まない送受機に提供される。 さらに、本発明は、MEO衛星群に関して記述されているが、LEO衛星群に も適用可能である。LEO衛星群では、通信リンクは、地上局から第1の衛星へ 、そして、移動局に対して地上へ向かわされる前に、第2の衛星へ向かって確定 される。本発明は、地球静止軌道上の衛星の利用にも適用可能である。 また、本発明は、呼のドロップアウトの場合に、音声メール機能を供給するた めに、在来型の地上の移動電話システムに適用可能である。ここで、在来型の地 上の移動電話システムの一例は、従来のGSMシステムである。また、ドロップ アウトの一例は、送受機の使用が、ビルの陰や、トンネルの中や、呼のドロップ アウトを引き起こすいくつかの他の領域に移動したときである。 移動局の上記例が移動送受機を含む一方、それは、車載局あるいは他の移動装 置を含むことができる。さらに、移動局は、実際に、固定位置に配置され得るか 、あるいは、ボートや他の海の配置のように、半固定位置に配置され得る。本発 明の上記例は、音声メール機能を使用する。しかし、他の伝言サービスも、使用 され得る。この他の伝言サービスの一例は、データやグラフィックやテキストを ベースとした、すなわち、ファクシミリシステムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TR,TT,UA ,UG,US,UZ,VN (72)発明者 チャンバース,ポール イギリス国 HP13 7LJ バックス ハイ ウィコーム トフェリッジ ロード 249

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ドロップアウト後に、伝言を記憶し、それを他側のユーザによって回復で きるように、その使用中に、リンクがドロップアウトした場合に、第1の遠距離 通信局と第2の遠距離通信局のうちの一側のユーザにより使用される伝言サービ スを提供することを含むことを特徴とする第1の遠距離通信局と第2の遠距離通 信局との間の遠距離通信リンクを用意する方法。 2. 前記ユーザのうちの一方は、前記サービスによって、ドロップアウトの場 合に、伝言を記録し、他側のユーザは、ドロップアウトの後に、前記伝言を回復 することを特徴とする請求項1記載の方法。 3. 前記ドロップアウトの終了の次に、伝言が回復のために利用可能であるこ とを、前記他側のユーザに、信号で知らせることを含むことを特徴とする請求項 2記載の方法。 4. 前記第2の局は移動局であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ かに記載の方法。 5. 前記リンクは、前記第1の局における呼び出し側のユーザによって、開始 され、前記伝言サービスは、前記リンクがドロップアウトした場合には、前記呼 び出し側のユーザに対して、提供されることを特徴とする請求項4記載の方法。 6. 前記呼び出し側のユーザは、前記リンクがドロップアウトした場合には、 前記リンク上での呼と前記伝言サービスの使用との両方について、請求されるこ とを特徴とする請求項5記載の方法。 7. 前記リンクは、前記第1の局における呼ばれた側のユーザを呼び出す前記 移動局における呼び出し側のユーザによって、開始され、前記伝言サービスは、 前記リンクがドロップアウトした場合には、前記呼ばれた側のユーザに対して、 提供されることを特徴とする請求項4記載の方法。 8. 前記呼び出し側のユーザは、前記リンク上の呼について請求され、前記呼 ばれた側のユーザは、前記伝言サービスの使用について請求されることを特徴と する請求項7記載の方法。 9. 前記リンクは衛星を介して確定されることを特徴とする請求項1ないし8 のいずれかに記載の方法。 10. 前記リンクは、衛星アクセス点と、衛星と、移動局との間の信号通信経 路を含み、前記伝言サービスは、前記信号通信経路のドロップアウトの場合には 、利用可能とされることを特徴とする請求項9記載の方法。 11. ドロップアウト後に、伝言を記憶し、それを他側のユーザによって回復 できるように、その使用中に、リンクがドロップアウトした場合に、第1の遠距 離通信局と第2の遠距離通信局のうちの一側のユーザにより使用される伝言サー ビスを用意する手段を含むことを特徴とする第1の遠距離通信局と第2の遠距離 通信局との間の遠距離通信リンクを用意する遠距離通信システム。 12. 前記第2の局が移動局である前記リンクを生成するよう構成されたこと を特徴とする請求項11記載のシステム。 13. 前記リンクのドロップアウトに対応して、前記ドロップアウトの間、伝 言サービスを動作させる手段を含むことを特徴とする請求項11または12のい ずれかに記載のシステム。 14. 前記ドロップアウトの次に、伝言が記録され、回復のために利用可能で あることを、信号で知らせる手段を含むことを特徴とする請求項11ないし13 のいずれかに記載のシステム。 15. 前記移動局との通信経路を選択的に確定する複数の地理的空間変換局を 含むことを特徴とする請求項12記載のシステム。 16. 前記変換局を互いに接続するネットワークと、前記第1の局を前記ネッ トワークに結合する結合手段と、前記移動局のための通信経路を確定するのに適 当な、前記結合手段と前記変換局との間の前記ネットワークを通して、前記遠距 離通信リンクをルーティングするネットワーク制御手段とを含むことを特徴とす る請求項15記載のシステム。 17. 前記伝言サービスは、前記ネットワークに結合された音声メール機能を 含むことを特徴とする請求項16記載のシステム。 18. 前記ネットワーク制御手段は、前記変換局に関する移動局の位置の記録 を保持する位置記録手段を含み、この位置の記録は、前記移動局のための通信経 路を確定するのに適当な、前記結合手段と前記変換局との間のネットワークを通 して、前記遠距離通信リンクをルーティングするためのものであることを特徴と する請求項16または17のいずれかに記載のシステム。 19. 前記位置記録手段は、前記変換局と個別に関連付けられ、その動作範囲 内の移動局の記録を保持する複数の客位置レジスタと、客位置レジスタからデー タを受信する中心地位置レジスタとを含むことを特徴とする請求項18記載のシ ステム。 20. 前記遠距離通信リンクが、前記第1の局において、呼び出し側のユーザ によって、開始された後、前記リンクがドロップアウトした場合に、前記呼び出 し側のユーザに対して、前記サービスを提供するために動作する前記伝言サービ スを提供することを特徴とする請求項12ないし19のいずれかに記載のシステ ム。 21. 前記呼び出し側のユーザに対して、前記リンク上の呼と前記伝言サービ スの使用との両方について、請求する手段を含むことを特徴とする請求項20記 載のシステム。 22. 前記リンクが、前記第1の局における呼ばれた側のユーザを呼び出す前 記移動局における呼び出し側のユーザによって、開始された後、前記リンクがド ロップアウトした場合には、前記呼ばれた側のユーザに対して、前記サービスを 提供するために動作する前記伝言サービスを提供することを特徴とする請求項1 2ないし21のいずれかに記載のシステム。 23. 前記呼び出し側のユーザに対して、前記リンク上の呼について請求し、 前記呼ばれた側のユーザに対して、前記伝言サービスの使用について請求する手 段を含むことを特徴とする請求項22記載のシステム。 24. 前記変換局は、少なくとも一つの衛星を介して移動局との通信経路を確 定する衛星アクセス点を含むことを特徴とする請求項15ないし23のいずれか に記載のシステム。 25. 前記変換局は、中地球軌道上の衛星群と通信するように動作することを 特徴とする請求項24記載のシステム。 26. 前記変換局は、低地球軌道上の衛星群と通信するように動作することを 特徴とする請求項24記載のシステム。 27. 前記衛星は、地球静止軌道上にあることを特徴とする請求項24記載の システム。 28. 前記変換局は、GSMあるいはDAMPSあるいはPHSあるいはPD C移動電話システムの局を含むことを特徴とする請求項15ないし23のいずれ かに記載のシステム。 29. 請求項1ないし10のいずれかに請求された方法での使用のために、あ るいは、請求項11ないし28のいずれかに請求されたシステムでの使用のため に構成されたことを特徴とする移動局。 30. それ自身および他のユーザからなる遠距離通信リンクと、前記リンクの ドロップアウトの場合に、遠距離通信システムによって供給される伝言サービス と通信するために動作し、ドロップアウト中に伝言がサービス内に記録されたと いう指示を受信し、記録された伝言を回復する移動局とを供給する遠距離通信シ ステムでの使用のための移動局。 31. 移動電話送受機を含むことを特徴とする請求項30に記載の移動局。
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