JP2000500911A - プラグ引き抜きデバイス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ソケット（１６）に差し込まれ、電気器具に接続された電線端部のプラグ（１０）引き抜きデバイス。前記引き抜きデバイスは少なくとも一本の細長い交互に移動可能の、プラグ（１０）内在の縦長のピストン部分を持ち、前記縦長部分とプラグ（１０）が共通の縦軸を持つところのピストン（１４）を備える。前記ピストン（１４）は二つの主要位置を持っており、第１の主要位置は前記プラグ（１０）の突出接触ピン（１８、１８’）の外方端との関係で前記ピストン（１４）の前端（１４’）が引き込まれた状態に有り、第２の主要位置は前記前端（１４’）が実質的に前記プラグ（１０）の前端表面の正面で前記接触ピン（１８、１８’）の外方端と丁度同じく離れた状態である。前記ピストン（１４）は、それ自身自動的に駆動されかつ遠隔操作で前記ピストン（１４）を駆動せしめるところの、これに取り付けられた駆動装置（２４、２８、２６、２６’）を備えており、前記ピストン（１４）を第１主要位置から第２主要位置へ移動する。前記ピストン（１４）は、この移動中に前記ソケット（１６）に対し圧力を及ぼし、その結果前記プラグ（１０）の前記接触ピン（１８、１８’）は対応するソケット（１６）の孔（２０、２０’）から抜き取られる。

Description

【発明の詳細な説明】 プラグ引き抜きデバイス 本発明は、電気器具、機械、乗用車の電気エンジンヒータのごとき同様の装置 、電気自動車のためのバッテリ充電器及びその他に取り付けられた、ソケットに 差し込まれたプラグの引き抜きデバイスに関する。 例えばエンジンヒータの使用の際、ソケットに差し込まれたプラグの引き抜き を忘れた場合は、前記プラグを保持する電線を強く引くことになる。このように して前記プラグ、電線及び又はソケットが損傷を蒙ることとなる。 ノルウェイ特許第１６５０８８号に、自動車等のための電気加熱装置の部分で あるプラグの自動引き抜きのために取り付けられた装置が開示される。この加熱 装置の引き抜き装置は、大きくガレージに取り付けられ、子供が届かない高所に その結合部力句1き上げられる。それゆえ、前記電気的結合部が危害の原因とな らぬよう、前記公知の装置は、柱状体の上部へ前記電気的結合部を移動するため の重量付きの、上方傾斜部を利用した、引きバイアスされた電線を備える。 前記プラグに接続された電線は、前記電線の他端に取り付けられた重量によっ て、前記高所駐在レベルへ上方傾斜牽引され、前記電線は柱状体の頂上部プーリ に巻かれる。前記装置はある最低の高さの柱状体を必要とし、その結果、プラグ 引き抜き装置は、他の広範囲の応用のためには大きすぎることとなる。 本発明の目的は上記ノルウェイ特許で代表されるごとき、現状技術状態の適用 における不完全さ、欠点、及び制限を排除又は実質的に軽減することである。 本目的は本質的に特許請求の範囲、第１項の特徴部分記載の特徴を持つ本明細 書の当初記載の自動的、遠隔制御のプラグ引き抜きデバイスによって達成される 。有利な下位の特徴は好ましい実施態様に記載され、従属請求項の目的となって いる。 本発明によるプラグ引き抜きデバイスには、プラグ内に少なくとも一個の中心 軸方向に指向するピストンを備え、前記ピストンは前記ピストンの縦軸に沿って 二つの主要位置を有する。即ち、意図的に電気器具等に付属の電線の端部におけ る プラグと壁の固定ソケットあるいは、非固定の延長用ソケットとの間で電気的接 続を行うために前記プラグの接触ピンが完全に前記ソケットの挿入孔に嵌合して いる時、前記ピストンの前部押圧端が前記固定ソケットに向かって何ら押圧力を 及ぼさない状態の第一の、引き込まれた、遊休位置、及び前記ピストンがその押 圧端によって近接の前記ソケットの外方中心部分に、前記プラグの接触ピンが押 圧力に抗しきれず、前記ソケットから引き出されるような、可成の前記押圧力を 発揮する、軸方向に移動された動作位置を有する。 前記ピストンは遊休位置と活動状態を有する。前記ピストンは直接的にあるい は間接的に駆動され得る。一実施例では、本発明の目的が、一方がアースされ他 端が自動車の始動モータに接続した電線で構成された同心円の誘導コイルを形成 するための電線で囲繞された強磁性体金属からなり、かつコアを形成するピスト ンとして、自動車のエンジンヒータに用いられている。既製の電気回路では、前 記コイルを付勢するためにコンデンサが接続される。自動車モータを始動するた めに始動モータを駆動する時、前記ピストン周辺のコイルは蓄電池から電気を受 ける。駆動に際し、即ち、前記コイルが電流の供給を受ける時は前記ピストンは 前記ソケットの方向に強力に軸方向へ移動され、それにより前記プラグは引き抜 かれる。 他の実施態様では、ピストンはコイルの電流に直接的には影響されないが、し かし間接的には、第１実施態様の前記ピストンを囲繞する前記コイルと同種のコ イルの形成のために対応する電線を巻かれた好ましくは強磁性体で作られた横断 的に延長された阻止又はロック装置によって、遊休待機かつ緊張状態に保持され る圧縮コイルで前記ピストンを遊休待機状態に保持する。本実施態様の前記阻止 又はロック手段は阻止位置方向にスプリングバイアスがされている。この実施例 では、前記ピストンは如何なる適当な材料でも良い。 この第２の実施態様は、第一義的には真空掃除機、電気芝刈り機、携帯電気機 器及びその他同種のもの等、携帯の電動器具及び道具に接続されることを意味す る。 かかる電気機器及び道具は通常ケーブルの端部に備えられたプラグによって壁 のソケットあるいは、延長コードの端部にとりつけられたソケット型の接続具へ 差し込まれる。仕事が終わった時、使用者は例えば、真空掃除機のケーブル端部 まで歩き、そして前記プラグを差し抜かなければならない。例えば、真空掃除機 のケーブルのプラグがソケットに差し込まれる時、前記ピストンは前記ソケット から遠ざかる方向に働くスプリング力に抗して前記ピストンが移動され、そして 一方前記スプリングは軸方向に圧縮される。ヘリカルスプリングの形態の前記圧 縮スプリングは前記ソケットに近い位置にその底部を持つ同心円のスリーブの中 に収納される。前記プラグの対向端には前記圧縮スプリングの近接端のための保 持／隣接手段が形成され、前記保持／隣接手段には前記ピストンのためのガイド 孔が設けられる。前記阻止又はロック手段は、前記ピストンが引き戻され、前記 圧縮スプリングが前記スリーブ底及び保持又は隣接手段との間で緊張状態にある 時、スプリングの影響下で押し出された効果的阻止位置を採り、その際、阻止又 はロック手段は前記スリーブの底部の下で係合し、その結果前記ピストンの圧縮 スプリングは膨張を妨げられる。 第２実施例では、前記阻止／ロック手段は強磁性体材料からなり、そのコイル は単一デコーダを介して給電ケーブルに接続する電線を持つ。信号デコーダ／レ シーバは前記コイルへの電流をピックアップし、信号として受信し、この信号に よって前記阻止／ロック手段が軸方向に引き戻され、前記圧縮スプリングを収容 するスリーブから開放し、これによって、前記ピストンはソケットの方向に押さ れ、第１実施態様と同様な動作が繰り返される。 前記信号デコーダ／レシーバへの信号は前記プラグが備えられる。例えば真空 掃除機又は電動鋸のごとき、前記電気器具又は道具に取り付けられたトランスミ ッタからくる。 実際的には、第２実施態様で、使用者が、真空掃除機のケーブルを引き込みか つ巻き取るリールを駆動するボタンを操作する時、前記ピストンを開放し、前記 ソケットから前記プラグの接触ピンを強制的に引き出すよう前記阻止／ロック手 段を駆動するために、出力信号が前記プラグ中の前記信号デコーダ／レシーバへ 前記真空掃除機内の信号トランスミッタから同時に与えられる。 次に本発明を、付属の図面に例示の実施態様を参照し詳しく説明する。参照図 面は次の通りである。 第１図及び第２図は第１実施態様の軸方向の断面図を示す。第１図は、プラグ と同心円的に配置された棒状のピストンを備えるプラグ引きぬきデバイスを示し 、壁又は延長コードのに固定されたソケットの中に接触ピンによって直ちに挿入 が行われるよう位置している。 第２図は第１図に対応するが、前記ソケット中に前記プラグが既に差し込まれ ている状態を示し、それによって、前記プラグの中心ピストンは待機位置の軸上 後方に押戻されている。 第３図及び第４図は第２実施態様の軸方向断面図を示す。第３図は、第１図に 対応して、ソケット中に直ちに差し込まれる位置を示す。第４図は第２図に対応 し、差し込まれている位置の前記プラグを示す。 第５図はプラグが引き抜かれた位置の第３実施態様によるプラグ引き抜きデバ イスの軸方向断面図を示す。 第６図及び第７図は第４実施態様によるプラグ引き抜きデバイスの軸方向断面 図を示す。第６図は第１図に対応して、ソケットに直ちに差し込まれる位置のプ ラグを示す。第７図は第２図に対応し、ソケットにプラグが既に差し込まれてい る位置のプラグを示す。 先ず、第１図及び第２図において、プラグ１０は、外方押圧頭１４’を持つ同 心円的に配置された直線棒状ピストン１４のための対向する両壁面１０’、１０ ”における軸方向に一致するのガイド孔１２、１２’を持ち、前記ピストンの引 き込まれた遊休待機位置において、前記外方押圧頭１４’は前記ソケット１６に 最近の前記プラグ１０の端部壁表面１０”の凹みの中に収納される（第２図）。 第２図において、前記プラグ１０の従来式接触ピン１８、１８’が対応する、内 部接触スリーブ２２、２２’を有する孔２０、２０’中に差し込まれており、前 記ピンと前記孔内の壁の間の摩擦によって前記ピストン１４が駆動されない限り 嵌合を確実にする（第２図）。 第１図及び第２図に示される引き抜きプラグの実施態様は例えば、個人の自動 車、ローリー、バスのエンジンヒータ及び電動カー、ホイールチェア等の蓄電池 充電時に利用可能である。 第１図及び第２図による実施態様では、中心のピストン１４は強磁性体金属で できており、誘導コイル２４形成のための巻かれた電線を有する。前記コイル２ ４は、選択肢として除いても良い前記コイル２４を付勢するためのコンデンサ２ ８を経由して二本の電線２６、２６’接続し、一方はアースされ、他方は自動車 の前記始動モータ（不図示）に接続される。 意図せずに、第２図のごとく、前記ソケット中の差込位置で放置された時は、 前記始動モータによって自動車の始動が開始され、後者は前記コイル２４に電気 を供給する。この電気の供給は前記ソケット１６の方向に前記強磁性体コア／ピ ストン１４を軸方向移動するよう巻き線中を流れる。このように前記デバイスが 構成され、前記ピストン１４は前記ソケット１６に対し、軸方向に前記プラグ１ ０の接触ピンと前記ソケット１６の相補的孔との間の摩擦力の縦方向成分よりも 大きい押圧力を発揮する。これによって、前記プラグは前記ソケットより押し出 され完全に分離する（第１図）。前記自動車が始動すると、前記始動モータへの 電流が遮断され、前記コイル２４は非活動状態となる。 第２実施態様は第３図及び第４図に示され、その中で、第１図及び第２図に対 応するか又は機能的に同等な部品は同じ参照番号で示される。 このように、第３図及び第４図のプラグ１０はピストン１４を備え、前記ピス トン１４は押圧頭１４’を有し、前記プラグ１０の前端壁１０”の１２’及び後 端壁１０’の孔１２によってガイドされる。前記ソケット１６はそれによって第 １図及び第２図とほぼ同等の構成を持つこととなる。接触ピン１８、１８’は２ ０、２０’中の摩擦によって決められる嵌合及び保持がなされ、これは正確に第 １図及び第２図のそれと同様であり、従って、詳細な説明はしない。 前記ピストン１４はそれ自身に備えられたコイルは持たない。しかし他方、ヘ リカルスプリング３０の形の圧縮コイルが備えられ、前記圧縮コイル３０は圧縮 状態で（第４図）端壁３２’を有するスリーブ３２によって囲繞され、前記スリ ーブ３２は更に前記ピストン１４に固定される。前記スリーブ３２、３２’は前 記圧縮コイル３０が膨張した時、その長さの一部を包囲する（第３図）。前記圧 縮スプリング３０は前記端壁１０’の前表面及び前記スリーブの端壁３２’の後 方表面によって形成される底部との間に保たれる。前記圧縮スプリング３０の役 目は第４図の圧縮状態から第３図に対応する状態に膨張することであり、それに よって、第１図及び第２図における実施態様に記載と同じに前記ソケット１６か ら前記プラグ１０を押し出す。 かかるプラグ引き抜きが自動的にそして遠隔制御によって、駆動される前は、 前記圧縮コイル３０は圧縮状態に保持されなければならない（第４図）。これは 、前記ピストン１４及び前記スプリング３０の長軸方向を横断する一方向に延伸 且つ移動可能なスプリング負荷（３４）阻止手段３６によって達成され得る。引 き下げ時の前記引き抜きピストン１４のスプリング負荷待機位置及び前記圧縮ス プリング３０の対応位置において（第４図）、前記阻止手段３６の前記圧縮スプ リング３４はその外方阻止端部分３６’を内側に前記スリーブ３２の端壁３２’ によって構成される前記スリーブ底に沿って動かす。それによって、前記スプリ ング１０の膨張が妨げられ、前記ピストン１４はその引き下げられた遊休位置に 保持される。 本実施態様において、前記阻止手段３６としては、電線のコイル３８によって 囲まれた強磁性体材料で作られ、それには信号デコーダ／レシーバ２８が備えら れ、それを介して、電気ケーブルの電流供給導体５０、５０’に接続される。 第３図及び第４図のよる実施態様は真空掃除機、電動芝刈り機及びその他同様 の電動道具のごとき携帯用器具及び道具に用いられる。 前記信号デコーダ／レシーバ２８前記コイル３８への電流をピックアップし、 信号として受信し、それに対応する。前記信号は例えば真空掃除機に取り付けら れたトランスミッタ（不図示）からくる。かかる信号担体としては電流供給導体 ５０、５０’を用いることは当該技術内で公知である。 使用者が真空掃除機のケーブルを巻き取るためにリールを駆動するようボタン を操作する時、前記導体５０、５０’、２６、２６’を通して、前記プラグ１０ に取り付けられた信号デコーダ／レシーバ２８へ前記トランスミッタによって信 号を送ることが、実際的に真空掃除機の場合に考えることができる。前記信号デ コーダ２８はこのようにして、前記リール３８により前記スプリング３４に抗し て、前記阻止手段３６を引くように備えられる。それによって、前記スリーブ３ ２は開放され、前記スプリング３０は前記ソケット１６に向かって前記スリーブ ３２、３２’を通して、前記ピストン１４を押し込み、その後、正確に上述した 通りに、前記プラグ１０の押し出し手続きが進められる。参照番号４０は前記信 号デコーダ／レシーバ２８及び前記阻止手段３６を包囲するハウジングを指す。 第５図は第１図及び第２図による実施態様の変形を示すもので、本質的には、 コイルによって囲まれたピストン１４ａ’の後部分の他の位置を示す。前記ピス トン１４ａ’の後部分はフレキシブルロッド１４ａを通してピストン１４に接続 し、導体５０、５０’、２６、２６’は保護チューブ５１の内部に前記フレキシ ブルロッド１４ａと共に挿入される。 若干長い中空体４２は近接ピストン部分１４ａ’の縦軸に対し横断的に配され る二つの端壁を持ち、そして、両端壁は前記ピストン部分１４ａ’のためのガイ ド孔をそれぞれ持つ。 第５図による実施態様はプラグ１０に取り付けられていないコイル／コンデン サ２４、２８位置に関してより多くの選択の自由度を残す。 第５図の実施態様は第１図及び第２図の実施態様と同一な様式で働き、その動 作様式は再び説明はしない。 第６図及び第７図は第３図及び第４図の実施態様に本質的に対応している他の 実施態様を示す。ここれらの図の同一部分は同一参照番号で指定される。第６図 及び第７図の実施態様は他の実施態様とは異なって中心の棒状ピストン１４、１ ４’の代わりに、交互に可動の中心縦軸を有するスプリング負荷チューブ１４Ｂ を備える。前記チューブ形のピストン１４Ｂはより直径の大きい段階部１４Ｂ’ （内部及び外部に）を持つが、しかし本実例では、チューブ状ピストン１４Ｂの 残余部分よりも壁厚が小さい。これによって、半径方向の環状隣接表面１４Ｂ” が形成され、これは圧縮スプリング３０Ａの一方の端部を保持する。前記スプリ ング３０Ａの第２端部は前記プラグ１０内に形成された前記スプリング３０Ａの ための環状空間５２内の端部表面５２’によって保持される。 ソケット１６内の前記プラグ１０の差込位置において、阻止手段３６はその阻 止端で環状半径方向表面１４Ｂ'''に対向して支える。その結果前記圧縮スプリ ング３０Ａは第７図に示すように、圧縮された待機状態に保持される。第３図及 び第４図おける実施態様のように、前記阻止手段３６は強磁性体材料からなり、 電線のコイル３８によって囲まれて居る。更に前記阻止手段３６には信号デコー ダ ／レシーバ２８が備えられ、電気ケーブル中の電流供給導体５０、５０’を用い 、前記信号デコーダ／レシーバ２８を通して、信号の授受が行われる。その他の 部分については、この実施態様においては第３図及び第４図に関連して記載され たように構成されている。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９８年３月３１日（１９９８．３．３１） 【補正内容】 特許請求の範囲 １．ソケット（１６）が差し込まれるプラグ（１０）のための引き抜きデバイス であって、引き抜きデバイスは少なくとも、一つの好ましくは前記プラグ（１０ ）内において中心に配置され、細長の前記プラグ（１０）内で往復動可能なピス トン状突き出し具（１４、１４Ａ、１４Ｂ）を含み；前記ピストン状突き出し具 （１４、１４Ａ、１４Ｂ）は二つの主要位置を有し、第１の主要位置は前記ピス トン状突き出し具（１４、１４Ａ、１４Ｂ）の前端が前記（１０）の突出接触ピ ン（１８、１８’）の外方端との関係で引き込まれた状態であり、第２の主要位 置は前記前端（１４’、１４Ｂ'''）が実質的に前記プラグ（１０）の最前端表 面の正面で前記接触ピン（１８、１８’）の外方端と丁度同じく離れた状態であ り；前記ピストン状突き出し具（１４、１４Ａ）は駆動装置（２４、２８、２６ 、２６’；３０、３２、３４、３６、３８、３０Ａ、３４、３６、３８）を備え 、駆動装置（２４、２８、２６、２６’；３０、３２、３４、３６、３８、３０ Ａ、３４、３６、３８）はそれ自身駆動され、かつ前記ピストン状突き出し具（ １４、１４Ａ）を駆動して前記第１主要位置から第２主要位置へ移動して；前記 移動の間に前記ピストン状突き出し具（１４、１４ａ）が前記ソケット（１６） に対して圧力を与え、その結果前記プラグ（１０）の接触ピン（１８、１８’） を前記ソケット（１６）の対応挿入孔（２０、２０’）から引き抜くところの、 ソケット（１６）が差し込まれるプラグ（１０）のための引き抜きデバイスであ って、前記ピストン状突き出し具（１４、１４Ａ、１４Ｂ）は部分的に強磁性体 材料からなり、その周りの一部分又はその延長に電気伝導線が巻かれ、コイル（ ２４）を形成し、それから延在する導体（２６、２６’）は、一端がアースされ ，他端が、前記引き抜きデバイスを備えた前記プラグ（１０）を有する乗用車上 の始動エンジンに接続されうることを特徴とする引き抜きデバイス。 ２．前記コイル（２４）には、前記コイル（２４）を付勢するためのコンデンサ （２８）が備えられることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の引き抜きデ バイス。 ３．前記ピストン状突き出し具（１４Ａ）は細長の、フレキシブルロッド又はコ ードの形状を有するが、最前部縦長部分は前記プラグ（１０）内にあり、一方前 記コイル（２４）は、それに備えられた前記コンデンサ（２８）を含むことの可 能な態様で、前記プラグ（１０）から相当の距離を隔てて配置され得、前記コイ ル（２４）は前記ピストン状突き出し具の延在部分（１４Ａ’）を囲むことを特 徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項の何れか１項記載の引き抜きデバイス 。 ４．前記縦方向の、フレキシブルプランジャ状突き出し具（１４Ａ）は前記コイ ルによって巻かれておりガイド体（４２）が備えられ、前記ガイド体（４２）が 前記突き出し具（１４Ａ）の延在部分のための縦方向に隔てて配置された二つの ガイド孔を備えることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の引き抜きデバイ ス。 ５．前記ピストン状突き出し具（１４）は引き抜き位置を構成する前記第２主要 位置に向かってスプリング負荷されており；前記ピストン状突き出し具（１４） は操作されない、引き出し、待機位置を構成する前記第１主要位置に、前記ピス トン（１４）を前記阻止手段（３６）から開放するために駆動装置（３８、２６ 、２６’）が備えられた阻止手段（３６）によって保持され；前記駆動手段は前 記阻止手段（３６）を囲む電線のコイル（３８）含み、前記コイル（３８）の外 部引き出し端部分（２６，２６’）はプラグケーブルの導体に接続され、前記駆 動装置には信号デコーダ／レシーバ（２８）が備えられ、前記阻止手段（３６） の軸方向移動及び前記ソケット（１６）から前記ピストン（１４）を抜き出すよ う前記ピストン（１４）を開放するために前記コイル（３８）へ流れる電流に適 応し、；前記信号デコーダ／レシーバ（２８）は真空掃除機、電動携帯道具或い は他の電動器具等に備えられ得るトランスミッタからの信号に対応することを特 徴とする特許請求の範囲の一又は複数の前記請求項記載の引き抜きデバイス。 ６．前記駆動装置の信号トランスミッタが、プラグを抜き取る以外の目的のため に、或稼動の終了時に操作される手段例えば、真空掃除機のケーブルの、巻き取 り用回転巻き取り具を始動するよう対応したスプリング負荷された押しボタンと 、接続して構成され、その結果前記押しボタンが押された時、前記信号トランス ミッタが同時に影響を受け、前記駆動装置の前記信号デコーダ／レシーバ（２８ ）によって受信される信号を発生することを特徴とする特許請求の範囲第５項記 載の引き抜きデバイス。 ７．往復動可能のピストン状突き出し具が、好ましくは、前記プラグ（１０）の 軸と同心円的に縦軸をもち、自由阻止端がチューブ状体（１４Ｂ）の外套面に形 成された隣接面（１４Ｂ'''）に対向する阻止手段（３６）によって前記第１主 要位置に保持される前記実質的チューブ状体（１４Ｂ）によって構成され；更に 前記チューブ状体（１４Ｂ）には、圧力スプリング（３０Ｂ）が備えられ、駆動 装置（３８、２６、２６’）によって前記阻止手段（３６）が開放された時、そ の作動によって前記チューブ状体（１４Ｂ）の前方移動が行なわれることを特徴 とする特許請求の範囲第１項、第５項及び第６項の何れか１項記載の引き抜きデ バイス。 ８．前記実質的にチューブ状のピストン状体（１４Ｂ）が前記プラグ（１０）内 に形成された環（５２）内で、往復可動なよう取付けられ、前記プラグ（１０） 内の前記環（５２）が前記実質的にチューブ状のピストン状体（１４Ｂ）の最前 端部のための最前部環状開口部を持ち、前記環状開口部が前記プラグ（１０）の 内部に向いた環状フランジ及び中央円柱部分とによって規定され、前記前記プラ グ（１０）内に導体（５０、５０’）を備える前記接触ピン（１８、１８’）が 設けられることを特徴とする特許請求の範囲第７項記載の引き抜きデバイス。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，ＤＫ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＫ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ 【要約の続き】 ラグ（１０）の前記接触ピン（１８、１８’）は対応す るソケット（１６）の孔（２０、２０’）から抜き取ら れる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ソケット（１６）が差し込まれるプラグ（１０）のための引き抜きデバイス であって、引き抜きデバイスは少なくとも、一つの好ましくは前記プラグ（１０ ）内において中心に配置され、細長の交互に可動のピストン状体（１４、１４ａ 、１４ａ’）を含み；前記ピストン状体（１４、１４ａ、１４ａ’）は二つの主 要位置を有し、第１の主要位置は前記ピストン状体（１４、１４ａ、１４ａ’） の前端（１４’）が突出接触ピン（１８、１８’）の外方端との関係で引き込ま れた状態であり、第２の主要位置は前記前端（１４’、１４Ｂ'''）が実質的に 前記プラグ（１０）の前端表面の正面で前記接触ピン（１８、１８’）の外方端 と丁度同じく離れた状態であり；前記ピストン（１４、１４Ａ）は駆動装置（２ ４、２８、２６、２６’；３０、３２、３４、３６、３８、３０Ａ、３４、３６ 、３８）を備え、駆動装置（２４、２８、２６、２６’；３０、３２、３４、３ ６、３８、３０Ａ、３４、３６、３８）はそれ自身駆動され、かつ前記ピストン 状体（１４、１４ａ）を駆動して前記第１主要位置から第２主要位置へ移動して ；前記移動の間に前記ピストン状体（１４、１４ａ）が前記ソケット（１６）に 対して圧力を与え、その結果前記プラグ（１０）の接触ピン（１８、１８’）を 前記ソケット（１６）の対応（２０、２０’）から引き抜くことを特徴とする引 き抜きデバイス。 ２．前記ピストン状体（１４、１４ａ、１４ａ’）はその一部分に、包囲コイル （２４）形成のために巻かれた電線を有し、前記電線の延長導体（２６、２６’ ）は例えばそれぞれアースされ、自動車の始動モータに接続され得、前記引き抜 きデバイスが前記プラグ（１０）に備えられていることを特徴とする特許請求の 範囲第１項記載の引き抜きデバイス。 ３．前記コイル（２４）には、前記コイル（２４）を付勢するためのコンデンサ （２８）が備えられることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の引き抜きデ バイス。 ４．前記ピストン状体（１４ａ）は細長の、フレキシブルロッド又はコードの形 状を有するが、前部縦長部分は前記プラグ（１０）にあり、一方前記コイル（２ ４）は、それに備えられた前記コンデンサ（２８）を含むことの可能な態様で、 前記プラグ（１０）から可成の距離を隔てて配置されうることを特徴とする特許 請求の範囲第１項又は第２項の何れか１項記載の引き抜きデバイス。 ５．前記細長の、フレキシブルピストン棒状体（１４ａ）にははリード又はガイ ド要素（４２）が備えられ、前記要素（４２）が前記棒状体（１４ａ）のための 縦方向に隔てて配置された二つのガイド孔と共に形成されことを特徴とする特許 請求の範囲第４項記載の引き抜きデバイス。 ６．前記ピストン（１４）は引き抜き位置を構成する前記第２主要位置に向かっ てスプリング負荷されており；前記ピストン（１４）は遊休、引き出し、待機位 置を構成する前記第１主要位置に、前記ピストン（１４）を前記阻止手段（３６ ）から開放するために駆動装置（３８、２６、２６’）が備えられた阻止手段（ ３６）によって保持され；前記駆動手段は前記阻止手段（３６）を囲む電線のコ イル（３８）含み、前記コイル（３８）の延在する端部分（２６，２６’）はプ ラグケーブルの導体に接続され、一方前記駆動装置には信号デコーダ／レシーバ （２８）が備えられ、前記阻止手段（３６）の軸方向移動及び前記ソケット（１ ６）から前記ピストン（１４）を抜き出すよう前記ピストン（１４）を開放する ために前記コイル（３８）へ流れる電流をピックアップし、；前記信号デコーダ ／レシーバ（２８）は真空掃除機、電動携帯道具あるいは他の電動器具等に備え られ得るトランスミッタからの信号に対応することを特徴とする特許請求の範囲 の一又は複数の前記請求項記載の引き抜きデバイス。 ７．前記駆動装置の信号トランスミッタが、プラグを抜き取る以外の目的のため に、或稼動の終了時に操作される手段例えば、真空掃除機のケーブルの、巻き取 り用回転可能リールを始動するためのスプリング負荷された押しボタンと、協働 して通信するよう構成され、その結果前記押しボタンが押された時、前記信号ト ランスミッタが同時に影響を受け、前記駆動装置の前記信号デコーダ／レシーバ （２８）によって受信される信号を発生することを特徴とする特許請求の範囲第 ６項記載の引き抜きデバイス。 ８．交互に可動のピストン状体が、前記プラグ（１０）の軸と同心円的に縦軸を もち、自由阻止端がチューブ状体（１４Ｂ）の外套部分に形成された隣接面（１ ４Ｂ'''）に係合する阻止手段（３６）によって前記第１主要位置に保持される 本質的に前記チューブ状体（１４Ｂ）によって構成され；更に前記チューブ状体 （１４Ｂ）には、圧縮スプリング（３０Ａ）が備えられ、駆動装置（３８、２６ 、２６’）によって前記阻止手段（３６）が開放された時前記チューブ状体（１ ４Ｂ）の前方移動が開始されることを特徴とする特許請求の範囲第１項、第６項 及び第７項の何れか１項記載の引き抜きデバイス。 ９．前記本質的にチューブ状のピストン状体（１４Ｂ）が前記プラグ（１０）内 に形成された環状空間（５２）内で、交互に可動なよう支持されることを特徴と する特許請求の範囲第８項記載の引き抜きデバイス。 １０．前記プラグ（１０）内の前記環状空間（５２）が前記本質的にチューブ状 のピストン状体（１４Ｂ）の前端部のための前部環状開口部を持ち、前記環状開 口部が前記プラグ（１０）の内部環状フランジ及び中央円柱部分とによって規定 され、前記前記プラグ（１０）内に導体（５０、５０’）を備える前記接触ピン （１８、１８’）が設けられることを特徴とする特許請求の範囲第９項記載の引 き抜きデバイス。