JP2000500200A - 遮蔽装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 遮蔽装置（７）、特にベネチアンブラインドはルーフ窓（１）への取り付けに向けられ且つ多数の相互に接続された要素ならびに窓枠の側辺の各々に取り付けられるような輪郭縁部（１０）を有し、且つ軌道に沿って移動し得る手段を受容するための軌道を有する遮蔽長さからなり、前記手段はばねハウジング（１５）及びスライドシュー（１６）からなっている。該スライドシュー（１６）は遮蔽装置の持ち上げの間中それらの纏まりによって、遮蔽長さの前記要素（８）用の当接面（２０）を備えている。フレームの底部部材（４）に面している遮蔽長さの底部縁（９）は各端部で移動可能な手段と接続され、且つばねハウジング（１５）に回転可能に取り付けられたコイルばねによって窓枠の底部部材の方向に負荷されており、コイルばねの真っ直ぐな部分（１８）が窓枠の底部部材における移動可能な手段から固定点へ当該軌道内に延びている。スライドシュー（１６）の当接面（２０）は、軌道が予め定めた数の遮蔽要素（８）を受容できるように前記軌道（１３）の長手方向に延びており、そしてばねハウジング（１５）及びスライドシュー（１６）が当接面（２０）の延長を減じるために相対的に移動可能である。ばねハウジング（１５）は、例えば、スライドシュー（１６）の軌道（１７）内に案内される。

Description

【発明の詳細な説明】 遮蔽装置 技術分野 本発明は、頂部部材、底部部材及び２つの側辺部材からなる窓枠を備えたルー フ窓に備え付けるための遮蔽装置であり、特にベネチアンブラインドに関する。 遮蔽装置は多数の相互に接続された要素ならびに窓枠の側辺の各々に取り付けら れるような輪郭縁部を有し、且つ各々の軌道に沿って移動し得る手段を受容する ための軌道を有する遮蔽長さからなる。また前記手段は、ばねハウジング及び遮 蔽装置の持ち上げによる前記要素の集合の間中、遮蔽長さの前記要素の当接面を 備えたスライドシューからなる。その際、各端部で窓枠の底部部材に面している 遮蔽長さの底部縁は移動可能な手段と接続され、且つばねハウジングに回転可能 に取り付けられたコイルばねによって窓枠の底部片の方向に負荷されている。そ してコイルばねの真っ直ぐな部分は、当該軌道内において窓枠の底部部材で移動 可能な手段から固定点へ延びている。 背景技術 この型の遮蔽装置は、デンマーク公開特許明細書第１６０６２７号から知られ ている。かかる遮蔽装置は多くの異なる大きさの窓に使用され、従って異なる数 の遮蔽要素を有している。それゆえ、遮蔽装置の長さに依存して、異なる長さを 有する移動手段のスライドシューを製造する必要がある。このことは製造に関連 しての純然たる技術的性質の欠点となり、加えて全体として遮蔽装置がより高価 となる。 本発明の目的は、１つ及び同一の移動可能な手段で、いかなる長さの遮蔽装置 にも使用できるように冒頭に述べた型の遮蔽装置を改良することにある。 発明の開示 本発明の目的は、軌道が予め定めた数の遮蔽要素を受容できるように、スライ ドシューの当接面が前記軌道の長手方向に延び、そしてばねハウジング及び前記 スライドシューが当接面の延長を減じるために、相対的な移動が可能であること を特徴とする遮蔽装置によって達成される。 この方法において、移動可能な手段は、スライドシューが同様な非常に長い遮 蔽装置のすべての遮蔽要素を受容できるように寸法付けられる当接面を有する、 標準化されたユニットとして製造され得る。ばねハウジングをスライドシューに 対して移動可能にさせることにより、他の方法では上昇されないより短い遮蔽装 置の上方要素を、すでに上昇させられた要素に対して当接することが今や可能で ある。そしてばねハウジング及び底部縁は、スライドシューがその端位置に達し たとしても、窓枠の頂部部材に向かう方向にその運動を継続する。 ばねハウジングとスライドシューとの間で移動可能な接続は、構造的観点から 、非常に簡単である実施例においては、スライドシューの軌道内で案内されてい るばねハウジングによって確立される。 本発明の他の好適な実施例は従属の請求の範囲第３項及び第４項から明らかに なる。 本発明を以下の実施例によって、且つ概略図面を参照して詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第１図は本発明による遮蔽装置を備えたルーフ窓を示す図、 第１図は第１図のルーフ窓の側辺部材の断面図、 第２図は本発明による遮蔽装置の細部の斜視図、 第３図及び第４図は、遮蔽装置が、それぞれ、部分的に及び完全に上昇されて いる、本発明による遮蔽装置の、部分断面、側面図、そして 第５図は第４図の線Ｖ−Ｖに沿う断面図である。 発明を実施するための最良の形態 第１図はフレーム２及び該フレームに蝶番で接続された窓枠を備えたルーフ窓 １を示し、前記窓枠は頂部部材３、底部部材４及び窓ガラス６を支持する２つの 側辺部材５からなっている。窓ガラス６の内側には遮蔽装置７が取り付けられる 。これは図示実施例ではベネチアンブラインド７であるが、または例えば、外部 ローラシャッタまたは折り畳みブラインドであっても良い。ベネチアンブライン ド７は羽根板の形の遮蔽装置８を備え、且つ底部縁９の下方端、すなわち窓枠の 底部材４に向かい合う端部で終端する。底部縁９は、この図には詳細に図示され てない方法において窓枠の側辺部材５に取り付けられ、且つ同様に羽根板の凹所 ８ａによって羽根板８を案内する輪郭縁部１０内に案内される。輪郭縁部１０の 位置決めはまた第１図の詳細図から明らかである。ベネチアンブラインド７の作 動、すなわち、昇降ならびに羽根板の傾斜の調整は、窓枠の頂部部材３に固着さ れる頂部の箱内に置かれている、詳細には示されていない、駆動装置に案内され るコード１１によって行われ、前記箱は特にベネチアンブラインドのコードを収 容している。作動はまた、それ自体公知の型の電気駆動装置によって実施するこ ともあり得る。 第２図に示されるように、各輪郭縁部１０は遮蔽装置の取り付けられた位置に おいて、窓ガラス６に面する開口を備えた軌道１３を有している。輪郭縁部１０ は、窓枠の側辺部材５に固着されることを考慮してフランジ１４を備えている。 第２図において、輪郭縁部10は、第１図においては左側の側辺部材である、窓枠 側辺部材に取り付けるのに向けられ、且つ反対の側辺部材用の輪郭縁部はそれに 対して逆に取り付けられる。 ばねハウジング１５とスライドシュー１６からなっている摺動可能な手段が軌 道に関連して配置される。スライドシュー１６と軌道１３との間の変位可能な接 続は、スライドシューがその底部側辺、すなわち、第３図及び第４図に示される ように軌道１３に面する側辺である。これは第５図において最も明瞭に示されて いる、軌道の断面方向に見て、軌道１３と係合して逆Ｔの形を有する突起２１ａ 及び２１ｂを備えているこ とによって確立される。ベネチアンブラインドの底部縁９は各端部でばねハウジ ング１５内に着座させられ、ばねハウジング１５は順次、スライドシュー１６の 軌道１７によってこの中に移動可能に案内される。ばねハウジング１５は、スラ イドシュー１６と同一の方法において、その底部側辺に突起２２ａ及び２２ｂを 備えている。該突起はスライドシュー１６の軌道１７及び輪郭縁部１０の軌道１ ３によって案内される。 ばねハウジング１５は回転可能に取り付けられたコイルばねを収容する。該コ イルばねの真っ直ぐな部分は、ばねハウジング自体内に位置決めされている。そ してコイルばねの真っ直ぐな部分１８は、第３図及び第４図に示されるように、 輪郭縁部１０の下方端で固定点１９に対して輪郭縁部１０の軌道１３内で下方に 延びる。この方法において、ばねハウジング１５及び従ってベネチアンブライン ドのスライドシュー１６及び底部縁９は、取り付けられた位置で窓枠の底部部材 に向かう方向にばね負荷される。このばね負荷なしでは、僅かな傾斜を有する屋 根に取り付けられる窓に対してベネチアンブラインドを完全に下降することがで きない。 移動可能な手段の機能は第３図及び第４図より明らかである。第３図において 、ベネチアンブラインドは部分的に上昇させられ、そして下方羽根板は集められ 、且つスライドシュー１６上の当接面に当接する。ばねハウジング１５とスライ ドシュー１６ 及び／または 図示のごとくスライドシュー１６上の肩部分２３ との間の摩擦のために、ばねハウジング１５はスライドシュー１６のの軌道１７ の下方部分に残る。それゆえ、ばねハウジング１５及びスライドシュー１６は輪 郭縁部１０の軌道１３内でともに上方に動く。上昇はこの方法において継続し、 羽根板はスライドシュー１６の上方端が頂部箱１２に接触するまで集められる。 スライドシュー１６はいまやその上方端位置にあり、そして最後の、すなわち、 上方羽根板の集まりが、それによりばねハウジング１５がすべての羽根板が互い に当接するまで、スライドシュー１６の軌道１７内の頂部箱１２に向かう方向に 移動されることを引き起こす。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，Ｐ Ｌ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ 【要約の続き】 （１６）が当接面（２０）の延長を減じるために相対的 に移動可能である。ばねハウジング（１５）は、例え ば、スライドシュー（１６）の軌道（１７）内に案内さ れる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．頂部部材（３）、底部部材（４）及び２つの側辺部材（５）からなる窓枠を 備えたルーフ窓（１）に備え付けるための遮蔽装置（７）、特にベネチアンブラ インドであって、この遮蔽装置が多数の相互に接続された要素ならびに窓枠の側 辺の各々に取り付けられるような輪郭縁部（１０）を有し、且つ各々の軌道（１ ３）に沿って移動し得る手段を受容するための前記軌道（１３）を有する遮蔽長 さからなり、前記手段がばねハウジング（１５）及び遮蔽装置の持ち上げによる 、それらの集まりの間中、遮蔽長さの前記要素（８）の当接面（２０）を備えた スライドシュー（１６）からなり、その際各端部で窓枠の前記底部部材（４）に 面している遮蔽長さの底部縁（９）が移動可能な手段と接続され、且つ前記ばね ハウジング（１５）に回転可能に取り付けられたコイルばねによって窓枠の底部 片の方向に負荷されており、コイルばねの真っ直ぐな部分（１８）が窓枠の底部 部材における移動可能な手段から固定点へ当該軌道（１３）内に伸びており、前 記スライドシュー（１６）の当接面（２０）が、前記軌道が予め定めた数の遮蔽 要素（８）を受容できるように前記軌道（１３）の長手方向に延び、そして前記 ばねハウジング（１５）及び前記スライドシュー（１６）が前記当接面（２０） の延長を減じるために相対的に移動可能である、ことを特徴とする遮蔽装置。 ２．前記ばねハウジング（１５）が前記スライドシュー（１６）の軌道（１７） 内に案内されることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の遮蔽装置。 ３．前記遮蔽装置の上昇の間中、窓枠の底部部材に面しているスライドシュー（ １６）の端部で固定して前記ばねハウジング（１５）を保持するための手段を特 徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の遮蔽装置。 ４．前記手段が前記スライドシュー（１６）上の肩部材（２３）からなることを 特徴とする請求の範囲第３項に記載の遮蔽装置。