JP2000358321A - 光ファイバケーブル接続用クロージャ - Google Patents

光ファイバケーブル接続用クロージャ

Info

Publication number
JP2000358321A
JP2000358321A JP11166854A JP16685499A JP2000358321A JP 2000358321 A JP2000358321 A JP 2000358321A JP 11166854 A JP11166854 A JP 11166854A JP 16685499 A JP16685499 A JP 16685499A JP 2000358321 A JP2000358321 A JP 2000358321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
closure
fiber cable
cable
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11166854A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuji Matada
有二 俣田
Takemitsu Hanami
武光 花見
Shigeru Ueda
茂 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP11166854A priority Critical patent/JP2000358321A/ja
Publication of JP2000358321A publication Critical patent/JP2000358321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、高密度化され、寸法の小さいハンド
ホール内で接続、収納することが可能な光ファイバケー
ブル接続用クロージャを提供する。 【解決手段】 箱型半割構造で分解組立可能なクロージ
ャスリーブ内に、収納トレイを約90度回転自在に設
け、上記収納トレイを約90度回転した時に光ファイバ
ケーブルから収納トレイまで延びる光ファイバ心線が適
当な曲げ半径を保てるように光ファイバ心線の長さを確
保するファイバガイドを設置し、光ファイバケーブルの
導入口を下側のみに設け、ケーブル把持金具、テンショ
ンメンバ把持金具および上記収納トレイを支持する部材
を取り付ける台座を上記クロージャスリーブと一体化し
て設ける形態としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ接続用
クロージャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバ接続クロージャを図
4、図5により説明する。
【0003】図4に示すように、光ファイバケーブル接
続用クロージャ38は、開閉可能な円筒状のクロージャ
スリーブ30の内部に、連結金具31が設けられ、その
連結金具31の両端に、接続する光ファイバケーブル3
2を把持するケーブル把持金具33が設けられ、更にそ
のケーブル把持金具33で把持された光ファイバケーブ
ル32から延びるテンションメンバ34を把持するテン
ションメンバ把持金具35が設けられ、連結金具31の
中央部に光ファイバ心線36同士の接続部および接続余
長を収納する収納トレイ37が多段に設けられて構成さ
れる。
【0004】また、図5に示すように、この光ファイバ
ケーブル接続用クロージャ38をハンドホール42に収
納する際は、ハンドホール42の上部に固定された支持
金物43に縛り紐44で縛り付け、収納、固定する。そ
の際、光ファイバケーブル接続用クロージャ38の両端
に導入される光ファイバケーブル32の許容曲げ半径R
を保ちながら配線する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバ接続用クロージャ38をハンドホール42に
収納する場合、光ファイバケーブル32が光ファイバ接
続用クロージャの両端面から導入されるため、光ファイ
バケーブル接続用クロージャ38の横方向長さ、および
クロージャスリーブ30の両端部の光ファイバケーブル
32の曲げ半径Rを考慮するとハンドホール42の寸法
が大きくなってしまう問題があった。また、狭いハンド
ホール内では接続、収納ができなかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、小型化、高密度化され、寸法の小さいハンドホール
内で接続、収納することが可能な光ファイバケーブル接
続用クロージャを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は光ファイバケーブル同士を接続す
る光ファイバケーブル接続用クロージャにおいて、固定
スリーブと開放スリーブとで、分解組立可能な箱型半割
構造のクロージャスリーブを形成し、上記固定スリーブ
の一側に、接続する光ファイバケーブル同士の把持部を
設けると共に、固定スリーブに光ファイバ心線同士の接
続部および接続余長を収納する収納トレイを起伏自在に
設けたことを特徴とする光ファイバケーブル接続用クロ
ージャである。
【0008】請求項2の発明は、光ファイバケーブル
と、そのケーブルから延びたテンションメンバを把持す
るため、及び、収納トレイをケーブル側に起伏自在に支
持するための台座が固定スリーブに一体に形成される請
求項1記載の光ファイバケーブル接続用クロージャであ
る。
【0009】請求項3の発明は、台座上に、収納トレイ
から光ファイバケーブルまで延びる光ファイバ心線を、
収納トレイの起伏を許容しつつ保持するためのファイバ
ガイドが設置される請求項2記載の光ファイバケーブル
接続用クロージャである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適一実施の形態
を図1、図2、図3に基づいて詳述する。
【0011】図1(a)は一部切断正面図、図1(b)
は一部切断側面図、図1(c)は底面図、図2は収納ト
レイ約90度回動時の一部切断側面図、図3は、本発明
の光ファイバケーブル接続用クロージャをハンドホール
に収容した図である。
【0012】まず、図1、図2により本発明の光ファイ
バケーブル接続用クロージャを説明する。
【0013】図1(a)、図1(b)に示すように、光
ファイバケーブル接続用クロージャは、図1(a)にお
いて紙面方向前後に分離一体可能な箱型半割構造の開放
スリーブ2と固定スリーブ3で構成されるクロージャス
リーブ1から成り、固定スリーブ3の下側には、接続す
る光ファイバケーブル4を把持するケーブル把持金具
5、光ファイバケーブル4から延びるテンションメンバ
7を把持するテンションメンバ把持金具8、接地端子5
0が設けられており、また開放スリーブ2にはガスバル
ブ21が設けられている。
【0014】開放スリーブ2と固定スリーブ3の光ファ
イバケーブル導入口16には端面板17が設けられ、固
定スリーブ3には溝18が開放スリーブ2との接触面に
設けられ、その溝18にシールパッキン19が装着され
ることにより、クロージャスリーブ1内の気密性を確保
している。
【0015】固定スリーブ3にはケーブル把持金具5を
取付固定するケーブル把持金具取付台座6、テンション
メンバ把持金具8を取付固定するテンションメンバ把持
金具取付台座9、光ファイバケーブル4から延びた光フ
ァイバ心線10同士の接続部および接続余長を収納し多
段に積載される収納トレイ11を起伏自在に支持する部
材を取付固定する収納トレイ取付台座12が一体化して
設けられている。
【0016】テンションメンバ把持金具8と収納トレイ
11の間にはファイバガイド14が設けられ、光ファイ
バケーブル4から収納トレイ導入口15まで延びる光フ
ァイバ心線10がトレイを起伏して開閉する時において
も適当な曲げ半径を保てるように光ファイバ心線10の
長さを確保している。このファイバガイド14は、収納
トレイ取付台座12上に蝶番24の上から共締め固定さ
れている。
【0017】また、固定スリーブ3に、固定バンド13
が設けられ、収納トレイ11を固定スリーブ3に固定す
ることができる。
【0018】図1(c)に示すように、開放スリーブ2
と固定スリーブ3は締付ネジ20により締付け固定され
る。固定スリーブ3には、取付部28および取付穴29
が設けられ、ハンドホール内に固定できるようになって
いる。
【0019】また、図2に示すように、収納トレイ11
は多段に積載され、その最下段の収納トレイ22が収納
トレイ取付板23とネジ固定されると共に、蝶番24に
より収納トレイ取付板23と収納トレイ取付台座12が
連結され、収納トレイ11が約90度起伏自在になって
いる。蝶番24の支持枠25を固定スリーブ3側(図2
において右側)に取付固定することで収納トレイ11が
約90度以上回動することを防いでいる。更に、それぞ
れのトレイはヒンジ部26により開閉可能に構成されお
り、任意のトレイの上部に積層されているトレイを固定
バンド13により、開いた状態で固定することができ
る。
【0020】次に本発明の光ファイバケーブル接続用ク
ロージャを用いて、ハンドホール内への取付を説明す
る。
【0021】ハンドホール27の左右両端から導入され
る光ファイバケーブル4はクロージャスリーブ1の下側
に設けられた導入口16より光ファイバケーブル接続用
クロージャ39内へ導入される。
【0022】光ファイバケーブル接続用クロージャ39
を別準備の作業台に仮固定する。接続する光ファイバケ
ーブル4は、ケーブル把持金具5により把持され、ケー
ブル把持金具5により把持された光ファイバケーブル4
から延びるテンションメンバ7はテンションメンバ把持
金具8により把持されて光ファイバケーブル4がそれぞ
れ開放スリーブ2と固定スリーブ3の分割線に沿って把
持固定される。
【0023】次に、固定バンド13を解除して、図2の
ように収納トレイ11を約90度回動させ、光ファイバ
ケーブル4から延びる光ファイバ心線10を収納する任
意のトレイの上に積層されているトレイを固定バンド1
3により固定する。
【0024】光ファイバケーブル4から延びる光ファイ
バ心線10は、ファイバガイド14に沿って導入され、
適宜光接続された後に任意のトレイに巻き付け収納され
る。
【0025】順次接続、収納を行い作業が終了したら収
納トレイ11を固定スリーブ3へ収納し、固定バンド1
3で固定する。
【0026】光ファイバケーブル4から収納トレイ導入
口15まで延びる光ファイバ心線10はファイバガイド
14により、収納トレイ11の回転および開閉時におい
ても許容曲げ半径が確保されるようになっている。
【0027】開放スリーブ2を締付ネジ20にて固定ス
リーブ3に締付固定する。
【0028】クロージャスリーブ1はシールパッキン1
9および、端面板17により気密シールされ、ガスバル
ブ21により気密のチェックを行い、接地端子50によ
り接地を行うことができるようになっている。
【0029】光ファイバ心線10の接続、収納が終了し
た光ファイバケーブル接続用クロージャ39をハンドホ
ール27に、固定スリーブ3の取付部28に設けられた
取付穴29を用いて収納、固定する。その際、ハンドホ
ール27の両端より導入される光ファイバケーブル4
は、許容曲げ半径Rを保ちながら配線される。
【0030】なお、光ファイバケーブル接続用クロージ
ャ39をハンドホール27内へ収納、固定した状態で接
続作業が可能であれば、作業台は必要としない。
【0031】尚、ファイバガイド14は光ファイバ心線
を傷つけないものであれば、材質および形状に制約され
るものではない。また、固定バンド13においても収納
トレイ11を固定できればよく、材質、形状に制約はな
い。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、光ファイ
バケーブルの導入口を下側にのみ設けたことにより、狭
いハンドホールにおいても光ファイバケーブルの曲げ半
径を確保することができるため、狭いハンドホール内へ
収納、固定が可能となる。また、接続作業時に収納トレ
イを約90度回動することにより接続、収納作業が容易
になると共に、ファイバガイドにより収納トレイの回転
および開閉にかかわらず光ファイバ心線の許容曲げ半径
を確保することができ、光伝送特性を害することなく小
型化、高密度化された光ファイバケーブル接続用クロー
ジャの提供を実現することができる。さらに、各把持金
具を取付ける取付台座を固定スリーブと一体化すること
により部品数の削減ができ、コストダウンが図れるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブル接続用クロージャ
の一実施例の形態を示す図である。
【図2】本発明の光ファイバケーブル接続用クロージャ
の収納トレイ約90度回動時の一部切断側面図である。
【図3】本発明の光ファイバケーブル接続用クロージャ
のハンドホールに収納された状態を示す正面図である。
【図4】従来の光ファイバケーブル接続用クロージャの
正面断面図である。
【図5】従来の光ファイバケーブル接続用クロージャの
ハンドホールに収納された状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 クロージャスリーブ 5 ケーブル把持金具 8 テンションメンバ把持金具 11 収納トレイ 14 ファイバガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 茂 茨城県日立市砂沢町880番地 日立電線株 式会社高砂工場内 Fターム(参考) 5G375 AA18 BA27 BB03 BB17 BB28 CD04 DB23 DB41 EA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブル同士を接続する光フ
    ァイバケーブル接続用クロージャにおいて、固定スリー
    ブと開放スリーブとで、分解組立可能な箱型半割構造の
    クロージャスリーブを形成し、上記固定スリーブの一側
    に、接続する光ファイバケーブル同士の把持部を設ける
    と共に、固定スリーブに光ファイバ心線同士の接続部お
    よび接続余長を収納する収納トレイを起伏自在に設けた
    ことを特徴とする光ファイバケーブル接続用クロージ
    ャ。
  2. 【請求項2】 光ファイバケーブルと、そのケーブルか
    ら延びたテンションメンバを把持するため、及び、収納
    トレイをケーブル側に起伏自在に支持するための台座が
    固定スリーブに一体に形成される請求項1記載の光ファ
    イバケーブル接続用クロージャ。
  3. 【請求項3】 台座上に、収納トレイから光ファイバケ
    ーブルまで延びる光ファイバ心線を、収納トレイの起伏
    を許容しつつ保持するためのファイバガイドが設置され
    る請求項2記載の光ファイバケーブル接続用クロージ
    ャ。
JP11166854A 1999-06-14 1999-06-14 光ファイバケーブル接続用クロージャ Pending JP2000358321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166854A JP2000358321A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 光ファイバケーブル接続用クロージャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166854A JP2000358321A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 光ファイバケーブル接続用クロージャ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000358321A true JP2000358321A (ja) 2000-12-26

Family

ID=15838889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11166854A Pending JP2000358321A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 光ファイバケーブル接続用クロージャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000358321A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506749A (ja) * 2005-08-31 2009-02-12 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 通信回線及びスプライス用エンクロージャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506749A (ja) * 2005-08-31 2009-02-12 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 通信回線及びスプライス用エンクロージャ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2806406B2 (ja) 光ファイバー・ケーブルの包囲体
EP0215668B1 (en) Optical fiber distribution apparatus
US5519804A (en) Universal splice tray
US5440666A (en) Splice closure and grip block
US5420957A (en) Optical fiber cable splitter
JPS5974523A (ja) 光フアイバ接続箱
JPS59102208A (ja) 光フアイバ心線接続部の収納構造
JP2000358321A (ja) 光ファイバケーブル接続用クロージャ
KR20020027322A (ko) 한정되거나 제한된 공간에서 광 섬유의 처리
JP4155379B2 (ja) 融着接続トレイのロック機構
JPS60149010A (ja) 光フアイバ接続余長部の収容装置
JPS6136704A (ja) 光ケ−ブル接続函
JP2000147268A (ja) 架空用光クロージャ
JP3331914B2 (ja) 光ファイバケーブル用クロージャ
JPS6218886B2 (ja)
JP3768323B2 (ja) 光ケーブル接続部収納用ケース
JPS58117513A (ja) 光フアイバ接続余長部の収容方法
JP2001091805A (ja) 光ファイバケーブル接続用クロージャ及び光ファイバ心線収納方法
JPH09101421A (ja) 光ファイバケーブルの接続余長心線収納方法及び装置
US20240036281A1 (en) Telecommunications cable termination box
JP2825277B2 (ja) 光ケーブル用クロージャ
JPH09105822A (ja) 光ファイバ心線余長収納箱
JPH0542406Y2 (ja)
JP3816186B2 (ja) 光ケーブル接続部収納用キャビネットにおける保留心線収納トレイ
JPS6213044Y2 (ja)