JP2000357456A - 偏向ヨークの製造装置 - Google Patents
偏向ヨークの製造装置Info
- Publication number
- JP2000357456A JP2000357456A JP11167161A JP16716199A JP2000357456A JP 2000357456 A JP2000357456 A JP 2000357456A JP 11167161 A JP11167161 A JP 11167161A JP 16716199 A JP16716199 A JP 16716199A JP 2000357456 A JP2000357456 A JP 2000357456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- coil
- winding
- deflection
- field characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速で、しかも多回数のフィードバックを可
能にする偏向ヨークの製造装置を提供する。 【解決手段】 この製造装置は、複数の巻型２を備える
巻線機１、偏向コイル３を運搬するコイル運搬ハンド
４、コイル運搬ハンド４が取り付けられ、コイル運搬ハ
ンド４を移動させる直交ロボット５、偏向コイル３の磁
界特性を計測する磁界特性計測器６、磁界特性計測器６
で計測された磁界特性データを基に、巻線機１の巻線条
件を最適値に自動設定する計算機７を備えている。
能にする偏向ヨークの製造装置を提供する。 【解決手段】 この製造装置は、複数の巻型２を備える
巻線機１、偏向コイル３を運搬するコイル運搬ハンド
４、コイル運搬ハンド４が取り付けられ、コイル運搬ハ
ンド４を移動させる直交ロボット５、偏向コイル３の磁
界特性を計測する磁界特性計測器６、磁界特性計測器６
で計測された磁界特性データを基に、巻線機１の巻線条
件を最適値に自動設定する計算機７を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管の電子
ビームを偏向して定められた蛍光体に当てて画像を表示
するための偏向ヨークの製造装置に関する。
ビームを偏向して定められた蛍光体に当てて画像を表示
するための偏向ヨークの製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】偏向ヨークを製造する場合、偏向コイル
の磁界特性を計測し、この計測されたデータをもとに、
最適な巻線条件を計算、設定し、次の偏向コイルを巻線
機で巻線するようになっている。
の磁界特性を計測し、この計測されたデータをもとに、
最適な巻線条件を計算、設定し、次の偏向コイルを巻線
機で巻線するようになっている。
【０００３】ここで従来は、偏向コイルの磁界特性を手
作業で計測し、偏向コイルの巻線機の巻線条件を作業者
が計算し、それに基づいて手動で条件変更を行ってい
た。
作業で計測し、偏向コイルの巻線機の巻線条件を作業者
が計算し、それに基づいて手動で条件変更を行ってい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】偏向ヨークの製造に際
しては従来、上述したように、偏向コイルの磁界特性を
手作業で計測し、偏向コイルの巻線機の巻線条件を作業
者が計算し、手動で条件変更を行っていた。そのため巻
線してからフィードバックまでに時間がかかる他、すべ
て手動のため、細かいフィードバックを行おうとすると
作業が非常に煩雑で効率が悪く、人件費が膨大となる。
しては従来、上述したように、偏向コイルの磁界特性を
手作業で計測し、偏向コイルの巻線機の巻線条件を作業
者が計算し、手動で条件変更を行っていた。そのため巻
線してからフィードバックまでに時間がかかる他、すべ
て手動のため、細かいフィードバックを行おうとすると
作業が非常に煩雑で効率が悪く、人件費が膨大となる。
【０００５】本発明は、巻線、磁界特性計測、巻線条件
フィードバックの一連の工程を自動化することで、高速
で、しかも多回数のフィードバックを可能にする偏向ヨ
ークの製造装置を提供することを目的とするものであ
る。
フィードバックの一連の工程を自動化することで、高速
で、しかも多回数のフィードバックを可能にする偏向ヨ
ークの製造装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の巻型を備える巻線機と、偏向コイ
ルの磁界特性を計測する磁界特性計測器と、偏向コイル
を前記磁界特性計測器に着脱するコイル運搬ハンドと、
計測された磁界特性データを基に巻線機の条件を最適値
に自動設定する計算機などの制御器とを備えたことを特
徴とするものである。
に、本発明は、複数の巻型を備える巻線機と、偏向コイ
ルの磁界特性を計測する磁界特性計測器と、偏向コイル
を前記磁界特性計測器に着脱するコイル運搬ハンドと、
計測された磁界特性データを基に巻線機の条件を最適値
に自動設定する計算機などの制御器とを備えたことを特
徴とするものである。
【０００７】巻線機を同じ条件のもとで稼動していて
も、偏向コイルの磁界特性は気温や電線の変動などに影
響を受け変化しているが、本装置を用いることで無人で
巻線条件のフィードバック制御ができる他、従来の手作
業では困難な偏向コイル全数計測による高精度なフィー
ドバックにより磁界特性が安定することで、偏向ヨーク
色ずれ調整工程の効率化が図られる。
も、偏向コイルの磁界特性は気温や電線の変動などに影
響を受け変化しているが、本装置を用いることで無人で
巻線条件のフィードバック制御ができる他、従来の手作
業では困難な偏向コイル全数計測による高精度なフィー
ドバックにより磁界特性が安定することで、偏向ヨーク
色ずれ調整工程の効率化が図られる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図１は、本発明の実施の形態
に係る偏向ヨークの製造装置の全体構成図である。
図面に基づいて説明する。図１は、本発明の実施の形態
に係る偏向ヨークの製造装置の全体構成図である。
【０００９】この製造装置は、複数の巻型２を備える巻
線機１、偏向コイル３を運搬するコイル運搬ハンド４、
コイル運搬ハンド４が取り付けられ、コイル運搬ハンド
４を移動させる直交ロボット５、偏向コイル３の磁界特
性を計測する磁界特性計測器６、磁界特性計測器６で計
測された磁界特性データを基に、巻線機１の巻線条件を
最適値に自動設定する計算機７を備えている。
線機１、偏向コイル３を運搬するコイル運搬ハンド４、
コイル運搬ハンド４が取り付けられ、コイル運搬ハンド
４を移動させる直交ロボット５、偏向コイル３の磁界特
性を計測する磁界特性計測器６、磁界特性計測器６で計
測された磁界特性データを基に、巻線機１の巻線条件を
最適値に自動設定する計算機７を備えている。
【００１０】次にこの製造装置の動作を説明する。巻線
機１の巻型２で成形された偏向コイル３をコイル運搬ハ
ンド４で取り出し、直交ロボット５により磁界特性計測
装置６に取り付ける。そしてここで磁界特性の計測を行
った後、偏向コイル３を再びコイル運搬ハンド４で磁界
特性計測装置６から取り出し、巻線機１の外へ排出す
る。
機１の巻型２で成形された偏向コイル３をコイル運搬ハ
ンド４で取り出し、直交ロボット５により磁界特性計測
装置６に取り付ける。そしてここで磁界特性の計測を行
った後、偏向コイル３を再びコイル運搬ハンド４で磁界
特性計測装置６から取り出し、巻線機１の外へ排出す
る。
【００１１】次に計測された磁界特性データをもとに、
計算機７によって巻線機１の条件を最適値に自動設定す
る。この設定条件は、次に巻線される偏向コイル３の磁
界特性に反映され、偏向コイル３の色ずれ特性の安定化
に貢献する。
計算機７によって巻線機１の条件を最適値に自動設定す
る。この設定条件は、次に巻線される偏向コイル３の磁
界特性に反映され、偏向コイル３の色ずれ特性の安定化
に貢献する。
【００１２】巻線機１を同じ条件のもとで稼動していて
も、偏向コイル３の磁界特性は気温や電線の変動などに
影響を受け変化している。しかし、本装置を用いること
で無人で巻線条件のフィードバック制御ができる。ま
た、従来の手作業では困難な偏向コイル全数計測による
高精度なフィードバックにより、磁界特性が安定するこ
とで、偏向ヨーク色ずれ調整工程の効率化を図ることが
できる。
も、偏向コイル３の磁界特性は気温や電線の変動などに
影響を受け変化している。しかし、本装置を用いること
で無人で巻線条件のフィードバック制御ができる。ま
た、従来の手作業では困難な偏向コイル全数計測による
高精度なフィードバックにより、磁界特性が安定するこ
とで、偏向ヨーク色ずれ調整工程の効率化を図ることが
できる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
巻線、磁界特性計測、巻線条件フィードバックの一連の
工程を自動化することで、偏向コイルの磁界特性が安定
し、偏向ヨークの色ずれ調整工程の効率化を図ることが
でき、かつ加工時間が短縮でき、さらに省人化を図るこ
とができる。
巻線、磁界特性計測、巻線条件フィードバックの一連の
工程を自動化することで、偏向コイルの磁界特性が安定
し、偏向ヨークの色ずれ調整工程の効率化を図ることが
でき、かつ加工時間が短縮でき、さらに省人化を図るこ
とができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る偏向ヨークの製造装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
１ 巻線機 ２ 巻型 ３ 偏向コイル ４ コイル運搬ハンド ５ 直交ロボット ６ 磁界特性計測器 ７ 計算機
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の巻型を備える巻線機と、偏向コイ
ルの磁界特性を計測する磁界特性計測器と、偏向コイル
を前記磁界特性計測器に着脱するコイル運搬ハンドと、
計測された磁界特性データを基に巻線機の条件を最適値
に自動設定する制御器とを備えたことを特徴とする偏向
ヨークの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11167161A JP2000357456A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 偏向ヨークの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11167161A JP2000357456A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 偏向ヨークの製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000357456A true JP2000357456A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15844559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11167161A Pending JP2000357456A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 偏向ヨークの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000357456A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030054097A (ko) * | 2001-12-24 | 2003-07-02 | 삼성전기주식회사 | 편향요크용 코일 권선기 |
-
1999
- 1999-06-14 JP JP11167161A patent/JP2000357456A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030054097A (ko) * | 2001-12-24 | 2003-07-02 | 삼성전기주식회사 | 편향요크용 코일 권선기 |
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