JP2000357356A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000357356A
JP2000357356A JP11166538A JP16653899A JP2000357356A JP 2000357356 A JP2000357356 A JP 2000357356A JP 11166538 A JP11166538 A JP 11166538A JP 16653899 A JP16653899 A JP 16653899A JP 2000357356 A JP2000357356 A JP 2000357356A
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JP
Japan
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disk
performance
disc
standby
pin
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Withdrawn
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JP11166538A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Sakurai
俊博 櫻井
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク装置に挿入されたディスクD1の演
奏中に、新たなディスクD2を装置に挿入した際に、デ
ィスクD1の演奏が途中で止まり装置の外へディスクD
1を排出してしまう。 【解決手段】 筐体10に取り付けたフロントパネル2
0に挿入口21b及び排出口21cを設けて、筐体10
内で第1のディスクD1を駆動させている状態で、フロ
ントパネル20の挿入口21bへ第2のディスクD2を
挿入すると、第1のディスクD1が排出口21cから排
出されて、第2のディスクD2を駆動するようにした入
れ替え可能なディスク装置であって、第2のディスクD
2を装置内の待機位置に待機させておいて、第1のディ
スクD1の演奏終了を検出したときに、第1のディスク
D1を第2のディスクD2と入れ替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDなどのディ
スク入れ替え可能なディスク装置に関し、特にディスク
の演奏操作を好みに応じて選択できるディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のディスク装置は、箱状を
した筐体の前面にフロントパネルを取り付け、このフロ
ントパネルには、ディスクを挿入するための挿入口とデ
ィスクを排出するための排出口が上下に並設されてい
る。筐体内には、挿入口から挿入されたディスクを挟持
して、筐体の後方に運ぶスライド部材が設けられてい
る。筐体には、挿入されたディスクを載せるためのディ
スクトレイがスライド部材の下方に配設されている。そ
して、筐体内の後方には回転カムが設けられていて、こ
の回転カムに一端を支点とするイジェクト部材が取り付
け固定されている。このイジェクト部材の他端には押出
しピンが設けられている。そして、ディスク装置内へ1
枚目のディスクを収納した状態で、2枚目のディスクを
挿入口から挿入すると、スライド部材によって装置後方
に引き込まれるとともに、装着状態にある1枚目のディ
スクは、回転カムの回転によって作動するイジェクト部
材の押出しピンによってディスクトレイに搭載されたま
ま摺接して、排出口に押し出される。その後、押出しピ
ンを備えたイジェクト部材が装置後方の元の位置に収納
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
スク装置においては、第2のディスクD2を挿入する
と、ディスク装置内で演奏のために回転されているディ
スクD1が速やかに停止し、押出しピンによって装置か
ら排出される。しかし、ディスクD1の演奏途中で、デ
ィスクD1の回転を止めて排出してしまうのではなく、
ディスクD1の演奏(例えば、1曲)が終了するまで、
挿入した第2のディスクD2を待機しておき、ディスク
D1の演奏が終了したときにディスクD2と入れ替えた
いこと(いわゆる待機モード)があり、上記ディスク装
置の構成ではそのような条件でディスクを入れ替えする
ことができないという問題があった。本発明の目的は、
フロントパネルにすぐにディスクの入れ替えをする通常
モードとディスクの演奏が終了した後にディスクの入れ
替えをする待機モードとを選択可能なディスク装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、挿入口及び排出口を備え、第
1のディスクを駆動させている状態で、第2のディスク
を挿入口へ挿入すると、駆動されている第1のディスク
が排出口から排出され、挿入された第2のディスクと入
れ替えられものであって、第2のディスクを第1のディ
スクの演奏が終了するまでクランプ位置の手前に待機さ
せる待機手段と、第1のディスクの演奏終了を検出する
演奏終了検出手段とを備え、第1のディスクの演奏が終
了したときに、演奏終了検出手段から待機手段への指令
に基づいて、第2のディスクを第1のディスクと入れ替
えるものである。
【0005】また、第2の解決手段として、待機手段
は、第2のディスクが待機位置まで引き込まれたことを
検出する待機位置検出センサを備え、待機位置検出セン
サの検出信号によって、第2のディスクの引き込みを停
止させたものである。
【0006】また、第3の解決手段として、待機位置
は、第2のディスクが挿入口から突出しない位置に配置
されたことにある。
【0007】また、第4の解決手段として、第2のディ
スクを演奏の終了まで待機させ、演奏が終了したときに
入れ替える待機モードと、第2のディスクの演奏が終了
するまで待たずに入れ替える通常モードとを選択可能な
モード切り換え手段が設けられたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置の実
施の形態について図面に基づいて説明する。図1乃至図
3に示すように、ディスク装置において、ディスクDの
挿入又は排出がなされる樹脂製のフロントパネル20
は、前面に位置する前面板部21と、前面板部21の周
縁端から後方に延設した側板部22とを備えていて、前
面板部21の中央には矩形状の開口部21aが形成され
ていて、前面板部21の下方には通常モードと待機モー
ドとを切り換えるモード切り換え手段である押釦スイッ
チ24が取り付けられている。また、開口部21aの上
下縁部分には後方に延びる壁部23a、23bが設けら
れている。樹脂製のドア25は、湾曲状の傾斜部26a
を有する薄いバー形状をした基部26と、基部26の両
端に設けられた一対の回転軸26bと、一方の回転軸2
6bと基部26間に設けられ、基部26から下方に延設
した押圧片27とから構成されている。そして、一方の
回転軸26bにはコイルばね28が巻回されていて、ド
ア25は回転軸26bを中心に回転可能にフロントパネ
ル20の側板部22に取り付けられている。
【0009】このように、フロントパネル20の開口部
21aにドア25を取り付けることにより、上方に位置
する挿入口21bと、下方に位置する排出口21cを並
設し、これら挿入口21b、排出口21cの2つに仕切
られている。ドア25は、コイルばね28によって付勢
され、挿入口21b側の壁部23aと対向するドア25
の傾斜部26aとが離間する方向(図3中、反時計周り
方向)に押圧されるようになっている。スイッチ32
は、図3に示すように、ドア25の押圧片27に対向し
て配置され、フロントパネル20の側板部22に付勢さ
れて取り付けられ、ディスクDの取り忘れの有無を検出
するものである。そして、このドア25を取付けたフロ
ントパネル20は、板状の底板部12と、底板部12の
両側から折り曲げられた側板部14、15とを有し、金
属板からなるコ字状をした筐体10の前面に側板部22
を介して取り付けられている。
【0010】マイクロスイッチ161は、スイッチ本体
のノブを押すことによって接点が切り替わる構造をして
いて、ノブを押圧するためのレバーがスイッチ本体に取
付けられている。そして、マイクロスイッチ161は、
筐体10の側板部15に取付けられて、スライド部材7
0に設けた図示しない突起ピンによってレバーを付勢す
ることにより、スイッチオン・オフさせるようになって
いる。待機位置検出センサであるマイクロスイッチ16
2は、上記マイクロスイッチ161と同じ構造からな
り、筐体10の側板部15に、マイクロスイッチ161
の装置後方側に隣接して取り付けられている。そして、
スライド部材70に設けた図示しない他の突起ピンによ
ってレバーを付勢することにより、マイクロスイッチ1
62をスイッチオン・オフさせるようになっている。
【0011】次に、ディスク保持搬送機構の構造につい
て説明する。先ず、ディスク保持搬送機構を配設した天
井板13には、図4に示すように、前後方向に大きく穿
設された矩形状をした開口穴13a,13bと、開口穴
13aの内側縁部に沿う細長の案内溝13cとが形成さ
れている。開口部13bの後方側縁部にはテーパ部13
d、13eがそれぞれテーパー状に切り欠いて形成され
ている。
【0012】図4、図5及び図11に示すように、周縁
部を歯車形状にした大ギヤ115は、回転軸115a
と、上面に突出形成された誘導ピン115bとを有して
いる。この大ギヤ115には伝達ギヤ110の一部が天
井板13の外側に露出した位置で噛み合うようになって
いる。伝達ギヤ110は、回転軸110aと、回転軸1
10aに一体に設けられたギヤ部110bとから構成さ
れている。駆動モータ99は回転軸99aを有し、その
回転軸99aにはウオーム101が嵌着している。そし
て、ウオーム101を介して、駆動モータ99の回転駆
動力が伝達ギヤ110及び大ギヤ115に伝わるように
なっている。
【0013】搬送アーム120は、金属薄板をプレス成
形したものであり、その腕部分に細長の摺動溝120
a,120bがそれぞれ穿設されている。摺動溝120
a内には、大ギヤ115の誘導ピン115bが挿通され
ている。
【0014】スライド部材70は、コ字状をした金属薄
板からなり、基部70aとその両端に一体に延設した幅
広部70bとからなり、基部70aと幅広部70bとの
繋ぎ部分に細長く穿設されたガイド溝71a、71bを
備えている。スライド部材70の幅広部70bの一方に
は同心円状に広がった円弧溝72、73が穿設されてい
て、他方の幅広部70bにはガイド溝71bと平行に溝
70cが穿設されている。また、図12に示すように、
スライド部材70の下方に僅かに突出形成された支持部
70d、70eが設けられている。さらに、スライド部
材70の幅広部70bには図示しない突起ピンが設けら
れていて、筐体10の側板部15に取付けられた検知ス
イッチ161及びマイクロスイッチ162をスイッチオ
ン・オフさせるようになっている。
【0015】スライド部材70の下面(裏)側には、支
軸85aを中心に回転可能な回転アーム85が取付けら
れている。天井板13の上面側にはリンク部材82が設
けられ、リンク部材82の一端が、ガイド溝71a内
で、下面側の回転アーム85の一端と接続ピンP1を介
して連結されている。リンク部材82の他端には、回転
軸80aを中心に回転可能に軸支された回転リンク部材
80の一端が接続ピンP2を介して連結されている。回
転リンク部材80の他端は、リンクアーム81の一端に
接続ピンP3によって連結されている。リンクアーム8
1の他端には接続ピンP4が取付けられ、この接続ピン
P4がガイド溝71bに係合している。
【0016】スライド部材70の下面には検知アーム9
0が回動可能に取付けられ、検知アーム90の一端には
接続ピンP11が取付けられている。接続ピンP11は
ガイド溝71bに係合して、ガイド溝71b内を移動可
能となっていて、接続ピンP11を中心に検知アーム9
0が回転するようになっている。検知アーム90の他端
には検知ピンP9が取付けられ、また中央には規制ピン
P10が取付けられている。検知ピンP9は、後述する
検知アーム95に取付けられた検知ピンP7と同様に筐
体10(底板部12側)方向に突出され、ディスクDの
外周縁に当接可能となっている。規制ピンP10はスラ
イド部材70に穿設された溝70cに挿入されていて、
リンクアーム81の付勢力によって、検知アーム90は
支持ピンP11を中心に内方に引き寄せられるようにな
っている。規制ピンP10は大径ディスクDLのときに
は溝70c内の下方端に、小径ディスクDSの時には上
方端に位置するように規制されている。
【0017】回転アーム85及び検知アーム90の各端
部にはT字状をした金属薄板からなる一対の支持アーム
83がそれぞれ取付けられていて、各支持アーム83に
は、樹脂製またはセラミック製からなるくの字状のガイ
ド部材84がそれぞれ対向して取付けられている。これ
らガイド部材84の内側は、ディスクDを挟持するため
に溝形状となっている。また、回転リンク部材80とリ
ンクアーム81とは、コイルばね94によって牽引され
ている。
【0018】そして、ディスクDを挟持するために、回
転リンク部材80が時計周り方向に回転させられた時に
は、リンク部材82は接続ピンP2を支点として内方に
引き寄せられ、またリンクアーム81も内方に引き寄せ
られて、一対のガイド部材84がディスクDを挟持でき
るように互いに近づく方向に摺動するようになってい
る。また、回転リンク部材80が反時計周り方向に回転
された時には、前述したのとは反対に、一対のガイド部
材84がディスクDから離れる方向に摺動して、ディス
クDの挟持を開放するようになっている。
【0019】ここで、後述する待機モードにおける待機
手段を簡単に説明すると、待機手段は、ディスクDをチ
ャッキングする上記ガイド部材84と、ガイド部材84
を取付けた上記スライド部材70と、ディスクDと共
に、スライド部材70が待機位置近傍に引き込まれたこ
とを検出する上記マイクロスイッチ162とから主に構
成されている。
【0020】次に、ディスク保持検出機構100は、矩
形状をした回転基台102と、回転基台102上に設け
られたプッシュスイッチ105及び検知アーム95とか
ら構成されている。回転基台102は、回転軸102a
に軸支されている。また、回転基台102の下面に突設
された規制ピン(図示せず)は、スライド部材70の円
弧溝72内に挿通されている。帯条をした金属板の検知
アーム95は、中間部分を折り曲げて、段差のある形状
となっている。そして、検知アーム95の一端がスライ
ド部材70上に載置された状態で、回転軸102aに軸
支されていて、クランク状に折り曲げられた他端側は、
スライド部材70に穿設された円弧溝73内を通ってス
ライド部材70の下面側に延びている。この下面側に延
びた検知アーム95の他端には、筐体10の底板部12
側に突出する検知ピンP7が取付けられている。この検
知ピンP7は、ディスクDの挿入時においてディスクD
の外周縁に当接し、ディスクDの外周縁に沿って外方に
押し出されるようになっている。この検知ピンP7の動
きに伴って検知アーム95が回転軸102aを中心に反
時計周り方向に回転するようになっている。
【0021】検知アーム95は図示しない垂直片を有
し、垂直片は回転基台102に取付けられたプッシュス
イッチ105と対向配置されている。検知アーム95と
回転基台102との間には、図示しないコイルばねが張
架されていて、検知アーム95はコイルばねにより回転
軸102aを中心として常時時計周り方向に付勢されて
回転するようになっている。
【0022】次に、ディスクDを載せて上下動するトラ
バースユニット機構の構造について説明すると、図6及
び図7に示すように、筐体10の底板部12には、その
中央に切り欠き孔18が形成され、切り欠き孔18の縁
部には一対の内部側板16、17が底板部12から切り
起こし形成されている。そして、これら内部側板16、
17には、外方に突出するガイドピン16c、17cが
それぞれ設けられ、さらに、図7に示すように、内部側
板16には縦長穴16aが上下方向に長く貫通形成さ
れ、内部側板17にも同様に図示しない縦長穴が上下方
向に長く貫通形成されている。底板部12には、4個の
矩形状をした係合溝12a,12b及び12c、12d
が内部側板16、17とそれぞれ平行に貫通形成されて
いて、底板部12の後方隅部には側板部15と平行な矩
形状の係合溝12e,12fが貫通形成されている。
【0023】図6に示すように、第1の連結部材34に
は、その中央に支軸34aが設けられ、その両端には上
方に突出した突起34bがそれぞれ設けられていて、さ
らに、一方の突起34bと隣接して上方に突出した係合
ピン34cが第1の連結部材34に設けられている。そ
して、第1の連結部材34は、底板部12に支軸34a
を支点にして揺動可能に軸支されている。
【0024】図6及び図7に示すように、円盤状をした
回転カム40は、中心部に設けられた回転軸40aと、
表面に形成されたカム溝41と、裏面に形成されたカム
溝42と、周縁部に設けられたギヤ40dとから構成さ
れている。図6では、カム溝41が実線で示され、カム
溝42が点線で示されている。回転カム40は第1の連
結部材34と後述する第2の連結部材35との間に配設
されている。回転カム40のカム溝42には、第1の連
結部材34の係合ピン34cが挿入されている。回転カ
ム40のギヤ40dには伝達ギヤ110と小ギヤ135
(図8参照)が噛み合っている。回転カム40は、ギヤ
40dを上述した駆動モータ99と伝達ギヤ110を介
して噛み合うことにより、回転駆動力を受けるようにな
っている。
【0025】第1の昇降部材45は、L字状の金属板か
らなり、底板47とその底板47から直角に折り曲げ形
成された側板48とからなり、底板47の一端部が幅広
くなっていて、ここに長手方向と直角に長穴49が形成
されている。底板47の縁部には2つの爪部47aが形
成され、これら爪部47aは下方に折り曲げられてい
る。側板48は、細長の水平溝48fと、水平溝48f
の隣に形成した、前方から後方にかけて下方に傾斜をも
つ昇降ガイド溝48gとを有している。第1の昇降部材
45は、側板48を筐体10の内部側板16に重ね合わ
せた状態で、内部側板16を摺動可能に取付けている。
回転カム40まで延びた底板47の一端に形成された長
穴49には第1の連結部材34の突起34bが連結して
いる。第1の昇降部材45の爪部47aは、底板部12
の係合溝12a,12bに嵌入して、係合溝12a,1
2bをガイドにして摺動自在となっている。第1の昇降
部材45の昇降ガイド溝48gには、内部側板16の縦
長穴16aが部分的に一致するように重なり合ってい
る。
【0026】同様に、第2の昇降部材50は、L字状の
金属板からなり、底板52と、底板52から直角に折り
曲げ形成された側板53とからなる。底板52の一端に
は長穴54が形成されていて、底板52の縁部には2つ
の爪部52aが下方に折り曲げ形成されている。側板5
3には、細長の水平溝(図示せず)が第1の昇降部材4
5の水平溝48fと対称な位置に設けられ、この水平溝
を間に挟んで、2個の昇降ガイド溝(図示せず)が昇降
ガイド溝48gの傾斜とは反対に傾斜させてそれぞれ形
成されている。昇降部材50は、筐体10の内部側板1
7に摺動するように取付けられていて、長穴54には第
1の連結部材34の突起34bが連結している。そし
て、爪部52aは、底板部12の係合溝12c、12d
に嵌入して、係合溝12c、12dをガイドにして摺動
可能となっている。昇降部材50の図示しない昇降ガイ
ド溝には、第1の昇降部材45の昇降ガイド溝48と内
部側板16の縦長穴16aと同じように、内部側板17
の2つの縦長穴(図示せず)がそれぞれ部分的に一致す
るように重なり合っている。
【0027】トラバースユニット55は、底板57と、
底板57の両側から直角に折り曲げ形成された側板5
8、59とを備えた金属板の基台56と、スピンドルモ
ータM(図9参照)と連結し、回転可能に支持されたタ
ーンテーブルTaと、往復動可能な光ヘッドを有する光
ヘッド部Hとから構成されている。各側板58、59に
は、外方に突出した2つのガイドピン58a及び58
b、1つのガイドピン59a(図6参照)がそれぞれ設
けられて、一方のガイドピン58aは内部側板17の縦
長穴(図示せず)と昇降ガイド溝53gに挿通し、ガイ
ドピン58bは内部側板17のもう1つの縦長穴(図示
せず)と昇降ガイド溝53hに挿通し、他方のガイドピ
ン59aは内部側板16の縦長穴16aと昇降ガイド溝
48gに挿通(図7参照)されて、それぞれ移動可能に
支持されている。また、一対の内部側板16、17の各
ガイドピン16c、17cは、第1及び第2の昇降部材
45,50の各水平溝48fにそれぞれ挿通されて、移
動可能に支持されている。
【0028】次に、ディスクDの演奏時に、ディスクD
を保持するアーム支持機構の構造を説明すると、図6に
示すように、第2の連結部材35には、その中央に支軸
35aが設けられ、その一端に長溝35bが、他端に楕
円溝35cがそれぞれ設けられていて、支軸35aと長
溝35b間に係合ピン35eが下方に突出して設けられ
ている。そして、第2の連結部材35は、底板部12に
支軸35aを支点にして揺動可能に軸支されている。上
記回転軸40aは第2の連結部材35の長溝35b内に
嵌入されていて、また、カム溝41には第2の連結部材
35の係合ピン35eが挿入されている。
【0029】第3の昇降部材65は、L字状の金属板か
らなり、底板67と、底板67から直角に折り曲げ形成
された側板68とからなり、その底板67の縁部から延
設された2つの爪部67aが下方に折り曲げられ、さら
に底板67から延設した突起67bが一体に形成されて
いる。側板68には、図7に点線で示したように、細長
い2つの水平溝68f、68gと緩やかな傾斜形状をし
た1つの昇降ガイド溝68hとがそれぞれ形成されてい
る。昇降部材65は、底板67が筐体10の底板部12
上に重なるように載置され、側板68が筐体10の側板
部15の外側に当接した状態で、側板部15の後方側に
取り付けられていて、側板部15から外方に突出した突
起15d、15cが水平溝68f、68gにそれぞれ挿
通されるようになっている。爪部67aは、底板部12
の係合溝12e,12fに嵌入されて、摺動可能となっ
ている。
【0030】T字状をした金属板からなるアームクラン
プ(図示せず)は、ディスクDの演奏時にディスクDを
上方から保持するもので、中央先端に円柱状をした樹脂
製のクランパが回動可能に取付けられている。昇降部材
65の昇降ガイド溝68hにはアームクランプのガイド
ピンが挿通されていて、昇降部材65の前後方向の動き
に伴って、アームクランプを上下動させるようになって
いる。ターンテーブルTa上にディスクDを載せた際
に、下方に移動したクランパでディスクDを回転可能に
支持するようになっている。
【0031】次に、ディスクDの排出時に使用されるデ
ィスク排出機構の構造を説明すると、図8に示すよう
に、樹脂製のディスクトレイ75は、中央に開口部76
を設けて、装置前面(図中左側)に向けてU字状をした
第1のガイド段部77aと、第1のガイド段部77aよ
り一段高くなった、同じU字状をした第2のガイド段部
77bとから構成されている。また、開口部76から第
1及び第2のガイド段部77a,77bを横切るように
円弧溝78が切り欠き形成されている。ディスクトレイ
75は、ディスクDの排出に際し、ターンテーブルTa
上のディスクDを持ち上げて一時的に保持するものであ
り、ディスクDの大きさ、すなわち8センチディスク
(DS)用には第1のガイド段部77aが、12センチ
ディスク(DL)用には第2のガイド段部77bがそれ
ぞれ使用されるようになっている。そして、ディスクト
レイ75は、筐体10内に底板部12と所定の距離を持
たせて取付けられている。
【0032】長方形をした薄型金属板からなるイジェク
トアーム130は、その先端に垂直方向に突出した押出
ピン130aを有する。押出ピン130aの反対側端部
には、取付孔130bが形成されている。筐体10の底
板12に立設した支柱(図示せず)は、イジェクトアー
ム130の取付孔130bに嵌合している。そしてイジ
ェクトアーム130は、支柱を軸中心にして回動可能に
取り付けられている。
【0033】次に、図9に示すように、ディスク装置に
搭載されたディスクDを回転させるスピンドルモータM
とスライド部材70を往復動移動させる駆動モータ99
の制御系について説明する。信号処理部200は、演奏
終了検出手段を有するCPU201を備え、このCPU
201に接続し、CPU201の入出力によって、スピ
ンドルモータMを制御する駆動回路202、同じく駆動
モータ99を制御する駆動回路203とから主に構成さ
れている。そして、信号処理部200のCPU201に
は、押釦スイッチ24及びマイクロスイッチ162(待
機位置検出センサ)がその各信号が入力するように接続
され、各駆動回路201、203にはスピンドルモータ
M、駆動モータ99が接続されている。
【0034】次に、このディスク装置内に、図10乃至
図23に示すように、第1のディスクD1(図中、D
L)を収納し、ディスクD1を回転駆動させた状態で、
第2のディスクD2(図中、DS)を挿入して、これら
ディスクD1、D2を入れ替える一連の動作について以
下に説明する。
【0035】(ディスクD1挿入前の初期状態)ディス
ク装置にディスクD1を挿入する前の状態(図8参照)
では、イジェクトアーム130が装置後方に位置してい
て、トラバースユニット55は下方側の下降位置(クラ
ンプ状態)にあり、またスライド部材70は挿入口21
b側に位置(図4参照)している。
【0036】(ディスクD1挿入動作)フロントパネル
20の押釦スイッチ24を押圧しない通常モードの場
合、図11及び図12に示すように、装置内に何もディ
スクDが無い状態で、フロントパネル20の開放された
挿入口21bから、例えば大径ディスクD1(DL)を
水平に挿入する。ディスクD1の一部がドア25の傾斜
部26a及び壁部23aに当接し、さらにディスクD1
を装置後方に押し進めると、ディスクD1の周縁部がス
ライド部材70の一対のガイド部材84に当接する。デ
ィスクD1は、その先端側の周縁部がガイド部材84を
摺接しながら押し広げて、ガイド部材84内に挟持さ
れ、さらに、ディスクD1の周縁部の一部が検知ピンP
7及びP9に当接する。
【0037】このとき、回転リンク部材80が時計周り
方向に回転させられて、リンク部材82は接続ピンP2
を支点として内方に引き寄せられ、またリンクアーム8
1も内方に引き寄せられて、一対のガイド部材84がデ
ィスクD1を挟持できるように互いに近づく。検知ピン
P9を有する検知アーム95は反時計周り方向に回動
し、同時に検知ピンP9を有する検知アーム90は時計
周り方向に回動する。検知アーム95を回動させると、
垂直片によりプッシュスイッチ105が押圧されて、プ
ッシュスイッチ105から出力されたオン信号により駆
動モータ99が回転する。小径ディスクDSの場合も大
径ディスクDLと同様にディスク挿入動作が行われる
が、このときには、各ガイド部材84間、及び検知ピン
P7及び検知ピンP9間が小径ディスクDSの径の大き
さに対応して、大径ディスクDLの場合よりも狭くなっ
ている。
【0038】次に、ガイド部材84に挟持されたディス
クD1は、図13及び図14に示すように、スライド部
材70とともに装置後方へ搬送される。このとき、プッ
シュスイッチ105からチャッキング状態にあるとの信
号を受けて、駆動モータ99が回転し、その回転駆動力
が、ウオーム101を介して伝達ギア110に伝えら
れ、大ギヤ115を時計周り方向に回転させる。大ギヤ
115上の誘導ピン115bは摺動溝120a内を移動
し、搬送アーム120を支軸ピン120cを支点として
時計周り方向に回動させ、また、連結ピンP14が案内
溝13c内を後方に移動するため、連結ピンP14に接
続されたスライド部材70が装置後方に移動する。スラ
イド部材70がフロントパネル20側から装置後方側に
移動することにより、マイクロスイッチ161は、スラ
イド部材70の図示しない突起ピンによって付勢されて
オン状態からオフ状態となる。なお、この通常モードで
は、マイクロスイッチ162は何ら検出しないようにな
っている。
【0039】ディスクD1がアームクランプとターンテ
ーブルTaとの空間部に配置された状態で、回転カム4
0が回転すると、第2の連結部材35の回動によって昇
降部材65が前方にスライド動作し、昇降部材65の昇
降ガイド溝68h内に沿ってアームクランプのガイドピ
ンが傾斜面を下り、アームクランプの一部を支点として
下方に回動して、アームクランプのクランパが下方に下
降する。
【0040】(ディスクD1演奏又は記録)さらに、回
転カム40が回転すると、図15及び図16に示すよう
に、トラバースユニット55は解除開始点まで上昇し
て、ターンテーブルTaとクランプ64によるディスク
D1のクランプ動作を完了する。スライド部材70の接
続ピンP110がテーパ部13d、または13eにガイ
ドされて最後部に移動して、各ガイド部材84の挟持に
よるディスクD1のチャッキングをより確実に解除する
とともに、トラバースユニット55が少し下降してPL
AYポジションに位置する。このとき、回転リンク部材
80が反時計周り方向に回転され、一対のガイド部材8
4がディスクDから離れる方向に摺動して、挟持された
ディスクDが開放される。
【0041】図17及び図18に示すように、大ギヤ1
15がさらに回転すると、スライド部材70は、搬送ア
ーム120の摺動溝120bに係合するガイドピンP1
4を介して元のフロントパネル20側に戻り、マイクロ
スイッチ161が位置を検出することによって停止す
る。マイクロスイッチ161による位置検出が終了する
と、信号処理部200を介してスピンドルモータMの回
転が開始され、ディスクD1を載せたターンテーブルT
aを回転させて、ディスクD1の演奏または記録が行わ
れる。
【0042】(ディスクD2の挿入動作)次に、装置内
に第1のディスクであるディスクD1が演奏されている
ときに、第2のディスクである新たなディスクD2を挿
入する、ディスクの入れ替え動作について図19乃至図
22に基づいて以下に説明する。図19乃び図20に示
すように、挿入口21bから新たにディスクD2を挿入
すると、これまで装置内に装着されていたディスクD1
は、ディスクD2の挿入と同時に、速やかに排出口26
cからディスクD1を排出する準備がなされる。ディス
クD2を挿入すると、プッシュスイッチ105が検出し
て、図9に示すCPU201が駆動回路202を介して
スピンドルモータMの回転を止める。ディスクD1の演
奏が中断されると、トラバースユニット55上でターン
テーブルTaとクランパ64が少し上昇してPLAYポ
ジションからLOADポジションに移動する。
【0043】(ディスクD1排出動作)次に、装置内に
収納されたディスクD1を排出する動作を説明する。デ
ィスクD2がスライド部材70とともにアームクランプ
とターンテーブルTaとの空間部に配置された状態で、
駆動モータ99によって回転カム40を回転させると、
ディスクD2は上述したディスクD1の挿入動作と同じ
ように、ターンテーブルTa、及びアームクランプによ
るクランプ動作をスタートさせる。ディスクD2の挿入
動作及びクランプ動作を行っている間、下部側ではこれ
と並行してディスクD1の排出動作が行われる。アーム
クランプの上昇に連動して上昇したトラバースユニット
55上には、それまで演奏等が行われていたディスクD
1が停止したまま載置されている。
【0044】そして、回転カム40が回転すると、図8
に示すイジェクトアーム130の先端の押出しピン13
0aがトラバースユニット55の下降によりディスクト
レイ75上に移ったディスクD1をフロントパネル20
の排出口21c方向に押し出す。押出しピン130aに
よって押し出されたディスクD1は、傾斜部26a裏側
を押圧すると、支軸26bを中心ドア25が回動して排
出口21cを開放させて、排出口21cまで導かれ装置
外側に排出される。ディスクD1を排出した後、トラバ
ースユニット55には、ディスクD1を排出したタイミ
ングを見計らって、ディスクD2が搭載され、その後の
ディスクD2の動作は上述したディスクD1のときと同
じ動作をする。
【0045】(待機モードの場合)次に、押釦スイッチ
24を押圧操作して待機モードにした場合において、デ
ィスク装置内に、図19乃至図23に示すように、予め
第1のディスクD1を収納し、次に第2のディスクD2
を待機させて、ディスクD1の演奏が終了したときに、
第1のディスクD1と、待機した第2のディスクD2と
を入れ替える一連の動作について以下に説明する。
【0046】(ディスクD2の挿入動作)図19及び図
20に示すように、挿入口21bから新たに第2のディ
スクであるディスクD2を挿入すると、ディスクD2の
一部がドア25の傾斜部26a及び壁部23aに当接
し、さらにディスクD2を装置後方に押し進めると、デ
ィスクD2の周縁部がスライド部材70の1対のガイド
部材84間に挟持され、またディスクD2の周縁部の一
部が検知ピンP7及びP9に当接する。 検知ピンP7
を有する検知アーム95は反時計周り方向に回動し、同
時に検知ピンP9を有する検知アーム90は時計周り方
向に回動する。検知アーム95を回動させると、垂直片
によりプッシュスイッチ105が押圧されて、プッシュ
スイッチ105がオン信号を出力することにより、信号
処理部200を介して駆動モータ99を回転させる(図
9参照)。
【0047】駆動モータ99が回転することにより、噛
み合っている伝達ギヤ110、大ギヤ115を回転さ
せ、大ギヤ115の誘導ピン115bに支持された搬送
アーム120が係合ピンP14を介してスライド部材7
0のガイド部材84に挟持されたディスクD2を装置後
方に搬送させる。図9に示す信号処理部200のCPU
201は、ディスクD1を回転させるスピンドルモータ
Mの回転状態を駆動回路202を介して検出する。マイ
クロスイッチ162は、レバーがスライド部材70に取
付けられた図示しない突起ピンと当接して、信号処理部
200へオン状態の検出信号を出力する。CPU201
は、マイクロスイッチ162から出力された検出信号を
読み出す。上記スピンドルモータMの回転により、CP
U201は、ディスクD1が演奏途中であると判断した
場合、駆動回路203を介してスピンドルモータMを回
転継続させて、スライド部材70を所定の待機位置に位
置させる。このように、挿入されたディスクD2は、上
述したように各ガイド部材84により保持されて、マイ
クロスイッチ162による検出後、装置内の所定位置で
待機した状態になる。なお、図示したように、挿入され
たディスクD2は、フロントパネル20から突き出して
いるが、装置の前後方向のスペースを確保することによ
り、装置内に全て収容することが可能であり、この場
合、待機状態にあるディスクD2に誤って触れてディス
クD2を損傷してしまうおそれがない。また、ディスク
D2に触れてしまうことにより、ディスクD2を装置後
方に押してしまい、待機位置からクランプ位置へディス
クD2とともに、スライド部材70を誤って移動させて
しまい、次の動作が開始してしまうおそれを防止するこ
とができる。
【0048】次に、ディスクD1の演奏が終わり、スピ
ンドルモータMの回転が停止すると、CPU201がス
ピンドルモータMの停止を検知して、駆動回路203を
介して駆動モータ99を回転させ、伝達ギヤ110・搬
送アーム120を介して、スライド部材70を動かして
ディスクD2を待機位置からクランプ位置へ移動させる
一連の動作を開始させると共に、回転カム40の回転駆
動により、後述するようなターンテーブルTa上にクラ
ンプされたディスクD1の排出動作が行われる。なお、
待機モードにした場合も、ディスクD2を待機位置に一
旦停止させることを除いて、通常モードと同じ挿入動作
が行われる。
【0049】(ディスクD1排出動作)次に、装置内に
収納されたディスクD1を排出する動作を説明すると、
ディスクD2がスライド部材70とともにアームクラン
プ60とターンテーブルTaとの待機位置に配置された
状態で、駆動モータ99によって回転カム40を回転さ
せると、ディスクD2は上述したディスクD1の挿入動
作時と同じように、ターンテーブルTa、及びアームク
ランプによるクランプ動作をスタートさせる。
【0050】ディスクD1の演奏が終わり、ディスクD
2を待機位置からPLAY位置に移している間、下部側
ではこれと並行してディスクD1の排出動作が行われ
る。アームクランプ60の上昇に連動して上昇したトラ
バースユニット55の上には、それまで演奏が行われて
いたディスクD1が載置されている。さらに、回転カム
40が回転すると、図8に示すイジェクトアーム130
の先端の押出しピン130aがトラバースユニット55
の下降によりディスクトレイ75上にあるディスクD1
を図23に示すように、フロントパネル20の排出口2
1c方向に押し出す。押出しピン130aによって押し
出されたディスクD1は、傾斜部26a裏側を押圧する
と、支軸26bを中心にドア25が回動して排出口21
cを開放させて、排出口21cまで導かれ装置外側に排
出される。ディスクD1を排出した後、トラバースユニ
ット55には、ディスクD1を排出したタイミングを見
計らって、ディスクD2が搭載され、その後のディスク
D2の動作は上述したディスクD1のときと同じ動作を
する。なお、装置内にディスクD1がある無しに係わら
ず、ディスクD1又はD2の演奏後では通常モード及び
待機モードであっても同じ排出動作となる。ところで、
上述した本発明の実施の形態のディスク装置に使用され
るディスクDは、音楽を記録したものを例に挙げて説明
したが、これに限定されるものではなく、例えば、映像
であってもよい。また、ディスクDには数曲が記録され
ていて、演奏の終了とは、その1トラック分に記録され
た曲の終了を意味している。
【0051】
【発明の効果】以上のように説明してきたディスク装置
において、第2のディスクを第1のディスクの演奏が終
了するまでクランプ位置の手前に待機させる待機手段
と、第1のディスクの演奏終了を検出する演奏終了検出
手段とを備え、第1のディスクの演奏が終了したとき
に、演奏終了検出手段から待機手段への指令に基づいて
第2のディスクを第1のディスクと入れ替えることによ
り、第1のディスクの演奏が終了してから第2のディス
クの演奏をスタートさせることができる。また、連続し
て2つのディスクを最大限に利用して、演奏させること
もできる。
【0052】さらに、待機手段は、第2のディスクが待
機位置まで引き込まれたことを検出する待機位置検出セ
ンサを備え、この待機位置検出センサの検出信号によっ
て、第2のディスクの引き込みを停止させたことによ
り、第1のディスクの演奏が終了するまで第2のディス
クを待機位置に確実に待機させておくことができる。
【0053】さらに、待機位置は、第2のディスクが挿
入口から突出しない位置であることにより、待機状態に
あるディスクに誤って触れてしまうおそれがなく、ディ
スクを破損等から保護することができる。
【0054】さらに、第2のディスクを演奏の終了まで
待機させ、演奏が終了したときに入れ替える待機モード
と、第2のディスクの演奏が終了するまで待たずに第1
のディスクと入れ替える通常モードとを選択可能なモー
ド切り換え手段が設けられたことにより、通常モードの
他に待機モードのように、第1のディスクの演奏を終了
した時点で第2のディスクと入れ替えて、第2のディス
クの演奏をスタートすることができ、好みに応じて選択
的に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置の概略斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るディスク装置の正面図である。
【図3】図2における3−3線から見た縦断面図であ
る。
【図4】本発明に係るディスク装置の平面図である。
【図5】図4における5−5線から見た概略縦断面図で
ある。
【図6】本発明に係るディスク装置の概略平面図であ
る。
【図7】本発明に係るディスク装置の概略縦断面図であ
る。
【図8】本発明におけるディスク装置に係るディスクト
レイ部分を示す平面図である。
【図9】本発明におけるディスク装置に係る駆動モータ
の制御系を説明するための概略説明図である。
【図10】本発明におけるディスク装置に係り、ディス
クを挿入する動作状態を示す縦断面図である。
【図11】本発明におけるディスク装置に係り、ディス
クを挟持した状態を示す平面図である。
【図12】図11における概略縦断面図である。
【図13】本発明におけるディスク装置に係り、最後部
にディスクを収納した状態を示す平面図である。
【図14】図14における概略縦断面図である。
【図15】本発明におけるディスク装置に係り、ターン
テーブルにディスクを収納し、PLAY位置状態を示す
平面図である。
【図16】図15における概略縦断面図である。
【図17】本発明におけるディスク装置に係り、ディス
クのPLAY状態を示す平面図である。
【図18】図17における概略縦断面図である。
【図19】本発明におけるディスク装置に係り、ディス
クを収納した状態において、次のディスクを挿入する動
作状態を示す平面図である。
【図20】図19における概略縦断面図である。
【図21】本発明におけるディスク装置に係り、ディス
クが待機位置にあることを示す平面図である。
【図22】図21における概略縦断面図である。
【図23】本発明におけるディスク装置に係り、ディス
クを排出する動作状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
21b 挿入口 21c 排出口 24 押釦スイッチ(モード切り換え手段) 162 マイクロスイッチ(待機位置検出センサ) 201 CPU(演奏終了検出手段) D1 第1のディスク D2 第2のディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入口及び排出口を備え、第1のディス
    クを駆動させている状態で、第2のディスクを前記挿入
    口へ挿入すると、駆動されている前記第1のディスクが
    前記排出口から排出され、挿入された前記第2のディス
    クと入れ替えられるディスク装置において、前記第2の
    ディスクを前記第1のディスクの演奏が終了するまでク
    ランプ位置の手前に待機させる待機手段と、前記第1の
    ディスクの演奏終了を検出する演奏終了検出手段とを備
    え、前記第1のディスクの演奏が終了したときに、前記
    演奏終了検出手段から前記待機手段への指令に基づい
    て、前記第2のディスクを前記第1のディスクと入れ替
    えることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記待機手段は、前記第2のディスクが
    待機位置まで引き込まれたことを検出する待機位置検出
    センサを備え、前記待機位置検出センサの検出信号によ
    って、前記第2のディスクの引き込みを停止させたこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記待機位置は、前記第2のディスクが
    前記挿入口から突出しない位置であることを特徴とする
    請求項2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のディスクを演奏の終了まで待
    機させ、演奏が終了したときに入れ替える待機モード
    と、前記第2のディスクの演奏が終了するまで待たずに
    前記第1のディスクと入れ替える通常モードとを選択可
    能なモード切り換え手段が設けられたことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のディスク装置。
JP11166538A 1999-06-14 1999-06-14 ディスク装置 Withdrawn JP2000357356A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070562A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ローディング装置、ディスクドライブおよびローディング方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070562A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ローディング装置、ディスクドライブおよびローディング方法

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