JP2000357336A - 記録媒体駆動装置および方法、並びに媒体 - Google Patents

記録媒体駆動装置および方法、並びに媒体

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JP2000357336A
JP2000357336A JP11168663A JP16866399A JP2000357336A JP 2000357336 A JP2000357336 A JP 2000357336A JP 11168663 A JP11168663 A JP 11168663A JP 16866399 A JP16866399 A JP 16866399A JP 2000357336 A JP2000357336 A JP 2000357336A
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signal
control signal
recording medium
feedback control
control
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JP11168663A
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English (en)
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Tsunemitsu Takase
経光 高瀬
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏芯による影響を軽減して、記録媒体を駆動
できるようにする。 【解決手段】 サーボプロセッサ34のDSP71は、RF
処理部より入力されたトラッキングエラー信号に基づ
き、フィードバック制御信号としてのTAOdsp信号を生成
し、制御用マイクロコンピュータ36に出力する。制御
用マイクロコンピュータ36は、CD-Rが1回転するうち
の所定の期間のフィードバック制御信号を測定する。制
御用マイクロコンピュータ36は、1つ前の所定の期間
にサンプルホールドされたフィードバック制御信号に、
係数Nを乗算し、フィードフォワード制御信号としての
TAOdac信号を生成する。係数Nの値は、CD-Rが1回転す
る毎に、徐々に大きな値に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体駆動装置
および方法、並び媒体に関し、特に、フィードバック制
御とフィードフォワード制御を併用したサーボを用いる
ことにより、安定して記録媒体を駆動することができる
ようにした記録媒体駆動装置および方法、並びに媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】CD-R(Compact Disc-Recordable)ドラ
イブ装置は、装着されたCD-Rに所定のデータを記録する
か、またはCD-Rから所定のデータを再生する。このと
き、CD-Rドライブ装置は、CD-Rを、所定のピットトラッ
クの線速度が一定となる回転速度で回転するように、ス
ピンドルサーボをかける。また、光ピックアップに内蔵
されるレーザダイオードが発生するレーザ光のレーザス
ポットが、CD-Rの所定のピットトラックを追従し、デー
タを記録または再生できるように、トラッキングサー
ボ、フォーカスサーボ、およびスレッドサーボがかけら
れる。
【0003】トラッキングサーボは、トラッキングエラ
ー信号(以下、TE(Tracking Error)信号と称する)に
基づいて行われる。TE信号は、偏芯量が大きいと、その
値が大きくなるため、その値が小さくなるように、トラ
ッキング制御信号(以下、TAO(Tracking Analogue Out
put)信号と称する)が生成され、このTAO信号に基づい
て、フィードバック制御が行われる。
【0004】また、スレッドサーボは、TE信号の直流成
分より生成されたスレッド制御信号(以下、SAO(Sled
Analogue Output)信号と称する)に基づいて、スレッ
ドモータを制御することにより行われる。
【0005】図1は、スレッドサーボの原理を表わして
いる。CD-R3は、スピンドルモータ1のスピンドル2に
装着され、回転される。光ピックアップ4のベース5に
は、レーザダイオード6、ミラー7,8、アクチュエー
タ9が搭載されている。レーザダイオード6により出射
されたレーザ光は、ミラー7,8で反射され、アクチュ
エータ9に支持されている対物レンズ10に入射され
る。対物レンズ10は入射された光を収束し、CD-R3に
照射する。CD-R3からの反射光は、光学系により入射光
と分離され、検出器で受光される(いずれも図示せ
ず)。
【0006】スレッドモータ14は、SAO信号に基づい
て、スクリュー11を回転させる。スクリュー11は、
図示せぬシャーシ等に固定部12により回転自在に固定
されており、このスクリュー11には、ベース5の結合
部13がネジ結合しているため、スクリュー11が回転
すると、ベース5がCD-R3の半径方向に移動される。ス
クリュー11と結合部13は、ネジ結合しており、両者
の摩擦力は比較的大きく、経時的にも変化するので、ス
レッドモータ14によりベース5(光ピックアップ4)
のCD-R3の半径方向の位置を正確に制御することは困難
である。さらにまた、スクリュー11が回転していない
状態から急に回転させる場合には、大きなレベルのSAO
信号が必要になる。従って、スクリュー11を一度回転
させると、急に停止させることは困難である。そこで、
スレッドサーボとは独立して、スレッドモータ14が過
度に回転したとき(単位時間当りの回転速度が閾値以上
になったとき)、停止信号(以下、SLOFF(Sled Off)
信号と称する)を発生させ、スレッドモータ14を強制
的に停止させるように構成されている。
【0007】図2、および図3は、CD-Rドライブ装置の
CD-R3のドライブ時における各制御信号(TE信号、TAO
信号、SAO信号、およびSLOFF信号)の波形図を示してい
る。同図において、横軸は時刻を表わし、縦軸は各制御
信号のレベル(大きさ)を表わしている。図2は、偏芯
量が小さい(偏芯量90μm)ときの各制御信号の波形
図を示しており、図3は、偏芯量が大きい(偏芯量21
0μm)ときの各制御信号の波形図を示している。これ
らの図からも判るように、図2の例に比べ、図3の例で
は、偏芯量が大きいため、それにともなって、TAO信
号、およびSAO信号のレベルも大きくなり、さらに、SAO
信号のレベルが非常に大きくなるタイミングで、SLOFF
信号が発生している。
【0008】一般的に、スレッドモータ14を安定して
回転させるためには、偏芯を、できるだけトラッキング
サーボで吸収させることが好ましい。そこで、従来、フ
ィードバック制御によりトラッキングサーボを実行する
ようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィー
ドバック制御によりトラッキングサーボを実行したとし
ても、偏芯が比較的大きい場合、これが吸収されず、図
4に示すように、SLOFF信号が頻繁に発生し、円滑なス
レッドサーボを実現することが困難である課題があっ
た。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、フィードバック制御とフィードフォワード
制御を併用するとともに、フィードバック制御に対する
フィードフォワード制御の割合を徐々に大きくすること
により、偏芯による影響を抑制しつつ、記録媒体を安定
して駆動することを可能にするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体駆動装置は、記録媒体が1回転する期間のうちの、所
定の期間のフィードバック制御信号を算出する算出手段
と、算出手段により算出された所定の期間のフィードバ
ック制御信号に基づいて、フィードフォワード制御信号
を生成する生成手段と、フィードバック制御に対するフ
ィードフォワード制御の割合を、徐々に増加するよう
に、フィードフォワード制御信号をフィードバック制御
信号に加算する加算手段と、加算手段により加算された
制御信号に基づいて、制御対象を制御する制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の記録媒体駆動方法におい
て、記録媒体が1回転する期間のうちの、所定の期間の
フィードバック制御信号を算出する算出ステップと、算
出ステップにより算出された所定の期間のフィードバッ
ク制御信号に基づいて、フィードフォワード制御信号を
生成する生成ステップと、フィードバック制御に対する
フィードフォワード制御の割合を、徐々に増加するよう
に、フィードフォワード制御信号をフィードバック制御
信号に加算する加算ステップと、加算ステップにより加
算された制御信号に基づいて、制御対象を制御する制御
ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の媒体のプログラムは、記
録媒体が1回転する期間のうちの、所定の期間のフィー
ドバック制御信号を算出する算出ステップと、算出ステ
ップにより算出された所定の期間のフィードバック制御
信号に基づいて、フィードフォワード制御信号を生成す
る生成ステップと、フィードバック制御に対するフィー
ドフォワード制御の割合を、徐々に増加するように、フ
ィードフォワード制御信号をフィードバック制御信号に
加算する加算ステップと、加算ステップにより加算され
た制御信号に基づいて、制御対象を制御する制御ステッ
プとをを含むことを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の記録媒体駆動装置、請求
項5に記載の記録媒体駆動方法、および請求項6に記載
の媒体においては、所定の期間のフィードバック制御信
号に基づいて、フィードフォワード制御信号が生成され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるCD-Rドライ
ブ装置の構成について、図5を参照して説明する。な
お、図5において、図1における場合と対応する部分に
は同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
CD-R3は、スピンドルモータ1により所定の回転速度で
回転されるスピンドル2に装着される。光ピックアップ
4は内蔵するレーザダイオード6から、CD-R3の信号面
に光を照射し、データを記録または再生する。CD-R3の
信号面より反射された光は、信号(ピット)の有無によ
り変調されており、光ピックアップ4の検出器21で受
光される。光ピックアップ4は、スレッドモータ14に
よりCD-R3の半径方向に駆動される。検出器21は、CD
-R3からの光を電気信号に変換し、RF(Radio Frequenc
y)処理部33に出力する。
【0016】アクチュエータドライバ31は、スピンド
ルモータ1、光ピックアップ4、およびスレッドモータ
14を駆動する。レーザコントロール部32は、光ピッ
クアップ4からCD-R3に照射される光を制御する。RF処
理部33は、検出器21で検出された信号の加減算処理
を行い、TE信号、およびフォーカスエラー信号(以下、
FE(Focus Error)信号と称する)を生成し、サーボプ
ロセッサ34に出力する。RF処理部33はまた、検出器
21で検出された信号から再生信号(以下、RF信号と称
する)を生成し、エンコーダ/デコーダ(Encoder/Dec
oder)35に出力する。
【0017】サーボプロセッサ34は、RF処理部33よ
り入力されるTE信号、およびFE信号に基づいて、アクチ
ュエータドライバ31をトラッキング制御、およびフォ
ーカス制御する。エンコーダ/デコーダ35は、制御用
マイクロコンピュータ36に制御され、RF処理部33で
生成されたRF信号をEFM復調し、誤り訂正処理を行った
後、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)用のフ
ォーマットに変換し、CD-ROM用エンコーダ/デコーダ3
8に出力する。エンコーダ/デコーダ35はまた、CD-R
OM用エンコーダ/デコーダ38から入力された信号をEF
M変調し、誤り訂正符号を付加した後、レーザコントロ
ール部32に出力する。さらに、エンコーダ/デコーダ
35は、誤り訂正等に関する情報を制御用マイクロコン
ピュータ36に出力する。
【0018】制御用マイクロコンピュータ36は、メモ
リ37に記憶されているパラメータを読み出し、そのパ
ラメータを基に、所定の信号を生成し、レーザコントロ
ール部32、RF処理部33、サーボプロセッサ34、エ
ンコーダ/デコーダ35、またはインターフェース&コ
ントローラ40に出力する。
【0019】CD-ROM用エンコーダ/デコーダ38は、エ
ンコーダ/デコーダ35により復調されたCD-ROM用フォ
ーマットの信号を、メモリ39に格納し、さらに復調し
て、再生データとする。CD-ROM用エンコーダ/デコーダ
38はまた、ホストコンピュータ41からインターフェ
ース&コントローラ40を介して入力された記録データ
をメモリ39に記憶させ、CD-ROM用フォーマットの信号
にエンコードして、エンコーダ/デコーダ35に出力す
る。
【0020】インターフェース&コントローラ40は、
ホストコンピュータ41からの指令に基づいて、制御用
マイクロコンピュータ36、およびCD-ROM用エンコーダ
/デコーダ38を制御する。ホストコンピュータ41
は、ユーザからの指令に対応して、インターフェース&
コントローラ40を制御し、CD-R3にデータを記録また
は再生させる。
【0021】次に、図6を参照して、図5の光ピックア
ップ4の信号出力系の構成について説明する。光ピック
アップ4は、内蔵するレーザダイオード6より出射され
たレーザ光を、CD-R3の信号面に照射する。このとき、
照射される1本のレーザ光は、図示せぬグレイティング
(回折格子)により信号読み取り用の1本のレーザ光、
およびトラッキングサーボ用の2本のレーザ光に分割さ
れる。すなわち、1本のレーザ光が、グレイティングに
より3本のレーザ光に分割される。そして、CD-R3の信
号面に3本のレーザ光を照射して得られる反射面からの
3本のレーザ光は、それぞれ検出器21−1乃至21−
3で受光される。
【0022】検出器21−1は、CD-R3から反射された
信号読み取り用のレーザ光を、4分割されたセンサA乃
至Dで検出し、電気信号AP,BP,CP,およびDPにぞ
れぞれ変換した後、増幅器51−1乃至51−4に入力
する。増幅器51−1乃至51−4は、信号AP乃至DP
をそれぞれ増幅し、加算器52に入力する。
【0023】加算器52は、増幅器51−1乃至51−
4で増幅された信号AP,BP,CP,およびDPを、次式
(1)に従って加算することで、RF信号を生成する。
【0024】 RF=(AP+BP+CP+DP) ・・・(1) 加算器52で演算されたRF信号は、AGC(Automatic Gain
Control)回路53に入力され、RF信号のレベルが所定
の基準レベルと比較され、基準レベルと同一のレベルに
なるようにAGC制御される。
【0025】増幅器51−1乃至51−4はまた、信号
P,BP,CP,およびDPをそれぞれメインサンプルホ
ールド回路54に入力する。メインサンプルホールド回
路54は、後述するA/D(Analog To Digital)変換の作
業が済むまで、信号AP,BP,CP,およびDPをサンプ
ルホールドするとともに、それらの信号を増幅器55に
入力する。
【0026】増幅器55は、入力された信号AP,BP
P,およびDPを、次式(2)に従って演算し、FE信号
を生成する。
【0027】 FE=(AP+CP)−(BP+DP) ・・・(2) 増幅器55で演算されたFE信号は、AGC回路56に入力
され、FE信号のレベルが所定の基準レベルと比較され、
基準レベルと同一のレベルになるようにAGC制御され
る。
【0028】増幅器55はまた、入力された信号AP
P,CP,およびDPから、次式(3)に従って、MPP
(Main Push Pull)信号を演算し、差動増幅器61の+
入力端子に入力する。
【0029】 MPP=(AP+DP)−(BP+CP) ・・・(3) 検出器21−2は、CD-R3から反射されたトラッキング
サーボ用の第1のレーザ光を、2分割されたセンサE,
Fで検出し、電気信号EP,FPにそれぞれ変換した後、
増幅器57−1,57−2に入力する。増幅器57−
1,57―2は、信号EP,FPをそれぞれ増幅し、サイ
ドサンプルホールド回路59に入力する。検出器21−
3は、CD-R3から反射されたトラッキングサーボ用の第
2のレーザ光を、2分割されたセンサG,Hで検出し、
電気信号GP,HPにそれぞれ変換した後、増幅器58−
1,58−2に入力する。増幅器58−1,58―2
は、信号GP,HPをそれぞれ増幅し、サイドサンプルホ
ールド回路59に入力する。
【0030】サイドサンプルホールド回路59は、後述
するA/D変換の作業が済むまで、第1のトラッキングサ
ーボ用の信号EP,FP、および第2のトラッキングサー
ボ用の信号GP,HPを、それぞれサンプルホールドする
とともに、それらの信号を増幅器60に入力する。
【0031】増幅器60は、入力された信号EP,FP
P,およびHPから、次式(4)に従って、SPP(Side
Push Pull)信号を演算し、差動増幅器61の−入力端
子に入力する。
【0032】 SPP=(FP+HP)−(EP+GP) ・・・(4) 差動増幅器61は、入力されたMPP信号、およびSPP信号
から、次式(5)に従って、TE信号を演算する。
【0033】 TE=MPP−SPP ・・・(5) 差動増幅器61で演算されたTE信号は、AGC回路62に
入力され、TE信号のレベルが所定の基準レベルと比較さ
れ、基準レベルと同一のレベルになるようにAGC制御さ
れる。
【0034】図7は、サーボプロセッサ34の構成例を
表しており、サーボプロセッサ34は、デジタルシグナ
ルプロセッサ(以下、DSP(Digital Signal Processo
r)と称する)71と、加算器72を有している。な
お、図7においては、RF処理部33は省略されている。
光ピックアップ4は、内蔵するレーザダイオード6か
ら、CD-R3の信号面に光を照射し、データを記録または
再生する。CD-R3の信号面より反射された光は、光ピッ
クアップ4の検出器21−1乃至21−3で受光され
る。検出器21−1乃至21−3は、CD-R3からの光を
電気信号に変換する。
【0035】加算器72は、上記式(1)に従ってRF信
号を演算する。増幅器55は、上記式(2)に従ってFE
信号を演算する。さらにまた、差動増幅器61は、上記
式(5)に従ってTE信号を演算する。これらの信号は、
RF処理部33を介してサーボプロセッサ34に出力され
る。サーボプロセッサ34のDSP71は、RF処理部33
より入力されたRF信号を検知し、RF信号のレベルが予め
設定してある所定のレベルより小さいとき、DFCT(defe
ct)信号を生成する。すなわち、DFCT信号が出力されて
いる間は、CD-R3に例えば傷が存在していることにな
る。
【0036】DSP71は、RF処理部33より入力されたT
E信号に基づいて、TE信号を制御するためのフィードバ
ック制御信号であるTAOdsp信号を生成し(DSP71で生
成されるため、TAOdsp信号と称する)、制御用マイクロ
コンピュータ36および加算器72に入力する。DSP7
1はまた、RF処理部33より入力されたTE信号に基づい
て、スレッドモータ14を制御するための制御信号であ
るSAO信号を生成し、アクチュエータドライバ31に入
力する。
【0037】制御用マイクロコンピュータ36は、DSP
71より入力されたTAOdsp信号を、内蔵するA/D変換回
路(図示せず)においてA/D変換する。制御用マイクロ
コンピュータ36は、CD-R3が1回転(1周期)するう
ちの、所定の期間(1/24回転の期間)毎のTAOdsp
号を測定する。そして、制御用マイクロコンピュータ3
6は、1つ前の所定の期間にサンプルホールドされたTA
Odsp信号に係数N(%)を乗算し、フィードフォワード
制御信号であるTAOdac信号(D/A変換回路で生成される
ため、TAOdac信号と称する)を生成し、内蔵するD/A変
換回路(図示せず)によりD/A変換する。そして、D/A変
換されたTAOdac信号は、加算器72に出力される。ここ
で、係数Nは、フィードバック制御に対するフィードフ
ォワード制御の割合を表し、その具体例は後述する。
【0038】加算器72は、DSP71より入力されたTAO
dsp信号と、制御用マイクロコンピュータ36より入力
されたTAOdac信号を加算する。加算器72より出力され
たTAO信号は、アクチュエータドライバ31に出力され
る。アクチュエータドライバ31は、入力されたTAO信
号、およびSAO信号に基づいて、光ピックアップ4をト
ラッキング制御、およびスレッド制御する。
【0039】加算器72は、例えば、図8に示すように
構成される。DSP71より抵抗81を介して入力されたT
AOdsp信号は、制御用マイクロコンピュータ36より抵
抗82を介して入力されたTAOdac信号と加算された後、
反転増幅回路84の−入力端子に供給される。反転増幅
回路84の+入力端子には、2Vの電圧が印加されてい
る。
【0040】その出力端子と−入力端子との間に帰還用
の抵抗83が接続されている反転増幅回路84は、供給
された信号(TAOdsp信号+TAOdac信号)のレベルと、基
準レベルの2Vとの差を増幅し、抵抗85を介して、反
転増幅回路87の−入力端子に供給する。反転増幅回路
87の+入力端子には、2Vの電圧が印加されている。
【0041】その出力端子と−入力端子との間に帰還用
の抵抗86が接続されている反転増幅回路87は、反転
増幅回路84より供給された信号のレベルと、基準レベ
ルの2Vの差を増幅する。従って、加算器72は、一定
のレベル(例えば、2V)以下になるようなTAO信号を
出力する。
【0042】次に、トラッキング制御処理の具体例につ
いて図9のフローチャートを参照して説明する。ステッ
プS1において、CD-R3は、スピンドルモータ1に装着
され、所定の回転速度(例えば、標準速度の2倍の回転
速度)で回転される。サーボプロセッサ34は、上述し
たようにして光ピックアップ4を、トラッキング制御、
フォーカス制御、およびスレッド制御する。そして、光
ピックアップ4に内蔵されるレーザダイオード6は、CD
-R3にレーザ光を照射し、反射された光は検出器21で
受光される。
【0043】RF処理部33は、検出器21で受光された
再生信号に含まれるATIP(AbsoluteTime In Pregroov
e)信号やTOC(Table Of Contents)信号を抽出し、制
御用マイクロコンピュータ36に出力する。制御用マイ
クロコンピュータ36は、RF処理部33より入力された
CD-R3のATIP信号中の情報に基づいて、装着されている
ディスクがCD-R,CD-RW(Compact Disc-Rewritable),
CD-ROMのいずれであるかを判定し、TOC信号の情報に基
づいて、例えば、音楽ディスクとデータディスクを判別
する。制御用マイクロコンピュータ36はまた、スピン
ドルモータ1の負荷をチェックして、12cmディスクと
8cmディスクを判別する(チェックディスクを行う)。
さらに制御用マイクロコンピュータ36は、偏芯量m
(μm)を測定する。偏芯量mは、例えば、トラッキン
グサーボがオフのときに発生するTE信号(トラーバス信
号)のピークの数をカウントしてトラック数を検知し、
そのトラック数にトラックピッチを乗算することで求め
られる。
【0044】ステップS2において、制御用マイクロコ
ンピュータ36は、スピンドルモータ1より供給され
る、1回転に24個のパルスからなるspfg(Spindle Fr
equency Generator)信号に基づいて、CD-R3の1回転
を24分割し、spfg信号を0乃至23までカウントする
変数SPFGの値を所定の値(例えば、0)に初期設定す
る。また、制御用マイクロコンピュータ36は、変数SP
FGの値を変数spfg_countに代入し、さらに、フィードバ
ック制御に対するフィードフォワード制御の割合を表わ
す係数Nの値を0に初期設定する。
【0045】ステップS3において、制御用マイクロコ
ンピュータ36は、フィードフォワード制御の割合を表
わす係数Nの最大値Nmaxを所定の値に設定する。例え
ば、偏芯量mが210μmのとき、係数Nの値が33%
になることを基準として、偏芯量mが210μmより小
さいとき、次式(6)に従って、係数Nの最大値Nmax
が演算される。
【0046】 Nmax=(偏芯量m[μm]/210[μm])・33[%] ・・・(6) 偏芯量mが210μmのとき、係数Nの値が、33%以
上に設定されると、その値が大きすぎ、サーボ系が不安
定になる。そこで、係数Nの値が33%以下になるよう
に、最大値Nmaxの値が設定される。
【0047】ステップS4において、制御用マイクロコ
ンピュータ36は、DFCT信号が高レベルであるか否かを
判定し、DFCT信号が高レベルであると判定された場合、
すなわち、CD-R3上に傷があると判定された場合、ステ
ップS5に進み、N=100に設定し、フィードバック
制御をオフにする。すなわち、CD-R3に傷があると判定
されたとき、加算器72は、実質的に、制御用マイクロ
コンピュータ36が出力するTAOdac信号だけをアクチュ
エータドライバ31に出力する(TAOdsp信号の入力を禁
止する)。これにより、フィードバック制御は行なわれ
ず、フィードフォワード制御のみが行なわれる。従っ
て、トラックが損傷していたとしても、それによって、
誤ってトラッキング制御されるのが防止される。
【0048】一方、ステップS4において、DFCT信号が
高レベルでないと判定された場合、ステップS6に進
み、フィードバック制御がオンとされる。
【0049】ステップS5またはステップS6の処理の
後、ステップS7において、制御用マイクロコンピュー
タ36は、D/A変換回路にフィードフォワードデータを
セットし、フィードフォワード制御を行う。具体的に
は、制御用マイクロコンピュータ36が出力したフィー
ドフォワード制御信号としてのTAOdac信号が、上述した
加算器72において、DSP71が出力するフィードバッ
ク制御信号としてのTAOds p信号と加算される。そして、
加算器72が出力する制御信号がアクチュエータドライ
バ31に供給される。アクチュエータドライバ31は、
入力された制御信号に対応してアクチュエータ9を制御
し、対物レンズ10をトラッキング制御させる。
【0050】ステップS8において、制御用マイクロコ
ンピュータ36は、DSP71から供給されるTAOdsp信号
を測定する。ステップS9において、制御用マイクロコ
ンピュータ36は、変数spfg_countの値が変数SPFGの値
と一致するか否かを判定し、一致する場合(CD-R3が、
まだ、1/24回転していない場合)、ステップS8に
戻る。そして、ステップS9において、変数spfg_count
の値と変数SPFGの値が一致しなくなるまで、TAOdsp信号
が測定される。すなわち、次のspfg信号が制御用マイク
ロコンピュータ36に入力される(CD-R3が1/24回
転し、新たなspfg信号(パルス)が発生し、変数SPFGの
値がインクリメントされる)まで、TAOd sp信号が測定さ
れる。
【0051】ステップS9において、変数spfg_countの
値と変数SPFGの値が一致しないと判定された場合(CD-R
3が1/24回転した結果、変数SPFGの値がインクリメ
ントされ、変数spfg_countの値と一致しなくなった場
合)、ステップS10に進み、制御用マイクロコンピュ
ータ36は、変数SPFGの値を変数spfg_countに設定する
(変数spfg_countの値をインクリメントし、SPFGの値と
同一の値にする)。
【0052】ステップS11において、制御用マイクロ
コンピュータ36は、CD-R3が1回転したか否か(例え
ば、変数SPFGの値が23であるか否か)を判定し、CD-R
3が1回転していないと判定された場合、ステップS4
に戻り、上述した処理を繰り返す。ステップS11にお
いて、CD-R3が1回転したと判定された場合、ステップ
S12に進み、制御用マイクロコンピュータ36は、係
数Nの値を、例えば、5だけインクリメントする。
【0053】ステップS13において、制御用マイクロ
コンピュータ36は、ステップS12でインクリメント
された係数Nの値が、ステップS3で設定された最大値
Nmaxの値より大きいか否かを判定し、最大値Nmaxの値
より小さいと判定された場合、ステップS15に進む。
ステップS13において、係数Nの値が、最大値Nmax
の値より大きいと判定された場合、ステップS14に進
み、係数Nの値が、最大値Nmaxより大きくならないよ
うに、最大値Nmaxの値が係数Nの値に設定され、ステ
ップS15に進む。
【0054】制御用マイクロコンピュータ36は、ステ
ップS15において、ホストコンピュータ41から、CD
-Rドライブ装置を停止させるための停止コマンドが入力
されたか否かを判定し、ホストコンピュータ41から停
止コマンドが入力されていないと判定された場合、ステ
ップS4に戻り、ステップS15において、ホストコン
ピュータ41から停止コマンドが入力されたと判定され
るまで上述した処理を繰り返す。停止コマンドが入力さ
れた場合、ステップS16において、制御用マイクロコ
ンピュータ36は、ホストコンピュータ41からの停止
コマンドに基づいて、サーボプロセッサ34を制御し、
トラッキング制御の処理を終了させる。
【0055】係数Nの値は、上述した例においては、5
ずつインクリメントするようにしたが、この値は任意に
設定してよい。
【0056】このように、ディスク上に傷がある場合、
乱れた制御信号が生成されることになり、サーボ系が不
安定になるが、フィードドフォワード制御、およびフィ
ードバック制御を併用することにより、さらに、フィー
ドフォワード制御の割合を徐々に上げることにより、偏
芯による影響を軽減し、ディスクを安定して駆動するこ
とができる。
【0057】次に、本発明を適用した場合における各制
御信号の例について説明する。偏芯量が210μmのCD
-R3をCD-Rドライブ装置に装着し、ドライブする場合に
おいて、フィードバック制御とフィードフォワード制御
を併用したときの各制御信号の波形図は、図10に示す
ようになる。
【0058】この図からも判るように、トラッキングサ
ーボのみで、偏芯が吸収されているため、スレッドサー
ボは作動せず、非常に安定した状態で、CD-R3を駆動す
ることが可能となっている。なお、図10のTAO信号
は、図11に示すように(図11のTAO信号は、図10
のTAO信号と同一の信号である)、TAOdac信号とTAOdsp
信号を加算したものである。
【0059】これに対して、図12に示すように、フィ
ードバック制御のみを使用した場合、サーボプロセッサ
34は、SLOFF信号を頻繁に発生し、サーボ系は、非常
に不安定な状態となる。
【0060】以上においては、本発明をトラッキング制
御を例として説明したが、本発明は、フォーカス制御、
その他のサーボにも適用できる。さらに、本発明を、CD
-Rドライブ装置に用いる場合を例として説明したが、本
発明は、CD-Rに限らず、各種の記録媒体を駆動する記録
媒体駆動装置にも応用することが可能である。
【0061】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアとしてのCD-Rドライブ装
置に組み込まれているコンピュータ(図5の制御用マイ
クロコンピュータ36に対応する)、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどにインストールされる。
【0062】次に、図13を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルし、コンピュータによって実行可能な状態とするため
に用いられる媒体について、そのコンピュータが汎用の
パーソナルコンピュータである場合を例として説明す
る。
【0063】プログラムは、図13(A)に示すよう
に、パーソナルコンピュータ91に内蔵されている記録
媒体としてのハードディスク72や半導体メモリ93
(図5のメモリ37に対応する)に予めインストールし
た状態でユーザに提供することができる。
【0064】あるいはまた、プログラムは、図13
(B)に示すように、フロッピーディスク101、CD-R
OM(CD-Read Only Memory)102、MO(Magneto-Optic
al)ディスク103、DVD(Digital Versatile Disc)
104、磁気ディスク105、または半導体メモリ10
6などの記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、
パッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0065】さらに、プログラムは、図13(C)に示
すように、ダウンロードサイト111から、デジタル衛
星放送用の人工衛星112を介して、パーソナルコンピ
ュータ91に無線で転送したり、ローカルエリアネット
ワーク、インターネットといったネットワーク121を
介して、パーソナルコンピュータ91に有線で転送し、
パーソナルコンピュータ91おいて、内蔵するハードデ
ィスク92などに格納させることができる。
【0066】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を意味するものである。
【0067】パーソナルコンピュータ91は、例えば、
図14に示すように、CPU132を内蔵している。CPU1
32にはバス131を介して入出力インタフェース13
5が接続されており、CPU132は、入出力インタフェ
ース135を介して、ユーザから、キーボード、マウス
などよりなる入力部137から指令が入力されると、そ
れに対応して、図13(A)の半導体メモリ93に対応
するROM133に格納されているプログラムを実行す
る。あるいはまた、CPU132は、ハードディスク92
に予め格納されているプログラム、人工衛星112もし
くはネットワーク121から転送され、通信部138に
より受信され、さらにハードディスク92にインストー
ルされたプログラム、またはドライブ139に装着され
たフロッピーディスク101、CD-ROM102、MOディス
ク103、DVD104、もしくは磁気ディスク105か
ら読み出され、ハードディスク72にインストールされ
たプログラムを、RAM134にロードして実行する。さ
らに、CPU132は、その処理結果を、例えば、入出力
インタフェース135を介して、LCD(Liquid Crystal
Display)などよりなる表示部136に必要に応じて出
力する。
【0068】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0069】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の記録媒
体駆動装置、請求項5に記載の記録媒体駆動方法、およ
び請求項6に記載の媒体によれば、所定の期間のフィー
ドバック制御信号に基づいて、フィードフォワード制御
信号を生成し、フィードフォワード制御の割合を徐々に
増加するようにしたので、偏芯による影響を軽減し、安
定して記録媒体を駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スレッドサーボの原理を説明する図である。
【図2】制御信号の波形図である。
【図3】制御信号の他の波形図である。
【図4】制御信号のさらに他の波形図である。
【図5】本発明を適用したCD-Rドライブ装置の構成例を
示すブロック図である。
【図6】図5の光ピックアップ4の信号出力系の構成例
を示すブロック図である。
【図7】図5のサーボプロセッサ34の構成例を示すブ
ロック図である。
【図8】図7の加算器72の構成例を示す回路図であ
る。
【図9】トラッキング制御処理を説明するフローチャー
トである。
【図10】制御信号の波形図である。
【図11】制御信号の他の波形図である。
【図12】各制御信号のさらに他の波形図である。
【図13】媒体を説明する図である。
【図14】図13のパーソナルコンピュータ91の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ, 2 スピンドル, 3 CD-
R, 4 光ピックアップ, 6 レーザダイオード,
14 スレッドモータ, 21 検出器, 31 ア
クチュエータドライバ, 32 レーザコントロール
部, 33 RF処理部, 34 サーボプロセッサ,
35 エンコーダ/デコーダ, 36 制御用マイクロ
コンピュータ, 37 メモリ, 38 CD-ROM用エン
コーダ/デコーダ, 39 メモリ, 40インターフ
ェースコントローラ, 41 ホストコンピュータ,
51−1乃至51−4 増幅器, 52 加算器, 5
3 AGC回路, 54 メインサンプルホールド, 5
5 増幅器, 56 AGC回路,57−1,57−2,
58−1,58−2 増幅器, 59 サイドサンプル
ホールド, 60 増幅器, 61 差動増幅器, 6
2 AGC回路, 71 DSP, 72 加算器, 81乃
至83 抵抗, 84 反転増幅回路, 85,86
抵抗, 87 反転増幅回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5D096 AA01 KK01 RR12 5D118 AA13 BA01 BB02 BF02 BF03 CA09 CA26 CB03 CD02 CD03 CD08 CD12 CD17 5H004 GA08 GA40 GB20 HA07 HB07 JB15 JB18 JB30 KB33 MA05 MA37 MA38 MA44 MA55

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を駆動する記録媒体駆動装置に
    おいて、 前記記録媒体が1回転する期間のうちの、所定の期間の
    フィードバック制御信号を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された所定の期間の前記フィー
    ドバック制御信号に基づいて、フィードフォワード制御
    信号を生成する生成手段と、 フィードバック制御に対するフィードフォワード制御の
    割合を、徐々に増加するように、フィードフォワード制
    御信号をフィードバック制御信号に加算する加算手段
    と、 前記加算手段により加算された制御信号に基づいて、制
    御対象を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    記録媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体の偏芯量を検出する検出手
    段と、 前記偏芯量に基づき、前記フィードバック制御に対する
    前記フィードフォワード制御の割合の最大値を決定する
    決定手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に
    記載の記録媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、トラッキングを制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記生成手段は、前記記録媒体が1回転
    するうちの、所定の期間の前記フィードバック制御信号
    に、所定の係数を乗算して、前記フィードフォワード制
    御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の記
    録媒体駆動装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体を駆動する記録媒体駆動装置の
    記録媒体駆動方法において、 前記記録媒体が1回転する期間のうちの、所定の期間の
    フィードバック制御信号を算出する算出ステップと、 前記算出ステップにより算出された所定の期間の前記フ
    ィードバック制御信号に基づいて、フィードフォワード
    制御信号を生成する生成ステップと、 フィードバック制御に対するフィードフォワード制御の
    割合を、徐々に増加するように、フィードフォワード制
    御信号をフィードバック制御信号に加算する加算ステッ
    プと、 前記加算ステップにより加算された制御信号に基づい
    て、制御対象を制御する制御ステップとを含むことを特
    徴とする記録媒体駆動方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体を駆動する場合に用いる記録媒
    体駆動用のプログラムであって、 前記記録媒体が1回転する期間のうちの、所定の期間の
    フィードバック制御信号を算出する算出ステップと、 前記算出ステップにより算出された所定の期間の前記フ
    ィードバック制御信号に基づいて、フィードフォワード
    制御信号を生成する生成ステップと、 フィードバック制御に対するフィードフォワード制御の
    割合を、徐々に増加するように、フィードフォワード制
    御信号をフィードバック制御信号に加算する加算ステッ
    プと、 前記加算ステップにより加算された制御信号に基づい
    て、制御対象を制御する制御ステップとを含むことを特
    徴とするプログラムをコンピュータに実行させる媒体。
JP11168663A 1999-06-15 1999-06-15 記録媒体駆動装置および方法、並びに媒体 Withdrawn JP2000357336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7012863B2 (en) 2002-03-08 2006-03-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Rotation control circuit, semiconductor integrated circuit, optical disk drive and method for controlling the same
JP5430770B2 (ja) * 2010-09-17 2014-03-05 ボッシュ株式会社 制御部材の制御処理装置、圧力制御処理装置、egr制御処理装置及び過給圧制御処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7012863B2 (en) 2002-03-08 2006-03-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Rotation control circuit, semiconductor integrated circuit, optical disk drive and method for controlling the same
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