JP2000356824A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JP2000356824A
JP2000356824A JP11168657A JP16865799A JP2000356824A JP 2000356824 A JP2000356824 A JP 2000356824A JP 11168657 A JP11168657 A JP 11168657A JP 16865799 A JP16865799 A JP 16865799A JP 2000356824 A JP2000356824 A JP 2000356824A
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photosensitive material
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JP11168657A
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English (en)
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Masanori Nakano
正則 中野
Hiroshi Miyawaki
浩 宮脇
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ループ解消時のペーパ後端の跳ね動作を軽減
することにより画質劣化につながるようなペーパの振動
を有効に防止できる写真処理装置を提供する。 【解決手段】 本装置は、ペーパ搬送機構4の把持部を
ペーパ搬出機構6まで搬送した後、把持部を開いたまま
マガジン2側に戻す制御部を備え、この制御部は、ペー
パ1の後端1aが少なくともマガジン2出口側から外れ
るまでにペーパ搬送機構4の把持部を閉じてペーパ1を
把持すると共に、露光部3によるペーパ搬送速度に対応
してマガジン2出口側にペーパ搬送機構4の把持部を移
動させるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状感光材を
搬送しながら連続的な露光を行う写真処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状に収納された感光材料が
一方面側に塗布された印画紙をマガジンから送り出して
適当な長さにカットした後、露光部において現像済みの
フィルムに記録された画像をこのカットされた印画紙に
焼き付けるために露光する写真処理装置が普及してい
る。そのような装置では、印画紙を一対のローラで挟持
し、ローラの回転でペーパを搬送するのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ローラの平行
度等の位置精度により搬送中の印画紙に蛇行が発生する
ことがあり、そのため搬送経路に亘ってガイド部材を設
けることが必要となるという問題がある。
【0004】そこで、かかる問題を解消するために、本
発明者らは、印画紙の両面一部をチャッカで把持して引
っ張ることによりマガジンから引き出すと共に、引き出
された印画紙をカットした後、露光する技術を提案した
(特願平10−140868号)。
【0005】ここでは、長サイズの印画紙は、露光前に
カットすべき後端がカッタ位置にくるようにするために
後端側でループを形成している。そして、長サイズ用の
ループを許容するべく装置内の空間は余裕を持って作ら
れている。一方、ループなしで、大型の搬送部を作って
もよいが、通常行われ、あるいは短サイズの写真には無
駄であり、また、搬送部の大型化は、装置自体の大型化
を招くので好ましくない。
【0006】このように、露光前にループを形成された
印画紙では、その先端が露光部に達した後に、露光が進
むにつれてこのループが解消されてくる。このときに印
画紙の後端が復元力により跳ねて周辺部材に当たり、露
光中の印画紙が振動し、画質劣化につながるおそれがあ
る。
【0007】しかし、感光材料が塗布された面側あるい
はこの面と反対側にたわむことにより、印画紙のループ
が解消されたときの後端の跳ねる強さや、跳ねて周辺部
材に当たる場所、強さが異なり、それらすべてについて
対応することが困難であった。
【0008】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、ループ解消時の印画紙後端
の跳ね動作を軽減することにより画質劣化につながるよ
うな印画紙の衝撃による振動を有効に防止できる写真処
理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、長尺の感光材を繰り出す感光
材受け渡し部と、上記感光材受け渡し部の上流に設けら
れ、上記感光材受け渡し部から所定長さだけ繰り出され
た時点で感光材をカットして所定サイズのシート体を得
るカット手段と、搬送中のシート体にライン露光を連続
的に行う露光部の上流側に設けられたシート体受け取り
部と、感光材受け渡し部とシート体受け取り部との間に
介設され、感光材受け渡し部から搬入された感光材の先
端側を両面から把持部で把持してシート体受け取り部ま
で搬送する搬送部と、上記搬送部をシート体受け取り部
まで搬送した後、把持部を開いたまま感光体受け渡し部
側に戻す制御部とを備え、上記制御部は、シート体の後
端が少なくとも感光材受け渡し部から外れるまでに搬送
部の把持部により該シート体を支持するように制御する
ことを特徴とする写真処理装置として構成されている。
【0010】この構成によれば、上記制御部は、シート
体の後端が少なくとも感光材受け渡し部から外れるまで
に搬送部の把持部により該シート体を支持するように制
御するので、シート体後端部の変形動作に規制をかける
ことが可能となり、長尺の感光材でのループの解消時に
生じる感光材の後端の跳ね動作をなくして、周辺部材に
当たって振動を生じるおそれをなくすことができる。従
って、露光中の感光材の衝撃による振動を軽減し、画質
劣化を防止することができる。
【0011】さらに上記制御部は、把持部を開いた状態
にしておけば(請求項2)、この把持部によりシート体
を支持することができる。このときの把持部による支持
は初期の開成状態でもよいし、多少閉めた(すり抜け可
能程度の)ものも含む。これでも、シート体後端部の変
形動作に対し十分な規制をかけることができる。
【0012】また本発明の請求項3は、長尺の感光材を
繰り出す感光材受け渡し部と、上記感光材受け渡し部の
上流に設けられ、上記感光材受け渡し部から所定長さだ
け繰り出された時点で感光材をカットして所定サイズの
シート体を得るカット手段と、搬送中のシート体にライ
ン露光を連続的に行う露光部の上流側に設けられたシー
ト体受け取り部と、感光材受け渡し部とシート体受け取
り部との間に介設され、感光材受け渡し部から搬入され
た感光材の先端側を両面から把持部で把持してシート体
受け取り部まで搬送する搬送部と、上記搬送部をシート
体受け取り部まで搬送した後、把持部を開いたまま感光
体受け渡し部側に戻す制御部とを備え、上記制御部は、
シート体の後端が少なくとも感光材受け渡し部から外れ
るまでに搬送部の把持部を閉じてシート体を把持すると
共に、露光部によるシート体搬送速度に対応してシート
体受け取り部側に搬送部を移動させることを特徴とする
写真処理装置として構成されている。
【0013】この構成によれば、上記制御部は、シート
体の後端が少なくとも感光材受け渡し部から外れるまで
に搬送部の把持部を閉じて該シート体を把持すると共
に、露光部によるシート体搬送速度に対応してシート体
受け取り部側に搬送部を移動させるので、シート体後端
部の変形動作を完全に規制して、長尺の感光材でのルー
プの解消時に生じる感光材の後端の跳ね動作を完全にな
くし、周辺部材に当たって振動を生じるおそれをまった
くなくすことができる。従って、露光中の感光材の衝撃
による振動を完全になくし、画質劣化を確実に防止する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る写真処理装置のいく
つかの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0015】(実施形態1)図1は本実施形態1に係る
写真処理装置のプリント部を示す概略構成図である。な
お以下では、説明の便宜上、特に必要のない限り、複数
ある同一要素については、そのうちの1つについてのみ
説明することとする。また、以下では、感光材料を印画
紙の片面側に塗布した感光体及びこの感光体を所定サイ
ズにカットしたシート体をいずれも「ペーパ」と称し、
ペーパ収納部とペーパ繰り出し機構を含む感光材受け渡
し部を「マガジン」と称する。
【0016】図1に示すように、本実施形態1に係る写
真処理装置(以下、「本装置」という。)は、長尺のペ
ーパ1を繰り出すマガジン2と、マガジン2の上流に設
けられ、マガジン2から所定長さだけ繰り出された時点
でペーパ1をカットして所定サイズのペーパ1を得るカ
ッタ(カット手段)5と、搬送中のペーパ1にライン露
光を連続的に行う露光部3の上流側に設けられたペーパ
搬出機構(シート体受け取り部)6と、マガジン2とペ
ーパ搬出機構6との間に介設され、マガジン2から搬入
されたペーパ1の先端側を両面側から把持部で把持して
ペーパ搬出機構6まで搬送するペーパ搬送機構(搬送
部)4と、このペーパ搬送機構4の把持部をペーパ搬出
機構6まで搬送した後、把持部を開いたままマガジン2
側に戻す制御部とを備え、上記制御部は、ペーパ1の後
端1aが少なくともマガジン2出口側から外れるまでに
ペーパ搬送機構4の把持部を閉じてペーパ1を把持する
と共に、露光部3によるペーパ搬送速度に対応してマガ
ジン2出口側にペーパ搬送機構4の把持部を移動させる
ように制御することを特徴とするものである。なお、マ
ガジン2からペーパ1の繰り出し方向と、ペーパ搬送機
構4の搬送方向とは交差しており、マガジン2は、ペー
パ搬送部4の搬送面に対して表裏対称に2個設けられて
いる。以下、本装置の構成につき詳述する。
【0017】図1において、本装置では、マガジン2内
にペーパ1をロール状にして収容しており、ここから供
給されるペーパ1は、モータM1により駆動されるロー
ラR1の回転動作によりその送出量が規制されるととも
に、処理すべきペーパ1の有無がセンサS1によって検
出可能となっている。なお、ペーパ1の送出量はセンサ
S2によって検出可能である。マガジン2出口からロー
ラR1までの経路上にはカッタ5が配設されており、マ
ガジン2から供給されるペーパ1はこのカッタ5により
所定長さにカットされた後、振り分け部11で後述する
ペーパ搬送機構4によりいずれか一方のペーパ1が選択
され、露光部3に搬送されるようになっている。この露
光部3への搬送完了は、センサS4により検出可能であ
る。
【0018】そして、ペーパ搬出機構6の構成要素であ
って、低スピードモータM4により駆動されるローラR
2に受け渡されたペーパ1は、例えばCCD等の光電変
換素子からなる図略の光学読取器で撮像され、図略の光
源部から光ファイバーケーブルを介して供給される撮像
済みフィルムの画像データに基づき、PLZT等の移送
露光式の露光ヘッド12により、露光部3内を所定の速
度で搬送されながらデジタル画像の露光が行われ、露光
が行われたペーパ1は、図略の送りローラ、駆動ローラ
等のローラを介して図略の現像処理部に搬出され、写真
として完成されるようになっている。この搬出完了は、
センサS6により検出可能である。上記センサS1,S
2,S4,S6としては、例えば非接触式のフォトイン
タラプタ等が使用される。なお、図1中の各センサの数
と位置はあくまで一例として示すものであり、上記機能
を発揮しうる限り、その数と位置は任意に設定できる。
【0019】上記ペーパ搬送機構4は、本実施形態1で
の特徴をなす動作を行うものであり、図1中でのペーパ
1の搬送方向である上下方向に配設された平板状のベー
ス21と、その表面側に設けられた搬送レール22に沿
って移動可能な搬送体23と、ベース21の裏面側に設
けられた搬送体移動用の低スピードモータM2と、ベー
ス21の適所に設けられたプーリR3,R4,R5と、
これらのプーリR3,R4,R5とモータM2間にベー
ス21の裏面から表面にかけて正面視でくの字をなすよ
うに無端状に巻き掛けられたベルト24とを備え、搬送
体23はベルト24に係止部25で係止されている。従
って、モータM2の正逆方向への回転駆動により、プー
リR3,R4,R5とベルト24を介して搬送体23が
上下方向に移動可能となっており、また搬送体23の上
下限位置は、その移動位置に対応して設けられた例えば
接触式のマイクロスイッチ等のセンサS3,S5により
それぞれ検出可能である。
【0020】搬送体23の上部には、ペーパ1を把持す
るためのチャッカ(把持部)26が軸27を中心として
回転自在に軸支され、さらにチャッカ26の側部には、
案内ピン28が突設されている。一方、搬送体23の移
動方向と平行に側板29が図略の装置本体に取り付けら
れており、上記案内ピン28は側板29に形成された案
内溝30に挿通可能となっている。案内溝30は、振り
分け部11において二股に分岐しており、それらの分岐
端には案内ピン28を係止可能な凹部が形成されるとと
もに、軸31回りに回動可能に軸支された案内板32に
より上記分岐端のいずれか一方の凹部に上記案内ピン2
8が案内されるようになっている。なお、上記ベース2
1の裏面には、ベース21を横方向(紙面に対して直角
方向)に移動させる例えばボールネジとその駆動モータ
等を備えた横移動機構33が配設されており、搬送体2
3をベース21とともに横移動可能となっている。
【0021】上記構成により、搬送体23は上下方向、
横方向のいずれにも移動することができ、さらに搬送体
23に回転自在に軸支されたチャッカ26は、その案内
ピン28が、案内溝30,案内板32によって案内され
て、図中における左右のマガジン2,2から供給される
ペーパ1,1のいずれか一方の先端に接近することがで
きる。図2はチャッカ26が例えば図中の左側のペーパ
1に接近し、待機中となったときの状態を示している。
【0022】図3はチャッカ26の構成例を示す斜視図
である。図において、チャッカ26は、断面コの字状の
枠体40の中央部に、先端部が開放されかつ胴部が所定
距離だけ離間した一対の把持部材41a,41bが設け
られており、これらの把持部材41a,41b間にペー
パ1が挿入可能となっている。把持部材41a,41b
のうち図中の上側の把持部材41aは枠体40に固定さ
れ、下側の把持部材41bは上下方向に移動可能な機構
を備えている。すなわち、下側の把持部材41bの下面
には図略のブロック部材が弾性付勢されて把持部材41
bを上方向に押し上げるように把持部材41bに当接可
能となっており、このブロック部材の上記当接動作を規
制する所定形状のカム42が適当カ所に配設されている
(図中では2カ所)。これらのカム42の共通軸43の
一端側にはプーリR6が取り付けられている。一方、上
側の把持部材41aの上面には、モータM3が配設さ
れ、このモータM3の駆動軸とプーリR6間には無端状
のベルト44が巻き掛けられている。従って、下側の把
持部材41bが上側の把持部材41aから離間した状態
でペーパ1を挿入し、この状態でモータM3を回転駆動
することにより、ベルト44,プーリR6、軸43を介
してカム42を回転すれば、上記ブロック部材を介して
下側の把持部材41bが上側の把持部材41aに近接
し、ペーパ1を把持できることになる。
【0023】図4は本装置の制御系を示すブロック図、
図5,図6は本装置の動作を示すフローチャートであ
る。本装置の制御系は、図4に示すように、検出部51
と、アクチュエータ部52と、駆動回路53と、ROM
54と、RAM55と、表示部56と、入力部57と、
CPU(制御部)58とを備えている。
【0024】検出部51は上記センサS1〜S6からな
り、アクチュエータ部52は上記モータM1〜M4及び
カッタ5からなる。また、駆動回路53はアクチュエー
タ部52の各部に駆動電流を供給するものである。RO
M54は本装置の制御プログラムや予め設定された各種
データ等を記憶するものであり、RAM55はデータを
一時的に保管するものである。
【0025】表示部56はLCD等からなり、ユーザへ
の各種メッセージを表示するものであり、入力部57は
ユーザの各種指示を入力するためのものである。CPU
58はROM54に記憶された制御プログラムに従っ
て、本装置全体の動作を制御するものである。
【0026】以下、図5,図6を参照して本装置の動作
を説明する。いま、チャッカ26は例えば図1中の左側
のペーパ1の先端に接近し、待機状態にあるものとする
(図2参照)。このような初期状態で、図5において、
電源が投入されると、まず、RAM54へのデフォルト
値の設定等の初期設定が行われる(ステップS10
1)。次いで、マガジン2からのペーパ1の出口付近に
設置されたペーパ検出用のセンサS1の動作により処理
すべきペーパ1の有無が判断され(ステップS10
2)、処理すべきペーパ1が無いと判断されると(ステ
ップS102でNO)、動作は終了する。一方、処理す
べきペーパ1が有りと判断されると(ステップS102
でYES)、モータM1の駆動によりローラR1を回転
させてペーパ1を送り出す(ステップS103)。セン
サS2の動作によりペーパ1の送出量が所定の送出量に
なったか否かが判断され(ステップS104)、所定の
送出量になったと判断されなければ(ステップS104
でNO)、上記ステップS103を継続する。一方、所
定の送出量になったと判断されれば(ステップS104
でYES)、モータM1の駆動停止によりローラR1の
回転を停止させてペーパ1の送り出しを停止する(ステ
ップS105)。この動作により、チャッカ26の把持
部材41a,41b間にペーパ1が挿入される。すなわ
ち、上記所定の送出量はチャッカ26の把持部材41
a,41bによりペーパ1の把持が十分に可能となる分
だけ必要とされる。
【0027】次いで、モータM3の駆動によりカム42
を回転することにより、チャッカ26の把持部材41
a,41bを接近させ、ペーパ1の先端を把持させる
(ステップS106)。モータM2の駆動によりチャッ
カ26はペーパ1の先端を把持したまま降下を開始する
(ステップS107)。センサS3の動作によりチャッ
カ26が下限位置にまで降下したか否かが判断され(ス
テップS108)、下限位置にまで降下したと判断され
なければ(ステップS108でNO)、上記ステップS
107を継続する。一方、下限位置にまで降下したと判
断されれば(ステップS108でYES)、モータM2
の駆動停止によりチャッカ26の降下を停止させる(ス
テップS109)。
【0028】次いで、露光部3にペーパ1の先端が受け
渡される(ステップS110)。この受け渡しの完了は
センサS4の動作により確認される。しかる後に、モー
タM3の駆動によりカム42を回転することにより、チ
ャッカ26の把持部材41a,41bを離間させ、ペー
パ1の把持を解除する(ステップS111)。
【0029】次いで、モータM2の上記ステップS10
7〜S109の場合とは逆方向への駆動によりチャッカ
26はペーパ1の把持を解除された状態で上昇を開始す
る(ステップS112)。センサS5の動作によりチャ
ッカ26が上限位置にまで上昇したか否かが判断され
(ステップS112)、上限位置にまで上昇したと判断
されなければ(ステップS113でNO)、上記ステッ
プS112を継続する。一方、上限位置にまで上昇した
と判断されれば(ステップS113でYES)、モータ
M2の駆動停止によりチャッカ26の上昇を停止させる
(ステップS114)。この停止状態が最初と同様の待
機状態となる。すなわち、ここまでの動作は、従来技術
と同様である。しかし、本実施形態1では、引き続き以
下のような特徴ある動作を行う。
【0030】まず、これから処理すべきペーパ1の長さ
が、上記搬送された距離よりも長い場合には、その残り
の長さL(処理すべきペーパ1の長さから上記搬送され
た距離を差し引いた長さ)をマガジン2からローラR1
で送り出す。すなわち、センサS2の動作によりペーパ
1の残り長さがL以上であるか否かが判断され(ステッ
プS116)、ペーパ1の残り長さがL以上ではないと
判断されれば(ステップS116でNO)、モータM1
の駆動によりローラR1を回転することにより、ペーパ
1の残り長さがLとなるまでペーパ1を送り出す(ステ
ップS117)。この後、1秒間だけモータM1の駆動
を停止することによりローラR1の回転を停止させて
(ステップS118)、上記ステップS116に戻る。
ここで1秒間だけモータM1の駆動を停止させて、ペー
パ1の残り長さの設定動作を繰り返すのは、ペーパ1と
ローラR2間の滑り等を考慮し、ペーパ1の残り長さの
送出量の不足を防止するためである。一方、ペーパ1の
残り長さがL以上であると判断されれば(ステップS1
16でYES)、モータM1の駆動を停止させることに
よりローラR1を回転を停止する(ステップS11
9)。
【0031】次いで、モータM3の駆動によりカム42
を回転させることにより、チャッカ26の把持部材41
a,41bを接近させ、ペーパ1を把持させる(ステッ
プS120)。この時には、上記ステップS115〜S
119でのペーパ1の送り出しにより、チャックが解除
された状態のチャッカ26の把持部材41a,41b間
には、ペーパ1が挿通され、その後部で上記ペーパ1の
残り長さL分のループが形成されている。この時の様子
を図10に示す。
【0032】次いで、図略のカッタ駆動用モータの駆動
により、カッタ5でペーパ1をカットする(ステップS
121)。この時には、既に上記ステップS120でペ
ーパ1は後端1a(正確には、カットされたペーパ1側
から見れば、その後端である後端1aの若干手前であ
る。)で把持されているため、ペーパ1の後端1aが自
重によって落下することはない。しかる後、モータM4
を駆動することにより、ローラR2でペーパ1を送り出
しつつ(ステップS122)、露光を開始する(ステッ
プS123)。
【0033】次いで、処理すべきペーパ1の長さと、ロ
ーラR2のペーパ送り出し速度から、チャッカ26の送
り出すタイミングが計算され(ステップS124)、こ
の計算結果に基づき、図略のタイマーが設定され、その
カウントダウンによってチャッカ26を降下させるタイ
ミングか否かが繰り返し判断される(ステップS12
5)。この間、ローラR2の送り出しによりペーパ1の
上記ループが解消されてくる。そして、上記ループが殆
どなくなってチャッカ26を降下させるタイミングであ
ると判断されれば(ステップS125でYES)、モー
タM2の駆動によりチャッカ26はペーパ1の後端1a
を把持したまま降下を開始する(ステップS126)。
この降下速度は、上記ローラR2によるペーパ1の送り
出し速度と一致させており、チャッカ26によるペーパ
1の後端1aの搬送動作がローラR2による搬出動作に
影響しないようにしている。これはモータM2,M4を
同期させることにより簡単に実現できる。なお、上述し
たように両モータは低スピードモータを使用しており、
これによりペーパ1へのモータ振動の影響を無視しうる
程度に抑えている。
【0034】次いで、センサS3の動作によりチャッカ
26が下限位置にまで降下したか否かが判断され(ステ
ップS127)、下限位置にまで降下したと判断されな
ければ(ステップS127でNO)、上記ステップS1
26を継続する。一方、下限位置にまで降下したと判断
されれば(ステップS127でYES)、モータM2の
駆動停止によりチャッカ26の降下を停止させる(ステ
ップS128)。なお、センサS3は、上記ステップS
108で既に動作させているので、上記ステップS12
7に至るまでの適当なタイミングでリセットしておく必
要がある。
【0035】次いで、モータM3の駆動によりカム42
を回転することにより、チャッカ26の把持部材41
a,41bを離間させ、ペーパ1の把持を解除する(ス
テップS128)。しかる後に、露光が終了し(ステッ
プS130)、センサS6の動作によりペーパ1の送り
出しの完了が確認されると、モータM4が駆動停止され
てローラR2の回転が停止される(ステップS13
1)。
【0036】次いで、モータM2の上記ステップS12
6〜S128の場合とは逆方向への駆動によりチャッカ
26はペーパ1の把持を解除された状態で上昇を開始す
る(ステップS132)。センサS5の動作によりチャ
ッカ26が上限位置にまで上昇したか否かが判断され
(ステップS133)、上限位置にまで上昇したと判断
されなければ(ステップS133でNO)、上記ステッ
プS132を継続する。一方、上限位置にまで上昇した
と判断されれば(ステップS133でYES)、モータ
M2の駆動停止によりチャッカ26の上昇を停止させ
(ステップS134)、上記ステップS102に戻る。
この停止状態も最初と同様の待機状態となる。なお、セ
ンサS5についても、上記ステップS112で既に動作
させているので、上記ステップS132に至るまでにリ
セットしておく必要がある。また、上記ステップS13
4の終了時点で既に動作させたセンサはすべてリセット
しておく必要がある。あるいは、各センサの動作が終了
して次のステップに入った時点の都度リセット動作を行
ってもよい。
【0037】以上のように、本実施形態1では、カッタ
5によりカットされたペーパ1のペーパ搬出機構6のロ
ーラR2による搬出中において、このペーパ1の後端1
aがペーパ搬送機構4のチャッカ26により連続的に把
持されたまま搬送されるので、長尺のペーパ1でのルー
プの解消時に生じるそのペーパ1の後端1aの跳ね動作
をなくして、周辺部材に当たって振動を生じるおそれを
なくすことができる。従って、露光中のペーパ1の衝撃
による振動を軽減し、画質劣化を防止することができ
る。
【0038】さらに、本実施形態1では、ペーパ搬送機
構4のチャッカ26によるペーパ1の後端1aの搬送動
作を、ペーパ搬出機構6のローラR2による搬出動作に
同期させて行っているので、上記搬送動作による上記搬
出動作中であり且つ露光中のペーパ1への影響をなくし
て画質劣化をより効果的に防止することができる。
【0039】なお、上記実施形態1では、カッタ5によ
りカットされたペーパ1のペーパ搬出機構6のローラR
2による搬出中において、このペーパ1の後端1aがペ
ーパ搬送機構4のチャッカ26により連続的に把持され
たまま搬送されるが、少なくともペーパ1の後端1aが
マガジン2出口から外れるまで上記把持を行うことで足
りる。
【0040】(実施形態2)上記実施形態では、チャッ
カ26の動作が相当複雑なものとなる。そこで、本発明
者らはさらに簡単な動作となる実施形態2を発明した。
以下、その内容を説明する。
【0041】図7に示すように、本実施形態2に係る写
真処理装置(以下、「本装置」という。)は、基本的な
構成については、上記実施形態1とほぼ同様であるが、
上記制御部は、ペーパ1の後端1aが少なくともマガジ
ン2出口側から外れるまでにペーパ搬送機構4の把持部
によりペーパ1を支持するように制御することを特徴と
するものである点で上記実施形態1と異なる。また、上
記制御部は、ペーパ1の支持中において把持部を開いた
状態にしておくことを特徴とするものである点でも上記
実施形態1と異なる。以下、主として上記実施形態1と
異なる点についてのみ詳述する。
【0042】図7において、本実施形態2の特徴となる
動作を行う本装置のペーパ搬送機構4は、モータM2の
正逆方向への回転駆動により、プーリR3,R4,R5
とベルト24を介して搬送体23が上下方向に移動可能
となっており、また搬送体23の上下限位置は、その移
動位置に対応して設けられた例えば接触式のマイクロス
イッチ等のセンサS3,S5によりそれぞれ検出可能で
ある点では上記実施形態1のものと同様である。しかし
本実施形態2では、これに加えて搬送体23の上下移動
における所定位置をも上記センサS3,S5と同様のセ
ンサS7により検出可能となっている。なお、図7中の
各センサの位置はあくまで一例として示すものである。
所定位置とは、上記従来技術で問題となったペーパ1の
後端1aの跳ね動作が生じて周辺部材に当接しないよう
に、例えばローラR1の近傍に設定するのが望ましい。
ただし、その設定はセンサS7の手動による位置調整等
により任意に設定できるものとする。
【0043】上記構成により、搬送体23は上下方向、
横方向のいずれにも移動することができ、さらに搬送体
23に回転自在に軸支されたチャッカ26は、その案内
ピン28が、案内溝30,案内板32によって案内され
て、図中における左右のマガジン2,2から供給される
ペーパ1,1のいずれか一方の先端に接近することがで
きる他、所定位置においても停止できる。
【0044】図8は本装置の制御系を示すブロック図、
図9は本装置の動作を示すフローチャートである。本実
施形態2では、本装置の制御系は、図8に示すように、
上記実施形態1と同様であるが、検出部51はセンサS
1〜S6に加えて新たにセンサS7を備えた点でのみ異
なる。
【0045】以下、図9を参照して本装置の動作を説明
する。図9において、ステップS201〜S211の動
作は、上記実施形態1とほぼ同様である。しかし、本実
施形態2では、引き続き以下のような特徴ある動作を行
う。
【0046】まず、モータM2の上記ステップS207
〜S209の場合とは逆方向への駆動によりチャッカ2
6はペーパ1の把持を解除された状態で上昇を開始する
(ステップS212)。センサS7の動作によりチャッ
カ26が所定位置にまで上昇したか否かが判断され(ス
テップS212)、所定位置にまで上昇したと判断され
なければ(ステップS213でNO)、上記ステップS
212を継続する。一方、所定位置にまで上昇したと判
断されれば(ステップS213でYES)、モータM2
の駆動停止によりチャッカ26の上昇を停止させる(ス
テップS214)。この時は、チャッカ26は、チャッ
クが解除された状態で、かつチャッカ26の把持部材4
1a,41b間にはペーパ1が挿通されたままであり、
ペーパ1はいわばルーズに把持された状態となってい
る。
【0047】次いで、図略のカッタ駆動用モータの駆動
により、カッタ5でペーパ1をカットする(ステップS
215)。この時には、既に上記ステップS214でペ
ーパ1は後端1aの手前の所定位置(正確には、カット
されたペーパ1側から見れば、その後端である後端1a
の相当手前である。)でルーズに把持されているため、
ペーパ1の後端1aが自重によって落下しにくくなる。
しかる後、モータM4を駆動することにより、ローラR
2でペーパ1を送り出しつつ(ステップS216)、露
光を開始する(ステップS217)。この時の様子を図
11に示す。
【0048】そして、センサS6の動作により、露光が
終了しペーパ1の送り出しの完了が確認されると、モー
タM4が駆動停止されてローラR2の回転が停止される
(ステップS218)。
【0049】次いで、モータM2の上記ステップS21
2〜S214の場合と同方向への駆動によりチャッカ2
6はペーパ1の把持を解除されたままの状態で上昇を開
始する(ステップS219)。センサS5の動作により
チャッカ26が上限位置にまで上昇したか否かが判断さ
れ(ステップS220)、上限位置にまで上昇したと判
断されなければ(ステップS220でNO)、上記ステ
ップS219を継続する。一方、上限位置にまで上昇し
たと判断されれば(ステップS220でYES)、モー
タM2の駆動停止によりチャッカ26の上昇を停止させ
(ステップS221)、上記ステップS202に戻る。
この停止状態は最初と同様の待機状態となる。なお、各
センサのリセット動作はこの時点か、あるいは各センサ
の動作が終了して次のステップに入った時点の都度リセ
ット動作を行ってもよい。
【0050】以上のように、本実施形態2では、マガジ
ン2出口付近の所定位置でペーパ1の後端1aがペーパ
搬送機構4のチャッカ26により支持されるので、長尺
のペーパ1でのループの解消時に生じるこのペーパ1の
後端1aの跳ね動作を少なくして、周辺部材に当たって
振動を生じるおそれを少なくすることができる。従っ
て、露光中のペーパ1の衝撃による振動を軽減し、画質
劣化を防止することができる。
【0051】さらに、本実施形態2では、ペーパ搬送機
構4のチャッカ26によるペーパ1の後端1aの把持を
ルーズなものとしているので、より簡単な構成で、上記
把持動作による上記搬出動作中であり且つ露光中の感光
材への影響をなくして画質劣化をより効果的に防止する
ことができる。なお、このようにチャッカ26をルーズ
に把持することは、上記実施形態1においても適用可能
である。また上記実施形態1,2において、ライン露光
は、連続送り中でもよいが、間欠送りの停止時に露光す
るものとしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
は、長尺の感光材を繰り出す感光材受け渡し部と、上記
感光材受け渡し部の上流に設けられ、上記感光材受け渡
し部から所定長さだけ繰り出された時点で感光材をカッ
トして所定サイズのシート体を得るカット手段と、搬送
中のシート体にライン露光を連続的に行う露光部の上流
側に設けられたシート体受け取り部と、感光材受け渡し
部とシート体受け取り部との間に介設され、感光材受け
渡し部から搬入された感光材の先端側を両面から把持部
で把持してシート体受け取り部まで搬送する搬送部と、
上記搬送部をシート体受け取り部まで搬送した後、把持
部を開いたまま感光体受け渡し部側に戻す制御部とを備
え、上記制御部は、シート体の後端が少なくとも感光材
受け渡し部から外れるまでに搬送部の把持部により該シ
ート体を支持するように制御することを特徴とする写真
処理装置として構成されている。
【0053】この構成によれば、上記制御部は、シート
体の後端が少なくとも感光材受け渡し部から外れるまで
に搬送部の把持部により該シート体を支持するように制
御するので、シート体後端部の変形動作に規制をかける
ことが可能となり、長尺の感光材でのループの解消時に
生じる感光材の後端の跳ね動作をなくして、周辺部材に
当たって振動を生じるおそれをなくすことができる。従
って、露光中の感光材の衝撃による振動を軽減し、画質
劣化を防止することができる。
【0054】さらに上記制御部は、把持部を開いた状態
にしておけば(請求項2)、この把持部によりシート体
を支持することができる。このときの把持部による支持
は初期の開成状態でもよいし、多少閉めた(すり抜け可
能程度の)ものも含む。これでも、シート体後端部の変
形動作に対し十分な規制をかけることができる。
【0055】また本発明の請求項3は、長尺の感光材を
繰り出す感光材受け渡し部と、上記感光材受け渡し部の
上流に設けられ、上記感光材受け渡し部から所定長さだ
け繰り出された時点で感光材をカットして所定サイズの
シート体を得るカット手段と、搬送中のシート体にライ
ン露光を連続的に行う露光部の上流側に設けられたシー
ト体受け取り部と、感光材受け渡し部とシート体受け取
り部との間に介設され、感光材受け渡し部から搬入され
た感光材の先端側を両面から把持部で把持してシート体
受け取り部まで搬送する搬送部と、上記搬送部をシート
体受け取り部まで搬送した後、把持部を開いたまま感光
体受け渡し部側に戻す制御部とを備え、上記制御部は、
シート体の後端が少なくとも感光材受け渡し部から外れ
るまでに搬送部の把持部を閉じてシート体を把持すると
共に、露光部によるシート体搬送速度に対応してシート
体受け取り部側に搬送部を移動させることを特徴とする
写真処理装置として構成されている。
【0056】この構成によれば、上記制御部は、シート
体の後端が少なくとも感光材受け渡し部から外れるまで
に搬送部の把持部を閉じて該シート体を把持すると共
に、露光部によるシート体搬送速度に対応してシート体
受け取り部側に搬送部を移動させるので、シート体後端
部の変形動作を完全に規制して、長尺の感光材でのルー
プの解消時に生じる感光材の後端の跳ね動作を完全にな
くし、周辺部材に当たって振動を生じるおそれをまった
くなくすことができる。従って、露光中の感光材の衝撃
による振動を完全になくし、画質劣化を確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る写真処理装置のプ
リンタ部を示す概略構成図である。
【図2】 上記実施形態1におけるチャッカの待機状態
を示す説明図である。
【図3】 上記実施形態1におけるチャッカの構成例を
示す斜視図である。
【図4】 上記実施形態1における本装置の制御系を示
すブロック図である。
【図5】 上記実施形態1における本装置の動作を示す
フローチャートである。
【図6】 上記実施形態1における本装置の動作を示す
フローチャートである。
【図7】 本発明の実施形態2に係る写真処理装置のプ
リンタ部を示す概略構成図である。
【図8】 上記実施形態2における本装置の制御系を示
すブロック図である。
【図9】 上記実施形態2における本装置の動作を示す
フローチャートである。
【図10】 上記実施形態1におけるチャッカによる把
持動作を示す説明図である。
【図11】 上記実施形態2におけるチャッカによる把
持動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ペーパ(感光材) 1a 後端 2 マガジン(感光材受け渡し部) 3 露光部 4 ペーパ搬送機構(搬送部) 5 カッタ(カット手段) 6 ペーパ搬出機構(シート体受け取り部) 58 CPU(制御部) S1〜S7 センサ M1〜M4 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H106 AB04 AB42 AB54 AB64 BA55 BH00 3F101 CA09 CB00 CD02 CD05 LA16 LB03 3F103 BD01 BD04 BD12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の感光材を繰り出す感光材受け渡し
    部と、上記感光材受け渡し部の上流に設けられ、上記感
    光材受け渡し部から所定長さだけ繰り出された時点で感
    光材をカットして所定サイズのシート体を得るカット手
    段と、搬送中のシート体にライン露光を連続的に行う露
    光部の上流側に設けられたシート体受け取り部と、感光
    材受け渡し部とシート体受け取り部との間に介設され、
    感光材受け渡し部から搬入された感光材の先端側を両面
    から把持部で把持してシート体受け取り部まで搬送する
    搬送部と、上記搬送部をシート体受け取り部まで搬送し
    た後、把持部を開いたまま感光体受け渡し部側に戻す制
    御部とを備え、上記制御部は、シート体の後端が少なく
    とも感光材受け渡し部から外れるまでに搬送部の把持部
    により該シート体を支持するように制御することを特徴
    とする写真処理装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、シート体の支持中におい
    て把持部を開いた状態にしておくことを特徴とする請求
    項1記載の写真処理装置。
  3. 【請求項3】 長尺の感光材を繰り出す感光材受け渡し
    部と、上記感光材受け渡し部の上流に設けられ、上記感
    光材受け渡し部から所定長さだけ繰り出された時点で感
    光材をカットして所定サイズのシート体を得るカット手
    段と、搬送中のシート体にライン露光を連続的に行う露
    光部の上流側に設けられたシート体受け取り部と、感光
    材受け渡し部とシート体受け取り部との間に介設され、
    感光材受け渡し部から搬入された感光材の先端側を両面
    から把持部で把持してシート体受け取り部まで搬送する
    搬送部と、上記搬送部をシート体受け取り部まで搬送し
    た後、把持部を開いたまま感光体受け渡し部側に戻す制
    御部とを備え、上記制御部は、シート体の後端が少なく
    とも感光材受け渡し部から外れるまでに搬送部の把持部
    を閉じてシート体を把持すると共に、露光部によるシー
    ト体搬送速度に対応してシート体受け取り部側に搬送部
    を移動させることを特徴とする写真処理装置。
JP11168657A 1999-06-15 1999-06-15 写真処理装置 Withdrawn JP2000356824A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308656A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Noritsu Koki Co Ltd 感光材料の搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308656A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Noritsu Koki Co Ltd 感光材料の搬送装置
JP4656400B2 (ja) * 2005-04-26 2011-03-23 ノーリツ鋼機株式会社 感光材料の搬送装置

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