JP2000356563A - 静電容量型圧力検出素子 - Google Patents

静電容量型圧力検出素子

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JP2000356563A
JP2000356563A JP11165340A JP16534099A JP2000356563A JP 2000356563 A JP2000356563 A JP 2000356563A JP 11165340 A JP11165340 A JP 11165340A JP 16534099 A JP16534099 A JP 16534099A JP 2000356563 A JP2000356563 A JP 2000356563A
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一光 温井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差圧感度を確保しつつ、応答性の確保を達成
できる静電容量型圧力検出素子を提供する。 【解決手段】 シリコン製のダイアフラム11と、この
ダイアフラムを挟んで接合された2枚の絶縁部材21,
31とを有する。絶縁部材21,31にはダイアフラム
との対向面に電極22,32が形成され、さらに、ダイ
アフラムと電極を含む絶縁部材とにより形成された空隙
41,42に連通する圧力導入口23A〜3C,33A
〜33Cが、ダイアフラムを挟んで対称の位置関係で、
それぞれの絶縁部材21,31に複数個設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量型圧力検
出素子に関する。詳しくは、渦流量計の流体振動の検出
など比較的速い応答性、特に、150Hz以上の速い流
体振動に対する応答性が要求される用途に好適な静電容
量型圧力検出素子に関する。
【0002】
【背景技術】渦流量計は、流路に設けた渦発生体から生
じる流体振動の周波数が流速に比例する(流路の断面積
が決まっているから、従って流量に比例する)ことを利
用するもので、構造が簡単で可動部がなく、圧力損失も
小さく、しかも、レンジアビリティが大きいことから、
広範囲の流体の体積流量の測定に用いられている。
【0003】流体の振動を検出する方法としては、流量
に比例して変化する渦周波数が交番差圧を発生するた
め、この渦発生体近傍の交番差圧を直接検出する方法が
知られている。この交番差圧の検出による方法は、特に
気体の流量を測定する場合は効果的であるが、この渦周
波数の交番差圧を検出する差圧検出素子が必要となる。
【0004】流路に置かれた渦発生体の近傍に発生する
交番差圧を検出する具体的な差圧検出素子としては、従
来からある静電容量型圧力検出素子が知られている。こ
れは、図5に示すように、シリコン製のダイアフラム1
と、このダイアフラム1を挟んで接合されかつダイアフ
ラム1との間に空隙2,3を有するガラス製の2枚の絶
縁部材4,5とを備える。各絶縁部材4,5には、前記
ダイアフラム1と対向する面に電極6,7がそれぞれ形
成されているとともに、ダイアフラム1の中央部分と対
向する位置に前記空隙2,3に連通する圧力導入口8,
9が貫通形成されている。
【0005】差圧検出素子の両面に差圧が生じると、圧
力は圧力導入口8,9を経てダイアフラム1と絶縁部材
4,5とで形成される空隙2,3に伝播していき、ダイ
アフラム両面の差圧とダイアフラム剛性がつり合う位置
にダイアフラム1が変位される。このとき、ダイアフラ
ム1とその両側の電極6,7との間の静電容量が変化す
る。この静電容量変化が、差圧検出素子とは別に設けら
れた電気回路によって電気信号に変換され、交番差圧と
して検出される。
【0006】上述した静電容量型圧力検出素子は、マイ
クロマシニング技術により製作される素子で、差圧検出
時の内容積変化が少なく、流路に対称性があるから、単
に静的な差圧の測定だけでなく、動的な差圧の測定にも
適している。ちなみに、図5に示す静電容量型圧力検出
素子のサイズは、概略、次のサイズ、ないし、これらの
1/3程度のサイズである。すなわち、外形は10×1
0mmの正方形、ダイアフラム1の厚さ10μm、ダイ
アフラム1と絶縁部材4,5とで形成される空隙2,3
は両側ともに同じ大きさの15μm、絶縁部材4,5を
貫通する圧力導入口8,9の口径は直径1mmである。
【0007】この静電容量型圧力検出素子に必要となる
特性は、低流量域での微少な差圧を検出できるような差
圧感度の確保と、高流量域での応答性の確保である。差
圧感度確保の面からみると、ダイアフラムを薄くして撓
みやすくし、空隙を狭くして大きな静電容量変化が得ら
れるようにし、圧力導入口の口径を小さくしてダイアフ
ラムと対向する電極の面積をできるだけ大きくとったほ
うが有利である。一方、高流量域での応答性の確保とい
う面から見ると、ダイアフラムを厚くして剛性を上げ、
空隙を広くかつ圧力導入口の口径を大きくして空隙の奥
までの圧力伝達をスムーズにしたほうが有利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した静電容量型圧
力検出素子は、差圧感度の確保と応答性の確保とには背
反する部分があるため、差圧検出素子からの差圧信号を
処理する回路としてフィルタ回路などの工夫をした場合
であっても、具体的な渦発生体の交番差圧の検出におい
て、低流量域において必要となる0.05Pa程度の差
圧感度を確保した場合、高流量域での安定な交番差圧の
検出は150Hz程度が限界であった。
【0009】また、製造コストの面からも、全体として
素子を小さくし1ウェーハからの収量を増やしたいが、
空隙も少なくすると応答性が悪化し、ダイアフラムを薄
くすると製造工程内での歩留まりが下がるなど、結局、
全体として素子を小さくして製造コストを下げていくに
も限界があった。
【0010】このような事情から、従来からある静電容
量型圧力検出素子を用いた流体振動の交番差圧検出にお
いては、低流量域での微少な差圧を検出に重点を置く場
合は、ダイアフラムを薄くして剛性を下げ、空隙を狭く
圧力導入口径を小さくして静電容量変化を大きくしてい
た。一方、高流量域での応答性に重点を置く場合は、ダ
イアフラムを厚めにして剛性を上げ、空隙を広くかつ圧
力導入口径を大きくしてダイアフラムへの圧力伝達をよ
くしていた。
【0011】本発明の目的は、このような従来の欠点を
解消し、差圧感度を確保しつつ、応答性の確保を達成で
きる静電容量型圧力検出素子を提供することにある。つ
まり、差圧感度の確保と応答性の確保とを同時に満足さ
せることができる静電容量型圧力検出素子を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の静電容量型圧力
検出素子は、上記目的を達成するため、次の構成を採用
する。請求項1に記載の発明は、中央部分が圧力に応じ
て変位する感応部に形成され、その感応部に電極部を有
するダイアフラムと、このダイアフラムを挟んでそのダ
イアフラムの周縁部両面に接合された2枚の基板とを有
し、この2枚の基板にはダイアフラムとの対向面に静電
容量を生じさせるための電極が形成され、かつ、基板を
貫通して前記ダイアフラムと電極を含む基板とにより形
成された空隙に連通する圧力導入口を有する静電容量型
圧力検出素子において、前記圧力導入口が、前記ダイア
フラムを挟んで対称の位置関係で前記各基板に複数個設
けられていることを特徴とする。
【0013】ここで、ダイアフラムにおいて、感応部に
電極部を有するとは、ダイアフラムが絶縁体で構成され
る場合には、たとえば、半導体プロセスなどの技術によ
り電極部を形成すればよく、また、ダイアフラム自体が
半導体または導体で構成される場合には、このダイアフ
ラム自体が電極部を構成する。また、複数の圧力導入口
の配置については、ダイアフラムの感応部に対して偏っ
て配置するよりは、均等に分散して配置されているのが
好ましい。
【0014】この発明によれば、圧力導入口が、ダイア
フラムを挟んだ対称の位置関係で各基板に複数個設けら
れているから、圧力導入口が各基板に1個のみ設けられ
た構造に比べ、1つあたりの圧力導入口からダイアフラ
ムに圧力を伝えるべき空隙の範囲が小さくなるから、応
答性を向上させることができる。従って、低流量域にお
いて必要な差圧感度を確保できるように構成しつつ、圧
力導入口をダイアフラムを挟んだ対称の位置関係で各基
板に複数個設けることにより、差圧感度の確保と応答性
の確保とを同時に満足させることができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の静電容量型圧力検出素子において、前記圧力導入口
は、前記ダイアフラムの感応部中央から等距離で、ダイ
アフラムの感応部周縁に沿って互いに等間隔に配置され
ていることを特徴とする。この発明によれば、複数個の
圧力導入口が、ダイアフラムの変位が小さい感応部周縁
に沿って集中的に配置されているから、ダイアフラム中
央にのみ比較的大きな圧力導入口を設けた構造に比べ、
圧力導入口の占める合計面積がやや大きくても圧力感度
低下がほとんどない。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の静電容量型圧力検出素子において、前
記ダイアフラムを挟んで対称の位置関係にある圧力導入
口の対については、ダイアフラム対向面側端部の開口面
積が略等しく形成されていることを特徴とする。圧力検
出素子に同相の圧力振動が印加される場合において、圧
力導入口に印加された圧力が、ゆっくりとした変化であ
る場合は、両圧力導入口の大きさがそれぞれ多少異なっ
ていても、差圧として検出されない。しかし、圧力が急
変する場合は、両圧力導入口の大きさ、とりわけ、ダイ
アフラム対向面側端部の径が異なっていると、伝達され
る圧力がダイアフラムの両面で平衡しきれずに、ダイア
フラムに変位を生じさせる。この発明では、ダイアフラ
ムを挟んで対称の位置関係にある圧力導入口の対につい
ては、ダイアフラム対向面側端部の開口面積が略等しく
形成されているから、圧力が急変する場合でも、伝達さ
れる圧力がダイアフラムの両面で平衡しダイアフラムに
変位を生じさせることも少ないから、誤作動を極力防止
できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の静電容量型圧力検出素子に
おいて、1個の圧力導入口が前記ダイアフラムの感応部
の略中心位置に対向して配置され、その中心位置の圧力
導入口を中心とする同一円周上に複数個の圧力導入口が
互いに等間隔に配置されていることを特徴とする。この
発明によれば、圧力導入口が、ダイアフラムの感応部の
略中心位置と対向する位置にも配置されているから、つ
まり、ダイアフラム中央を変位させる力が加わったた
め、応答性をより一層向上させることができる。また、
ダイアフラム中央にのみ比較的大きな圧力導入口を設け
た構造に比べ、中央部の圧力導入口の占める面積を小さ
くでき、圧力感度低下を小さく抑えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあ
たって、同一構成要件については、同一符号を付し、そ
の説明を省略もしくは簡略化する。 (第1実施形態)第1実施形態の静電容量型圧力検出素
子は、図1に示すように、中央部分が圧力に応じて変位
する感応部12とされたダイアフラム11と、このダイ
アフラム11を挟んでそのダイアフラム11の周縁部両
面に接合されたガラスなどからなる基板としての2枚の
絶縁部材21,31とを備える。
【0019】前記ダイアフラム11は、導電性が付与さ
れたシリコンからなり、所定厚のシリコン素材の中央部
分をホトレジスト加工などによりエッチング加工して薄
肉部を形成し、これを感応部12とした構成である。従
って、この感応部12自身、つまり、ダイアフラム11
自身が電極部を構成している。前記各絶縁部材21,3
1には、前記ダイアフラム11の対向面(感応部12)
との間に静電容量を生じさせるための電極22,32が
それぞれ形成されている。電極22,32は、フォトリ
ソグラフィーによりパターニング形成されたアルミニウ
ム蒸着薄膜によって形成されている。ここで、アルミニ
ウム蒸着薄膜の厚さは1μm程度、ダイアフラム11と
の間の空隙41,42は5μm以上15μm以下で、両
側ともに等しい寸法である。
【0020】また、ダイアフラム11の感応部12と電
極22,32を含む絶縁部材21,31とにより形成さ
れた空隙41,42に連通する圧力導入口23A〜23
C、33A〜33Cが、ダイアフラム11を挟んで対称
の位置関係で、前記各絶縁部材21,31に3個それぞ
れ貫通して形成されている。これらの圧力導入口23A
〜23C、33A〜33Cは、前記ダイアフラム11の
感応部12中央から等距離で、ダイアフラム11の感応
部12周縁に沿って互いに等間隔に配置されている。具
体的には、ダイアフラム11の感応部12の略中央を中
心とする同一円周上に直径が3mmの3個の圧力導入口
23A〜23C、33A〜33Cが120度間隔で配置
されている。
【0021】これらの圧力導入口23A〜23C、33
A〜33Cのうち、ダイアフラム11を挟んで対称の位
置関係にある圧力導入口の対、つまり、23Aと33A
……23Cと33Cについては、ダイアフラム対向面側
端部の開口面積が略等しく形成されている。具体的に
は、対となる一方の圧力導入口のダイアフラム対向面側
端部の面積をA1、他方の圧力導入口のダイアフラム対
向面側端部の面積をA2、ダイアフラム11の感応部1
2の面積をBとすると、(A1−A2)/Bが1/10
00以内に設定されている。ちなみに、これらの圧力導
入口23A〜23C、33A〜33Cの加工にあたって
は、絶縁部材21,31の材質がガラスであることか
ら、ドリル加工、超音波加工、サンドブラスト加工など
を用いることができる。
【0022】本実施形態によれば、圧力導入口23A〜
23C、33A〜33Cが、ダイアフラム11を挟んで
対称の位置関係で、各絶縁部材21,31に3個それぞ
れ貫通して形成されているので、1つあたりの圧力導入
口からダイアフラム1に圧力を伝えるべき空隙の範囲が
小さくなり、応答性を格段に向上させることができる
(図4の孔数3参照)。このため、差圧信号を処理する
目的で差圧検出素子に接続される回路の特性にもよる
が、200Hz程度の交番差圧の安定な検出が可能であ
る。
【0023】また、圧力導入口23A〜23C、33A
〜33Cを、ダイアフラム11の変位が小さい周辺部に
集中的に設けたので、ダイアフラム中央部にのみ比較的
大きな圧力導入口を開ける場合に比べ、圧力導入口の占
める合計面積がやや大きくても圧力感度低下がほとんど
ない。
【0024】(第2実施形態)第2実施形態の静電容量
型圧力検出素子は、図2に示すように、ダイアフラム1
1の感応部12の略中央を中心とする同一円周上に5個
の圧力導入口24A〜24E、34A…34D…が互い
に等間隔に配置されている。なお、図では、絶縁部材3
1に2個の圧力導入口34A,34Dが表現されている
だけであるが、実際には5個の圧力導入口が等間隔に配
置されている。これらの圧力導入口については、第1実
施形態の圧力導入口23A〜23C,33A〜33Cよ
り小さい直径である。本実施形態によれば、圧力導入口
の数が、第1実施形態における圧力導入口の数より多い
ので、応答性をより一層向上させることができる(図4
の孔数5参照)。
【0025】(第3実施形態)第3実施形態の静電容量
型圧力検出素子は、図3に示すように、第2実施形態の
静電容量型圧力検出素子(図2)において、絶縁部材2
1,31の略中央部に、一対の圧力導入口24F,34
Fが追加されている。本実施形態によれば、中央部に1
対の圧力導入口24F,34Fが追加されているから、
第2実施形態における効果に加え、ダイアフラム11中
央部を変化させる力が加わったために、応答性を一層向
上させることができる(図4の孔数6参照)。このた
め、差圧信号を処理する目的で差圧検出素子に接続され
る回路の特性にもよるが、300Hz程度の交番差圧の
安定な検出が可能である。また、ダイアフラム11中央
部にのみ比較的大きな圧力導入口を開ける場合に比べ、
中央部の圧力導入口の占める面積を小さくでき、圧力感
度低下を小さくできる。
【0026】なお、上記実施形態では、圧力導入口を3
個以上としたが、少なくとも2個以上であればよい。ち
なみに、絶縁部材に設けられた圧力導入口が2個である
場合は、1つ当たりの圧力導入口から伝えるべき空隙の
範囲が、3個の圧力導入口が設けられた構造に比べあま
り短くならないが、1個の圧力導入口が設けられた従来
の構造に比べると、短くできるので、差圧感度を確保し
つつ、応答性を向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の静電容量型圧力検出素子によれ
ば、圧力導入口が、ダイアフラムを挟んで対称の位置関
係で各基板にそれぞれ複数個設けられているから、差圧
感度の確保と応答性の確保とを同時に満足させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電容量型圧力検出素子の第1実
施形態を示す平面図および断面図である。
【図2】本発明に係る静電容量型圧力検出素子の第2実
施形態を示す平面図および断面図である。
【図3】本発明に係る静電容量型圧力検出素子の第3実
施形態を示す平面図および断面図である。
【図4】上記第1〜第3実施形態および従来の静電容量
型圧力検出素子について、応答性を比較した図である。
【図5】従来の静電容量型圧力検出素子を示す平面図お
よび断面図である。
【符号の説明】
11 ダイアフラム 12 感応部 21,31 絶縁部材 22,32 電極 23A〜23C 圧力導入口 24A〜24F 圧力導入口 33A〜33C 圧力導入口 34A〜34F 圧力導入口 41,42 空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海瀬 文男 東京都大田区東馬込1−30−4 長野計器 株式会社内 (72)発明者 関森 幸満 東京都大田区東馬込1−30−4 長野計器 株式会社内 (72)発明者 丸野 尚彦 東京都大田区東馬込1−30−4 長野計器 株式会社内 (72)発明者 温井 一光 神奈川県藤沢市みその台9−10 (72)発明者 中村 充博 茨城県北相馬郡守谷町みずき野1−14−3 Fターム(参考) 2F055 AA39 BB06 CC02 DD05 EE25 FF17 GG01 GG12 GG25 HH05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部分が圧力に応じて変位する感応部
    に形成され、その感応部に電極部を有するダイアフラム
    と、このダイアフラムを挟んでそのダイアフラムの周縁
    部両面に接合された2枚の基板とを有し、この2枚の基
    板にはダイアフラムとの対向面に静電容量を生じさせる
    ための電極が形成され、かつ、基板を貫通して前記ダイ
    アフラムと電極を含む基板とにより形成された空隙に連
    通する圧力導入口を有する静電容量型圧力検出素子にお
    いて、 前記圧力導入口が、前記ダイアフラムを挟んで対称の位
    置関係で前記各基板に複数個設けられていることを特徴
    とする静電容量型圧力検出素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の静電容量型圧力検出素
    子において、 前記圧力導入口は、前記ダイアフラムの感応部中央から
    等距離で、ダイアフラムの感応部周縁に沿って互いに等
    間隔に配置されていることを特徴とする静電容量型圧力
    検出素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の静電容
    量型圧力検出素子において、 前記ダイアフラムを挟んで対称の位置関係にある圧力導
    入口の対については、ダイアフラム対向面側端部の開口
    面積が略等しく形成されていることを特徴とする静電容
    量型圧力検出素子。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の静電容量型圧力検出素子において、 1個の圧力導入口が前記ダイアフラムの感応部の略中心
    位置に対向して配置され、その中心位置の圧力導入口を
    中心とする同一円周上に複数個の圧力導入口が互いに等
    間隔に配置されていることを特徴とする静電容量型圧力
    検出素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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