JP2000355527A - 染毛料の適用方法 - Google Patents

染毛料の適用方法

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JP2000355527A JP11163504A JP16350499A JP2000355527A JP 2000355527 A JP2000355527 A JP 2000355527A JP 11163504 A JP11163504 A JP 11163504A JP 16350499 A JP16350499 A JP 16350499A JP 2000355527 A JP2000355527 A JP 2000355527A
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三良 滝澤
Yoshitomo Iwamoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頭皮等の着色を抑え、毛髪のみを確実かつ均一
に染めることを可能とし、かつ毛髪への染毛料の塗布作
業をスムーズに行うことができる染毛料の適用方法を提
供する。 【解決手段】温度が10〜40℃の環境下で、染毛料を
適用する毛髪に対し均一に水分を与え、水滴が滴れ落ち
ない程度まで水気を取るとともに頭皮に残存する水分を
除去した後、湿潤状態にある毛髪に対し酸性染毛料を適
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染毛料の適用方法
に係り、特に頭皮の着色を抑えて毛髪のみを確実かつ均
一に染めることのできる染毛料の適用方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪に対して染毛料を適用する際
には、乾燥した毛髪に対して染毛料を塗布するというの
がいわば常識であった。すなわち、濡れた毛髪に染毛料
を塗布すると、染着性が低下したり染着ムラができたり
すると言われており、また染毛料が流れ落ちて周りを汚
すという問題が生じるおそれもあるため、あえて毛髪を
濡らして染毛料を塗布するというようなことは考えられ
ていなかったのである。
【0003】一方、最近は、年齢層、性別に関係なく毛
染めの人気が高まり、きわめて多くの人々が毛染めを楽
しむようになってきている。そのような状況のもとで、
家庭で自分で簡単に毛染めができる染毛商品が注目を浴
びている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
染毛料を従来の方法で乾燥した毛髪に適用した場合に
は、毛髪のみならず頭皮や他の部位までも染めてしま
い、それがなかなか落ちないという問題が発生してい
た。そこで、染毛料を毛髪に塗布するときには、油性ク
リーム等によるマスキングを行うというような対策が講
じられているが、頭皮や他の部位への染着を防止する対
策としては充分なものではなかった。ましてや家庭で自
分で毛染めを行うときには、自分で自分の毛髪に染毛料
を塗布すること自体が難しいことに加え、頭皮や他の部
位の染着を防止する対策までを充分に行うことはきわめ
て困難であるというのが実情であった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みなされた
ものであって、染毛時に頭皮や他の部位を着色してしま
うことを抑制し、毛髪のみを確実かつ均一に染めること
ができ、かつ毛髪への適用をスムーズに行うことのでき
る染毛料の適用方法の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の染毛料の適用方法は、染毛料を毛髪に適用
する方法であって、温度が10〜40℃の環境下で、染
毛料を適用する毛髪に対し均一に水分を与え、水滴が滴
れ落ちない程度まで水気を取るとともに頭皮に残存する
水分を除去した後、湿潤状態にある毛髪に対し酸性染毛
料を適用することを特徴とするものである。
【0007】そして、上記の酸性染毛料が、下記一般式
(1)で示される芳香族アルコール類およびn−ブタノ
ールから選ばれる1種以上である染毛助剤と、酸性染料
と水とを含有し、pHが2.0〜4.5の範囲内である
酸性染毛料であることが好ましい。
【0008】
【化2】
【0009】(式中、R1は水素原子、メチル基または
メトキシ基を示し、Xは単結合または炭素数1〜3の直
鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基もしくはアルケニレン
基を示し、Yは水素原子または水酸基を示し、mおよび
nはそれぞれ0〜5の整数である。)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳しく説明する。
【0011】本発明の染毛料の適用方法においては、染
毛料を適用する毛髪に対し均一に水分を与え、水滴が滴
れ落ちない程度まで水気を取るとともに頭皮に残存する
水分を除去した後、湿潤状態にある毛髪に対して酸性染
毛料を適用する。すなわち、まず最初に染毛料を適用す
る毛髪に水や温水を付与して全体を均一に濡らし、タオ
ル等を用いて水滴が滴れ落ちない程度まで水気を取る。
このとき、頭皮をしっかりとタオルで拭うようにして、
頭皮にはできるだけ水分が残っていない状態であって、
毛髪のみが適度に濡れている状態にする。すなわち、本
発明の染毛料の適用方法においては、湿潤状態にある毛
髪の水分と酸性染毛料とを反応させて毛髪を確実かつ均
一に染めるようになっているため、頭皮に多くの水分が
残存していると、頭皮をも着色してしまうおそれがある
からである。
【0012】そして、湿潤状態にある毛髪への酸性染毛
料の適用は、温度が10〜40℃の環境下で行うように
する。すなわち、温度が10℃未満では染毛性が劣る傾
向にあり、逆に温度が40℃を超えると染毛性には優れ
るものの、頭皮等への染着性も高まってしまい、好まし
くないからである。言い換えれば、本発明の染毛料の適
用方法によれば、特に加温処理等の前処理を行わなくて
も毛髪に対しては優れた染毛性が得られるため、染毛性
を高めるために煩雑な加温処理を行って結果として頭皮
等への染着性を高めてしまうというような問題が発生す
ることがないのである。したがって、通常の室内温度で
ある15〜35℃のもとでも、頭皮等への染着性を高め
ることなく毛髪は確実に染めるという理想的な染毛を行
うことが可能となる。また、染毛料を適用した後の放置
時間については、約15分間を目処に、5〜30分間の
範囲内で適宜設定することができる。
【0013】次に、本発明の染毛料の適用方法の実施形
態について一例を挙げて説明する。まず、図1に示すよ
うに、室温下で、毛髪全体を水または温水にて均一に濡
らした後、頭皮を中心にタオルで拭いて、水滴が滴れ落
ちない程度まで毛髪の水気をしっかりと取る。そして、
油性クリームを生え際や首筋に塗り、手袋をして染毛料
の塗布を開始する。染毛料を毛髪に塗布するにあたって
は、例えば図2に示すような、染毛料を収納したスクイ
ズタイプのボトル容器(1)とブラシ(2)とを組み合
わせてなる染毛用具を使用する。この染毛用具は、ボト
ル容器(1)の胴部をスクイズすることにより、ブラシ
(2)の歯の間から染毛料が適量ずつ出てくるようにな
っているものである。
【0014】そして、図3に示すように、まず毛髪の後
ろの部分から染毛料の塗布を始め、次いで図4に示すよ
うに前髪とサイドの部分に染毛料を塗布する。そして、
図5に示すように、特に染まりやすい生え際等には最後
に染毛料を塗布し、仕上げとして毛髪全体を梳かしなが
ら染毛料を毛髪全体になじませる。そして、この状態で
約15分間放置した後、温水ですすぎ、すすぎ湯の色が
薄くなったらシャンプーで洗髪をし、リンスで仕上げて
完全に乾燥させる。このようにして、頭皮を不用意に着
色することなく毛髪のみが確実かつ均一に染まった理想
的な状態とすることができる。
【0015】本発明の染毛料の適用方法に適した酸性染
毛料に用いられる一般式(1)で示される芳香族アルコ
ール類としては、例えば、ベンジルアルコール、シンナ
ミルアルコール、フェネチルアルコール、フェノキシエ
タノール、p−メチルベンジルアルコール、2−ベンジ
ルオキシエタノール等を挙げることができる。
【0016】そして、上記一般式(1)で示される芳香
族アルコール類およびn−ブタノールから選ばれる1種
以上の染毛助剤の配合量は、酸性染毛料全体に対して4
〜20重量%の範囲内に設定することが好ましい。すな
わち、この配合量が4重量%未満の酸性染毛料では、髪
質等によっては染毛性が劣ることがあり、逆にこれを2
0重量%を超えて配合しても、特に染毛性が向上すると
は限らないからである。
【0017】また、この酸性染毛料に含有させる酸性染
料としては、タール系色素を用いることができる。これ
を化学構造から大別すると、ニトロ染料、アゾ染料、ニ
トロソ染料、トリフェニルメタン染料、キサンテン染
料、キノリン染料、アントラキノン染料、インジゴ染料
等を挙げることができ、具体的には、赤色2号、赤色3
号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色
106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、
青色2号、赤色201号、赤色220号、赤色227
号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、橙色
205号、橙色207号、黄色202号、黄色203
号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、青色
202号、青色203号、青色205号、褐色201
号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色
504号、赤色506号、橙色402号、黄色402
号、黄色403号、黄色406号、黄色407号、緑色
401号、緑色402号、紫色401号、黒色401号
等を挙げることができる。これらの酸性染料は、1種ま
たは2種以上を混合して用いることができ、その配合量
は、0.2〜2.0重量%の範囲内とすることが好まし
い。
【0018】さらに、上記酸性染毛料には、必要に応じ
て溶剤を配合する。溶剤を配合するにあたっては、上記
染毛助剤を溶解しうるものであって、化粧品類に対して
配合可能なものの中から適宜選択して用いることができ
る。具体的には、エタノール、イソプロピルアルコール
等の低級アルコールや、ジメチルエーテル、ジエチルエ
ーテル等の低級エーテルや、アセトン等の低級ケトン等
を用いることができ、これらの中でも、エタノールが物
理的安定性および経済性の点から好ましく用いられる。
【0019】上記溶剤の配合量は、上記染毛助剤が酸性
染毛料の系において溶解しており、これを湿潤状態にあ
る毛髪に適用した場合に分散状態、すなわち酸性染毛料
の系において透明な状態で溶解している染毛助剤が水の
存在で視覚的には均一に分離している状態に移行しうる
量とすることが好ましい。湿潤状態にある毛髪の水分量
は一定ではないが、一般的には、酸性染毛料の組成か
ら、配合される染毛助剤の量に対し、その量を20℃に
おいて溶剤単独で溶解しうる最低量の1.0〜2.0倍
の量とすることが好ましい。すなわち、これが1.0倍
未満では、上記染毛助剤が分離して安定性の点で好まし
くなく、逆にこれが2.0倍を超えると、染毛性が劣る
おそれがあるからである。
【0020】本発明の染毛料の適用方法においては、毛
髪に適用する染毛料を酸性染毛料とすることが必要であ
る。すなわち、そのままの状態で、または酸および必要
に応じてその塩類を用い、pHを2.0〜4.5の範囲
内に調整する。その際に使用する酸としては、例えば、
クエン酸、乳酸、グリコール酸、酒石酸、酢酸、プロピ
オン酸、サリチル酸、リンゴ酸、酪酸、コハク酸、グル
コン酸等の有機酸または塩酸、リン酸等の無機酸の1種
または2種以上を任意に組み合わせて用いることができ
る。また、必要に応じてこれらの酸のナトリウム塩、カ
リウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩等
の塩類を用いることができる。さらに、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、アンモニア水等のアルカリの1種
または2種以上を任意に組み合わせて用いることもでき
る。これらの酸およびその塩類の配合量は、刺激等の影
響を考慮して10.0重量%以下とすることが好まし
い。また、pHを調整する際には、弱酸とその塩との組
み合わせのような公知の緩衝剤を用いることもできる。
このとき、毛髪への適用によるpH変動を極力抑えるた
めに、緩衝能を一定値、例えば0.01グラム当量/l
以上とすることが好ましい。
【0021】さらに上記の酸性染毛料には、水溶性高分
子を配合することもできる。水溶性高分子は、染毛料に
粘性を与えて毛髪に適用しやすくするとともに、適用時
の染毛料の滴れ落ちを防止するために配合されるもので
ある。この水溶性高分子としては、例えば、エチルセル
ロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カチオン化セルロース等のセルロース系高分子、キ
サンタンガム、グアーガム等の天然多糖類を挙げること
ができる。さらに、カルボキシビニルポリマー、アクリ
ル酸・メタクリル酸アルキル共重合体等のアクリル系共
重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
等の合成高分子も用いることができ、これらの中から1
種または2種以上を任意に選択して用いることができ
る。これらの水溶性高分子を配合する際には、その配合
量を0.1〜10.0重量%の範囲内とすることが好ま
しい。
【0022】
【実施例】以下、本発明の染毛料の適用方法を、実施例
を挙げてさらに詳細に説明する。
【0023】(実施例1) 配合成分 配合量(重量%) ベンジルアルコール 10.0 ヒドロキシエチルセルロース 1.5 エタノール 23.0 グリコール酸 4.0 橙色205号 0.2 黄色403号 0.2 水酸化ナトリウム 適量 精製水 バランス
【0024】上記組成の酸性染毛料を常法にて調製し
(pH3.5)、室温(23℃)下、20名の専門パネ
ラーに、上記の実施形態にて染毛料を適用してもらい、
毛髪の染毛性および頭皮の着色についての評価をしても
らった。その結果、毛髪の染毛性については、20名中
19名が、染毛性が高く、かつ均一にきれいに染まった
と評価し、頭皮の着色については、20名中18名が、
頭皮の着色が気にならないと評価した。また、毛髪が湿
潤状態にあることから染毛料を塗布しやすく、スムーズ
に毛髪に染毛料をなじませることができたと評価した。
【0025】(実施例2) 配合成分 配合量(重量%) ベンジルアルコール 10.0 n−ブタノール 6.0 ヒドロキシエチルセルロース 2.5 エタノール 35.0 ケルトロール 0.2 乳酸 6.0 紫色401号 0.4 黄色403号 0.3 水酸化ナトリウム 適量 精製水 バランス
【0026】上記組成の酸性染毛料を常法にて調製し
(pH4.0)、室温(18℃)下、20名の専門パネ
ラーに、上記の実施形態にて染毛料を適用してもらい、
毛髪の染毛性および頭皮の着色についての評価をしても
らった。その結果、毛髪の染毛性については、20名中
17名が、染毛性が高く、かつ均一にきれいに染まった
と評価し、頭皮の着色については、20名中19名が、
頭皮の着色が気にならないと評価した。また、毛髪が湿
潤状態にあることから染毛料を塗布しやすく、スムーズ
に毛髪に染毛料をなじませることができたと評価した。
【0027】(実施例3) 配合成分 配合量(重量%) ベンジルアルコール 10.0 ヒドロキシエチルセルロース 1.0 キサンタンガム 0.3 エタノール 26.0 乳酸 4.5 乳酸ナトリウム 0.5 橙色205号 0.15 黄色403号 0.2 精製水 バランス
【0028】上記組成のヘアマニキュアを常法にて調製
し(pH3.6)、室温(27℃)下、20名の専門パ
ネラーに、上記の実施形態にて染毛料を適用してもら
い、毛髪の染毛性および頭皮の着色についての評価をし
てもらった。その結果、毛髪の染毛性については、20
名中18名が、染毛性が高く、かつ均一にきれいに染ま
ったと評価し、頭皮の着色については、20名中19名
が、頭皮の着色が気にならないと評価した。また、毛髪
への染毛料の塗布についても、スムーズであったという
評価を得た。
【0029】(比較例)上記実施例と同じ20名の専門
パネラーに、上記実施例1と同じ酸性染毛料を乾燥状態
の毛髪に塗布してもらった。塗布用具、塗布の仕方、塗
布後の放置時間については、上記の実施形態と同一と
し、毛髪の染毛性および頭皮の着色について評価しても
らった。その結果、20名中14名が実施例に比べて毛
髪の染毛性が劣ると評価し、20名中13名が、頭皮が
気になるほど着色されてしまったと評価した。また、湿
潤状態にある毛髪に比べ、染毛料の塗布がスムーズにい
かず、毛髪全体に染毛料をなじませるのに時間がかかっ
たと評価した。
【0030】なお、上記の実施例では、酸性染毛料およ
びヘアマニキュアを毛髪に適用する例を挙げたが、本発
明の染毛料の適用方法は、白髪染め用染毛料、白髪用カ
ラーフォーム等、各種の染毛料を適用する際に用いるこ
とのできるものである。また、毛髪全体のみならず、部
分染めにも同様の効果を発揮する方法である。
【0031】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の染毛料の適用
方法は、頭皮等の着色を抑え、毛髪のみを確実かつ均一
に染めることを可能とし、かつ毛髪への染毛料の塗布作
業をきわめてスムーズに行うことを可能とするものであ
る。したがって、本発明の染毛料の適用方法によれば、
自宅で自分で容易にきれいに毛染めを行うことができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の染毛料の適用方法の一実施形態の手順
を説明する説明図である。
【図2】上記実施形態において用いる染毛用具の一例を
示す図である。
【図3】上記実施形態の手順を説明する説明図である。
【図4】上記実施形態の手順を説明する説明図である。
【図5】上記実施形態の手順を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ボトル容器 2 ブラシ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染毛料を毛髪に適用する方法であって、
    温度が10〜40℃の環境下で、染毛料を適用する毛髪
    に対し均一に水分を与え、水滴が滴れ落ちない程度まで
    水気を取るとともに頭皮に残存する水分を除去した後、
    湿潤状態にある毛髪に対し酸性染毛料を適用することを
    特徴とする染毛料の適用方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の酸性染毛料が、下記一般
    式(1)で示される芳香族アルコール類およびn−ブタ
    ノールから選ばれる1種以上である染毛助剤と、酸性染
    料と水とを含有し、pHが2.0〜4.5の範囲内であ
    る染毛料の適用方法。 【化1】 (式中、R1は水素原子、メチル基またはメトキシ基を
    示し、Xは単結合または炭素数1〜3の直鎖もしくは分
    岐鎖のアルキレン基もしくはアルケニレン基を示し、Y
    は水素原子または水酸基を示し、mおよびnはそれぞれ
    0〜5の整数である。)
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