JP2000355473A - エレベータの非常止め装置 - Google Patents

エレベータの非常止め装置

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JP2000355473A
JP2000355473A JP11167944A JP16794499A JP2000355473A JP 2000355473 A JP2000355473 A JP 2000355473A JP 11167944 A JP11167944 A JP 11167944A JP 16794499 A JP16794499 A JP 16794499A JP 2000355473 A JP2000355473 A JP 2000355473A
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elevator
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Nobuhito Kimura
宣仁 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、制動子の温度上昇を効果的に抑制
し、より高速のエレベータへの対応を可能とすることを
目的とするものである。 【解決手段】 制動子22の動作時に容器25内の冷却
剤をノズル26から制動子22に吹き付け、制動子22
を強制冷却するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非常時に制動子
をガイドレールに押し付け、摩擦力によりかごを制動す
るエレベータの非常止め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特公昭56−15517
8号公報に示された従来のエレベータを示す概略の側面
図である。図において、1は昇降路壁に設置された1対
のガイドレール、2はガイドレール1に案内されて昇降
路内を昇降されるかご、3は昇降路内にかご2を吊り下
げるロープである。
【0003】4はかご2の下端部に取り付けられ、非常
時にかご2を制動する非常止め装置であり、この非常止
め装置4は、複数の制動子5と、これらの制動子5をガ
イドレール1に押し付ける複数の押しばね6とを有して
いる。また、制動子5は、2本(1対)でガイドレール
1を挟持するように配置されており、1対のガイドレー
ル1のそれぞれを挟持するために全部で4本(2対)設
けられている。
【0004】上記のような従来のエレベータでは、速度
制御機器の故障やロープ3の破断等のためにかご2の下
降速度が定格速度を超え、予め設定された過速度に達す
ると、押しばね6により制動子5がガイドレール1に押
し付けられる。そして、制動子5の制動面(摺動面)に
発生する摩擦力により、かご2が減速停止される。この
とき、摩擦熱により制動子5の温度が上昇する。
【0005】近年の超高層建築では、エレベータの超高
速化が求められているが、それに伴いかご2の減速停止
に要するエネルギーは大きくなり、制動子5の温度上昇
は甚だしくなる。このため、超高速のエレベータでは、
制動子5の温度が制動子5の材料の融点を超え、通常の
制動子5では減速不能になるという問題が発生する。
【0006】これに対し、図16は例えば特開平7−4
1272号公報に示された従来の非常止め装置の制動子
を示す正面図である。図において、7は保持体、8は保
持体7に取り付けられ、複数の穴8aが設けられている
制動片保持板、9は各穴8aにそれぞれ嵌合されている
セラミック製の複数の制動片である。
【0007】このような制動子を用いた非常止め装置で
は、耐熱性の制動片9を用い、これらの制動片9をガイ
ドレールに当接させるようにしたので、より高速のエレ
ベータにも適用することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図16に示し
たような制動子を用いた場合であっても、適応できるエ
レベータの速度には限界があり、さらなる高速化に対応
できる非常止め装置が求められている。また、特殊な制
動片9を穴8aに嵌合させる制動子では、材料価格及び
加工組立価格の両面から高価なものとなってしまう。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、制動子の温度
上昇を効果的に抑制することができ、より高速のエレベ
ータに対応することができるエレベータの非常止め装置
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータの非常止め装置は、かごに搭載され、かごの昇
降を案内するガイドレールに押し付けられ摩擦力により
かごを制動する制動子と、この制動子の動作時に冷却剤
により制動子を冷却する冷却手段とを備えたものであ
る。
【0011】請求項2の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、流体の冷却剤を収容する容器と、この容器か
ら送られた冷却剤を噴射する噴射部と、容器と噴射部と
の間に設けられているバルブとを有する冷却手段を用い
たものである。
【0012】請求項3の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、冷却剤として加圧気体を用い、加圧気体の断
熱膨張により制動子を冷却するものである。
【0013】請求項4の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、加圧気体として窒素ガスを用いたものであ
る。
【0014】請求項5の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、電気的な信号により開放される電磁バルブを
用いたものである。
【0015】請求項6の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、制動子の制動面に冷却剤の流路となる溝を設
けたものである。
【0016】請求項7の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、制動子の下方から制動子の下端部に向けて冷
却剤を吹き付けるように噴射部を配置したものである。
【0017】請求項8の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、ガイドレールに向けて冷却剤を吹き付け、ガ
イドレールを介して間接的に制動子を冷却するように噴
射部を配置したものである。
【0018】請求項9の発明に係るエレベータの非常止
め装置は、容器を噴射部に対して着脱交換可能としたも
のである。
【0019】請求項10の発明に係るエレベータの非常
止め装置は、制動子の内部に冷却剤の流路を設け、この
流路から冷却剤を吹き出させるための複数の吹き出し穴
を制動子の制動面に設けたものである。
【0020】請求項11の発明に係るエレベータの非常
止め装置は、流路への冷却剤の入口を制動子の下端部に
設けたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による非
常止め装置を有するエレベータを示す正面図、図2は図
1のエレベータを示す側面図である。
【0022】図において、11は昇降路、12は昇降路
11の上部に設けられている機械室、13は機械室12
内に設置されている巻上機、14は巻上機13の綱車1
3aに巻き掛けられているロープ、15はロープ14の
一端部に吊り下げられ、昇降路11内を昇降されるか
ご、16はロープ14の他端部に吊り下げられ、かご1
5と交互に昇降路11内を昇降される釣合重り、17は
昇降路11内に設置され、かご15の昇降を案内する1
対のガイドレールである。
【0023】18はかご15の下部に設けられ、非常時
にかご15を制動する非常止め装置、19は非常止め装
置18を作動させるレバー、20は機械室12に設けら
れ、かご15の過速度を遠心力の作用により検出する調
速機、21は調速機20に巻き掛けられているとともに
レバー19に接続されており、かご15の昇降により循
環されるガバナロープである。
【0024】このようなエレベータでは、巻上機13の
駆動力によりかご15が昇降路11内をガイドレール1
7に案内されて昇降される。これに伴ってガバナロープ
21が循環され、調速機20によりかご15の速度が監
視される。何等かの原因によりかご15の下降速度が定
格速度を超え、予め設定された過速度に達すると、ガバ
ナロープ21が調速機20により掴まれ、ガバナロープ
21の動きが止められる。これにより、下降しているか
ご15に対してレバー19が引き上げられ、非常止め装
置18が作動されて、かご15が減速停止される。
【0025】次に、図3は図1の非常止め装置18を示
す構成図である。図において、非常止め装置18は、ガ
イドレール17に対向する複数の制動子22と、レバー
19が操作されたときに制動子22をガイドレール17
に押し付ける複数の押しばね23と、制動子22の動作
時に冷却剤により制動子22を冷却する冷却手段24と
を有している。
【0026】また、制動子22は、2本(1対)でガイ
ドレール17を挟持するように配置されており、1対の
ガイドレール17のそれぞれを挟持するために全部で4
本(2対)設けられている。
【0027】さらに、冷却手段24は、流体(液体又は
気体)の冷却剤を収容する容器25と、この容器25か
ら送られた冷却剤を噴射して制動子22に吹き付ける噴
射部としての複数のノズル26と、容器25とノズル2
6との間を接続する配管27と、配管27と容器25と
の間に設けられているバルブ28とを有している。さら
にまた、バルブ28は、ガバナロープ21によりレバー
19を介して機械的に操作されて開放される。
【0028】このような非常止め装置18では、調速機
20によりガバナロープ21が掴まれ、かご15に対し
てレバー19が引き上げられると、押しばね23により
制動子22がガイドレール17に押し付けられ、摩擦力
によりかご15が減速停止される。また、レバー19が
引き上げられると、冷却手段24のバルブ28が開放さ
れ、容器25内の冷却剤がノズル26から制動子22に
吹き付けられる。
【0029】このように、非常止め装置18の動作時に
冷却手段24により制動子22を強制冷却するようにし
たので、摩擦熱による制動子22の溶融が防止され、よ
り確実にかご15を制動することができる。従って、安
価な制動子22を使用しつつより高速のエレベータに対
応することができる。また、図16に示したような制動
子に冷却手段24を適用すれば、さらに高速のエレベー
タへの適用が可能となる。
【0030】さらに、冷却手段24は、容器25に入っ
た流体の冷却剤をノズル26から噴射するものであるた
め、簡単な構造で、制動子22を均等に冷却することが
できる。さらにまた、冷却手段24のバルブ28は、ガ
バナロープ21によりレバー19を介して機械的に操作
されるので、制動子22の動作に合わせて、より確実に
冷却剤を吹き付けることができる。
【0031】なお、冷却剤として加圧した常温の気体を
用いれば、ノズル26から気体が吹き出したときの断熱
膨張により制動子22を冷却することができ、冷却手段
24の構造を簡素化することができる。また、このよう
な加圧気体として窒素ガスを用いれば、入手及び取扱が
容易であり、冷却手段24を安価に構成することがで
き、安全性の点でも優れている。
【0032】さらに、実施の形態1では、液体又は気体
の冷却剤を制動子22に吹き付ける冷却手段24を示し
たが、固体又はゲル状の冷却剤により制動子22を冷却
するものであってもよい。例えば、氷やドライアイス等
の冷却剤を、制動子22の側面、背面等に密着させるも
のであってもよい。
【0033】実施の形態2.さらにまた、実施の形態1
では、レバー19の引き上げに機械的に連動して開放さ
れるバルブ28を用いたが、例えば図4に示すように、
電気的な信号により開放される電磁バルブ29を用いて
もよい。この場合、電磁バルブ29は、非常止め装置1
8の動作時にスイッチ30が閉じられることにより、信
号を受けて開放される。
【0034】実施の形態3.次に、図5はこの発明の実
施の形態3による非常止め装置の制動子を示す正面図で
ある。この例では、制動子31の制動面(摺動面)31
aに、冷却剤の流路となる複数の溝31bが格子状(網
目状)に設けられている。他の構成は、実施の形態1と
同様である。
【0035】このような制動子31を用いた場合、摩擦
熱が発生する制動面31aの溝31bに冷却剤を流すこ
とができるため、制動子31に対する冷却効果を高め、
制動子31の温度上昇をさらに抑制することができる。
【0036】なお、図5に示した制動子31では、ほぼ
均等な格子状に溝31bが設けられているが、例えば図
6に示すように、ピッチ(間隔)Pが制動子31の下側
で小さく、上側で大きくなるように溝31bを設けるな
どしてもよく、制動面31a内での摩擦熱の分布に応じ
て冷却剤を効果的に流通させることができる。
【0037】実施の形態4.次に、図7はこの発明の実
施の形態4による非常止め装置を示す構成図である。こ
の例では、制動子22の下方から制動子22の下端部に
向けて冷却剤を吹き付けるようにノズル26が配置され
ている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0038】このような非常止め装置では、ガイドレー
ル17に対して下方へ摺動する制動子22の下端部から
冷却剤が吹き付けられるため、摺動する制動子22の上
流側から制動子22の全体に冷却剤が吹き付けられ、制
動子22を効果的に冷却することができる。
【0039】実施の形態5.次に、図8はこの発明の実
施の形態5による非常止め装置を示す構成図である。こ
の例では、制動子22の下方でガイドレール17に向け
て冷却剤を吹き付けるようにノズル26を配置したもの
である。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0040】このように、ガイドレール17を冷却する
ことにより、ガイドレール17に接触する制動子22を
間接的に冷却することができ、制動子22の温度上昇を
抑制することができる。
【0041】実施の形態6.次に、図9はこの発明の実
施の形態6による非常止め装置の冷却手段を示す構成図
である。この例では、冷却剤を収容する容器25が配管
27に対して着脱交換可能に接続されている。他の構成
は、実施の形態2と同様である。このような構成によ
り、容器25への冷却剤の充填や容器25の交換が容易
となり、据付性及び保守性を向上させることができる。
【0042】実施の形態7.次に、図10はこの発明の
実施の形態7による非常止め装置の制動子を示す正面図
である。この例の制動子32では、冷却剤を流す複数の
流路32aが内部に設けられており、これらの流路32
aから冷却剤を吹き出させるための複数の吹き出し穴3
2bが制動面32cに設けられている。流路32aに
は、例えば図4と同様の容器25からの冷却剤が配管2
7を通して供給される。他の構成は、実施の形態1と同
様である。
【0043】このような構成によれば、制動子32の制
動面32c全体を効果的に冷却することができ、制動子
32の温度上昇を抑制することができる。
【0044】なお、図10に示した制動子32では、制
動面32cの全面に吹き出し穴32bを均等に配置した
が、例えば図11に示すように、ピッチ(間隔)が制動
子31の下側で小さく、上側で大きくなるように吹き出
し穴32を不均等に配置してもよい。また、例えば図1
2に示すように、吹き出し穴32bの直径dを、制動子
31の下側で大きく、上側で小さくなるように変化させ
てもよい。このような構成により、制動面32c内での
摩擦熱の分布に応じて冷却剤を効果的に流通させること
ができる。
【0045】実施の形態8.次に、図13はこの発明の
実施の形態8による非常止め装置を示す構成図、図14
は図13の制動子の断面図である。この例では、制動子
32の内部に設けられた流路32aへの冷却剤の入口3
2dを制動子32の下端部に設けたものである。
【0046】このような制動子32では、摩擦熱により
温められた冷却剤が、ガイドレール17に対する制動子
32の摺動に伴って、制動子32の上端部から抜け易く
なるため、制動子32を効果的に冷却することができ、
制動子32の温度上昇を抑制することができる。また、
この場合も、吹き出し口32bの直径とピッチとを最適
に選択することにより、冷却効果をさらに上げることが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータの非常止め装置は、制動子の動作時に冷却手
段により制動子を強制冷却するようにしたので、摩擦熱
による制動子の溶融が防止され、より確実にかごを制動
することができる。従って、制動子を安価に構成するこ
とができるとともに、より高速のエレベータに対応する
ことができる。
【0048】請求項2の発明のエレベータの非常止め装
置は、容器に入った流体の冷却剤を噴射部から噴射する
冷却手段を用いたので、簡単な構造で、制動子を均等に
冷却することができる。
【0049】請求項3の発明のエレベータの非常止め装
置は、冷却剤として加圧気体を用い、加圧気体の断熱膨
張により制動子を冷却するので、冷却手段の構造を簡素
化することができる。
【0050】請求項4の発明のエレベータの非常止め装
置は、加圧気体として窒素ガスを用いたので、入手及び
取扱が容易であり、冷却手段を安価に構成することがで
き、安全性の点でも優れている。
【0051】請求項5の発明のエレベータの非常止め装
置は、電気的な信号により開放される電磁バルブを冷却
手段に設けたので、簡単な構造で、制動子の動作に合わ
せて冷却手段を動作させることができる。
【0052】請求項6の発明のエレベータの非常止め装
置は、制動子の制動面に冷却剤の流路となる溝を設けた
ので、制動子に対する冷却効果を高め、制動子の温度上
昇をさらに抑制することができる。
【0053】請求項7の発明のエレベータの非常止め装
置は、制動子の下端部に向けて冷却剤を吹き付けるよう
に噴射部を配置したので、摺動する制動子の上流側から
制動子の全体に冷却剤が吹き付けられ、制動子を効果的
に冷却することができる。
【0054】請求項8の発明のエレベータの非常止め装
置は、ガイドレールに向けて冷却剤を吹き付けるように
噴射部を配置したので、ガイドレールに接触する制動子
を間接的に冷却することができ、制動子の温度上昇を抑
制することができる。
【0055】請求項9の発明のエレベータの非常止め装
置は、容器を噴射部に対して着脱交換可能としたので、
容器への冷却剤の充填や容器の交換が容易となり、据付
性及び保守性を向上させることができる。
【0056】請求項10の発明のエレベータの非常止め
装置は、制動子の内部に冷却剤の流路を設け、この流路
から冷却剤を吹き出させるための複数の吹き出し穴を制
動子の制動面に設けたので、制動子の制動面全体を効果
的に冷却することができ、制動子の温度上昇を抑制する
ことができる。
【0057】請求項11の発明のエレベータの非常止め
装置は、流路への冷却剤の入口を制動子の下端部に設け
たので、摩擦熱により温められた冷却剤が、ガイドレー
ルに対する制動子の摺動に伴って、制動子の上端部から
抜け易くなり、制動子を効果的に冷却することができ、
制動子の温度上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による非常止め装置
を有するエレベータを示す正面図である。
【図2】 図1のエレベータを示す側面図である。
【図3】 図1の非常止め装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による非常止め装置
の冷却手段を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による非常止め装置
の制動子を示す正面図である。
【図6】 図5の溝のピッチを変えた例を示す正面図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態4による非常止め装置
を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による非常止め装置
を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6による非常止め装置
の冷却手段を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7による非常止め装
置の制動子を示す正面図である。
【図11】 図10の吹き出し穴のピッチを変えた例を
示す正面図である。
【図12】 図10の吹き出し穴の直径を変えた例を示
す正面図である。
【図13】 この発明の実施の形態8による非常止め装
置を示す構成図である。
【図14】 図13の制動子の断面図である。
【図15】 従来のエレベータの一例を示す概略の側面
図である。
【図16】 従来の非常止め装置の制動子の一例を示す
正面図である。
【符号の説明】
15 かご、17 ガイドレール、18 非常止め装
置、21 ガバナロープ、22,31,32 制動子、
24 冷却手段、25 容器、26 ノズル(噴射
部)、28 バルブ、29 電磁バルブ、31a,32
c 制動面、31b溝、32a 流路、32b 吹き出
し穴、32d 入口。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごに搭載され、上記かごの昇降を案内
    するガイドレールに押し付けられ摩擦力により上記かご
    を制動する制動子と、 この制動子の動作時に冷却剤により上記制動子を冷却す
    る冷却手段と を備えていることを特徴とするエレベータの非常止め装
    置。
  2. 【請求項2】 冷却手段は、流体の冷却剤を収容する容
    器と、この容器から送られた冷却剤を噴射する噴射部
    と、上記容器と上記噴射部との間に設けられているバル
    ブとを有していることを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベータの非常止め装置。
  3. 【請求項3】 冷却剤として加圧気体が用いられ、上記
    加圧気体の断熱膨張により制動子が冷却されることを特
    徴とする請求項2記載のエレベータの非常止め装置。
  4. 【請求項4】 加圧気体として窒素ガスが用いられてい
    ることを特徴とする請求項3記載のエレベータの非常止
    め装置。
  5. 【請求項5】 バルブは、電気的な信号により開放され
    る電磁バルブであることを特徴とする請求項2ないし請
    求項4のいずれかに記載のエレベータの非常止め装置。
  6. 【請求項6】 制動子の制動面には、冷却剤の流路とな
    る溝が設けられていることを特徴とする請求項2ないし
    請求項5のいずれかに記載のエレベータの非常止め装
    置。
  7. 【請求項7】 噴射部は、制動子の下方から上記制動子
    の下端部に向けて冷却剤を吹き付けるように配置されて
    いることを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれ
    かに記載のエレベータの非常止め装置。
  8. 【請求項8】 噴射部は、ガイドレールに向けて冷却剤
    を吹き付け、上記ガイドレールを介して間接的に制動子
    を冷却するように配置されていることを特徴とする請求
    項2ないし請求項7のいずれかに記載のエレベータの非
    常止め装置。
  9. 【請求項9】 容器は、噴射部に対して着脱交換可能に
    なっていることを特徴とする請求項2ないし請求項8の
    いずれかに記載のエレベータの非常止め装置。
  10. 【請求項10】 制動子の内部には、冷却剤の流路が設
    けられており、上記制動子の制動面には、上記流路から
    上記冷却剤を吹き出させるための複数の吹き出し穴が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タの非常止め装置。
  11. 【請求項11】 流路への冷却剤の入口が制動子の下端
    部に設けられていることを特徴とする請求項10記載の
    エレベータの非常止め装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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