JP2000355083A - スチレン系樹脂発泡シート及びそれからなる成形容器 - Google Patents

スチレン系樹脂発泡シート及びそれからなる成形容器

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JP2000355083A
JP2000355083A JP11167762A JP16776299A JP2000355083A JP 2000355083 A JP2000355083 A JP 2000355083A JP 11167762 A JP11167762 A JP 11167762A JP 16776299 A JP16776299 A JP 16776299A JP 2000355083 A JP2000355083 A JP 2000355083A
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styrene
foam sheet
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sheet
foamed
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Shigeru Kobayashi
茂 小林
Tamotsu Hayakawa
保 早川
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形性が優れ、脆性が少ない発泡シート及びそ
の成形容器。 【解決手段】分子量Mwが25〜35万、分子量分布M
w/Mnが2.2〜3.3でスチレンダイマー・トリマ
ー含有量が1500PPM以下のスチレン系樹脂を、低
級炭化水素を発泡剤として発泡シート化した、発泡倍率
5〜13倍、厚み1.5〜2.5mmの発泡シートに厚
さ25〜250μのスチレン系樹脂フィルムを積層した
発泡シートであって、フィルムを積層した発泡シート面
の表層から少なくとも50μまでの層が微細セルで出来
ている発泡シートとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチレンダイマー・
トリマー成分含有量の少ないスチレン系樹脂からなる成
形性・品質良好な発泡シート及びそれからの成形容器に
関する。更に詳しくは、成形容器に油分を含む熱水等を
入れた場合に、安全衛生上好ましくないと一部で言われ
ているスチレンダイマー・トリマー成分等の溶出が少な
い樹脂を使用して成形性が良く、脆性が少なく、物性的
に優れた容器を得るための発泡シート及びその成形容器
に関するものである。本発明のスチレン系発泡シート及
びその成形容器は即席麺容器を中心とする各種食品容器
に適している。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂発泡シート成形容器は断
熱性があり、強度が強く、軽量で安価な容器として即席
麺容器を中心に各種食品容器に広く使用されてきた。し
かし、スチレン系樹脂発泡シート容器に熱い天ぷらうど
ん等の油分を含む食品を入れた場合スチレンダイマー・
トリマーが溶出する可能性があるので、これらの溶出を
出来るだけ低減する事が望ましい。
【0003】他方、スチレンダイマー・トリマーはスチ
レン樹脂の可塑剤として作用するもので、スチレンダイ
マー・トリマー含有量の少ないスチレン系樹脂を使用し
た発泡シートは、多いものに比較して成形加工性が低下
する。又、脆性も強くなり発泡シート及びその成形容器
は割れやすくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スチレンダイマー・ト
リマーの少ない樹脂を使用して成形性が優れ、脆性が少
なく、表面性、強度物性等の優れた発泡シート及びその
成形体を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、スチレン
ダイマー・トリマーの少ない樹脂を使用して成形性が優
れ、脆性が少なく、表面性、強度物性等の優れた発泡シ
ート及びその成形体を得る方法について鋭意研究し、本
発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明は、 GPCで測定される分子量Mwが25〜35万、分子
量分布Mw/Mnが2.2〜3.3でスチレンダイマー
・トリマー成分含有量が1500PPM以下のスチレン
系樹脂を、低級炭化水素を発泡剤として発泡シート化し
た、発泡倍率5〜13倍、厚み1.5〜2.5mmの発泡
シートに、厚さ25〜250μのスチレン系樹脂フィル
ムを積層した発泡シートであって、フィルムを積層した
発泡シート面の表層から少なくとも50μまでの間の層
が、発泡シート厚み中央部の単位面積当たりのセル数の
4倍以上の微細セルからできているスチレン系樹脂積層
発泡シート(請求項1)、 発泡剤として使用する低級炭化水素がイソブタンを中
心とするブタンである事を特徴とする請求項1記載のス
チレン系樹脂積層発泡シート(請求項2)、 得られたスチレン系樹脂積層発泡シートの発泡層中の
スチレンダイマー・トリマー含量が2000PPM以下
である事を特徴とする請求項1または2記載のスチレン
系樹脂積層発泡シート(請求項3)、 積層発泡シートを加熱して厚み5.0mmまで二次発泡
した時の二次発泡シートのMD方向及びTD方向の寸法
が、加熱前の積層発泡シートのMD方向及びTD方向の
寸法に比較して、各々0.85〜1.10倍である事を
特徴とする第請求項1、2または3記載のスチレン系樹
脂積層発泡シート(請求項4)、 積層発泡シートの発泡層の厚み方向中央部の単位面積
当たりのセル数が80〜200個/m2である請求項
1、2、3または4記載のスチレン系樹脂積層発泡シー
ト(請求項5)、 スチレン系樹脂が懸濁重合スチレン系樹脂である事を
特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のスチレ
ン系樹脂発泡シート(請求項6)、 GPCで測定されるMwが25〜35万、Mw/Mn
が2.2〜3.3でスチレンダイマー・トリマー成分含
有量が1500PPM以下のスチレン系樹脂を低級炭化
水素を発泡剤として発泡シート化した、発泡倍率5〜1
3倍、厚み1.5〜2.5mmの発泡シートに、厚さ25
〜250μのスチレン系樹脂フィルムを積層した発泡シ
ートであって、フィルムを積層した発泡シート面の表層
から少なくとも50μまでの間の層が、発泡シート厚み
中央部の単位面積当たりのセル数の4倍以上の微細セル
からできているスチレン系樹脂積層発泡シートを二次発
泡した後、雌雄嵌合金型で成形した事を特徴とする成形
容器(請求項7)、に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のスチレン系樹脂とはスチ
レン樹脂単体、スチレンと共重合可能なアクリル酸、メ
タクリル酸、無水マレイン酸、アクリロニトリル、メチ
ルメタクリレート、ブタジエン、イソプレン等のモノマ
ーとの共重合体、及びこれら樹脂の混合樹脂等があげら
れる。
【0008】ダイマー・トリマー含有量が1500PPM
以下の少ないスチレン系樹脂は汎用の重合方法で生産さ
れたスチレン系樹脂を真空ベント付きの押出機に通し、
スチレンダイマー・トリマーを真空蒸発除去する方法で
得られるが、懸濁重合方法で生産するとこれらの除去操
作を経ずしてダイマー・トリマー成分が少ない樹脂が得
られるので好ましい。
【0009】又、発泡シート化時に樹脂が分解してスチ
レンダイマー・トリマーが発生する事がある。 係る場
合には、例えばフェノール系等の酸化防止剤や安定剤を
添加するなどにより、得られた発泡シート中のスチレン
ダイマー・トリマー含有量は2000PPM以下、好ま
しくは1500PPM以下に調整可能である。
【0010】スチレン系樹脂の分子量としては25〜3
5万程度、分子量分布は2.2〜3.3が適性である。
分子量が低いと樹脂の脆性が激しく、シート化条件を調
整しても満足する脆性の発泡シートを得る事が出来な
い。又、分子量が高すぎると発泡シートの成形性が低下
する。分子量分布は広い方が成形性が良いとされている
が広すぎるかえって悪くなることがある。
【0011】係るスチレン系樹脂に更に成形性・脆性を
改善する為に、流動パラフィン、脂肪酸グリセライド等
の可塑剤および脂肪酸の金属塩・アミド等の滑剤を添加
しても良い。発泡シート化の為に使用する発泡剤はプロ
パン、ブタン、ペンタン等の低級炭化水素の単独及び混
合物が好ましい。これらの発泡剤はスチレン樹脂に対す
る可塑化効果を示し、スチレンダイマー・トリマー成分
が少ない樹脂発泡シートの成形性を確保するのを助け
る。中でもイソブタンが発泡シートからの逸散が少な
く、発泡シート中に高濃度で保持されるので最も好まし
く、イソブタンを中心とするブタン、特にイソブタン7
0%以上のブタンを発泡剤とするのが良い。発泡シート
の発泡倍率は5〜13倍、厚み1.5〜2.5mmの範囲
が脆性・成形性を確保する上で好ましい。
【0012】発泡シートの中央部のセル数は発泡シート
化時のタルク等の造核剤の添加量で調整するが80〜2
00個/m2の範囲が好ましい。更に、フィルムを積層す
る面は、フィルムを積層した後発泡シート面の表層から
少なくとも50μまでの間の層が、発泡シート厚み中央
部の単位面積当たりのセル数の4倍以上の微細セルにな
る様にしておくのが望ましい。微細セル層の形成はダイ
スから出た直後のシートの表面に冷却エアーを吹き付け
表面の発泡を抑える事で形成される。微細セル層の観察
は積層した発泡シートでも観察でき得るが、積層発泡シ
ートを5mm程度に二次発泡した方が判り易い。得られた
発泡シートに25〜250μのスチレン系樹脂フィルム
を片面、場合によっては両面に積層し、積層発泡シート
とする。積層発泡シートは加熱して二次発泡させて成形
するがその際、加熱して厚み5.0mmまで二次発泡した
時の二次発泡シートのMD方向及びTD方向の寸法が、
加熱前の積層発泡シートのMD方向及びTD方向の寸法
に比較して、各々0.85〜1.10範囲である事が望
ましい。0.85未満に収縮する場合成形性が低下する
し、成形品に熱湯等を入れると変形する場合がある。
又、1.10以上に伸びる時は成形時に二重打ちになっ
たりすることがある。この様にして得られた発泡シート
は、通常のシート用成形機を使用して加熱ヒーターにて
加熱し、5mm程度まで二次発泡した後、雌雄嵌合金型に
て成形される。フィルムが片面に積層している場合、積
層面が容器の外面になる様に成形するのが通常である
が、必要に応じ内面になる様に成形しても良い。かくし
て得られた積層発泡シートは、成形性に優れ、スチレン
ダイマー・トリマーの溶出が少なく、強度・印刷性がす
ぐれ、変形が起こりにくい容器が成形によって得られ
る。
【0013】以下に具体的な実施例を掲げ詳細に説明す
る。 (セル数の測定) 発泡シート中央部のセル数の測定:シートの流れ方向に
沿って垂直に切断した切断面の電子顕微鏡写真を撮影
し、シート表面から400μ以上の厚み中央部に見られ
るセル全数を数え、単位面積当たりに換算する。
【0014】発泡シート表面のセル数の測定:中央部の
セル数測定と同様にして電子顕微鏡写真を撮影し、フィ
ルム積層部直下50μ(二次発泡前の積層発泡シートを
基準とする)の見られるセル全数を数え、単位面積当た
りに換算する。 (実施例1)Mw=29,Mn=11.2,Mw/Mn
=2.4,スチレンダイマー・トリマー含有量480PP
Mの懸濁重合スチレン樹脂と造核剤タルク0.4部を混
合して押出機に供給、溶融後イソブタン85%/ノルマ
ルブタン15%の混合ブタンを圧入後、発泡押出温度ま
で樹脂を冷却し、サーキュラーダイよりシート状に押出
し発泡させた。サーキュラーダイより押出し直後のシー
ト表面を冷却エアーを吹き付け表面に微細セルが発生さ
せる処置を講じた。得られた発泡シートのスチレンダイ
マー・トリマー含量は825PPMであり、発泡厚み
2.0mm、発泡倍率8.4倍、発泡シート中央部の単位
面積当たりのセル数120個/m2であった。この発泡シ
ート表面に150μハイインパクトポリスチレン樹脂フ
ィルムをTダイより押出し積層した。積層発泡シートを
5.0mm厚みまで加熱して発泡させた二次発泡シートの
フィルムを積層した側の発泡シート表面には700個/
m2以上の微細セル層が200μにわたり発生していた。
又、二次発泡シートの寸法は元のシート寸法に対しMD
方向で0.93倍、TD方向で1.02倍になってい
た。得られた積層発泡シートを5mm厚みまで加熱発泡さ
せた後、フィルム積層面を容器の外面になるようにして
外径140mmφ、深さ75mmの丼形状容器に成形した。
成形伸びは問題なく、表面が平滑で、印刷性も良好な容
器が得られた。得られた容器のリップ部を80mm圧縮し
たが、容器にクラック等の発生が見られなかった。 (比較例1)Mw=23.2、Mn=9.7、Mw/M
n=2.4、スチレンダイマー・トリマー含有量425
PPMの懸濁重合スチレン樹脂を使用した以外実施例1と
同様に押出発泡シート化・積層した。得られた積層発泡
シートの発泡シート層のスチレンダイマー・トリマー含
量は793PPMであり、中央部のセル数138個/
m2、5.0mmまで発泡した時の二次発泡シートのフィル
ム積層側の発泡シート表面に700個/m2以上の微細セ
ル層を200μにわたり有し、該二次発泡シートの寸法
は元のシート寸法に対しMD方向で0.94倍、TD方
向で1.04倍になったシートを得た。このシートでの
成形性は良好であったが、成形した容器は80mmのリッ
プ圧縮でクラックが発生した。 (実施例2)Mw=31.6,Mn=10.2,Mw/
Mn=3.1,スチレンダイマー・トリマー含有量79
5PPMの懸濁重合スチレン樹脂と造核剤タルク0.3部
を混合し、イソブタン85%/ノルマルブタン15%の
混合ブタンを発泡剤として実施例―1と同様にして、発
泡厚み2.0mm、発泡倍率10.3倍、発泡シート中央
部の単位面積当たりのセル数105個/m2の発泡シート
を得た。尚、この発泡シートのスチレンダイマー・トリ
マー含有量は1142PPMであった。この発泡シート
表面に130μハイインパクトポリスチレン樹脂フィル
ムをTダイより押出し積層した。積層発泡シートを5.
0mm厚みまで加熱して発泡させた二次発泡シートのフィ
ルムを積層した側の発泡シート表面には700個/m2
上の微細セル層が150μにわたり発生していた。又、
二次発泡シートの寸法は元のシート寸法に対しMD方向
で0.95倍、TD方向で1.00倍になっていた。得
られた積層発泡シートを5mm厚みまで加熱発泡させた
後、積層面が容器の外面になる様にして外径150mm
φ、深さ60mmの丼形状容器に成形した。成形伸びは問
題なく、表面が平滑で、印刷性も良好な容器が得られ
た。得られた容器のリップ部を80mm圧縮したが、容器
にクラック等の発生が見られなかった。 (比較例2)Mw=30.3、Mn=8.7、Mw/M
n=3.5、スチレンダイマー・トリマー含有量126
3PPMのスチレン樹脂を使用し、実施例2と同様に発
泡、積層した。発泡シートのスチレンダイマー・トリマ
ー含有量は1519PPであり、中央部セル数、微細セ
ル層の厚み、及び積層発泡シートの加熱収縮等は実施例
―2ほぼ同じであったが、成形時の伸びが悪く、容器内
面に割れが生じた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 22:00 Fターム(参考) 4F074 AA32 AB01 BA36 BA37 BA39 CA22 CA29 CA30 CE02 CE23 DA01 DA02 DA20 DA23 DA34 4F100 AC10H AH01A AH01H AK12A AK12B BA02 BA43 CA01A CA30 DA01 DJ01A EH23 EJ02 EJ39 EJ42 GB16 GB23 JA03 JA07A JB20A JK01 JK14 JK17 JL01 YY00A YY00B 4F208 AA13A AA13B AA13D AB02A AB20A AC03B AE02 AF16 AG02 AG03 AG20 AH52 AH58 MA01 MA02 MB01 MC03 MG05 MG13 MG22 MH06 MH09 4J002 BC031 EA016 EA047 FD207 FD326 GF00 GG01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GPCで測定される分子量Mwが25〜3
    5万、分子量分布Mw/Mnが2.2〜3.3でスチレ
    ンダイマー・トリマー成分含有量が1500PPM以下
    のスチレン系樹脂を、低級炭化水素を発泡剤として発泡
    シート化した、発泡倍率5〜13倍、厚み1.5〜2.
    5mmの発泡シートに、厚さ25〜250μのスチレン系
    樹脂フィルムを積層した発泡シートであって、フィルム
    を積層した発泡シート面の表層から少なくとも50μま
    での間の層が、発泡シート厚み中央部の単位面積当たり
    のセル数の4倍以上の微細セルからできているスチレン
    系樹脂積層発泡シート。
  2. 【請求項2】発泡剤として使用する低級炭化水素がイソ
    ブタンを中心とするブタンである事を特徴とする請求項
    1記載のスチレン系樹脂積層発泡シート。
  3. 【請求項3】得られたスチレン系樹脂積層発泡シートの
    発泡層中のスチレンダイマー・トリマー含量が2000
    PPM以下である事を特徴とする請求項1または2記載
    のスチレン系樹脂積層発泡シート。
  4. 【請求項4】積層発泡シートを加熱して厚み5.0mmま
    で二次発泡した時の二次発泡シートのMD方向及びTD
    方向の寸法が、加熱前の積層発泡シートのMD方向及び
    TD方向の寸法に比較して、各々0.85〜1.10倍
    である事を特徴とする第請求項1、2または3記載のス
    チレン系樹脂積層発泡シート。
  5. 【請求項5】積層発泡シートの発泡層の厚み方向中央部
    の単位面積当たりのセル数が80〜200個/m2であ
    る請求項1、2、3または4記載のスチレン系樹脂積層
    発泡シート。
  6. 【請求項6】スチレン系樹脂が懸濁重合スチレン系樹脂
    である事を特徴とする請求項1、2、3、4または5記
    載のスチレン系樹脂発泡シート。
  7. 【請求項7】GPCで測定されるMwが25〜35万、
    Mw/Mnが2.2〜3.3でスチレンダイマー・トリ
    マー成分含有量が1500PPM以下のスチレン系樹脂
    を低級炭化水素を発泡剤として発泡シート化した、発泡
    倍率5〜13倍、厚み1.5〜2.5mmの発泡シート
    に、厚さ25〜250μのスチレン系樹脂フィルムを積
    層した発泡シートであって、フィルムを積層した発泡シ
    ート面の表層から少なくとも50μまでの間の層が、発
    泡シート厚み中央部の単位面積当たりのセル数の4倍以
    上の微細セルからできているスチレン系樹脂積層発泡シ
    ートを二次発泡した後、雌雄嵌合金型で成形した事を特
    徴とする成形容器。
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