JP2000354730A - 中空糸膜式ドライヤ - Google Patents
中空糸膜式ドライヤInfo
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Abstract
を行なうと共に、コストの低減化を図り、更には、ドラ
イヤケースの内周面で湿潤気体が結露しないようにした
ドライフィルタを提供すること。 【解決手段】 ドライヤケース31内に中空糸膜モジュ
ール36を設けた中空糸膜式ドライヤにおいて、上記ド
ライヤケース31にアダプタ本体32の固着部33を固
定し、このアダプタ本体32には、中空糸膜モジュール
36の流出側37と接続する接続口38と、この接続口
38から二次側乾燥気体をドライヤケース31内へ排出
する排気通路39を形成した中空糸膜式ドライヤであ
る。
Description
に関し、例えば、コンプレッサー等により発生した圧縮
空気中の水蒸気を効率的に除湿して乾燥空気を得るため
の中空糸膜式ドライヤに関する。
に圧縮空気を供給し、親水化樹脂で成形した中空糸膜の
外側に水蒸気のみを排出させて内部の圧縮空気を除湿す
ることにより乾燥空気を得るようにしたフィルタであ
る。
して濃度が高くなると、除湿効果が低下するため、通
常、乾燥空気の一部を中空糸膜の外側に除湿パージ空気
を供給し、常に水蒸気の濃度が低い状態に保持させて連
続除湿ができるようにしている。
エアドライヤには、図8に示すように、本体1の入り口
2より圧縮空気を中空糸膜フィルタ3に供給して乾燥空
気を出口4より流出させ、乾燥空気の一部を、パージフ
ィルタ5aを有する通路5よりパージさせて保護ケース
6の内側からパージ空気を外部に排気する構造のものが
知られている。
部分は、圧縮空気が供給されることなく外気圧であるか
ら、圧縮空気は、直接、中空糸膜フィルタ3の流入口に
供給される構造となっているので、パージ通路を保護ケ
ース6内に容易に設けることができる。
とヘッド8を密封接続し、ヘッド8に圧縮空気の入口9
と乾燥空気の出口10を形成し、流入口11と流出口1
2を有する中空糸膜フィルター13を圧力容器7の内部
に装着し、更に、圧力容器7の底部にドレン14を螺着
した構造のフィルタである。
プのフィルタは、圧力容器7内に圧縮空気が直接供給さ
れるため、構造上、乾燥空気の一部を中空糸膜フィルタ
13にパージさせて、圧力容器7の内周スペースから外
部にパージ空気を排出させる構造にすることはできな
い。
ヤは、これまで実施品として存在していないが、本件出
願人は、これらの圧力容器に対応したパージ機能を有す
る中空糸膜除湿器を提案している(特開平9−2901
26号公報参照)。
ィルタの圧力容器をそのまま用いているので、経済性に
優れている反面、中空糸膜モジュールの中心軸の周りに
空洞部を設ける必要があった。
出願人は、汎用的なフィルタの本体構造をそのまま利用
するドライフィルタとして、特開平11−309331
号公報を提案している(図6参照)。
は、ドライヤケース15の内部に固着したアダプタ本体
16に、中空糸膜モジュール17の流入側と接続する接
続口18と、この接続口18とドライヤケース15内へ
供給された湿潤気体の供給スペース19とを連通させる
入気通路20と、パージ通路21を設けたものである。
タ本体16に屈曲したパージ通路21を孔加工して設け
なければならず、成形が面倒であり、また、湿潤気体が
ドライヤケース15を介して外気に接する構造のため、
湿潤気体と外気との温度差が激しい場合には、湿潤気体
中の水分がドライヤケース15の内面に付着して結露す
るおそれがあり、例えば、商品性能が低下したり、ま
た、ドライヤケース15の内部を視認することが難しく
なる等の課題を有していた。
ものであって、構造を簡素化することによって効率的な
除湿を行なうと共に、コストの低減化を図り、更には、
ドライヤケースの内周面で湿潤気体が結露しないように
したドライフィルタを提供することを目的とする。
め、本発明は、ドライヤケース内に中空糸膜モジュール
を設けた中空糸膜式ドライヤにおいて、上記ドライヤケ
ースにアダプタ本体の固着部を固定し、このアダプタ本
体には、中空糸膜モジュールの流出側と接続する接続口
と、この接続口から二次側乾燥気体をドライヤケース内
へ排出する排気通路を形成するようにした中空糸膜式ド
ライヤである。
ヤの実施形態を図面に従って具体的に説明する。図1に
おいて、樹脂又はガラス等の材料で形成した透明又は半
透明状で筒形状のドライヤケース31のドレン用の取付
口31aにアダプタ本体32の固着部33をナット34
で密封固着している。この場合、取付口31aがめねじ
の場合は、アダプタ本体32に設けたおねじを螺着結合
すればよい。このように、汎用的なドライヤケース31
と後述ヘッド35と取付口31aをそのまま利用するこ
とができるので、経済性に優れている。
は、後述する中空糸膜モジュール36の流出側のポッテ
ィング部37を接続する接続口38と、この接続口38
から二次側乾燥気体をドライヤケース31内へ排出する
排気通路39を形成している。また、ヘッド35は、ド
ライヤケース31の開口部にガスケット40を介して螺
着結合しており、このヘッド35には、湿潤気体の入口
41と乾燥気体の出口42を設け、このヘッド35に中
空糸膜モジュール36の流入側のポッティング部43を
接続する接続口44を形成し、この接続口44と入口4
1を連通させる連通部44aを設けている。
ールケース45に半透過性の中空糸膜エレメント46を
挿入してポッティング部37,43を製作する際にモジ
ュールケース45内に密封固着している。このモジュー
ルケース45には、流出側のポッティング部37より流
出する乾燥気体の一部を中空糸膜エレメント46の内部
にパージさせるパージ孔47を形成し、中空糸膜エレメ
ント46の流入側のポッティング部43の内方位置に流
出孔48を形成し、中空糸膜エレメント46の中空糸膜
の外側の水蒸気と共に、流出孔48よりヘッド35に形
成したパージ通路49より外部に排出される。このパー
ジ通路49は、ヘッド35に直線に孔加工するのみで形
成することができ、一方、アダプタ本体32には、接続
口38や排気通路39以外の複雑な通路を設ける必要が
ない。
ケース45の外壁に、例えば、コバルト担持フィルム等
で形成した湿度表示部材50を包囲するように取付け
る。この湿度表示部材50は、モジュールケース45の
外壁に設ける場合以外に、アダプタ本体32やドライヤ
ケース31の内壁に設けるようにしても良い。更に、図
中51は、乾燥気体を排出するドライヤケース31の流
路であり、52,53はOリングである。
する。ヘッド35の入口41より供給された圧縮空気等
の湿潤気体は、中空糸膜モジュール36の流入側43に
入り、中空糸膜エレメント46の半透過性中空糸膜によ
り水蒸気が分離されて乾燥空気等の乾燥気体となり、一
方、分離された水蒸気は中空糸膜の外側に排出され、二
次側の乾燥気体は、中空糸膜モジュール36の内部より
流出側37を出て、アダプタ本体32の排出通路39を
経由してドライヤケース31内に排出される。よって、
湿潤気体はドライヤケース31を介して外気と接するこ
とがないので、ドライヤケース31内と外気との温度差
が激しい場合であっても、ドライヤケース31内が結露
することはない。
二次側の乾燥気体の湿度が湿度表示部材50により表示
される。例えば、この湿度表示部材50がコバルト担持
フィルムの場合は、除湿効率が高ければ青色を呈する
が、除湿効率が低下してくると赤色を呈し、また、湿度
表示部材50がフィルム状であるから、ドライヤケース
31内のごく一部分の湿度ではなく、ある程度の広い範
囲の湿度を表示することができる。そのため、この表示
の様子は、透明又は半透明状のドライヤケース31の外
側から目視により容易に確認できるので、中空糸膜モジ
ュール36の除湿効率の経時変化の様子を確実に把握で
き、中空糸膜モジュール36の交換時期を正確に予想す
ることができ、更に、ドライヤケース31内の二次側の
乾燥気体はヘッド35の出口42より下流側に排出され
る。
気体として中空糸膜モジュール36のパージ孔47より
中空糸膜モジュール36に入り、中空糸膜エレメント4
6の中空糸膜の外側の水蒸気と共に、中空糸モジュール
36の流入側43に設けた流出孔48よりヘッド35の
パージ通路49を介して外部に排出される。従って、中
空糸膜エレメント46の中空糸膜の外側は、常に水蒸気
の濃度が低い状態に保持されるので、効率的に連続除湿
が行われる。
によると、アダプタ本体を用いる構造であるから、汎用
的に利用されている容器とヘッドをそのまま利用して中
空糸膜式ドライヤを構成することができるため、従来の
ドライヤ製品に比してコストダウンを図ることができ、
経済性に優れている。
ので、効率的な除湿が可能となり、コストダウンにも寄
与するばかりでなく、ドライヤケース内周面において湿
潤気体が付着する等の課題を確実に解決した中空糸膜式
ドライヤを提供することができた。
す縦断面図である。
る。
分断面図である。
図である。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドライヤケース内に中空糸膜モジュール
を設けた中空糸膜式ドライヤにおいて、上記ドライヤケ
ースにアダプタ本体の固着部を固定し、このアダプタ本
体には、中空糸膜モジュールの流出側と接続する接続口
と、この接続口から二次側乾燥気体をドライヤケース内
へ排出する排気通路を形成したことを特徴とする中空糸
膜式ドライヤ。
Priority Applications (1)
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JP2000165789A JP3745197B2 (ja) | 1998-10-09 | 2000-06-02 | 中空糸膜式ドライヤ |
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Family Applications (2)
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Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP4083320B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003010648A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-14 | Ube Ind Ltd | 中空糸分離膜モジュールおよびガス分離方法 |
KR100926766B1 (ko) * | 2009-01-05 | 2009-11-16 | 가스파워 주식회사 | 흡착식 제습타워 |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP28761498A patent/JP4083320B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-02 JP JP2000165789A patent/JP3745197B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003010648A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-14 | Ube Ind Ltd | 中空糸分離膜モジュールおよびガス分離方法 |
JP4617614B2 (ja) * | 2001-06-27 | 2011-01-26 | 宇部興産株式会社 | 中空糸分離膜モジュールおよびガス分離方法 |
KR100926766B1 (ko) * | 2009-01-05 | 2009-11-16 | 가스파워 주식회사 | 흡착식 제습타워 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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