JP2000354252A - 色相判別回路 - Google Patents

色相判別回路

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JP2000354252A
JP2000354252A JP11164798A JP16479899A JP2000354252A JP 2000354252 A JP2000354252 A JP 2000354252A JP 11164798 A JP11164798 A JP 11164798A JP 16479899 A JP16479899 A JP 16479899A JP 2000354252 A JP2000354252 A JP 2000354252A
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JP
Japan
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hue
color
color difference
circuit
specific color
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JP11164798A
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Inventor
Hiroko Kanda
裕子 神田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なった特定色に容易に対応することが可能
な、比較的小さな回路構成の色相判別回路の実現を課題
とする。 【解決手段】 ある特定色を背景にして撮影したはめ込
み画像の特定色を別に撮影した背景画像に入れ替えるク
ロマキー回路に用いられる、特定色を検出する色相判別
回路2において、特定色の検出を色差信号(R−Y、B
−Y)を用い、RGB信号にデコードせずに、直接行な
うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色相判別回路に関
し、特に色差信号で色相を判別する色相判別回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ある特定色をバックに撮影したはめ込み
用の前面画像に対して、バックの特定色を検出して、そ
こに別途撮影したある背景画像を入れ替えて、新たにバ
ックとするクロマキーという撮影技法がある。
【0003】クロマキー回路の簡単な構成の一例を図1
のブロック図に示す。図1で、符号1は合成回路、符号
2は色相判別回路である。図1の、入力Aからクロマキ
ー用の特定色(通常は青)のパネルの前で撮影された人
物等のはめ込み画像が入力され、入力Bからは背景画像
がクロマキー回路に入力される。クロマキー回路に入力
された背景画像(入力B)は、合成回路1に入力され、
はめ込み画像(入力A)は、合成回路1と色相判別回路
2に入力される。
【0004】色相判別回路2では、はめ込み画像(入力
A)の特定色を検出してキーイング信号を作る。合成回
路1では、この色相判別回路2からのキーイング信号を
もとにして、はめ込み画像(入力A)と背景画像(入力
B)とを合成して、はめ込み画像(入力A)の特定色の
部分を背景画像(入力B)に置き換えた画を作ってクロ
マキー出力として出力する。
【0005】従来の色相判別回路2は入力のRGB信号
をもとに色の検出が行われている。例えば、青を検出す
るためには、下記の式(1)の計算値Cが高いところを
抜き出せばよい。
【0006】 C=B−(R+G)/2 (1) ただし、R、G、Bは、それぞれ3原色である赤、緑、
青の映像信号レベルである。
【0007】ところが、民生用のVTR装置において
は、クロマ信号を、主に色差信号(R−Y、B−Y)で
扱っており、上記の式(1)を使って検出するために
は、色差信号(R−Y、B−Y)を1度、RGB信号に
デコードしなければならず、回路規模が大きくなってし
まう。ただし、Yは輝度信号レベルであり、
【0008】 Y=0.3R+0.59G+0.11B (2) で表される。
【0009】また、上記の式(1)はブルーバック(青
色の背景)用であり、クロマキー用の特定色が青である
場合の検出は可能であるが、他の色を検出することはで
きない。したがって、他の色を検出するためには、その
色用の回路を別に用意しなければならないという問題が
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、クロマ
キー用の特定色を判別する従来の色相判別回路では、R
GB信号をもとに色の検出が行われているため、クロマ
信号を色差信号で扱っている民生用のVTR装置などで
は、色差信号を1度RGB信号に変換しなければなら
ず、回路規模が大きなものになってしまっていた。ま
た、特定色が異なれば異なった色相判別回路を用意しな
ければならないという問題があった。本発明は、この点
を比較的簡単な方法で解決して、比較的小さな回路構成
で、かつ、異なった特定色に容易に対応することが可能
な、色相判別回路の実現を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、ある特定色を背景にして撮影したはめ込
み画像の前記特定色を別に撮影した背景画像に入れ替え
るクロマキー技法に用いられる、前記特定色を検出する
色相判別回路において、前記特定色の検出を色差信号を
用いて直接行なうことを特徴とする。これにより、色差
信号をいったんRGB信号に変換した後、色相判別を行
う場合に比べて、回路構成を小さくでき、効率的に色相
判別を行うことが可能な色相判別回路を実現することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる色判別回路
を添付図面を参照にして詳細に説明する。図1のブロッ
ク図に、本発明が用いられるクロマキー回路の構成を示
す。図1で、符号1は合成回路、符号2は色相判別回路
である。
【0013】通常の放送機器に用いられるクロマキー回
路では、映像信号をRGB信号で扱っており、色の判別
もRGB信号で行っている。しかし、民生用のVTRで
は色信号をRGB信号ではなく、色差信号(R−Y、B
−Y)を用いて取り扱っているため、放送機器用のクロ
マキー回路をそのまま使用することができない。本発明
は、色差信号を色信号に変換することなく、色差信号か
ら色相を検出してクロマキーのキーイング信号を作る方
法によって、色相判別回路2を小さな回路規模で実現す
ることを目的としている。
【0014】本発明では、色相を色差信号(R−Y、B
−Y)で表した平面上でクロマの色相を分割して、ある
特定の色相に入っているかどうかを判別する。図2は、
このR−Y、B−Y平面での色相の判別領域を示した図
である。図2において、(1)〜(16)の各境界線
は、
【0015】 K=α×(B−Y)+β(R−Y) (3) という式(3)で表される。ただし図2においては、α
=0〜4、β=−4〜4の範囲の整数である。すなわ
ち、図2において、
【0016】 境界線(1)は K=−4(R−Y) 境界線(2)は K=+1(B−Y)−4(R−Y) 境界線(3)は K=+2(B−Y)−4(R−Y) 境界線(4)は K=+3(B−Y)−4(R−Y) 境界線(5)は K=+4(B−Y)−4(R−Y) 境界線(6)は K=+4(B−Y)−3(R−Y) 境界線(7)は K=+4(B−Y)−2(R−Y) 境界線(8)は K=+4(B−Y)−1(R−Y) 境界線(9)は K=+4(B−Y) 境界線(10)は K=+4(B−Y)+1(R−Y) 境界線(11)は K=+4(B−Y)+2(R−Y) 境界線(12)は K=+4(B−Y)+3(R−Y) 境界線(13)は K=+4(B−Y)+4(R−Y) 境界線(14)は K=+3(B−Y)+4(R−Y) 境界線(15)は K=+2(B−Y)+4(R−Y) 境界線(16)は K=+1(B−Y)+4(R−Y) で表される。
【0017】この式(3)の値の正負から各境界線のど
ちら側の色相であるかを判別することができる。すなわ
ち、クロマがある色相に入っているかどうかを検出する
ためには、その色相の境界線となる式の係数組を2組選
び、2つの式の正負を見て判別すれば良い。
【0018】例えば、図2の斜線部分の色相に入るかど
うかを判別するとする。図の斜線部分は境界線(3)と
境界線(7)の間に挟まれた領域であるから、
【0019】 K=+2(B−Y)−4(R−Y)<0 (4) でかつ
【0020】 K=+4(B−Y)−2(R−Y)≧0 (5) であるかどうかを判別すれば良いことになる。この検出
方法によれば、係数組を選ぶことによって、どの色相で
も検出することが可能になる。また、係数の可変範囲を
変えることによって、検出する色相の分解能を変えるこ
ともできる。例えば、αの可変範囲を0〜8とし、βの
可変範囲を−8〜8とすると、図2の2倍の細かさで色
相を設定することができるようになる。
【0021】この方法で検出すれば、色差信号(R−
Y、B−Y)をいったんRGB信号に変換してから処理
する必要がないので、小さな回路構成でクロマキーを実
現することができる。また、検出式の係数を変えるだけ
で、異なる色相に対応することができるので、ブルーバ
ック(青色の背景)だけでなく、グリーンバック(緑色
の背景)などにも容易に対応することができる。さら
に、このクロマキー回路を応用して、好みの色だけを残
して、残りはモノクロにする等の特殊効果を作り出すこ
とも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、ある特定色を背景にして撮影したはめ込み画像
の特定色を別に撮影した背景画像に入れ替えるクロマキ
ー技法に用いられる、特定色を検出する色相判別回路に
おいて、特定色の検出を色差信号を用いて直接行なうこ
とを特徴とする。これにより、色差信号をいったんRG
B信号に変換してから処理する必要がないので、色相判
別回路を小さな回路構成で実現することができ、効率の
よい廉価な色相判別回路を実現することができる。
【0023】また、本発明の請求項2の発明は、色差信
号(R−Y、B−Y)平面上で、原点を通る2本の境界
線で囲まれた領域で特定色を指定し、この領域内に含ま
れるかどうかで特定色を判別することを特徴とする。こ
れにより、検出式の係数を変えるだけで、異なる色相に
対応することができるので、背景の特定色の変化にも容
易に対応することができる色相判別回路を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が用いられるクロマキー回路の構成を示
すブロック図。
【図2】色差(R−Y、B−Y)平面での色相の判別領
域を示す説明図。
【符号の説明】
1…合成回路、2…色相判別回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある特定色を背景にして撮影したはめ込
    み画像の前記特定色を別に撮影した背景画像に入れ替え
    るクロマキー技法に用いられる、前記特定色を検出する
    色相判別回路において、 前記特定色の検出を色差信号を用いて直接行なうことを
    特徴とする色相判別回路。
  2. 【請求項2】 色差信号(R−Y、B−Y)平面上で、
    原点を通る2本の境界線で囲まれた領域で前記特定色を
    指定し、この領域内に含まれるかどうかで前記特定色を
    判別することを特徴とする請求項1に記載の色相判別回
    路。
JP11164798A 1999-06-11 1999-06-11 色相判別回路 Pending JP2000354252A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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