JP2000354058A - ネットワークファクシミリ装置およびその制御方法 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置およびその制御方法

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JP2000354058A
JP2000354058A JP16478199A JP16478199A JP2000354058A JP 2000354058 A JP2000354058 A JP 2000354058A JP 16478199 A JP16478199 A JP 16478199A JP 16478199 A JP16478199 A JP 16478199A JP 2000354058 A JP2000354058 A JP 2000354058A
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JP16478199A
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English (en)
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Yoshiaki Toriyama
佳昭 鳥山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信料金をより低減できるようにしたネット
ワークファクシミリ装置およびその制御方法を提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 同一宛先についてファクシミリ通信と電
子メール通信の両方を適用できる場合には、ファクシミ
リ通信料金と電子メール通信料金を予測して、ユーザに
提示し、いずれの通信手段を使用するか選択させるよう
にしているので、より通信料金の安い方が適用され、通
信コストを削減することができるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画情報を処理する
ためのファクシミリ装置機能、公衆網を介してファクシ
ミリ画情報をやりとりするためのファクシミリ通信機
能、および、ダイアルアップ接続機能によりインターネ
ットに接続し、電子メールを用いて画情報をやりとりす
る電子メール通信機能を備えたネットワークファクシミ
リ装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画情報を処理するためのファクシ
ミリ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をや
りとりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイ
アルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電
子メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信
機能を備えたネットワークファクシミリ装置が実用され
ている。
【0003】このようなネットワークファクシミリ装置
を利用すると、通常の公衆網に接続されたファクシミリ
装置との間で画情報をやりとりすることができるととも
に、遠隔地のネットワークファクシミリ装置との間で
は、インターネットを利用して安価に画情報をやりとり
することができるので、非常に便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置には、次のような不都合を生じていた。
【0005】すなわち、電子メールを用いて画情報を通
信するための電子メール通信機能に関する技術勧告は、
ITU−T勧告T.37が適用される。この勧告T.3
7では、電子メールに配置する画情報の符号化方式とし
て、MH符号化方式を規定している。
【0006】それに対し、通常のファクシミリ通信にお
いて適用される符号化方式は、より高能率な符号化方
式、例えば、MR符号化方式や、MMR符号化方式など
が適用される可能性がある。
【0007】したがって、同一の画情報を送信する際、
通常のファクシミリ通信における画情報データ量が、電
子メール通信における画情報データ量よりも小さくな
り、画情報だけの通信時間を考えると、通常のファクシ
ミリ通信の方が、電子メール通信よりも通信時間が短く
なる場合がある。
【0008】一方、通常のファクシミリ通信では、通信
プロトコルのためにも通信時間が費やされ、また、その
通信プロトコルに要する通信時間は、相手端末との関係
でかなり変動する可能性がある。また、ファクシミリ通
信では、ページ間同期のためのプロトコルが必要であ
り、そのために、送信するページ数によって、通信プロ
トコルに要する時間が変動する。
【0009】したがって、ファクシミリ通信の場合の通
信時間は、相手端末との関係、送信するページ数、およ
び、各ページのデータ量によって定まる。
【0010】それに対し、電子メール通信における通信
時間は、ダイアルアップ接続時にインターネットサービ
スプロバイダとの間でおこなう通信手順に要する時間
(ほぼ、固定)と、送信する画情報のデータ量に応じて
定まる。
【0011】以上のことから、ある宛先に画情報を送信
する場合、ファクシミリ通信あるいは電子メール通信の
いずれが通信料金を削減できるか、ユーザには容易には
判定することができず、その結果、通信料金を効果的に
低減することが困難であった。
【0012】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、通信料金をより低減できるようにしたネット
ワークファクシミリ装置およびその制御方法を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、画情報を処理
するためのファクシミリ装置機能、公衆網を介してファ
クシミリ画情報をやりとりするためのファクシミリ通信
機能、および、ダイアルアップ接続機能によりインター
ネットに接続し、電子メールを用いて画情報をやりとり
する電子メール通信機能を備えたネットワークファクシ
ミリ装置において、おのおのの宛先について、公衆網お
よび電子メールを用いた際にそれぞれ要する通信費を算
出するために必要な所定のパラメータを記憶したパラメ
ータテーブルと、送信画情報のデータ量を検出する送信
画情報データ量検出手段と、上記送信画情報データ量検
出手段が検出したデータ量と、そのときに指定された宛
先について上記パラメータテーブルに記憶されている上
記所定のパラメータに基づいて、公衆網を利用したとき
の通信費と、電子メールを用いたときの通信費をそれぞ
れ算出し、それらの通信費をユーザに可視表示する通信
費用算出手段と、上記通信費用算出手段の可視表示内容
に基づいて、ユーザに公衆網または電子メールのいずれ
かの通信手段を選択させ、その選択された通信手段を用
いて、送信画情報を、上記指定された宛先へ送信する送
信制御手段を備えたものである。
【0014】また、画情報を処理するためのファクシミ
リ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやり
とりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイア
ルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電子
メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機
能を備えたネットワークファクシミリ装置において、お
のおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信する
際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報送
信する際に用いられる電子メールアドレス、および、公
衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通信
費を算出するために必要な所定のパラメータを記憶した
パラメータテーブルと、送信画情報のデータ量を検出す
る送信画情報データ量検出手段と、上記送信画情報デー
タ量検出手段が検出したデータ量と、そのときに指定さ
れた宛先について上記パラメータテーブルに記憶されて
いる上記所定のパラメータに基づいて、公衆網を利用し
たときの通信費と、電子メールを用いたときの通信費を
それぞれ算出し、それらの通信費をユーザに可視表示す
る通信費用算出手段と、上記通信費用算出手段の可視表
示内容に基づいて、ユーザに公衆網または電子メールの
いずれかの通信手段を選択させ、ユーザが公衆網を選択
したときには、上記パラメータテーブルに記憶された電
話番号を用いて発呼動作を行い、それ以降のファクシミ
リ通信動作を行い、ユーザが電子メールを選択したとき
には、上記パラメータテーブルに記憶された電子メール
アドレスへ、その送信画情報を運ぶ電子メールを送信す
る送信制御手段を備えたものである。
【0015】また、画情報を処理するためのファクシミ
リ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやり
とりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイア
ルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電子
メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機
能を備えたネットワークファクシミリ装置において、お
のおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信する
際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報送
信する際に用いられる電子メールアドレス、および、公
衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通信
費を算出するために必要な所定のパラメータからなる送
信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブルと、送信画
情報のデータ量を検出する送信画情報データ量検出手段
と、上記送信画情報データ量検出手段が検出したデータ
量と、そのときに指定された宛先について上記送信履歴
情報テーブルに記憶されている上記所定のパラメータに
基づいて、公衆網を利用したときの通信費と、電子メー
ルを用いたときの通信費をそれぞれ算出し、それらの通
信費をユーザに可視表示する通信費用算出手段と、上記
通信費用算出手段の可視表示内容に基づいて、ユーザに
公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選択さ
せ、その選択された通信手段を用いて、送信画情報を、
上記指定された宛先へ送信する送信制御手段を備えたも
のである。
【0016】また、画情報を処理するためのファクシミ
リ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやり
とりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイア
ルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電子
メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機
能を備えたネットワークファクシミリ装置において、お
のおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信する
際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報送
信する際に用いられる電子メールアドレス、および、公
衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通信
費を算出するために必要な所定のパラメータからなる送
信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブルと、送信画
情報のデータ量を検出する送信画情報データ量検出手段
と、上記送信画情報データ量検出手段が検出したデータ
量と、そのときに指定された宛先について上記送信履歴
情報テーブルに記憶されている上記所定のパラメータに
基づいて、公衆網を利用したときの通信費と、電子メー
ルを用いたときの通信費をそれぞれ算出し、それらの通
信費をユーザに可視表示する通信費用算出手段と、上記
通信費用算出手段の可視表示内容に基づいて、ユーザに
公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選択さ
せ、ユーザが公衆網を選択したときには、上記送信履歴
情報テーブルに記憶された電話番号を用いて発呼動作を
行い、それ以降のファクシミリ通信動作を行い、ユーザ
が電子メールを選択したときには、上記送信履歴情報テ
ーブルに記憶された電子メールアドレスへ、その送信画
情報を運ぶ電子メールを送信する送信制御手段を備えた
ものである。
【0017】また、前記通信費用算出手段は、前記送信
履歴情報テーブルに有効な前記パラメータが記憶されて
いなかったときには、当該パラメータの値としてあらか
じめ設定されたデフォルト値を適用し、前記送信制御手
段は、ファクシミリ通信動作により画情報を送信したと
きには、そのときのファクシミリ通信動作にかかるパラ
メータの値を、当該宛先に費え、上記送信履歴情報テー
ブルに記憶するようにしたものである。
【0018】また、画情報を処理するためのファクシミ
リ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやり
とりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイア
ルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電子
メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機
能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法に
おいて、おのおのの宛先について、公衆網および電子メ
ールを用いた際にそれぞれ要する通信費を算出するため
に必要な所定のパラメータを記憶したパラメータテーブ
ルを備え、送信画情報のデータ量と、そのときに指定さ
れた宛先について上記パラメータテーブルに記憶されて
いる上記所定のパラメータに基づいて、公衆網を利用し
たときの通信費と、電子メールを用いたときの通信費を
それぞれ算出し、それらの通信費をユーザに可視表示し
てユーザに公衆網または電子メールのいずれかの通信手
段を選択させ、その選択された通信手段を用いて、送信
画情報を、上記指定された宛先へ送信するようにしたも
のである。
【0019】また、画情報を処理するためのファクシミ
リ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやり
とりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイア
ルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電子
メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機
能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法に
おいて、おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情
報送信する際に用いられる電話番号、電子メールを用い
て画情報送信する際に用いられる電子メールアドレス、
および、公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ
要する通信費を算出するために必要な所定のパラメータ
を記憶したパラメータテーブルを備え、送信画情報のデ
ータ量と、そのときに指定された宛先について上記パラ
メータテーブルに記憶されている上記所定のパラメータ
に基づいて、公衆網を利用したときの通信費と、電子メ
ールを用いたときの通信費をそれぞれ算出し、それらの
通信費をユーザに可視表示してユーザに公衆網または電
子メールのいずれかの通信手段を選択させ、ユーザが公
衆網を選択したときには、上記パラメータテーブルに記
憶された電話番号を用いて発呼動作を行い、それ以降の
ファクシミリ通信動作を行い、ユーザが電子メールを選
択したときには、上記パラメータテーブルに記憶された
電子メールアドレスへ、その送信画情報を運ぶ電子メー
ルを送信するようにしたものである。
【0020】また、画情報を処理するためのファクシミ
リ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやり
とりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイア
ルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電子
メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機
能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法に
おいて、おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情
報送信する際に用いられる電話番号、電子メールを用い
て画情報送信する際に用いられる電子メールアドレス、
および、公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ
要する通信費を算出するために必要な所定のパラメータ
からなる送信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブル
を備え、送信画情報のデータ量と、そのときに指定され
た宛先について上記送信履歴情報テーブルに記憶されて
いる上記所定のパラメータに基づいて、公衆網を利用し
たときの通信費と、電子メールを用いたときの通信費を
それぞれ算出し、それらの通信費をユーザに可視表示し
てユーザに公衆網または電子メールのいずれかの通信手
段を選択させ、その選択された通信手段を用いて、送信
画情報を、上記指定された宛先へ送信するようにしたも
のである。
【0021】また、画情報を処理するためのファクシミ
リ装置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやり
とりするためのファクシミリ通信機能、および、ダイア
ルアップ接続機能によりインターネットに接続し、電子
メールを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機
能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法に
おいて、おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情
報送信する際に用いられる電話番号、電子メールを用い
て画情報送信する際に用いられる電子メールアドレス、
および、公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ
要する通信費を算出するために必要な所定のパラメータ
からなる送信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブル
を備え、送信画情報のデータ量と、そのときに指定され
た宛先について上記送信履歴情報テーブルに記憶されて
いる上記所定のパラメータに基づいて、公衆網を利用し
たときの通信費と、電子メールを用いたときの通信費を
それぞれ算出し、それらの通信費をユーザに可視表示し
てユーザに公衆網または電子メールのいずれかの通信手
段を選択させ、ユーザが公衆網を選択したときには、上
記送信履歴情報テーブルに記憶された電話番号を用いて
発呼動作を行い、それ以降のファクシミリ通信動作を行
い、ユーザが電子メールを選択したときには、上記送信
履歴情報テーブルに記憶された電子メールアドレスへ、
その送信画情報を運ぶ電子メールを送信するようにした
ものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークファクシミリ装置の構成例を示している。このネ
ットワークファクシミリ装置は、画情報を処理するため
のファクシミリ装置機能、公衆網を介してファクシミリ
画情報をやりとりするためのファクシミリ通信機能、お
よび、ダイアルアップ接続機能によりインターネットに
接続し、電子メールを用いて画情報をやりとりする電子
メール通信機能を備えている。また、電子メール通信機
能としては、ITU−T勧告T.37で定められたイン
ターネットを介して電子メールを用いて画情報を通信す
る電子メール型インターネットファクシミリ通信方法に
準拠した機能を備えている。
【0024】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置の各部の制御処理、およ
び、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理
を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御
部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プロ
グラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶す
るとともに、システム制御部1のワークエリアを構成す
るものであり、パラメータメモリ3は、このネットワー
クファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するため
のものであり、時計回路24は、現在時刻情報などを出
力するものである。
【0025】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置を操作するた
めのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器か
らなる。
【0026】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0027】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0028】網制御装置11は、このネットワークファ
クシミリ装置を公衆網(PSTN)に接続するととも
に、グループ3ファクシミリモデム10によりデータ通
信を行うためのものである。また、この網制御装置11
は、ファクシミリ送受信のために、自動発着信機能を備
えている。
【0029】データモデム12は、所定のデータモデム
機能を備え、インターネットサービスプロバイダ(図示
略)との間でデータをやりとりするためのものであり、
網制御装置13は、データモデム12を公衆網へ接続す
るためのものである。また、この網制御装置13は、イ
ンターネットサービスプロバイダへダイアルアップ接続
するためにのみ使用されるので、自動発信機能のみを備
えている。
【0030】インターネット伝送制御部14は、データ
モデム12を介してインターネット上のメールサーバ装
置(図示略)などの各種サーバ装置や他のデータ端末装
置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定
のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するための
ものである。
【0031】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11,13、データモデム12、および、イン
ターネット伝送制御部14は、内部バス15に接続され
ており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主
としてこの内部バス15を介して行われている。
【0032】ここで、本実施例において、基本的には、
インターネット(図示略)におけるデータのやりとり
は、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレ
イヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの
通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルス
イート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデ
ータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとして
SMTP(SimpleMail Transfer
Protocol)という通信プロトコルが適用され
る。
【0033】また、このネットワークファクシミリ装置
がメールサーバ装置に対して、ユーザ宛の電子メールの
受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルと
しては、いわゆるPOP(Post Office P
rotocol)などを適用することができる。
【0034】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETF(In
ternet Engineering Task F
orce)というインターネットに関する技術内容をま
とめている組織から発行されているRFC(Reque
st For Comments)文書により規定され
ている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC
793、SMTPはRFC821、電子メールの形式
は、RFC822,RFC1521,RFC1522
(MIME(Multi Purpose Mail
Extension)形式)などでそれぞれ規定されて
いる。
【0035】ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
【0036】このように、画情報を送信する際に用いら
れる電子メールの一例を図2に示す。
【0037】この電子メールは、複数の本文パートを持
つマルチパートMIME形式の電子メールであり、電子
メールの送信日付(「Date」フィールド)、宛先メ
ールアドレス(「To」フィールド)、送信元メールア
ドレス(「From」フィールド)などの所定の情報か
らなるメールヘッダ部、テキストデータを運ぶためのテ
キストパート部、および、画情報を運ぶためのバイナリ
パート部からなり、バイナリパート部には、画情報をM
IME変換して得たMIMEエンコードデータが配置さ
れる。
【0038】また、電子メールで運ばれる画情報は、元
の画像データをMH符号化で圧縮し、それをTIFF−
Fフォーマットへ変換したものであり、したがって、M
IMEエンコードデータとしては、このTIFF−Fデ
ータをMIME変換したものが配置される。
【0039】ここで、TIFF−Fフォーマットでは、
複数ページの画像データを1つのファイルとしてまとめ
ることができるので、1つのバイナリパート部に、複数
ページからなる1つの送信画情報ファイルのデータを配
置することができる。
【0040】また、本実施例では、このネットワークフ
ァクシミリ装置は、インターネットサービスプロバイダ
へダイアルアップ接続するために、図3に示したような
ISP接続用情報を備えている。
【0041】このISP接続用情報は、インターネット
サービスプロバイダのアクセスポイントの電話番号をあ
らわすISP電話番号、インターネットサービスプロバ
イダへログオンする際のユーザ名をあらわすISP接続
用ユーザ名、インターネットサービスプロバイダへログ
オンする際に用いるパスワードをあらわすISP接続用
パスワード、電子メールを送信する際に用いるSMTP
サーバの名前を表すSMTPサーバ名、電子メールを受
信する際にアクセスするPOPサーバの名前をあらわす
POPサーバ名、POPサーバから電子メールを取得す
る際に使用するユーザ名をあらわすPOPユーザ名、お
よび、POPサーバから電子メールを取得する際の認証
のために使用するPOPパスワードからなる。
【0042】また、図4(a)に示すように、それぞれ
の送信宛先について過去の送信履歴を記憶する送信履歴
情報テーブルを備えており、おのおのの送信履歴情報
は、同図(b)に示すように、その宛先へ公衆網PST
Nを用いて発呼するときに用いるファクシミリ電話番
号、その宛先へ電子メールを用いて画情報を送信するた
めに用いる電子メールアドレス、その宛先から、グルー
プ3ファクシミリ伝送前手順で受信した信号DIS(モ
デム速度、用紙サイズ、符号化方式、線密度などの各種
伝送機能情報)の内容、その宛先とファクシミリ通信を
実行した際に最終的に使用したモデム速度をあらわす最
終通信速度、その宛先との間で実行したグループ3ファ
クシミリ伝送手順における伝送前手順に要した時間をあ
らわす前処理時間、その宛先との間で実行したグループ
3ファクシミリ伝送手順における伝送後手順に要した時
間をあらわす後処理時間、その宛先との間で実行したグ
ループ3ファクシミリ伝送手順におけるページ間手順に
要した時間をあらわすページ間処理時間からなる。
【0043】また、この送信履歴情報は、はじめにファ
クシミリ電話番号と電子メールアドレスが登録され、宛
先入力などの際に参照される。また、それ以外の情報
は、その宛先へ実際に画情報通信が行われたときに登録
される。
【0044】ここで、グループ3ファクシミリ伝送手順
では、図5に示すように、発呼側が着呼側へ発呼し、回
線が接続されると、発呼側は、グループ3ファクシミリ
伝送手順の呼出信号である所定のトーン信号CNGを送
出し、このトーン信号CNGを受信した着呼側は、所定
のトーン信号CEDを応答するとともに、自端末の非標
準的な伝送機能を通知するための信号NSFおよび自端
末の標準的な伝送機能を通知するための信号DISを発
呼側へ送出する。
【0045】それにより、発呼側では、受信した信号D
ISに含まれる伝送機能情報に基づいて、そのときに使
用するモデム速度や画像線密度などの伝送機能を決定
し、その決定した伝送機能を通知するため、所定の信号
DCSを着呼側へ送出するとともに、そのときに決定し
たモデム速度でモデムトレーニングを行うために、信号
TCFを着呼側へ送出する。
【0046】着呼側では、受信した信号DCSに基づい
て、自端末の伝送機能を設定するとともに、設定された
モデム速度で信号TCFを受信し、その受信結果が良好
である場合には、所定の信号CFRを発呼側へ送出す
る。
【0047】着呼側より信号CFRが応答されると、発
呼側は、1ページ目の送信画情報PIX1を送信し、こ
のときには、後続するページがある場合なので、メッセ
ージ後信号として信号MPSを送出する。
【0048】着呼側では、画情報PIX1を受信する
と、そのときの受信結果が良好な場合には、信号MCF
を発呼側へ応答し、このときには、メッセージ後信号と
して信号MPSを受信したので、次のページの受信動作
を行う。
【0049】発呼側は、信号MCFを受信すると、2ペ
ージ目の送信画情報PIX2を送信し、このときには、
後続するページがないので、メッセージ後信号として信
号EOPを送出する。
【0050】着呼側では、画情報PIX2を受信する
と、そのときの受信結果が良好な場合には、信号MCF
を発呼側へ応答し、このときには、メッセージ後信号と
して信号EOPを受信したので、受信動作終了へ移行す
る。
【0051】そして、発呼側は、信号MCFを受信する
と、全てのページの画情報を送信終了したので、所定の
信号DCNを着端末へ送出し、回線を復旧する。また、
着呼側は、信号DCNを受信すると、回線を復旧する。
【0052】本実施例では、発呼側が着呼側へ発呼して
から1ページ目の画情報PIX1の送信を開始するまで
の時間を前処理時間、画情報PIXの送信に要する時間
をデータ転送時間、1ページ分の画情報PIXの送信を
終了してから次のページの画情報PIXの送信を開始す
るまでの時間をページ間処理時間、および、最終ページ
の画情報PIXの送信を終了してから回線が復旧するま
での時間を後処理時間と定義する。
【0053】したがって、ファクシミリ通信により画情
報送信する場合、通信時間は、次の式(I)で算出する
ことができる。
【0054】 (通信料金)=((前処理時間)+(後処理時間)+(Σ(1ページ分画情 報データ量/モデム速度))+(ページ数−1)×(ページ間処理時間))・・ ・(I)
【0055】一方、電子メール通信により画情報送信す
る場合、通信時間は、次の式(II)で算出することが
できる。
【0056】 (通信料金)=((ダイアルアップ接続時間)+(電子メールデータ量/モ デム速度))・・・(II)
【0057】そして、通信料金は、次の式(III)で
算出される。
【0058】 (通信料金)=(通信時間/課金単位時間)×(課金単位料金)・・・(I II)
【0059】なお、以下、ファクシミリ通信により画情
報送信する場合の通信料金をグループ3ファクシミリ通
信料金といい、電子メール通信により画情報送信する場
合の通信料金を電子メール通信料金という。
【0060】ここで、通常、インターネットサービスプ
ロバイダのアクセスポイントは、同一市内区域に設定さ
れるため、ファクシミリ通信の通信料金の方が、電子メ
ール通信の通信料金よりも高くなると想定できるが、相
手端末が同一市内区域にあり、相手端末との間でオプシ
ョンの短縮プロトコル手順を適用でき、送信する画情報
が1ページのみで、相手端末で高能率符号化方式を適用
できる場合には、ファクシミリ通信の通信時間の方が、
電子メール通信の通信時間よりも短くなる場合があり、
その場合には、ファクシミリ通信の通信料金の方が、電
子メール通信の通信料金よりも安くなる場合がある。
【0061】そこで、同一宛先についてファクシミリ通
信と電子メール通信の両方を適用できる場合には、実際
に要する通信料金を予測して、ユーザに提示し、いずれ
の通信手段を使用するか選択させると、より通信料金の
安い方が適用され、通信コストを削減することができ
る。
【0062】また、本実施例では、通信料金を算出する
ための課金単位時間と課金単位料金を得るために、図6
に示すような市外電話番号コードテーブル、および、図
7に示すような通信料金体系テーブルを備えている。
【0063】この市外電話番号コードテーブル、およ
び、通信料金体系テーブルを用いて、通信料金(課金単
位時間および課金単位料金)を取得する方法は、周知の
方法があるので、ここではその説明を省略する。
【0064】以上の構成で、このネットワークファクシ
ミリ装置は、画情報送信時、図8および図9に示すよう
な処理を実行する。
【0065】まず、ユーザがスキャナ5に原稿をセット
し(処理101)、操作表示部7を用いて宛先を入力す
ると(処理102)、スキャナ5により送信原稿を読み
取り(処理103)、それによって得た画像データを画
像蓄積装置9に蓄積する(処理104)。
【0066】次いで、蓄積した画像データを、TIFF
−Fフォーマットに変換し(処理105)、そのTIF
F−Fフォーマットの画像データをMIME変換し(処
理106)、そのときの宛先について送信履歴情報に登
録されている電子メールアドレスを適用し、上述したよ
うな電子メールを作成して、保存する(処理107)。
【0067】次に、そのときに保存した電子メールのデ
ータ量に基づき、上述した式(II),(III)に基
づいて電子メール通信料金を算出する(処理108)。
【0068】次いで、そのときの宛先に対応した送信履
歴情報を検索して(処理109)、ファクシミリ電話番
号と電子メールアドレス以外に有効な情報が登録されて
いるかどうかを調べる(判断110)。
【0069】判断110の結果がYESになるときに
は、その送信履歴情報を読み込み(処理111)、処理
104で蓄積した画像データの各ページについて、使用
可能な符号化方式で符号化圧縮し、画像蓄積装置9に保
存し(処理112)、上述した式(I),(II)に基
づいてグループ3ファクシミリ通信料金を算出する(処
理113)。
【0070】また、判断110の結果がNOになるとき
には、各パラメータに所定のデフォルト値を設定する
(処理114)。例えば、最終通信速度は、14.4K
bps、前処理時間は20秒、後処理時間は6秒、ペー
ジ間処理時間は6秒に設定する。そして、処理104で
蓄積した画像データの各ページについて、デフォルトの
符号化方式(例えば、MMR符号化方式)で符号化圧縮
し、画像蓄積装置9に保存し(処理115)、上述した
式(I),(II)に基づいてグループ3ファクシミリ
通信料金を算出する(処理116)。
【0071】このようにして、電子メール通信料金とグ
ループ3ファクシミリ通信料金を算出すると、それらを
操作表示部7に表示して(処理117)、ユーザに対
し、電子メール通信とグループ3ファクシミリ通信のい
ずれかを選択させるガイダンスメッセージを表示して、
選択させる(処理118)。
【0072】ここで、ユーザがグループ3ファクシミリ
通信を選択した場合には、そのときの宛先へ発呼し、所
定のグループ3ファクシミリ送信処理を開始し(処理1
20)、ファクシミリ通信時間チェック処理を開始して
(処理121)、この処理を終了する。
【0073】また、ユーザが電子メール通信を選択した
場合で、判断119の結果がNOになるときには、上述
したISP接続用情報を適用してインターネットサービ
スプロバイダへダイアルアップ接続し(処理122)、
処理107で作成して保存した電子メールをメールサー
バ装置へ送信して(処理123)、この処理を終了す
る。
【0074】図10は、ファクシミリ通信時間チェック
処理の一例を示している。
【0075】まず、回線が接続するまで待ち(判断20
1のNOループ)、回線が接続された判断201の結果
がYESになるときには、前処理用タイマをスタートし
(処理202)、通信開始され(処理203)、前処理
が終了するまで待つ(判断204のNOループ)。
【0076】前処理が終了して判断204の結果がYE
Sになるときには、前処理用タイマをストップし、その
計時値を、対応する送信履歴情報の前処理時間に格納す
る(処理205)。
【0077】次いで、1ページ分の画像データの送信が
終了するまで待ち(判断206)、1ページ分の画像デ
ータの送信が終了して、判断206の結果がYESにな
ると、ページ間処理用タイマと後処理用タイマをスター
トする(処理207)。
【0078】その状態で、ページ間処理が終了するまで
待ち(判断208)、ページ間処理が終了して判断20
8の結果がYESになると、次の送信ページがあるかど
うかを調べ(判断209)、判断209の結果がYES
になるときには、ページ間処理用タイマをストップし、
その計時値を、対応する送信履歴情報のページ間処理時
間に格納し(処理205)、次ページの送信が開始され
ると(処理211)、判断206へ戻り、次のページに
ついて計時動作を行う。
【0079】また、最終ページの送信が終わった場合
で、判断209の結果がNOになるときには、そのとき
の送信ページ数が「1」であったかどうかを調べ(判断
212)、判断212の結果がYESになるときには、
処理210が実行されていないので、対応する送信履歴
情報のページ間処理時間にデフォルト値である6秒を格
納し(処理213)、回線が切断されるまで待つ(判断
214のNOループ)。なお、判断212の結果がNO
になるときには、処理213を実行せず、判断214へ
移行する。
【0080】回線が切断され、判断214の結果がYE
Sになると、後処理用タイマをストップし、その計時値
を、対応する送信履歴情報の後処理時間に格納するとと
もに、そのときの最終モデム速度を、対応する送信履歴
情報の最終通信速度に格納し(処理215)、このファ
クシミリ通信時間チェック処理を終了する。
【0081】このようにして、本実施例では、同一宛先
についてファクシミリ通信と電子メール通信の両方を適
用できる場合には、グループ3ファクシミリ通信料金と
電子メール通信料金を予測して、ユーザに提示し、いず
れの通信手段を使用するか選択させるようにしているの
で、より通信料金の安い方が適用され、通信コストを削
減することができる。
【0082】また、指定された宛先について、最初の送
信動作を行う場合で、送信履歴情報に有効な情報が登録
されていない場合には、デフォルトのパラメータ値を用
いてグループ3ファクシミリ通信料金を算出するので、
初回の送信動作から、ユーザは、より通信料金の安い通
信手段を選択することができる。
【0083】なお、上述した実施例では、公衆網として
アナログ公衆網を適用した場合について説明したが、公
衆網としてデジタル公衆網ISDNを適用した場合につ
いても、本発明を同様にして適用することができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一宛先についてファクシミリ通信と電子メール通信の
両方を適用できる場合には、ファクシミリ通信料金と電
子メール通信料金を予測して、ユーザに提示し、いずれ
の通信手段を使用するか選択させるようにしているの
で、より通信料金の安い方が適用され、通信コストを削
減することができるという効果を得る。
【0085】また、指定された宛先について、最初の送
信動作を行う場合で、送信履歴情報に有効な情報が登録
されていない場合には、デフォルトのパラメータ値を用
いてファクシミリ通信料金を算出するので、初回の送信
動作から、ユーザは、より通信料金の安い通信手段を選
択することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークファク
シミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図2】画情報を送信する際に用いられる電子メールの
一例を示した概略図。
【図3】ISP接続用情報の一例を示した概略図。
【図4】送信履歴情報テーブルおよび送信履歴情報の一
例を示した概略図。
【図5】グループ3ファクシミリ伝送手順の一例を示し
たタイムチャート。
【図6】市外電話番号コードテーブルの一例を示した概
略図。
【図7】通信料金体系テーブルの一例を示した概略図。
【図8】画情報送信時の処理の一例を示したフローチャ
ート。
【図9】画情報送信時の処理の一例を示したフローチャ
ート(続き)。
【図10】ファクシミリ通信時間チェック処理の一例を
示したフローチャート。
【符号の説明】
1 システム制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 15/00 H04N 1/34 5K101 H04N 1/00 107 H04L 11/02 F 9A001 1/34 Fターム(参考) 5B089 GA26 GB03 HA02 HA10 JA05 JA31 JB03 KA16 KB12 KC23 KC28 KC59 LA03 LB12 LB14 5C062 AA02 AA29 AB20 AB23 AB42 AC38 AC58 AF00 AF02 AF08 BA01 BD09 5C075 AB90 CB03 CB07 CE14 GG01 5K025 AA08 BB02 CC01 EE04 EE05 EE09 5K030 GA17 GA20 HA01 HA05 HB04 HB08 HC01 JT05 KA07 KA08 LB02 LB05 5K101 KK01 KK02 LL01 LL02 NN06 NN21 QQ07 9A001 CC03 JJ14 JJ25 KZ56

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置において、 おのおのの宛先について、公衆網および電子メールを用
    いた際にそれぞれ要する通信費を算出するために必要な
    所定のパラメータを記憶したパラメータテーブルと、 送信画情報のデータ量を検出する送信画情報データ量検
    出手段と、 上記送信画情報データ量検出手段が検出したデータ量
    と、そのときに指定された宛先について上記パラメータ
    テーブルに記憶されている上記所定のパラメータに基づ
    いて、公衆網を利用したときの通信費と、電子メールを
    用いたときの通信費をそれぞれ算出し、それらの通信費
    をユーザに可視表示する通信費用算出手段と、 上記通信費用算出手段の可視表示内容に基づいて、ユー
    ザに公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選
    択させ、その選択された通信手段を用いて、送信画情報
    を、上記指定された宛先へ送信する送信制御手段を備え
    たことを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置において、 おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信す
    る際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報
    送信する際に用いられる電子メールアドレス、および、
    公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通
    信費を算出するために必要な所定のパラメータを記憶し
    たパラメータテーブルと、 送信画情報のデータ量を検出する送信画情報データ量検
    出手段と、 上記送信画情報データ量検出手段が検出したデータ量
    と、そのときに指定された宛先について上記パラメータ
    テーブルに記憶されている上記所定のパラメータに基づ
    いて、公衆網を利用したときの通信費と、電子メールを
    用いたときの通信費をそれぞれ算出し、それらの通信費
    をユーザに可視表示する通信費用算出手段と、 上記通信費用算出手段の可視表示内容に基づいて、ユー
    ザに公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選
    択させ、ユーザが公衆網を選択したときには、上記パラ
    メータテーブルに記憶された電話番号を用いて発呼動作
    を行い、それ以降のファクシミリ通信動作を行い、ユー
    ザが電子メールを選択したときには、上記パラメータテ
    ーブルに記憶された電子メールアドレスへ、その送信画
    情報を運ぶ電子メールを送信する送信制御手段を備えた
    ことを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置において、 おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信す
    る際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報
    送信する際に用いられる電子メールアドレス、および、
    公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通
    信費を算出するために必要な所定のパラメータからなる
    送信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブルと、 送信画情報のデータ量を検出する送信画情報データ量検
    出手段と、 上記送信画情報データ量検出手段が検出したデータ量
    と、そのときに指定された宛先について上記送信履歴情
    報テーブルに記憶されている上記所定のパラメータに基
    づいて、公衆網を利用したときの通信費と、電子メール
    を用いたときの通信費をそれぞれ算出し、それらの通信
    費をユーザに可視表示する通信費用算出手段と、 上記通信費用算出手段の可視表示内容に基づいて、ユー
    ザに公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選
    択させ、その選択された通信手段を用いて、送信画情報
    を、上記指定された宛先へ送信する送信制御手段を備え
    たことを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置において、 おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信す
    る際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報
    送信する際に用いられる電子メールアドレス、および、
    公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通
    信費を算出するために必要な所定のパラメータからなる
    送信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブルと、 送信画情報のデータ量を検出する送信画情報データ量検
    出手段と、上記送信画情報データ量検出手段が検出した
    データ量と、そのときに指定された宛先について上記送
    信履歴情報テーブルに記憶されている上記所定のパラメ
    ータに基づいて、公衆網を利用したときの通信費と、電
    子メールを用いたときの通信費をそれぞれ算出し、それ
    らの通信費をユーザに可視表示する通信費用算出手段
    と、 上記通信費用算出手段の可視表示内容に基づいて、ユー
    ザに公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選
    択させ、ユーザが公衆網を選択したときには、上記送信
    履歴情報テーブルに記憶された電話番号を用いて発呼動
    作を行い、それ以降のファクシミリ通信動作を行い、ユ
    ーザが電子メールを選択したときには、上記送信履歴情
    報テーブルに記憶された電子メールアドレスへ、その送
    信画情報を運ぶ電子メールを送信する送信制御手段を備
    えたことを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記通信費用算出手段は、前記送信履歴
    情報テーブルに有効な前記パラメータが記憶されていな
    かったときには、当該パラメータの値としてあらかじめ
    設定されたデフォルト値を適用し、 前記送信制御手段は、ファクシミリ通信動作により画情
    報を送信したときには、そのときのファクシミリ通信動
    作にかかるパラメータの値を、当該宛先に費え、上記送
    信履歴情報テーブルに記憶することを特徴とする請求項
    3または請求項4記載のネットワークファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法におい
    て、 おのおのの宛先について、公衆網および電子メールを用
    いた際にそれぞれ要する通信費を算出するために必要な
    所定のパラメータを記憶したパラメータテーブルを備
    え、 送信画情報のデータ量と、そのときに指定された宛先に
    ついて上記パラメータテーブルに記憶されている上記所
    定のパラメータに基づいて、公衆網を利用したときの通
    信費と、電子メールを用いたときの通信費をそれぞれ算
    出し、それらの通信費をユーザに可視表示してユーザに
    公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選択さ
    せ、その選択された通信手段を用いて、送信画情報を、
    上記指定された宛先へ送信するようにしたことを特徴と
    するネットワークファクシミリ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法におい
    て、 おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信す
    る際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報
    送信する際に用いられる電子メールアドレス、および、
    公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通
    信費を算出するために必要な所定のパラメータを記憶し
    たパラメータテーブルを備え、 送信画情報のデータ量と、そのときに指定された宛先に
    ついて上記パラメータテーブルに記憶されている上記所
    定のパラメータに基づいて、公衆網を利用したときの通
    信費と、電子メールを用いたときの通信費をそれぞれ算
    出し、それらの通信費をユーザに可視表示してユーザに
    公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選択さ
    せ、ユーザが公衆網を選択したときには、上記パラメー
    タテーブルに記憶された電話番号を用いて発呼動作を行
    い、それ以降のファクシミリ通信動作を行い、ユーザが
    電子メールを選択したときには、上記パラメータテーブ
    ルに記憶された電子メールアドレスへ、その送信画情報
    を運ぶ電子メールを送信するようにしたことを特徴とす
    るネットワークファクシミリ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法におい
    て、 おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信す
    る際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報
    送信する際に用いられる電子メールアドレス、および、
    公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通
    信費を算出するために必要な所定のパラメータからなる
    送信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブルを備え、 送信画情報のデータ量と、そのときに指定された宛先に
    ついて上記送信履歴情報テーブルに記憶されている上記
    所定のパラメータに基づいて、公衆網を利用したときの
    通信費と、電子メールを用いたときの通信費をそれぞれ
    算出し、それらの通信費をユーザに可視表示してユーザ
    に公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選択
    させ、その選択された通信手段を用いて、送信画情報
    を、上記指定された宛先へ送信するようにしたことを特
    徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 画情報を処理するためのファクシミリ装
    置機能、公衆網を介してファクシミリ画情報をやりとり
    するためのファクシミリ通信機能、および、ダイアルア
    ップ接続機能によりインターネットに接続し、電子メー
    ルを用いて画情報をやりとりする電子メール通信機能を
    備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法におい
    て、 おのおのの宛先について、公衆網を用いて画情報送信す
    る際に用いられる電話番号、電子メールを用いて画情報
    送信する際に用いられる電子メールアドレス、および、
    公衆網および電子メールを用いた際にそれぞれ要する通
    信費を算出するために必要な所定のパラメータからなる
    送信履歴情報を記憶した送信履歴情報テーブルを備え、 送信画情報のデータ量と、そのときに指定された宛先に
    ついて上記送信履歴情報テーブルに記憶されている上記
    所定のパラメータに基づいて、公衆網を利用したときの
    通信費と、電子メールを用いたときの通信費をそれぞれ
    算出し、それらの通信費をユーザに可視表示してユーザ
    に公衆網または電子メールのいずれかの通信手段を選択
    させ、ユーザが公衆網を選択したときには、上記送信履
    歴情報テーブルに記憶された電話番号を用いて発呼動作
    を行い、それ以降のファクシミリ通信動作を行い、ユー
    ザが電子メールを選択したときには、上記送信履歴情報
    テーブルに記憶された電子メールアドレスへ、その送信
    画情報を運ぶ電子メールを送信するようにしたことを特
    徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7616823B2 (en) 2003-06-20 2009-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method and image processing apparatus
US7808665B2 (en) 2005-06-29 2010-10-05 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image communication apparatus which uses a signal provided by a communication network to optimize the quality of image data for communication

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