JP2000353964A - インタリーブ装置及びインタリーブ方法 - Google Patents
インタリーブ装置及びインタリーブ方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要となるメモリ量を低減させるインタ
リーブ装置を提供すること。 【解決手段】 入力メモリ101は、入力データを記憶
する。行パターンメモリ102は、行パターンを記憶す
る。列パターンメモリ103は、列パターンを記憶す
る。出力メモリ104は、入力データの順序が入れ替え
られた出力データを記憶する。アドレス計算装置105
は、出力データに書き込むべき入力データのアドレスを
計算し、さらに、計算した入力アドレスに基づいて入力
メモリ101から読み出した入力データを、出力データ
として出力メモリ104に書き込む。
リーブ装置を提供すること。 【解決手段】 入力メモリ101は、入力データを記憶
する。行パターンメモリ102は、行パターンを記憶す
る。列パターンメモリ103は、列パターンを記憶す
る。出力メモリ104は、入力データの順序が入れ替え
られた出力データを記憶する。アドレス計算装置105
は、出力データに書き込むべき入力データのアドレスを
計算し、さらに、計算した入力アドレスに基づいて入力
メモリ101から読み出した入力データを、出力データ
として出力メモリ104に書き込む。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Cod
e Division Multiple Acces
s)移動体通信における符復号化処理装置および符復号
化処理方法に関する。
e Division Multiple Acces
s)移動体通信における符復号化処理装置および符復号
化処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCDMA方式の通信システムにお
いては、伝送路上のバースト誤りによる通信品質劣化を
避けるために、送信データの順序を入れ替えることによ
ってランダム誤りにすることができるインタリーブが用
いられていた。インタリーブ(IL)とは、送信側装置
において、定められたパターンに従って順番を入れ替え
た送信データを送信し、受信側装置において、受信した
データを元の順番に戻す技術である。これにより、伝送
路上で発生したバースト誤りをランダム誤りに変換で
き、より高い誤り訂正復号を行うことができる。
いては、伝送路上のバースト誤りによる通信品質劣化を
避けるために、送信データの順序を入れ替えることによ
ってランダム誤りにすることができるインタリーブが用
いられていた。インタリーブ(IL)とは、送信側装置
において、定められたパターンに従って順番を入れ替え
た送信データを送信し、受信側装置において、受信した
データを元の順番に戻す技術である。これにより、伝送
路上で発生したバースト誤りをランダム誤りに変換で
き、より高い誤り訂正復号を行うことができる。
【0003】送信側装置におけるILの処理は、次に述
べる手順に従ってなされる。ここでは、一例としてL個
のデータに対してIL処理を行う場合について説明す
る。すなわち、まず、L個のデータを順に横方向にN個
書き込む処理をM回繰り返すことにより、M×Nの行列
を作成する。次に、このように作成された行列から、縦
方向に順にM個読み出す処理をN回繰り返すことによ
り、データの順序が入れ替えられたL個のデータが得ら
れる。このようなIL処理は、一般に、L[M×N]と表
現される。
べる手順に従ってなされる。ここでは、一例としてL個
のデータに対してIL処理を行う場合について説明す
る。すなわち、まず、L個のデータを順に横方向にN個
書き込む処理をM回繰り返すことにより、M×Nの行列
を作成する。次に、このように作成された行列から、縦
方向に順にM個読み出す処理をN回繰り返すことによ
り、データの順序が入れ替えられたL個のデータが得ら
れる。このようなIL処理は、一般に、L[M×N]と表
現される。
【0004】2001年度からサービスが開始される次
世代移動体通信方式の通信システム、すなわちW−CD
MA方式の通信システムにおいては、インタリーブとし
てマルチステージインタリーブ(Multistage
InterLeave;MIL)が用いられる。MI
Lは、ILの代わりに、より高い誤り訂正復号を補助す
るために新たに提案された技術であり、通信を行うチャ
ネルごとに規定されるMIL式に従って、IL処理を階
層的に繰り返し行うものである。以下、従来のCDMA
通信システムにおいて用いられるMIL処理について説
明する。ここでは、次に示す式により表現されるMIL
式を例にとり説明する。
世代移動体通信方式の通信システム、すなわちW−CD
MA方式の通信システムにおいては、インタリーブとし
てマルチステージインタリーブ(Multistage
InterLeave;MIL)が用いられる。MI
Lは、ILの代わりに、より高い誤り訂正復号を補助す
るために新たに提案された技術であり、通信を行うチャ
ネルごとに規定されるMIL式に従って、IL処理を階
層的に繰り返し行うものである。以下、従来のCDMA
通信システムにおいて用いられるMIL処理について説
明する。ここでは、次に示す式により表現されるMIL
式を例にとり説明する。
【0005】 20[5[3×2]×4[2×2]] −(1) 式(1)は、20個の入力データIn[x](x=0〜1
9)(例えば、それぞれ{0,1,2,…,18,1
9}のアドレスを有する20個のデータ)を5×4の行
列に展開した後、各行について4[2×2]のIL処理を
行い、さらに、各行について5[3×2]のIL処理を行
うことを表している。このような処理を行うことによ
り、式(1)が展開されて、順序が入れ替えられた20
個の出力データOut[y](y=0〜19)が得られ
る。すなわち、出力データには、入力データが、次式に
示すようなアドレスに従って順次書き込まれる。 {0,8,16,4,12,2,10,18,6,14,1,9,17,5, 13,3,11,19,7,15} −(2) なお、式(2)における各数字は、アドレスを示す。
9)(例えば、それぞれ{0,1,2,…,18,1
9}のアドレスを有する20個のデータ)を5×4の行
列に展開した後、各行について4[2×2]のIL処理を
行い、さらに、各行について5[3×2]のIL処理を行
うことを表している。このような処理を行うことによ
り、式(1)が展開されて、順序が入れ替えられた20
個の出力データOut[y](y=0〜19)が得られ
る。すなわち、出力データには、入力データが、次式に
示すようなアドレスに従って順次書き込まれる。 {0,8,16,4,12,2,10,18,6,14,1,9,17,5, 13,3,11,19,7,15} −(2) なお、式(2)における各数字は、アドレスを示す。
【0006】ここで、5[3×2]および4[2×2]のよ
うな形式で表現されるMIL式を階層1(stage
1)のMIL式と呼び、20[5[3×2]×4[2×2]]
のような形式で表現されるMIL式を階層2(stag
e2)のMIL式と呼ぶ。
うな形式で表現されるMIL式を階層1(stage
1)のMIL式と呼び、20[5[3×2]×4[2×2]]
のような形式で表現されるMIL式を階層2(stag
e2)のMIL式と呼ぶ。
【0007】上記のようなMIL処理においては、各階
層においてIL処理を繰り返し行う必要があるので、階
層の深いMIL式を用いるほど処理時間が多大となる。
そこで、従来のCDMA方式においては、処理時間低減
を実現するために、図15に示すMIL装置を用いてM
IL処理を行っている。
層においてIL処理を繰り返し行う必要があるので、階
層の深いMIL式を用いるほど処理時間が多大となる。
そこで、従来のCDMA方式においては、処理時間低減
を実現するために、図15に示すMIL装置を用いてM
IL処理を行っている。
【0008】図15は、従来のMIL装置の構成を示す
ブロック図である。図15に示すように、従来のMIL
装置は、入力メモリ1501と、メモリ読み書き装置1
502と、出力メモリ1503と、MILパターンを記
憶するMILパターンメモリ1504と、から構成され
ている。
ブロック図である。図15に示すように、従来のMIL
装置は、入力メモリ1501と、メモリ読み書き装置1
502と、出力メモリ1503と、MILパターンを記
憶するMILパターンメモリ1504と、から構成され
ている。
【0009】図15に示すMIL装置においては、MI
Lパターンメモリ1504がMIL式から生成される階
層0のMILパターンを記憶し、メモリ読み書き装置1
502が記憶されたMILパターンメモリを間接アドレ
ッシングすることにより、送信データの順序の入れ替え
を行うことができる。ここで、図15に示すMIL装置
の動作について、式(1)に示したMIL式を用いる場
合を例にとり以下の説明を行う。
Lパターンメモリ1504がMIL式から生成される階
層0のMILパターンを記憶し、メモリ読み書き装置1
502が記憶されたMILパターンメモリを間接アドレ
ッシングすることにより、送信データの順序の入れ替え
を行うことができる。ここで、図15に示すMIL装置
の動作について、式(1)に示したMIL式を用いる場
合を例にとり以下の説明を行う。
【0010】上述したように、式(1)に示したMIL
式を展開すると、式(2)に示したMILパターンが得
られる。このMILパターンは、図15におけるMIL
パターンメモリ1504に記憶される。また、20個の
入力データIn[x](x=0〜19)(それぞれ{0,
1,2,…,18,19}のアドレスを有する20個の
入力データ)は、入力メモリ1501に記憶される。図
15における入力メモリ1501、出力メモリ1503
およびMILパターンメモリ1504に格納されるデー
タをそれぞれIn[x]、Out[y]およびMil[z]
(x、y、z=0〜19)とすると、図16に示す動作
フローに従ってMIL処理が実行される。
式を展開すると、式(2)に示したMILパターンが得
られる。このMILパターンは、図15におけるMIL
パターンメモリ1504に記憶される。また、20個の
入力データIn[x](x=0〜19)(それぞれ{0,
1,2,…,18,19}のアドレスを有する20個の
入力データ)は、入力メモリ1501に記憶される。図
15における入力メモリ1501、出力メモリ1503
およびMILパターンメモリ1504に格納されるデー
タをそれぞれIn[x]、Out[y]およびMil[z]
(x、y、z=0〜19)とすると、図16に示す動作
フローに従ってMIL処理が実行される。
【0011】図16は、従来のMIL装置の動作を示す
フロー図である。図16に示すように、メモリ読み書き
装置1502が、式(2)に示すアドレスに従って順次
入力メモリ1501をアクセスして、アクセスしたデー
タを出力メモリ1503に書き込むことにより、入力メ
モリ1501に記憶された入力データの順序が入れ替え
られた出力データが、出力メモリ1503に書き込まれ
る。このようなMIL処理によれば、処理時間は、用い
るMIL式の階層の深さによる影響を受けないため、短
縮される。
フロー図である。図16に示すように、メモリ読み書き
装置1502が、式(2)に示すアドレスに従って順次
入力メモリ1501をアクセスして、アクセスしたデー
タを出力メモリ1503に書き込むことにより、入力メ
モリ1501に記憶された入力データの順序が入れ替え
られた出力データが、出力メモリ1503に書き込まれ
る。このようなMIL処理によれば、処理時間は、用い
るMIL式の階層の深さによる影響を受けないため、短
縮される。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のMIL装置においては、MILパターンメモリ15
04は、MIL処理を行う入力データと同等の大きさの
データを記憶するため、入力データ(ビット)数が増大
するに従って、必要となるメモリ量が膨大なものになる
という問題がある。本発明は、かかる点に鑑みてなされ
たものであり、必要となるメモリ量を低減させるインタ
リーブ装置を提供することを目的とする。
来のMIL装置においては、MILパターンメモリ15
04は、MIL処理を行う入力データと同等の大きさの
データを記憶するため、入力データ(ビット)数が増大
するに従って、必要となるメモリ量が膨大なものになる
という問題がある。本発明は、かかる点に鑑みてなされ
たものであり、必要となるメモリ量を低減させるインタ
リーブ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、入力デ
ータごとに規定されているMIL式(配列変換規則式)
に含まれるいずれかの要素を用いて少なくとも1つのM
ILパターン(配列変換系列)を作成し、作成したMI
Lパターンを用いて入力データの配列を変更するように
したことである。
ータごとに規定されているMIL式(配列変換規則式)
に含まれるいずれかの要素を用いて少なくとも1つのM
ILパターン(配列変換系列)を作成し、作成したMI
Lパターンを用いて入力データの配列を変更するように
したことである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、入力デー
タごとに規定されている配列変換規則式に含まれるいず
れかの要素を用いて、少なくとも1つの配列変換系列を
作成する変換系列作成手段と、作成された配列変換系列
を用いて入力データの配列を変更する配列変更手段と、
を具備する構成を採る。
タごとに規定されている配列変換規則式に含まれるいず
れかの要素を用いて、少なくとも1つの配列変換系列を
作成する変換系列作成手段と、作成された配列変換系列
を用いて入力データの配列を変更する配列変更手段と、
を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、配列変換規則式(MI
L式)におけるいずれかの要素、例えば、階層1の各要
素から生成される行パターン式または列パターン式を用
いて配列変換系列(MILパターン)を作成し、作成し
た配列変換系列を用いて入力データの配列を変更できる
ので、所要メモリを抑えたMIL処理を行うことが可能
となる。
L式)におけるいずれかの要素、例えば、階層1の各要
素から生成される行パターン式または列パターン式を用
いて配列変換系列(MILパターン)を作成し、作成し
た配列変換系列を用いて入力データの配列を変更できる
ので、所要メモリを抑えたMIL処理を行うことが可能
となる。
【0015】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記配列変更手段は、各入力データについての配列
変更後の順位を算出する第1順位算出手段を具備し、算
出された順位に従って前記入力データの配列を変更する
構成を採る。
て、前記配列変更手段は、各入力データについての配列
変更後の順位を算出する第1順位算出手段を具備し、算
出された順位に従って前記入力データの配列を変更する
構成を採る。
【0016】この構成によれば、作成された配列変換系
列を用いて、各入力データの配列変更後の順位を算出す
ることにより、確実に入力データの配列を変更すること
ができる。
列を用いて、各入力データの配列変更後の順位を算出す
ることにより、確実に入力データの配列を変更すること
ができる。
【0017】本発明の第3の態様は、第1の態様におい
て、前記配列変更手段は、配列変更後の各入力データに
ついて、この各入力データに配置すべき入力データの配
列順位を算出する第2算出手段を具備し、算出された配
列順位に従って前記入力データの配列を変更する構成を
採る。
て、前記配列変更手段は、配列変更後の各入力データに
ついて、この各入力データに配置すべき入力データの配
列順位を算出する第2算出手段を具備し、算出された配
列順位に従って前記入力データの配列を変更する構成を
採る。
【0018】この構成によれば、作成された配列変換系
列を用いて、配列変更後の各入力データに配置すべき入
力データの配列順位を算出することにより、確実に入力
データの配列を変更することができる。
列を用いて、配列変更後の各入力データに配置すべき入
力データの配列順位を算出することにより、確実に入力
データの配列を変更することができる。
【0019】本発明の第4の態様は、第1の態様から第
3の態様のいずれかにおいて、前記変換系列作成手段
は、前記配列変換規則式に含まれる一方の要素が他方の
要素に比べ少なくとも1階層以上低い場合には、前記他
方の要素を用いて配列変換系列を作成する構成を採る。
3の態様のいずれかにおいて、前記変換系列作成手段
は、前記配列変換規則式に含まれる一方の要素が他方の
要素に比べ少なくとも1階層以上低い場合には、前記他
方の要素を用いて配列変換系列を作成する構成を採る。
【0020】この構成によれば、例えば、配列変換規則
式に列パターン式のみが含まれている場合には、この列
パターン式のみを用いて配列変換系列を作成することに
より、所要メモリをさらに低減することができる。
式に列パターン式のみが含まれている場合には、この列
パターン式のみを用いて配列変換系列を作成することに
より、所要メモリをさらに低減することができる。
【0021】本発明の第5の態様は、第1の態様から第
4の態様において、前記配列変更手段は、前記配列変換
規則式により配列が変更された入力データの配列を変更
する構成を採る。
4の態様において、前記配列変更手段は、前記配列変換
規則式により配列が変更された入力データの配列を変更
する構成を採る。
【0022】この構成によれば、同一の配列変換規則式
を用いて作成された配列変換系列を用いることにより、
この配列変換規則式により配列が変更された入力データ
の配列を元に戻すことができる。
を用いて作成された配列変換系列を用いることにより、
この配列変換規則式により配列が変更された入力データ
の配列を元に戻すことができる。
【0023】本発明の第6の態様の通信端末装置は、第
1の態様から第5の態様のいずれかのインタリーブ装置
を備えた構成を採る。
1の態様から第5の態様のいずれかのインタリーブ装置
を備えた構成を採る。
【0024】この構成によれば、所要メモリを低減する
インタリーブ装置を備えることにより、回路規模を抑え
た通信端末装置を提供することができる。
インタリーブ装置を備えることにより、回路規模を抑え
た通信端末装置を提供することができる。
【0025】本発明の第7の態様の基地局装置は、第1
の態様から第5の態様のいずれかのインタリーブ装置を
備えた構成を採る。
の態様から第5の態様のいずれかのインタリーブ装置を
備えた構成を採る。
【0026】この構成によれば、所要メモリを低減する
インタリーブ装置を備えることにより、回路規模を抑え
た基地局装置を提供することができる。
インタリーブ装置を備えることにより、回路規模を抑え
た基地局装置を提供することができる。
【0027】本発明の第8の態様の無線通信システム
は、第6の態様の通信端末装置と第7の態様の基地局装
置との間で通信を行う構成を採る。
は、第6の態様の通信端末装置と第7の態様の基地局装
置との間で通信を行う構成を採る。
【0028】この構成によれば、回路規模を抑えた通信
端末装置および基地局装置を用いることにより、効率的
な無線通信を実現することができる。
端末装置および基地局装置を用いることにより、効率的
な無線通信を実現することができる。
【0029】本発明の第9の態様は、入力データごとに
規定されている配列変換規則式に含まれるいずれかの要
素を用いて少なくとも1つの配列変換系列を作成する変
換系列作成工程と、作成された配列変換系列を用いて入
力データの配列を変更する配列変更工程と、を具備する
方法を採る。
規定されている配列変換規則式に含まれるいずれかの要
素を用いて少なくとも1つの配列変換系列を作成する変
換系列作成工程と、作成された配列変換系列を用いて入
力データの配列を変更する配列変更工程と、を具備する
方法を採る。
【0030】この方法によれば、この構成によれば、配
列変換規則式におけるいずれかの要素、例えば、階層1
の各要素から生成される行パターン式または列パターン
式を用いて配列変換系列を作成し、作成した配列変換系
列を用いて入力データの配列を変更できるので、所要メ
モリを抑えたMIL処理を行うことが可能となる。
列変換規則式におけるいずれかの要素、例えば、階層1
の各要素から生成される行パターン式または列パターン
式を用いて配列変換系列を作成し、作成した配列変換系
列を用いて入力データの配列を変更できるので、所要メ
モリを抑えたMIL処理を行うことが可能となる。
【0031】本発明の第10の態様は、入力データごと
に規定されている配列変換規則式に含まれるいずれかの
要素を用いて少なくとも1つの配列変換系列を作成する
変換系列作成工程と、作成された配列変換系列を用い
て、前記配列変換規則式により配置変更された入力デー
タの配列を復元する配列復元工程と、を具備する方法を
採る。
に規定されている配列変換規則式に含まれるいずれかの
要素を用いて少なくとも1つの配列変換系列を作成する
変換系列作成工程と、作成された配列変換系列を用い
て、前記配列変換規則式により配置変更された入力デー
タの配列を復元する配列復元工程と、を具備する方法を
採る。
【0032】この方法によれば、同一の配列変換規則式
を用いて作成された配列変換系列を用いることにより、
この配列変換規則式により配列が変更された入力データ
の配列を元に戻すことができる。
を用いて作成された配列変換系列を用いることにより、
この配列変換規則式により配列が変更された入力データ
の配列を元に戻すことができる。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るMIL装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態に係るMIL装置は、フレーム内にお
いてデータの順序を入れ替えるMIL処理を実現する装
置である。なお、本実施の形態においては、MIL式
(配列変換規則式)として、式(1)に示した20[5
[3×2]×4[2×2]]を用いた場合を例にとり説明す
る。
形態1に係るMIL装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態に係るMIL装置は、フレーム内にお
いてデータの順序を入れ替えるMIL処理を実現する装
置である。なお、本実施の形態においては、MIL式
(配列変換規則式)として、式(1)に示した20[5
[3×2]×4[2×2]]を用いた場合を例にとり説明す
る。
【0035】図1において、入力メモリ101は、20
個の入力データIn[x](x=0〜19)を記憶する。
ここで、各入力データのアドレスは、それぞれ{0,
1,2,…,18,19}であるとする。
個の入力データIn[x](x=0〜19)を記憶する。
ここで、各入力データのアドレスは、それぞれ{0,
1,2,…,18,19}であるとする。
【0036】行パターンメモリ102は、式(1)にお
ける階層1のMIL式(5[3×2])から生成されたM
ILパターン(配列変換系列)、すなわち、次式に示す
行パターンMil_row[r]を記憶する。 Mil_row[r](r=0〜4)={0,2,4,1,3} −(3)
ける階層1のMIL式(5[3×2])から生成されたM
ILパターン(配列変換系列)、すなわち、次式に示す
行パターンMil_row[r]を記憶する。 Mil_row[r](r=0〜4)={0,2,4,1,3} −(3)
【0037】列パターンメモリ103は、式(1)にお
ける階層1のMIL式(4[2×2])から生成されたM
ILパターン(配列変換系列)、すなわち、次式に示す
列パターンMil_col[c]を記憶する。 Mil_col[c](c=0〜3)={0,2,1,3} −(4)
ける階層1のMIL式(4[2×2])から生成されたM
ILパターン(配列変換系列)、すなわち、次式に示す
列パターンMil_col[c]を記憶する。 Mil_col[c](c=0〜3)={0,2,1,3} −(4)
【0038】出力メモリ104は、入力データの順序が
入れ替えられた20個の出力データOut[y](y=0
〜19)を記憶する。
入れ替えられた20個の出力データOut[y](y=0
〜19)を記憶する。
【0039】アドレス計算装置105は、出力データに
書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さらに、
計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101から
読み出した入力データを、出力データとして出力メモリ
104に書き込む。ここで、アドレス計算装置105に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施の形態
1に係るMIL装置におけるアドレス計算装置105に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロ
ー図である。
書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さらに、
計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101から
読み出した入力データを、出力データとして出力メモリ
104に書き込む。ここで、アドレス計算装置105に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施の形態
1に係るMIL装置におけるアドレス計算装置105に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロ
ー図である。
【0040】工程(以下「ST」という。)201にお
いて、まずc=0として後述するST205までの処理
が繰り返され、c>C−1が満たされた場合には、処理
は終了する。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
いて、まずc=0として後述するST205までの処理
が繰り返され、c>C−1が満たされた場合には、処理
は終了する。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
【0041】ST202において、まずr=0として後
述するST204までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合にのみ、処理はST205に移行す
る。なお、Rは、行数(ここでは5)である。
述するST204までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合にのみ、処理はST205に移行す
る。なお、Rは、行数(ここでは5)である。
【0042】ST203において、まず、出力データ
[r+R×c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 Mil_col[c]+Mil_row[r]×C −(5) さらに、入力メモリ101において式(5)により計算
されたアドレスに記憶された入力データは、読み出され
て出力データ[r+R×c]として出力メモリ104に書
き込まれる。
[r+R×c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 Mil_col[c]+Mil_row[r]×C −(5) さらに、入力メモリ101において式(5)により計算
されたアドレスに記憶された入力データは、読み出され
て出力データ[r+R×c]として出力メモリ104に書
き込まれる。
【0043】ST204において、rの値に1が加えら
れた後、処理はST202に移行する。ST205にお
いて、cの値に1が加えられた後、処理はST201に
移行する。
れた後、処理はST202に移行する。ST205にお
いて、cの値に1が加えられた後、処理はST201に
移行する。
【0044】以上のようなアドレス計算装置105によ
る書き込み処理により、出力メモリ104における出力
データ[y](0〜19)には、入力メモリ101に記憶
された入力データが、式(2)に示したアドレスに従っ
て順次書き込まれることになる。すなわち、例えば、出
力データ[0]、出力データ[1]および出力データ[2]に
は、それぞれ入力データ[0]、入力データ[8]および入
力データ[16]がそれぞれ書き込まれる。
る書き込み処理により、出力メモリ104における出力
データ[y](0〜19)には、入力メモリ101に記憶
された入力データが、式(2)に示したアドレスに従っ
て順次書き込まれることになる。すなわち、例えば、出
力データ[0]、出力データ[1]および出力データ[2]に
は、それぞれ入力データ[0]、入力データ[8]および入
力データ[16]がそれぞれ書き込まれる。
【0045】以上のように、式(1)に示したMIL式
を用いた場合には、行パターンメモリ用として5wor
d、列パターンメモリ用として4word、合計9wo
rdのメモリのみ(ただし、入出力メモリを除く)で、
MIL処理を実現することができる。出力メモリ104
に書き込まれた出力データ、すなわち、MIL処理によ
り順序が入れ替えられた入力データは、この後、CDM
A方式の所定の処理がなされて送信される。
を用いた場合には、行パターンメモリ用として5wor
d、列パターンメモリ用として4word、合計9wo
rdのメモリのみ(ただし、入出力メモリを除く)で、
MIL処理を実現することができる。出力メモリ104
に書き込まれた出力データ、すなわち、MIL処理によ
り順序が入れ替えられた入力データは、この後、CDM
A方式の所定の処理がなされて送信される。
【0046】このように、本実施の形態によれば、用い
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
出力データについて、書き込むべき入力データのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに記憶された入力データ
を出力データに順次書き込むことにより、MIL処理を
低メモリ量で実現することができる。
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
出力データについて、書き込むべき入力データのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに記憶された入力データ
を出力データに順次書き込むことにより、MIL処理を
低メモリ量で実現することができる。
【0047】また、本実施の形態においては、各出力デ
ータについて、書き込むべき入力データのアドレスを計
算した直後、計算したアドレスに記憶された入力データ
を逐一出力データに書き込むようにした場合について説
明したが、本発明は、これに限定されず、書き込むべき
入力データのアドレスをすべての出力データについて計
算した後、計算したアドレスに記憶された入力データを
読み出して出力データに書き込むようにしてもよい。
ータについて、書き込むべき入力データのアドレスを計
算した直後、計算したアドレスに記憶された入力データ
を逐一出力データに書き込むようにした場合について説
明したが、本発明は、これに限定されず、書き込むべき
入力データのアドレスをすべての出力データについて計
算した後、計算したアドレスに記憶された入力データを
読み出して出力データに書き込むようにしてもよい。
【0048】ここで、本実施の形態に係るMIL装置の
所要メモリ低減結果について、図3を参照して説明す
る。図3は、本発明の実施の形態1に係るMIL装置の
所要メモリ量を従来方式と比較して示す図である。図3
においては、次に示す2つのMIL式を用いた場合の所
要メモリ量が示されている。 320[16[4[2x2]x4[2x2]]x20[4[2x2]x5[3x2]]] 81376[5086[80[10[5[3x2]x2]x8[4[2x2]x2]]x64[8[4[2
x2]x2]x8[4[2x2]x2]]]x16[4[2x2]x4[2x2]] 図3から明らかなように、本実施の形態によれば、従来
方式に比べて、所要メモリ量の大幅な削減が可能とな
る。さらに、MIL処理を行うデータ数が増加するにつ
れて、その効果が大きくなる。
所要メモリ低減結果について、図3を参照して説明す
る。図3は、本発明の実施の形態1に係るMIL装置の
所要メモリ量を従来方式と比較して示す図である。図3
においては、次に示す2つのMIL式を用いた場合の所
要メモリ量が示されている。 320[16[4[2x2]x4[2x2]]x20[4[2x2]x5[3x2]]] 81376[5086[80[10[5[3x2]x2]x8[4[2x2]x2]]x64[8[4[2
x2]x2]x8[4[2x2]x2]]]x16[4[2x2]x4[2x2]] 図3から明らかなように、本実施の形態によれば、従来
方式に比べて、所要メモリ量の大幅な削減が可能とな
る。さらに、MIL処理を行うデータ数が増加するにつ
れて、その効果が大きくなる。
【0049】なお、本実施の形態においては、MIL式
として(1)式に示したものを用いた場合について説明
したが、本発明は、さらに階層の深いMIL式を用いた
場合にも適用可能なものである。例えば、図3に示した
式をMIL式として用いる場合には、行パターンメモ
リ102には、式における階層2のMIL式(16[4[2
x2]x4[2x2]])から生成される行パターンを記憶させ、
列パターンメモリ103には、式における階層2のM
IL式(20[4[2x2]x5[3x2]])から生成される列パター
ンを記憶させ、さらに、上記各パターンを用いて上述し
たようにアドレス計算装置105により計算させればよ
い。
として(1)式に示したものを用いた場合について説明
したが、本発明は、さらに階層の深いMIL式を用いた
場合にも適用可能なものである。例えば、図3に示した
式をMIL式として用いる場合には、行パターンメモ
リ102には、式における階層2のMIL式(16[4[2
x2]x4[2x2]])から生成される行パターンを記憶させ、
列パターンメモリ103には、式における階層2のM
IL式(20[4[2x2]x5[3x2]])から生成される列パター
ンを記憶させ、さらに、上記各パターンを用いて上述し
たようにアドレス計算装置105により計算させればよ
い。
【0050】(実施の形態2)実施の形態2は、実施の
形態1において、各入力データについての書き込むべき
出力データのアドレスを計算し、各入力データを出力メ
モリにおける計算されたアドレス先に書き込むことによ
り、MIL処理を実現するようにした形態である。
形態1において、各入力データについての書き込むべき
出力データのアドレスを計算し、各入力データを出力メ
モリにおける計算されたアドレス先に書き込むことによ
り、MIL処理を実現するようにした形態である。
【0051】本実施の形態において、実施の形態1と相
違する点は、アドレス計算装置による出力メモリ104
に対する書き込み処理である。さらに、本実施の形態に
おいては、行パターンメモリ102に記憶される行パタ
ーンおよび列パターンメモリ103に記憶される列パタ
ーンが、実施の形態1と相違する。なお、本実施の形態
の各構成要素における実施の形態1と同様の構成につい
ては、同一符号を用いて説明する。また、本実施の形態
においては、実施の形態1と同様に、式(1)に示した
MIL式を用いるものとする。
違する点は、アドレス計算装置による出力メモリ104
に対する書き込み処理である。さらに、本実施の形態に
おいては、行パターンメモリ102に記憶される行パタ
ーンおよび列パターンメモリ103に記憶される列パタ
ーンが、実施の形態1と相違する。なお、本実施の形態
の各構成要素における実施の形態1と同様の構成につい
ては、同一符号を用いて説明する。また、本実施の形態
においては、実施の形態1と同様に、式(1)に示した
MIL式を用いるものとする。
【0052】まず、行パターンメモリ102は、MIL
式(5[2×3])から生成された、次式に示す行パター
ンMil_row[r]を記憶する。 Mil_row[r](r=0〜4)={0,3,1,4,2} −(6)
式(5[2×3])から生成された、次式に示す行パター
ンMil_row[r]を記憶する。 Mil_row[r](r=0〜4)={0,3,1,4,2} −(6)
【0053】また、列パターンメモリ103は、MIL
式(4[2×2])から生成された、次式に示す列パター
ンMil_col[c]を記憶する。 Mil_col[c](c=0〜3)={0,2,1,3} −(7)
式(4[2×2])から生成された、次式に示す列パター
ンMil_col[c]を記憶する。 Mil_col[c](c=0〜3)={0,2,1,3} −(7)
【0054】さらに、アドレス計算装置は、各入力デー
タについての書き込むべき出力データのアドレスを計算
し、各入力データを出力メモリ104における計算され
たアドレス先に書き込む。ここで、アドレス計算装置に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態
2に係るMIL装置におけるアドレス計算装置による出
力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロー図で
ある。
タについての書き込むべき出力データのアドレスを計算
し、各入力データを出力メモリ104における計算され
たアドレス先に書き込む。ここで、アドレス計算装置に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態
2に係るMIL装置におけるアドレス計算装置による出
力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロー図で
ある。
【0055】ST401において、まずr=0として後
述するST405までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは行
数(ここでは5)である。
述するST405までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは行
数(ここでは5)である。
【0056】ST402において、まずc=0として後
述するST404までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST405に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
述するST404までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST405に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
【0057】ST403において、まず、入力データ
[c+C×r]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 Mil_row[r]+Mil_col[c]×R −(8) さらに、入力データ[c+C×r]は、出力メモリ104
における式(8)により計算されたアドレス先に書き込
まれる。
[c+C×r]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 Mil_row[r]+Mil_col[c]×R −(8) さらに、入力データ[c+C×r]は、出力メモリ104
における式(8)により計算されたアドレス先に書き込
まれる。
【0058】ST404において、cの値に1が加えら
れた後、処理はST402に移行する。ST405にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST401に
移行する。
れた後、処理はST402に移行する。ST405にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST401に
移行する。
【0059】以上のようなアドレス計算装置による書き
込み処理により、入力メモリ101における入力データ
は、出力メモリ104における式(8)により計算され
たアドレス先に順次書き込まれる。
込み処理により、入力メモリ101における入力データ
は、出力メモリ104における式(8)により計算され
たアドレス先に順次書き込まれる。
【0060】以上のように、式(1)に示したMIL式
を用いた場合には、行パターンメモリ用として5wor
d、列パターンメモリ用として4word、合計9wo
rdのメモリのみ(ただし、入出力メモリを除く)で、
MIL処理を実現することができる。
を用いた場合には、行パターンメモリ用として5wor
d、列パターンメモリ用として4word、合計9wo
rdのメモリのみ(ただし、入出力メモリを除く)で、
MIL処理を実現することができる。
【0061】このように、本実施の形態によれば、用い
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
入力データについて、書き込むべき出力メモリのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに入力データを書き込む
ことにより、MIL処理を低メモリ量で実現することが
できる。
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
入力データについて、書き込むべき出力メモリのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに入力データを書き込む
ことにより、MIL処理を低メモリ量で実現することが
できる。
【0062】(実施の形態3)実施の形態3は、実施の
形態1において、フレーム間でデータの順序を入れ替え
る場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル
値である場合に、列パターンのみを用いて計算したアド
レスを用いて出力メモリにデータを書き込むことによ
り、MIL処理を実現するようにした形態である。
形態1において、フレーム間でデータの順序を入れ替え
る場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル
値である場合に、列パターンのみを用いて計算したアド
レスを用いて出力メモリにデータを書き込むことによ
り、MIL処理を実現するようにした形態である。
【0063】CDMA通信においては、フレーム内での
データの入れ替えだけでなく、さらにフレーム間でデー
タの入れ替えが行われることがある。これをフレーム間
インタリーブ(フレーム間MIL)と呼ぶ。フレーム間
インタリーブにおいて用いられるMIL式は、通常、L
[M1×N1[M2×N2]]という形で表現され、また、
このMIL式には、列パターン式(N1[M2×N2])
のみが存在する。以下、本実施の形態に係るMIL装置
について説明する。
データの入れ替えだけでなく、さらにフレーム間でデー
タの入れ替えが行われることがある。これをフレーム間
インタリーブ(フレーム間MIL)と呼ぶ。フレーム間
インタリーブにおいて用いられるMIL式は、通常、L
[M1×N1[M2×N2]]という形で表現され、また、
このMIL式には、列パターン式(N1[M2×N2])
のみが存在する。以下、本実施の形態に係るMIL装置
について説明する。
【0064】本実施の形態において、実施の形態1と相
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
104に対する書き込み処理である。さらに、本実施の
形態においては、実施の形態1における行パターンメモ
リ102が除かれている。以下、本実施の形態におい
て、実施の形態1と相違する点のみについて説明する。
なお、本実施の形態の各構成要素における実施の形態1
と同様の構成については、同一符号を用いて説明する。
また、本実施の形態においては、次に示すMIL式を用
いるものとする。 80[20×4[2×2]] −(9)
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
104に対する書き込み処理である。さらに、本実施の
形態においては、実施の形態1における行パターンメモ
リ102が除かれている。以下、本実施の形態におい
て、実施の形態1と相違する点のみについて説明する。
なお、本実施の形態の各構成要素における実施の形態1
と同様の構成については、同一符号を用いて説明する。
また、本実施の形態においては、次に示すMIL式を用
いるものとする。 80[20×4[2×2]] −(9)
【0065】まず、列パターンメモリ103は、式
(9)における階層1のMIL式(4[2×2])から生
成された、次式に示す列パターンMil_col[c]を
記憶する。 Mil_col[c](c=0〜3)={0,2,1,3} −(10)
(9)における階層1のMIL式(4[2×2])から生
成された、次式に示す列パターンMil_col[c]を
記憶する。 Mil_col[c](c=0〜3)={0,2,1,3} −(10)
【0066】さらに、アドレス計算装置は、出力データ
に書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さら
に、計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101
から読み出した入力データを、出力データとして出力メ
モリ104に書き込む。ここで、アドレス計算装置によ
る出力メモリ104に対する書き込み処理について、図
5を参照して説明する。図5は、本発明の実施の形態3
に係るMIL装置におけるアドレス計算装置による出力
メモリ104に対する書き込み処理を示すフロー図であ
る。
に書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さら
に、計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101
から読み出した入力データを、出力データとして出力メ
モリ104に書き込む。ここで、アドレス計算装置によ
る出力メモリ104に対する書き込み処理について、図
5を参照して説明する。図5は、本発明の実施の形態3
に係るMIL装置におけるアドレス計算装置による出力
メモリ104に対する書き込み処理を示すフロー図であ
る。
【0067】ST501において、まずc=0として後
述するST505までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Cは、
列数(ここでは4)である。
述するST505までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Cは、
列数(ここでは4)である。
【0068】ST502において、まずr=0として後
述するST504までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合にのみ、処理はST505に移行す
る。なお、Rは、行数(ここでは20)である。
述するST504までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合にのみ、処理はST505に移行す
る。なお、Rは、行数(ここでは20)である。
【0069】ST503において、まず、出力データ
[r+R×c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 r×C+Mil_col[c] −(11) さらに、入力メモリ101において式(11)により計
算されたアドレスに記憶された入力データは、読み出さ
れて出力データ[r+R×c]として出力メモリ104に
書き込まれる。
[r+R×c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 r×C+Mil_col[c] −(11) さらに、入力メモリ101において式(11)により計
算されたアドレスに記憶された入力データは、読み出さ
れて出力データ[r+R×c]として出力メモリ104に
書き込まれる。
【0070】ST504において、rの値に1が加えら
れた後、処理はST502に移行する。ST505にお
いて、cの値に1が加えられた後、処理はST501に
移行する。
れた後、処理はST502に移行する。ST505にお
いて、cの値に1が加えられた後、処理はST501に
移行する。
【0071】なお、フレーム間インタリーブは、上述し
た実施の形態1または実施の形態2により実現すること
ができる。ところが、式(9)に示したMIL式にイン
クリメント値が含まれているため、実施の形態1または
実施の形態2を用いる場合には、行パターンメモリ10
2に単なるインクリメントデータを記憶させておく必要
がある。したがって、フレーム間インタリーブを行う場
合には、本実施の形態のように行パターンメモリを省い
た構成のMIL装置を用いる方が効率的である。
た実施の形態1または実施の形態2により実現すること
ができる。ところが、式(9)に示したMIL式にイン
クリメント値が含まれているため、実施の形態1または
実施の形態2を用いる場合には、行パターンメモリ10
2に単なるインクリメントデータを記憶させておく必要
がある。したがって、フレーム間インタリーブを行う場
合には、本実施の形態のように行パターンメモリを省い
た構成のMIL装置を用いる方が効率的である。
【0072】ここで、式(9)に示したMIL式を用い
たフレーム間インタリーブを実現するための所要メモリ
量について、従来方式と実施の形態1〜実施の形態3と
を比較と、 従来方式 80word 実施の形態1および実施の形態2 24word 実施の形態3 4word となる。実施の形態3に係るMIL装置においては、所
要メモリ量は、従来方式に比べて1/20となり、ま
た、実施の形態1および実施の形態2に比べて1/6と
なる。よって、フレーム間インタリーブにおいては、本
実施の形態に係るMIL装置は非常に有効なものとな
る。
たフレーム間インタリーブを実現するための所要メモリ
量について、従来方式と実施の形態1〜実施の形態3と
を比較と、 従来方式 80word 実施の形態1および実施の形態2 24word 実施の形態3 4word となる。実施の形態3に係るMIL装置においては、所
要メモリ量は、従来方式に比べて1/20となり、ま
た、実施の形態1および実施の形態2に比べて1/6と
なる。よって、フレーム間インタリーブにおいては、本
実施の形態に係るMIL装置は非常に有効なものとな
る。
【0073】このように、本実施の形態によれば、フレ
ーム間インタリーブを行う場合において、用いるMIL
式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パターンの
みを記憶し、さらに記憶したパターンを用いて、各出力
データについて、書き込むべき入力データのアドレスを
計算し、計算したアドレスに記憶された入力データを出
力データに順次書き込むことにより、MIL処理を低メ
モリ量で実現することができる。
ーム間インタリーブを行う場合において、用いるMIL
式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パターンの
みを記憶し、さらに記憶したパターンを用いて、各出力
データについて、書き込むべき入力データのアドレスを
計算し、計算したアドレスに記憶された入力データを出
力データに順次書き込むことにより、MIL処理を低メ
モリ量で実現することができる。
【0074】(実施の形態4)実施の形態4は、実施の
形態2において、フレーム間でデータの順序を入れ替え
る場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル
値である場合に、各入力データについての書き込むべき
出力データのアドレスを計算し、各入力データを出力メ
モリにおける計算されたアドレス先に書き込むことによ
り、MIL処理を実現するようにした形態である。
形態2において、フレーム間でデータの順序を入れ替え
る場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル
値である場合に、各入力データについての書き込むべき
出力データのアドレスを計算し、各入力データを出力メ
モリにおける計算されたアドレス先に書き込むことによ
り、MIL処理を実現するようにした形態である。
【0075】本実施の形態において、実施の形態2と相
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
104に対する書き込み処理である。さらに、本実施の
形態においては、実施の形態2における行パターンメモ
リ102が除かれている。以下、本実施の形態におい
て、実施の形態1と相違する点のみについて説明する。
なお、本実施の形態の各構成要素における実施の形態1
と同様の構成については、同一符号を用いて説明する。
また、本実施の形態においては、実施の形態3と同様に
式(9)に示したMIL式を用いるものとする。
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
104に対する書き込み処理である。さらに、本実施の
形態においては、実施の形態2における行パターンメモ
リ102が除かれている。以下、本実施の形態におい
て、実施の形態1と相違する点のみについて説明する。
なお、本実施の形態の各構成要素における実施の形態1
と同様の構成については、同一符号を用いて説明する。
また、本実施の形態においては、実施の形態3と同様に
式(9)に示したMIL式を用いるものとする。
【0076】まず、列パターンメモリ103は、実施の
形態3と同様に、式(10)に示した列パターンMil
_col[c]を記憶する。さらに、アドレス計算装置
は、各入力データについての書き込むべき出力データの
アドレスを計算し、各入力データを出力メモリ104に
おける計算されたアドレス先に書き込む。ここで、アド
レス計算装置による出力メモリ104に対する書き込み
処理について、図6を参照して説明する。図6は、本発
明の実施の形態4に係るMIL装置におけるアドレス計
算装置による出力メモリ104に対する書き込み処理を
示すフロー図である。
形態3と同様に、式(10)に示した列パターンMil
_col[c]を記憶する。さらに、アドレス計算装置
は、各入力データについての書き込むべき出力データの
アドレスを計算し、各入力データを出力メモリ104に
おける計算されたアドレス先に書き込む。ここで、アド
レス計算装置による出力メモリ104に対する書き込み
処理について、図6を参照して説明する。図6は、本発
明の実施の形態4に係るMIL装置におけるアドレス計
算装置による出力メモリ104に対する書き込み処理を
示すフロー図である。
【0077】ST601において、まずr=0として後
述するST605までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは、
行数(ここでは20)である。
述するST605までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは、
行数(ここでは20)である。
【0078】ST602において、まずc=0として後
述するST604までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST605に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
述するST604までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST605に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
【0079】ST603において、まず、入力データ
[c+C×r]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 r+R×Mil_col[c] −(12) さらに、入力データ[c+C×r]は、出力メモリ104
における式(12)により計算されたアドレス先に書き
込まれる。
[c+C×r]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 r+R×Mil_col[c] −(12) さらに、入力データ[c+C×r]は、出力メモリ104
における式(12)により計算されたアドレス先に書き
込まれる。
【0080】ST604において、cの値に1が加えら
れた後、処理はST602に移行する。ST605にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST601に
移行する。
れた後、処理はST602に移行する。ST605にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST601に
移行する。
【0081】このように、本実施の形態によれば、フレ
ーム間インタリーブを行う場合において、用いるMIL
式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パターンの
みを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各入
力データについて、書き込むべき出力メモリのアドレス
を計算し、計算したアドレスに入力データを書き込むこ
とにより、MIL処理を低メモリ量で実現することがで
きる。
ーム間インタリーブを行う場合において、用いるMIL
式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パターンの
みを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各入
力データについて、書き込むべき出力メモリのアドレス
を計算し、計算したアドレスに入力データを書き込むこ
とにより、MIL処理を低メモリ量で実現することがで
きる。
【0082】(実施の形態5)実施の形態5は、MIL
処理により順序が入れ替えられたデータの順序を元に戻
すDe−MIL(De−Multistage Int
erLeave)装置を実現する形態である。本実施の
形態に係るDe−MIL装置は、実施の形態1(図1)
と同様の構成により実現することが可能なものである。
以下、本実施の形態に係るDe−MIL装置について、
実施の形態1と相違する点のみ、図1を参照して説明す
る。なお、本実施の形態においては、式(1)に示すM
IL式により順序が入れ替えられたデータの順序を元に
戻す場合を例にとり説明する。
処理により順序が入れ替えられたデータの順序を元に戻
すDe−MIL(De−Multistage Int
erLeave)装置を実現する形態である。本実施の
形態に係るDe−MIL装置は、実施の形態1(図1)
と同様の構成により実現することが可能なものである。
以下、本実施の形態に係るDe−MIL装置について、
実施の形態1と相違する点のみ、図1を参照して説明す
る。なお、本実施の形態においては、式(1)に示すM
IL式により順序が入れ替えられたデータの順序を元に
戻す場合を例にとり説明する。
【0083】図1において、入力メモリ101は、順序
が入れ替えられた20個の入力データIn[x](x=0
〜19)を記憶する。行パターンメモリ102は、式
(6)に示した行パターンを記憶する。列パターンメモ
リ103は、式(7)に示した列パターンを記憶する。
出力メモリ104は、入力データの順序が元に戻された
20個の出力データOut[y](y=0〜19)を記憶
する。
が入れ替えられた20個の入力データIn[x](x=0
〜19)を記憶する。行パターンメモリ102は、式
(6)に示した行パターンを記憶する。列パターンメモ
リ103は、式(7)に示した列パターンを記憶する。
出力メモリ104は、入力データの順序が元に戻された
20個の出力データOut[y](y=0〜19)を記憶
する。
【0084】アドレス計算装置105は、出力データに
書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さらに、
計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101から
読み出した入力データを、出力データとして出力メモリ
104に書き込む。ここで、アドレス計算装置105に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図7を参照して説明する。図7は、本発明の実施の形態
5に係るDe−MIL装置におけるアドレス計算装置1
05による出力メモリ104に対する書き込み処理を示
すフロー図である。
書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さらに、
計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101から
読み出した入力データを、出力データとして出力メモリ
104に書き込む。ここで、アドレス計算装置105に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図7を参照して説明する。図7は、本発明の実施の形態
5に係るDe−MIL装置におけるアドレス計算装置1
05による出力メモリ104に対する書き込み処理を示
すフロー図である。
【0085】ST701において、まずr=0として後
述するST705までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは行
数(ここでは5)である。
述するST705までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは行
数(ここでは5)である。
【0086】ST702において、まずc=0として後
述するST704までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST705に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
述するST704までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST705に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
【0087】ST703において、まず、出力データ
[C×r+c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 Mil_row[r]+R×Mil_col[c] −(13) さらに、入力メモリ101において式(13)により計
算されたアドレスに記憶された入力データは、読み出さ
れて出力データ[C×r+c]として出力メモリ104に
書き込まれる。
[C×r+c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 Mil_row[r]+R×Mil_col[c] −(13) さらに、入力メモリ101において式(13)により計
算されたアドレスに記憶された入力データは、読み出さ
れて出力データ[C×r+c]として出力メモリ104に
書き込まれる。
【0088】ST704において、cの値に1が加えら
れた後、処理はST702に移行する。ST705にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST701に
移行する。
れた後、処理はST702に移行する。ST705にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST701に
移行する。
【0089】このように、本実施の形態によれば、用い
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
出力データについて、書き込むべき入力データのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに記憶された入力データ
を出力データに順次書き込むことにより、De−MIL
処理を低メモリ量で実現することができる。
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
出力データについて、書き込むべき入力データのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに記憶された入力データ
を出力データに順次書き込むことにより、De−MIL
処理を低メモリ量で実現することができる。
【0090】(実施の形態6)実施の形態6は、実施の
形態5において、各入力データについての書き込むべき
出力データのアドレスを計算し、各入力データを出力メ
モリにおける計算されたアドレス先に書き込むことによ
り、De−MIL処理を実現するようにした形態であ
る。
形態5において、各入力データについての書き込むべき
出力データのアドレスを計算し、各入力データを出力メ
モリにおける計算されたアドレス先に書き込むことによ
り、De−MIL処理を実現するようにした形態であ
る。
【0091】本実施の形態において、実施の形態5と相
違する点は、アドレス計算装置による出力メモリ104
に対する書き込み処理である。さらに、本実施の形態に
おいては、行パターンメモリ102に記憶される行パタ
ーンおよび列パターンメモリ103に記憶される列パタ
ーンが、実施の形態5と相違する。なお、本実施の形態
の各構成要素における実施の形態5と同様の構成につい
ては、同一符号を用いて説明する。また、本実施の形態
においては、実施の形態5と同様に、式(1)に示すM
IL式により順序が入れ替えられたデータの順序を元に
戻す場合を例にとり説明する。
違する点は、アドレス計算装置による出力メモリ104
に対する書き込み処理である。さらに、本実施の形態に
おいては、行パターンメモリ102に記憶される行パタ
ーンおよび列パターンメモリ103に記憶される列パタ
ーンが、実施の形態5と相違する。なお、本実施の形態
の各構成要素における実施の形態5と同様の構成につい
ては、同一符号を用いて説明する。また、本実施の形態
においては、実施の形態5と同様に、式(1)に示すM
IL式により順序が入れ替えられたデータの順序を元に
戻す場合を例にとり説明する。
【0092】まず、行パターンメモリ102は、式
(3)に示した行パターンMil_row[r]を記憶
し、列パターンメモリ103は、式(4)に示した列パ
ターンMil_col[c]を記憶する。
(3)に示した行パターンMil_row[r]を記憶
し、列パターンメモリ103は、式(4)に示した列パ
ターンMil_col[c]を記憶する。
【0093】さらに、アドレス計算装置は、各入力デー
タについての書き込むべき出力データのアドレスを計算
し、各入力データを出力メモリ104における計算され
たアドレス先に書き込む。ここで、アドレス計算装置に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図8を参照して説明する。図8は、本発明の実施の形態
6に係るDe−MIL装置におけるアドレス計算装置に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロ
ー図である。
タについての書き込むべき出力データのアドレスを計算
し、各入力データを出力メモリ104における計算され
たアドレス先に書き込む。ここで、アドレス計算装置に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理について、
図8を参照して説明する。図8は、本発明の実施の形態
6に係るDe−MIL装置におけるアドレス計算装置に
よる出力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロ
ー図である。
【0094】ST801において、まずc=0として後
述するST805までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Cは列
数(ここでは4)である。
述するST805までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Cは列
数(ここでは4)である。
【0095】ST802において、まずr=0として後
述するST804までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合にのみ、処理はST805に移行す
る。なお、Rは、行数(ここでは5)である。
述するST804までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合にのみ、処理はST805に移行す
る。なお、Rは、行数(ここでは5)である。
【0096】ST803において、まず、入力データ
[r+c×R]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 C×Mil_row[r]+Mil_col[c] −(14) さらに、入力データ[r+c×R]は、出力メモリ104
における式(14)により計算されたアドレス先に書き
込まれる。
[r+c×R]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 C×Mil_row[r]+Mil_col[c] −(14) さらに、入力データ[r+c×R]は、出力メモリ104
における式(14)により計算されたアドレス先に書き
込まれる。
【0097】ST804において、rの値に1が加えら
れた後、処理はST802に移行する。ST805にお
いて、cの値に1が加えられた後、処理はST801に
移行する。
れた後、処理はST802に移行する。ST805にお
いて、cの値に1が加えられた後、処理はST801に
移行する。
【0098】このように、本実施の形態によれば、用い
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
入力データについて、書き込むべき出力メモリのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに入力データを書き込む
ことにより、De−MIL処理を低メモリ量で実現する
ことができる。
るMIL式に含まれる階層1のMIL式を展開したパタ
ーンを記憶し、さらに、記憶したパターンを用いて、各
入力データについて、書き込むべき出力メモリのアドレ
スを計算し、計算したアドレスに入力データを書き込む
ことにより、De−MIL処理を低メモリ量で実現する
ことができる。
【0099】(実施の形態7)実施の形態7は、実施の
形態5において、フレーム間でデータの順序を元に戻す
場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル値
である場合に、列パターンのみを用いて計算したアドレ
スを用いて出力メモリにデータを書き込むことにより、
De−MIL処理を実現するようにした形態である。
形態5において、フレーム間でデータの順序を元に戻す
場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル値
である場合に、列パターンのみを用いて計算したアドレ
スを用いて出力メモリにデータを書き込むことにより、
De−MIL処理を実現するようにした形態である。
【0100】本実施の形態において、実施の形態5と相
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
に対する書き込み処理である。さらに、本実施の形態に
おいては、実施の形態5における行パターンメモリ10
2が除かれている。以下、本実施の形態において、実施
の形態5と相違する点のみについて説明する。なお、本
実施の形態の各構成要素における実施の形態5と同様の
構成については、同一符号を用いて説明する。また、本
実施の形態においては、式(9)に示すMIL式により
順序が入れ替えられたデータの順序を元に戻す場合を例
にとり説明する。
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
に対する書き込み処理である。さらに、本実施の形態に
おいては、実施の形態5における行パターンメモリ10
2が除かれている。以下、本実施の形態において、実施
の形態5と相違する点のみについて説明する。なお、本
実施の形態の各構成要素における実施の形態5と同様の
構成については、同一符号を用いて説明する。また、本
実施の形態においては、式(9)に示すMIL式により
順序が入れ替えられたデータの順序を元に戻す場合を例
にとり説明する。
【0101】まず、列パターンメモリ103は、式
(9)における階層1のMIL式(4[2×2])から生
成された式(10)に示す列パターンMil_col
[c]を記憶する。
(9)における階層1のMIL式(4[2×2])から生
成された式(10)に示す列パターンMil_col
[c]を記憶する。
【0102】さらに、アドレス計算装置は、出力データ
に書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さら
に、計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101
から読み出した入力データを、出力データとして出力メ
モリ104に書き込む。ここで、アドレス計算装置によ
る出力メモリ104に対する書き込み処理について、図
9を参照して説明する。図9は、本発明の実施の形態7
に係るDe−MIL装置におけるアドレス計算装置によ
る出力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロー
図である。
に書き込むべき入力データのアドレスを計算し、さら
に、計算した入力アドレスに基づいて入力メモリ101
から読み出した入力データを、出力データとして出力メ
モリ104に書き込む。ここで、アドレス計算装置によ
る出力メモリ104に対する書き込み処理について、図
9を参照して説明する。図9は、本発明の実施の形態7
に係るDe−MIL装置におけるアドレス計算装置によ
る出力メモリ104に対する書き込み処理を示すフロー
図である。
【0103】ST901において、まずr=0として後
述するST905までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは、
行数(ここでは20)である。
述するST905までの処理が繰り返され、r>R−1
が満たされた場合には、処理は終了する。なお、Rは、
行数(ここでは20)である。
【0104】ST902において、まずc=0として後
述するST904までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST905に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
述するST904までの処理が繰り返され、c>C−1
が満たされた場合にのみ、処理はST905に移行す
る。なお、Cは、列数(ここでは4)である。
【0105】ST903において、まず、出力データ
[C×r+c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 R×Mil_col[c]+r −(15) さらに、入力メモリ101において式(15)により計
算されたアドレスに記憶された入力データは、読み出さ
れて出力データ[C×r+c]として出力メモリ104に
書き込まれる。
[C×r+c]に書き込むべき入力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 R×Mil_col[c]+r −(15) さらに、入力メモリ101において式(15)により計
算されたアドレスに記憶された入力データは、読み出さ
れて出力データ[C×r+c]として出力メモリ104に
書き込まれる。
【0106】ST904において、cの値に1が加えら
れた後、処理はST902に移行する。ST905にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST901に
移行する。
れた後、処理はST902に移行する。ST905にお
いて、rの値に1が加えられた後、処理はST901に
移行する。
【0107】このように、本実施の形態によれば、フレ
ーム間でデータの順序を元に戻す場合において、用いる
MIL式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パタ
ーンのみを記憶し、さらに記憶したパターンを用いて、
各出力データについて、書き込むべき入力データのアド
レスを計算し、計算したアドレスに記憶された入力デー
タを出力データに順次書き込むことにより、De−MI
L処理を低メモリ量で実現することができる。
ーム間でデータの順序を元に戻す場合において、用いる
MIL式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パタ
ーンのみを記憶し、さらに記憶したパターンを用いて、
各出力データについて、書き込むべき入力データのアド
レスを計算し、計算したアドレスに記憶された入力デー
タを出力データに順次書き込むことにより、De−MI
L処理を低メモリ量で実現することができる。
【0108】(実施の形態8)実施の形態8は、実施の
形態6において、フレーム間でデータの順序を元に戻す
場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル値
である場合に、列パターンのみを用いて、各入力データ
についての書き込むべき出力データのアドレスを計算
し、各入力データを出力メモリにおける計算されたアド
レス先に書き込むことにより、De−MIL処理を実現
するようにした形態である。
形態6において、フレーム間でデータの順序を元に戻す
場合、すなわち列パターンが単なるインクリメンタル値
である場合に、列パターンのみを用いて、各入力データ
についての書き込むべき出力データのアドレスを計算
し、各入力データを出力メモリにおける計算されたアド
レス先に書き込むことにより、De−MIL処理を実現
するようにした形態である。
【0109】本実施の形態において、実施の形態6と相
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
104に対する書き込み処理である。さらに、本実施の
形態においては、実施の形態6における行パターンメモ
リ102が除かれている。以下、本実施の形態におい
て、実施の形態6と相違する点のみについて説明する。
なお、本実施の形態の各構成要素における実施の形態1
と同様の構成については、同一符号を用いて説明する。
また、本実施の形態においては、実施の形態7と同様
に、式(9)に示すMIL式により順序が入れ替えられ
たデータの順序を元に戻す場合を例にとり説明する。。
違する点は、まず、アドレス計算装置による出力メモリ
104に対する書き込み処理である。さらに、本実施の
形態においては、実施の形態6における行パターンメモ
リ102が除かれている。以下、本実施の形態におい
て、実施の形態6と相違する点のみについて説明する。
なお、本実施の形態の各構成要素における実施の形態1
と同様の構成については、同一符号を用いて説明する。
また、本実施の形態においては、実施の形態7と同様
に、式(9)に示すMIL式により順序が入れ替えられ
たデータの順序を元に戻す場合を例にとり説明する。。
【0110】まず、列パターンメモリ103は、実施の
形態7と同様に、式(10)に示した列パターンMil
_col[c]を記憶する。さらに、アドレス計算装置
は、各入力データについての書き込むべき出力データの
アドレスを計算し、各入力データを出力メモリ104に
おける計算されたアドレス先に書き込む。ここで、アド
レス計算装置による出力メモリ104に対する書き込み
処理について、図10を参照して説明する。図10は、
本発明の実施の形態8に係るDe−MIL装置における
アドレス計算装置による出力メモリ104に対する書き
込み処理を示すフロー図である。
形態7と同様に、式(10)に示した列パターンMil
_col[c]を記憶する。さらに、アドレス計算装置
は、各入力データについての書き込むべき出力データの
アドレスを計算し、各入力データを出力メモリ104に
おける計算されたアドレス先に書き込む。ここで、アド
レス計算装置による出力メモリ104に対する書き込み
処理について、図10を参照して説明する。図10は、
本発明の実施の形態8に係るDe−MIL装置における
アドレス計算装置による出力メモリ104に対する書き
込み処理を示すフロー図である。
【0111】ST1001において、まずc=0として
後述するST1005までの処理が繰り返され、c>C
−1が満たされた場合には、処理は終了する。なお、C
は、列数(ここでは4)である。
後述するST1005までの処理が繰り返され、c>C
−1が満たされた場合には、処理は終了する。なお、C
は、列数(ここでは4)である。
【0112】ST1002において、まずr=0として
後述するST1004までの処理が繰り返され、r>R
−1が満たされた場合にのみ、処理はST1005に移
行する。なお、Rは、行数(ここでは20)である。
後述するST1004までの処理が繰り返され、r>R
−1が満たされた場合にのみ、処理はST1005に移
行する。なお、Rは、行数(ここでは20)である。
【0113】ST1003において、まず、入力データ
[r+c×R]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 r+R×Mil_col[c] −(16) さらに、入力データ[r+c×R]は、出力メモリ104
における式(16)により計算されたアドレス先に書き
込まれる。
[r+c×R]を書き込むべき出力データのアドレスが、
次式に示すように計算される。 r+R×Mil_col[c] −(16) さらに、入力データ[r+c×R]は、出力メモリ104
における式(16)により計算されたアドレス先に書き
込まれる。
【0114】ST1004において、rの値に1が加え
られた後、処理はST1002に移行する。ST100
5において、cの値に1が加えられた後、処理はST1
001に移行する。
られた後、処理はST1002に移行する。ST100
5において、cの値に1が加えられた後、処理はST1
001に移行する。
【0115】このように、本実施の形態によれば、フレ
ーム間でデータの順序を元に戻す場合において、用いる
MIL式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パタ
ーンのみを記憶し、さらに、記憶したパターンを用い
て、各入力データについて、書き込むべき出力メモリの
アドレスを計算し、計算したアドレスに入力データを書
き込むことにより、De−MIL処理を低メモリ量で実
現することができる。
ーム間でデータの順序を元に戻す場合において、用いる
MIL式に含まれる階層1のMIL式を展開した列パタ
ーンのみを記憶し、さらに、記憶したパターンを用い
て、各入力データについて、書き込むべき出力メモリの
アドレスを計算し、計算したアドレスに入力データを書
き込むことにより、De−MIL処理を低メモリ量で実
現することができる。
【0116】(実施の形態9)実施の形態9は、実施の
形態1〜実施の形態4のいずれかのMIL装置、あるい
は、実施の形態1〜実施の形態4を組み合わせたMIL
装置と、送信データを符号化する装置と、送信データの
長さを調節する装置と、を搭載した符号化装置を実現す
る形態である。
形態1〜実施の形態4のいずれかのMIL装置、あるい
は、実施の形態1〜実施の形態4を組み合わせたMIL
装置と、送信データを符号化する装置と、送信データの
長さを調節する装置と、を搭載した符号化装置を実現す
る形態である。
【0117】本実施の形態に係る符号化装置について、
図11を参照して説明する。図11は、本発明の実施の
形態9に係る符号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図11に示すように、本実施の形態に係る符号化装
置は、主に、マイク等のデータ生成装置1101と、C
RC符号化および誤り訂正符号化を行う符号化装置11
02と、フレーム間でMILを行うフレーム間MIL装
置1103と、送信データのRepetition/P
uncturingを行うレートマッチング装置110
4aおよびレートマッチング装置1104bと、フレー
ム内でMILを行うフレーム内MIL装置1105aお
よびフレーム内MIL装置1105bと、から構成され
る。
図11を参照して説明する。図11は、本発明の実施の
形態9に係る符号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図11に示すように、本実施の形態に係る符号化装
置は、主に、マイク等のデータ生成装置1101と、C
RC符号化および誤り訂正符号化を行う符号化装置11
02と、フレーム間でMILを行うフレーム間MIL装
置1103と、送信データのRepetition/P
uncturingを行うレートマッチング装置110
4aおよびレートマッチング装置1104bと、フレー
ム内でMILを行うフレーム内MIL装置1105aお
よびフレーム内MIL装置1105bと、から構成され
る。
【0118】データ生成装置1101は、数フレーム分
のデータ(ここでは2フレーム)を発生させる。符号化
装置1102は、発生された2フレームのデータに対し
て、CRC符号化および誤り訂正符号化を行う。
のデータ(ここでは2フレーム)を発生させる。符号化
装置1102は、発生された2フレームのデータに対し
て、CRC符号化および誤り訂正符号化を行う。
【0119】フレーム間MIL装置1103は、符号化
された2フレーム分のデータに対して、フレーム間MI
L処理を行う。なお、フレーム間MIL装置としては、
例えば、上述した実施の形態3または実施の形態4にお
けるMIL装置を用いることができる。
された2フレーム分のデータに対して、フレーム間MI
L処理を行う。なお、フレーム間MIL装置としては、
例えば、上述した実施の形態3または実施の形態4にお
けるMIL装置を用いることができる。
【0120】レートマッチング装置1104aおよびレ
ートマッチング装置1104bは、それぞれ、フレーム
間MIL処理がなされた各フレームのデータに対して、
Repetition/Puncturing処理を行
う。
ートマッチング装置1104bは、それぞれ、フレーム
間MIL処理がなされた各フレームのデータに対して、
Repetition/Puncturing処理を行
う。
【0121】フレーム内MIL装置1105aおよびフ
レーム内MIL装置1105bは、それぞれ、Repe
tition/Puncturing処理がなされた各
フレームのデータに対して、フレーム内MILを行う。
フレーム内MIL装置としては、例えば、上述した実施
の形態1または実施の形態2におけるMIL装置を用い
ることができる。
レーム内MIL装置1105bは、それぞれ、Repe
tition/Puncturing処理がなされた各
フレームのデータに対して、フレーム内MILを行う。
フレーム内MIL装置としては、例えば、上述した実施
の形態1または実施の形態2におけるMIL装置を用い
ることができる。
【0122】このように、本実施の形態によれば、フレ
ーム間MIL装置およびフレーム内MIL装置に要する
メモリ量を大幅に削減することができるので、符号化装
置の回路規模を著しく低減できる。
ーム間MIL装置およびフレーム内MIL装置に要する
メモリ量を大幅に削減することができるので、符号化装
置の回路規模を著しく低減できる。
【0123】(実施の形態10)実施の形態10は、実
施の形態5〜実施の形態8のいずれかのDe−MIL装
置、あるいは、実施の形態5〜実施の形態8を組み合わ
せたDe−MIL装置と、受信データを復号化する装置
と、受信データの長さを調節する装置と、を搭載した復
号化装置を実現する形態である。
施の形態5〜実施の形態8のいずれかのDe−MIL装
置、あるいは、実施の形態5〜実施の形態8を組み合わ
せたDe−MIL装置と、受信データを復号化する装置
と、受信データの長さを調節する装置と、を搭載した復
号化装置を実現する形態である。
【0124】本実施の形態に係る復号化装置について、
図12を参照して説明する。図12は、本発明の実施の
形態10に係る復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図12に示すように、本実施の形態に係る復号化装
置は、主に、フレーム内でDe−MILを行うフレーム
内De−MIL装置1201aおよびフレーム内De−
MIL装置1201bと、受信データのRepetit
ion/Puncturingを行うレートマッチング
装置1202aおよびレートマッチング装置1202b
と、フレーム間でDe−MILを行うフレーム間De−
MIL装置1203と、CRC復号化および誤り訂正復
号化を行う復号化装置1204と、データ出力装置12
05と、から構成される。
図12を参照して説明する。図12は、本発明の実施の
形態10に係る復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図12に示すように、本実施の形態に係る復号化装
置は、主に、フレーム内でDe−MILを行うフレーム
内De−MIL装置1201aおよびフレーム内De−
MIL装置1201bと、受信データのRepetit
ion/Puncturingを行うレートマッチング
装置1202aおよびレートマッチング装置1202b
と、フレーム間でDe−MILを行うフレーム間De−
MIL装置1203と、CRC復号化および誤り訂正復
号化を行う復号化装置1204と、データ出力装置12
05と、から構成される。
【0125】フレーム内De−MIL装置1201aお
よびフレーム内De−MIL装置1201bは、数フレ
ーム(ここでは2フレーム)分のそれぞれの受信データ
に対してフレーム内De−MIL処理を行う。なお、フ
レーム内De−MIL装置としては、例えば、上述した
実施の形態5または実施の形態6におけるDe−MIL
装置を用いることができる。
よびフレーム内De−MIL装置1201bは、数フレ
ーム(ここでは2フレーム)分のそれぞれの受信データ
に対してフレーム内De−MIL処理を行う。なお、フ
レーム内De−MIL装置としては、例えば、上述した
実施の形態5または実施の形態6におけるDe−MIL
装置を用いることができる。
【0126】レートマッチング装置1202aおよびレ
ートマッチング装置1202bは、それぞれ、フレーム
ごとにDe−MIL処理後の受信データに対して、レー
トマッチング処理を行う。
ートマッチング装置1202bは、それぞれ、フレーム
ごとにDe−MIL処理後の受信データに対して、レー
トマッチング処理を行う。
【0127】フレーム間De−MIL装置1203は、
レートマッチング処理後の2フレーム分の受信データに
対して、フレーム間De−MIL処理を行う。なお、フ
レーム間De−MIL装置としては、上述した実施の形
態7または実施の形態8におけるDe−MIL装置を用
いることができる。
レートマッチング処理後の2フレーム分の受信データに
対して、フレーム間De−MIL処理を行う。なお、フ
レーム間De−MIL装置としては、上述した実施の形
態7または実施の形態8におけるDe−MIL装置を用
いることができる。
【0128】復号化装置1204は、フレーム間De−
MIL処理後の受信データに対して、誤り訂正復号化お
よびCRC復号化を行う。データ出力装置1205は、
誤り訂正復号化およびCRC復号化後の受信データに対
する出力処理を行う。
MIL処理後の受信データに対して、誤り訂正復号化お
よびCRC復号化を行う。データ出力装置1205は、
誤り訂正復号化およびCRC復号化後の受信データに対
する出力処理を行う。
【0129】このように、本実施の形態によれば、フレ
ーム間De−MIL装置およびフレーム内De−MIL
装置に要するメモリ量を大幅に削減することができるの
で、復号化装置の回路規模を著しく低減できる。
ーム間De−MIL装置およびフレーム内De−MIL
装置に要するメモリ量を大幅に削減することができるの
で、復号化装置の回路規模を著しく低減できる。
【0130】(実施の形態11)実施の形態11は、実
施の形態9の符号化装置と実施の形態10の復号化装置
を用いて、移動局装置を実現する形態である。本実施の
形態に係る移動局装置について、図13を参照して説明
する。図13は、本発明の実施の形態11に係る移動局
装置の構成を示すブロック図である。
施の形態9の符号化装置と実施の形態10の復号化装置
を用いて、移動局装置を実現する形態である。本実施の
形態に係る移動局装置について、図13を参照して説明
する。図13は、本発明の実施の形態11に係る移動局
装置の構成を示すブロック図である。
【0131】図13に示すように、本実施の形態に係る
移動局装置は、主に、データの送受信処理を行う送受信
装置1301と、受信データの同期および復調処理を行
う同期・復調装置1302と、上述した実施の形態10
における復号化処理装置1303と、データを出力する
データ出力装置1304と、データを発生する、あるい
は音声等のデータを外部から取り込むデータ発生装置1
305と、上述した実施の形態9における符号化処理装
置1306と、送信データの拡散・変調処理を行う拡散
変調装置1307と、から構成される。
移動局装置は、主に、データの送受信処理を行う送受信
装置1301と、受信データの同期および復調処理を行
う同期・復調装置1302と、上述した実施の形態10
における復号化処理装置1303と、データを出力する
データ出力装置1304と、データを発生する、あるい
は音声等のデータを外部から取り込むデータ発生装置1
305と、上述した実施の形態9における符号化処理装
置1306と、送信データの拡散・変調処理を行う拡散
変調装置1307と、から構成される。
【0132】本実施の形態によれば、フレーム間MIL
およびフレーム間De−MILならびにフレーム内MI
Lおよびフレーム内De−MILに要するメモリ量を大
幅に削減することができるので、移動局装置の回路規模
を大幅に低減できる。
およびフレーム間De−MILならびにフレーム内MI
Lおよびフレーム内De−MILに要するメモリ量を大
幅に削減することができるので、移動局装置の回路規模
を大幅に低減できる。
【0133】また、符号化処理装置1306におけるフ
レーム内MIL装置として、実施の形態1(2)におけ
るフレーム内MIL装置を用い、また、復号化処理装置
1303におけるフレーム内De−MIL装置として、
実施の形態6(5)におけるフレーム内De−MIL装
置を用いた場合には、フレーム内MIL装置およびフレ
ーム内De−MIL装置において、共通の行パターンお
よび列パターンを使用できるので、さらなる回路規模の
低減が可能となる。
レーム内MIL装置として、実施の形態1(2)におけ
るフレーム内MIL装置を用い、また、復号化処理装置
1303におけるフレーム内De−MIL装置として、
実施の形態6(5)におけるフレーム内De−MIL装
置を用いた場合には、フレーム内MIL装置およびフレ
ーム内De−MIL装置において、共通の行パターンお
よび列パターンを使用できるので、さらなる回路規模の
低減が可能となる。
【0134】(実施の形態12)実施の形態12は、実
施の形態9の符号化装置と実施の形態10の復号化装置
を用いて、基地局装置を実現する形態である。本実施の
形態に係る基地局装置について、図14を参照して説明
する。図14は、本発明の実施の形態12に係る基地局
装置の構成を示すブロック図である。
施の形態9の符号化装置と実施の形態10の復号化装置
を用いて、基地局装置を実現する形態である。本実施の
形態に係る基地局装置について、図14を参照して説明
する。図14は、本発明の実施の形態12に係る基地局
装置の構成を示すブロック図である。
【0135】図14に示すように、本実施の形態に係る
基地局装置は、主に、データの送受信処理を行う送受信
装置1401と、受信データの復調処理を行う復調装置
1402と、上述した実施の形態10における復号化処
理装置1403と、データを出力するデータ出力装置1
404と、データを発生するデータ発生装置1405
と、上述した実施の形態9における符号化処理装置14
06と、送信データの拡散・変調処理を行う拡散変調装
置1407と、から構成される。
基地局装置は、主に、データの送受信処理を行う送受信
装置1401と、受信データの復調処理を行う復調装置
1402と、上述した実施の形態10における復号化処
理装置1403と、データを出力するデータ出力装置1
404と、データを発生するデータ発生装置1405
と、上述した実施の形態9における符号化処理装置14
06と、送信データの拡散・変調処理を行う拡散変調装
置1407と、から構成される。
【0136】このように、本実施の形態によれば、フレ
ーム間MILおよびフレーム間De−MILならびにフ
レーム内MILおよびフレーム内De−MILに要する
メモリ量を大幅に削減することができるので、移動局装
置の回路規模を大幅に低減できる。
ーム間MILおよびフレーム間De−MILならびにフ
レーム内MILおよびフレーム内De−MILに要する
メモリ量を大幅に削減することができるので、移動局装
置の回路規模を大幅に低減できる。
【0137】また、符号化処理装置1406におけるフ
レーム内MIL装置として、実施の形態1(2)におけ
るフレーム内MIL装置を用い、また、復号化処理装置
1403におけるフレーム内De−MIL装置として、
実施の形態6(5)におけるフレーム内De−MIL装
置を用いた場合には、フレーム内MIL装置およびフレ
ーム内De−MIL装置において、共通の行パターンお
よび列パターンを使用できるので、さらなる回路規模の
低減が可能となる。
レーム内MIL装置として、実施の形態1(2)におけ
るフレーム内MIL装置を用い、また、復号化処理装置
1403におけるフレーム内De−MIL装置として、
実施の形態6(5)におけるフレーム内De−MIL装
置を用いた場合には、フレーム内MIL装置およびフレ
ーム内De−MIL装置において、共通の行パターンお
よび列パターンを使用できるので、さらなる回路規模の
低減が可能となる。
【0138】なお、上記実施の形態においては、MIL
式の階層1の要素を用いた場合について説明してきた
が、本発明は、任意の階層の要素を用いた場合において
も適用可能なものである。
式の階層1の要素を用いた場合について説明してきた
が、本発明は、任意の階層の要素を用いた場合において
も適用可能なものである。
【0139】また、上記実施の形態においては、フレー
ム間でデータの順序を入れ替える場合に、MIL式に含
まれる階層1のMIL式を展開した列パターンを用いる
場合について説明したが、本発明は、MIL式に含まれ
る階層1のMIL式を展開した行パターンを用いた場合
にも適用可能なものである。
ム間でデータの順序を入れ替える場合に、MIL式に含
まれる階層1のMIL式を展開した列パターンを用いる
場合について説明したが、本発明は、MIL式に含まれ
る階層1のMIL式を展開した行パターンを用いた場合
にも適用可能なものである。
【0140】さらに、上記実施の形態においては、フレ
ーム間でデータの順序を入れ替える場合に、MIL式に
含まれる階層1のMIL式を展開したMILパターンを
用いた場合について説明したが、本発明は、MIL式に
含まれる一方のMIL式が他方のMIL式に比べて少な
くとも1階層以上低いときに、この他方のMIL式を展
開したMILパターンを用いた場合にも適用可能なもの
である。
ーム間でデータの順序を入れ替える場合に、MIL式に
含まれる階層1のMIL式を展開したMILパターンを
用いた場合について説明したが、本発明は、MIL式に
含まれる一方のMIL式が他方のMIL式に比べて少な
くとも1階層以上低いときに、この他方のMIL式を展
開したMILパターンを用いた場合にも適用可能なもの
である。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力データごとに規定されているMIL式(配列変換規
則式)に含まれるいずれかの要素を用いて少なくとも1
つのMILパターン(配列変換系列)を作成し、作成し
たMILパターンを用いて入力データの配列を変更する
ので、必要となるメモリ量を低減させるインタリーブ装
置を提供することことができる。
入力データごとに規定されているMIL式(配列変換規
則式)に含まれるいずれかの要素を用いて少なくとも1
つのMILパターン(配列変換系列)を作成し、作成し
たMILパターンを用いて入力データの配列を変更する
ので、必要となるメモリ量を低減させるインタリーブ装
置を提供することことができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係るMIL装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】上記実施の形態1に係るMIL装置におけるア
ドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み処理
を示すフロー図
ドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み処理
を示すフロー図
【図3】上記実施の形態1に係るMIL装置の所要メモ
リ量を従来方式と比較して示す図
リ量を従来方式と比較して示す図
【図4】本発明の実施の形態2に係るMIL装置におけ
るアドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み
処理を示すフロー図
るアドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み
処理を示すフロー図
【図5】本発明の実施の形態3に係るMIL装置におけ
るアドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み
処理を示すフロー図
るアドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み
処理を示すフロー図
【図6】本発明の実施の形態4に係るMIL装置におけ
るアドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み
処理を示すフロー図
るアドレス計算装置による出力メモリに対する書き込み
処理を示すフロー図
【図7】本発明の実施の形態5に係るDe−MIL装置
におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する書
き込み処理を示すフロー図
におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する書
き込み処理を示すフロー図
【図8】本発明の実施の形態6に係るDe−MIL装置
におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する書
き込み処理を示すフロー図
におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する書
き込み処理を示すフロー図
【図9】本発明の実施の形態7に係るDe−MIL装置
におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する書
き込み処理を示すフロー図
におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する書
き込み処理を示すフロー図
【図10】本発明の実施の形態8に係るDe−MIL装
置におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する
書き込み処理を示すフロー図
置におけるアドレス計算装置による出力メモリに対する
書き込み処理を示すフロー図
【図11】本発明の実施の形態9に係る符号化装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態10に係る復号化装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態11に係る移動局装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施の形態12に係る基地局装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図15】従来のMIL装置の構成を示すブロック図
【図16】従来のMIL装置の動作を示すフロー図
101 入力メモリ 102 行パターンメモリ 103 列パターンメモリ 104 出力メモリ 105 アドレス計算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J065 AA03 AB01 AC02 AE06 AF03 AG06 AH06 5K072 AA19 BB13 CC20 DD11 DD16 FF10 GG32 GG40
Claims (10)
- 【請求項1】 入力データごとに規定されている配列変
換規則式に含まれるいずれかの要素を用いて、少なくと
も1つの配列変換系列を作成する変換系列作成手段と、
作成された配列変換系列を用いて入力データの配列を変
更する配列変更手段と、を具備することを特徴とするイ
ンタリーブ装置。 - 【請求項2】 前記配列変更手段は、各入力データにつ
いての配列変更後の順位を算出する第1順位算出手段を
具備し、算出された順位に従って前記入力データの配列
を変更することを特徴とする請求項1記載のインタリー
ブ装置。 - 【請求項3】 前記配列変更手段は、配列変更後の各入
力データについて、この各入力データに配置すべき入力
データの配列順位を算出する第2算出手段を具備し、算
出された配列順位に従って前記入力データの配列を変更
することを特徴とする請求項1記載のインタリーブ装
置。 - 【請求項4】 前記変換系列作成手段は、前記配列変換
規則式に含まれる一方の要素が他方の要素に比べ少なく
とも1階層以上低い場合には、前記他方の要素を用いて
配列変換系列を作成することを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれかに記載のインタリーブ装置。 - 【請求項5】 前記配列変更手段は、前記配列変換規則
式により配列が変更された入力データの配列を変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
載のインタリーブ装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
のインタリーブ装置を備えたことを特徴とする通信端末
装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
のインタリーブ装置を備えたことを特徴とする基地局装
置。 - 【請求項8】 請求項6記載の通信端末装置と請求項7
記載の基地局装置との間で通信を行うことを特徴とする
無線通信システム。 - 【請求項9】 入力データごとに規定されている配列変
換規則式に含まれるいずれかの要素を用いて少なくとも
1つの配列変換系列を作成する変換系列作成工程と、作
成された配列変換系列を用いて入力データの配列を変更
する配列変更工程と、を具備することを特徴とするイン
タリーブ方法。 - 【請求項10】 入力データごとに規定されている配列
変換規則式に含まれるいずれかの要素を用いて少なくと
も1つの配列変換系列を作成する変換系列作成工程と、
作成された配列変換系列を用いて、前記配列変換規則式
により配置変更された入力データの配列を復元する配列
復元工程と、を具備することを特徴とするインタリーブ
方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164055A JP2000353964A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | インタリーブ装置及びインタリーブ方法 |
AU38412/00A AU3841200A (en) | 1999-06-10 | 2000-04-21 | Interleave device and interleave method |
CN00801073A CN1314028A (zh) | 1999-06-10 | 2000-04-21 | 交织装置及交织方法 |
PCT/JP2000/002604 WO2000077937A1 (fr) | 1999-06-10 | 2000-04-21 | Procede et dispositif d'imbrication |
EP00917397A EP1111797A4 (en) | 1999-06-10 | 2000-04-21 | NESTING METHOD AND DEVICE |
KR1020017001709A KR20010072362A (ko) | 1999-06-10 | 2000-04-21 | 인터리브 장치 및 인터리브 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164055A JP2000353964A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | インタリーブ装置及びインタリーブ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000353964A true JP2000353964A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15785941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11164055A Pending JP2000353964A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | インタリーブ装置及びインタリーブ方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1111797A4 (ja) |
JP (1) | JP2000353964A (ja) |
KR (1) | KR20010072362A (ja) |
CN (1) | CN1314028A (ja) |
AU (1) | AU3841200A (ja) |
WO (1) | WO2000077937A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2002062001A1 (fr) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Procede de communication a correction d'erreurs et appareil de communication dans lequel ce procede de communication est mis en oeuvr e |
KR100431082B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2004-05-12 | 한국전자통신연구원 | 인터리버 메모리의 운용 방법 |
KR100800840B1 (ko) * | 2001-05-09 | 2008-02-04 | 삼성전자주식회사 | 터보코드를 사용하는 부호분할다중접속 이동통신시스템의 터보 인터리버 및 터보 인터리빙 방법 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE10135952B4 (de) * | 2001-07-24 | 2004-08-19 | Siemens Ag | Verfahren zum Interleaving |
EP1537672A1 (en) | 2002-09-09 | 2005-06-08 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) | Speed and memory optimised interleaving |
CN102318249B (zh) | 2011-07-29 | 2015-04-08 | 华为技术有限公司 | 一种交织和解交织的方法、交织器和解交织器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1999025069A1 (fr) * | 1997-11-10 | 1999-05-20 | Ntt Mobile Communications Network, Inc. | Procede et dispositif d'entrelacement, et support d'enregistrement dans lequel on a enregistre un programme de production de motifs d'entrelacement |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11164055A patent/JP2000353964A/ja active Pending
-
2000
- 2000-04-21 KR KR1020017001709A patent/KR20010072362A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-04-21 AU AU38412/00A patent/AU3841200A/en not_active Abandoned
- 2000-04-21 CN CN00801073A patent/CN1314028A/zh active Pending
- 2000-04-21 EP EP00917397A patent/EP1111797A4/en not_active Withdrawn
- 2000-04-21 WO PCT/JP2000/002604 patent/WO2000077937A1/ja not_active Application Discontinuation
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