JP2000353624A - 巻鉄心変圧器の解体方法 - Google Patents

巻鉄心変圧器の解体方法

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JP2000353624A
JP2000353624A JP11163980A JP16398099A JP2000353624A JP 2000353624 A JP2000353624 A JP 2000353624A JP 11163980 A JP11163980 A JP 11163980A JP 16398099 A JP16398099 A JP 16398099A JP 2000353624 A JP2000353624 A JP 2000353624A
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core
wound
coil
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Masaki Komon
正毅 小門
Keiichi Takase
圭一 高瀬
Yasuhiro Onishi
康弘 大西
Yasuhiro Ogawa
泰弘 小川
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Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】巻鉄心に手を触れることなくその解体を行うこ
とができる巻鉄心の解体方法を提供する。 【解決手段】変圧器TRを変圧器固定台20とクランプ
板25とにより固定した状態で、コイル押し板27によ
り対のコイル2.2を巻鉄心1の一方の積層面側1Aか
ら他方の積層面側に押すことによって、対のコイル2,
2を巻鉄心1の他方の積層面1B側に片寄せる。次い
で、対のコイル2,2と巻鉄心1の他方の積層面1Bと
の間に隙間を形成した後、巻鉄心1の他方の積層面1B
に沿ってシヤー35を移動させることにより、対のコイ
ル2,2を切断してコイル2,2と巻鉄心1とを分離す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻鉄心変圧器をリ
サイクルのために解体する巻鉄心変圧器の解体方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油入りの巻鉄心変圧器のリサイク
ルを行う場合には、変圧器の本体をタンクから取り出し
た後、変圧器を焼却炉に入れて絶縁物及び絶縁油を焼却
し、残存したコイル導体及び鉄心を有価物として回収す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】油入り変圧器のリサイ
クルを行うに当って変圧器を焼却すると、絶縁油から有
毒ガスが発生して大気を汚染するため好ましくない。変
圧器を焼却することなくそのリサイクルを行うために
は、変圧器から絶縁油を除去するための洗浄作業を行う
必要がある。
【0004】油入り変圧器は、その内部にまで絶縁油が
浸透した状態にあるため、変圧器をそのまま洗浄しても
絶縁油を完全に除去することはできない。巻鉄心変圧器
から絶縁油を完全に除去するためには、先ず巻鉄心とコ
イルとを分離する解体作業を行って、巻鉄心及びコイル
に対してそれぞれ個別に洗浄のための処理を行う必要が
ある。
【0005】従って、変圧器のリサイクルを行うに当っ
ては、変圧器を巻鉄心とコイルとに分離する解体作業を
行うことが必要であるが、変圧器の解体を手作業により
行うと作業者が絶縁油により汚損されるため好ましくな
い。特に絶縁油にPCBが含まれている場合には、変圧
器の解体作業を人手により行うことができないため、P
CBを含む絶縁油が用いられていた時代の変圧器は、リ
サイクルが行われないまま大量に保管されているのが現
状である。
【0006】本発明の目的は、巻鉄心変圧器を構成して
いる巻鉄心とコイルとを分離する解体作業を、人手を用
いることなく行うことができるようにした巻鉄心変圧器
の解体方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる巻鉄心変
圧器の解体方法は、鋼帯の積層体からなっていて、対の
脚部と両脚部の一端側及び他端側をそれぞれつなぐ対の
継鉄部とを有する巻鉄心と、巻鉄心の対の脚部にそれぞ
れ巻装された対のコイルとを備えた巻鉄心変圧器を巻鉄
心とコイルとに分離する巻鉄心変圧器の解体方法であっ
て、本発明においては、巻鉄心の積層面に沿ってシヤー
を移動させることにより、対のコイルを切断して、コイ
ルと巻鉄心とを分離するようにした。
【0008】上記のように巻鉄心の積層面に沿ってシヤ
ーを移動させることにより、対のコイルを切断して、コ
イルと巻鉄心とを分離するようにすると、変圧器に手を
触れることなく変圧器を巻鉄心とコイルとに分離するこ
とができるため、変圧器にPCB等の有害物質が付着し
ている場合でも該変圧器を安全に解体することができ
る。
【0009】上記のようにコイルを切断して変圧器を解
体する方法をとる場合に、コイルを溶断することも考え
られるが、コイルを溶断する方法をとるとコイルの絶縁
物が燃焼してダイオキシンが発生するため好ましくな
い。上記のようにシヤーを用いてコイルを切断するよう
にすると、コイルの絶縁物が燃焼することがないため、
ダイオキシンの発生を伴うことなく変圧器を解体するこ
とができる。
【0010】本発明においてはまた、巻鉄心を固定した
状態で対のコイルを巻鉄心の一方の積層面側から他方の
積層面側に押すことにより該対のコイルを巻鉄心の他方
の積層面側に片寄せて該対のコイルと巻鉄心の他方の積
層面との間に隙間を形成した後に、巻鉄心の他方の積層
面に沿ってシヤーを移動させることにより対のコイルを
切断してコイルと巻鉄心とを分離するようにするのが好
ましい。
【0011】上記のように、コイルを巻鉄心の他方の積
層面側に片寄せてから巻鉄心の他方の積層面に沿って移
動するシヤーによりコイルを切断するようにすると、コ
イルの直線部分を切断することができるため、コイルを
巻鉄心から分離する作業を容易に行わせることができ
る。
【0012】本発明においてはまた、巻鉄心の一方の積
層面及び他方の積層面のそれぞれに沿ってシヤーを移動
させることにより対のコイルを切断して、コイルと巻鉄
心とを分離する方法をとるようにしてもよい。
【0013】更に本発明においては、巻鉄心の積層面を
水平にした状態で、該巻鉄心の上側の積層面に沿ってシ
ヤーを移動させることにより対のコイルを切断して、コ
イルと巻鉄心とを分離するようにしてもよい。
【0014】このような方法をとると、コイルを重力に
より自動的に落下させることができるため、コイルと巻
鉄心とを分離する作業を容易にすることができる。
【0015】本発明においてはまた、巻鉄心の両積層面
に沿ってシヤーを移動させることにより、対のコイルの
巻鉄心の窓部を貫通した部分の両端を切断して、コイル
と巻鉄心とを分離するようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図6は、巻鉄心を用いた変圧器装
置の構造の一例を示した分解斜視図である。同図におい
て、1はけい素鋼帯を巻回積層してなる巻鉄心、2,2
は巻鉄心1の左右の脚部に嵌装された対のコイルで、各
コイル2は、一次コイル(高圧コイル)2aと、二次コ
イル(低圧コイル)2bとからなっている。
【0017】巻鉄心1は鋼帯の積層体からなっていて、
対の脚部1a,1bと両脚部の一端側及び他端側をそれ
ぞれつなぐ対の継鉄部1c及び1dとを有し、一方の継
鉄部1cに各鋼帯の両端を接合する接合部(特に図示せ
ず。)が設けられている。
【0018】図6において、3及び4はそれぞれ鉄心1
の上部継鉄部及び下部継鉄部を締め付ける上部継鉄締付
金具及び下部継鉄締付金具、5は巻鉄心1の左右の脚部
の外周とコイル2との間を通して上部継鉄締付金具3及
び下部継鉄締付金具4を互いに引き寄せる方向に締め付
けるバンドである。
【0019】また6は上部継鉄締め付け金具3に取り付
けられる端子板、7は上部継鉄締め付け金具3と巻鉄心
の上部継鉄部の積層面との間に挿入される絶縁板、8は
下部継鉄締め付け金具4と巻鉄心の下部継鉄部の積層面
との間に挿入される絶縁板、9は巻鉄心の継鉄部とコイ
ルの端面との間に挿入される絶縁板、10及び11はそ
れぞれ巻鉄心の上部継鉄部の外周と上部継鉄締め付け金
具3との間及び下部継鉄部の外周と下部継鉄締め付け金
具4との間に挿入される絶縁板、12はコイルの外周と
図示しないタンクの内面との間に挿入される絶縁板であ
り、絶縁板7〜12はプレスボード等からなっている。
図6に示した変圧器装置は絶縁油とともに変圧器タンク
内に収容される。
【0020】本発明に係わる解体方法は、図6に示した
ような変圧器のリサイクルを図る際に、巻鉄心1と対の
コイル2,2とからなる巻鉄心変圧器TRを解体する方
法である。以下図1ないし図5を参照して本発明に係わ
る解体方法を、該解体方法を実施するために用いる解体
装置の構成例とともに説明する。
【0021】図1は本発明の解体方法を実施するために
用いる解体装置の要部の構成例を示した斜視図、図2な
いし図5は同解体装置を用いて行う本発明の解体方法を
説明するための斜視図である。
【0022】図1において、20は変圧器固定台で、こ
の固定台20は、変圧器の巻鉄心1の下端側の継鉄部1
dを受け止める鉄心保持面21a1を有する鉄心保持部2
1aと、鉄心保持面21a1よりも高い位置に設けられて
コイル2,2の下端を受け止めるコイル保持面21b1を
有するコイル保持部21bと、鉄心保持部21aとコイ
ル保持部21bとの間に設けられた段部21cとを有す
る受け台21と、変圧器の巻鉄心の継鉄部1dを受け台
21に対してクランプするクランプ金具22とからなっ
ている。受け台21の段部21cはその上面がコイル保
持面21b1よりも低い位置に配置されるように設けられ
ていて、該段部21cの上面がシヤー受け面21c1とな
っており、段部21cの側面が巻鉄心の継鉄部1dの積
層面に当接して該巻鉄心を位置決めする位置決め面21
c2となっている。鉄心保持面21a1の幅寸法Wは巻鉄心
1の幅寸法よりも僅かに小さく設定されている。
【0023】クランプ金具22は角柱状に形成されてい
て、その長手方向を水平方向に向けた状態で配置され、
その上面及び前面がそれぞれコイル保持面22a及び鉄
心当接面22bとなっている。クランプ金具22は、鉄
心当接面22bを鉄心位置決め面21c2に対向させた状
態で、かつコイル保持面22aを受け台21のコイル保
持面21bと同一平面上に位置させた状態で配置され
て、図示しないフレームに固定された流体圧シリンダ
(図示せず。)により駆動される駆動ロッド23,23
に結合されている。
【0024】変圧器TRは、その下端側の継鉄部1d及
び対のコイル2,2の下端をそれぞれ受け台21の鉄心
保持面21a1及びコイル保持面21b1の上に載せ、継鉄
部1dの一方の積層面を位置決め面21c2に当接させた
状態で配置される。この状態でクランプ金具22が前進
させられてその鉄心当接面22bが継鉄部1dの積層面
に当接させられるとともに、そのコイル保持面22aが
コイル2,2の下端に当接させられて、変圧器TRの下
端が固定される。
【0025】受け台21の上方には、軸線を垂直方向に
向けて配置された図示しない流体圧シリンダのピストン
ロッド24の下端に取り付けられたクランプ板25が配
置されている。このクランプ板25は、シリンダにより
駆動されて変圧器固定台20上に配置された変圧器TR
の巻鉄心1の上部継鉄部1cに当接させられ、該クラン
プ板25により巻鉄心1が受け台21に対して押圧され
て、変圧器TRが倒れないように固定される。変圧器固
定台20と、クランプ板25とにより変圧器固定装置が
構成されている。
【0026】駆動ロッド23,23の上方には、図示し
ない流体圧シリンダのピストンロッド26に取り付けら
れたコイル押し板27が配置されている。このコイル押
し板27は、変圧器固定装置により固定された変圧器T
Rのコイル2,2の側面に当接し得るように設けられて
いて、該コイル2,2を巻鉄心1の一方の積層面1Aか
ら他方の積層面1B側に押圧してコイル2,2を積層面
1B側に片寄せる働きをする。
【0027】変圧器固定装置により固定された変圧器T
Rの巻鉄心の一方の脚部1a側の側方には、巻鉄心の積
層面1Bからはみ出したコイル2の端部に対向するコイ
ル払い板30が配置されている。コイル払い板30は図
示しない流体圧シリンダのピストンロッド31に取り付
けられている。
【0028】また変圧器固定装置により固定された変圧
器の巻鉄心1の他方の積層面1B側から該巻鉄心の窓部
に対向するようにコイル抜き板32が配置されている。
このコイル抜き板32は図示しない流体圧シリンダのピ
ストンロッド33に取り付けられていて、該シリンダに
より駆動されて巻鉄心1の窓部に向けて変位させられ
る。
【0029】受け台21のシヤー受け面21c1の上方に
は、シヤー35が配置されている。このシヤーは、巻鉄
心1の積層面1Bをガイド面として該積層面1Bに沿っ
て垂直方向に移動し得るように設けられていて、図示し
ない駆動機構により駆動されて垂直方向に移動させられ
る。
【0030】以下、上記の解体装置を用いて行う本発明
の解体方法を説明する。
【0031】本発明の方法においては、先ず図1ないし
図3に示すように、変圧器固定台20とクランプ板25
とからなる変圧器固定装置により巻鉄心1を固定する。
この状態でコイル押し板27を対のコイル2,2に当接
させて押すことにより、両コイルを巻鉄心の一方の積層
面1A側から他方の積層面1B側に片寄せて、図4
(A)に示すように対のコイル2,2と巻鉄心の他方の
積層面1Bとの間に隙間dを形成する。次いで巻鉄心1
の他方の積層面1Bをガイドとして、該積層面1Bに沿
ってシヤー35を移動させることにより、図4(B)に
示すように対のコイル2,2を切断して、コイル2,2
を巻鉄心の他方の積層面1Bから突出していた第1の部
分2a,2aと、残りの第2の部分2bとに分離する。
【0032】次いで、図4(B)に示すようにコイル払
い板30を前進させて、コイル2,2の第1の部分2
a,2aを受け台21のコイル保持面21b1から排除
し、更に図5に示すようにコイル抜き板32を前進させ
て、該コイル抜き板により巻鉄心の窓部内を貫通してい
るコイルの第2の部分2b,2bの中央部分を押す。こ
れにより、コイルの第2の部分2b,2bを巻鉄心1か
ら離脱させて、巻鉄心とコイルとを分離する作業を完了
する。
【0033】上記のように、コイル2,2を巻鉄心1の
他方の積層面側に片寄せてから巻鉄心の他方の積層面に
沿って移動するシヤー35によりコイルを切断するよう
にすると、コイル2,2の直線部分を切断することがで
きるため、コイル2,2を巻鉄心1から分離する作業を
容易に行わせることができる。
【0034】上記の例では、巻鉄心の片側でコイルを切
断するようにしたが、巻鉄心1の一方の積層面1A及び
他方の積層面1Bのそれぞれに沿ってシヤーを移動させ
ることにより対のコイル2,2を切断して、コイルと巻
鉄心とを分離する方法をとるようにしてもよい。
【0035】また本発明においては、巻鉄心1の積層面
1A,1Bを水平にした状態で、該巻鉄心の上側の積層
面に沿ってシヤーを移動させることにより対のコイル
2,2を切断して、コイルと巻鉄心とを分離するように
してもよい。このような方法をとると、コイル2,2を
重力により自動的に落下させることができるため、コイ
ルと巻鉄心とを分離する作業を容易にすることができ
る。
【0036】本発明においてはまた、巻鉄心の両積層面
に沿ってシヤーを移動させることにより、対のコイルの
巻鉄心の窓部を貫通した部分(図4に符号2c,2cで
示した部分)の両端を切断して、コイルと巻鉄心とを分
離するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、巻鉄心
の積層面に沿ってシヤーを移動させることにより、対の
コイルを切断して、コイルと巻鉄心とを分離するように
すると、変圧器に手を触れることなく変圧器を巻鉄心と
コイルとに分離することができるため、変圧器にPCB
等の有害物質が付着している場合でも該変圧器を安全に
解体することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる解体装置の構成例を示した斜視
図である。
【図2】図1の解体装置を用いて行う本発明の解体方法
において、変圧器を変圧器固定装置により固定した状態
を示した正面図である。
【図3】図1の解体装置を用いて行う本発明の解体方法
において、変圧器を変圧器固定装置により固定した状態
を示した平面である。
【図4】(A)は図1の解体装置を用いて行う本発明の
解体方法において、コイルを押して巻鉄心の片側に片寄
せる際の状態を示した要部の平面図、(B)はコイルを
切断した状態を示した要部の平面図である。
【図5】図1の解体装置を用いて行う本発明の解体方法
において、コイルを切断した後、巻鉄心に保持されてい
るコイルの残余部分を巻鉄心から離脱させる際の状態を
示した要部の平面図である。
【図6】本発明の解体方法により解体する巻鉄心を備え
た変圧器の一例を示した分解斜視図である。
【符号の説明】
1…巻鉄心、2…コイル、20…変圧器固定台、21…
受け台、25…クランプ板、27…コイル押し板、30
…コイル払い板、35…シヤー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 康弘 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 小川 泰弘 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼帯の積層体からなっていて、対の脚部
    と両脚部の一端側及び他端側をそれぞれつなぐ対の継鉄
    部とを有する巻鉄心と、前記巻鉄心の対の脚部にそれぞ
    れ巻装された対のコイルとを備えた巻鉄心変圧器を解体
    する方法において、 前記巻鉄心の積層面に沿ってシヤーを移動させることに
    より、前記対のコイルを切断して、前記コイルと巻鉄心
    とを分離することを特徴とする巻鉄心変圧器の解体方
    法。
  2. 【請求項2】 鋼帯の積層体からなっていて、対の脚部
    と両脚部の一端側及び他端側をそれぞれつなぐ対の継鉄
    部とを有する巻鉄心と、前記巻鉄心の対の脚部にそれぞ
    れ巻装された対のコイルとを備えた巻鉄心変圧器を解体
    する方法において、 前記巻鉄心を固定した状態で前記対のコイルを前記巻鉄
    心の一方の積層面側から他方の積層面側に押すことによ
    り該対のコイルを前記巻鉄心の他方の積層面側に片寄せ
    て該対のコイルと巻鉄心の他方の積層面との間に隙間を
    形成した後、前記巻鉄心の他方の積層面に沿ってシヤー
    を移動させることにより前記対のコイルを切断して前記
    コイルと巻鉄心とを分離することを特徴とする巻鉄心変
    圧器の解体方法。
  3. 【請求項3】 鋼帯の積層体からなっていて、対の脚部
    と両脚部の一端側及び他端側をそれぞれつなぐ対の継鉄
    部とを有する巻鉄心と、前記巻鉄心の対の脚部にそれぞ
    れ巻装された対のコイルとを備えた巻鉄心変圧器を解体
    する方法において、 前記巻鉄心の一方の積層面及び他方の積層面のそれぞれ
    に沿ってシヤーを移動させることにより前記対のコイル
    を切断して、前記コイルと巻鉄心とを分離することを特
    徴とする巻鉄心変圧器の解体方法。
  4. 【請求項4】 鋼帯の積層体からなっていて、対の脚部
    と両脚部の一端側及び他端側をそれぞれつなぐ対の継鉄
    部とを有する巻鉄心と、前記巻鉄心の対の脚部にそれぞ
    れ巻装された対のコイルとを備えた巻鉄心変圧器を解体
    する方法において、 前記巻鉄心の積層面を水平にした状態で、該巻鉄心の上
    側の積層面に沿ってシヤーを移動させることにより前記
    対のコイルを切断して、前記コイルと巻鉄心とを分離す
    ることを特徴とする巻鉄心変圧器の解体方法。
  5. 【請求項5】 鋼帯の積層体からなっていて、対の脚部
    と両脚部の一端側及び他端側をそれぞれつなぐ対の継鉄
    部とを有する巻鉄心と、前記巻鉄心の対の脚部にそれぞ
    れ巻装された対のコイルとを備えた巻鉄心変圧器を解体
    する方法において、 前記巻鉄心の両積層面に沿ってシヤーを移動させること
    により、前記対のコイルの前記巻鉄心の窓部を貫通した
    部分の両端を切断して、前記コイルと巻鉄心とを分離す
    ることを特徴とする巻鉄心変圧器の解体方法。
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