JP2000353572A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JP2000353572A
JP2000353572A JP11290154A JP29015499A JP2000353572A JP 2000353572 A JP2000353572 A JP 2000353572A JP 11290154 A JP11290154 A JP 11290154A JP 29015499 A JP29015499 A JP 29015499A JP 2000353572 A JP2000353572 A JP 2000353572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
hood portion
fitting member
hood
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11290154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3182521B2 (ja
Inventor
Shinobu Takeuchi
忍 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOLDEC KK
Original Assignee
MOLDEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MOLDEC KK filed Critical MOLDEC KK
Priority to JP29015499A priority Critical patent/JP3182521B2/ja
Priority to EP00913084A priority patent/EP1168515B1/en
Priority to DE60012162T priority patent/DE60012162T2/de
Priority to US09/926,255 priority patent/US6488541B1/en
Priority to PCT/JP2000/002157 priority patent/WO2000060702A1/ja
Priority to TW089205378U priority patent/TW452267U/zh
Publication of JP2000353572A publication Critical patent/JP2000353572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3182521B2 publication Critical patent/JP3182521B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
    • H01R43/205Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve with a panel or printed circuit board
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ケースのフード部に歪みが生じている場合であ
っても、その歪みを矯正することができ、他方のコネク
タに容易に接続することができるコネクタを提供する。 【解決手段】本発明のコネクタは、例えばケース2が単
体の状態で図6(a)のようにフード部6の中央部が内
側に歪んでいるレセプタクルコネクタを矯正する。ま
ず、ケース2の胴部5に設けられた貫通孔7に、上下一
対の受容側接触子3を挿入し、胴部5の上下内壁に当接
させる。次に、図6(b)のように前方の厚さが後方よ
りも厚く形成された嵌合部材4を上下の受容側接触子3
の間に挿入し、胴部5に嵌合させる。すると、図6
(c)にように胴部5の前方部分が押し広げられると共
に、フード部6の前端部分が正常な状態に矯正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、パソコン等に用
いられる回路基板やパソコン等と周辺機器とを接続する
コードに用いられるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の回路基板やパソコンと周辺
機器とを接続するコード等に用いられるコネクタには、
差込側のプラグコネクタと受容側のレセプタクルコネク
タがある。レセプタクルコネクタは、一般に導体により
形成された受容側接触子と、絶縁性の合成樹脂により形
成され受容側接触子を固定するケースとを備えている。
また、ケースは、接触子を固定する胴部と、この胴部か
ら前方に延設された筒状のフード部とを備えている。一
方、プラグコネクタの場合は、レセプタクルコネクタと
同様に絶縁性合成樹脂製のケースを備えており、差込側
接触子がケース内部に設けられている中間子を挟んでケ
ースに固定されている。
【0003】このようなコネクタに用いられるケース
は、一般に絶縁性の合成樹脂を金型によって成形するも
のであるため、成形後に樹脂が収縮することにより図6
(a)のようにフード部が内側に狭まったり、図10
(a)のようにフード部が外側に広がったりする場合が
ある。
【0004】このように、コネクタのフード部に歪みが
生じていると、他方のコネクタに接続する際に歪んだフ
ード部が他方のフード部に干渉して接続が困難になると
いう不都合が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コネクタの
改良を目的とし、さらに詳しくは前記不都合を解消する
ために、ケースのフード部に歪みが生じている場合であ
っても、その歪みを矯正することができ、他方のコネク
タに容易に接続することができるコネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様のコネクタは、プラグコネクタ
と接続されるレセプタクルコネクタであって、前面から
後面まで貫通する貫通孔が幅方向に複数設けられた胴部
と、該胴部から前方に突出し前面が開放され内部が前記
貫通孔と連通する筒状のフード部とを有する絶縁性合成
樹脂製のケースと、導体により形成され前記貫通孔に挿
入されて前記フード部の上下内壁に沿って配設される上
下一対の受容側接触子と、上方の受容側接触子と下方の
受容側接触子との間で前記胴部に嵌合されて前記接触子
を前記ケースに固定する嵌合部材とを備え、前記フード
部に歪みが生じているときは、断面形状を前記フード部
の歪みに対応して形成した嵌合部材を装着して前記胴部
を変形させて前記フード部の歪みを矯正してなることを
特徴とする。
【0007】本発明の第2の態様のコネクタは、レセプ
タクルコネクタと接続されるプラグコネクタであって、
前面から後面まで貫通する上下一対の貫通孔が幅方向に
複数設けられた胴部と、該胴部から前方に突出し前面が
開放され内部が前記貫通孔と連通する筒状のフード部と
前記胴部から前記フード部内に突出し該フード部内を上
下に分離する中間子とを有する絶縁性合成樹脂製のケー
スと、導体により形成され前記貫通孔に挿入されて前記
中間子の上下面に沿って配設される上下一対の差込側接
触子と、前記差込側接触子と前記胴部との間に嵌合され
て前記接触子を前記ケースに固定する上下一対の嵌合部
材とを備え、前記フード部に歪みが生じているときは、
断面形状を前記フード部の歪みに対応して形成した嵌合
部材を装着して前記胴部を変形させて前記フード部の歪
みを矯正してなることを特徴とする。
【0008】上記第1及び第2の態様のコネクタによれ
ば、前記ケースのフード部に歪みが生じている場合であ
っても、前記嵌合部材が前記胴部を変形させて前記フー
ド部の歪みを矯正するので、前記フード部の形状を歪み
のない状態にすることができる。従って、コネクタ同士
を接続する際にも前記フード部が他方のコネクタのフー
ド部に干渉しないため、両者を容易に接続することがで
きる。
【0009】本発明のコネクタは、前記嵌合部材が断面
形状が異なる複数種類の部材から前記フード部の歪みに
対応したものを選択して幅方向に組み合わせてなるもの
であることが好ましい。
【0010】前記ケースの歪み方は、通常ケースを成形
する金型が異なるとその傾向が異なることが多い。本発
明のコネクタによれば、ケースを形成する金型が変更さ
れてケースの歪みが変化した場合であっても、前記嵌合
部材を当該ケースの歪みに対応した部材を選択して形成
することができるので、当該ケースの歪みに対応した新
たな嵌合部材を形成することなく、ケースの歪みを容易
に矯正することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明のコネクタの実施形
態の一例について、図1乃至図10を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施形態であるレセプタクル
コネクタが回路基板に取り付けられた状態を示す説明
図、図2は図1のII−II線断面図、図3は本実施形
態のレセプタクルコネクタの内部構成を示す説明図、図
4は図2のIV−IV線部分断面図、図5は嵌合部材の
外形と断面形状を示す説明図、図6は本実施形態のレセ
プタクルコネクタの組立状態を示す説明図、図7は本発
明の第2の実施形態であるプラグコネクタが回路基板に
取り付けられた状態を示す説明図、図8は図7のVII
I−VIII線断面図、図9は嵌合部材の外形と断面形
状を示す説明図、図10は本実施形態のプラグコネクタ
の組立状態を示す説明図である。
【0012】まず、本発明の第1の実施形態であるレセ
プタクルコネクタ1について説明する。本実施形態のレ
セプタクルコネクタ1は、図1に示すように回路基板S
上に設置されており、ケース2と受容側接触子3とを備
え、ケース2内には図2に示すように嵌合部材4が嵌合
されている。
【0013】ケース2は絶縁性の合成樹脂を金型(図示
せず)に射出することによって形成されており、受容側
接触子3を固定する胴部5と、この胴部5の前方に突出
するフード部6とを備えている。胴部5には、図2に示
すように、受容側接触子3が貫通される貫通孔7が設け
られている。また、この胴部5には、図3に示すよう
に、後述する受容側接触子3の係合部12と係合する係
合突起8が設けられている。また、胴部5の両端部には
回路基板Sに固定するための脚部5aが設けられてい
る。フード部6は、前面が開放された横長の筒状に形成
されており、その内周面には、図3に示すように、受容
側接触子3がその隣の受容側接触子3と接触しないよう
に隔壁10が設けられている。
【0014】受容側接触子3は、導体である銅合金製の
板材をプレスで打ち抜くことにより形成されており、図
2及び図3に示すように、その先端部近傍にはプラグコ
ネクタの差込側接触子と接触する接触部11が設けられ
ている。また、その中間部には、胴部5に設けられた係
合突起8に嵌合するための係合部12が設けられてい
る。また、その後端部は回路基板Sの端子部分Tにハン
ダ付けされている。
【0015】嵌合部材4は、図2に示すように、前方に
ケース2の貫通孔7に挿入される凸部13が設けられて
いる。この凸部13は、図4に示すように、貫通孔7の
内部まで挿入されており、この凸部13により接触子3
が胴部5に固定される。また、その断面形状は、ケース
2の歪みに対応した形状に形成されている。具体的に
は、左右両端近傍は図5のA−A線及びC−C線断面図
に示すように前方と後方の厚さを同じに形成し、中央の
部分は断面形状が図5のB−B線断面図に示すように後
方部分の厚さが厚くなるように形成している。また、嵌
合部材4の先端の上下の角部は面取りされており、嵌合
部材4の左右両端部には、ケース2内に嵌合されたとき
にケース2に設けられた係合凹部(図示せず)に係合す
るフック14が設けられている。
【0016】次に、本実施形態において、ケース2が単
体の状態で図6(a)のようにフード部6の中央部が内
側に歪んでいるものを矯正する場合について説明する。
【0017】本実施形態のレセプタクルコネクタ1を組
み立てる場合は、図6(a)に示すように、まずケース
2の貫通孔7に受容側接触子3を挿入し、上方の受容側
接触子3はケース2の内壁上面に当接させ、下方の受容
側接触子3は内壁下面に当接させる。これにより、受容
側接触子3の係合部12がケース2に設けられた係合突
起8に係合される。次に、図6(b)に示すように、嵌
合部材4を上下の受容側接触子3の間に挿入し、胴部5
の内部に嵌合させる。このとき、嵌合部材4の先端部は
面取りされているので、ケース2内に嵌合部材4を円滑
に挿入することができる。
【0018】そして、図6(c)に示すように嵌合部材
4を完全に嵌合させると、嵌合部材4の凸部13が貫通
孔7の内部まで進入し、嵌合部材4の両側端に設けられ
たフック14がケース2内の嵌合凹部(図示せず)に嵌
合する。このように、嵌合部材4が胴部5の内部に嵌合
することにより胴部5の前方部分が嵌合部材4により押
し広げられ、これにより狭まっていたフード部6が正常
な状態に矯正される。また、本実施形態では、嵌合部材
4に凸部13を設けて貫通孔7に挿入させているので、
この凸部13によって上下方向に開く力がフード部6に
伝わり、フード部6の矯正が確実に行われる。
【0019】このように、本実施形態のレセプタクルコ
ネクタ1は、嵌合部材4がケース2の歪みに対応した形
状をしているため、ケース2に歪みがあった場合であっ
ても、嵌合部材4を嵌合させて胴部5を変形させること
によりケース2の歪みを矯正することができる。
【0020】尚、上記実施形態においては、ケース2に
係合突起8を設けているが、これに限らず嵌合部材13
に係合突起を設けてもよい。この場合、嵌合部材の係合
突起に接触し3に設けられた係合部12を係合させてか
らケース2内に嵌合させればよい。
【0021】次に、本発明の第2の実施形態であるプラ
グコネクタ21について説明する。本実施形態のプラグ
コネクタ21は、図7に示すように、上記レセプタクル
コネクタ1と同様に回路基板S上に設置されるものであ
り、ケース22と差込側接触子23とを備え、ケース2
2内には図8に示すように嵌合部材24が嵌合されてい
る。
【0022】ケース22は、絶縁性合成樹脂を金型(図
示せず)に射出することによって形成されており、差込
側接触子23を固定する胴部25と、胴部25の前方に
突出するフード部26とを備えている。胴部25には、
図8に示すように、差込側接触子23が貫通される貫通
孔27が設けられている。この貫通孔27の差込側接触
子23が装着される箇所には、上記レセプタクルコネク
タ1の胴部25と同様に係合突起(図示せず)が設けら
れている。また、胴部25の後方にはケース22を回路
基板Sに固定するための脚部25aが設けられている。
フード部26は、前面が開放された横長の筒状に形成さ
れている。尚、胴部25の後方の内壁には、後述する嵌
合部材24の係止突起34が係止される係止孔28が形
成されている。
【0023】また、胴部25の中央部から前方に向けて
中間子29が延設されている。この中間子29は、上方
と下方の差込側接触子23の間に介在して両者を絶縁す
るものであり、先端部には差込側接触子23の先端部を
係止する接触子係止部29aが設けられている。また、
中間子29には、図7の部分拡大図に示すように、幅方
向に並設されている各差込側接触子23の間に介在する
隔壁30が設けられている。尚、本実施形態では、この
中間子29はケース22と一体に形成されている。
【0024】差込側接触子23は、導体である銅合金製
の板材をプレスで打ち抜くことにより形成されており、
図8に示すように、その先端部近傍にはレセプタクルコ
ネクタの受容側接触子と接触する接触部31が設けられ
ている。また、その中間部には、上記レセプタクルコネ
クタと同様に、胴部25に設けられた係合突起に嵌合す
るための係合部(図示せず)が設けられている。また、
その後端部は回路基板Sの端子部分Tにハンダ付けされ
ている。本実施形態においては、差込側接触子23の接
触部31の裏面と中間子29との間には間隙32が設け
られており、レセプタクルコネクタ1に接続して差込側
接触子23が受容側接触子3と接触した際に撓むように
形成されている。
【0025】嵌合部材24は、図8に示すように、差込
側接触子23と胴部25との間に嵌合されるものであ
り、図9に示すように、3個の部材24a,24b,2
4cを幅方向に組み合わせた集合体となっている。本実
施形態の嵌合部材24は、この3個の部材24a,24
b,24cを組み合わせることによりその断面形状をケ
ース22の歪みに対応した形状に形成されている。具体
的には、左右の部材24a,24cは断面形状が図9の
A−A線及びC−C線断面図に示すように前方と後方の
厚さを同じ厚さaに形成し、中央の部材24bは断面形
状が図9のB−B線断面図に示すように後方部分の厚さ
bがaよりも薄くなるように形成している。また、嵌合
部材24の前部は上記レセプタクルコネクタ1の場合と
同様に凸部33が設けられており、先端の上下の角部は
面取りされている。また、嵌合部材24の上面後方に
は、胴部25に設けられた係止孔28に係止される係止
突起34が形成されている。
【0026】次に、本実施形態において、ケース22が
単体の状態で図10(a)のように、フード部26の中
央部が外側に歪んでいるものを矯正する場合について説
明する。
【0027】本実施形態のプラグコネクタ21を組み立
てる場合は、図10(a)に示すように、まずケース2
2の貫通孔27に差込側接触子23を挿入してその先端
部を接触子係止部29aに差し込む。また、上方の差込
側接触子23はケース22の内壁下面に当接させ、下方
の差込側接触子23は内壁上面に当接させる。これによ
り、差込側接触子23の係合部(図示せず)がケース2
2に設けられた係合突起(図示せず)に係合される。次
に、図10(b)に示すように、嵌合部材24を上下一
組として、上方の嵌合部材24は上方の差込側接触子2
3と胴部25の内壁との間に、下方の嵌合部材24は下
方の差込側接触子23と胴部25の内壁との間に挿入
し、胴部25の内部に嵌合させる。このとき、上方の嵌
合部材24は係止突起34が上方になるように、下方の
嵌合部材24の係止突起34が下方になるように嵌合さ
せる。
【0028】そして、図10(c)に示すように嵌合部
材24を完全に嵌合させると、嵌合部材24の凸部33
が貫通孔27の内部まで進入し、嵌合部材24に設けら
れた係止突起34がケース22内の係止孔28に係止さ
れる。このように、嵌合部材24が胴部25内に嵌合さ
れることにより胴部25の後方部分が押し広げられ、こ
れによりフード部26の広がりが正常な状態に矯正され
る。
【0029】また、本実施形態のプラグコネクタ21
は、嵌合部材24が複数の部材24a,24b,24c
により形成されているため、ケース22の成形のための
金型が異なり、ケース22の歪みの状態が異なっている
場合でも、そのケース22の歪みの状態に対応した部材
を選択して組み合わせることにより、新たに形状の異な
る嵌合部材24を形成することなく、そのケース22の
金型による歪みに合わせた矯正を容易に行うことができ
る。
【0030】尚、上記実施形態においては、中間子29
をケース22と一体に形成した例について説明したが、
これに限らず、中間子29がケース22と別個に設けら
れているものであってもよい。また、この場合、中間子
29に係合凸部を設け、差込側接触子23に設けられた
係合部と係合させてケース22に挿入して組み付けても
よい。
【0031】また、上記実施形態では、レセプタクルコ
ネクタ1及びプラグコネクタ21共に回路基板Sに設置
されているものを例にとって説明したが、ケーブルの端
部に設けられた場合であっても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるレセプタクルコ
ネクタが回路基板に取り付けられた状態を示す説明図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】本実施形態のレセプタクルコネクタの内部構成
を示す説明図。
【図4】図2のIV−IV線部分断面図。
【図5】嵌合部材の外形と断面形状を示す説明図。
【図6】本実施形態のレセプタクルコネクタの組立状態
を示す説明図。
【図7】本発明の第2の実施形態であるプラグコネクタ
が回路基板に取り付けられた状態を示す説明図。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図。
【図9】嵌合部材の外形と断面形状を示す説明図。
【図10】本実施形態のプラグコネクタの組立状態を示
す説明図。
【符号の説明】
1…レセプタクルコネクタ、21…プラグコネクタ、
2,22…ケース、3…受容側接触子、23…差込側接
触子、4,24…嵌合部材、5,25…胴部、6,26
…フード部、7,27…貫通孔。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月13日(2000.7.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明のコネクタの実施形
態の一例について、図1乃至図10を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施形態であるレセプタクル
コネクタが回路基板に取り付けられた状態を示す説明
図、図2は図1のII−II線断面図、図3は本実施形
態のレセプタクルコネクタの内部構成を示す説明図、図
4は図2のIV−IV線部分断面図、図5は嵌合部材の
外形と断面形状を示す説明図、図6は第1の実施形態の
レセプタクルコネクタの組立状態を示す説明図、図7は
本発明の第2の実施形態であるプラグコネクタが回路基
板に取り付けられた状態を示す説明図、図8は図7のV
III−VIII線断面図、図9は嵌合部材の外形と断
面形状を示す説明図、図10は本実施形態のプラグコネ
クタの組立状態を示す説明図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】嵌合部材4は、図2に示すように、前方に
ケース2の貫通孔7に挿入される凸部13が設けられて
いる。この凸部13は、図4に示すように、貫通孔7の
内部まで挿入されており、この凸部13により接触子3
が胴部5に固定される。また、その断面形状は、ケース
2の歪みに対応した形状に形成されている。具体的に
は、左右両端近傍は図5のA−A線及びC−C線断面図
に示すように前方と後方の厚さを同じに形成し、中央の
部分は断面形状が図5のB−B線断面図に示すように
部分の厚さが厚くなるように形成している。また、嵌
合部材4の先端の上下の角部は面取りされており、嵌合
部材4の左右両端部には、ケース2内に嵌合されたとき
にケース2に設けられた係合凹部(図示せず)に係合す
るフック14が設けられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】そして、図6(c)に示すように嵌合部材
4を完全に嵌合させると、嵌合部材4の凸部13が貫通
孔7の内部まで進入し、嵌合部材4の両側端に設けられ
たフック14がケース2内の嵌合凹部(図示せず)に嵌
合する。このように、嵌合部材4が胴部5の内部に嵌合
することにより胴部5の前方部分が嵌合部材4により押
し広げられ、これにより狭まっていたフード部6が正常
な状態に矯正される。また、本実施形態では、嵌合部材
4に凸部13を設けて貫通孔7に挿入させているので、
この凸部13によって上下方向に開く力がフード部6に
伝わりやすくなり、フード部6の矯正が確実に行われ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】尚、上記実施形態においては、ケース2に
係合突起8を設けているが、これに限らず嵌合部材13
に係合突起を設けてもよい。この場合、嵌合部材の係合
突起に受容側接触子3に設けられた係合部12を係合さ
せてからケース2内に嵌合させればよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】嵌合部材24は、図8に示すように、差込
側接触子23と胴部25との間に嵌合されるものであ
り、図9に示すように、3個の部材24a,24b,2
4cを幅方向に組み合わせた集合体となっている。本実
施形態の嵌合部材24は、この3個の部材24a,24
b,24cを組み合わせることによりその断面形状をケ
ース22の歪みに対応した形状にている。具体的に
は、左右の部材24a,24cは断面形状が図9のA−
A線及びC−C線断面図に示すように前方と後方の厚さ
を同じ厚さaに形成し、中央の部材24bは断面形状が
図9のB−B線断面図に示すように前方部分の厚さbが
aよりも薄くなるように形成している。また、嵌合部材
24の前部は上記レセプタクルコネクタ1の場合と同様
に凸部33が設けられており、先端の上下の角部は面取
りされている。また、嵌合部材24の上面後方には、胴
部25に設けられた係止孔28に係止される係止突起3
4が形成されている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグコネクタと接続されるレセプタクル
    コネクタであって、 前面から後面まで貫通する貫通孔が幅方向に複数設けら
    れた胴部と、該胴部から前方に突出し前面が開放され内
    部が前記貫通孔と連通する筒状のフード部とを有する絶
    縁性合成樹脂製のケースと、導体により形成され前記貫
    通孔に挿入されて前記フード部の上下内壁に沿って配設
    される上下一対の受容側接触子と、上方の受容側接触子
    と下方の受容側接触子との間で前記胴部に嵌合されて前
    記接触子を前記ケースに固定する嵌合部材とを備え、 前記フード部に歪みが生じているときは、断面形状を前
    記フード部の歪みに対応して形成した嵌合部材を装着し
    て前記胴部を変形させて前記フード部の歪みを矯正して
    なることを特徴とするレセプタクルコネクタ。
  2. 【請求項2】レセプタクルコネクタと接続されるプラグ
    コネクタであって、 前面から後面まで貫通する上下一対の貫通孔が幅方向に
    複数設けられた胴部と、該胴部から前方に突出し前面が
    開放され内部が前記貫通孔と連通する筒状のフード部と
    前記胴部から前記フード部内に突出し該フード部内を上
    下に分離する中間子とを有する絶縁性合成樹脂製のケー
    スと、導体により形成され前記貫通孔に挿入されて前記
    中間子の上下面に沿って配設される上下一対の差込側接
    触子と、前記差込側接触子と前記胴部との間に嵌合され
    て前記接触子を前記ケースに固定する上下一対の嵌合部
    材とを備え、 前記フード部に歪みが生じているときは、断面形状を前
    記フード部の歪みに対応して形成した嵌合部材を装着し
    て前記胴部を変形させて前記フード部の歪みを矯正して
    なることを特徴とするプラグコネクタ。
  3. 【請求項3】前記嵌合部材は断面形状が異なる複数種類
    の部材から前記フード部の歪みに対応したものを選択し
    て幅方向に組み合わせてなることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のコネクタ。
JP29015499A 1999-04-05 1999-10-12 コネクタ Expired - Fee Related JP3182521B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29015499A JP3182521B2 (ja) 1999-04-05 1999-10-12 コネクタ
EP00913084A EP1168515B1 (en) 1999-04-05 2000-04-03 Connector
DE60012162T DE60012162T2 (de) 1999-04-05 2000-04-03 Verbinder
US09/926,255 US6488541B1 (en) 1999-04-05 2000-04-03 Connector
PCT/JP2000/002157 WO2000060702A1 (fr) 1999-04-05 2000-04-03 Connecteur
TW089205378U TW452267U (en) 1999-04-05 2000-04-05 Connector

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-134639 1999-04-05
JP13463999 1999-04-05
JP29015499A JP3182521B2 (ja) 1999-04-05 1999-10-12 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000353572A true JP2000353572A (ja) 2000-12-19
JP3182521B2 JP3182521B2 (ja) 2001-07-03

Family

ID=26468689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29015499A Expired - Fee Related JP3182521B2 (ja) 1999-04-05 1999-10-12 コネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6488541B1 (ja)
EP (1) EP1168515B1 (ja)
JP (1) JP3182521B2 (ja)
DE (1) DE60012162T2 (ja)
TW (1) TW452267U (ja)
WO (1) WO2000060702A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6783407B2 (en) * 2003-01-31 2004-08-31 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Low insertion force electrical connector assembly
TW200501521A (en) * 2003-04-16 2005-01-01 J S T Mfg Co Ltd Electric coupler and housing of plug-type connector
JP3872054B2 (ja) * 2003-10-16 2007-01-24 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 電気コネクタ
CN201741854U (zh) * 2010-06-21 2011-02-09 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器
DE102013211455A1 (de) * 2013-06-19 2014-12-24 Robert Bosch Gmbh Sekundärverriegelung für einen Stecker
DE102014204484B3 (de) * 2014-03-11 2015-09-10 Te Connectivity Germany Gmbh Elektrischer Verbinder und Verfahren zur Herstellung eines elektrischen Verbinders
CN114094418B (zh) * 2021-10-15 2023-11-17 上海合辉电子元件有限公司 一种五金端子矫正装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2376532A1 (fr) 1976-12-29 1978-07-28 Proner Sa Ets Perfectionnements aux protecteurs isolants pour clips de connexions electriques de petites dimensions
JP3384612B2 (ja) * 1994-05-19 2003-03-10 富士通株式会社 ライトアングル型コネクタ
JPH0896880A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ構造
US5692912A (en) * 1995-06-14 1997-12-02 Molex Incorporated Electrical connector with terminal tail aligning device
US5580283A (en) * 1995-09-08 1996-12-03 Molex Incorporated Electrical connector having terminal modules
US5975917A (en) * 1998-04-01 1999-11-02 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Method for manufacturing an electrical connector and electrical connector manufactured by the same

Also Published As

Publication number Publication date
DE60012162T2 (de) 2005-09-08
EP1168515A4 (en) 2002-06-26
DE60012162D1 (de) 2004-08-19
US6488541B1 (en) 2002-12-03
EP1168515B1 (en) 2004-07-14
EP1168515A1 (en) 2002-01-02
TW452267U (en) 2001-08-21
WO2000060702A1 (fr) 2000-10-12
JP3182521B2 (ja) 2001-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9673569B2 (en) Electrical connector with central grounding plate
US9912106B2 (en) Electrical connector having improved shielding shell
US20170133795A1 (en) Electrical connector having improved shielding structure
US6086421A (en) Electrical connector with one-piece shield
US7320614B2 (en) Female connector and male connector
JP3232480B2 (ja) シールド電気コネクタ
JPH0722064Y2 (ja) コネクタ
US20170271820A1 (en) Electrical connector
US9893468B2 (en) Electrical connector assembly having improved shielding shell
US20110263150A1 (en) Shield case and connector having the same
US6241556B1 (en) Retention member for connector
US9997862B2 (en) Electrical connector having metallic bracket embedded within insulative mating shell
US11264766B2 (en) Electrical connector with metal stopping member embedded in a plastic housing
JP3080186U (ja) コネクタ
JP2001185273A (ja) 雌型コンタクト及びそれを用いた電気コネクタ
JP2001085113A (ja) シールド型コネクタ
US20020045367A1 (en) On-board type connector
JP3182521B2 (ja) コネクタ
JP2000133386A (ja) シールドコネクタ
JP3283791B2 (ja) コネクタ及びコネクタの製造方法
JP2001110527A (ja) シールド型コネクタ
KR102519273B1 (ko) 리셉터클 커넥터
JPH097702A (ja) 同軸コネクタ
JP2001257024A (ja) コネクタ
JP2005285553A (ja) 同軸コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees