JP2000353448A - 押ボタン装置 - Google Patents
押ボタン装置Info
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Abstract
っ張り寸法を小さくすることのできる押ボタン装置を提
供する。 【解決手段】 パネルにボタン穴10を有する外装ケー
ス1と、表示手段を具設する頭部がボタン穴から突出す
るように配設されるとともに変形動作に伴ってスイッチ
との接離がなされる作動杆34を設けてなる軟質樹脂製
の作動部材3と、作動杆により開閉動作されるスイッチ
並びに発光素子などを実装した回路基板4と、回路基板
を配設し補強部材に内包されるケース体5と、外装ケー
スと接合するとともに着脱自在な係着手段を備えてなる
リフレクタ等の構成部材からなる組立式の押ボタン装置
であって、外装ケースまたは外装ケースと表示用具材を
除く各構成部材はパネル裏面側から装着され、かつ、パ
ネル裏面のパネル穴周囲にシール部材を介在させる。
Description
付けられる商品選択スイッチなどの押ボタン装置に関す
るものである。
く、風雨に曝される屋外にも設置される。したがって、
商品選択スイッチとしてその前面パネルに設置される押
ボタン装置には、雨水などが自動販売機内、特にスイッ
チ部に侵入しないように十分な水蜜性が要求され、要部
をシリコーンゴムでシールする技術が、例えば平成8年
5月30日に登録された実用新案第2506507号
(実願昭63−96530号)に提案されている。
置が近年厳しく取り締まられるようになって来たので、
押ボタン装置を含めた全体の奥行寸法を小さくする必要
があるが、前記実用新案第2506507号の押ボタン
装置は前面パネルの前面に取付ける構造であるため、前
方への突出量を小さくすることが困難であった。
は、自動販売機のパネルに開設した穴にパネル前面から
スイッチの後部を差し込んで固定する技術が提案されて
いる。このスイッチ構造ではスイッチの前方への突出量
が抑えられるが、このスイッチは部材間のシール性が悪
いために、内部に雨水が侵入して電気系統や駆動部分で
トラブルが発生し易いといった問題点があった。
ール性を確保しながら、前方への出っ張り寸法を小さく
することのできる押ボタン装置を提供する必要性があっ
た。
課題を解決するためになされたものであって、パネルに
開設されたパネル穴を環囲するように形成したボタン穴
を有する外装ケースと、表示手段を具設する頭部が前記
ボタン穴から突出するように配設されるとともに中間部
が前後方向に弾性変形自在に動作するように支持される
周縁部が設けられこの変形動作に伴ってスイッチとの接
離がなされる作動杆を設けてなる軟質樹脂製の作動部材
と、前記作動杆により開閉動作されるスイッチ並びに発
光素子などを実装した回路基板と、該回路基板を配設し
補強部材に内包されるケース体と、前記作動部材をボタ
ン穴側に押圧挟持して外装ケースと接合するとともに前
記ケース体に対する着脱自在な係着手段を備えてなるリ
フレクタ等の構成部材からなる組立式の押ボタン装置で
あって、前記外装ケースまたは外装ケースと表示用具材
を除く各構成部材はパネル裏面側から装着され、かつ、
パネル裏面のパネル穴周囲にシール部材を介在させて密
着固定することを特徴とする押ボタン装置を提供するも
のである。
から図3を参照しながら詳細に説明する。図1および図
2は本発明の一実施形態を示したものであり、組立式に
設けてなる押ボタン装置は、外装ケース1と、キートッ
プ2と、作動部材3と、回路基板4と、ケース体5と、
補強部材6と、リフレクタ7等から構成されている。
前面パネルPのパネル穴Hと対応する個所にボタン穴1
0が列設してあり、該ボタン穴10は板状部分から所定
高さ突設させて前記パネル穴を環囲するように開口し、
その開口周縁は後述する作動部材3あるいはキートップ
2のフランジ部分を係止するように枠状に設け、ボタン
穴の背部にはパネル穴Hに挿通可能な筒状部11が形成
されている。
どで形成されており、頭頂面がボタン穴から突出して係
止されるようにフランジ部分を設けて蓋状に形成されて
いる。そして、型抜きした板状部材や適宜な印刷手段等
により所定の販売情報を表示するように設けた表示体
(図示セズ)を仲介させて作動部材3の頭部に配設して
ボタン部分の表示手段を構成するとともに作動部材3を
保護するように設けられている。なお、該キートップ2
は必ずしも単一部材として設ける必要はなく、前記表示
体とともに作動部材3の頭部として作動部材側に一体成
形して設けることもでき、それによって部品点数の削減
と組立作業の容易性を図ることも可能としている。
ン樹脂などにより成形されるものであって、頭部31、
中間部32、周縁部33、作動杆34などの部位から構
成されている。頭部31は前記キートップの内径と略同
径に設けて嵌合状態に内接するようにしてあり、中間部
32は頭部で受ける押圧力に応じて前後方向に弾性変形
するように傾斜した形状を呈し裾部分が平坦な周縁部3
3となっている。前記作動杆34はスイッチに対応する
個所から棒状に延設成形されており、その突端部分が前
記中間部の変形動作に伴ってスイッチに接離する接点と
なる。なお、図示は省略してあるが該作動部材には、発
光表示に係る導光部も一体に形成してある。
ースのボタン穴10に嵌入した状態に組み込まれ、これ
らをボタン穴側に保持する手段としてリフレクタ7が用
いられる。
1の内面部との間に作動部材の周縁部33を挾むように
して装着されるものであって、前記作動杆34を回路基
板方向に挿通させるガイド孔70と、前記ボタン穴の筒
状部11と着脱可能に嵌合するように周囲面部の所定個
所に形成してなる接合手段71と、後ろ側から作動杆の
挿通方向に延設成形してなる係着手段72とで構成され
ており、前記接合手段71とボタン穴の筒状部11とを
嵌合させることによって、前記ボタン穴10内にキート
ップと作動部材とがスイッチ操作可能な状態で保持さ
れ、それとともに、前記係着手段72に対して回路基板
4を配設したケース体5を接合させることができるよう
になっている。
て補強部材6に内包され、前記係着手段72に接合して
一体化される。前記補強部材6には通孔61が開設して
あり、一体化することにより作動部材の作動杆34等が
回路基板4上のスイッチ41並びに発光手段42と対峙
するように配設される。
タン装置にあっては、外装ケース1のボタン穴10から
突出しているボタン部分(キートップ2の前面)を押す
ことにより前記作動部材3が変形し、その作動杆34が
回路基板4のスイッチ41に接して商品販売動作がなさ
れるものとなり、ボタン部分にかかる押圧力が無くなれ
ば前記作動部材3は前方に弾性復帰して通常の待機状態
に戻るようになる。
あっては、前面パネルPへの組付けに際して大きな特徴
を有している。
外装ケース1または外装ケース1とキートップ2を除く
各構成部材は前面パネルPの裏面側から装着され、か
つ、パネル裏面のパネル穴周囲にシール部材8を介在さ
せて密着固定が図られるのである。
性樹脂によってリング状に設け、パネル裏面への押圧力
による変形によって高い密着性が得られるように断面形
状を凹型や半球型にて形成してある。
配設することにより、前面パネルの表面に突出する押ボ
タン部分の突出量を小さくすることができ、外装ケース
並びにボタン穴と前面パネルとの当接個所に隙間が生じ
て水などが侵入した場合にも、該シール部材8で防水す
ることができパネル穴Hよりも内奥部に達することがな
くなる。
あって、パネル穴Hからの浸水に対するシール手段を作
動部材4に一体に設けることを特徴としている。
レクタ先端とに挟まれる平坦な周縁部33をさらに延長
成形し、この延長部分33aの端縁にパネル穴の裏側周
囲と当接するような環状のシール部35が形成される。
このシール部35は、前記シール部材8と同様に、パネ
ル裏面への押圧力による変形によって高い密着性が得ら
れるように凹型や半球型を呈する断面形状にて形成され
る。
にあっては、前記シール部35がボタン穴とリフレクタ
との接合周縁からはみ出したような形での配設となり、
ケース体5との係着に係る圧力により変形して水蜜性が
維持される。なお、前記延長部分33aはボタン穴の筒
状部とリフレクタとの嵌合形態に適応するように形成さ
れるものであって、その形状等はリフレクタの先端部分
の輪郭と一致するように設けることが好ましい。
形成することにより、押ボタン部分からの浸水に対する
防水と、外装ケースからの浸水に対する防水とが併せて
なされるものとなり、また、部品点数を減らすことがで
きといった効果も得られる。
装置によれば、外装ケースを除く構成部材が前面パネル
の裏側からシール手段を介在させて装着されることか
ら、押ボタン部分に優れたシール性が得られるととも
に、前面パネル表面における出っ張り寸法を少量に抑る
ことができ、自動販売機全体の奥行寸法を短く設定して
薄型に設けることが可能となり、屋外や設置スペースが
狭いなどといった設置条件にも対応できる自動販売機と
することができるといった優れた効果を奏する。
る。
断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】パネルに開設されたパネル穴を環囲するよ
うに形成したボタン穴を有する外装ケースと、表示手段
を具設する頭部が前記ボタン穴から突出するように配設
されるとともに中間部が前後方向に弾性変形自在に動作
するように支持される周縁部が設けられこの変形動作に
伴ってスイッチとの接離がなされる作動杆を設けてなる
軟質樹脂製の作動部材と、前記作動杆により開閉動作さ
れるスイッチ並びに発光素子などを実装した回路基板
と、該回路基板を配設し補強部材に内包されるケース体
と、前記作動部材をボタン穴側に押圧挟持して外装ケー
スと接合するとともに前記ケース体に対する着脱自在な
係着手段を備えてなるリフレクタ等の構成部材からなる
組立式の押ボタン装置であって、 前記外装ケースまたは外装ケースと表示用具材を除く各
構成部材はパネル裏面側から装着され、かつ、パネル裏
面のパネル穴周囲にシール部材を介在させて密着固定す
ることを特徴とする押ボタン装置。 - 【請求項2】前記シール部材が、作動部材の周端部を延
長成形して一体に設けた環状のシール部により構成され
ることを特徴とする請求項1に記載の押ボタン装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16238899A JP3767249B2 (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 押ボタン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP3767249B2 JP3767249B2 (ja) | 2006-04-19 |
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ID=15753643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16238899A Expired - Fee Related JP3767249B2 (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 押ボタン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3767249B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102280285A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-12-14 | 上海贝思特电气有限公司 | 防撞防水防火按钮 |
-
1999
- 1999-06-09 JP JP16238899A patent/JP3767249B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3767249B2 (ja) | 2006-04-19 |
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