JP2000353073A - ラスター型プロッタ装置 - Google Patents

ラスター型プロッタ装置

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JP2000353073A
JP2000353073A JP11165528A JP16552899A JP2000353073A JP 2000353073 A JP2000353073 A JP 2000353073A JP 11165528 A JP11165528 A JP 11165528A JP 16552899 A JP16552899 A JP 16552899A JP 2000353073 A JP2000353073 A JP 2000353073A
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Masahiro Suzuki
正宏 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターンROM3からプリンタヘッドへの階調
データ転送レートを高速に維持しつつ、パターンROM3
のメモリ容量と実装面積を低減する。また、階調濃度を
任意に設定し、副走査方向のグレースケール印字を可能
にすること。 【解決手段】 既存の2値用パターンROM3から任意の
階調パターンデータを生成するために、2値用プロッタ
エンジンの基本的な構成に、データ拡張回路4、ライン
数カウンタ7、カウンタ制御回路6、濃度カウンタ5、
演算回路8を付加した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階調印字可能なラ
スター型プロッタ装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来技術によるラスター型プロッタ装置の
一般的な階調印字ハードウェア構成例を図4に示す。以
下、図4を参照して従来技術について説明する。従来、
階調印字可能なラスター型プロッタ装置において、プロ
ッタエンジン単体で階調パターンを印字するためには、
1画素当たりnビット(n=整数)で表現される階調パタ
ーンデータ18を格納した大容量の階調パターンROM3
1をプロッタエンジン内部に実装することにより階調パ
ターンデータ18の印字を実現していた。
【0003】プリンタヘッド22に転送する階調パター
ンデータ18はラスター型プロッタ装置の内部に実装さ
れる不揮発性のパターンメモリに格納される。本パター
ンメモリは、具体的には、512ドットx512ドットx5ビッ
ト深さの階調パターン32を複数パターン格納可能な階
調パターンROM31に保持することで実現する。但し、
階調パターンROM31に対する階調パターンデータ18
の読み出しのアクセスタイムとプリンタヘッド22に対
するデータ転送レートの都合から、従来例では、本階調
パターンROM31を画素深さビット数分だけカスケード
に実装することにより、プリンタヘッド22に対するデ
ータ転送レート(=4MB〜6MB/sec)を確保している。
【0004】上記階調パターンROM31から指定の階調
パターンデータ18を読み出して、次段のラインメモリ
制御回路9にデータ転送を行う回路がパターンROM制御
回路2であり、パターンROM制御回路2は階調パターンR
OM31に対して階調パターンのインデックス情報(ROM
に対する上位アドレス)とパターンバイトアドレス(RO
Mに対する下位アドレス)をパターンROM制御信号12と
して出力する。
【0005】一方、パターンROM制御回路2はプロッタ
エンジン本体のメイン制御を行うマイクロプロセッサ1
により、パターン読み出し開始タイミングやパターン読
み出し終了タイミング、および読み出しパターンのイン
デックス情報を通知される。これらマイクロプロセッサ
1からの各種制御情報はすべてマイクロプロセッサ1の
システムバス11を介して行われる。
【0006】次に、階調パターンROM31から読み出さ
れた階調パターンデータ18は、次段のラインメモリ制
御回路9を経由して、階調パターンデータを印字ライン
単位で一時的に格納するラインメモリ10に書き込まれ
る。ラインメモリに書き込むラインメモリ書き込みデー
タ19とラインメモリから読み出すラインメモリ読み出
しデータ20は、ラインメモリ制御回路9により論理的
には別々に管理されるが、回路上は同一データバス上の
メモリデータである。
【0007】なお、ラインメモリ10は、ダブルバッフ
ァ構造になっており、階調パターンROM31から読み出
された階調パターンデータ18を1ライン分書き込みた
めのライトバッファ領域とプリンタヘッドに対してマイ
クロプロセッサ1からの指示に基づきライン単位毎に逐
次データ送出するためのリードバッファ領域により構成
される。印字動作中は、上記ライトバッファ領域とリー
ドバッファ領域の書き込みと読み出しが交互に繰り返さ
れることにより、プリンタヘッドに対するデータ送出を
間断なく実現している。但し、ライトバッファ領域とリ
ードバッファ領域は物理的に同一メモリ上に構成される
ものであり、個別のメモリデバイスで実現されるとは限
らないため、ラインメモリに対する書き込みと読み出し
は同時には発生しない。
【0008】ラインメモリ制御回路9は、ラインメモリ
10に対する階調パターンデータ18の書き込みと読み
出しのアクセスタイミング制御とラインメモリ書き込み
データ19とラインメモリ読み出しデータ20のバス調
停、およびプリンタヘッド22に対する階調印字データ
21のデータ転送タイミングの生成を行う。ここで、階
調パターンデータ18、ラインメモリ書き込みデータ1
9、ラインメモリ読み出しデータ20、および階調印字
データ21は1画素当たりnビットの情報を保有するデ
ータ構成からなる。
【0009】具体的には、プリンタヘッド22側の階調
表現能力に依存するが、本実施例では、1画素当たり5
ビット深さのプリンタヘッドを想定しているため、各デ
ータ18,19,20、21およびラインメモリ10の
バス幅は5ビットx8=40ビット(5バイト)にな
る。これは、回路構成上階調パターンROM31に対する
アドレス管理を画素単位で行うことと、プリンタヘッド
22に対するデータ転送レート(4MB〜6MB/sec相
当)に追従するために、ラインメモリ10にデータバッ
ファ機能をもたせるためである。
【0010】このように、従来技術による階調パターン
の印字では、1画素当たり5ビット以上の階調データを
512ドットx512ドット単位の印字パターンとして16パタ
ーン以上保有するために、最低でもプロッタエンジン内
部に512ドットx512ドットx5ビットx16パターン分だけの
容量を保有する階調パターンROM31を実装する必要が
あった。
【0011】つまり、2値のパターンROM3に対して画
素深さ値を乗算した分だけのメモリ容量が必要であっ
た。具体的に、本従来例の場合は、2値エンジンの場合
のパターンROMのメモリ容量に対して5倍のメモリ容量
が必要であり、1画素当たり8ビットの深さをもつ場合
は8倍のメモリ容量が必要になる。一方、実際にプリン
タヘッド22に対するデータ転送レート(4MB〜6MB/se
c)に追従して、間断なく階調パターンROM31から階調
パターンデータ18を高速に読み出すためには、実装す
るROMのバス幅が転送上のボトルネックになる。
【0012】そのために、実回路においては、図4に示
すように、2値のパターンROM3を画素深さ方向に複数
個カスケードに実装することにより、転送時のボトルネ
ックを解消するように工夫していた。このため、パター
ンROMの実装個数も2値エンジン(2値のパターンROMを
使用したプロッタ装置)の場合に比較して画素深さ値を
乗算した分だけの実装個数が必要であった。
【0013】従って、従来技術による階調印字を可能と
するラスター型プロッタ装置の場合、単独で印字できる
階調パターン32の種類に制限を設けるか、複雑な階調
パターン32を印字する際には、外部装置から印字デー
タを転送する等の考慮が必要であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、1画素
当たり5ビットで1つのパターンが512ドットx512ドッ
トで構成される階調パターンを16個保有するためには
2.6MB以上の容量をもつパターンROMを実装する必要があ
り、2値のパターンROMに対して5倍以上のメモリ容量
が必要であった。
【0015】一方、プリンタヘッドに対するデータ転送
レート(4MB〜6MB/sec)に追従して、間断なくパター
ンROMから階調データを高速に読み出すためには、パタ
ーンROMのバスバンド幅を大きくする必要がある。その
結果、実回路においては画素深さ毎に分解されたパター
ンROMを画素の深さ方向に複数個実装することで、パタ
ーンROMからの読み出しバンド幅を稼ぎ、データ転送時
のボトルネックを改善しなければならないという問題点
があった。
【0016】また、パターンROMが占める実装面積も2
値のパターンROMに対して5倍以上の実装面積が必要と
いう問題点もあった。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題点をを解決する
ために、本発明では既存の2値パターンが格納されてい
るパターンROMと、2値パターンを符号拡張するデータ
拡張回路と、符号拡張されたパターンデータと階調濃度
を保持・可変する濃度カウンタとカウンタ制御回路、お
よびラインメモリに書き込む階調パターンデータを生成
するための演算回路と、階調データを一時的に格納する
中間バッファとして機能するラインメモリと、ラインメ
モリから読み出された階調データをプロッタエンジン部
のプリンタヘッドに対して間断なくデータ転送するため
のラインメモリ制御回路から成るハードウェア構成にす
る。この構成にすることにより、階調パターンの生成に
おいて、既存の2値エンジン用パターンROMを流用して
階調パターンの生成を外部の簡単な演算回路の機能によ
り実現することと、階調濃度を任意の値で可変する機構
を設けることにより、副走査方向のグレースケール印字
を可能にすること、およびパターンROM自体の使用個数
を1個に押さえることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1に基
づいて説明する。図1において、パターンROM3は2値
で表現された印字パターンを格納したROMが実装され
る。このパターンROM3は、2値のプロッタエンジン用
の印字パターンとして既存のものであり、パターンの中
身は図2の2値のパターン40のように、印字画素の
「ON」(=黒ドット)と「OFF」(=白ドット)が512ドッ
トx512ドット単位のパターンデータとして格納されてい
る。パターンROM3の中には、ROMのメモリ容量に応じて
上記のような512ドットx512ドットのパターンが複数パ
ターン格納されているが、本実施例の場合は、4Mビット
(512KBx8ビット)のEPROMで実現されているため、512x51
2の異なる2値のパターンを16個格納することができ
る。512x512の異なる2値パターンの区別はインデック
ス番号として管理される。このインデックス番号は、パ
ターンROM制御回路2からの制御信号であり、具体的に
はパターンROM3の上位側アドレスの4ビットである。
なお、下位側アドレスは512x512のバイトアドレスを意
味する。
【0019】このように、従来例では複数個の多値のパ
ターンROMをプロッタエンジン内部に実装していたが、
本実施例では2値のパターンROM3を1個のみ実装すれば
よいのが特徴である。次に、パターンROM制御回路2の
制御信号により、上記パターンROM3から指定された2
値のパターンデータ13を読み出して、次段のデータ拡
張回路4に読み出した2値のパターンデータ13を転送
する。この際、パターンROM制御回路2からは4Mビット
(512KBx8ビット)のパターンROM3に対してROMのインデ
ックス番号(ROMの上位側アドレス4ビット)とパター
ンバイトアドレス(ROMの下位側アドレス15ビッ
ト)、およびROMに対するリード信号等のアクセスタイ
ミングを図る制御信号をパターンROM制御信号12とし
て出力し、ROMのリード動作を制御する。
【0020】なお、パターンROM制御回路2自体はプロ
ッタエンジン本体のメイン制御を行うマイクロプロセッ
サ1により、パターン読み出し開始タイミングやパター
ン読み出し終了タイミング、および読み出しパターンの
インデックス番号が印字に先だって通知される。これら
マイクロプロセッサ1からの各種制御情報はすべてマイ
クロプロセッサのシステムバス11を介してパターンRO
M制御回路2に設定される。
【0021】ここまでの動作は、従来例で説明したパタ
ーンROM読み出し動作と類似の部分であるが、以降の階
調データ生成動作は本発明特有の部分である。以下、階
調パターン生成動作について説明する。パターンROM3
から読み出された2値パターンデータ13は、データ拡
張回路4において、データ「0」は「0x00」(=00000b)
に、データ「1」は「0x1F」(=11111b)というように
5ビット単位のデータに拡張される。但し、実際にはパ
ターンROM3のバス幅は8ビットでありデータ拡張回路
に対する入力データも8ビット単位で扱われる。この8
ビットデータは、データ拡張回路4において2値の各ド
ットが5ビットに拡張されることにより、出力データと
しては5バイト(8画素×5ビット深さ=40ビット)
になる。
【0022】このように、データ拡張回路4では2値パ
ターンROM3からの読み出しデータを単純にデータ拡張
(符号拡張)することになる。一方、マイクロプロセッ
サ1のシステムバス11下に実装される濃度カウンタ5
とカウンタ制御回路6は、データ拡張された固定データ
(濃度「0」、または濃度「11111b」)に変換された拡
張データ14に対して演算する所望の階調濃度を保持・
可変するための制御回路である。
【0023】具体的に、階調パターンデータ18の印字
濃度は濃度カウンタ5に保持される。本カウンタは任意
の印字ライン数毎に、任意値分だけインクリメントする
ことが可能なアップカウンタであり、本カウンタに対す
る初期濃度(N)と任意の印字ライン数(X)毎に加算
する濃度値(Y)と、任意印字ライン数(X)はマイク
ロプロセッサ1がパターン印字に先だって設定する。
【0024】また、任意の印字ライン数(X)に到達し
たかどうかを計数するために、ライン数カウンタ7がマ
イクロプロセッサ1のシステムバス11下に構成され
る。ライン数カウンタ7に対する任意の印字ライン数
(X)の設定も、マイクロプロセッサ1によりパターン
印字に先だって行われる。ライン数カウンタ7は、後段
のラインメモリ制御回路9から1ライン送出毎に出力さ
れるライン同期信号23の立ち上がりに同期して、プリ
ンタヘッド22に転送した階調印字データ21のライン
数を計数するループカウンタであり、ライン計数の結
果、指定されたライン数(X)に一致する毎に、カウン
タ制御回路6に対して濃度加算タイミング信号17を出
力するように動作する。この際、カウンタ制御回路6は
濃度加算タイミング信号17の発生毎に濃度カウンタ5
に対して濃度値(Y)の加算タイミングを発生する。
【0025】このように、階調パターンデータ18の印
字濃度は、濃度カウンタ5により印字濃度が保持される
と同時に、マイクロプロセッサ1により指定された任意
のライン周期毎に任意の濃度値(Y)を加算するという
方法により可変することができる。次に、濃度カウンタ
5が保持する階調濃度値15は、先に説明したデータ拡
張回路4から出力される拡張データ14と論理演算され
ることにより、最終的な階調パターンデータ18を生成
することになる。この論理演算は演算回路8で行われ、
演算後の階調パターンデータ18はラインメモリ制御回
路9のメモリアクセスタイミング制御により、次段のラ
インメモリ10に40ビット単位で書き込まれることに
なる。
【0026】ラインメモリ10は、従来例で説明したの
と同様にダブルバッファ構造になっている。つまり、演
算回路8で加工された階調パターンデータ18を1ライ
ン分書き込むためのライトバッファ領域とプリンタヘッ
ド22に対してマイクロプロセッサ1の指示に基づいて
ライン毎に逐次データ送出するためのリードバッファ領
域から成る。印字動作中、ライトバッファ領域に対する
書き込みとリードバッファ領域に対する読み出しが交互
に繰り返されることにより、プリンタヘッド22に対す
るデータ転送を間断なく行うことができる。
【0027】ラインメモリ制御回路9は、上記ラインメ
モリ10に対する階調パターンデータ18の書き込みタ
イミングと読み出しタイミングを発生する他、書き込み
と読み出しの調停作業やプリンタヘッド22に対する階
調印字データ21のデータ転送を行う。具体的に、ライ
ンメモリ10からの階調データの読み出しは40ビット
単位(画素あたり5ビットのパターンデータ8画素分)
で行い、一度に読み出された8画素分の階調印字データ
をプロッタエンジンの最終段であるプリンタヘッド22
に対して所望のタイミングで高速に転送することにな
る。
【0028】図2は、512ドットx512ドットの2値のパ
ターン40に対して任意の階調濃度値(N)41を演算
した結果得られた階調パターン44をA1幅の用紙に繰り
返し印字した場合の印字概念図である。この例では、印
字中、階調濃度値41は固定であるため階調カウンタの
値は印字終了まで保持されることになる。従って、印字
結果も2値のパターンに対して濃度がついただけとな
る。
【0029】図3は、図2と同じ2値のパターンが被加
工データであるが、512ライン毎に加算濃度値(Y)43
を加算して濃度を可変させた場合の印字概念図である。
パターンROM上のパターンデータは同一であるが、階調
濃度値を計数する濃度カウンタの値と演算した結果を階
調パターン44とすることにより、副走査方向に512ラ
イン毎に濃淡がついたグレースケール印字を実現するこ
とが可能となる。なお、実際には図2及び図3において
階調をもつドットを印字した場合は濃淡を有する白黒パ
ターンとなるが、実際の濃淡を表現することが難しいた
め概念的に図2と図3により表現した。
【0030】このように、本発明による階調パターンの
印字では、2値で作成された既存の2値パターンデータ
13に対して任意の階調濃度値15を演算することによ
り階調パターンデータ18を容易に生成することができ
る。また、階調濃度値15を濃度カウンタに保持させる
ことにより、任意のライン数分印字経過毎に、演算する
階調濃度値15を可変させ、副走査方向に対するグレー
スケール印字を可能とする。
【0031】いずれの場合も、プロッタエンジン内部に
実装するパターンROMは2値のパターンを格納するパタ
ーンROMのみであり、従来例のように大容量の階調パタ
ーンROMを保有する必要はない。これにより、パターンR
OMのメモリ容量と実装面積を大幅に低減することができ
るようになる。本実施の形態では、データ拡張回路4、
濃度カウンタ5、カウンタ制御回路6、ライン数カウン
タ7をハードウェアで構成したが、その一部またはすべ
てをソフトウェア上で構成することも本発明に含まれ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2値で作成されたパターンデータを任意の階調濃度に加
工してパターン印字することができる。また、階調濃度
値を濃度カウンタで保持することと、任意の印字ライン
数毎に濃度カウンタをインクリメントするタイミングを
ライン数カウンタで制御することにより、副走査方向に
一定周期のグレースケールパターンの印字を容易に実現
することができる。
【0033】さらに、プロッタエンジン自体に実装する
パターンROMは、多値パターンではなく2値パターンで
あるため、パターンROMの実装容量と実装個数(=実装
面積)を1/5以下に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロッタ装置の実施例を示すハードウ
ェア構成ブロック図である。
【図2】パターンROMからの2値データと階調濃度を演
算してドット印字した場合の印字概念図である。
【図3】任意ライン数単位で任意値分だけインクリメン
トさせた階調濃度とパターンROMからの2値データを演
算してドット印字した場合の印字概念図である。
【図4】従来のプロッタ装置のハードウェア構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 パターンROM制御回路 3 パターンROM 4 データ拡張回路 5 濃度カウンタ 6 カウンタ制御回路 7 ライン数カウンタ 8 演算回路 9 ラインメモリ制御回路 10 ラインメモリ 11 システムバス 12 パターンROM制御信号 13 2値パターンデータ 14 拡張データ 15 階調濃度値 16 カウンタ制御信号 17 濃度加算タイミング信号 18 階調パターンデータ 19 ラインメモリ書き込みデータ 20 ラインメモリ読み出しデータ 21 階調印字データ 22 プリンタヘッド 31 階調パターンROM 32 階調パターン 40 2値のパターン 41 階調濃度値 43 加算濃度値 44 演算後の階調パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンROMに格納された印字パターン
    を印字する機能を備えた階調印字可能なプロッタ装置に
    おいて、2値でパターン化された印字パターンである2
    値パターンデータを格納するパターンROMと、該2値パ
    ターンデータを符号拡張し拡張データを出力するデータ
    拡張手段と、階調濃度値を保持・可変する濃度カウンタ
    手段と、前記濃度カウンタ手段を制御するカウンタ制御
    手段と、前記拡張データと前記階調濃度値とから階調パ
    ターンデータを生成する演算手段と、生成された前記階
    調パターンデータを一時的に格納する中間バッファとし
    て機能するラインメモリと、前記ラインメモリにバッフ
    ァリングされた前記階調パターンデータをプリンタヘッ
    ドに対してデータ転送するためのラインメモリ制御手段
    から構成されることを特徴とするラスター型プロッタ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記濃度カウンタ手段は、2値でパター
    ン化された印字パターンに対して階調濃度を演算する際
    に、プロッタ装置の制御を行うマイクロプロセッサから
    出力される印字ライン数設定値を記憶、保持し、前記演
    算回路は設定された印字ライン数ごとに前記濃度カウン
    タ手段から出力される階調濃度値と、前記拡張データと
    を演算することにより、印字副走査方向に対して一定周
    期のグレースケール印字を可能とする請求項1記載のラ
    スター型プロッタ装置。
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CN110901229A (zh) * 2019-11-15 2020-03-24 深圳市汉森软件有限公司 图像数据处理方法、装置、设备及存储介质

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CN110901229A (zh) * 2019-11-15 2020-03-24 深圳市汉森软件有限公司 图像数据处理方法、装置、设备及存储介质
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