JP2000352959A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示素子の表示画面の表示品質を向上さ
せた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 各映像信号線に画素駆動電圧を供給する
複数の映像信号取込手段を備え、各映像信号取込手段
は、電界効果型トランジスタと、電界効果型トランジス
タの制御電極の電圧値を、共通画素駆動電圧に対して電
界効果型トランジスタのしきい値電圧分だけ補正した電
圧値に設定する第1の手段と、電界効果型トランジスタ
の制御電極の電圧値を第1の手段で補正された電圧値に
映像信号電圧が重畳された電圧とする第2の手段と、第
2の手段で制御電極の電圧値が第1の手段で補正された
電圧値に映像信号電圧が重畳された電圧とされた電界効
果型トランジスタと共に、共通画素駆動電圧に映像信号
電圧が重畳された電圧を映像信号線に供給する第3の手
段とを有する。
せた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 各映像信号線に画素駆動電圧を供給する
複数の映像信号取込手段を備え、各映像信号取込手段
は、電界効果型トランジスタと、電界効果型トランジス
タの制御電極の電圧値を、共通画素駆動電圧に対して電
界効果型トランジスタのしきい値電圧分だけ補正した電
圧値に設定する第1の手段と、電界効果型トランジスタ
の制御電極の電圧値を第1の手段で補正された電圧値に
映像信号電圧が重畳された電圧とする第2の手段と、第
2の手段で制御電極の電圧値が第1の手段で補正された
電圧値に映像信号電圧が重畳された電圧とされた電界効
果型トランジスタと共に、共通画素駆動電圧に映像信号
電圧が重畳された電圧を映像信号線に供給する第3の手
段とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に係
わり、特に、ポリ・シリコン・トランジスタで構成され
るTFT(Thin Film Transisto
r)方式の液晶表示装置に適用して有効な技術に関する
ものである。
わり、特に、ポリ・シリコン・トランジスタで構成され
るTFT(Thin Film Transisto
r)方式の液晶表示装置に適用して有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来液晶表示装置の一つとして、画素毎
に能動素子を有し、この能動素子をスイッチング動作さ
せるアクティブマトリクス型液晶表示装置が知られてい
る。このアクティブマトリクス型液晶表示装置の一つ
に、能動素子として、アモルファス・シリコン・MOS
トランジスタ、あるいは、ポリ・シリコン・MOSトラ
ンジタで構成される薄膜トランジスタを使用するTFT
方式のアクティブマトリクス型液晶表示モジュールが知
られている。なおこれ以降、本明細書中では、アモルフ
ァス・シリコン・MOSトランジスタをアモルファス−
SiTr、ポリ・シリコン・MOSトランジスタをPo
ly−SiTr、アモルファス・シリコン・MOSトラ
ンジスタを使用したTFT方式の液晶表示モジュールを
アモルファス−SiTr−TFT液晶表示モジュール、
ポリ・シリコン・MOSトランジスタを使用したTFT
方式の液晶表示モジュールPoly−SiTr−TFT
液晶表示モジュールと称する。アモルファス−SiTr
−TFT液晶表示モジュールは、パソコンあるいはテレ
ビの表示装置として広く使用されている。しかしなが
ら、アモルファス−SiTr−TFT液晶表示モジュー
ルでは、液晶を駆動するための駆動回路を、液晶表示パ
ネルの周辺に設ける必要があった。これに対して、近
年、Poly−SiTr素子を使用したTFT方式のモ
ジュールが開発され、例えば、液晶プロジェクタ、ある
いはヘッドマウント(眼鏡型)ディスプレイ等に使用さ
れている。このPoly−SiTr−TFT液晶表示モ
ジュールの液晶表示パネルでは、アモルファス−SiT
r−TFT液晶表示モジュールの液晶表示パネルと同
様、石英あるいはガラス基板上にPoly−SiTr
を、マトリクス状に配置・形成する。さらに、Poly
−SiTrの動作速度がアモルファス−SiTrよりも
高速であるため、Poly−SiTr−TFT液晶表示
モジュールの液晶パネルでは、その周辺回路も同一基板
上に作り込むことが可能である。なお、このような技術
に関しては、例えば、「日経エレクトロニクス」,日経
マグロウヒル社,1994年2月28日,pp103〜
pp109に記載されている。
に能動素子を有し、この能動素子をスイッチング動作さ
せるアクティブマトリクス型液晶表示装置が知られてい
る。このアクティブマトリクス型液晶表示装置の一つ
に、能動素子として、アモルファス・シリコン・MOS
トランジスタ、あるいは、ポリ・シリコン・MOSトラ
ンジタで構成される薄膜トランジスタを使用するTFT
方式のアクティブマトリクス型液晶表示モジュールが知
られている。なおこれ以降、本明細書中では、アモルフ
ァス・シリコン・MOSトランジスタをアモルファス−
SiTr、ポリ・シリコン・MOSトランジスタをPo
ly−SiTr、アモルファス・シリコン・MOSトラ
ンジスタを使用したTFT方式の液晶表示モジュールを
アモルファス−SiTr−TFT液晶表示モジュール、
ポリ・シリコン・MOSトランジスタを使用したTFT
方式の液晶表示モジュールPoly−SiTr−TFT
液晶表示モジュールと称する。アモルファス−SiTr
−TFT液晶表示モジュールは、パソコンあるいはテレ
ビの表示装置として広く使用されている。しかしなが
ら、アモルファス−SiTr−TFT液晶表示モジュー
ルでは、液晶を駆動するための駆動回路を、液晶表示パ
ネルの周辺に設ける必要があった。これに対して、近
年、Poly−SiTr素子を使用したTFT方式のモ
ジュールが開発され、例えば、液晶プロジェクタ、ある
いはヘッドマウント(眼鏡型)ディスプレイ等に使用さ
れている。このPoly−SiTr−TFT液晶表示モ
ジュールの液晶表示パネルでは、アモルファス−SiT
r−TFT液晶表示モジュールの液晶表示パネルと同
様、石英あるいはガラス基板上にPoly−SiTr
を、マトリクス状に配置・形成する。さらに、Poly
−SiTrの動作速度がアモルファス−SiTrよりも
高速であるため、Poly−SiTr−TFT液晶表示
モジュールの液晶パネルでは、その周辺回路も同一基板
上に作り込むことが可能である。なお、このような技術
に関しては、例えば、「日経エレクトロニクス」,日経
マグロウヒル社,1994年2月28日,pp103〜
pp109に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現状の単結晶Si半導
体MOSトランジスタでは、例えば、図14に示すよう
な比較的簡単な回路構成で、実用レベルで、各MOSト
ランジスタ(TR1〜TR3)のしきい値電圧(Vt
h)の電圧レベルのばらつきを回避することができる。
しかしながら、チャネル形成領域が多結晶シリコンから
なるPoly−SiTrにおいて、現状では、ゲート下
にも多数の結晶粒界が存在するのが一般的であり、した
がって、同一基板の近傍に同じディメンションのトラン
ジスタを配置しても、しきい値電圧(Vth)は実用的
に近似可能なほど一致しないのが一般的である。そのた
め、Poly−SiTrを使用し、図14に示すような
回路構成とした場合に、各MOSトランジスタ(TR1
〜TR3)の出力電圧(VOUT1〜VOUT3)が、
実用上許容できないほどばらつくのが一般的である。そ
して、Poly−SiTr−TFT液晶表示モジュール
の液晶表示パネルの各画素に、画素駆動電圧(または階
調電圧)を供給する目的のために、例えば、Poly−
SiTrを使用し前記図14に示すような回路構成を採
用した場合に、各Poly−SiTrのしきい値電圧
(Vth)のばらつきにより生じる出力電圧(VOUT
1〜VOUT3)のばらつきにより、液晶表示パネルの
表示画面に線状の模様が生じ、液晶表示パネルの表示画
面の表示品質が著しく損なわれるという問題点があっ
た。本発明は、前記従来技術の問題点を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は、液晶表示装置に
おいて、液晶表示素子の表示画面の表示品質を向上させ
ることが可能となる技術を提供することにある。本発明
の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書
の記述及び添付図面によって明らかにする。
体MOSトランジスタでは、例えば、図14に示すよう
な比較的簡単な回路構成で、実用レベルで、各MOSト
ランジスタ(TR1〜TR3)のしきい値電圧(Vt
h)の電圧レベルのばらつきを回避することができる。
しかしながら、チャネル形成領域が多結晶シリコンから
なるPoly−SiTrにおいて、現状では、ゲート下
にも多数の結晶粒界が存在するのが一般的であり、した
がって、同一基板の近傍に同じディメンションのトラン
ジスタを配置しても、しきい値電圧(Vth)は実用的
に近似可能なほど一致しないのが一般的である。そのた
め、Poly−SiTrを使用し、図14に示すような
回路構成とした場合に、各MOSトランジスタ(TR1
〜TR3)の出力電圧(VOUT1〜VOUT3)が、
実用上許容できないほどばらつくのが一般的である。そ
して、Poly−SiTr−TFT液晶表示モジュール
の液晶表示パネルの各画素に、画素駆動電圧(または階
調電圧)を供給する目的のために、例えば、Poly−
SiTrを使用し前記図14に示すような回路構成を採
用した場合に、各Poly−SiTrのしきい値電圧
(Vth)のばらつきにより生じる出力電圧(VOUT
1〜VOUT3)のばらつきにより、液晶表示パネルの
表示画面に線状の模様が生じ、液晶表示パネルの表示画
面の表示品質が著しく損なわれるという問題点があっ
た。本発明は、前記従来技術の問題点を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は、液晶表示装置に
おいて、液晶表示素子の表示画面の表示品質を向上させ
ることが可能となる技術を提供することにある。本発明
の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書
の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、マトリクス状に設
けられる複数の画素と、前記複数の画素の列(または
行)方向の画素に画素駆動電圧を印加する複数の映像信
号線と、前記複数の映像信号線に画素駆動電圧を供給す
る駆動手段とを備える液晶表示装置であって、前記駆動
手段は、前記各映像信号線に画素駆動電圧を供給する複
数の映像信号取込手段を有し、前記各映像信号取込手段
は、第1の電界効果型トランジスタと、前記第1の電界
効果型トランジスタの制御電極の電圧値を、共通画素駆
動電圧に対して、前記第1の電界効果型トランジスタの
しきい値電圧分だけ補正した電圧値に設定する第1の手
段と、前記第1の電界効果型トランジスタの制御電極の
電圧値を、前記第1の手段で補正された電圧値に映像信
号電圧が重畳された電圧とする第2の手段と、前記第2
の手段で、制御電極の電圧値が前記第1の手段で補正さ
れた電圧値に映像信号電圧が重畳された電圧とされた第
1の電界効果型トランジスタと共に、前記共通画素駆動
電圧に映像信号電圧が重畳された電圧を画素駆動電圧と
して、前記映像信号線に供給する第3の手段とを有する
ことを特徴とする。また、本発明は、前記駆動手段が、
前記各映像信号取込手段を制御する制御手段であって、
前記各映像信号取込手段に対して第1モードの制御信号
を送出して、前記各映像信号取込手段から前記映像信号
線に、前記共通画素駆動電圧に映像信号電圧が加算され
た電圧を画素駆動電圧として供給させ、また、前記各映
像信号取込手段に対して第2モードの制御信号を送出し
て、前記各映像信号取込手段から前記映像信号線に、前
記共通画素駆動電圧から映像信号電圧が減算された電圧
を画素駆動電圧として供給させる制御手段を有すること
を特徴とする。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、マトリクス状に設
けられる複数の画素と、前記複数の画素の列(または
行)方向の画素に画素駆動電圧を印加する複数の映像信
号線と、前記複数の映像信号線に画素駆動電圧を供給す
る駆動手段とを備える液晶表示装置であって、前記駆動
手段は、前記各映像信号線に画素駆動電圧を供給する複
数の映像信号取込手段を有し、前記各映像信号取込手段
は、第1の電界効果型トランジスタと、前記第1の電界
効果型トランジスタの制御電極の電圧値を、共通画素駆
動電圧に対して、前記第1の電界効果型トランジスタの
しきい値電圧分だけ補正した電圧値に設定する第1の手
段と、前記第1の電界効果型トランジスタの制御電極の
電圧値を、前記第1の手段で補正された電圧値に映像信
号電圧が重畳された電圧とする第2の手段と、前記第2
の手段で、制御電極の電圧値が前記第1の手段で補正さ
れた電圧値に映像信号電圧が重畳された電圧とされた第
1の電界効果型トランジスタと共に、前記共通画素駆動
電圧に映像信号電圧が重畳された電圧を画素駆動電圧と
して、前記映像信号線に供給する第3の手段とを有する
ことを特徴とする。また、本発明は、前記駆動手段が、
前記各映像信号取込手段を制御する制御手段であって、
前記各映像信号取込手段に対して第1モードの制御信号
を送出して、前記各映像信号取込手段から前記映像信号
線に、前記共通画素駆動電圧に映像信号電圧が加算され
た電圧を画素駆動電圧として供給させ、また、前記各映
像信号取込手段に対して第2モードの制御信号を送出し
て、前記各映像信号取込手段から前記映像信号線に、前
記共通画素駆動電圧から映像信号電圧が減算された電圧
を画素駆動電圧として供給させる制御手段を有すること
を特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記制御手段から送出さ
れる第1モードの制御信号が、第1乃至第5の制御信号
を有し、前記第1乃至第5の制御信号は、前記第5の制
御信号、前記第4の制御信号、および前記第3の制御信
号の順で、かつ、前記第5の制御信号の送出されている
間に前記第1の制御信号、および前記第2の制御信号の
順で、各映像信号取込手段に対して送出されることを特
徴とする。また、本発明は、前記制御手段から送出され
る第2モードの制御信号が、第1乃至第5の制御信号を
有し、前記第1乃至第5の制御信号は、前記第4の制御
信号、前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、前記
第5の制御信号、および前記第3の制御信号の順で、各
映像信号取込手段に対して送出されることを特徴とす
る。
れる第1モードの制御信号が、第1乃至第5の制御信号
を有し、前記第1乃至第5の制御信号は、前記第5の制
御信号、前記第4の制御信号、および前記第3の制御信
号の順で、かつ、前記第5の制御信号の送出されている
間に前記第1の制御信号、および前記第2の制御信号の
順で、各映像信号取込手段に対して送出されることを特
徴とする。また、本発明は、前記制御手段から送出され
る第2モードの制御信号が、第1乃至第5の制御信号を
有し、前記第1乃至第5の制御信号は、前記第4の制御
信号、前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、前記
第5の制御信号、および前記第3の制御信号の順で、各
映像信号取込手段に対して送出されることを特徴とす
る。
【0006】また、本発明は、前記第1の手段が、第2
の電極に第1の基準電圧が印加される電界効果型トラン
ジスタで、第1の電極が前記第1の電界効果型トランジ
スタの制御電極に接続される第2の電界効果型トランジ
スタと、第2の電極が前記第2の電界効果型トランジス
タの第1の電極に接続され、第1の電極が前記第1の電
界効果型トランジスタの第2の電極に接続される第3の
電界効果型トランジスタと、第2の電極が前記第1の電
界効果型トランジスタの第1の電極に接続される電界効
果型トランジスタで、第1の電極に前記共通画素駆動電
圧が印加される第4の電界効果型トランジスタとで構成
され、前記第3の手段は、第2の電極が第2の基準電圧
に接続される電界効果型トランジスタで、第1の電極が
前記第1の電界効果型トランジスタの第2の電極に接続
される第5の電界効果型トランジスタと、第2の電極が
前記第1の電界効果型トランジスタの第1の電極に接続
され、第1の電極が前記映像信号線に接続される第6の
電界効果型トランジスタとで構成され、前記第2の電界
効果型トランジスタは、前記制御手段から出力される第
1の制御信号が制御電極に印加されたときにオンとさ
れ、前記第3および第4の電界効果型トランジスタは、
前記制御手段から出力される第2の制御信号が制御電極
に印加されたときにオンとされ、前記第5および第6の
電界効果型トランジスタは、前記制御手段から出力され
る第3の制御信号が制御電極に印加されたときにオンと
されることを特徴とする。
の電極に第1の基準電圧が印加される電界効果型トラン
ジスタで、第1の電極が前記第1の電界効果型トランジ
スタの制御電極に接続される第2の電界効果型トランジ
スタと、第2の電極が前記第2の電界効果型トランジス
タの第1の電極に接続され、第1の電極が前記第1の電
界効果型トランジスタの第2の電極に接続される第3の
電界効果型トランジスタと、第2の電極が前記第1の電
界効果型トランジスタの第1の電極に接続される電界効
果型トランジスタで、第1の電極に前記共通画素駆動電
圧が印加される第4の電界効果型トランジスタとで構成
され、前記第3の手段は、第2の電極が第2の基準電圧
に接続される電界効果型トランジスタで、第1の電極が
前記第1の電界効果型トランジスタの第2の電極に接続
される第5の電界効果型トランジスタと、第2の電極が
前記第1の電界効果型トランジスタの第1の電極に接続
され、第1の電極が前記映像信号線に接続される第6の
電界効果型トランジスタとで構成され、前記第2の電界
効果型トランジスタは、前記制御手段から出力される第
1の制御信号が制御電極に印加されたときにオンとさ
れ、前記第3および第4の電界効果型トランジスタは、
前記制御手段から出力される第2の制御信号が制御電極
に印加されたときにオンとされ、前記第5および第6の
電界効果型トランジスタは、前記制御手段から出力され
る第3の制御信号が制御電極に印加されたときにオンと
されることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記第2の手段が、第2
の電極に映像信号電圧が印加される第7の電界効果型ト
ランジスタと、第1の電極に第3の基準電圧が印加され
る電界効果型トランジスタで、第2の電極が前記第7の
電界効果型トランジスタの第1の電極に接続される第8
の電界効果型トランジスタと、前記第7の電界効果型ト
ランジスタの第1の電極と、前記第2の電界効果型トラ
ンジスタの第1の電極との間に接続される結合容量とで
構成され、前記第7の電界効果型トランジスタは、前記
制御手段から出力される第4の制御信号が制御電極に印
加されたときにオンとされ、前記第8の電界効果型トラ
ンジスタは、前記制御手段から出力される第5の制御信
号が制御電極に印加されたときにオンとされることを特
徴とする。また、本発明は、前記第2の手段が、表示デ
ータのビット数だけ設けられる複数のデータ入力手段を
有し、各データ入力手段は、表示データの各ビット値を
格納するラッチ部と、第2の電極が前記ラッチ部に接続
される第7の電界効果型トランジスタと、第1の電極に
第3の基準電圧が印加される電界効果型トランジスタ
で、第2の電極が前記第7の電界効果型トランジスタの
第1の電極に接続される第8の電界効果型トランジスタ
と、前記第7の電界効果型トランジスタの第1の電極
と、前記第2の電界効果型トランジスタの第1の電極と
の間に接続される結合容量とで構成され、前記各データ
入力手段の第7の電界効果型トランジスタは、前記制御
手段から出力される第4の制御信号が制御電極に印加さ
れたときにオンとされ、前記各データ入力手段の第8の
電界効果型トランジスタは、前記制御手段から出力され
る第5の制御信号が制御電極に印加されたときにオンと
されることを特徴とする。
の電極に映像信号電圧が印加される第7の電界効果型ト
ランジスタと、第1の電極に第3の基準電圧が印加され
る電界効果型トランジスタで、第2の電極が前記第7の
電界効果型トランジスタの第1の電極に接続される第8
の電界効果型トランジスタと、前記第7の電界効果型ト
ランジスタの第1の電極と、前記第2の電界効果型トラ
ンジスタの第1の電極との間に接続される結合容量とで
構成され、前記第7の電界効果型トランジスタは、前記
制御手段から出力される第4の制御信号が制御電極に印
加されたときにオンとされ、前記第8の電界効果型トラ
ンジスタは、前記制御手段から出力される第5の制御信
号が制御電極に印加されたときにオンとされることを特
徴とする。また、本発明は、前記第2の手段が、表示デ
ータのビット数だけ設けられる複数のデータ入力手段を
有し、各データ入力手段は、表示データの各ビット値を
格納するラッチ部と、第2の電極が前記ラッチ部に接続
される第7の電界効果型トランジスタと、第1の電極に
第3の基準電圧が印加される電界効果型トランジスタ
で、第2の電極が前記第7の電界効果型トランジスタの
第1の電極に接続される第8の電界効果型トランジスタ
と、前記第7の電界効果型トランジスタの第1の電極
と、前記第2の電界効果型トランジスタの第1の電極と
の間に接続される結合容量とで構成され、前記各データ
入力手段の第7の電界効果型トランジスタは、前記制御
手段から出力される第4の制御信号が制御電極に印加さ
れたときにオンとされ、前記各データ入力手段の第8の
電界効果型トランジスタは、前記制御手段から出力され
る第5の制御信号が制御電極に印加されたときにオンと
されることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記駆動手段が、前記映
像信号取込手段を2系統有し、さらに、前記2系統映像
信号取込手段から各映像信号線に対して、交互に画素駆
動電圧を供給する複数の選択手段を有することを特徴と
する。また、本発明は、前記各電界効果型トランジスタ
が、制御電極下のチャネル形成領域が多結晶シリコンで
あることを特徴とする。また、本発明は、前記マトリク
ス状に設けられる複数の画素、前記複数の映像信号線、
および前記駆動手段が、液晶表示素子内に組み込まれて
いることを特徴とする。
像信号取込手段を2系統有し、さらに、前記2系統映像
信号取込手段から各映像信号線に対して、交互に画素駆
動電圧を供給する複数の選択手段を有することを特徴と
する。また、本発明は、前記各電界効果型トランジスタ
が、制御電極下のチャネル形成領域が多結晶シリコンで
あることを特徴とする。また、本発明は、前記マトリク
ス状に設けられる複数の画素、前記複数の映像信号線、
および前記駆動手段が、液晶表示素子内に組み込まれて
いることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】[実施の形態1]図1は、本発明のPol
y−SiTr−TFT液晶表示モジュールに適用される
電圧再生回路の一例の回路構成を示す回路図である。図
2は、図1に示す電圧再生回路に入力される外部パルス
波形(φ1〜φ3)の一例と、各外部パルス波形(φ1
〜φ3)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図
である。この図1に示す電圧再生回路は、NMOSトラ
ンジスタのみで構成したものであり、図1において、M
1〜M6はMOSトランジスタ、C0は負荷容量であ
る。また、N1〜N7は図1に示す電圧再生回路の各ノ
ードを表し、ノード(N7)は図1に示す電圧再生回路
の出力端(VOUT)である。また、バイアス電圧(V
D1,VD2,V1)の接続されているノード(N1,
N5,N6)以外のノードは、簡単のため、初期状態
(GND)にあるとする。また、VD1,VD2は高電
圧で、ここでは簡単のため、VD1=VD2とする。さ
らに、V1は出力したい電圧で、この場合、下記(1)
式の条件が満たされているものとする。
y−SiTr−TFT液晶表示モジュールに適用される
電圧再生回路の一例の回路構成を示す回路図である。図
2は、図1に示す電圧再生回路に入力される外部パルス
波形(φ1〜φ3)の一例と、各外部パルス波形(φ1
〜φ3)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図
である。この図1に示す電圧再生回路は、NMOSトラ
ンジスタのみで構成したものであり、図1において、M
1〜M6はMOSトランジスタ、C0は負荷容量であ
る。また、N1〜N7は図1に示す電圧再生回路の各ノ
ードを表し、ノード(N7)は図1に示す電圧再生回路
の出力端(VOUT)である。また、バイアス電圧(V
D1,VD2,V1)の接続されているノード(N1,
N5,N6)以外のノードは、簡単のため、初期状態
(GND)にあるとする。また、VD1,VD2は高電
圧で、ここでは簡単のため、VD1=VD2とする。さ
らに、V1は出力したい電圧で、この場合、下記(1)
式の条件が満たされているものとする。
【0011】
【数1】 V1<VD1−Vth(M3)−Vth(M2またはM5) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) ここで、Vth(Mn)は、MOSトランジスタ(M
n)のしきい値電圧である。
n)のしきい値電圧である。
【0012】以下に、前記条件下で、図1に示す電圧再
生回路の動作を説明する。 (一)外部パルス(φ1)が、Lowレベル(GND;
以下、単に、Lレベルと称する。)からHighレベル
(PVH1;以下、単に、Hレベルと称する。)に変わ
ると、MOSトランジスタ(M1)がON状態になる。
なお、Hレベル(PVH1)は、下記(2)式を満足す
る必要がある。
生回路の動作を説明する。 (一)外部パルス(φ1)が、Lowレベル(GND;
以下、単に、Lレベルと称する。)からHighレベル
(PVH1;以下、単に、Hレベルと称する。)に変わ
ると、MOSトランジスタ(M1)がON状態になる。
なお、Hレベル(PVH1)は、下記(2)式を満足す
る必要がある。
【0013】
【数2】 PVH1>V1+Vth(M4またはM6) +Vth(M3)+Vth(M2またはM5) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) ここでは簡単のため、PVH1=VD1とすると、MO
Sトランジスタ(M1)がON状態になると、ノード
(N2)の電圧は、GNDから(VD1−Vth(M
1))になる。ここで、外部パルス(φ1)が再びLレ
ベルになり、MOSトランジスタ(M1)がOFF状態
になる。なお、厳密には、この時、MOSトランジスタ
(M1)のゲートとノード(N2)との結合容量(C1
2)により、下記(3)式に示すように、ΔV程度の電
圧変動があるが、容量(C2)を十分大きくすることで
実用上無視できる値とすることができるため、以降の議
論では言及しない。
Sトランジスタ(M1)がON状態になると、ノード
(N2)の電圧は、GNDから(VD1−Vth(M
1))になる。ここで、外部パルス(φ1)が再びLレ
ベルになり、MOSトランジスタ(M1)がOFF状態
になる。なお、厳密には、この時、MOSトランジスタ
(M1)のゲートとノード(N2)との結合容量(C1
2)により、下記(3)式に示すように、ΔV程度の電
圧変動があるが、容量(C2)を十分大きくすることで
実用上無視できる値とすることができるため、以降の議
論では言及しない。
【0014】
【数3】
【0015】ここで、C2はノード(N2)の全容量で
ある。 (二)外部パルス(φ2)が、Lレベル(GND)から
Hレベル(PVH2)に変わると、MOSトランジスタ
(M2)とMOSトランジスタ(M4)とがON状態に
なる。なお、Hレベル(PVH2)は、下記(4)式を
満足する必要がある。
ある。 (二)外部パルス(φ2)が、Lレベル(GND)から
Hレベル(PVH2)に変わると、MOSトランジスタ
(M2)とMOSトランジスタ(M4)とがON状態に
なる。なお、Hレベル(PVH2)は、下記(4)式を
満足する必要がある。
【0016】
【数4】 PVH2>V1+Vth(M4またはM6) +Vth(M3)+Vth(M2またはM5) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (4) この時、MOSトランジスタ(M3)は、ノード(N
2)の電圧をゲート電圧とするダイオード接続となって
いるので、ノード(N2)の電圧が(V1+Vth(M
3))になったところで、MOSトランジスタ(M3)
はピンチオフして電流は止まる。ここで、外部パルス
(φ2)が、再びLレベルになり、MOSトランジスタ
(M2)およびMOSトランジスタ(M4)はOFF状
態になる。したがって、MOSトランジスタ(M3)の
ゲート電圧であるノード(N2)は、V1+Vth(M
3)に保持される。
2)の電圧をゲート電圧とするダイオード接続となって
いるので、ノード(N2)の電圧が(V1+Vth(M
3))になったところで、MOSトランジスタ(M3)
はピンチオフして電流は止まる。ここで、外部パルス
(φ2)が、再びLレベルになり、MOSトランジスタ
(M2)およびMOSトランジスタ(M4)はOFF状
態になる。したがって、MOSトランジスタ(M3)の
ゲート電圧であるノード(N2)は、V1+Vth(M
3)に保持される。
【0017】(三)外部パルス(φ3)が、Lレベル
(GND)からHレベル(PVH3)に変わると、MO
Sトランジスタ(M5)とMOSトランジスタ(M6)
とがON状態になる。なお、Hレベル(PVH3)は、
下記(5)式を満足する必要がある。
(GND)からHレベル(PVH3)に変わると、MO
Sトランジスタ(M5)とMOSトランジスタ(M6)
とがON状態になる。なお、Hレベル(PVH3)は、
下記(5)式を満足する必要がある。
【0018】
【数5】 PVH3>V1+Vth(M4またはM6) +Vth(M3)+Vth(M2またはM5) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (5) これにより、ノード(N6)→MOSトランジスタ(M
5)→ノード(N3)→MOSトランジスタ(M3)→
ノード(N4)→MOSトランジスタ(M6)→出力端
(VOUT)と繋がる電圧(電流)出力回路系統がON
状態となり、ノード(N6)から出力端(VOUT)に
電流が供給される。この時、出力端(VOUT)の先
に、電圧(V0;V0<V1)の負荷容量(C0)が接
続されていると、負荷容量(C0)の電圧がV1になっ
たところで、MOSトランジスタ(M3)が再びピンチ
オフして電流供給が止まる。即ち、負荷容量(C0)の
値およびMOSトランジスタ(M3)のしきい値電圧
(Vth(M3))に関係なく、負荷容量(C0)の電
圧をV1とすることができる。なお、図1では、NMO
Sトランジスタのみを使用する電圧再生回路について説
明したが、図1に示す電圧再生回路は、PMOSトラン
ジスタのみを使用する回路構成とすることも可能であ
り、さらに、CMOS構成とすることも可能である。例
えば、MOSトランジスタ(M2,M5)をPMOSト
ランジスタ、MOSトランジスタ(M4,M6)をNM
OSトランジスタとするCMOS構成としてもよい。
5)→ノード(N3)→MOSトランジスタ(M3)→
ノード(N4)→MOSトランジスタ(M6)→出力端
(VOUT)と繋がる電圧(電流)出力回路系統がON
状態となり、ノード(N6)から出力端(VOUT)に
電流が供給される。この時、出力端(VOUT)の先
に、電圧(V0;V0<V1)の負荷容量(C0)が接
続されていると、負荷容量(C0)の電圧がV1になっ
たところで、MOSトランジスタ(M3)が再びピンチ
オフして電流供給が止まる。即ち、負荷容量(C0)の
値およびMOSトランジスタ(M3)のしきい値電圧
(Vth(M3))に関係なく、負荷容量(C0)の電
圧をV1とすることができる。なお、図1では、NMO
Sトランジスタのみを使用する電圧再生回路について説
明したが、図1に示す電圧再生回路は、PMOSトラン
ジスタのみを使用する回路構成とすることも可能であ
り、さらに、CMOS構成とすることも可能である。例
えば、MOSトランジスタ(M2,M5)をPMOSト
ランジスタ、MOSトランジスタ(M4,M6)をNM
OSトランジスタとするCMOS構成としてもよい。
【0019】図3は、図1に示す電圧再生回路を応用し
た応用回路の一例の回路構成を示す回路図である。図4
は、図3に示す応用回路に入力される外部パルス波形
(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜φ
5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図であ
る。図3に示す回路は、図1に示す電圧再生回路に、ノ
ード(N2)に容量接続するための容量(C1)と、外
部パルス(φ4,φ5)により制御される2つのMOS
アナログスイッチトランジスタ(M7,M8)からなる
信号入力部を付加したのもである。MOSアナログスイ
ッチトランジスタ(M7)のドレインには、外部より供
給されるアナログ信号電圧が入力され、MOSアナログ
スイッチトランジスタ(M8)のソースには、基準バイ
アス電圧(ここではVSS=GND)が印加される。ま
た、V1=VCOMとする。
た応用回路の一例の回路構成を示す回路図である。図4
は、図3に示す応用回路に入力される外部パルス波形
(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜φ
5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図であ
る。図3に示す回路は、図1に示す電圧再生回路に、ノ
ード(N2)に容量接続するための容量(C1)と、外
部パルス(φ4,φ5)により制御される2つのMOS
アナログスイッチトランジスタ(M7,M8)からなる
信号入力部を付加したのもである。MOSアナログスイ
ッチトランジスタ(M7)のドレインには、外部より供
給されるアナログ信号電圧が入力され、MOSアナログ
スイッチトランジスタ(M8)のソースには、基準バイ
アス電圧(ここではVSS=GND)が印加される。ま
た、V1=VCOMとする。
【0020】以下、図4を用いて、図3に示す応用回路
の動作を説明する。 (一)図4の時刻(t7)までは、図1に示す電圧再生
回路の動作と同じなので、時刻(t7)までの動作で、
ノード(N2)は、VCOM+Vth(M3)の電圧に
なる。この時刻(t7)まで間に、外部パルス(φ5)
をHレベルにするのは、外部パルス(φ1,φ2)のパ
ルス動作とは無関係に、ノード(N8)をVSS(=G
ND)にするためである。 (二)時刻(t7)から時刻(t8)の期間、外部パル
ス(φ4)がHレベルになると、この期間のアナログ信
号電圧が、ノード(N8)に読み込まれ、容量(C1,
CS2)と、MOSトランジスタ(M7)のON抵抗で
決定される時定数で、ノード(N2)がアナログ信号電
圧に向かって変化する。この時刻(t8)までに取り込
まれた電圧で、時刻(t8)以降のノード(N2)の電
圧レベルが決定される。なお、容量(CS2)は、ノー
ド(N2)の寄生容量で、容量(C1)以外の容量であ
る。時刻(t7)から時刻(t8)までのノード(N
2)の電圧変動をVS1とすると、時刻(t8)以降の
ノード(N2)の電圧は、VCOM+Vth(M3)+
VS1となる。 (三)時刻(t9)で外部パルス(φ3)がHレベルと
なると、MOSトランジスタ(M5,M6)がON状態
となり、電圧(電流)出力回路系統がON状態になる
と、ノード(N6)から出力端(VOUT)に電流が供
給され、MOSトランジスタ(M3)がピンチオフする
(VCOM+VS1)の電圧まで負荷容量(C0)を充
電する。即ち、MOSトランジスタ(M7)で読み込ん
だアナログ信号電圧(VS1)を電圧変動なしに、更に
MOSトランジスタ(M3)のしきい値電圧(Vth
(M3))の影響なく、ある基準電圧(VCOM)に加
算することができる。
の動作を説明する。 (一)図4の時刻(t7)までは、図1に示す電圧再生
回路の動作と同じなので、時刻(t7)までの動作で、
ノード(N2)は、VCOM+Vth(M3)の電圧に
なる。この時刻(t7)まで間に、外部パルス(φ5)
をHレベルにするのは、外部パルス(φ1,φ2)のパ
ルス動作とは無関係に、ノード(N8)をVSS(=G
ND)にするためである。 (二)時刻(t7)から時刻(t8)の期間、外部パル
ス(φ4)がHレベルになると、この期間のアナログ信
号電圧が、ノード(N8)に読み込まれ、容量(C1,
CS2)と、MOSトランジスタ(M7)のON抵抗で
決定される時定数で、ノード(N2)がアナログ信号電
圧に向かって変化する。この時刻(t8)までに取り込
まれた電圧で、時刻(t8)以降のノード(N2)の電
圧レベルが決定される。なお、容量(CS2)は、ノー
ド(N2)の寄生容量で、容量(C1)以外の容量であ
る。時刻(t7)から時刻(t8)までのノード(N
2)の電圧変動をVS1とすると、時刻(t8)以降の
ノード(N2)の電圧は、VCOM+Vth(M3)+
VS1となる。 (三)時刻(t9)で外部パルス(φ3)がHレベルと
なると、MOSトランジスタ(M5,M6)がON状態
となり、電圧(電流)出力回路系統がON状態になる
と、ノード(N6)から出力端(VOUT)に電流が供
給され、MOSトランジスタ(M3)がピンチオフする
(VCOM+VS1)の電圧まで負荷容量(C0)を充
電する。即ち、MOSトランジスタ(M7)で読み込ん
だアナログ信号電圧(VS1)を電圧変動なしに、更に
MOSトランジスタ(M3)のしきい値電圧(Vth
(M3))の影響なく、ある基準電圧(VCOM)に加
算することができる。
【0021】図3に示す応用回路において、外部パルス
の入力タイミングを変えることで、ある基準電圧(VC
OM)からアナログ信号電圧(VS1)を差し引くこと
も容易である。以下、図5を用いて、図3に示す応用回
路で、ある基準電圧(VCOM)からアナログ信号電圧
(VS1)を差し引く場合の動作を説明する。なお、図
5は、図3に示す応用回路に入力される外部パルス波形
(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パルス波形(φ1〜
φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図で
ある。 (一)まず、時刻(t11)から時刻(t12)の期間
で、外部パルス(φ4)をHレベルにする。この時、図
4の場合と同様に、ノード(N8)は、アナログ信号電
圧(VS1’)になる。ここで、VS1’は、下記
(6)式を満足する電圧である。
の入力タイミングを変えることで、ある基準電圧(VC
OM)からアナログ信号電圧(VS1)を差し引くこと
も容易である。以下、図5を用いて、図3に示す応用回
路で、ある基準電圧(VCOM)からアナログ信号電圧
(VS1)を差し引く場合の動作を説明する。なお、図
5は、図3に示す応用回路に入力される外部パルス波形
(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パルス波形(φ1〜
φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図で
ある。 (一)まず、時刻(t11)から時刻(t12)の期間
で、外部パルス(φ4)をHレベルにする。この時、図
4の場合と同様に、ノード(N8)は、アナログ信号電
圧(VS1’)になる。ここで、VS1’は、下記
(6)式を満足する電圧である。
【0022】
【数6】 VS1=(VS1’×C1)/(C1+CS2) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (6) (二)この後、時刻(t12)から時刻(t16)まで
の間、外部パルス(φ1)をHレベルにし、次に、外部
パルス(φ2)をHレベルにする一連の動作を行う。こ
れにより、時刻(t16)直後のノード(N2)の電圧
は、ノード(N8)が(VS1’)という条件下で、V
COM+Vth(M3)となる。 (三)時刻(t17)で、外部パルス(φ5)をHレベ
ルにすると、ノード(N8)はVSS(=GND)レベ
ルに変化し、この結果、ノード(N2)の電圧は、VC
OM+Vth(M3)−VS1になる。 (四)時刻(t19)で外部パルス(φ3)がHレベル
となると、MOSトランジスタ(M5,M7)がON状
態となり、電圧(電流)出力回路系統がON状態になる
と、ノード(N6)から出力端(VOUT)に電流が供
給され、MOSトランジスタ(M3)がピンチオフする
(VCOM−VS1)の電圧まで負荷容量(C0)を充
電する。即ち、MOSトランジスタ(M7)で読み込ん
だアナログ信号電圧(VS1)を電圧変動なしに、更に
MOSトランジスタ(M3)のしきい値電圧(Vth
(M3))の影響なく、ある基準電圧(VCOM)から
差し引くことができる。図3に示す応用回路は、特に、
コモン電極に印加されるコモン電圧(本発明の共通画素
駆動電圧)に対して、正極性あるいは負極性の画素駆動
電圧を必要とする液晶表示モジュールの表示パネルの内
蔵駆動回路として有用である。例えば、ある基準電圧
(VCOM)を、コモン電極に印加されるコモン電圧と
すれば、図3に示す応用回路において、図4、図5に示
すようなパルス駆動を行うことにより、各画素電極に正
極性あるいは負極性を簡単に供給することができる。
の間、外部パルス(φ1)をHレベルにし、次に、外部
パルス(φ2)をHレベルにする一連の動作を行う。こ
れにより、時刻(t16)直後のノード(N2)の電圧
は、ノード(N8)が(VS1’)という条件下で、V
COM+Vth(M3)となる。 (三)時刻(t17)で、外部パルス(φ5)をHレベ
ルにすると、ノード(N8)はVSS(=GND)レベ
ルに変化し、この結果、ノード(N2)の電圧は、VC
OM+Vth(M3)−VS1になる。 (四)時刻(t19)で外部パルス(φ3)がHレベル
となると、MOSトランジスタ(M5,M7)がON状
態となり、電圧(電流)出力回路系統がON状態になる
と、ノード(N6)から出力端(VOUT)に電流が供
給され、MOSトランジスタ(M3)がピンチオフする
(VCOM−VS1)の電圧まで負荷容量(C0)を充
電する。即ち、MOSトランジスタ(M7)で読み込ん
だアナログ信号電圧(VS1)を電圧変動なしに、更に
MOSトランジスタ(M3)のしきい値電圧(Vth
(M3))の影響なく、ある基準電圧(VCOM)から
差し引くことができる。図3に示す応用回路は、特に、
コモン電極に印加されるコモン電圧(本発明の共通画素
駆動電圧)に対して、正極性あるいは負極性の画素駆動
電圧を必要とする液晶表示モジュールの表示パネルの内
蔵駆動回路として有用である。例えば、ある基準電圧
(VCOM)を、コモン電極に印加されるコモン電圧と
すれば、図3に示す応用回路において、図4、図5に示
すようなパルス駆動を行うことにより、各画素電極に正
極性あるいは負極性を簡単に供給することができる。
【0023】図6は、図1に示す電圧再生回路を応用し
た応用回路の他の例の回路構成を示す回路図である。図
7は、図6に示す応用回路に入力される外部パルス波形
(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜φ
5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図であ
る。図6に示す回路は、図3に示す回路において、入力
信号を3ビットのデジタル信号としたものである。図6
に示す回路では、ビット数(図6では3ビット)に応じ
た数だけの結合容量(C1〜C3)をノード(N2)に
接続する。各結合容量(C3)を介してノード(N2)
に接続されるノード(N8)には、MOSアナログスイ
ッチトランジスタ(M9)とMOSアナログスイッチト
ランジスタ(M10)とが接続される。ここで、MOS
アナログスイッチトランジスタ(M9)のドレインに
は、データラッチ部(LT1)から供給される入力デジ
タル信号(DS3)の信号電圧が入力され、MOSスイ
ッチトランジスタ(M10)のソースには、基準バイア
ス電圧(VSS=GND)が印加される。同様に、結合
容量(C2)を介してノード(N2)に接続されるノー
ド(N9)には、MOSアナログスイッチトランジスタ
(M11)とMOSアナログスイッチトランジスタ(M
12)とが接続され、MOSアナログスイッチトランジ
スタ(M11)のドレインには、データラッチ部(LT
2)から供給される入力デジタル信号(DS2)の信号
電圧が入力され、MOSスイッチトランジスタ(M1
2)のソースには、基準バイアス電圧(VSS=GN
D)が印加される。同様に、結合容量(C1)を介して
ノード(N2)に接続されるノード(N10)には、M
OSアナログスイッチトランジスタ(M13)とMOS
アナログスイッチトランジスタ(M14)とが接続さ
れ、MOSアナログスイッチトランジスタ(M13)の
ドレインには、データラッチ部(LT3)から供給され
る入力デジタル信号(DS1)の信号電圧が入力され、
MOSスイッチトランジスタ(M14)のソースには、
基準バイアス電圧(VSS=GND)が印加される。入
力デジタル信号(DS1〜DS3)は、各々のデータラ
ッチ部(LT1〜LT3)でラッチされ、所望のタイミ
ングで、各ノード(N11〜N13)に出力される。こ
の各ノード(N11〜N13)に出力されるデジタル信
号電圧を、アナログ信号電圧に変換して、ノード(N
2)に出力し、前記図4と同様に動作させることによ
り、データラッチ部(LT1〜LT3)から出力される
3ビットのデジタル信号電圧に対応するアナログ信号電
圧(VS1)を電圧変動なしに、更にMOSトランジス
タ(M3)のしきい値電圧(Vth(M3))の影響な
く、ある基準電圧(VCOM)に重畳することができ
る。この場合の動作は、前記図4を用いて説明した場合
と同じであるので、その詳細な説明は省略する。デジタ
ル・アナログ変換は、出力ノード(N11〜N13)に
信号電圧を出力する際に(例えば、3ビットの場合)そ
の電圧を、VA,2VA,4VAになるような構成と
し、結合容量(C1〜C3)を同一容量の値としても良
いし、あるいは、出力ノード(N11〜N13)の信号
電圧は一定値とし、結合容量(C1〜C3)の値を、各
々CA,2CA,4CAとしても良い。この際、容量
(CS2)による電圧効果が、実用上問題にならないレ
ベルに、結合容量(C1〜C3)を設定すれば良い。
た応用回路の他の例の回路構成を示す回路図である。図
7は、図6に示す応用回路に入力される外部パルス波形
(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜φ
5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図であ
る。図6に示す回路は、図3に示す回路において、入力
信号を3ビットのデジタル信号としたものである。図6
に示す回路では、ビット数(図6では3ビット)に応じ
た数だけの結合容量(C1〜C3)をノード(N2)に
接続する。各結合容量(C3)を介してノード(N2)
に接続されるノード(N8)には、MOSアナログスイ
ッチトランジスタ(M9)とMOSアナログスイッチト
ランジスタ(M10)とが接続される。ここで、MOS
アナログスイッチトランジスタ(M9)のドレインに
は、データラッチ部(LT1)から供給される入力デジ
タル信号(DS3)の信号電圧が入力され、MOSスイ
ッチトランジスタ(M10)のソースには、基準バイア
ス電圧(VSS=GND)が印加される。同様に、結合
容量(C2)を介してノード(N2)に接続されるノー
ド(N9)には、MOSアナログスイッチトランジスタ
(M11)とMOSアナログスイッチトランジスタ(M
12)とが接続され、MOSアナログスイッチトランジ
スタ(M11)のドレインには、データラッチ部(LT
2)から供給される入力デジタル信号(DS2)の信号
電圧が入力され、MOSスイッチトランジスタ(M1
2)のソースには、基準バイアス電圧(VSS=GN
D)が印加される。同様に、結合容量(C1)を介して
ノード(N2)に接続されるノード(N10)には、M
OSアナログスイッチトランジスタ(M13)とMOS
アナログスイッチトランジスタ(M14)とが接続さ
れ、MOSアナログスイッチトランジスタ(M13)の
ドレインには、データラッチ部(LT3)から供給され
る入力デジタル信号(DS1)の信号電圧が入力され、
MOSスイッチトランジスタ(M14)のソースには、
基準バイアス電圧(VSS=GND)が印加される。入
力デジタル信号(DS1〜DS3)は、各々のデータラ
ッチ部(LT1〜LT3)でラッチされ、所望のタイミ
ングで、各ノード(N11〜N13)に出力される。こ
の各ノード(N11〜N13)に出力されるデジタル信
号電圧を、アナログ信号電圧に変換して、ノード(N
2)に出力し、前記図4と同様に動作させることによ
り、データラッチ部(LT1〜LT3)から出力される
3ビットのデジタル信号電圧に対応するアナログ信号電
圧(VS1)を電圧変動なしに、更にMOSトランジス
タ(M3)のしきい値電圧(Vth(M3))の影響な
く、ある基準電圧(VCOM)に重畳することができ
る。この場合の動作は、前記図4を用いて説明した場合
と同じであるので、その詳細な説明は省略する。デジタ
ル・アナログ変換は、出力ノード(N11〜N13)に
信号電圧を出力する際に(例えば、3ビットの場合)そ
の電圧を、VA,2VA,4VAになるような構成と
し、結合容量(C1〜C3)を同一容量の値としても良
いし、あるいは、出力ノード(N11〜N13)の信号
電圧は一定値とし、結合容量(C1〜C3)の値を、各
々CA,2CA,4CAとしても良い。この際、容量
(CS2)による電圧効果が、実用上問題にならないレ
ベルに、結合容量(C1〜C3)を設定すれば良い。
【0024】図8は、図6に示す応用回路に入力される
外部パルス波形(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パル
ス波形(φ1〜φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模
式的に示す図である。図8は、図6に示す回路におい
て、ある基準電圧(VCOM)からアナログ信号電圧
(VS1)を差し引く場合の、各外部パルス波形(φ1
〜φ5)の入力タイミングを示す図である。図6に示す
回路において、前記図5に示すタイミングで動作させる
ことにより、データラッチ部(LT1〜LT3)から出
力される3ビットのデジタル信号に対応するアナログ信
号電圧(VS1)を電圧変動なしに、更にMOSトラン
ジスタ(M3)のしきい値電圧(Vth(M3))の影
響なく、ある基準電圧(VCOM)から差し引くことで
きる。この場合の動作は、前記図5を用いて説明した場
合と同じであるので、その詳細な説明は省略する。な
お、前記説明では、簡単のため、MOSトランジスタの
ゲートのON/OFFによるフローティングノードの変
動を無視して記載したが、現実の適用時には、これを考
慮すべきことは言うまでもない。さらに、通常の半導体
のような深いWELLまたはSUB構造を持つデバイス
では、ソース変動による基板効果定数が大きく、前記応
用回路のような、しきい値電圧(Vth)設定後にゲー
ト電圧を変動させる使用法は、基板効果によるしきい値
電圧(Vth)シフト量が大きすぎて、本発明のねらい
であるしきい値電圧(Vth)の相殺が不十分である可
能性があるが、Poly−SiTr素子のTFT、また
はSOIといった薄膜トランジスタでは基板効果が小さ
いため、実用可能である。
外部パルス波形(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パル
ス波形(φ1〜φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模
式的に示す図である。図8は、図6に示す回路におい
て、ある基準電圧(VCOM)からアナログ信号電圧
(VS1)を差し引く場合の、各外部パルス波形(φ1
〜φ5)の入力タイミングを示す図である。図6に示す
回路において、前記図5に示すタイミングで動作させる
ことにより、データラッチ部(LT1〜LT3)から出
力される3ビットのデジタル信号に対応するアナログ信
号電圧(VS1)を電圧変動なしに、更にMOSトラン
ジスタ(M3)のしきい値電圧(Vth(M3))の影
響なく、ある基準電圧(VCOM)から差し引くことで
きる。この場合の動作は、前記図5を用いて説明した場
合と同じであるので、その詳細な説明は省略する。な
お、前記説明では、簡単のため、MOSトランジスタの
ゲートのON/OFFによるフローティングノードの変
動を無視して記載したが、現実の適用時には、これを考
慮すべきことは言うまでもない。さらに、通常の半導体
のような深いWELLまたはSUB構造を持つデバイス
では、ソース変動による基板効果定数が大きく、前記応
用回路のような、しきい値電圧(Vth)設定後にゲー
ト電圧を変動させる使用法は、基板効果によるしきい値
電圧(Vth)シフト量が大きすぎて、本発明のねらい
であるしきい値電圧(Vth)の相殺が不十分である可
能性があるが、Poly−SiTr素子のTFT、また
はSOIといった薄膜トランジスタでは基板効果が小さ
いため、実用可能である。
【0025】図9は、本発明の実施の形態1のPoly
−SiTr−TFT液晶表示モジュールの表示パネルの
等化回路を示す図である。なお、図9は回路図である
が、実際の幾何学的配置に対応して描かれており、ま
た、本実施の形態の液晶表示パネル(本発明の液晶表示
素子)では、走査信号線(G)が(m)本で構成され、
映像信号線(D)が(n)本で構成されているが、図9
では、走査信号線(G)は6本、映像信号線(D)は7
本しか図示していない。本実施の形態の液晶表示パネル
は、マトリクス状に配置される画素を有し、各画素は隣
接する2本の走査信号線(ゲート信号線または水平信号
線)(G)と、隣接する2本の映像信号線(ドレイン信
号線または垂直信号線)(D)との交差領域(4本の信
号線で囲まれた領域)内に配置される。各画素は、例え
ば、Poly−SiTrからなる薄膜トランジスタ(T
FT)を有し、マトリクス状に配置された各画素の各列
毎の各薄膜トランジスタ(TFT)のドレインは、それ
ぞれ映像信号線(D)に接続され、また、マトリクス状
に配置された各画素の各薄膜トランジスタ(TFT)の
ソースは、画素電極(ITO1)に接続される。なお、
ドレインおよびソースは、本来その間のバイアス極性に
よって決まるもので、本実施の形態のモジュールでは、
その極性は動作中反転するので、ドレイン、ソースは動
作中入れ替わるものであるが、本明細書では、便宜上一
方をドレイン、他方をソースと固定して説明する。
−SiTr−TFT液晶表示モジュールの表示パネルの
等化回路を示す図である。なお、図9は回路図である
が、実際の幾何学的配置に対応して描かれており、ま
た、本実施の形態の液晶表示パネル(本発明の液晶表示
素子)では、走査信号線(G)が(m)本で構成され、
映像信号線(D)が(n)本で構成されているが、図9
では、走査信号線(G)は6本、映像信号線(D)は7
本しか図示していない。本実施の形態の液晶表示パネル
は、マトリクス状に配置される画素を有し、各画素は隣
接する2本の走査信号線(ゲート信号線または水平信号
線)(G)と、隣接する2本の映像信号線(ドレイン信
号線または垂直信号線)(D)との交差領域(4本の信
号線で囲まれた領域)内に配置される。各画素は、例え
ば、Poly−SiTrからなる薄膜トランジスタ(T
FT)を有し、マトリクス状に配置された各画素の各列
毎の各薄膜トランジスタ(TFT)のドレインは、それ
ぞれ映像信号線(D)に接続され、また、マトリクス状
に配置された各画素の各薄膜トランジスタ(TFT)の
ソースは、画素電極(ITO1)に接続される。なお、
ドレインおよびソースは、本来その間のバイアス極性に
よって決まるもので、本実施の形態のモジュールでは、
その極性は動作中反転するので、ドレイン、ソースは動
作中入れ替わるものであるが、本明細書では、便宜上一
方をドレイン、他方をソースと固定して説明する。
【0026】映像信号線(D)は、ビデオ信号取り込み
回路(11〜17)を介して、対応するビデオ信号線
(S0〜S5)に接続される。ここで、各ビデオ信号取
り込み回路(11〜17)は、前記図3に示す応用回路
で構成され、さらに、各ビデオ信号取り込み回路(11
〜17)は、6個ずつグループ化され、各グループ毎の
ビデオ信号取り込み回路(11〜16)には、同一タイ
ミングの外部パルス(φ1〜φ5)が、制御回路部10
0から入力される。また、マトリクス状に配置された各
画素の各行毎の各薄膜トランジスタ(TFT)のゲート
は、それぞれ走査信号線(G)に接続され、この走査信
号線(G)は、垂直走査回路110に接続される。各薄
膜トランジスタ(TFT)は、ゲートに正のバイアス電
圧を印加すると導通し、ゲートに負のバイアス電圧を印
加すると不導通になる。また、画素電極(ITO1)と
コモン電極との間に液晶層が設けられるので、各画素電
極(ITO1)には、液晶容量(CLC)が等化的に接続
され、また、前段の走査信号線(G)と画素電極(IT
O1)との間には、保持容量(Cadd)が接続され
る。なお、ビデオ信号取り込み回路(11〜17)、制
御回路部100、垂直走査シフトレジスタ(VSR)、
および垂直走査回路110は、液晶表示パネルに組み込
まれており、薄膜トランジスタ(TFT)と同じくPo
ly−SiTrで構成され、同一の基板上に形成され
る。
回路(11〜17)を介して、対応するビデオ信号線
(S0〜S5)に接続される。ここで、各ビデオ信号取
り込み回路(11〜17)は、前記図3に示す応用回路
で構成され、さらに、各ビデオ信号取り込み回路(11
〜17)は、6個ずつグループ化され、各グループ毎の
ビデオ信号取り込み回路(11〜16)には、同一タイ
ミングの外部パルス(φ1〜φ5)が、制御回路部10
0から入力される。また、マトリクス状に配置された各
画素の各行毎の各薄膜トランジスタ(TFT)のゲート
は、それぞれ走査信号線(G)に接続され、この走査信
号線(G)は、垂直走査回路110に接続される。各薄
膜トランジスタ(TFT)は、ゲートに正のバイアス電
圧を印加すると導通し、ゲートに負のバイアス電圧を印
加すると不導通になる。また、画素電極(ITO1)と
コモン電極との間に液晶層が設けられるので、各画素電
極(ITO1)には、液晶容量(CLC)が等化的に接続
され、また、前段の走査信号線(G)と画素電極(IT
O1)との間には、保持容量(Cadd)が接続され
る。なお、ビデオ信号取り込み回路(11〜17)、制
御回路部100、垂直走査シフトレジスタ(VSR)、
および垂直走査回路110は、液晶表示パネルに組み込
まれており、薄膜トランジスタ(TFT)と同じくPo
ly−SiTrで構成され、同一の基板上に形成され
る。
【0027】以下、本実施の形態の液晶表示パネルの動
作について簡単に説明する。図9に示す垂直走査回路1
10は、スタートパルス(DY)および垂直駆動用クロ
ック信号(CLY)により走査信号線(G)を順次選択
して、選択した走査信号線(G)に正のバイアス電圧を
出力する。これにより、選択された走査信号線(G)を
ゲートとする薄膜トランジスタ(TFT)がオンとな
る。また、制御回路部100は、スタートパルス(D
X)および水平駆動用クロック信号(CLX)により、
各グループ毎のビデオ信号取り込み回路(11〜16)
に、外部パルス(φ1〜φ5)を出力し、これにより、
各グループを構成する各ビデオ信号取り込み回路(11
〜16)により、ビデオ信号線(S0〜S5)から6分
割されたビデオ信号が、対応する6本の映像信号線
(D)に出力される。したがって、選択された走査信号
線(G)をゲートとする薄膜トランジスタ(TFT)に
対応する画素に、取り込まれたビデオ信号(ビデオ信号
の電圧)が書き込まれ、液晶表示パネルに表示される。
作について簡単に説明する。図9に示す垂直走査回路1
10は、スタートパルス(DY)および垂直駆動用クロ
ック信号(CLY)により走査信号線(G)を順次選択
して、選択した走査信号線(G)に正のバイアス電圧を
出力する。これにより、選択された走査信号線(G)を
ゲートとする薄膜トランジスタ(TFT)がオンとな
る。また、制御回路部100は、スタートパルス(D
X)および水平駆動用クロック信号(CLX)により、
各グループ毎のビデオ信号取り込み回路(11〜16)
に、外部パルス(φ1〜φ5)を出力し、これにより、
各グループを構成する各ビデオ信号取り込み回路(11
〜16)により、ビデオ信号線(S0〜S5)から6分
割されたビデオ信号が、対応する6本の映像信号線
(D)に出力される。したがって、選択された走査信号
線(G)をゲートとする薄膜トランジスタ(TFT)に
対応する画素に、取り込まれたビデオ信号(ビデオ信号
の電圧)が書き込まれ、液晶表示パネルに表示される。
【0028】図10は、本実施の形態のPoly−Si
Tr−TFT液晶表示モジュールの周辺回路の概略回路
構成を示すブロック図である。同図において、TFT−
LCDは液晶表示パネル、301はコントロールIC回
路、302はディジタル/アナログ(D/A)変換器、
304はサンプルホールド回路、305はドライバIC
回路、306は信号処理回路である。本体側から送信さ
れる表示データ(R(赤)・G(緑)・B(青)の中の
1つ)はD/A変換器302でアナログのビデオ信号と
される。なお、本体側からビデオ信号が供給される場合
には、前記D/A変換器302は必要ない。図9に示す
液晶表示パネルでは、映像信号線(D)を6相に分けて
駆動(走査)するため、ビデオ信号もそれに併せて6相
に分割する必要がある。そのため、D/A変換器302
からのビデオ信号は、水平駆動用クロック信号(CL
X)と同期したサンプルホールド(S/H)用クロック
に基づき、サンプルホールド回路304で6相に分割さ
れる。さらに、この6相に分割されたビデオ信号は、タ
イミングが調整されて同一の位相とされ、サンプルホー
ルド回路304から出力される。さらに、6相に分割さ
れたビデオ信号は、信号処理回路306で、増幅処理・
γ処理・交流化処理が施され、液晶表示パネル(TFT
−LCD)のビデオ信号線(S1〜S6)に供給され
る。ここで、γ処理は、液晶層のガンマ特性を補正する
ための信号処理であり、交流化処理は、液晶層に直流電
圧が印加されるのを防止するための信号処理である。な
お、サンプルホールド回路304と信号処理回路306
の順序を入れ替えた回路構成とすることも可能である。
また、前記図9に示す液晶表示パネルは、多色表示可能
なカラー液晶表示パネルであってもよく、その場合に
は、R・G・Bの各表示データを、それぞれD/A変換
器302でビデオ信号に変換し、当該各ビデオ信号をそ
れぞれサンプルホールド回路304で6相に分割し、液
晶表示パネルのビデオ信号線(S1〜S6)に供給する
ようにすればよい。但し、多色表示可能なカラー液晶表
示パネルにおいては、前記図9に示す液晶表示パネル
に、R・G・B用の薄膜トランジスタ(TFT)、R・
G・B用の映像信号線(D)およびカラーフィルタを設
け、R・G・Bのビデオ信号をそれぞれの映像信号線
(D)に供給する必要がある。また、1個の半導体集積
回路(LSI)で構成されるコントロールIC回路30
1は、本体側からの水平同期信号(H−SYNC)、垂
直同期信号(V−SYNC)、クロックパルス(CL
K)に基づいて、水平駆動用クロック信号(CLX)、
垂直駆動用クロック信号(CLY)等を生成する。ま
た、ドライバIC回路305は、水平駆動用クロック信
号(CLX)、垂直駆動用クロック信号(CLY)等
を、液晶表示パネル(TFT−LCD)を動作させるた
めに必要な電圧まで増幅する。
Tr−TFT液晶表示モジュールの周辺回路の概略回路
構成を示すブロック図である。同図において、TFT−
LCDは液晶表示パネル、301はコントロールIC回
路、302はディジタル/アナログ(D/A)変換器、
304はサンプルホールド回路、305はドライバIC
回路、306は信号処理回路である。本体側から送信さ
れる表示データ(R(赤)・G(緑)・B(青)の中の
1つ)はD/A変換器302でアナログのビデオ信号と
される。なお、本体側からビデオ信号が供給される場合
には、前記D/A変換器302は必要ない。図9に示す
液晶表示パネルでは、映像信号線(D)を6相に分けて
駆動(走査)するため、ビデオ信号もそれに併せて6相
に分割する必要がある。そのため、D/A変換器302
からのビデオ信号は、水平駆動用クロック信号(CL
X)と同期したサンプルホールド(S/H)用クロック
に基づき、サンプルホールド回路304で6相に分割さ
れる。さらに、この6相に分割されたビデオ信号は、タ
イミングが調整されて同一の位相とされ、サンプルホー
ルド回路304から出力される。さらに、6相に分割さ
れたビデオ信号は、信号処理回路306で、増幅処理・
γ処理・交流化処理が施され、液晶表示パネル(TFT
−LCD)のビデオ信号線(S1〜S6)に供給され
る。ここで、γ処理は、液晶層のガンマ特性を補正する
ための信号処理であり、交流化処理は、液晶層に直流電
圧が印加されるのを防止するための信号処理である。な
お、サンプルホールド回路304と信号処理回路306
の順序を入れ替えた回路構成とすることも可能である。
また、前記図9に示す液晶表示パネルは、多色表示可能
なカラー液晶表示パネルであってもよく、その場合に
は、R・G・Bの各表示データを、それぞれD/A変換
器302でビデオ信号に変換し、当該各ビデオ信号をそ
れぞれサンプルホールド回路304で6相に分割し、液
晶表示パネルのビデオ信号線(S1〜S6)に供給する
ようにすればよい。但し、多色表示可能なカラー液晶表
示パネルにおいては、前記図9に示す液晶表示パネル
に、R・G・B用の薄膜トランジスタ(TFT)、R・
G・B用の映像信号線(D)およびカラーフィルタを設
け、R・G・Bのビデオ信号をそれぞれの映像信号線
(D)に供給する必要がある。また、1個の半導体集積
回路(LSI)で構成されるコントロールIC回路30
1は、本体側からの水平同期信号(H−SYNC)、垂
直同期信号(V−SYNC)、クロックパルス(CL
K)に基づいて、水平駆動用クロック信号(CLX)、
垂直駆動用クロック信号(CLY)等を生成する。ま
た、ドライバIC回路305は、水平駆動用クロック信
号(CLX)、垂直駆動用クロック信号(CLY)等
を、液晶表示パネル(TFT−LCD)を動作させるた
めに必要な電圧まで増幅する。
【0029】一般に、液晶層は、長時間同じ電圧(直流
電圧)が印加されていると、液晶層の傾きが固定化さ
れ、結果として残像現象を引き起こし、液晶層の寿命を
縮めることになる。これを防止するために、液晶表示装
置においては、コモン電極に印加する電圧を基準にし
て、画素電極(ITO1)に印加する駆動電圧を、一定
時間毎に正電圧側/負電圧側に変化(一般に、これを交
流化と呼んでいる。)させるようにしている。
電圧)が印加されていると、液晶層の傾きが固定化さ
れ、結果として残像現象を引き起こし、液晶層の寿命を
縮めることになる。これを防止するために、液晶表示装
置においては、コモン電極に印加する電圧を基準にし
て、画素電極(ITO1)に印加する駆動電圧を、一定
時間毎に正電圧側/負電圧側に変化(一般に、これを交
流化と呼んでいる。)させるようにしている。
【0030】以下、本実施の形態のPoly−SiTr
−TFT液晶表示モジュールにおける交流化駆動方法に
ついて説明する。液晶層に交流電圧を印加する駆動方法
として、コモン対称法とコモン反転法の2通りの方法が
知られている。本実施の形態のPoly−SiTr−T
FT液晶表示モジュールにおいては、制御回路部100
から供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミング
を、図4に示すタイミングの第1モードのパルス信号、
あるいは図5に示すタイミングの第2モードのパルス信
号に変化させることにより、どちらの方式にも対応可能
である。例えば、奇数フレームの奇数ラインに正極性の
ビデオ信号を、奇数フレームの偶数ラインに負極性のビ
デオ信号を印加し、さらに、偶数フレームの奇数ライン
に負極性のビデオ信号を、また、偶数フレームの偶数ラ
インに正極性のビデオ信号を印加する交流化駆動方法を
採用する場合であっても、一走査ライン毎に、制御回路
部100から図4に示すタイミングの外部パルス(φ1
〜φ5)、あるいは図5に示すタイミングの外部パルス
(φ1〜φ5)を、各ビデオ信号取り込み回路(11〜
17)に供給することにより容易に対応可能である。
−TFT液晶表示モジュールにおける交流化駆動方法に
ついて説明する。液晶層に交流電圧を印加する駆動方法
として、コモン対称法とコモン反転法の2通りの方法が
知られている。本実施の形態のPoly−SiTr−T
FT液晶表示モジュールにおいては、制御回路部100
から供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミング
を、図4に示すタイミングの第1モードのパルス信号、
あるいは図5に示すタイミングの第2モードのパルス信
号に変化させることにより、どちらの方式にも対応可能
である。例えば、奇数フレームの奇数ラインに正極性の
ビデオ信号を、奇数フレームの偶数ラインに負極性のビ
デオ信号を印加し、さらに、偶数フレームの奇数ライン
に負極性のビデオ信号を、また、偶数フレームの偶数ラ
インに正極性のビデオ信号を印加する交流化駆動方法を
採用する場合であっても、一走査ライン毎に、制御回路
部100から図4に示すタイミングの外部パルス(φ1
〜φ5)、あるいは図5に示すタイミングの外部パルス
(φ1〜φ5)を、各ビデオ信号取り込み回路(11〜
17)に供給することにより容易に対応可能である。
【0031】また、前記コモン対称法の一つに、ドット
反転法が知られている。このドット反転法では、例え
ば、奇数フレームの奇数ラインでは、奇数番目の映像信
号線(D)に負極性の階調電圧が、また、偶数番目の映
像信号線(D)に正極性の階調電圧が印加される。さら
に、奇数フレームの偶数ラインでは、奇数番目の映像信
号線(D)に正極性の階調電圧が、また、偶数番目の映
像信号線(D)に負極生の階調電圧が印加される。ま
た、各ライン毎の極性はフレーム毎に反転され、偶数フ
レームの奇数ラインでは、奇数番目の映像信号線(D)
に正極性の階調電圧が、また、偶数番目の映像信号線
(D)に負極性の階調電圧が印加される。また、偶数フ
レームの偶数ラインでは、奇数番目の映像信号線(D)
に負極性の階調電圧が、また、偶数番目の映像信号線
(D)に正極性の階調電圧が印加される。本実施の形態
のPoly−SiTr−TFT液晶表示モジュールにお
いて、前記ドット反転法を採用する場合には、例えば、
図11に示すように、映像信号線(Dn)に設けられる
ビデオ信号取り込み回路21に供給する外部パルス(φ
1〜φ5)のタイミングを、例えば、図4に示すタイミ
ングとし、映像信号線(Dn)に隣接する映像信号線
(Dn+1)に設けられるビデオ信号取り込み回路22
に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、
例えば、図5に示すタイミングとし、1ライン毎で、か
つ、1フレーム毎に切り換えるようにすればよい。
反転法が知られている。このドット反転法では、例え
ば、奇数フレームの奇数ラインでは、奇数番目の映像信
号線(D)に負極性の階調電圧が、また、偶数番目の映
像信号線(D)に正極性の階調電圧が印加される。さら
に、奇数フレームの偶数ラインでは、奇数番目の映像信
号線(D)に正極性の階調電圧が、また、偶数番目の映
像信号線(D)に負極生の階調電圧が印加される。ま
た、各ライン毎の極性はフレーム毎に反転され、偶数フ
レームの奇数ラインでは、奇数番目の映像信号線(D)
に正極性の階調電圧が、また、偶数番目の映像信号線
(D)に負極性の階調電圧が印加される。また、偶数フ
レームの偶数ラインでは、奇数番目の映像信号線(D)
に負極性の階調電圧が、また、偶数番目の映像信号線
(D)に正極性の階調電圧が印加される。本実施の形態
のPoly−SiTr−TFT液晶表示モジュールにお
いて、前記ドット反転法を採用する場合には、例えば、
図11に示すように、映像信号線(Dn)に設けられる
ビデオ信号取り込み回路21に供給する外部パルス(φ
1〜φ5)のタイミングを、例えば、図4に示すタイミ
ングとし、映像信号線(Dn)に隣接する映像信号線
(Dn+1)に設けられるビデオ信号取り込み回路22
に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、
例えば、図5に示すタイミングとし、1ライン毎で、か
つ、1フレーム毎に切り換えるようにすればよい。
【0032】なお、図11において、TG1〜TG4は
トランスファゲート回路、SAは、図4に示すタイミン
グの外部パルス(φ1〜φ5)が供給される信号線、S
Bは図5に示すタイミングの外部パルス(φ1〜φ5)
が供給される信号線である。また、SSAは、ゲート切
替え信号が供給される信号線であり、このゲート切替え
信号(SSA)を、1ライン毎で、かつ、1フレーム線
毎に、HレベルあるいはLレベルに切り換えることによ
り、隣接する映像信号線(Dn,Dn+1)毎に設けら
れるビデオ信号取り込み回路(21,22)に供給する
外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、1ライン毎
で、かつ、1フレーム毎に切り換える。
トランスファゲート回路、SAは、図4に示すタイミン
グの外部パルス(φ1〜φ5)が供給される信号線、S
Bは図5に示すタイミングの外部パルス(φ1〜φ5)
が供給される信号線である。また、SSAは、ゲート切
替え信号が供給される信号線であり、このゲート切替え
信号(SSA)を、1ライン毎で、かつ、1フレーム線
毎に、HレベルあるいはLレベルに切り換えることによ
り、隣接する映像信号線(Dn,Dn+1)毎に設けら
れるビデオ信号取り込み回路(21,22)に供給する
外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、1ライン毎
で、かつ、1フレーム毎に切り換える。
【0033】さらに、本実施の形態のPoly−SiT
r−TFT液晶表示モジュールにおいて、前記ドット反
転法を採用する場合に、図12に示すような構成を採用
してもよい。図12に示す構成では、各映像信号毎に2
系統のビデオ信号取り込み回路(31a,31b,32
a,32b)を設け、この2系統のビデオ信号取り込み
回路の一方に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイ
ミングと、他方に供給する外部パルス(φ1〜φ5)の
タイミングとを異ならせる。即ち、ビデオ信号取り込み
回路(31a,32a)に供給する外部パルス(φ1〜
φ5)のタイミングを、例えば、図4に示すタイミング
とし、また、ビデオ信号取り込み回路(31b,32
b)に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミング
を、例えば、図5に示すタイミングとする。なお、図1
2において、TG11〜TG18はトランスファゲート
回路、SAは、図4に示すタイミングの外部パルス(φ
1〜φ5)が供給される信号線、SBは図5に示すタイ
ミングの外部パルス(φ1〜φ5)が供給される信号線
である。また、SSAは、ゲート切替え信号が供給され
る信号線であり、このゲート切替え信号(SSA)によ
り、トランスファゲート回路(TG11〜TG14)を
交互にオンとすることにより、1ライン毎に、2系統の
ビデオ信号取り込み回路を交互に切り換えて、映像信号
線と接続し、かつ、1フレーム毎に、映像信号線に接続
する2系統のビデオ信号取り込み回路の接続順を交換す
る。即ち、奇数フレームの奇数番目のラインで、例え
ば、ビデオ信号取り込み回路31aを映像信号線(D
n)に接続し、かつ、偶数ラインで、ビデオ信号取り込
み回路31bを映像信号線(Dn)に接続し、また、偶
数フレームの奇数番目のラインで、ビデオ信号取り込み
回路31bを映像信号線(Dn)に接続し、かつ、偶数
ラインで、ビデオ信号取り込み回路31aを映像信号線
(Dn)に接続する。なお、図12に示す構成では、ト
ランスファゲート回路(TG15〜TG18)により、
ビデオ信号が1ライン毎に交互に、ビデオ信号取り込み
回路31a、あるいはビデオ信号取り込み回路31bに
取り込まれる。即ち、ビデオ信号取り込み回路31aが
映像信号線(Dn)に接続されている場合に、ビデオ信
号取り込み回路31bには、ビデオ信号線(S0)か
ら、ビデオ信号が入力される。これにより、回路構成は
複雑になるが、ビデオ信号取り込みと、ビデオ信号の画
素書き込みとが分離されるので、タイミング調整等の点
で有利となる。なお、前記本実施の形態では、制御回路
部100および垂直走査回路110を、液晶表示パネル
内に組み込まれた実施の形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、制御回路部100
および垂直走査回路110は、液晶表示パネルの外部に
設けるようにしてもよい。
r−TFT液晶表示モジュールにおいて、前記ドット反
転法を採用する場合に、図12に示すような構成を採用
してもよい。図12に示す構成では、各映像信号毎に2
系統のビデオ信号取り込み回路(31a,31b,32
a,32b)を設け、この2系統のビデオ信号取り込み
回路の一方に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイ
ミングと、他方に供給する外部パルス(φ1〜φ5)の
タイミングとを異ならせる。即ち、ビデオ信号取り込み
回路(31a,32a)に供給する外部パルス(φ1〜
φ5)のタイミングを、例えば、図4に示すタイミング
とし、また、ビデオ信号取り込み回路(31b,32
b)に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミング
を、例えば、図5に示すタイミングとする。なお、図1
2において、TG11〜TG18はトランスファゲート
回路、SAは、図4に示すタイミングの外部パルス(φ
1〜φ5)が供給される信号線、SBは図5に示すタイ
ミングの外部パルス(φ1〜φ5)が供給される信号線
である。また、SSAは、ゲート切替え信号が供給され
る信号線であり、このゲート切替え信号(SSA)によ
り、トランスファゲート回路(TG11〜TG14)を
交互にオンとすることにより、1ライン毎に、2系統の
ビデオ信号取り込み回路を交互に切り換えて、映像信号
線と接続し、かつ、1フレーム毎に、映像信号線に接続
する2系統のビデオ信号取り込み回路の接続順を交換す
る。即ち、奇数フレームの奇数番目のラインで、例え
ば、ビデオ信号取り込み回路31aを映像信号線(D
n)に接続し、かつ、偶数ラインで、ビデオ信号取り込
み回路31bを映像信号線(Dn)に接続し、また、偶
数フレームの奇数番目のラインで、ビデオ信号取り込み
回路31bを映像信号線(Dn)に接続し、かつ、偶数
ラインで、ビデオ信号取り込み回路31aを映像信号線
(Dn)に接続する。なお、図12に示す構成では、ト
ランスファゲート回路(TG15〜TG18)により、
ビデオ信号が1ライン毎に交互に、ビデオ信号取り込み
回路31a、あるいはビデオ信号取り込み回路31bに
取り込まれる。即ち、ビデオ信号取り込み回路31aが
映像信号線(Dn)に接続されている場合に、ビデオ信
号取り込み回路31bには、ビデオ信号線(S0)か
ら、ビデオ信号が入力される。これにより、回路構成は
複雑になるが、ビデオ信号取り込みと、ビデオ信号の画
素書き込みとが分離されるので、タイミング調整等の点
で有利となる。なお、前記本実施の形態では、制御回路
部100および垂直走査回路110を、液晶表示パネル
内に組み込まれた実施の形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、制御回路部100
および垂直走査回路110は、液晶表示パネルの外部に
設けるようにしてもよい。
【0034】[実施の形態2]図13は、本発明の実施
の形態2のTFT方式の液晶表示モジュールの全体の概
略構成を示すブロック図である。本実施の形態の液晶表
示モジュールは、ビデオ信号がデジタル信号で入力され
る液晶表示モジュールであり、本実施の形態の液晶表示
モジュールは、液晶表示パネル200と、表示制御装置
201と、制御回路部202とで構成される。液晶表示
パネル200は、表示部210と、水平走査回路220
と、垂直走査回路230とから構成される。ここで、水
平走査回路220は、メモリアドレス選択回路(以下、
水平シフトレジスタ回路と称する。)221と、ラッチ
回路部222と、ビデオ信号取り込み回路(411〜4
1n)とから構成される。各ビデオ信号取り込み回路
(411〜41n)は、前記図6に示す応用回路で構成
され、さらに、各ビデオ信号取り込み回路(411〜4
1n)には、同一タイミングの外部パルス(φ1〜φ
5)が、制御回路部202から入力される。また、液晶
表示パネル200の表示部210は、前記図9に示すも
のと同じである。表示制御装置201は、1個の半導体
集積回路(LSI)から構成され、表示制御装置201
には、クロック信号、ディスプレイタイミング信号、水
平同期信号、垂直同期信号の各表示制御信号および表示
用データ(R・G・B)が、コンピュータ本体側から送
信されてくる。
の形態2のTFT方式の液晶表示モジュールの全体の概
略構成を示すブロック図である。本実施の形態の液晶表
示モジュールは、ビデオ信号がデジタル信号で入力され
る液晶表示モジュールであり、本実施の形態の液晶表示
モジュールは、液晶表示パネル200と、表示制御装置
201と、制御回路部202とで構成される。液晶表示
パネル200は、表示部210と、水平走査回路220
と、垂直走査回路230とから構成される。ここで、水
平走査回路220は、メモリアドレス選択回路(以下、
水平シフトレジスタ回路と称する。)221と、ラッチ
回路部222と、ビデオ信号取り込み回路(411〜4
1n)とから構成される。各ビデオ信号取り込み回路
(411〜41n)は、前記図6に示す応用回路で構成
され、さらに、各ビデオ信号取り込み回路(411〜4
1n)には、同一タイミングの外部パルス(φ1〜φ
5)が、制御回路部202から入力される。また、液晶
表示パネル200の表示部210は、前記図9に示すも
のと同じである。表示制御装置201は、1個の半導体
集積回路(LSI)から構成され、表示制御装置201
には、クロック信号、ディスプレイタイミング信号、水
平同期信号、垂直同期信号の各表示制御信号および表示
用データ(R・G・B)が、コンピュータ本体側から送
信されてくる。
【0035】次に、表示データが3ビットの場合におけ
る、本実施の形態の液晶表示モジュールの動作の概略を
説明する。表示制御装置201は、垂直同期信号入力後
に、第1番目のディスプレイタイミング信号が入力され
ると、これを第1番目の表示ラインと判断して垂直走査
回路230にスタートパルス(SY)を出力する。ま
た、表示制御装置201は、水平同期信号に基づいて、
1水平走査時間毎に、表示部210の各走査信号線
(G)に順次正のバイアス電圧を印加するように、垂直
走査回路230に1水平走査時間周期のシフトクロック
である垂直駆動用クロック信号(CLY)を出力する。
これにより、垂直走査回路230は、走査信号線(G)
を順次選択して、選択した走査信号線(G)に正のバイ
アス電圧を出力し、選択された走査信号線(G)にゲー
トが接続される薄膜トランジスタ(TFT)を1走査期
間オンとする。
る、本実施の形態の液晶表示モジュールの動作の概略を
説明する。表示制御装置201は、垂直同期信号入力後
に、第1番目のディスプレイタイミング信号が入力され
ると、これを第1番目の表示ラインと判断して垂直走査
回路230にスタートパルス(SY)を出力する。ま
た、表示制御装置201は、水平同期信号に基づいて、
1水平走査時間毎に、表示部210の各走査信号線
(G)に順次正のバイアス電圧を印加するように、垂直
走査回路230に1水平走査時間周期のシフトクロック
である垂直駆動用クロック信号(CLY)を出力する。
これにより、垂直走査回路230は、走査信号線(G)
を順次選択して、選択した走査信号線(G)に正のバイ
アス電圧を出力し、選択された走査信号線(G)にゲー
トが接続される薄膜トランジスタ(TFT)を1走査期
間オンとする。
【0036】表示制御装置201は、ディスプレイタイ
ミング信号が入力されると、これを表示開始位置と判断
し、受け取った単純1列の3ビットの表示データを、水
平走査回路220のラッチ回路部222に出力する。同
時に、表示制御装置201は、水平シフトレジスタ回路
221に、スタートパルス(DX)と、表示データラッ
チ用クロックを出力する。これにより、水平シフトレジ
スタ回路221は、ラッチ回路部222に、表示データ
取り込み用シフトパルスを順次出力する。ラッチ回路部
222は、この表示データ取り込み用シフトパルスによ
り、表示データを順次格納し、ビデオ信号取り込み回路
(411〜41n)の各データラッチ部(図6に示すL
T1〜LT3)に入力する。各データラッチ部(LT1
〜LT3)は、外部パルス(φ1〜φ5)の入力前に、
ラッチ回路部222からのデータをラッチし、前記図
7、図8を用いて説明した手順で、各映像信号線(D1
〜Dn)にビデオ信号を供給する。これにより、選択さ
れた走査信号線(G)にゲートが接続される薄膜トラン
ジスタ(TFT)を有する画素に、表示データに対応し
た階調電圧が書き込まれ、表示部210に画像が表示さ
れる。
ミング信号が入力されると、これを表示開始位置と判断
し、受け取った単純1列の3ビットの表示データを、水
平走査回路220のラッチ回路部222に出力する。同
時に、表示制御装置201は、水平シフトレジスタ回路
221に、スタートパルス(DX)と、表示データラッ
チ用クロックを出力する。これにより、水平シフトレジ
スタ回路221は、ラッチ回路部222に、表示データ
取り込み用シフトパルスを順次出力する。ラッチ回路部
222は、この表示データ取り込み用シフトパルスによ
り、表示データを順次格納し、ビデオ信号取り込み回路
(411〜41n)の各データラッチ部(図6に示すL
T1〜LT3)に入力する。各データラッチ部(LT1
〜LT3)は、外部パルス(φ1〜φ5)の入力前に、
ラッチ回路部222からのデータをラッチし、前記図
7、図8を用いて説明した手順で、各映像信号線(D1
〜Dn)にビデオ信号を供給する。これにより、選択さ
れた走査信号線(G)にゲートが接続される薄膜トラン
ジスタ(TFT)を有する画素に、表示データに対応し
た階調電圧が書き込まれ、表示部210に画像が表示さ
れる。
【0037】本実施の形態のPoly−SiTr−TF
T液晶表示モジュールにおいても、制御回路部202か
ら供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、
図7あるいは図8に示すタイミングに変化させることに
より、前記したコモン対称法あるいはコモン反転法のど
ちらの交流化駆動にも対応可能である。また、本実施の
形態のPoly−SiTr−TFT液晶表示モジュール
において、前記ドット反転法を採用する場合でも、例え
ば、前記図11に示すような方法により容易に対応可能
である。即ち、映像信号線(Dn)に設けられるビデオ
信号取り込み回路21に供給する外部パルス(φ1〜φ
5)のタイミングを、例えば、図7に示すタイミングと
し、映像信号線(Dn)に隣接する映像信号線(Dn+
1)に設けられるビデオ信号取り込み回路22に供給す
る外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、例えば、
図8に示すタイミングとし、1ライン毎で、かつ、1フ
レーム毎に切り換えるようにすればよい。
T液晶表示モジュールにおいても、制御回路部202か
ら供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、
図7あるいは図8に示すタイミングに変化させることに
より、前記したコモン対称法あるいはコモン反転法のど
ちらの交流化駆動にも対応可能である。また、本実施の
形態のPoly−SiTr−TFT液晶表示モジュール
において、前記ドット反転法を採用する場合でも、例え
ば、前記図11に示すような方法により容易に対応可能
である。即ち、映像信号線(Dn)に設けられるビデオ
信号取り込み回路21に供給する外部パルス(φ1〜φ
5)のタイミングを、例えば、図7に示すタイミングと
し、映像信号線(Dn)に隣接する映像信号線(Dn+
1)に設けられるビデオ信号取り込み回路22に供給す
る外部パルス(φ1〜φ5)のタイミングを、例えば、
図8に示すタイミングとし、1ライン毎で、かつ、1フ
レーム毎に切り換えるようにすればよい。
【0038】さらに、本実施の形態のPoly−SiT
r−TFT液晶表示モジュールにおいても、前記ドット
反転法を採用する場合に、前記図12に示すような構成
を採用してもよい。即ち、各映像信号毎に2系統のビデ
オ信号取り込み回路(31a,31b,32a,32
b)を設け、ビデオ信号取り込み回路(31a,32
a)に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミング
を、例えば、図7に示すタイミングとし、また、ビデオ
信号取り込み回路(31b,32b)に供給する外部パ
ルス(φ1〜φ5)のタイミングを、例えば、図8に示
すタイミングとし、1ライン毎に、2系統のビデオ信号
取り込み回路を交互に切り換えて映像信号線と接続し、
かつ、1フレーム毎に、映像信号線に接続する2系統の
ビデオ信号取り込み回路の接続順を交換すればよい。な
お、図13に示す水平走査回路220および垂直走査回
路230は、液晶表示パネルに組み込まれており、薄膜
トランジスタ(TFT)と同じくPoly−SiTrで
構成され、同一の基板上に形成される。なお、前記各実
施の形態では、本発明をポリ・シリコン・トランジスタ
を使用したTFT方式のモジュールに適用した実施の形
態について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本発明は、アモルファス・シリコン・トラン
ジスタを使用したTFT方式のモジュールに適用可能で
ある。以上、本発明者によってなされた発明を、前記実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記
実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
r−TFT液晶表示モジュールにおいても、前記ドット
反転法を採用する場合に、前記図12に示すような構成
を採用してもよい。即ち、各映像信号毎に2系統のビデ
オ信号取り込み回路(31a,31b,32a,32
b)を設け、ビデオ信号取り込み回路(31a,32
a)に供給する外部パルス(φ1〜φ5)のタイミング
を、例えば、図7に示すタイミングとし、また、ビデオ
信号取り込み回路(31b,32b)に供給する外部パ
ルス(φ1〜φ5)のタイミングを、例えば、図8に示
すタイミングとし、1ライン毎に、2系統のビデオ信号
取り込み回路を交互に切り換えて映像信号線と接続し、
かつ、1フレーム毎に、映像信号線に接続する2系統の
ビデオ信号取り込み回路の接続順を交換すればよい。な
お、図13に示す水平走査回路220および垂直走査回
路230は、液晶表示パネルに組み込まれており、薄膜
トランジスタ(TFT)と同じくPoly−SiTrで
構成され、同一の基板上に形成される。なお、前記各実
施の形態では、本発明をポリ・シリコン・トランジスタ
を使用したTFT方式のモジュールに適用した実施の形
態について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本発明は、アモルファス・シリコン・トラン
ジスタを使用したTFT方式のモジュールに適用可能で
ある。以上、本発明者によってなされた発明を、前記実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記
実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明によれば、各画素に駆動電圧を
供給する電界効果型トランジスタのしきい値電圧のバラ
ツキにより、液晶表示素子の表示画面に生じる線状の模
様を防止して、液晶表示素子の表示画面の表示品質を向
上させることが可能となる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明によれば、各画素に駆動電圧を
供給する電界効果型トランジスタのしきい値電圧のバラ
ツキにより、液晶表示素子の表示画面に生じる線状の模
様を防止して、液晶表示素子の表示画面の表示品質を向
上させることが可能となる。
【図1】本発明のPoly−SiTr−TFT液晶表示
モジュールに適用される電圧再生回路の一例の回路構成
を示す回路図である。
モジュールに適用される電圧再生回路の一例の回路構成
を示す回路図である。
【図2】図1に示す電圧再生回路に入力される外部パル
ス波形(φ1〜φ3)の一例と、各外部パルス波形(φ
1〜φ3)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す
図である。
ス波形(φ1〜φ3)の一例と、各外部パルス波形(φ
1〜φ3)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す
図である。
【図3】図1に示す電圧再生回路を応用した応用回路の
一例の回路構成を示す回路図である。
一例の回路構成を示す回路図である。
【図4】図3に示す応用回路に入力される外部パルス波
形(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜
φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図で
ある。
形(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜
φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図で
ある。
【図5】図3に示す応用回路に入力される外部パルス波
形(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パルス波形(φ1
〜φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図
である。
形(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パルス波形(φ1
〜φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図
である。
【図6】図1に示す電圧再生回路を応用した応用回路の
他の例の回路構成を示す回路図である。
他の例の回路構成を示す回路図である。
【図7】図6に示す応用回路に入力される外部パルス波
形(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜
φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図で
ある。
形(φ1〜φ5)の一例と、各外部パルス波形(φ1〜
φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図で
ある。
【図8】図6に示す応用回路に入力される外部パルス波
形(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パルス波形(φ1
〜φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図
である。
形(φ1〜φ5)の他の例と、各外部パルス波形(φ1
〜φ5)入力時の各ノードの電圧波形を模式的に示す図
である。
【図9】本発明の実施の形態1のPoly−SiTr−
TFT液晶表示モジュールの液晶表示パネルの等化回路
を示す図である。
TFT液晶表示モジュールの液晶表示パネルの等化回路
を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態1のPoly−SiTr
−TFT液晶表示モジュールの周辺回路の概略回路構成
を示すブロック図である。
−TFT液晶表示モジュールの周辺回路の概略回路構成
を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態1のPoly−SiTr
−TFT液晶表示モジュールを、ドット反転法で駆動す
る場合の一構成例を示す要部構成図である。
−TFT液晶表示モジュールを、ドット反転法で駆動す
る場合の一構成例を示す要部構成図である。
【図12】本発明の実施の形態1のPoly−SiTr
−TFT液晶表示モジュールを、ドット反転法で駆動す
る場合の他の構成例を示す要部構成図である。
−TFT液晶表示モジュールを、ドット反転法で駆動す
る場合の他の構成例を示す要部構成図である。
【図13】本発明の実施の形態2のTFT方式の液晶表
示モジュールの全体の概略構成を示すブロック図であ
る。
示モジュールの全体の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図14】各MOSトランジスタのしきい値電圧(Vt
h)の電圧レベルのばらつきを回避するための一回路構
成を示す回路図である。
h)の電圧レベルのばらつきを回避するための一回路構
成を示す回路図である。
11〜17,21,22,31a,31b,32a,3
2b,411〜41n…ビデオ信号取り込み回路、10
0,202…制御回路部、110,230…垂直走査回
路、200,TFT−LCD…液晶表示パネル、201
…表示制御装置、210…表示部、220…水平走査回
路、221…メモリアドレス選択回路(水平レジス
タ)、222…ラッチ回路部、301…コントロールI
C回路、302…ディジタル/アナログ(D/A)変換
器、304…サンプルホールド回路、305…ドライバ
IC回路、306…信号処理回路、Cadd…保持容
量、CLC…液晶容量、C0…負荷容量、C1〜C3…結
合容量、CS2…寄生容量、D…映像信号線(ドレイン
信号線または垂直信号線)、FFT…薄膜トランジス
タ、G…走査信号線(ゲート信号線または水平信号
線)、ITO1…画素電極、LT…データラッチ部、
M,TR…電界効果型トランジスタ(MOSトランジス
タ)、N…ノード、S…ビデオ信号線、TG…トランス
ファゲート回路。
2b,411〜41n…ビデオ信号取り込み回路、10
0,202…制御回路部、110,230…垂直走査回
路、200,TFT−LCD…液晶表示パネル、201
…表示制御装置、210…表示部、220…水平走査回
路、221…メモリアドレス選択回路(水平レジス
タ)、222…ラッチ回路部、301…コントロールI
C回路、302…ディジタル/アナログ(D/A)変換
器、304…サンプルホールド回路、305…ドライバ
IC回路、306…信号処理回路、Cadd…保持容
量、CLC…液晶容量、C0…負荷容量、C1〜C3…結
合容量、CS2…寄生容量、D…映像信号線(ドレイン
信号線または垂直信号線)、FFT…薄膜トランジス
タ、G…走査信号線(ゲート信号線または水平信号
線)、ITO1…画素電極、LT…データラッチ部、
M,TR…電界効果型トランジスタ(MOSトランジス
タ)、N…ノード、S…ビデオ信号線、TG…トランス
ファゲート回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NA31 NC12 NC23 NC34 NC62 ND09 ND15 ND60 NE10 5C006 AA22 AC02 AC18 AF64 BB16 BC06 BC20 BF34 BF50 FA24 FA26 5C080 AA10 BB05 CC03 DD05 DD11 FF10 JJ03 KK01
Claims (13)
- 【請求項1】 マトリクス状に設けられる複数の画素
と、 前記複数の画素の列(または行)方向の画素に画素駆動
電圧を印加する複数の映像信号線と、 前記複数の映像信号線に画素駆動電圧を供給する駆動手
段とを備える液晶表示装置であって、 前記駆動手段は、前記各映像信号線に画素駆動電圧を供
給する複数の映像信号取込手段を有し、 前記各映像信号取込手段は、第1の電界効果型トランジ
スタと、 前記第1の電界効果型トランジスタの制御電極の電圧値
を、共通画素駆動電圧に対して、前記第1の電界効果型
トランジスタのしきい値電圧分だけ補正した電圧値に設
定する第1の手段と、 前記第1の電界効果型トランジスタの制御電極の電圧値
を、前記第1の手段で補正された電圧値に映像信号電圧
が重畳された電圧とする第2の手段と、 前記第2の手段で、制御電極の電圧値が前記第1の手段
で補正された電圧値に映像信号電圧が重畳された電圧と
された第1の電界効果型トランジスタと共に、前記共通
画素駆動電圧に映像信号電圧が重畳された電圧を画素駆
動電圧として、前記映像信号線に供給する第3の手段と
を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記駆動手段は、前記各映像信号取込手
段を制御する制御手段であって、前記各映像信号取込手
段に対して第1モードの制御信号を送出して、前記各映
像信号取込手段から前記映像信号線に、前記共通画素駆
動電圧に映像信号電圧が加算された電圧を画素駆動電圧
として供給させ、また、前記各映像信号取込手段に対し
て第2モードの制御信号を送出して、前記各映像信号取
込手段から前記映像信号線に、前記共通画素駆動電圧か
ら映像信号電圧が減算された電圧を画素駆動電圧として
供給させる制御手段を有することを特徴とする請求項1
に記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記制御手段から送出される第1モード
の制御信号は、第1乃至第5の制御信号を有し、 前記第1乃至第5の制御信号は、前記第5の制御信号、
前記第4の制御信号、および前記第3の制御信号の順
で、かつ、前記第5の制御信号の送出されている間に前
記第1の制御信号、および前記第2の制御信号の順で、
各映像信号取込手段に対して送出されることを特徴とす
る請求項2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記制御手段から送出される第2モード
の制御信号は、第1乃至第5の制御信号を有し、 前記第1乃至第5の制御信号は、前記第4の制御信号、
前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、前記第5の
制御信号、および前記第3の制御信号の順で、各映像信
号取込手段に対して送出されることを特徴とする請求項
2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記第1の手段は、第2の電極に第1の
基準電圧が印加される電界効果型トランジスタで、第1
の電極が前記第1の電界効果型トランジスタの制御電極
に接続される第2の電界効果型トランジスタと、 第2の電極が前記第2の電界効果型トランジスタの第1
の電極に接続され、第1の電極が前記第1の電界効果型
トランジスタの第2の電極に接続される第3の電界効果
型トランジスタと、 第2の電極が前記第1の電界効果型トランジスタの第1
の電極に接続される電界効果型トランジスタで、第1の
電極に前記共通画素駆動電圧が印加される第4の電界効
果型トランジスタとで構成され、 前記第3の手段は、第2の電極が第2の基準電圧に接続
される電界効果型トランジスタで、第1の電極が前記第
1の電界効果型トランジスタの第2の電極に接続される
第5の電界効果型トランジスタと、 第2の電極が前記第1の電界効果型トランジスタの第1
の電極に接続され、第1の電極が前記映像信号線に接続
される第6の電界効果型トランジスタとで構成され、 前記第2の電界効果型トランジスタは、前記制御手段か
ら出力される第1の制御信号が制御電極に印加されたと
きにオンとされ、 前記第3および第4の電界効果型トランジスタは、前記
制御手段から出力される第2の制御信号が制御電極に印
加されたときにオンとされ、 前記第5および第6の電界効果型トランジスタは、前記
制御手段から出力される第3の制御信号が制御電極に印
加されたときにオンとされることを特徴とする請求項3
または請求項4に記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記第2の手段は、第2の電極に映像信
号電圧が印加される第7の電界効果型トランジスタと、 第1の電極に第3の基準電圧が印加される電界効果型ト
ランジスタで、第2の電極が前記第7の電界効果型トラ
ンジスタの第1の電極に接続される第8の電界効果型ト
ランジスタと、 前記第7の電界効果型トランジスタの第1の電極と、前
記第2の電界効果型トランジスタの第1の電極との間に
接続される結合容量とで構成され、 前記第7の電界効果型トランジスタは、前記制御手段か
ら出力される第4の制御信号が制御電極に印加されたと
きにオンとされ、 前記第8の電界効果型トランジスタは、前記制御手段か
ら出力される第5の制御信号が制御電極に印加されたと
きにオンとされることを特徴とする請求項5に記載の液
晶表示装置。 - 【請求項7】 前記第2の手段は、表示データのビット
数だけ設けられる複数のデータ入力手段を有し、 各データ入力手段は、表示データの各ビット値を格納す
るラッチ部と、 第2の電極が前記ラッチ部に接続される第7の電界効果
型トランジスタと、 第1の電極に第3の基準電圧が印加される電界効果型ト
ランジスタで、第2の電極が前記第7の電界効果型トラ
ンジスタの第1の電極に接続される第8の電界効果型ト
ランジスタと、 前記第7の電界効果型トランジスタの第1の電極と、前
記第2の電界効果型トランジスタの第1の電極との間に
接続される結合容量とで構成され、 前記各データ入力手段の第7の電界効果型トランジスタ
は、前記制御手段から出力される第4の制御信号が制御
電極に印加されたときにオンとされ、 前記各データ入力手段の第8の電界効果型トランジスタ
は、前記制御手段から出力される第5の制御信号が制御
電極に印加されたときにオンとされることを特徴とする
請求項5に記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、各映像信号取込手段に
対して、各フレームでn(n≧1)ライン毎に、かつ1
フレーム毎に送出される制御信号のモードが異なるよう
に、前記第1モードの制御信号、あるいは、前記第2モ
ードの制御信号を交互に送出することを特徴とする請求
項2ないし請求項7のいずれか1項に記載の液晶表示装
置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、奇数番目の映像信号線
に画素駆動電圧を供給する各映像信号取込手段に対し
て、各フレームでn(n≧1)ライン毎に、かつ、1フ
レーム毎に送出される制御信号のモードが異なるよう
に、前記第1モードの制御信号、あるいは、前記第2モ
ードの制御信号を交互に送出し、 また、偶数番目の映像信号線に画素駆動電圧を供給する
各映像信号取込手段に対して、各フレームでn(n≧
1)ライン毎に、かつ、1フレーム毎に送出される制御
信号のモードが異なるように、前記第2モードの制御信
号、あるいは、前記第1モードの制御信号を交互に送出
することを特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれ
か1項に記載の液晶表示装置。 - 【請求項10】 前記駆動手段は、前記映像信号取込手
段を2系統有し、 さらに、前記2系統映像信号取込手段から各映像信号線
に対して、交互に画素駆動電圧を供給する複数の選択手
段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項9の
いずれか1項に記載の液晶表示装置。 - 【請求項11】 前記制御部は、前記2系統の一方の系
統の各映像信号取込手段に対して前記第1モードの制御
信号を、また、前記2系統の他方の系統の各映像信号取
込手段に対して前記第2モードの制御信号を送出すると
ともに、前記各選択手段に対して切替制御信号を送出
し、 奇数番目の映像信号線に画素駆動電圧を供給する選択手
段は、各フレームで1ライン毎に、かつ、1フレーム毎
に画素駆動電圧を供給する系統が異なるように、前記2
系統の一方の系統の映像信号取込手段、あるいは、前記
2系統の他方の系統の映像信号取込手段からの画素駆動
電圧を各映像信号線に交互に供給し、 偶数番目の映像信号線に画素駆動電圧を供給する選択手
段は、各フレームで1ライン毎に、かつ、1フレーム毎
に画素駆動電圧を供給する系統が異なるように、前記2
系統の他方の系統の映像信号取込手段、あるいは、前記
2系統の一方の系統の映像信号取込手段からの画素駆動
電圧を、各映像信号線に交互に供給することを特徴とす
る請求項10に記載の液晶表示装置。 - 【請求項12】 前記各電界効果型トランジスタは、制
御電極下のチャネル形成領域が多結晶シリコンであるこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1
項に記載の液晶表示装置。 - 【請求項13】 前記マトリクス状に設けられる複数の
画素、前記複数の映像信号線、および前記駆動手段は、
液晶表示素子内に組み込まれていることを特徴とする請
求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の液晶表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23143599A JP2000352959A (ja) | 1999-01-01 | 1999-08-18 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23143599A JP2000352959A (ja) | 1999-01-01 | 1999-08-18 | 液晶表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11162268A Division JP2000347159A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000352959A true JP2000352959A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=16923514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23143599A Pending JP2000352959A (ja) | 1999-01-01 | 1999-08-18 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000352959A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7138968B2 (en) | 2002-01-09 | 2006-11-21 | Seiko Epson Corporation | Electronic circuit, electroluminescent display device, electro-optical device, electronic apparatus, method of controlling the current supply to an organic electroluminescent pixel, and method for driving a circuit |
KR100940570B1 (ko) * | 2003-05-19 | 2010-02-03 | 삼성전자주식회사 | 평판 표시 장치용 아날로그 증폭기 및 그 구동 방법 |
CN102667907A (zh) * | 2009-11-27 | 2012-09-12 | 夏普株式会社 | 液晶显示装置和液晶显示装置的驱动方法 |
-
1999
- 1999-08-18 JP JP23143599A patent/JP2000352959A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7138968B2 (en) | 2002-01-09 | 2006-11-21 | Seiko Epson Corporation | Electronic circuit, electroluminescent display device, electro-optical device, electronic apparatus, method of controlling the current supply to an organic electroluminescent pixel, and method for driving a circuit |
US7551151B2 (en) | 2002-01-09 | 2009-06-23 | Seiko Epson Corporation | Electronic circuit, electroluminescent display device, electro-optical device, electronic apparatus, method of controlling the current supply to an organic electroluminescent pixel, and method for driving a circuit |
KR100940570B1 (ko) * | 2003-05-19 | 2010-02-03 | 삼성전자주식회사 | 평판 표시 장치용 아날로그 증폭기 및 그 구동 방법 |
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