JP2000351435A - ベルトコンベヤ装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ装置

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JP2000351435A
JP2000351435A JP11167051A JP16705199A JP2000351435A JP 2000351435 A JP2000351435 A JP 2000351435A JP 11167051 A JP11167051 A JP 11167051A JP 16705199 A JP16705199 A JP 16705199A JP 2000351435 A JP2000351435 A JP 2000351435A
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Japan
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conveyor
belt
frame
pulley
front frame
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JP11167051A
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敬裕 ▲崎▼野
Takahiro Sakino
Masahito Okada
雅人 岡田
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SAKINO SEIKI KK
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SAKINO SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンベヤベルトを簡単に着脱することができ
るベルトコンベヤ装置を提供することである。 【解決手段】 架台1に一端部が支持された一対の支持
アーム9a、9bの一方を架台1に対して着脱自在の支
持とする。一対の支持アーム9a、9b間に設けられた
コンベヤフレーム21を前部フレーム21aと、後部フ
レーム21aとに分割して回動自在に連結する。前部フ
レーム21aにはコンベヤフレーム21の両端のベルト
ガイド22a、22b間にかけ渡されたコンベヤベルト
23の駆動用ドライブプーリ24と、張力用のテンショ
ンローラ25とを設け、ドライブプーリ24のプーリ軸
24aを架台1に設けられた軸受部3aで回転自在に支
持する。一対の支持アーム9a、9bの他端部に挿通さ
れたロックねじ39を前部フレーム21にねじ込む。後
部フレーム21bの折畳みによってコンベヤベルト23
にたるみをもたせ、一方の支持アーム9bと架台1の連
結を解除して、コンベヤベルト23を架台1とコンベヤ
フレーム21の他側部間に形成された間隙から抜き差し
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品等を搬送す
るベルトコンベヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数の円形の切断刃を軸方向に等間隔に
設けた刃物ロールと、前記切断刃の一部が嵌合可能な受
け溝を外周に形成した受けロールとを上下に対向配置
し、その刃物ロールと受けロールを相対的に逆方向に回
転して、両ロール間に送り込まれる魚肉や牛肉等の肉塊
を切断刃の間隔でもって薄切りするスライス装置は従来
から知られている。
【0003】上記スライス装置においては、普通、ベル
トコンベヤによって刃物ロールと受けロール間に肉塊を
供給し、また、スライスされたスライス片をベルトコン
ベヤで受け取って排出するようにしている。
【0004】上記のようなベルトコンベヤは搬送物が食
品であるため、衛生的でなくてはならない。このため、
肉塊をスライスした作業の終了後、あるいはスライス作
業を開始する前に、ベルトコンベヤの洗浄や殺菌作業を
行うようにしている。
【0005】ここで、ベルトコンベヤのベルトを取外す
ことなく、洗浄や殺菌作業を行うと、洗浄や殺菌が不完
全になり易いため、ベルトを取外して洗浄や殺菌を行う
ようにしている。
【0006】本件出願人は、ベルトをコンベヤフレーム
の側方から着脱し得るようにしたベルトコンベヤ装置を
実開平5−67493号公報において既に提案してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
おいて提案したベルトコンベヤ装置においては、コンベ
ヤフレームの前後端部を折曲げ可能とし、その前後端部
を上方に起立してベルトに弛みを形成したのち、比較的
重量のあるベルトコンベヤ装置の片側を持ち上げて架台
との間に隙間を形成し、この隙間からベルトを抜き差し
する構成であるため、ベルトの抜き差し時にベルトコン
ベヤ装置を持ち上げ状態に維持する必要が生じ、ベルト
の着脱作業の容易化を図る上において改善すべき点が残
されていた。
【0008】この発明の課題は、ベルトを一人の作業者
によって簡単に着脱し得るようにしたベルトコンベヤ装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、架台によって一端部が回動
自在に支持された一対の支持アームの一方を前記架台に
対して着脱自在の支持とし、一対の支持アームの他端部
間に一部が配置されたコンベヤフレームの前後端にベル
トガイドを設け、そのコンベヤフレームを前部フレーム
と後部フレームとに分割し、後部フレームを前部フレー
ムに対して起伏自在に連結し、前記前部フレームに、前
記ベルトガイド間にかけ渡されたコンベヤベルトを駆動
するドライブプーリと、コンベヤベルトにテンションを
付与するテンションプーリとを支持し、前記ドライブプ
ーリの前部フレームを貫通して外部に位置するプーリ軸
の一端部を前記架台に設けられた軸受部で回動自在に支
持し、前記テンションプーリを着脱自在に支持し、前記
支持アームにはガイド孔を設け、このガイド孔に挿通さ
れたロックねじを前記前部フレームの側面にねじ係合し
た構成を採用している。
【0010】上記のように構成すれば、ロックねじを締
付けることによって、そのロックねじとドライブローラ
とでコンベヤフレームは固定の支持とされ、ドライブロ
ーラの回転によるコンベヤベルトの移動によって食品等
の搬送物を搬送することができる。
【0011】また、前部フレームを上方に起こすことに
よってコンベヤベルトに弛みを形成することができると
共に、ロックねじを弛めたのち、一方の支持アームの一
端部と架台の連結を解除して、ロックねじを中心に支持
アームを回動させることにより、コンベヤフレームは一
側部において片持ち支持され、そのコンベヤフレームの
他側部と架台との間に間隙を形成することができる。こ
のため、テンションローラを取外すことにより、弛みの
あるコンベヤベルトを上記隙間からコンベヤフレームの
側方に引き抜くことができ、コンベヤベルトを簡単に着
脱することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1および図2はスライス装置
を示す。架台1は下部にキャスタ2が取付けられて移動
自在とされ、上面の両側には箱対から成る一対の軸受部
3a、3bが設けられ、一方の軸受部3aは他方の軸受
部3bより幅広とされている。
【0013】一対の軸受部3a、3b間には刃物ロール
4と受けロール5が上下に設けられている。刃物ロール
4は多数の円形の切断刃4aを軸方向に等間隔に設けて
おり、一方、受けロール5には切断刃4aの一部が嵌合
する環状の受け溝5aを等間隔に形成している。この刃
物ロール4と受けロール5は図1の矢印で示す方向に回
転される。
【0014】架台1の前後には図1および図5に示すよ
うに、左右一対の支持片6a、6bが設けられ、その各
支持片6a、6bに支持されたピン7、8を中心として
左右一対の支持アーム9a、9bの下端部が回動自在に
支持されている。
【0015】ここで、左右一対の支持片6a、6bに支
持されたピン7、8のうち、一方の支持片6aに支持さ
れたピン7は軸方向に非可動の支持とされ、他方の支持
片6bに支持されたピン8は軸方向に移動自在に支持さ
れている。以下、移動自在のピン8を可動ピンという。
【0016】可動ピン8は大径軸部8aに小径軸部8b
を設け、その小径軸部8bの端部に押釦8cを形成して
おり、小径軸部8bの外側に設けたスプリング10によ
って大径軸部8aが支持片6bに押しつけられている。
【0017】可動ピン8によって回動自在に支持された
支持アーム9bの一端部には、図6に示すように、大径
軸部8aが挿入される孔11と切欠部12とが設けら
れ、前記可動ピン8を押し込んで小径軸部8bを切欠部
12に対向させることにより、可動ピン8から支持アー
ム9bを取外せるようになっている。
【0018】図1および図2に示すように、架台1の前
側に設けられた左右一対の支持アーム9a、9bの先端
部間には、刃物ロール4と受けロール5間に肉塊等の搬
送物を搬送する供給用ベルトコンベヤ装置20Aが設け
られている。一方、架台1の後側に設けられた左右一対
の支持アーム9a、9b間には、刃物ロール4と受けロ
ール5によってスライスされたスライス片を受け取って
前方に搬送する排出用ベルトコンベヤ装置20Bが設け
られている。
【0019】図3乃至図5は排出用ベルトコンベヤ装置
20Bの詳細を示す。ここで、排出用ベルトコンベヤ装
置20Bと供給用ベルトコンベヤ装置20Aは同一の構
成であり、前後の向きを逆にして取付けている点で相違
している。このため、供給用ベルトコンベヤ装置20A
については、排出用ベルトコンベヤ装置20Bと同一の
部品に同一符号を付して説明を省略する。
【0020】排出用ベルトコンベヤ装置20Bは、コン
ベヤフレーム21の前後端に設けたベルトガイド22
a、22b間にエンドレスのコンベヤベルト23をかけ
渡し、そのコンベヤベルト23の下側のリターン側ベル
ト部23aをドライブプーリ24に接触し、かつテンシ
ョンローラ25によりドライブプーリ24にリターン側
ベルト部23aを圧接させてコンベヤベルト23にテン
ションを与え、前記ドライブプーリ24の回転によって
コンベヤベルト23を図3の矢印方向に移動させるよう
にしている。
【0021】コンベヤフレーム21は、前部フレーム2
1aと後部フレーム21bとに分割され、前部フレーム
21aはベルト案内板26の両側に一対の側板27を設
けている。側板27はプーリ支持板部27aを端部に有
し、そのプーリ支持板部27aの端部間に前記ベルトガ
イド22aが設けられている。ここで、ベルトガイド2
2aは板体から成り、そのベルトガイド22aによって
コンベヤベルト23は急角度に折曲げられ、コンベヤベ
ルト23の供給端を受けロール5の外周と近接した位置
に配置し得るようになっている。
【0022】後部フレーム21bは対向配置されたベル
ト案内板28aの両側に一対の側板28bを設けてお
り、各側板28bの一端部はピン29を介して前部フレ
ーム21aの端部に回動自在に連結されている。また、
側板28bの他端部間にローラから成る前記ベルトガイ
ド22bが設けられている。
【0023】後部フレーム21bは前部フレーム21a
の両側端部に設けた図1に示すストッパ30に対する当
接によって前部フレーム21aに延長する状態に保持さ
れ、その延長状態から前部フレーム21aの上面に向け
て回動し得るようになっている。
【0024】図4に示すように、ドライブプーリ24は
前部フレーム21aのプーリ支持板部27aに設けた軸
受31によって両端のプーリ軸24aが回転自在に支持
され、一方のプーリ軸24aは一方のプーリ支持板部2
7aを貫通して外部に臨み、その一方のプーリ軸24a
が軸受部3aに設けた2個の軸受32によって回転自在
に支持されている。
【0025】図7に示すように、テンションプーリ25
はプーリ軸33によって回転自在に支持されている。プ
ーリ軸33は両端に角軸部34a、34bを有し、各角
軸部34a、34bは一対のプーリ支持板部27aに形
成された軸受孔35、36内に挿入されている。
【0026】ここで、一方の軸受孔35は、図8(I)
に示すように角孔から成り、他方の軸受孔36は角軸部
34bがほぼぴったり嵌合する細長孔36aの端部に、
その細長孔36aより幅広の角孔部36bを設けてお
り、その角孔部36bから角軸部36bを抜き差しし得
るようになっている。
【0027】図3および図5に示すように、排出用ベル
トコンベヤ装置20Bにおけるコンベヤフレーム21
は、左右一対の支持アーム9bに形成されたガイド孔3
7から前部フレーム21aの側面に設けられたねじ孔3
8にねじ込まれるロックねじ39の締付けによって固定
の状態とされる。40はロックねじ39に設けた摘みを
示す。
【0028】ここで、ガイド孔37は、図6に示すよう
に、傾斜孔37aの上端に係止孔37bを設けており、
その係止孔37bにロックねじ39を係合させることに
よってコンベヤフレーム21はほぼ水平の状態に保持さ
れるようになっている。
【0029】実施の形態では、ほぼ水平の状態に保持さ
れるコンベヤフレーム21の安定性の向上を図るため、
図3に示すように、前部フレーム21aのプーリ支持板
部27aの外周下部に切欠部41を形成し、この切欠部
41を軸受部3a、3b間に渡された係合軸42に係合
させるようにしている。
【0030】なお、供給用ベルトコンベヤ装置20Aに
おけるコンベヤフレーム21の支持は、排出用ベルトコ
ンベヤ装置20Bにおけるコンベヤフレーム21と同様
に、支持アーム9aに形成されたガイド孔37から前部
フレーム21aの側面のねじ孔にねじ込むロックねじ3
9の締付けによって固定の状態に保持される。
【0031】実施の形態で示すスライス装置は上記の構
造から成り、肉塊のスライスに際しては、その肉塊を供
給用ベルトコンベヤ装置20Aによって図1の矢印方向
に回転される刃物ロール4と受けロール5間に送り込
み、上記両ロール4、5によって肉塊をスライスし、そ
のスライス片を排出用ベルトコンベヤ装置20Bにより
受け取って下流側に搬送する。
【0032】スライス作業後におけるベルトコンベヤ装
置20A、20Bの洗浄あるいは殺菌に際しては、各コ
ンベヤ装置のコンベヤベルト23を取外す。供給用ベル
トコンベヤ装置20Aのコンベヤベルト23と排出用ベ
ルトコンベヤ装置20Bのコンベヤベルト23の取外し
は同じ作業手順によって行われるため、ここでは、排出
用ベルトコンベヤ装置20Bのコンベヤベルト23の取
外しを以下に説明する。
【0033】まず、コンベヤフレーム21の後部フレー
ム21bをピン29を中心にして前部フレーム21aの
上面に重なる方向に回動する。図9に示すように、コン
ベヤベルト23に弛みを形成すると、次に、テンション
プーリ25を取外す。
【0034】テンションプーリ25の取外しに際して
は、図10(I)に示すように、プーリ支持板部27a
に形成された軸受孔35を中心にテンションプーリ25
を傾斜させ、プーリ軸33の角軸部34bを図8(II)
に示す軸受孔36の細長孔36aから角孔部36bに位
置させる。そして、テンションプーリ25を軸受孔36
側に移動させて、図10(II)に示すように、軸受孔3
4aと角軸部34aの係合を解除したのち、同時の矢印
で示す方向にテンションプーリ25を引き、図10(II
I )に示すように、軸受孔36から角軸部34bを引き
抜くようにする。
【0035】テンションプーリ25の取外し後、ロック
ねじ36を弛め、図6に示す支持アーム9bの上部の押
圧により、可動ピン8を中心に支持アーム9bを少し揺
動させると、ロックねじ39がガイド孔37の係止孔3
7bから外れて傾斜孔37aの端部に臨み、コンベヤフ
レーム21は自重により、あるいは前部フレーム21a
の端部の押し下げによって、ドライブプーリ24のプー
リ軸24aを中心にして下方向に揺動する。
【0036】このとき、ロックねじ39は支持アーム9
a、9bに形成されたガイド孔37の傾斜孔37aに沿
って移動するため、支持アーム9a、9bのそれぞれは
ピン7および可動ピン8を中心にして下方向に揺動す
る。
【0037】図11に示すように、ロックねじ39がガ
イド孔37の傾斜孔37aの端部に当接すると、コンベ
ヤフレーム21は停止して傾斜状態に保持される。
【0038】図11に示すように、コンベヤフレーム2
1を傾斜状態にすると、前部フレーム21aのベルトガ
イド22aの端部は、架台1の上面一側から立ち上がる
軸受部3bとの間に間隙が形成される。
【0039】コンベヤフレーム21を傾斜状態としたの
ち、図12(II)に示す可動ピン8の押釦8cを押し込
み、可動ピン8の小径軸部8bを支持アーム9bの一端
に形成された切欠部12に対向して、その支持アーム9
bの一端部を引き上げると、ロックねじ39を中心に支
持アーム9bが揺動し、切欠部12が図12(III )に
示すように、小径軸部8bから外れる。このとき、コン
ベヤフレーム21は、ドライブプーリ24のプーリ軸2
4aと支持アーム9aのガイド孔37に挿通されて傾斜
孔37aの端部に係合するロックねじ39により一側部
が支持されて傾斜状態を維持し、そのコンベヤフレーム
21の他側と架台1の外周間にコンベヤベルト23を抜
き差し可能とする間隙が形成される。このため、コンベ
ヤベルト23はその間隙からコンベヤフレーム21の他
側方に引き出して洗浄や殺菌等の作業を行うようにす
る。
【0040】なお、コンベヤベルト23の取外しに際
し、支持アーム9bが邪魔をするような場合は、ロック
ねじ39の締付けによって支持アーム9bを揺動させた
状態において固定する。
【0041】コンベヤベルト23の装着に際しては、架
台1の外周とコンベヤフレーム21の他側間に形成され
た間隙からコンベヤベルト23を挿入してコンベヤフレ
ーム21の周囲にかける。そして、支持アーム9bの一
端部を可動ピン8に係合し、ドライブプーリ24のプー
リ軸24aを中心にコンベヤフレーム21を揺動して、
前部フレーム21aを略水平の状態に保持し、テンショ
ンプーリ25の取付けを行ったのち、後部フレーム21
bを前部フレーム21aに延長する状態に戻してコンベ
ヤベルト23に張力を付与する。
【0042】実施の形態では、この発明に係るベルトコ
ンベヤ装置をスライス装置に組込んだ場合を例にとって
説明したが、単に食品を搬送する場合には、図13に示
すように、架台1でベルトコンベヤ装置23を支持す
る。
【0043】図13に示すベルトコンベヤ装置において
は、ベルトコンベヤ装置20として、図1に示す排出用
ベルトコンベヤ装置20bを用いており、そのベルトコ
ンベヤ装置20の支持構造も排出用ベルトコンベヤ装置
20bの支持構造と同一の支持構造を採用しているた
め、同一部品に同一の符号を付して説明を省略する。
【0044】図1に示すスライス装置では、コンベヤベ
ルト23の抜き差しに軸受部3bが邪魔をするため、コ
ンベヤフレーム21を一旦傾斜させてからコンベヤベル
ト23の抜き差しを行うようにしたが、図13に示すベ
ルトコンベヤ装置では図1に示す軸受部3bを不要とす
ることができるため、コンベヤベルト23の抜き差しに
際してコンベヤフレーム21を傾斜させる必要がない。
このため、支持アーム9a、9bにはロックねじ39を
単に挿入することができる円形のガイド孔を設けるよう
にしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、後
部フレームを前部フレーム上に折曲げることによってコ
ンベヤベルトに弛みを形成することができると共に、コ
ンベヤフレームを支持する一対の支持アームの一方と架
台の連結を解除することによって、コンベヤフレームは
一側部において片持ち支持されるため、弛みの生じたコ
ンベヤベルトをコンベヤフレームの他側から抜き差しす
ることができる。このため、コンベヤベルトの着脱作業
を1人の作業者によって簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るベルトコンベヤ装置を用いたス
ライス装置の正面図
【図2】図1に示すスライス装置の平面図
【図3】図1に示す排出用ベルトコンベヤ装置を拡大し
て示す断面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図3のV−V線に沿った断面図
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図
【図7】図3のVII −VII 線に沿った断面図
【図8】(I)、(II)は図1に示すコンベヤフレーム
のプーリ支持板部に形成された軸受孔を示す正面図
【図9】図1に示す排出用ベルトコンベヤ装置の後部フ
レームの折畳み状態を示す正面図
【図10】(I)乃至(III )は図1に示すテンション
ローラの取外しを段階的に示す平面図
【図11】図1に示す排出用コンベヤ装置を傾斜させた
状態を示す正面図
【図12】(I)は図12に示す支持アームを架台から
取外した状態を示す正面図、(II)は可動ピンの可動状
態を示す断面図、(III )は支持アームの取外し途中を
示す正面図
【図13】この発明に係るベルトコンベヤ装置の他の例
を示す正面図
【符号の説明】
1 架台 3a、3b 軸受部 9a、9b 支持アーム 21 コンベヤフレーム 21a 前部フレーム 21b 後部フレーム 23 コンベヤベルト 24 ドライブプーリ 25 テンションプーリ 37 ガイド孔 39 ロックねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台によって一端部が回動自在に支持さ
    れた一対の支持アームの一方を前記架台に対して着脱自
    在の支持とし、一対の支持アームの他端部間に一部が配
    置されたコンベヤフレームの前後端にベルトガイドを設
    け、そのコンベヤフレームを前部フレームと後部フレー
    ムとに分割し、後部フレームを前部フレームに対して起
    伏自在に連結し、前記前部フレームに、前記ベルトガイ
    ド間にかけ渡されたコンベヤベルトを駆動するドライブ
    プーリと、コンベヤベルトにテンションを付与するテン
    ションプーリとを支持し、前記ドライブプーリの前部フ
    レームを貫通して外部に位置するプーリ軸の一端部を前
    記架台に設けられた軸受部で回動自在に支持し、前記テ
    ンションプーリを着脱自在に支持し、前記支持アームに
    はガイド孔を設け、このガイド孔に挿通されたロックね
    じを前記前部フレームの側面にねじ係合したベルトコン
    ベヤ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202385A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 株式会社アイホー フードスライサ
JP2020001263A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンター、及びインクジェットプリンターの分割方法

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