JP2000350980A - 解体装置と解体方法 - Google Patents

解体装置と解体方法

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JP2000350980A
JP2000350980A JP16489299A JP16489299A JP2000350980A JP 2000350980 A JP2000350980 A JP 2000350980A JP 16489299 A JP16489299 A JP 16489299A JP 16489299 A JP16489299 A JP 16489299A JP 2000350980 A JP2000350980 A JP 2000350980A
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crushing
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glass
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裕 松田
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器、たとえば廃棄するテレビジョン受
信機をリサイクル処理する場合、一つの解体装置と一つ
の処理行程で行う。 【解決手段】 廃棄テレビ503の保持手段たとえばセ
ットクランパー506と、前記廃棄テレビ503を構成
する異種部材を一つの切削手段で切断加工または破砕加
工する手段たとえば破砕装置100と、切削屑を複数に
分別する分配板507と、前記切削屑を搬送する複数の
搬送コンベア524,525,526とを備えた解体装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器等のリサイ
クルを目的とした解体装置と解体方法に関し、詳しく
は、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等の複数部材か
らなる電子機器等を、一つの切削手段で順次、切断加工
または破砕加工し、構成部材の種類毎に分別回収する解
体装置と解体方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リサイクル処理を目的として電子機器等
たとえば廃棄するテレビジョン受信機を解体する場合、
まず、バックカバー(リアカバー)を取り外す。次に、
プリント配線基板を前面キャビネットの底部から取り外
す。同様に、陰極線管を前記前面キャビネットから取り
外す。その後、取り外したそれぞれの構成部材を別々
に、複数の行程を経てリサイクル処理していた。
【0003】リサイクル処理行程、例えば、陰極線管
(CRT、ブラウン管)等の映像表示体をパネル部ガラ
スとファンネル部ガラスとに分離する場合、ヒータ線を
陰極線管の周囲に巻回し、通電加熱による熱衝撃を利用
する方法、あるいはダイヤモンドホイールカッターの高
速回転による切断、あるいはガス溶断等の手段を用いる
のが一般的である。そして、分離したパネル部ガラスと
ファンネル部ガラスとを、それぞれ個別に破砕工程に送
り、数cm角〜数mm角程度のガラスカレットに破砕し
リサイクル処理していた。
【0004】成形樹脂部材からなるバックカバーや前面
キャビネットは2軸破砕機などにより樹脂カレット状に
破砕し、再利用を図っていた。
【0005】プリント配線基板は搭載した大型部品やは
んだを予め取り外した後、4〜10cm角程度の大きさ
の粗破砕処理、1cm角程度以下の細破砕処理、数十〜
数百μmの大きさに砕く微破砕処理をそれぞれ行い、各
破砕行程毎に磁力選別、風力選別、渦電流選別等を行
い、樹脂とALと銅などに分別処理していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電子機器、たとえば廃
棄するテレビジョン受信機をリサイクル処理する場合、
一種類のツール(切れ刃を備えた工具)を回転または高
速移動させ、テレビジョン受信機を構成する樹脂筐体、
プリント配線基板、各種電子部品を構成する金属、陰極
線管ガラス、陰極線管の金属製補強バンドなど、異種部
材を順次、切断加工または破砕加工し、一つの解体装置
と一つの処理行程で解体処理する解体装置と解体方法は
提案されていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における解体装置は、電子機器の保持手段
と、前記電子機器を構成する異種部材を一つの切削手段
で切断加工または破砕加工する手段と、切削屑を複数箇
所に分配する手段と、前記切削屑を搬送する複数の搬送
手段とを備えた解体装置とした。
【0008】また、切削手段を、回転体の主面に立設し
た支軸に打撃体を回動可能に取り付け、前記回転体を高
速回転させ,前記打撃体を臨界衝撃速度以上の速度で加
工対象物(ワーク)に衝突させる構成とした。該切削手
段については先に特願平11−012805号公報で提
案したものである。
【0009】前記切削手段は、加工対象物(ワーク)に
臨界衝撃速度(criticalinpact vel
ocity)以上の高速引っ張り力を加えると塑性波が
発生し,着力端で直ちに破断がおきる塑性波理論、また
は高速圧縮力を加えると塑性波が発生し非常に大きな応
力が瞬間発生し,着力端は小さな歪で破壊する(脆くな
ることと類似の現象)という理論を切削装置として実用
化したものである。
【0010】詳しくは、従来の切れ刃を備えたツールに
代え、金属などの硬質固体からなる打撃体を加工対象物
(ワーク)に超高速、高頻度で衝突させ、該衝突エネル
ギーにより塑性波を発生させ、瞬時に衝突部位を破壊し
除去する原理に基づく。即ち、高速円運動(約50m/
sec(180Km/h)以上の速度)する打撃体がワ
ークに衝突し,反射(反発)する時、衝撃を伴って発生
する高速圧縮、または摩擦による高速引っ張り、高速せ
ん断等によって打撃体とワークの衝突部位及びその近傍
のごく限られた範囲でワーク表面を微粒子状または微細
片に瞬時に破砕(破壊)する原理に基づく切削工法とし
た。
【0011】塑性波を発生させるには高速で打撃体を衝
突させる必要がある。打撃体がワークに衝突する速度を
約50m/sec(180Km/h)〜300m/se
c(1,080Km/h)の範囲とした。回転する円板
の周速に換算すると、直径100mmの円板が回転数1
0,000rpm〜60,000rpmで回転するのに
相当する。
【0012】キャビネットを構成する樹脂成型品やプリ
ント配線基板等の切削の場合、打撃体(硬質固体)を前
記約50m/秒(180km/時)以上の速度で,かつ
約150回/秒の頻度以上でワークに衝突させワークの
表面を破砕する構成とした。また、機械構造用炭素鋼や
冷間圧延鋼板などの金属部材、またはガラス等の切削の
場合、打撃体を約150m/秒(540km/時)以上
の速度で,かつ約1,800回/秒の頻度以上でワーク
に衝突させワーク表面を破砕する構成とした。
【0013】前記打撃体を支承する支軸と,前記打撃体
の貫通穴との嵌合隙間を2mm以上、好適には嵌合隙間
を5〜10mm程度とした。嵌合隙間は打撃体の衝突速
度の増大に対応して大きく設定する必要がある。なお、
本実施例における嵌合隙間は、一般的に軸と軸受との嵌
合状態を規定するJIS規格のスキマ数値よりはるかに
大きく2桁〜3桁上回るものである。
【0014】このように本実施例における切断加工また
は破砕加工の原理は従来の加工原理とは異なる。従来の
加工原理は切削工具(ツール)の切れ刃部を低速(最大
約10m/sec程度以下)でワークに衝突させ、ワー
クが弾性変形を経て塑性変形から破壊へと順次変形し、
ワーク表面の比較的広い範囲が破壊するものである。な
お、本発明における打撃体は従来の切削工具(ツール)
のような鋭利な切れ刃部を備えるものでない。
【0015】本発明に用いる切削加工原理は、 (1)ワークにおける加工部位の摩擦熱の発生は極めて
少ない。また、打撃体は高速運動により急速に空冷され
打撃体自体の熱上昇も極めて小さい。 (2)従来の切削工具(ツール)は摩耗が激しい。しか
し、本発明における打撃体は、ワークとの衝突により打
撃体が加工硬化を受け、使用につれて硬化し耐摩耗性が
増大する。 (3)切削抵抗(破砕抵抗)、摩擦抵抗が小さい。その
結果、加工時にワークを強固に保持、固定する必要がな
い。また、前記打撃体を支承する支軸、高速回転する回
転体や主軸の剛性、軸受の剛性、回転体主軸の把持ロボ
ットの剛性等を強固に構築する必要がない。 (4)異種部材、たとえば金属、樹脂成形品、ガラス、
フェライト等で構成された加工対象物であっても、同一
の解体装置で連続して切断加工または破砕加工が可能で
ある。
【0016】以上のように本発明における解体装置は、
構造が簡単で長寿命化と信頼性の大幅な向上が図れる。
また、切断加工または破砕加工の過程でワークの異材質
混在を考慮する必要性がなく、一台の解体装置と一つの
解体行程でリサイクル処理に対応した破砕と分別とが可
能となる。その結果、設備コストが小さく、リサイクル
コストを低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、電
子機器の保持手段と、前記電子機器を構成する異種部
材、たとえば少なくとも樹脂、金属、ガラス、セラミッ
クスの内の少なくとも2種類以上を一つの切削手段で切
断加工または破砕加工する手段と、切削屑を複数箇所に
分配する手段と、前記切削屑を搬送する複数の搬送手段
とを備えたことを特徴とする解体装置としたもので、一
台の解体装置と一つの解体行程で電子機器のリサイクル
処理に対応した分別破砕が可能となる。
【0018】本発明における第2の発明は、回転体の主
面に立設した支軸に打撃体を回動可能に取り付け、前記
回転体を高速回転させ前記打撃体を約50m/秒(18
0km/時)以上の速度で加工対象物(ワーク)に衝突
させる切削手段としたことを特徴とする第1の発明に記
載の解体装置としたもので、遠心力を利用した衝撃切削
により切刃部の摩耗を減少させ切断装置の長寿命化と信
頼性の向上を図れる。また、加工対象物(ワーク)の種
類を選ばず、高速破砕または高速切断を可能にする。
【0019】本発明における第3の発明は、制御回路と
陰極線管とを収納してなる筐体を保持する行程と、前記
筐体を切断し,少なくとも筐体の一部を取り除く行程
と、陰極線管をパネル部とファンネル部とに分けてガラ
スカレット状に破砕する行程とを有し、前記切断加工ま
たは破砕加工を一つの切削手段で行うことを特徴とする
テレビジョン受信機の解体方法としたもので、一つの解
体行程でリサイクル処理に対応した分別破砕が可能で、
切削屑を種類ごとに分別回収できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例における電子機器の
解体装置と解体方法を、陰極線管を用いたテレビジョン
受信機の解体例により図1〜図7に基づいて説明する。
【0021】(実施例)図1は本発明の一実施例におけ
る解体装置を用い,テレビジョン受信機のバックカバー
を切断加工している状態の要部側面図、図2は図1の平
面図、図3は本発明の一実施例における解体装置を用
い,テレビジョン受信機のバックカバーを切断加工し終
え,バックカバーを搬送パレット上に落下させた状態の
要部側面図、図4は本発明の一実施例における解体装置
を用い,陰極線管のパネル部を破砕加工している状態の
要部側面図、図5は本発明の一実施例における解体装置
を用い,ファンネル部を破砕加工している状態の要部側
面図、図6は本発明の一実施例における解体装置を用
い,補強バンド内側のパネル部を破砕加工している状態
の要部側面図、図7は本発明の一実施例における解体装
置を用い,陰極線管の補強バンドを取り外し,搬送コン
ベア上に落下させた状態の要部側面図を示す。
【0022】図1〜7において、符号100は切断加工
または破砕加工を行う切削装置、500は本発明の解体
装置、501は搬送コンベア、502は被解体物たとえ
ばテレビジョン受信機などを搭載する搬送パレット、5
03は廃棄テレビ、504は3軸〜5軸制御のロボッ
ト、506はテレビジョン受信機の筐体側面等を挟持す
るセットクランパー、507は破砕した各カレットを種
別ごとに搬送コンベア上に分配する分配板、524はパ
ネル部カレット搬送コンベア、525はファンネル部カ
レット搬送コンベ、526は補強バンド搬送コンベアを
示す。前記切削装置100は前記ロボット504のアー
ム先端部に高速回転可能に取り付いている。
【0023】本発明における解体装置500は、廃棄テ
レビ503の保持手段と、前記廃棄テレビ503を構成
する異種部材を一つの切削工具で切断加工または破砕加
工する切削装置100と、切削屑を種別ごとに分別する
分配板507と、前記切断屑を分別して搬送する複数の
搬送手段、たとえばパネル部カレット搬送コンベア52
4、ファンネル部カレット搬送コンベ525、補強バン
ド搬送コンベア526とを備えた構成とした。前記分配
板507はロータリー型のエヤーシリンダまたはモータ
等により駆動される。
【0024】なお、前記廃棄テレビ503を構成する各
種部材は、キャビネット、陰極線管、プリント配線基
板、各種電子部品等、少なくとも樹脂、金属、ガラス、
セラミックス等の内の少なくとも2種類以上から構成さ
れている。
【0025】さらに、本発明における解体装置500は
廃棄テレビ503を搭載する搬送パレット502と、該
搬送パレット502を移送する搬送コンベア501とを
備えてなる。
【0026】さらに、廃棄テレビ503を保持する行程
と、前記廃棄テレビ503の筐体の周囲(前面キャビネ
ット側であって,前面キャビネットとバックカバーとの
締結部分近傍)を切断し,バックカバーを取り除く行程
と、前記前面キャビネットの底部に立設したプリント配
線基板を切断する行程と、陰極線管をパネル部521と
ファンネル部522とに分けてガラスカレット状に破砕
する行程と、前記陰極線管に巻回した金属製補強バンド
を取り外す行程とを有し、前記切断加工または破砕加工
を一つの切削手段で行うことを特徴とする廃棄テレビの
解体方法とした。
【0027】以下、廃棄テレビの解体手順を簡単に説明
する。まず、廃棄テレビ503を人手またはロボット等
により搬送パレット502上に搭載する。次に、廃棄テ
レビを搭載した前記搬送パレット502を搬送コンベア
501により切削装置100の前面位置まで搬送する。
(いずれも図示せず。) すると、セットクランパ506が下降し、廃棄テレビ5
03の前面キャビネット512の側面を挟持する。
【0028】次に、3軸〜5軸制御のロボット504ア
ーム先端部に保持され,高速回転する切削装置100が
廃棄テレビ503に接近し、前面キャビネット512と
バックカバー511との締結部分近傍を切断し,バック
カバー511を取り除く。(図1〜図3参照) なお、当然のことながら、バックカバー511の切断、
分離に際し、キャビネットの全周囲にわたって切断加工
を施すことは言うまでもない。必要に応じセットクラン
パ506が上下動し、切削装置100が周回切断する。
【0029】切断されたバックカバー511は前記搬送
パレット502上に落下し、搬送コンベア501により
次行程の樹脂破砕行程たとえば2軸破砕機などに向けて
搬出される。
【0030】バックカバー511を取り除いた後、前記
前面キャビネット512の底部に立設したプリント配線
基板を同様に、ロボット504アーム先端部に保持した
切削装置100により切断除去する。(図示せず。) 切断したプリント配線基板も前記搬送パレット502上
に落下し、バックカバー511と共に搬送コンベア50
1により2軸破砕行程などに向けて搬出される。
【0031】次に、セットクランパ506を作動させ、
廃棄テレビのパネル部521が下面を向くよう廃棄テレ
ビ503を90度回転させる。そして、切削装置100
を前記パネル部521に当接させ、補強バンド541近
傍まで破砕加工する。破砕加工により生じたパネル部カ
レット523は分配板507によりパネル部カレット搬
送コンベア524上に落下させられ、所定のリサイクル
処理行程に搬送される。(図4参照) なお、パネル部521の切削加工にあたり、前面キャビ
ネット512が邪魔になる場合には、予め邪魔になる部
分を周回状に切削除去し、前記搬送パレット502上に
落下させるようにしてもよい。または、パネル部521
と前面キャビネット512の一部とを同時に切削加工
し、後工程でパネルガラスカレットと樹脂カレットとを
風力選別等するようにしてもよい。
【0032】次に、セットクランパ506を作動させ、
廃棄テレビのファンネル部522が下面を向くよう廃棄
テレビ503を180度回転させる。そして、切削装置
100をファンネル部522に当接させ、補強バンド近
傍まで破砕加工する。破砕加工により生じたファンネル
部カレット531は分配板507によりファンネル部カ
レット搬送コンベア525上に落下させられ、所定のリ
サイクル処理行程に搬送される。(図5参照) 次に、前記切削装置100を補強バンド541の内側に
位置させ、補強バンド541の内側を切断幅10mmで
トラバースし、補強バント541の内側に接着していた
パネルガラスを破砕、除去する。破砕したパネルガラス
カレット542は同様にパネル部カレット搬送コンベア
524上に落下し、所定の行程に搬送される。(図6参
照) その後、分配板507を所定に回動させ、補強バンド5
41を補強バンド搬送コンベア526上に落下させ、所
定のリサイクル処理行程に搬送する。(図7参照) さらに、セットクランパ506を拡げ、残りの前面キャ
ビネット512Aを前記搬送パレット502上に落下さ
せ所定の行程に搬送する。この場合、前記搬送パレット
502は前記切断したバックカバーとプリント配線基板
を搭載した状態で後退し、待機させるようにしている。
なお、空の搬送パレットを待機させるようにしてもよ
い。以上でテレビジョン受像機の解体処理が終了する。
【0033】次に、上記解体工程で用いた切削手段の一
実施例を図8〜図10に示す。図8は本発明の解体装置
を構成する切削装置の正面方向の断面図、図9は図8を
切断線S1ーS1から見た側面方向の断面図、図10は
図8の切削装置を用いて被切削物(ワーク)を切断して
いる状態の正面方向の断面図、図11は図8を構成する
打撃体の正面図、図12は図11を切断線S3ーS3で
切断した断面図、図13は図8を構成するもう一つの打
撃体の正面図、図14は図8を構成するもう一つの打撃
体の正面図を示す。
【0034】切削装置100は、図8〜図10に示すよ
うに、主面が対向した一対の円板(回転体)101,1
01間に支軸103を架設し,該支軸103に打撃体1
を回動可能に取り付け、前記一対の円板(回転体)10
1、101を高速回転させ、前記打撃体1(硬質固体)
を約50m/秒(180km/時)以上の速度で,かつ
約167回/秒(毎秒10,000/60回)以上の打撃
頻度で廃棄テレビ(ワーク)に衝突させる構成とした。
なお、前記回転体の回転数は電源電圧の変動、その他の
理由等で±10%程度のバラツキを許容する。
【0035】打撃体1の廃棄テレビ(ワーク)に対する
衝突速度は、当然のことながら、前記一対の円板(回転
体)の回転数に対応する。本実施例では一対の円板(回
転体)の回転数を10,000〜60,000rpm
(周速180〜1080km/h)という高速回転領域
を用いた。該回転数領域により、打撃体1の衝撃力の向
上と空冷効果と加工硬化による寿命向上等が図れる。
【0036】図8に示す切削装置100では、円筒面に
4箇所の四角形突起を備えた十字型の打撃体1を円板1
01の主面に等間隔に4カ所配置した。前記四角形突起
が従来工具の切刃部3に相当し、ワークを打撃する。図
8からも明らかなように打撃体1の外周の一部(切刃部
3)を前記円板101の外周より外方に位置させてい
る。本発明の実施例では打撃体1を円板101の主面に
等間隔に4箇所配置している。従って、ワークを打撃す
る頻度は(1万回転/分)×4箇所=4万回/分以上と
なる。
【0037】図8に示す切削装置において、支軸104
と打撃体1との嵌合隙間104を7mm程度とした。該
嵌合隙間104を設けることにより、回転体101が高
速回転しているにもかかわらず、打撃体1の切刃部3、
支軸103に与える衝撃を和らげ、支軸など切削装置1
00の破損を防止する。
【0038】なお、前記打撃体の外形は前記十字型の
他、任意に設定してよい。例えば、複数の角部を備えた
多角形(正三角形、正四角形、長方形、正五角形、正六
角形等)、または円盤形などとしてよい。図13と図1
4に円盤形と正六角形の打撃体の例を示す。さらに、前
記回転体の形状についても円板型の他に、正多角形など
任意の形状としてよい。しかし、当然のことながら回転
体の回転バランスが取れていることが必要である。
【0039】次に、回転体と打撃体のディメンジョンと
材質の一例を記す。図8に示す実施例装置の場合、円板
101の直径を100mm,板厚を5mm,材質を機械
構造用炭素鋼、支軸103を直径10mm,材質を機械
構造用炭素鋼または炭素工具鋼(JIS規格記号/S
K)、打撃体1の切刃部頂部間距離Lを約40mm,貫
通穴2の直径を17mm,切刃部の幅寸法wを約15m
m,切刃部の厚さ寸法tを約5mm,材質を機械構造用
炭素鋼(S45C)、または炭素工具鋼(SK2)、高
速度工具鋼(SKH2)、NiーCr鋼(SNC63
1)、NiーCrーMo鋼(SNCM420)、Crー
Mo鋼(SCM430)、クロム鋼(SCr430)、
機械構造用マンガン鋼(SMn433)等の内いずれか
一つとした。
【0040】図10の切断実施例では、円板101を3
0,000rpmで矢印107方向に回転させ、打撃体
1がワーク105(0.8mm厚さの冷間圧延鋼板)に
衝突する衝突速度を157m/秒(565km/時)程
度、切削移動速度を50mm/秒、切削方向108とし
た。この場合の打撃頻度は(3万回転/分)×4箇所=
12万回/分となる。
【0041】主軸102が30,000rpmで高速回
転するので打撃体1に大きな遠心力が働く。該遠心力が
打撃体1の切刃部3とワーク105の衝突面及びその近
傍の限られた範囲で衝撃を伴って高速圧縮力が発生し、
ワーク105は瞬時に,かつ高速で破砕される。切断屑
は微小粒状となる。鋭利な切刃部がなくても切断できる
ことを実験により確認している。
【0042】なお、CRTガラスについても上記加工条
件で切断加工できた。また、プリント配線基板、キャビ
ネット等を構成する樹脂部材を、円板101の回転数1
0,000rpm、打撃体の打撃回数4万回/分(回転
体に取り付けた打撃体の数は1つ)、切削移動速度を5
0mm/Sで加工できることも実験確認した。
【0043】上記実施例において、打撃体の打撃速度が
約50m/秒(180km/時)以上で,打撃回数が約
167回/秒(毎秒10,000/60回)以上の頻度で
あれば、ワークに対応して任意に設定してよいことは言
うまでもない。また、打撃体の材質は硬質の固体であれ
ば金属部材以外にも任意に設定してよいことも同様であ
る。さらに、打撃体の数は2以上の複数であってもよい
し、1つのみであってもよい。さらに、回転体は主面が
対向した一対に代え片側のみであってもよい。前記回転
体の駆動は一般的なスピンドルモータ等を用いて高速回
転させればよい。
【0044】切削装置を構成する打撃体1は従来の切断
ツールのように鋭利な切れ刃部を備えるものでない。本
発明における切削原理は従来の常識を超えるもので、打
撃体1に従来の切断ツールよりはるかに大きな速度を与
えることにより、鋭利な切刃部が無くても金属、樹脂、
ガラス、セラミックスなど脆性部材まで切削加工を可能
にする。
【0045】さらに、解体装置を構成する複数のコンベ
ア装置はベルトコンベア、チェーンコンベア、ローラー
コンベア等任意あってもよいことは言うまでもない。被
解体物はテレビジョン受像機、ディスプレイモニタ、デ
スクトップコンピュータ、パソコン、エヤコン、洗濯
機、冷蔵庫等任意の電子機器、または自動車等としてよ
いことは言うまでもない。
【0046】また、テレビジョン受像機やディスプレイ
モニタ、パソコン等の各種映像機器を構成する映像表示
体も陰極線管、プラズマディスプレイパネル、液晶パネ
ル等任意としてよいことも同様である。表示画面サイズ
が25吋以上のプラズマディスプレイパネル等の場合、
キャビネットの一部を切削除去した後、パネル周囲の接
着シロ部分のみを切削加工し、前面ガラスと後面ガラス
とに分離するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、廃棄処理を目的
とした家電製品、たとえばテレビジョン受信機等の解体
処理を一つの解体装置て,かつ、一つの解体処理行程で
実施できる。切断加工または破砕加工した部材を樹脂、
金属、ガラス等の種別ごとに分別処理でき、リサイクル
効率の向上とコスト低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における解体装置を用いてテ
レビジョン受信機のバックカバーを切断している状態の
要部側面図
【図2】図1の平面図
【図3】本発明の一実施例における解体装置を用いてテ
レビジョン受信機のバックカバーを切断し終え,落下さ
せた状態の要部側面図
【図4】本発明の一実施例における解体装置を用いて陰
極線管のパネル部を破砕している状態の要部側面図
【図5】本発明の一実施例における解体装置を用いて陰
極線管のファンネル部を破砕している状態の要部側面図
【図6】本発明の一実施例における解体装置を用いて補
強バンド内側のパネル部を破砕している状態の要部側面
【図7】本発明の一実施例における解体装置を用い陰極
線管の補強バンドを取り外し、落下させた状態の要部側
面図
【図8】本発明の解体装置を構成する切削装置の正面方
向の断面図
【図9】図8を切断線S1ーS1から見た側面方向の断
面図
【図10】図8の切削装置を用いて被切削物(ワーク)
を切断している状態の正面方向の断面図
【図11】図8を構成する打撃体の正面図
【図12】図11を切断線S3ーS3で切断した断面図
【図13】図8を構成するもう一つの打撃体の正面図
【図14】図8を構成するもう一つの打撃体の正面図
【符号の説明】 1、1A、1B 打撃体 2、2A、2B 穴(貫通穴) 3、3A、3B 切刃部 100 切削装置 101 ベース板(円板/回転体) 102 主軸 103 支軸 104 隙間 105 被切削物(加工対象物/ワーク) 107 回転方向 108 切削方向(移動方向) 500 解体装置 501 搬送コンベア 502 搬送パレット 503 廃棄テレビ 504 ロボット 506 セットクランパー 507 分配板 524 パネル部カレット搬送コンベア 525 ファンネル部カレット搬送コンベ 526 補強バンド搬送コンベア 541 補強バンド 542 補強バンド内側のパネルカレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA22 CA02 CA04 CA08 CB12 CB13 CB45 CB46 DA03 DA20 4D065 AA04 AA24 EB02 EB04 EB14 ED12 ED22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の保持手段と、前記物品を構成する
    異種部材を一つの切削手段で切断加工または破砕加工す
    る手段と、切削屑をそれぞれに分別して搬送する複数の
    搬送手段とを備えたことを特徴とする物品の解体装置。
  2. 【請求項2】 物品の保持手段と、前記物品を構成する
    異種部材を一つの切削手段で切断加工または破砕加工す
    る手段と、切削屑を複数箇所に分配する手段とを備えた
    ことを特徴とする物品の解体装置。
  3. 【請求項3】 物品の保持手段と、前記物品を構成する
    異種部材を一つの切削手段で切断加工または破砕加工す
    る手段と、切削屑を複数箇所に分配する手段と、前記切
    削屑を搬送する複数の搬送手段とを備えたことを特徴と
    する物品の解体装置。
  4. 【請求項4】 物品を搭載する搬送パレットと前記搬送
    パレットを移送する搬送コンベアとを備えたことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品の解体
    装置。
  5. 【請求項5】 物品を構成する異種部材を、少なくとも
    樹脂、金属、ガラス、セラミックスの内の少なくとも2
    つ以上としたことを特徴とする請求項4記載の物品の解
    体装置。
  6. 【請求項6】 回転体の主面に立設した支軸に打撃体を
    回動可能に取り付け、前記回転体を高速回転させ,前記
    打撃体を臨界衝撃速度以上の速度で加工対象物(ワー
    ク)に衝突させる構成の切削手段としたことを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載の物品の解体装
    置。
  7. 【請求項7】 臨界衝撃速度を約50m/秒(180k
    m/時)以上としたことを特徴とする請求項6記載の物
    品の解体装置。
  8. 【請求項8】 筐体を保持する行程と、前記筐体を切断
    加工し,少なくとも筐体の一部を取り除く行程と、ガラ
    ス部材で構成した映像表示体の少なくとも一部をカレッ
    ト状に破砕加工する行程とを有し、前記切断加工または
    破砕加工を一つの切削手段で行うことを特徴とする映像
    機器の解体方法。
  9. 【請求項9】 映像表示体を陰極線管、プラズマディス
    プレイパネル、液晶パネルの内のいずれか一つとしたこ
    とを特徴とする請求項8記載の映像機器の解体方法。
  10. 【請求項10】 物品の搬送手段と、前記物品を構成す
    る異種部材を一つの切削手段で切断加工または破砕加工
    する手段とを備え、前記異種部材を、少なくとも樹脂、
    金属、ガラス、セラミックスの内の少なくとも2つ以上
    としたことを特徴とする物品の解体装置。
  11. 【請求項11】 前記物品の保持手段と、前記物品を構
    成する異種部材を一つの切削手段で切断加工または破砕
    加工する手段とを備え、前記異種部材を、少なくとも樹
    脂、金属、ガラス、セラミックスの内の少なくとも2つ
    以上としたことを特徴とする物品の解体装置。
  12. 【請求項12】 物品の搬送手段と、前記物品の保持手
    段と、前記物品を構成する異種部材を一つの切削手段で
    切断加工または破砕加工する手段とを備え、前記異種部
    材を、少なくとも樹脂、金属、ガラス、セラミックスの
    内の少なくとも2つ以上としたことを特徴とする物品の
    解体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011121109A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Mitsubishi Electric Corp レーザー加工機
CN105170610A (zh) * 2015-10-16 2015-12-23 珠海格力电器股份有限公司 Crt显示装置拆解设备

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