JP2000350700A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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JP2000350700A
JP2000350700A JP11163193A JP16319399A JP2000350700A JP 2000350700 A JP2000350700 A JP 2000350700A JP 11163193 A JP11163193 A JP 11163193A JP 16319399 A JP16319399 A JP 16319399A JP 2000350700 A JP2000350700 A JP 2000350700A
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JP
Japan
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exposure amount
eye
exposure
fundus camera
indices
Prior art date
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Pending
Application number
JP11163193A
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English (en)
Inventor
Masaharu Mizuochi
昌晴 水落
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニュアルモードでも簡単に最適な露光量を
設定できる眼底カメラを提供する。 【解決手段】 撮影条件、または被検眼の状態の各々に
対して露光量の指数(ポイント)を記憶したテーブルが
設けられ、設定された撮影条件、または検知された被検
眼の状態に対応する指数の合計が算出される。この指数
の合計に対応する露光量が読み出され表示される。設定
された撮影条件あるいは被検眼の状態に応じて自動的に
最適に設定される露光量が表示されるので、マニュアル
モードで撮影する場合でもこれを参照して最適な露光量
を簡単に設定することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼底カメラ、更に
詳細には、撮影条件の設定、または被検眼の状態を検知
して、自動的に露光量の設定を行う機能を備えた眼底カ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】眼底カメラで撮影を行う際、適切な露光
量を設定する必要がある。その設定は撮影条件、すなわ
ち記録媒体、使用フィルム、使用フィルタ、被検眼の状
態などによって決められる。しかしながらこのように種
々の条件を考慮しなければならないので、その設定作業
は検者にとって非常に煩わしいものになる。そこで眼底
カメラには撮影条件、または被検眼の状態によって自動
的に適正と思われる露光量を自動設定する機能を有した
眼底カメラが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被検眼
の状態は非常に複雑であるので、上記のような機能を有
した眼底カメラがオートモードで自動的に設定する露光
量では、検者の望む撮影に適した露光量にならないとき
がしばしばある。このような場合、検者は露光量の自動
設定機能を解除して、マニュアルモードで自らの判断で
光量を設定するという、前述のような煩わしい作業が必
要となる。
【0004】従って、本発明は、このような問題点に鑑
みてなされたもので、マニュアルモードでも簡単に最適
な露光量を設定できる眼底カメラを提供することをその
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、撮影条件の設定、または被検眼の状態
を検知して、自動的に露光量の設定を行う機能を備えた
眼底カメラにおいて、前記自動的に設定された露光量を
表示する表示手段を備える構成を採用している。
【0006】また、本発明では、撮影条件の設定、また
は被検眼の状態を検知して、自動的に露光量の設定を行
う機能を備えた眼底カメラにおいて、撮影条件、または
被検眼の状態の各々に対して露光量の指数を記憶したテ
ーブルと、設定された撮影条件、または検知された被検
眼の状態に対応する指数の合計を算出する手段と、前記
指数の合計に対応する露光量を格納したテーブルと、前
記算出された指数の合計に対応する露光量を表示する表
示手段とを設け、設定された撮影条件、または検知され
た被検眼の状態に従って指数の合計を算出し、該合計に
対応する露光量をテーブルから読み出して表示手段に表
示する構成も採用している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態に従っ
て本発明を詳細に説明する。
【0008】図1には、本発明に係わる眼底カメラの一
実施形態が図示されている。同図において、観察用光源
であるランプ1がミラー2の中心に配置され、このラン
プ1から発せられた光は、コンデンサーレンズ3、撮影
用光源であるストロボ4、コンデンサーレンズ5、フィ
ルターターレット13を経て、全反射ミラー6によって
反射され、続いてレンズ7、リング状照明を形成するた
めのリングスリット8、さらにリレーレンズ9、中心に
穴の開いた穴あき全反射ミラー10で反射されてから対
物レンズ11を経て、被検眼Eの瞳Epより眼底Erに
入射される。この場合、ランプ1とストロボ4の点灯あ
るいは発光はCPU12からの信号により行われる。
【0009】コンデンサーレンズ5の後方に配置された
フィルターターレット13には、拡大して図示されたよ
うに、その周囲に、スルーフィルタ13a、レッドフィ
ルタ13b、グリーンフィルタ13c、エキサイターフ
ィルタ13d(ほぼ470〜510nmの波長を透過)
が配置されており、それぞれ撮影モードないし条件に従
ってCPU12の制御によりその一つが光路に挿入でき
るようになっている。
【0010】眼底Erからの反射光は再び瞳Epから対
物レンズ11を介して受光され、穴あき全反射ミラー1
0の穴を介して変倍レンズ14、リレーレンズ15を通
過してリターンミラー16に入射する。変倍レンズ1
4、14’は、CPU12からの信号で交換して光路に
挿入でき、眼底の観察ないし撮影時の画角を変えること
ができる。また、リターンミラー16の背後には、35
mmカメラ25が取り付けられるようになっており、一
方、リターンミラーで反射された光束は、リターンミラ
ー17、レンズ群18を介して観察部19に導かれる。
更に、リターンミラー17の上方には、ポラロイドカメ
ラ26あるいはCCDカメラ27が取り付けられるよう
になっている。
【0011】リターンミラー16と17はCPU12の
制御によりそれぞれ光路に挿脱可能になっており、観察
時には、両方が図示の位置に挿入され、また35mmカ
メラによる撮影時にはリターンミラー16が光路から離
脱され、一方、ポラロイドカメラ26あるいはCCDカ
メラ27による撮影のときにはリターンミラー16が光
路に挿入され、リターンミラー17は光路から離脱され
る。
【0012】また、穴あき全反射ミラー10の後方の光
路には、バリアーフィルタ22が配置され、このバリア
ーフィルタ22は、530nm以下の波長をカットして
530nm以上650nm以下の波長を透過するもの
で、シャッター24を切った時にCPU12の制御によ
り光路内に挿入できるようになっているが、検者の操作
によりあらかじめ挿入しておくこともできる。
【0013】また、眼底カメラには、撮影条件を設定す
る操作部23、種々のデータを表示する表示部36が設
けられており、操作部23が図2(A)、(B)に、ま
た表示部36が図2(B)にそれぞれ図示されている。
【0014】図2(A)において、30は撮影倍率(撮
影範囲・画角)を設定するスイッチであって、例えば4
5°の画角に設定されると、レンズ14が光路に挿入さ
れ、20°の画角に設定されると、レンズ14’が光路
に挿入される。31は観察照明ランプ1の光量を調整す
るつまみである。
【0015】32は撮影モード切換スイッチで、「MA
NUAL」モードが選択されたときには、後述の設定と
は無関係に、ストロボ光量設定スイッチ33で設定され
た露光量でストロボ3を発光させて撮影が行われ、一方
「AUTO」モードが選択されたときは、以下で説明す
る各種の撮影条件ないし被検眼の状態に応じて定まる露
光量でストロボ3を発光させて撮影が行われる。なお、
34は自動設定された露光量を、検者が±2段階の範囲
で微調整するためのスイッチである。
【0016】35は撮影画像を記録する記録媒体の選択
スイッチであり、本実施形態の場合、下側を選択すると
35mmカメラ25が選択され、マウント部から35m
mカメラ25が取り付けられているという情報とカメラ
に装填されているフィルムの感度情報がCPU12に入
力される。一方、選択スイッチ35を上側に選択する
と、ポラロイドカメラ26あるいはCCDカメラ27が
選択され、マウント部に取り付けられているカメラの情
報がCPU12に入力される。
【0017】表示部36は、通常はストロボ光量設定ス
イッチ33で設定された露光量が表示されるが、「AU
TO」モードが選択されたときは、以下で説明する自動
設定された露光量が表示される(この場合先頭にAを表
示する。例:A 250)。またタイマースイッチ37
を押すと、押したときからの数秒が表示部36に表示さ
れ、またIDナンバー表示スイッチ44を押すと、テン
キー42で設定されたIDナンバーが表示部36に表示
される。なおこの表示されている秒数およびID N
o.は表示されているときに撮影されたフィルムに写し
込まれる。また、この表示部36には、IDナンバー表
示、タイマー表示などの撮影条件以外の撮影データのほ
かに、日付表示、フィルムカウンタ表示などの撮影デー
タも表示させることができる。
【0018】38は被検者の瞳の色により露光量を調整
するための切換スイッチであり、39〜43はフィルタ
の設置スイッチであり、スイッチ39を押すとエキサイ
ターフィルタ13d(ブルーフィルター)が光路に挿入
され、その状態でスイッチ40を押すとバリアーフィル
タ22も挿入されて蛍光撮影状態となる。スイッチ41
を押すとレッドフィルタ13bが、またスイッチ43を
押すと、グリーンフィルタ13cがそれぞれ光路に挿入
される。そのときはバリアフィルター22は光路から外
される。
【0019】また挿入されている各フィルタはスイッチ
39〜43が点灯することにより検者に知らされ、点灯
しているスイッチを押すと、そのフィルタが光路からは
ずれるようになる。
【0020】また、各種の撮影条件ないし被検眼の状態
に応じて、図3(A)に図示したように、露光量の指
数、すなわちポイントがテーブルの形で設定されてお
り、スイッチ30で設定される画角、スイッチ34で設
定される補正量、スイッチ35で設定されるカメラの種
類、スイッチ38で設定される被検眼の瞳色、スイッチ
39〜43で設定されるフィルタの項目に対して、それ
ぞれ設定された条件に対してポイント数が格納されてい
る。また、設定された条件に対してはそれぞれ「1」の
フラグが立てられるので、設定された撮影条件ないし被
検眼の状態に対応するポイント数を合計することができ
る。また、このポイント合計に対しては、図3(B)に
示したように、その設定された撮影条件に対して定める
最適な露光量がテーブルの形で格納されている。
【0021】このような構成において、被検眼を観察、
撮影するとき、種々の撮影条件あるいは被検眼の状態
(被検眼の瞳色など)に従って、操作部23の各種スイ
ッチが設定される。例えば、画角が45°に、また補正
量が「0.5」に設定され、カメラはポラロイドカメラ
26が選択され、被検眼の瞳色が「BROWN」に設定
され、フィルタはスルーフィルタ13aが選択される。
このとき、図3(A)に示したように、設定されたとこ
ろにフラグ「1」が格納されるので、それに対応するポ
イント数を合計することができる。この例は、ポイント
合計は「1.5」であり、図3(B)に示したテーブル
より露光量「150Ws」を求めることができ、この値
を表示部36に表示させることができる。
【0022】オートモードが選択されている場合には、
この露光量でストロボ3が発光され撮影が行われるが、
この露光量では、検者の望む撮影に適した露光量での撮
影にならないときがある。このときは、検者は露光量の
自動設定機能を解除して、マニュアルモードで自らの判
断で光量を設定する。このとき、表示部36には、上記
のようにして設定された撮影条件に従って定まる露光量
が表示されているので、この値を参照して露光不足の場
合には、スイッチ33を操作することにより多めの露光
量に、また過剰露光の場合には、少な目の露光量に設定
することができる。
【0023】このように、自動設定された光量値がわか
るので、それを参考にしてマニュアルモードでの光量設
定を簡単に行うことができる。
【0024】なお、表示部36に表示されるデータは、
露光量を含むすべての撮影データを表示させることもで
きるし、露光量の表示を撮影後一定時間のみ行い、その
他の時は撮影条件以外の撮影データを表示部36に表示
させることもできる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、設定
された撮影条件あるいは被検眼の状態に応じて自動的に
最適に設定される露光量が表示されるので、マニュアル
モードで撮影する場合でもこれを参照して最適な露光量
を簡単に設定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼底カメラの構成を示した構成図であ
る。
【図2】眼底カメラの操作部、表示部の配置を示した配
置図である。
【図3】撮影条件に従って定まる自動露光設定表を示し
た表図である。
【符号の説明】
1 ランプ 4 ストロボ 11 対物レンズ 13 フィルタターレット 22 バリアーフィルタ 23 操作部 25 35mmカメラ 26 ポラロイドカメラ 27 CCDカメラ 36 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影条件の設定、または被検眼の状態を
    検知して、自動的に露光量の設定を行う機能を備えた眼
    底カメラにおいて、 前記自動的に設定された露光量を表示する表示手段を備
    えたことを特徴とする眼底カメラ。
  2. 【請求項2】 撮影条件の設定、または被検眼の状態を
    検知して、自動的に露光量の設定を行う機能を備えた眼
    底カメラにおいて、 撮影条件、または被検眼の状態の各々に対して露光量の
    指数を記憶したテーブルと、 設定された撮影条件、または検知された被検眼の状態に
    対応する指数の合計を算出する手段と、 前記指数の合計に対応する露光量を格納したテーブル
    と、 前記算出された指数の合計に対応する露光量を表示する
    表示手段とを設け、 設定された撮影条件、または検知された被検眼の状態に
    従って指数の合計を算出し、該合計に対応する露光量を
    テーブルから読み出して表示手段に表示することを特徴
    とする眼底カメラ。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に、露光量以外の撮影条件
    のデータを表示することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の眼底カメラ。
  4. 【請求項4】 露光量の表示を撮影後一定時間のみ行
    い、その他の時は露光量以外の撮影条件データを前記表
    示手段に表示することを特徴とする請求項3に記載の眼
    底カメラ。
JP11163193A 1999-06-10 1999-06-10 眼底カメラ Pending JP2000350700A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066109A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Topcon Corp 眼底撮影装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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