JP2000350172A - 流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置 - Google Patents

流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置

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JP2000350172A JP11159439A JP15943999A JP2000350172A JP 2000350172 A JP2000350172 A JP 2000350172A JP 11159439 A JP11159439 A JP 11159439A JP 15943999 A JP15943999 A JP 15943999A JP 2000350172 A JP2000350172 A JP 2000350172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向通信に於ける流合雑音を抑圧する流合
雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置に関し、流合雑
音の増大を判定して、その流合雑音を抑圧する。 【解決手段】 端末装置23側からセンタ側への上り信
号の伝送経路の双方向増幅部21や分配部22の何れか
一方又は両方に、流合雑音増大判定を行う流合雑音レベ
ル判定部27と、流合雑音増大判定時に上り信号を減衰
させる減衰器及びトーン信号を下り信号に挿入するトー
ン信号送出手段を含む流合雑音抑圧部28とを有する流
合雑音対策装置25を設け、端末装置23に、トーン信
号を検出して減衰器による減衰量に補償するように上り
信号を増幅する増幅器を含む端末側流合雑音対策装置2
9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向CATV
(Cable Television)に適用する流合
雑音抑制システム及び流合雑音対策装置に関する。双方
向CATVシステムは、センタ(ヘッドエンド)側から
端末装置(ユーザ)側への下り信号と、端末装置(ユー
ザ)側からセンタ(ヘッドエンド)側への上り信号とを
異なる周波数帯域として、同軸ケーブルや光ファイバケ
ーブルによる伝送路を介して双方向通信う行うものであ
る。この場合、端末装置側からの上り信号と共に雑音が
合流してセンタ側へ伝送されることになる。この雑音を
流合雑音と称し、これを低減することが要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】図14はCATVシステムの説明図であ
り、201はセンタ、202は双方向増幅器、203は
分配器、204は端末装置を示す。センタ201と双方
向増幅器202と分配器203との間を幹線伝送路によ
り接続し、双方向増幅器202は幹線伝送路の所定距離
毎に設けて、幹線伝送路を介して伝送される上り信号と
下り信号との両方を増幅する。又分配器203は例えば
8分岐等の構成が適用され、この分配器203と端末装
置204との間を分岐伝送路により接続する。
【0003】又端末装置204側からセンタ201側へ
の上り信号は、例えば、10〜55MHz、又センタ2
01側から端末装置204側への下り信号は、例えば、
70〜400MHzの周波数帯に割当てられている。又
変調方式は、BPSK,QPSK,QAM等の位相変調
を用いる場合が一般的である。
【0004】又伝送速度は、160kbps,320k
bps,640kbps,2560kbps、又は25
6kbps,1544kbps,3088kbps等が
知られている。このようなCATVシステムに於いて、
ユーザの要求に対応した動画情報を送出するオンデマン
ドCATVシステム、ユーザ間で通話を行うケーブル電
話システム、或いは交換網と接続してインターネット・
サービスを提供するシステム等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】センタ201側から端
末装置204側の下り信号は、分配器203に於いて幹
線伝送路から複数の分岐伝送路に分配され、分岐伝送路
を介して端末装置204に伝送される。この場合の分岐
伝送路等に於いて混入する雑音は、端末装置204対応
のC/Nの多少の劣化の原因となるが、大きなシステム
障害となることは殆どない。
【0006】これに対して、端末装置204側からセン
タ201側への上り信号は、分配器203に於いて複数
の分岐伝送路から幹線伝送路に合流してセンタ201側
へ伝送され、端末装置204又は分岐伝送路に於いて混
入した雑音は、上り信号周波数帯域を含む広い周波数帯
域にわたるものであり、分配器203等に於いて合流し
て順次加算されるからC/N劣化の原因となる。このよ
うな問題を解決する為に、例えば、上り信号の周波数帯
域と無線回線の周波数帯域とが同一の場合となるシステ
ムに於いて、上り信号を無線回線の周波数と異なる周波
数に変換して伝送する方式が知られている。
【0007】しかし、ユーザの引越し等により端末装置
204を取り外し、分岐伝送路を開放端としたままとす
ると、この開放端は、反射雑音等による雑音源に相当
し、雑音のみが分岐伝送路を介して分配器203に流入
する。或いは、端末装置204の障害によって大きな雑
音を含む上り信号を送出することがあり、この場合も雑
音源と同様になる。このような雑音源が複数存在する場
合、分配器203に於いて順次加算されるから、上り信
号のC/Nは著しく劣化することがある。最悪状態で
は、センタ201側で受信識別不可能の状態となり、シ
ステムダウンとなる問題がある。本発明は、流合雑音の
増大を検出し、それによって、流合雑音を抑制すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の流合雑音抑制シ
ステムは、(1)双方向双方向通信に於ける流合雑音を
抑圧する流合雑音抑圧システムであって、端末装置側か
らセンタ側への上り信号の伝送経路の分配部と双方向増
幅部との何れか一方又は両方に、上り信号を減衰させる
減衰器を含む流合雑音対策装置を設け、且つ端末装置
に、前記減衰器の減衰量に対応したレベルに上り信号を
増幅する増幅器を含む端末側流合雑音対策装置を設けた
ものである。
【0009】又(2)流合雑音対策装置を、流合雑音レ
ベル判定部と流合雑音抑圧部とにより構成し、流合雑音
レベル判定部は、信号成分と雑音成分との差により流合
雑音レベルが増大したか否かを判定する手段を含み、流
合雑音抑圧部は、流合雑音レベル増大判定によって、上
り信号を減衰させる可変減衰器と、端末装置側へトーン
信号を送出するトーン信号送出手段とを含む構成を有
し、端末側流合雑音対策装置は、トーン信号を検出する
トーン検出手段と、このトーン検出手段によりトーン信
号を検出した時に、可変減衰器の減衰量に対応したレベ
ルに上り信号を増幅する可変増幅器とを含む構成とする
ものである。
【0010】又(3)分配部と双方向増幅部との何れか
一方又は両方に流合雑音対策装置を設け、上り信号の伝
送経路に沿った単一又は複数個の減衰器の合計の減衰量
に対応したレベルに上り信号を増幅する増幅器を端末側
流合雑音対策装置に設けることができる。
【0011】又(4)流合雑音増大判定は、上り信号の
同期検波出力レベルで信号成分か否かを判定し、信号成
分でない時の高周波検波出力レベルを雑音レベルとして
比較判定することができる。又高周波検波出力レベル
は、信号成分と雑音成分とを含む期間があるから、この
高周波検波出力レベルと、信号成分の期間の同期検波出
力レベルとの差分が雑音レベルを示すことになるから、
この雑音レベルの比較判定により流合雑音増大判定を行
うことができる。又前述の処理を組合せ、伝送路特性を
考慮して流合雑音増大判定を行うことができる。
【0012】又本発明の流合雑音対策装置は、(5)端
末装置側からセンタ側への上り信号を抽出して同期検波
する検波部2と、この検波部2の検波出力レベルと雑音
成分の検波出力レベルとを比較して流合雑音の増大か否
かを判定する判定手段(レベル判定部5,検出平均レベ
ル保持部6,雑音レベル判定部8)とを含む流合雑音レ
ベル判定部と、この流合雑音レベル判定部による流合雑
音増大の判定出力信号により、上り信号を減衰させる可
変減衰器と、端末装置側への下り信号にトーン信号を挿
入して送出するトーン信号送出手段とを含む流合雑音抑
圧部とを備えている。
【0013】又(6)流合雑音対策装置の流合雑音レベ
ル判定部は、バンドパスフィルタ1,検波部2,バンド
パスフィルタ3,レベル判定部5,高周波スイッチ回路
4,雑音検波部7,雑音レベル判定部8等を含む構成と
し、雑音検波出力レベルが大きくなった時に流合雑音増
大と判定する構成とすることができる。
【0014】又(7)流合雑音対策装置の流合雑音抑圧
部は、流合雑音増大の判定により上り信号を減衰させる
可変減衰器と、トーン信号を端末装置側へ送出するトー
ン信号送出手段とを備えている。
【0015】又(8)流合雑音増大判定により、下り信
号と上り信号とにトーン信号を挿入して送出するトーン
信号送出手段を設けることができる。又更にこのトーン
信号に位置情報を含ませるトーン信号送出手段とし、流
合雑音増大原因の探索が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図で
あり、1はバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(B
PF/BA)、2は検波部、3はバンドパスフィルタ
(BPF)、4は高周波スイッチ回路(SW)、5はレ
ベル判定部、6は検出平均レベル保持部、7は雑音検波
部、8は雑音レベル判定部、9は雑音抑圧制御部であ
る。又実線矢印は上り信号等の高周波信号、点線矢印は
中間周波信号や検波出力信号、一点鎖線矢印は直流レベ
ルの信号を示す。
【0017】流合雑音対策装置は、上り信号の伝送経路
の分配部や双方向増幅部等に設置するものである。この
流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部は、流合雑音
レベルが所定値を超えるような状態を検出するものであ
り、バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1は、上り
信号が例えば10〜55MHzの周波数帯域の場合、そ
の上り信号のみを通過させる通過帯域特性とし、且つ高
入力インピーダンスのバッファ増幅器を介して幹線伝送
路又は分岐伝送路に伝送される上り信号の一部を抽出す
る為のものである。
【0018】又検波部2は、上り信号のBPSK,QP
SK,QAM等の変調方式に対応した構成とするもの
で、例えば、入力高周波信号から逓倍方式やコスタスル
ープ方式等により搬送波を再生し、この再生搬送波を用
いて入力高周波信号を同期検波する構成や、入力高周波
信号を1シンボル分遅延させ、この遅延信号を用いて入
力高周波信号を同期検波する構成等を適用することがで
きる。この場合、バースト信号としてのプリアンブル
は、所定のパターンが規定されているから、同期検波出
力信号がこの所定のパターンの場合に有効な上り信号と
判定することもできる。又検波部2としては、前述の遅
延検波による構成が搬送波再生による構成に比較して簡
単であるから、システムの経済化を図ることができる。
【0019】又バンドパスフィルタ3は、検波部2の検
波出力信号、即ち、ベースバンド信号を通過させるもの
であり、例えば、10kHz〜10MHzの通過帯域と
することができる。又上り信号はバースト的に伝送され
るものであるから、検出平均レベル保持部6は、検波部
2からのベースバンド信号レベルの所定時間内の平均値
を保持するものである。又検出平均レベル保持部6は、
比較判定の為の基準レベルを保持する構成とすることが
できる。
【0020】又レベル判定部5は、検波部2からのベー
スバンド信号レベル(検波出力レベル)と、検出平均レ
ベル保持部6に於いて保持しているレベルとを比較する
もので、一般的には、信号レベルは雑音レベルより高い
ものであり、又信号レベルはほぼ近似したものとなるか
ら、ベースバンド信号レベルが検出平均レベルに近似し
ている場合、或いは、基準レベルを超えている場合に、
有効な上り信号と判定し、高周波スイッチ回路4をオフ
とする制御信号を加える。
【0021】又検波部2からのベースバンド信号レベル
が、検出平均レベル保持部6に於いて保持しているレベ
ルより著しく低く、レベル判定部5は有効な上り信号で
はないと判定すると、高周波スイッチ回路4をオンとす
る制御信号を加える。そして、バンドパスフィルタ及び
バッファ増幅器1からの上り信号を、高周波スイッチ回
路4を介して雑音検波部7に入力する。
【0022】雑音検波部7は、例えば、中間周波数に変
換して検波する構成とすることができるものであり、又
上り信号がバースト的であるから、有効上り信号が伝送
されていない時の雑音レベルを保持する構成とすること
ができる。又雑音レベル判定部8は、雑音検波部7の検
波出力レベルと、検出平均レベル保持部6に保持してい
るレベル或いは判定基準レベルとを比較し、雑音検波部
7の検波出力レベルが、検出平均レベル保持部6に保持
しているレベルを超えた時、或いは判定基準値を超えた
時に、雑音抑圧制御部9に流合雑音増大と判定して制御
信号を加える。
【0023】即ち、バースト的な上り信号間の空き時間
帯には雑音のみが伝送されているから、これを雑音検波
部7で検波し、この検波出力の雑音レベルが、信号レベ
ル或いは所定のレベルを超えているか否かを判定し、超
えている場合は、流合雑音レベルの増大と判定するもの
である。この流合雑音増大判定の為の雑音検波部7の検
波出力レベルは、基準レベルと比較することも可能であ
るが、伝送条件が変化することを考慮すると、その伝送
条件の変化に追従する信号成分についての検波出力レベ
ル又はその平均レベルを用いることにより、精度を向上
することができる。又その場合の判定比率を雑音レベル
判定部8に於いて予め設定することができる。
【0024】又雑音抑圧制御部9は、雑音レベル判定部
8による流合雑音増大判定により、アラーム信号を出
力、又は後述の雑音抑圧手段を動作させることができ
る。又レベル判定部5と、検出平均レベル保持部6と、
雑音レベル判定部8と、雑音抑圧制御部9とをディジタ
ル回路で構成することが可能である。又これらの機能を
プロセッサの演算処理機能によって実現することも可能
である。
【0025】この雑音抑圧制御部9からの制御信号によ
り、後述のように、流合雑音抑圧部の可変減衰器の減衰
量を大きくし、この減衰量に対応して端末装置からの上
り信号を増幅し、雑音は増幅されないが、可変減衰器に
より減衰されることにより、流合雑音の増大によるC/
N劣化を回避することができる。
【0026】図2は本発明の第1の実施の形態の流合雑
音対策装置の流合雑音抑圧部の説明図であり、11は下
り信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、12
は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、
13,14は増幅器、15はバンドパスフィルタ(BP
F)、16は変調器(MOD)、17は下り信号を通過
させるハイパスフィルタ(HPF)、18は可変減衰器
(ATT)、19は上り信号を通過させるローパスフィ
ルタ(LPF)、20は流合雑音レベル判定部である。
又実線矢印は高周波信号、一点鎖線矢印は直流レベルの
制御信号を示し、図1の流合雑音レベル判定部と組合せ
て流合雑音対策装置を構成することができる。
【0027】センタ側から端末装置側への下り信号は、
ハイパスフィルタ11と増幅器13とハイパスフィルタ
17とを介して端末装置側へ伝送される。その時、バン
ドパスフィルタ15によりパイロット信号が抽出され、
流合雑音レベル判定部20からの制御信号に従って変調
器16によりトーン信号を変調してパイロット信号にト
ーン信号挿入して送出するもので、これらの機能によっ
てトーン信号送出手段を構成している。
【0028】又上り信号は、ローパスフィルタ19と可
変減衰器18と増幅器14とローパスフィルタ12とを
介してセンタ側へ伝送される。可変減衰器18は、既に
知られている各種の構成を適用することが可能であり、
上り信号に対する減衰量を制御するものである。
【0029】又流合雑音レベル判定部20は、前述の図
1に示す構成を有するものであり、流合雑音増大判定に
よる雑音抑圧制御部9からの制御信号が可変減衰器18
と変調器16とに加えられることになる。従って、流合
雑音が増大した時に、流合雑音レベル判定部20からの
制御信号によって、変調器16によりトーン信号が変調
されて下り信号に挿入される。このトーン信号は、端末
装置のケーブルモデム等に於ける増幅器のゲインを増大
させ、上り信号の送出レベルを増大させるように指示す
る為の信号である。又それに対応して可変減衰器18に
よる減衰量が制御されて、上り信号が減衰される。
【0030】即ち、上り信号が分配器に於いて合流する
から、有効上り信号と分岐伝送路の開放端等の雑音源か
らの雑音とが加算され、流合雑音レベルの増大となる
が、トーン信号に検出した端末装置に於いて、上り信号
レベルを増大させ、その増大したレベルを可変減衰器1
8により減衰させる制御を行うことにより、合流する雑
音レベルを相対的に小さくすることが可能となる。従っ
て、流合雑音によるC/N劣化を回避することができ
る。
【0031】図3は本発明の実施の形態の流合雑音抑圧
システムの説明図であり、21は双方向増幅部(延長増
幅部)、22は分配部、23は端末装置、24は双方向
増幅器、25は流合雑音対策装置、26は分配器、27
は流合雑音レベル判定部、28は流合雑音抑圧部、29
は可変増幅器を含む端末側流合雑音対策装置、30は幹
線伝送路、31は分岐伝送路を示す。
【0032】流合雑音対策装置25は、上り信号の伝送
経路に沿って、例えば、幹線伝送路30の所定距離毎等
に設置される双方向増幅部21、又は分配部22の何れ
か一方又は両方に設けることができるものであり、又分
配器22に、端末装置23対応に設けた場合を示してい
るが、複数端末装置対応に設けることもできる。又流合
雑音対策装置25は、流合雑音レベル判定部27と流合
雑音抑圧部28とを含み、例えば、図1及び図2に示す
構成を適用することができる。又端末側流合雑音対策装
置29は、下り信号に挿入されたトーン信号を抽出し
て、可変増幅器のゲインを制御する構成を備えている。
【0033】例えば、端末装置23を取り外した分岐伝
送路31に開放端が形成された場合、その開放端を含め
て雑音源となるものであるが、その分岐伝送路31が接
続された流合雑音対策装置25に於いて、流合雑音レベ
ル判定部27により流合雑音レベルが大きいことを検出
すると、流合雑音抑圧部28の可変減衰器の減衰量を大
きくし、且つトーン信号を端末装置23側へ送出する。
【0034】又複数の端末装置23からの上り信号が合
流して伝送される幹線伝送路30に沿った例えば双方向
増幅部21に於ける流合雑音対策装置25の場合、前述
のように、流合雑音増大判定により、流合雑音抑圧部2
8の可変減衰器の減衰量を大きくし、且つ下り信号にト
ーン信号を挿入する。分配器26に分岐伝送路を介して
接続された端末装置23は、端末側流合雑音対策装置2
9に於いて下り信号に挿入されたトーン信号を検出し、
可変増幅器のゲインを大きくする。
【0035】例えば、双方向増幅部21と分配部22と
にそれぞれ流合雑音対策装置25を設けた場合に於い
て、端末装置23の端末側流合雑音対策装置29の可変
増幅器のゲインを、流合雑音増大判定に従ったトーン信
号検出により、例えば25dB分大きくして上り信号を
増幅し、分岐伝送路31を介して伝送する。端末装置2
3を取り外した分岐伝送路を介した雑音は、端末側流合
雑音対策装置29も接続されていないことにより増幅さ
れない。
【0036】そして、分配部22に於ける流合雑音対策
装置25の流合雑音抑圧部28の可変減衰器により15
dB減衰し、又双方向増幅部21に於ける流合雑音対策
装置25の流合雑音抑圧部28の可変減衰器により10
dB減衰すると、上り信号を所定のレベルとしてセンタ
側へ幹線伝送路30を介して伝送することができると共
に、流合雑音を合計で25dB減衰させたことになり、
C/N劣化を回避し、継続して双方向通信サービスを提
供することができる。
【0037】前述のように、端末装置23を分岐伝送路
から取り外して開放端としたような場合、上り信号が合
流する点に於ける雑音レベルが増大する。このような状
態を、例えば、双方向増幅部21に於ける流合雑音対策
装置25の流合雑音レベル判定部27により検出してト
ーン信号を送出する。このトーン信号を検出した端末装
置23は、可変増幅器のゲインを高くして上り信号の送
信レベルを高くする。その時、分岐伝送路の開放端を雑
音源とした雑音レベルは、増幅されることなく上り信号
と共に合流する。そして、合流した信号を減衰させる
と、予め増幅した上り信号は所定のレベルとなり、雑音
レベルは減衰されるから、流合雑音増大時のC/N劣化
を回避することができる。
【0038】この場合の端末側流合雑音対策装置29の
可変増幅器による余分なゲインは、可変減衰器18によ
る減衰量を補償するように設定することになり、更に、
分配損失や伝送路損失等の各部の損失を含めて補償する
ようにゲインを設定することもできる。即ち、トーン信
号検出時の端末側流合雑音対策装置29の可変増幅器に
よるゲインの増大分は、端末装置対応に設定することが
できる。
【0039】図4は本発明の実施の形態の流合雑音抑圧
システムの端末装置の要部説明図であり、41は分離フ
ィルタ、42はケーブルモデム、43はディスプレイ,
キーボード等を含む制御処理部、44は可変増幅器、4
5はバンドパスフィルタ(BPF)、46はトーン検出
制御部である。このバンドパスフィルタ45と、トーン
検出制御部46と、可変増幅器44とを含む構成によ
り、前述の端末側流合雑音対策装置29(図3参照)を
構成している。
【0040】又分岐伝送路に接続された分離フィルタ4
1は、下り信号を分離してケーブルモデム42に入力
し、又ケーブルモデム42により変調され、可変増幅器
44を介した上り信号を分岐伝送路に送出するものであ
る。前述のように、流合雑音対策装置25(図3参照)
の流合雑音レベル判定部27から、流合雑音増大判定に
よるトーン信号が送出されると、バンドパスフィルタ4
5によりそのトーン信号を抽出し、トーン検出制御部4
6に於いてトーン信号を検出した時に、可変増幅器44
のゲインを増大するように制御して、上り信号を余分に
増幅してセンタ側へ送信する。
【0041】又前述のトーン信号は、連続して送出して
いる期間中、可変増幅器44のゲインを増大するように
制御する方式や、ゲインの切替タイミング毎に送出する
方式、或いは、2種類のトーン信号によりゲイン増大と
通常状態との切替えを行う方式等の各種の方式を適用す
ることができる。又このトーン信号の周波数やオン・オ
フ・パターン或いはコード情報等による位置情報を伝送
することができる。更には、流合雑音増大判定時のレベ
ル情報を含ませることも可能である。
【0042】図5は本発明の第2の実施の形態の流合雑
音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図であり、5
1はバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(BPF/
BA)、52は検波部、53はバンドパスフィルタ(B
PF)、54は高周波検波部、55はレベル判定部 、
56は検出平均レベル保持部、57は雑音レベル算出
部、58は比較判定部、59は雑音抑圧制御部、60は
減算部である。又実線矢印は上り信号等の高周波信号、
点線矢印は中間周波信号や検波出力信号、一点鎖線矢印
は直流レベルの信号を示す。
【0043】上り信号の一部をバンドパスフィルタ及び
バッファ増幅器51により抽出し、検波部52により上
り信号を復調,検波し、バンドパスフィルタ53により
ベースバンド信号をレベル判定部55及び検出平均レベ
ル保持部56に入力する。検波部52は、図1に於ける
検波部2と同様に、搬送波を再生して同期検波する構成
や、遅延検波構成を適用することができるものである。
【0044】又検出平均レベル保持部56は、バンドパ
スフィルタ53を介したベースバンド信号レベルの所定
時間内の平均値を求めて保持する構成、或いは、比較基
準レベルを保持する構成とすることができる。又レベル
判定部55は、バンドパスフィルタ53を介したベース
バンド信号レベル(検波出力レベル)と、検出平均レベ
ル保持部56からのレベルとを比較して、それらのレベ
ルが近似している場合に有効上り信号と判定する。
【0045】又高周波検波部54は、バンドパスフィル
タ及びバッファ増幅器51を介した高周波信号を検波す
る。この検波出力信号は、信号成分と雑音成分とを含む
ものであり、減算部60に入力する。この減算部60
は、高周波信号の検波出力レベルと、レベル判定部55
からのベースバンド信号レベルとの差分を求める。この
差分は雑音レベルに相当したものとなる。雑音レベル算
出部57は、減算部60からのレベル差信号を基に雑音
レベルを算出する。
【0046】又比較判定部58は、雑音レベル算出部5
7からの雑音レベルと、検出平均レベル保持部56から
のレベルとを比較し、雑音レベルが大きい時に、流合雑
音増大と判定して雑音抑圧制御部59に制御信号を加え
る。それによって、雑音抑圧制御部59は、図1に示す
実施の形態と同様に、流合雑音抑圧部の可変減衰器によ
り上り信号を減衰させ、且つ端末装置の送信レベルを増
大させる制御を行うことになる。
【0047】図6は本発明の第3の実施の形態の流合雑
音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図であり、6
1はバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(BPF/
BA)、62は検波部、63はバンドパスフィルタ(B
PF)、64は高周波スイッチ回路(SW)、65はレ
ベル判定部、66は高周波検波部、67は雑音検波部、
68は雑音レベル比較判定部、69は雑音抑圧制御部、
70は雑音レベル判定部、71は減算部、72は検出レ
ベル保持部である。又実線矢印は上り信号等の高周波信
号、点線矢印は中間周波信号や検波出力信号、一点鎖線
矢印は直流レベルの信号を示す。
【0048】バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器6
1と検波部62とバンドパスフィルタ63と高周波スイ
ッチ回路64とレベル判定部65と雑音検波部67とに
ついては、図1に示す実施の形態の同一名称の部分と同
様な構成及び動作を行うものである。即ち、雑音検波部
67は、上り信号が雑音のみの場合に、オン状態に制御
される高周波スイッチ回路64を介してバンドパスフィ
ルタ及びバッファ増幅器61からの高周波信号が入力さ
れ、信号成分が伝送されていない時の雑音成分のみを含
む高周波検波を行う。又高周波検波部66は、信号成分
及び雑音成分を含めて常時高周波検波を行う。
【0049】雑音レベル判定部70は、雑音検波部67
による検波出力信号を減算部71に加え、又判定した雑
音レベル信号を雑音レベル比較判定部68に加える。又
減算部71は、高周波検波部66の検波出力レベルと、
雑音レベル判定部70を介して雑音検波出力レベルとの
差分を求める。これは、入力した信号レベルから雑音レ
ベルを減算したものに相当し、信号成分のレベルを示す
ことになる。そして、これを検出信号レベルとして、検
出信号レベル保持部72に於いて保持し、雑音レベル比
較判定部68に入力する。
【0050】雑音レベル比較判定部68は、雑音レベル
判定部70からの雑音レベルと、検出信号レベル保持部
72からの検出信号レベルとを比較することになり、雑
音レベルが大きい時に流合雑音増大と判定して雑音抑圧
制御部69に制御信号を入力する。雑音抑圧制御部69
は、前述の各実施の形態の場合と同様な制御を行うもの
である。
【0051】図7は本発明の実施の形態のレベル判定動
作の説明図であり、図1,図5及び図6に於けるレベル
判定部5,55,65の動作概要を示すもので、上り信
号として、高周波帯域信号Rf1 〜RfN が例えば10
MHz〜55MHzの周波数帯域によって伝送される場
合、バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1,51,
61を、フィルタ75で示し、Rf1 〜RfN を通過さ
せる特性、又は10MHz〜55MHzの通過帯域特
性、又はRf1 以上を通過させるハイパスフィルタ特
性、又はRfN 以下を通過させるローパスフィルタ特性
等の各種のフィルタ特性とすることができる。又高周波
帯域信号Rf1 〜RfN の一部の複数の高周波帯域信号
を通過させるフィルタ特性とすることもできる。なお、
単一の端末装置が接続される流合雑音対策装置に於い
て、単一周波数のみを用いる場合は、その単一周波数を
通過させるフィルタ特性とすることができる。
【0052】そして、検波部2,52,62に相当する
検波部76によって検波され、バンドパスフィルタ3,
53,63(図1,図5,図6参照)を介して出力され
る低周波帯域信号f1 〜fN のレベルを判定するもので
ある。この場合の低周波帯域信号f1 〜fN は、例えば
10kHz〜10MHzとすることができる。又フィル
タ75(バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1,5
1,61)の通過帯域特性によっては、低周波帯域信号
1 〜fN の中の複数の低周波帯域信号のみが含まれる
場合もある。
【0053】なお、簡略化の為に総て同一のレベルとし
て図示しているが、実際は、伝送路損失等によりそれぞ
れ異なるレベルとなる場合が一般的である。なお、双方
向増幅部により各周波数帯域の信号レベルが同一となる
ように増幅制御する場合は、図示のように同一のレベル
となる。又各信号はバースト信号として伝送されるもの
であり、従って、図1及び図5に於いては、検出平均レ
ベル保持部6,56に於いて所定時間内の平均レベルを
求め、それを保持することになる。即ち、上り信号はバ
ースト信号であるから、雑音レベルと信号レベルとの検
出期間が異なる場合に、何れか一方又は両方を保持し
て、レベル比較を行うことになる。
【0054】図8は本発明の実施の形態のレベル判定動
作の説明図であり、図7に示す場合より複雑化している
が、精度良くレベル検出が可能となる場合を示し、高周
波帯域信号Rf1 〜RfN 対応に、それぞれRf1 帯域
通過フィルタ811 ,Rf2帯域通過フィルタ812
・・・・RfN 通過帯域フィルタ81N を設けたバンド
パスフィルタ及びバッファ増幅器1,51,61とし、
検波部2,52,62も高周波帯域信号Rf1 〜RfN
対応の検波回路821 〜82N を有する構成とする。そ
して、各検波回路821 〜82N 対応の検波出力信号が
低周波帯域信号f1 〜fN となり、それらのレベルを比
較判定することになる。
【0055】図9は本発明の実施の形態の上り信号制御
動作の説明図であり、端末側流合雑音抑圧装置の要部を
示す。同図に於いて、91,93は下り信号を通過させ
るハイパスフィルタ(HPF)、92,94は上り信号
を通過させるローパスフィルタ(LPF)、95は可変
増幅器、96はバンドパスフィルタ(BPF)、97は
トーン検出部であり、バンドパスフィルタ96とトーン
検出部97とにより、トーン信号検出手段を構成してい
る。
【0056】分岐伝送路を介して伝送された下り信号
は、ハイパスフィルタ91を通過し、バンドパスフィル
タ96によりパイロット信号等のトーン信号を含む信号
が抽出される。このトーン信号は、図2に於ける変調器
で変調した信号であり、トーン検出部97によって検出
される。即ち、流合雑音増大判定時にトーン信号が送出
されるから、それを検出して、可変増幅器95のゲイン
を増大して、上り信号レベルを増大する。
【0057】即ち、端末装置のケーブルモデム側からセ
ンタ側への上り信号は、ローパスフィルタ94を介して
可変増幅器95に入力され、そして、ローパスフィルタ
92を介してセンタ側へ送出される。通常時は、可変増
幅器95のゲインを1とすることができるもので、そし
て、流合雑音増大判定によるトーン信号が下り信号に挿
入された時に、トーン検出部97によりこのトーン信号
を検出し、可変増幅器95のゲインを増大して上り信号
レベルを大きくする。従って、上り信号のC/Nを高く
して送出することになり、そして、前述のように、流合
雑音抑圧部の可変減衰器により、可変増幅器95のゲイ
ン増大分を減衰させて、所定の上り信号レベルとしてセ
ンタ側へ伝送する。この場合、可変減衰器により減衰さ
せると、上り信号と共に雑音も減衰されるから、C/N
の劣化が生じないことになる。
【0058】又ハイパスフィルタ91によって下り信号
が分離されるから、ハイパスフィルタ93を省略して下
り信号をケーブルモデムに入力し、又ケーブルモデムか
らの上り信号をローパスフィルタ94を介して可変増幅
器95に入力し、その増幅出力信号を分岐伝送路に送出
することにより、ローパスフィルタ92を省略すること
も可能である。
【0059】図10は本発明の他の実施の形態の流合雑
音抑圧システムの上り信号減衰手段の説明図であり、流
合雑音対策装置に於ける流合雑音抑圧部に相当し、又図
11は本発明の他の実施の形態の流合雑音抑圧システム
の上り信号増幅手段の説明図であり、端末側流合雑音対
策装置に相当する。各図に於いて、101は下り信号を
通過させるハイパスフィルタ(HPF)、102,10
4は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LP
F)、103は固定減衰器、111は下り信号を通過さ
せるハイパスフィルタ(HPF)、112,114は上
り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、11
3は狭帯域増幅器である。
【0060】固定減衰器103は、例えば、図3に於け
る双方向増幅部21と分配部22とにそれぞれ設け、双
方向増幅部21に設けた固定減衰器103の減衰量を1
0dB、分配部22に設けた固定減衰器103の減衰量
を15dBとし、又端末装置に設けた狭帯域増幅器11
3により上り信号を25dB増幅するものである。従っ
て、端末装置からの上り信号は、余分に25dB増幅さ
れて分岐伝送路に送出され、分配部に於いて15dB減
衰され、双方向増幅部に於いて10dB減衰される。
【0061】この実施の形態は、可変減衰器による減衰
量を予め設定した固定減衰器とし、又可変増幅器による
ゲインを予め設定した狭帯域増幅器とした構成に相当す
る。このような構成は、システムを構成する場合に、各
部の損失等を考慮することによって、固定減衰器の減衰
量及び狭帯域増幅器のゲインを設定することができる。
従って、上り信号は、増幅された分、減衰されて元のレ
ベルとなるが、雑音は例えば25dB減衰されることに
なり、C/N劣化を回避することができる。
【0062】図12は本発明の更に他の実施の形態の流
合雑音抑圧システムの説明図であり、121は双方向増
幅部、1221 ,1222 ,・・・は分配器、12
1 ,1232 ,1233 ・・・は端末装置、12
1 ,1242 は双方向増幅器、125は流合雑音対策
装置、1261 ,1262 ,・・・は可変増幅器を含む
端末側流合雑音対策装置、127は流合雑音レベル判定
部、128は流合雑音抑圧部、130は終端器である。
【0063】この実施の形態は、例えば、同一ビル内或
いは集合住宅等に於いて、双方向増幅部121を屋内に
設け、分配器1221 ,1222 ,1223 の空き分配
端子には終端器130を接続し、又分配器1223 は、
1:Nのパワー比率で分配する構成の場合を示す。
【0064】このような構成に於いて、例えば、分配器
1221 の分配損失をx〔dB〕とし、又分配器122
2 の分配損失をy〔dB〕とし、又分配器1223 の分
配損失をz〔dB〕とし、流合雑音抑圧部128に於け
る減衰量を15dBとすると、端末装置1231 の端末
側流合雑音対策装置1261 の可変増幅器は、(15+
x)dBの増幅ゲインとし、端末装置1232 の端末側
流合雑音対策装置1262 の可変増幅器は、(15+x
+y+z)dBの増幅ゲインとする。
【0065】それによって、端末装置1261 からの上
り信号は、余分に(15+x)dBだけ増幅され、分配
器1221 に於いてxdB減衰され、流合雑音抑圧部1
28に於いて15dB減衰され、双方向増幅器1241
により増幅されてセンタ側へ送出される。又端末装置1
262 からの上り信号は、余分に(15+x+y+z)
dBだけ増幅され、分配器1223 に於いてzdB減衰
され、分配器1222に於いてydB減衰され、分配器
1221 に於いてxdB減衰され、双方向増幅器124
1 により増幅されてセンタ側へ送出される。
【0066】そして、前述のように、流合雑音対策装置
125の流合雑音抑圧部128に於いて15dB減衰さ
せることにより、所定の上り信号レベルとして双方向増
幅器1241 からセンタ側へ送出することができ、且つ
この15dBの減衰により,最初から増幅されていない
雑音は15dB減衰されるから、分岐伝送路を開放端と
したような場合の流合雑音増大時のC/Nの劣化を回避
することができる。
【0067】又双方向増幅部121から屋外の双方向増
幅部を介して幹線伝送路の分配器に接続する構成の場
合、例えば、幹線伝送路の双方向増幅部に設けた流合雑
音対策装置の流合雑音抑圧部に於いて10dB減衰させ
る場合、屋外に設けた双方向増幅部の増幅ゲインを伝送
損失αdBと10dBとを加算した(10+α)dBと
することができる。
【0068】図13は本発明の実施の形態の雑音発生個
所探索手段の説明図であり、131,137は下り信号
を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、132,1
39は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LP
F)、133,134は増幅器、135はパイロット信
号を抽出するバンドパスフィルタ(BPF)、136は
変調器(MOD)、138は可変減衰器(ATT)、1
40は流合雑音レベル判定部、141はパイロット信号
を抽出するバンドパスフィルタ(BPF)、142は変
調器(MOD)である。
【0069】この実施の形態は、図2に示す流合雑音抑
圧部の構成に、上り信号のパイロット信号を利用して流
合雑音の増大を示すトーン信号をセンタ側へ送出する構
成を付加したものである。即ち、流合雑音レベル判定部
140により、上り信号に含まれる雑音レベルの増大を
検出した時、バンドパスフィルタ135により下り信号
のパイロット信号を抽出し、変調器136によりトーン
信号で変調して下り信号に挿入して送出する。
【0070】それと共に、バンドパスフィルタ141に
より上り信号のパイロット信号を抽出し、変調器142
によりトーン信号で変調して上り信号に挿入して送出す
る。従って、センタ側と端末装置側とに流合雑音増大判
定時にトーン信号が送出されるから、このトーン信号の
送出元により、雑音発生源の探索が可能となる。この場
合のトーン信号の変調周波数や変調パターン等により流
合雑音増大判定個所の位置情報を含ませて送出すること
ができる。又雑音レベルの情報についても同様にトーン
信号に含ませることができる。
【0071】それにより、流合雑音増大原因の探索に於
いて、トーン信号の受信識別により、そのトーン信号に
よる位置情報を基に、流合雑音増大判定によるトーン信
号の送出位置を容易に識別することができ、又トーン信
号による雑音レベルの情報を基にシステムに与える影響
等を検討することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、端末装
置側からセンタ側への上り信号の増幅ゲインを大きくし
た分、分配部や双方向増幅部に於いて減衰させるもの
で、端末装置ではない雑音源からの雑音は、増幅されな
いで合流し、そして減衰させるものであるから、C/N
劣化を回避することができる。又流合雑音増大判定によ
り、上り信号を遮断することも考えられるが、その場
合、分配部や双方向増幅部等に於ける上り信号は、複数
の端末装置からの上り信号が合流されているから、複数
の端末装置に対するサービス低下となる。しかし、本発
明によれば、端末装置からの上り信号を遮断することな
く、流合雑音によるC/N低下を回避することができ
る。従って、双方向CATVシステムに於けるサービス
向上を図ることができる利点がある。
【0073】又流合雑音増大判定時に送出するトーン信
号に位置情報や雑音レベル情報等を付加して送出する構
成とすると、そのトーン信号の受信識別により、流合雑
音増大の原因探索が容易となり、双方向CATVシステ
ムの保守,運用が容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の流合雑音対策装置
の流合雑音レベル判定部の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の流合雑音対策装置
の流合雑音抑圧部の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の流合雑音抑圧システムの
説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の流合雑音抑圧システムの
端末装置の要部説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の流合雑音対策装置
の流合雑音レベル判定部の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の流合雑音対策装置
の流合雑音レベル判定部の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のレベル判定動作の説明図
である。
【図8】本発明の実施の形態のレベル判定動作の説明図
である。
【図9】本発明の実施の形態の上り信号制御動作の説明
図である。
【図10】本発明の他の実施の形態の流合雑音抑圧シス
テムの上り信号減衰手段の説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態の流合雑音抑圧シス
テムの上り信号増幅手段の説明図である。
【図12】本発明の更に他の実施の形態の流合雑音抑圧
システムの説明図である。
【図13】本発明の実施の形態の雑音発生個所探索手段
の説明図である。
【図14】CATVシステムの説明図である。
【符号の説明】
1 バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(BPF/
BA) 2 検波部 3 バンドパスフィルタ(BPF) 4 高周波スイッチ回路(SW) 5 レベル判定部 6 検出平均レベル保持部 7 雑音検波部 8 雑音レベル判定部 9 雑音抑圧制御部 11,17 ハイパスフィルタ(HPF) 12,19 ローパスフィルタ(LPF) 13,14 増幅器 15 バンドパスフィルタ(BPF) 16 変調器(MOD) 18 可変減衰器(ATT) 20 流合雑音レベル判定部 21 双方向増幅部 22 分配部 23 端末装置 25 流合雑音対策装置 27 流合雑音レベル判定部 28 流合雑音抑圧部 29 端末側流合雑音対策装置 30 幹線伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BB05 BC12 BC13 BC14 BD01 BD07 5K046 AA01 BA00 BB03 CC02 DD11 DD24 5K052 AA01 BB13 DD00 DD07 DD15 EE12 FF11 GG00 GG12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向通信に於ける流合雑音を抑圧する
    流合雑音抑圧システムに於いて、 端末装置側からセンタ側への上り信号の伝送経路の分配
    部と双方向増幅部との何れか一方又は両方に、前記上り
    信号を減衰させる減衰器を含む流合雑音対策装置を設
    け、 前記端末装置に、前記減衰器の減衰量に対応したレベル
    に前記上り信号を増幅する増幅器を含む端末側流合雑音
    対策装置を設けたことを特徴とする流合雑音抑圧システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記流合雑音対策装置を、流合雑音レベ
    ル判定部と流合雑音抑圧部とにより構成し、前記流合雑
    音レベル判定部は、信号成分と雑音成分との差により流
    合雑音レベルが増大したか否かを判定する手段を含み、
    前記流合雑音抑圧部は、前記流合雑音レベル増大判定に
    よって、前記上り信号を減衰させる可変減衰器と、前記
    端末装置側へトーン信号を送出するトーン信号送出手段
    とを含む構成を有し、前記端末側流合雑音対策装置は、
    前記トーン信号を検出するトーン検出手段と、該トーン
    検出手段によりトーン信号を検出した時に、前記可変減
    衰器の減衰量に対応したレベルに前記上り信号を増幅す
    る可変増幅器とを含む構成を有することを特徴とする請
    求項1記載の流合雑音抑圧システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置側から前記センタ側への上
    り信号を合流させる分配部と双方向増幅部との何れか一
    方又は両方に、前記上り信号を減衰させる減衰器を含む
    前記流合雑音対策装置を設け、前記端末装置に、前記上
    り信号の伝送経路に沿った単一又は複数個の前記減衰器
    の合計の減衰量に対応したレベルに前記上り信号を増幅
    する増幅器を有する端末側流合雑音対策装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の流合雑音抑圧シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記流合雑音対策装置の前記流合雑音レ
    ベル判定部は、前記上り信号の伝送経路に於ける同期検
    波により得られる信号成分の検波出力レベルと、信号成
    分がない期間に於ける雑音成分の検波出力レベルとを比
    較して、流合雑音の増大か否かを判定する判定手段を有
    することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載
    の流合雑音抑圧システム。
  5. 【請求項5】 前記流合雑音対策装置の前記流合雑音レ
    ベル判定部は、前記上り信号の伝送経路に於ける同期検
    波により得られる信号成分の検波出力レベルと、前記上
    り信号帯域の高周波信号の検波により得られる検波出力
    レベルとの差分を雑音レベルとし、該雑音レベルと基準
    レベル又は前記同期検波による検波出力レベルとを比較
    して流合雑音の増大か否かを判定する判定手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の流
    合雑音抑圧システム。
  6. 【請求項6】 前記流合雑音対策装置の前記流合雑音レ
    ベル判定部は、前記上り信号の伝送経路に於ける同期検
    波による検波出力レベルが所定値以下で雑音区間と判定
    した時の雑音成分の検波出力レベルと、前記上り信号帯
    域の高周波信号の検波により得られる検波出力レベルと
    の差分を信号成分レベルとし、該信号成分レベルと、前
    記雑音成分の検波出力レベルとの比較により流合雑音の
    増大か否かを判定する判定手段を有することを特徴とす
    る請求項1乃至3の何れか1項記載の流合雑音抑圧シス
    テム。
  7. 【請求項7】 双方向通信に於ける流合雑音を抑圧する
    為の流合雑音対策装置に於いて、 端末装置側からセンタ側への上り信号を抽出して同期検
    波する検波部と、該検波部の検波出力レベルと雑音成分
    の検波出力レベルとを比較して流合雑音の増大か否かを
    判定する判定手段とを含む流合雑音レベル判定部と、 該流合雑音レベル判定部による流合雑音増大の判定出力
    信号により、前記上り信号を減衰させる可変減衰器と、
    前記端末装置側への下り信号にトーン信号を挿入して送
    出するトーン信号送出手段とを含む流合雑音抑圧部とを
    備えたことを特徴とする流合雑音対策装置。
  8. 【請求項8】 前記流合雑音レベル判定部は、前記上り
    信号の周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタと、
    該バンドパスフィルタを介した前記上り信号を同期検波
    する検波部と、該検波部の検波出力レベルにより信号成
    分か否かを判定するレベル判定部と、信号成分と判定し
    た時にオンに制御する高周波スイッチ回路と、オン状態
    の該高周波スイッチ回路を介した前記バンドパスフィル
    タの出力信号を検波する雑音検波部と、該雑音検波部の
    検波出力レベルと基準レベル又は前記同期検波による検
    波出力レベルの平均レベルとを比較して流合雑音増大か
    否かを判定する雑音レベル判定部とを備えたことを特徴
    とする請求項7記載の流合雑音対策装置。
  9. 【請求項9】 前記流合雑音レベル判定部は、前記上り
    信号の周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタと、
    該バンドパスフィルタを介した前記上り信号を同期検波
    する検波部と、該検波部の検波出力レベルにより信号成
    分か否かを判定するレベル判定部と、前記バンドパスフ
    ィルタを介した前記上り信号を検波する高周波検波部
    と、該高周波検波部の検波出力レベルと、前記信号成分
    と判定した時の前記検波部の検波出力レベルとの差分を
    雑音レベルとし、該雑音レベルと基準レベル又は前記同
    期検波による検波出力レベルの平均レベルとを比較して
    流合雑音増大か否かを判定する比較判定部とを備えたこ
    とを特徴とする請求項7記載の流合雑音対策装置。
  10. 【請求項10】 前記流合雑音レベル判定部は、前記上
    り信号の周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタ
    と、該バンドパスフィルタを介した前記上り信号を同期
    検波する検波部と、該検波部の検波出力レベルにより信
    号成分か否かを判定するレベル判定部と、信号成分と判
    定した時にオンに制御する高周波スイッチ回路と、オン
    状態の該高周波スイッチ回路を介した前記バンドパスフ
    ィルタの出力信号を検波する雑音検波部と、前記バンド
    パスフィルタを介した前記上り信号を検波する高周波検
    波部と、該高周波検波部の検波出力レベルと前記雑音検
    波部の検波出力レベルとの差分を信号成分レベルとし、
    該信号成分レベルと前記雑音検波部の検波出力レベルと
    を比較して流合雑音増大か否かを判定する雑音レベル比
    較判定部とを備えたことを特徴とする請求項7記載の流
    合雑音対策装置。
  11. 【請求項11】 前記流合雑音抑圧部は、周波数帯域の
    異なる上り信号と下り信号とを分離するフィルタと、該
    フィルタにより分離された前記上り信号を入力し前記流
    合雑音レベル判定部からの流合雑音増大判定信号により
    減衰量を大きくする可変減衰器と、前記流合雑音増大判
    定信号により前記下り信号にトーン信号を挿入して送出
    するトーン信号送出手段とを有することを特徴とする請
    求項7乃至10の何れか1項記載の流合雑音対策装置。
  12. 【請求項12】 前記流合雑音レベル判定部と前記流合
    雑音抑圧部とを含み、且つ該流合雑音レベル判定部によ
    る流合雑音増大判定信号により前記上り信号にトーン信
    号を挿入して送出するトーン信号送出手段を設けたこと
    を特徴とする請求項7乃至11の何れか1項記載の流合
    雑音対策装置。
  13. 【請求項13】 前記トーン信号送出手段は、前記流合
    雑音レベル判定部による流合雑音増大判定信号により前
    記下り信号及び前記上り信号に、位置情報を含むトーン
    信号を挿入して送出する構成を有することを特徴とする
    請求項12記載の流合雑音対策装置。
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