JP4267761B2 - 流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置 - Google Patents

流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4267761B2
JP4267761B2 JP15943999A JP15943999A JP4267761B2 JP 4267761 B2 JP4267761 B2 JP 4267761B2 JP 15943999 A JP15943999 A JP 15943999A JP 15943999 A JP15943999 A JP 15943999A JP 4267761 B2 JP4267761 B2 JP 4267761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
signal
level
unit
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15943999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000350172A (ja
Inventor
重史 増田
実 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15943999A priority Critical patent/JP4267761B2/ja
Priority to US09/589,142 priority patent/US7574730B1/en
Publication of JP2000350172A publication Critical patent/JP2000350172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4267761B2 publication Critical patent/JP4267761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/10Adaptations for transmission by electrical cable
    • H04N7/102Circuits therefor, e.g. noise reducers, equalisers, amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、双方向CATV(Cable Television)に適用する流合雑音抑制システム及び流合雑音対策装置に関する。
双方向CATVシステムは、センタ(ヘッドエンド)側から端末装置(ユーザ)側への下り信号と、端末装置(ユーザ)側からセンタ(ヘッドエンド)側への上り信号とを異なる周波数帯域として、同軸ケーブルや光ファイバケーブルによる伝送路を介して双方向通信う行うものである。この場合、端末装置側からの上り信号と共に雑音が合流してセンタ側へ伝送されることになる。この雑音を流合雑音と称し、これを低減することが要望されている。
【0002】
【従来の技術】
図14はCATVシステムの説明図であり、201はセンタ、202は双方向増幅器、203は分配器、204は端末装置を示す。センタ201と双方向増幅器202と分配器203との間を幹線伝送路により接続し、双方向増幅器202は幹線伝送路の所定距離毎に設けて、幹線伝送路を介して伝送される上り信号と下り信号との両方を増幅する。又分配器203は例えば8分岐等の構成が適用され、この分配器203と端末装置204との間を分岐伝送路により接続する。
【0003】
又端末装置204側からセンタ201側への上り信号は、例えば、10〜55MHz、又センタ201側から端末装置204側への下り信号は、例えば、70〜400MHzの周波数帯に割当てられている。又変調方式は、BPSK,QPSK,QAM等の位相変調を用いる場合が一般的である。
【0004】
又伝送速度は、160kbps,320kbps,640kbps,2560kbps、又は256kbps,1544kbps,3088kbps等が知られている。このようなCATVシステムに於いて、ユーザの要求に対応した動画情報を送出するオンデマンドCATVシステム、ユーザ間で通話を行うケーブル電話システム、或いは交換網と接続してインターネット・サービスを提供するシステム等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
センタ201側から端末装置204側の下り信号は、分配器203に於いて幹線伝送路から複数の分岐伝送路に分配され、分岐伝送路を介して端末装置204に伝送される。この場合の分岐伝送路等に於いて混入する雑音は、端末装置204対応のC/Nの多少の劣化の原因となるが、大きなシステム障害となることは殆どない。
【0006】
これに対して、端末装置204側からセンタ201側への上り信号は、分配器203に於いて複数の分岐伝送路から幹線伝送路に合流してセンタ201側へ伝送され、端末装置204又は分岐伝送路に於いて混入した雑音は、上り信号周波数帯域を含む広い周波数帯域にわたるものであり、分配器203等に於いて合流して順次加算されるからC/N劣化の原因となる。このような問題を解決する為に、例えば、上り信号の周波数帯域と無線回線の周波数帯域とが同一の場合となるシステムに於いて、上り信号を無線回線の周波数と異なる周波数に変換して伝送する方式が知られている。
【0007】
しかし、ユーザの引越し等により端末装置204を取り外し、分岐伝送路を開放端としたままとすると、この開放端は、反射雑音等による雑音源に相当し、雑音のみが分岐伝送路を介して分配器203に流入する。或いは、端末装置204の障害によって大きな雑音を含む上り信号を送出することがあり、この場合も雑音源と同様になる。このような雑音源が複数存在する場合、分配器203に於いて順次加算されるから、上り信号のC/Nは著しく劣化することがある。最悪状態では、センタ201側で受信識別不可能の状態となり、システムダウンとなる問題がある。
本発明は、流合雑音の増大を検出し、それによって、流合雑音を抑制することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の流合雑音抑制システムは、(1)双方向双方向通信に於ける流合雑音を抑圧する流合雑音抑圧システムであって、端末装置側からセンタ側への上り信号の伝送経路の分配部と双方向増幅部との何れか一方又は両方に、上り信号を減衰させる減衰器を含む流合雑音対策装置を設け、且つ端末装置に、前記減衰器の減衰量に対応したレベルに上り信号を増幅する増幅器を含む端末側流合雑音対策装置を設けたものである。
【0009】
又(2)流合雑音対策装置を、流合雑音レベル判定部と流合雑音抑圧部とにより構成し、流合雑音レベル判定部は、信号成分と雑音成分との差により流合雑音レベルが増大したか否かを判定する手段を含み、流合雑音抑圧部は、流合雑音レベル増大判定によって、上り信号を減衰させる可変減衰器と、端末装置側へトーン信号を送出するトーン信号送出手段とを含む構成を有し、端末側流合雑音対策装置は、トーン信号を検出するトーン検出手段と、このトーン検出手段によりトーン信号を検出した時に、可変減衰器の減衰量に対応したレベルに上り信号を増幅する可変増幅器とを含む構成とするものである。
【0010】
又(3)分配部と双方向増幅部との何れか一方又は両方に流合雑音対策装置を設け、上り信号の伝送経路に沿った単一又は複数個の減衰器の合計の減衰量に対応したレベルに上り信号を増幅する増幅器を端末側流合雑音対策装置に設けることができる。
【0011】
又(4)流合雑音増大判定は、上り信号の同期検波出力レベルで信号成分か否かを判定し、信号成分でない時の高周波検波出力レベルを雑音レベルとして比較判定することができる。又高周波検波出力レベルは、信号成分と雑音成分とを含む期間があるから、この高周波検波出力レベルと、信号成分の期間の同期検波出力レベルとの差分が雑音レベルを示すことになるから、この雑音レベルの比較判定により流合雑音増大判定を行うことができる。又前述の処理を組合せ、伝送路特性を考慮して流合雑音増大判定を行うことができる。
【0012】
又本発明の流合雑音対策装置は、(5)端末装置側からセンタ側への上り信号を抽出して同期検波する検波部2と、この検波部2の検波出力レベルと雑音成分の検波出力レベルとを比較して流合雑音の増大か否かを判定する判定手段(レベル判定部5,検出平均レベル保持部6,雑音レベル判定部8)とを含む流合雑音レベル判定部と、この流合雑音レベル判定部による流合雑音増大の判定出力信号により、上り信号を減衰させる可変減衰器と、端末装置側への下り信号にトーン信号を挿入して送出するトーン信号送出手段とを含む流合雑音抑圧部とを備えている。
【0013】
又(6)流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部は、バンドパスフィルタ1,検波部2,バンドパスフィルタ3,レベル判定部5,高周波スイッチ回路4,雑音検波部7,雑音レベル判定部8等を含む構成とし、雑音検波出力レベルが大きくなった時に流合雑音増大と判定する構成とすることができる。
【0014】
又(7)流合雑音対策装置の流合雑音抑圧部は、流合雑音増大の判定により上り信号を減衰させる可変減衰器と、トーン信号を端末装置側へ送出するトーン信号送出手段とを備えている。
【0015】
又(8)流合雑音増大判定により、下り信号と上り信号とにトーン信号を挿入して送出するトーン信号送出手段を設けることができる。又更にこのトーン信号に位置情報を含ませるトーン信号送出手段とし、流合雑音増大原因の探索が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図であり、1はバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(BPF/BA)、2は検波部、3はバンドパスフィルタ(BPF)、4は高周波スイッチ回路(SW)、5はレベル判定部、6は検出平均レベル保持部、7は雑音検波部、8は雑音レベル判定部、9は雑音抑圧制御部である。又実線矢印は上り信号等の高周波信号、点線矢印は中間周波信号や検波出力信号、一点鎖線矢印は直流レベルの信号を示す。
【0017】
流合雑音対策装置は、上り信号の伝送経路の分配部や双方向増幅部等に設置するものである。この流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部は、流合雑音レベルが所定値を超えるような状態を検出するものであり、バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1は、上り信号が例えば10〜55MHzの周波数帯域の場合、その上り信号のみを通過させる通過帯域特性とし、且つ高入力インピーダンスのバッファ増幅器を介して幹線伝送路又は分岐伝送路に伝送される上り信号の一部を抽出する為のものである。
【0018】
又検波部2は、上り信号のBPSK,QPSK,QAM等の変調方式に対応した構成とするもので、例えば、入力高周波信号から逓倍方式やコスタスループ方式等により搬送波を再生し、この再生搬送波を用いて入力高周波信号を同期検波する構成や、入力高周波信号を1シンボル分遅延させ、この遅延信号を用いて入力高周波信号を同期検波する構成等を適用することができる。この場合、バースト信号としてのプリアンブルは、所定のパターンが規定されているから、同期検波出力信号がこの所定のパターンの場合に有効な上り信号と判定することもできる。又検波部2としては、前述の遅延検波による構成が搬送波再生による構成に比較して簡単であるから、システムの経済化を図ることができる。
【0019】
又バンドパスフィルタ3は、検波部2の検波出力信号、即ち、ベースバンド信号を通過させるものであり、例えば、10kHz〜10MHzの通過帯域とすることができる。又上り信号はバースト的に伝送されるものであるから、検出平均レベル保持部6は、検波部2からのベースバンド信号レベルの所定時間内の平均値を保持するものである。又検出平均レベル保持部6は、比較判定の為の基準レベルを保持する構成とすることができる。
【0020】
又レベル判定部5は、検波部2からのベースバンド信号レベル(検波出力レベル)と、検出平均レベル保持部6に於いて保持しているレベルとを比較するもので、一般的には、信号レベルは雑音レベルより高いものであり、又信号レベルはほぼ近似したものとなるから、ベースバンド信号レベルが検出平均レベルに近似している場合、或いは、基準レベルを超えている場合に、有効な上り信号と判定し、高周波スイッチ回路4をオフとする制御信号を加える。
【0021】
又検波部2からのベースバンド信号レベルが、検出平均レベル保持部6に於いて保持しているレベルより著しく低く、レベル判定部5は有効な上り信号ではないと判定すると、高周波スイッチ回路4をオンとする制御信号を加える。そして、バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1からの上り信号を、高周波スイッチ回路4を介して雑音検波部7に入力する。
【0022】
雑音検波部7は、例えば、中間周波数に変換して検波する構成とすることができるものであり、又上り信号がバースト的であるから、有効上り信号が伝送されていない時の雑音レベルを保持する構成とすることができる。又雑音レベル判定部8は、雑音検波部7の検波出力レベルと、検出平均レベル保持部6に保持しているレベル或いは判定基準レベルとを比較し、雑音検波部7の検波出力レベルが、検出平均レベル保持部6に保持しているレベルを超えた時、或いは判定基準値を超えた時に、雑音抑圧制御部9に流合雑音増大と判定して制御信号を加える。
【0023】
即ち、バースト的な上り信号間の空き時間帯には雑音のみが伝送されているから、これを雑音検波部7で検波し、この検波出力の雑音レベルが、信号レベル或いは所定のレベルを超えているか否かを判定し、超えている場合は、流合雑音レベルの増大と判定するものである。この流合雑音増大判定の為の雑音検波部7の検波出力レベルは、基準レベルと比較することも可能であるが、伝送条件が変化することを考慮すると、その伝送条件の変化に追従する信号成分についての検波出力レベル又はその平均レベルを用いることにより、精度を向上することができる。又その場合の判定比率を雑音レベル判定部8に於いて予め設定することができる。
【0024】
又雑音抑圧制御部9は、雑音レベル判定部8による流合雑音増大判定により、アラーム信号を出力、又は後述の雑音抑圧手段を動作させることができる。又レベル判定部5と、検出平均レベル保持部6と、雑音レベル判定部8と、雑音抑圧制御部9とをディジタル回路で構成することが可能である。又これらの機能をプロセッサの演算処理機能によって実現することも可能である。
【0025】
この雑音抑圧制御部9からの制御信号により、後述のように、流合雑音抑圧部の可変減衰器の減衰量を大きくし、この減衰量に対応して端末装置からの上り信号を増幅し、雑音は増幅されないが、可変減衰器により減衰されることにより、流合雑音の増大によるC/N劣化を回避することができる。
【0026】
図2は本発明の第1の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音抑圧部の説明図であり、11は下り信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、12は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、13,14は増幅器、15はバンドパスフィルタ(BPF)、16は変調器(MOD)、17は下り信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、18は可変減衰器(ATT)、19は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、20は流合雑音レベル判定部である。又実線矢印は高周波信号、一点鎖線矢印は直流レベルの制御信号を示し、図1の流合雑音レベル判定部と組合せて流合雑音対策装置を構成することができる。
【0027】
センタ側から端末装置側への下り信号は、ハイパスフィルタ11と増幅器13とハイパスフィルタ17とを介して端末装置側へ伝送される。その時、バンドパスフィルタ15によりパイロット信号が抽出され、流合雑音レベル判定部20からの制御信号に従って変調器16によりトーン信号を変調してパイロット信号にトーン信号挿入して送出するもので、これらの機能によってトーン信号送出手段を構成している。
【0028】
又上り信号は、ローパスフィルタ19と可変減衰器18と増幅器14とローパスフィルタ12とを介してセンタ側へ伝送される。可変減衰器18は、既に知られている各種の構成を適用することが可能であり、上り信号に対する減衰量を制御するものである。
【0029】
又流合雑音レベル判定部20は、前述の図1に示す構成を有するものであり、流合雑音増大判定による雑音抑圧制御部9からの制御信号が可変減衰器18と変調器16とに加えられることになる。従って、流合雑音が増大した時に、流合雑音レベル判定部20からの制御信号によって、変調器16によりトーン信号が変調されて下り信号に挿入される。このトーン信号は、端末装置のケーブルモデム等に於ける増幅器のゲインを増大させ、上り信号の送出レベルを増大させるように指示する為の信号である。又それに対応して可変減衰器18による減衰量が制御されて、上り信号が減衰される。
【0030】
即ち、上り信号が分配器に於いて合流するから、有効上り信号と分岐伝送路の開放端等の雑音源からの雑音とが加算され、流合雑音増大となるが、トーン信号検出した端末装置に於いて、上り信号レベルを増大させ、その増大させたレベルを可変減衰器18により減衰させる制御を行うことにより、合流する雑音レベルを相対的に小さくすることが可能となる。従って、流合雑音によるC/N劣化を回避することができる。
【0031】
図3は本発明の実施の形態の流合雑音抑圧システムの説明図であり、21は双方向増幅部(延長増幅部)、22は分配部、23は端末装置、24は双方向増幅器、25は流合雑音対策装置、26は分配器、27は流合雑音レベル判定部、28は流合雑音抑圧部、29は可変増幅器を含む端末側流合雑音対策装置、30は幹線伝送路、31は分岐伝送路を示す。
【0032】
流合雑音対策装置25は、上り信号の伝送経路に沿って、例えば、幹線伝送路30の所定距離毎等に設置される双方向増幅部21、又は分配部22の何れか一方又は両方に設けることができるものであり、又分配器22に、端末装置23対応に設けた場合を示しているが、複数端末装置対応に設けることもできる。又流合雑音対策装置25は、流合雑音レベル判定部27と流合雑音抑圧部28とを含み、例えば、図1及び図2に示す構成を適用することができる。又端末側流合雑音対策装置29は、下り信号に挿入されたトーン信号を抽出して、可変増幅器のゲインを制御する構成を備えている。
【0033】
例えば、端末装置23を取り外した分岐伝送路31に開放端が形成された場合、その開放端を含めて雑音源となるものであるが、その分岐伝送路31が接続された流合雑音対策装置25に於いて、流合雑音レベル判定部27により流合雑音レベルが大きいことを検出すると、流合雑音抑圧部28の可変減衰器の減衰量を大きくし、且つトーン信号を端末装置23側へ送出する。
【0034】
又複数の端末装置23からの上り信号が合流して伝送される幹線伝送路30に沿った例えば双方向増幅部21に於ける流合雑音対策装置25の場合、前述のように、流合雑音増大判定により、流合雑音抑圧部28の可変減衰器の減衰量を大きくし、且つ下り信号にトーン信号を挿入する。分配器26に分岐伝送路を介して接続された端末装置23は、端末側流合雑音対策装置29に於いて下り信号に挿入されたトーン信号を検出し、可変増幅器のゲインを大きくする。
【0035】
例えば、双方向増幅部21と分配部22とにそれぞれ流合雑音対策装置25を設けた場合に於いて、端末装置23の端末側流合雑音対策装置29の可変増幅器のゲインを、流合雑音増大判定に従ったトーン信号検出により、例えば25dB分大きくして上り信号を増幅し、分岐伝送路31を介して伝送する。端末装置23を取り外した分岐伝送路を介した雑音は、端末側流合雑音対策装置29も接続されていないことにより増幅されない。
【0036】
そして、分配部22に於ける流合雑音対策装置25の流合雑音抑圧部28の可変減衰器により15dB減衰し、又双方向増幅部21に於ける流合雑音対策装置25の流合雑音抑圧部28の可変減衰器により10dB減衰すると、上り信号を所定のレベルとしてセンタ側へ幹線伝送路30を介して伝送することができると共に、流合雑音を合計で25dB減衰させたことになり、C/N劣化を回避し、継続して双方向通信サービスを提供することができる。
【0037】
前述のように、端末装置23を分岐伝送路から取り外して開放端としたような場合、上り信号が合流する点に於ける雑音レベルが増大する。このような状態を、例えば、双方向増幅部21に於ける流合雑音対策装置25の流合雑音レベル判定部27により検出してトーン信号を送出する。このトーン信号を検出した端末装置23は、可変増幅器のゲインを高くして上り信号の送信レベルを高くする。その時、分岐伝送路の開放端を雑音源とした雑音レベルは、増幅されることなく上り信号と共に合流する。そして、合流した信号を減衰させると、予め増幅した上り信号は所定のレベルとなり、雑音レベルは減衰されるから、流合雑音増大時のC/N劣化を回避することができる。
【0038】
この場合の端末側流合雑音対策装置29の可変増幅器による余分なゲインは、可変減衰器18による減衰量を補償するように設定することになり、更に、分配損失や伝送路損失等の各部の損失を含めて補償するようにゲインを設定することもできる。即ち、トーン信号検出時の端末側流合雑音対策装置29の可変増幅器によるゲインの増大分は、端末装置対応に設定することができる。
【0039】
図4は本発明の実施の形態の流合雑音抑圧システムの端末装置の要部説明図であり、41は分離フィルタ、42はケーブルモデム、43はディスプレイ,キーボード等を含む制御処理部、44は可変増幅器、45はバンドパスフィルタ(BPF)、46はトーン検出制御部である。このバンドパスフィルタ45と、トーン検出制御部46と、可変増幅器44とを含む構成により、前述の端末側流合雑音対策装置29(図3参照)を構成している。
【0040】
又分岐伝送路に接続された分離フィルタ41は、下り信号を分離してケーブルモデム42に入力し、又ケーブルモデム42により変調され、可変増幅器44を介した上り信号を分岐伝送路に送出するものである。前述のように、流合雑音対策装置25(図3参照)の流合雑音レベル判定部27から、流合雑音増大判定によるトーン信号が送出されると、バンドパスフィルタ45によりそのトーン信号を抽出し、トーン検出制御部46に於いてトーン信号を検出した時に、可変増幅器44のゲインを増大するように制御して、上り信号を余分に増幅してセンタ側へ送信する。
【0041】
又前述のトーン信号は、連続して送出している期間中、可変増幅器44のゲインを増大するように制御する方式や、ゲインの切替タイミング毎に送出する方式、或いは、2種類のトーン信号によりゲイン増大と通常状態との切替えを行う方式等の各種の方式を適用することができる。又このトーン信号の周波数やオン・オフ・パターン或いはコード情報等による位置情報を伝送することができる。更には、流合雑音増大判定時のレベル情報を含ませることも可能である。
【0042】
図5は本発明の第2の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図であり、51はバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(BPF/BA)、52は検波部、53はバンドパスフィルタ(BPF)、54は高周波検波部、55はレベル判定部 、56は検出平均レベル保持部、57は雑音レベル算出部、58は比較判定部、59は雑音抑圧制御部、60は減算部である。又実線矢印は上り信号等の高周波信号、点線矢印は中間周波信号や検波出力信号、一点鎖線矢印は直流レベルの信号を示す。
【0043】
上り信号の一部をバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器51により抽出し、検波部52により上り信号を復調,検波し、バンドパスフィルタ53によりベースバンド信号をレベル判定部55及び検出平均レベル保持部56に入力する。検波部52は、図1に於ける検波部2と同様に、搬送波を再生して同期検波する構成や、遅延検波構成を適用することができるものである。
【0044】
又検出平均レベル保持部56は、バンドパスフィルタ53を介したベースバンド信号レベルの所定時間内の平均値を求めて保持する構成、或いは、比較基準レベルを保持する構成とすることができる。又レベル判定部55は、バンドパスフィルタ53を介したベースバンド信号レベル(検波出力レベル)と、検出平均レベル保持部56からのレベルとを比較して、それらのレベルが近似している場合に有効上り信号と判定する。
【0045】
又高周波検波部54は、バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器51を介した高周波信号を検波する。この検波出力信号は、信号成分と雑音成分とを含むものであり、減算部60に入力する。この減算部60は、高周波信号の検波出力レベルと、レベル判定部55からのベースバンド信号レベルとの差分を求める。この差分は雑音レベルに相当したものとなる。雑音レベル算出部57は、減算部60からのレベル差信号を基に雑音レベルを算出する。
【0046】
又比較判定部58は、雑音レベル算出部57からの雑音レベルと、検出平均レベル保持部56からのレベルとを比較し、雑音レベルが大きい時に、流合雑音増大と判定して雑音抑圧制御部59に制御信号を加える。それによって、雑音抑圧制御部59は、図1に示す実施の形態と同様に、流合雑音抑圧部の可変減衰器により上り信号を減衰させ、且つ端末装置の送信レベルを増大させる制御を行うことになる。
【0047】
図6は本発明の第3の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図であり、61はバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(BPF/BA)、62は検波部、63はバンドパスフィルタ(BPF)、64は高周波スイッチ回路(SW)、65はレベル判定部、66は高周波検波部、67は雑音検波部、68は雑音レベル比較判定部、69は雑音抑圧制御部、70は雑音レベル判定部、71は減算部、72は検出レベル保持部である。又実線矢印は上り信号等の高周波信号、点線矢印は中間周波信号や検波出力信号、一点鎖線矢印は直流レベルの信号を示す。
【0048】
バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器61と検波部62とバンドパスフィルタ63と高周波スイッチ回路64とレベル判定部65と雑音検波部67とについては、図1に示す実施の形態の同一名称の部分と同様な構成及び動作を行うものである。即ち、雑音検波部67は、上り信号が雑音のみの場合に、オン状態に制御される高周波スイッチ回路64を介してバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器61からの高周波信号が入力され、信号成分が伝送されていない時の雑音成分のみを含む高周波検波を行う。又高周波検波部66は、信号成分及び雑音成分を含めて常時高周波検波を行う。
【0049】
雑音レベル判定部70は、雑音検波部67による検波出力信号を減算部71に加え、又判定した雑音レベル信号を雑音レベル比較判定部68に加える。又減算部71は、高周波検波部66の検波出力レベルと、雑音レベル判定部70を介して雑音検波出力レベルとの差分を求める。これは、入力した信号レベルから雑音レベルを減算したものに相当し、信号成分のレベルを示すことになる。そして、これを検出信号レベルとして、検出信号レベル保持部72に於いて保持し、雑音レベル比較判定部68に入力する。
【0050】
雑音レベル比較判定部68は、雑音レベル判定部70からの雑音レベルと、検出信号レベル保持部72からの検出信号レベルとを比較することになり、雑音レベルが大きい時に流合雑音増大と判定して雑音抑圧制御部69に制御信号を入力する。雑音抑圧制御部69は、前述の各実施の形態の場合と同様な制御を行うものである。
【0051】
図7は本発明の実施の形態のレベル判定動作の説明図であり、図1,図5及び図6に於けるレベル判定部5,55,65の動作概要を示すもので、上り信号として、高周波帯域信号Rf1 〜RfN が例えば10MHz〜55MHzの周波数帯域によって伝送される場合、バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1,51,61を、フィルタ75で示し、Rf1 〜RfN を通過させる特性、又は10MHz〜55MHzの通過帯域特性、又はRf1 以上を通過させるハイパスフィルタ特性、又はRfN 以下を通過させるローパスフィルタ特性等の各種のフィルタ特性とすることができる。又高周波帯域信号Rf1 〜RfN の一部の複数の高周波帯域信号を通過させるフィルタ特性とすることもできる。なお、単一の端末装置が接続される流合雑音対策装置に於いて、単一周波数のみを用いる場合は、その単一周波数を通過させるフィルタ特性とすることができる。
【0052】
そして、検波部2,52,62に相当する検波部76によって検波され、バンドパスフィルタ3,53,63(図1,図5,図6参照)を介して出力される低周波帯域信号f1 〜fN のレベルを判定するものである。この場合の低周波帯域信号f1 〜fN は、例えば10kHz〜10MHzとすることができる。又フィルタ75(バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1,51,61)の通過帯域特性によっては、低周波帯域信号f1 〜fN の中の複数の低周波帯域信号のみが含まれる場合もある。
【0053】
なお、簡略化の為に総て同一のレベルとして図示しているが、実際は、伝送路損失等によりそれぞれ異なるレベルとなる場合が一般的である。なお、双方向増幅部により各周波数帯域の信号レベルが同一となるように増幅制御する場合は、図示のように同一のレベルとなる。又各信号はバースト信号として伝送されるものであり、従って、図1及び図5に於いては、検出平均レベル保持部6,56に於いて所定時間内の平均レベルを求め、それを保持することになる。即ち、上り信号はバースト信号であるから、雑音レベルと信号レベルとの検出期間が異なる場合に、何れか一方又は両方を保持して、レベル比較を行うことになる。
【0054】
図8は本発明の実施の形態のレベル判定動作の説明図であり、図7に示す場合より複雑化しているが、精度良くレベル検出が可能となる場合を示し、高周波帯域信号Rf1 〜RfN 対応に、それぞれRf1 帯域通過フィルタ811 ,Rf2 帯域通過フィルタ812 ,・・・・RfN 通過帯域フィルタ81N を設けたバンドパスフィルタ及びバッファ増幅器1,51,61とし、検波部2,52,62も高周波帯域信号Rf1 〜RfN 対応の検波回路821 〜82N を有する構成とする。そして、各検波回路821 〜82N 対応の検波出力信号が低周波帯域信号f1 〜fN となり、それらのレベルを比較判定することになる。
【0055】
図9は本発明の実施の形態の上り信号制御動作の説明図であり、端末側流合雑音抑圧装置の要部を示す。同図に於いて、91,93は下り信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、92,94は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、95は可変増幅器、96はバンドパスフィルタ(BPF)、97はトーン検出部であり、バンドパスフィルタ96とトーン検出部97とにより、トーン信号検出手段を構成している。
【0056】
分岐伝送路を介して伝送された下り信号は、ハイパスフィルタ91を通過し、バンドパスフィルタ96によりパイロット信号等のトーン信号を含む信号が抽出される。このトーン信号は、図2に於ける変調器で変調した信号であり、トーン検出部97によって検出される。即ち、流合雑音増大判定時にトーン信号が送出されるから、それを検出して、可変増幅器95のゲインを増大して、上り信号レベルを増大する。
【0057】
即ち、端末装置のケーブルモデム側からセンタ側への上り信号は、ローパスフィルタ94を介して可変増幅器95に入力され、そして、ローパスフィルタ92を介してセンタ側へ送出される。通常時は、可変増幅器95のゲインを1とすることができるもので、そして、流合雑音増大判定によるトーン信号が下り信号に挿入された時に、トーン検出部97によりこのトーン信号を検出し、可変増幅器95のゲインを増大して上り信号レベルを大きくする。従って、上り信号のC/Nを高くして送出することになり、そして、前述のように、流合雑音抑圧部の可変減衰器により、可変増幅器95のゲイン増大分を減衰させて、所定の上り信号レベルとしてセンタ側へ伝送する。この場合、可変減衰器により減衰させると、上り信号と共に雑音も減衰されるから、C/Nの劣化が生じないことになる。
【0058】
又ハイパスフィルタ91によって下り信号が分離されるから、ハイパスフィルタ93を省略して下り信号をケーブルモデムに入力し、又ケーブルモデムからの上り信号をローパスフィルタ94を介して可変増幅器95に入力し、その増幅出力信号を分岐伝送路に送出することにより、ローパスフィルタ92を省略することも可能である。
【0059】
図10は本発明の他の実施の形態の流合雑音抑圧システムの上り信号減衰手段の説明図であり、流合雑音対策装置に於ける流合雑音抑圧部に相当し、又図11は本発明の他の実施の形態の流合雑音抑圧システムの上り信号増幅手段の説明図であり、端末側流合雑音対策装置に相当する。各図に於いて、101は下り信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、102,104は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、103は固定減衰器、111は下り信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、112,114は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、113は狭帯域増幅器である。
【0060】
固定減衰器103は、例えば、図3に於ける双方向増幅部21と分配部22とにそれぞれ設け、双方向増幅部21に設けた固定減衰器103の減衰量を10dB、分配部22に設けた固定減衰器103の減衰量を15dBとし、又端末装置に設けた狭帯域増幅器113により上り信号を25dB増幅するものである。従って、端末装置からの上り信号は、余分に25dB増幅されて分岐伝送路に送出され、分配部に於いて15dB減衰され、双方向増幅部に於いて10dB減衰される。
【0061】
この実施の形態は、可変減衰器による減衰量を予め設定した固定減衰器とし、又可変増幅器によるゲインを予め設定した狭帯域増幅器とした構成に相当する。このような構成は、システムを構成する場合に、各部の損失等を考慮することによって、固定減衰器の減衰量及び狭帯域増幅器のゲインを設定することができる。従って、上り信号は、増幅された分、減衰されて元のレベルとなるが、雑音は例えば25dB減衰されることになり、C/N劣化を回避することができる。
【0062】
図12は本発明の更に他の実施の形態の流合雑音抑圧システムの説明図であり、121は双方向増幅部、1221 ,1222 ,・・・は分配器、1231 ,1232 ,1233 ・・・は端末装置、1241 ,1242 は双方向増幅器、125は流合雑音対策装置、1261 ,1262 ,・・・は可変増幅器を含む端末側流合雑音対策装置、127は流合雑音レベル判定部、128は流合雑音抑圧部、130は終端器である。
【0063】
この実施の形態は、例えば、同一ビル内或いは集合住宅等に於いて、双方向増幅部121を屋内に設け、分配器1221 ,1222 ,1223 の空き分配端子には終端器130を接続し、又分配器1223 は、1:Nのパワー比率で分配する構成の場合を示す。
【0064】
このような構成に於いて、例えば、分配器1221 の分配損失をx〔dB〕とし、又分配器1222 の分配損失をy〔dB〕とし、又分配器1223 の分配損失をz〔dB〕とし、流合雑音抑圧部128に於ける減衰量を15dBとすると、端末装置1231 の端末側流合雑音対策装置1261 の可変増幅器は、(15+x)dBの増幅ゲインとし、端末装置1232 の端末側流合雑音対策装置1262 の可変増幅器は、(15+x+y+z)dBの増幅ゲインとする。
【0065】
それによって、端末装置1261 からの上り信号は、余分に(15+x)dBだけ増幅され、分配器1221 に於いてxdB減衰され、流合雑音抑圧部128に於いて15dB減衰され、双方向増幅器1241 により増幅されてセンタ側へ送出される。又端末装置1262 からの上り信号は、余分に(15+x+y+z)dBだけ増幅され、分配器1223 に於いてzdB減衰され、分配器1222 に於いてydB減衰され、分配器1221 に於いてxdB減衰され、双方向増幅器1241 により増幅されてセンタ側へ送出される。
【0066】
そして、前述のように、流合雑音対策装置125の流合雑音抑圧部128に於いて15dB減衰させることにより、所定の上り信号レベルとして双方向増幅器1241 からセンタ側へ送出することができ、且つこの15dBの減衰により,最初から増幅されていない雑音は15dB減衰されるから、分岐伝送路を開放端としたような場合の流合雑音増大時のC/Nの劣化を回避することができる。
【0067】
又双方向増幅部121から屋外の双方向増幅部を介して幹線伝送路の分配器に接続する構成の場合、例えば、幹線伝送路の双方向増幅部に設けた流合雑音対策装置の流合雑音抑圧部に於いて10dB減衰させる場合、屋外に設けた双方向増幅部の増幅ゲインを伝送損失αdBと10dBとを加算した(10+α)dBとすることができる。
【0068】
図13は本発明の実施の形態の雑音発生個所探索手段の説明図であり、131,137は下り信号を通過させるハイパスフィルタ(HPF)、132,139は上り信号を通過させるローパスフィルタ(LPF)、133,134は増幅器、135はパイロット信号を抽出するバンドパスフィルタ(BPF)、136は変調器(MOD)、138は可変減衰器(ATT)、140は流合雑音レベル判定部、141はパイロット信号を抽出するバンドパスフィルタ(BPF)、142は変調器(MOD)である。
【0069】
この実施の形態は、図2に示す流合雑音抑圧部の構成に、上り信号のパイロット信号を利用して流合雑音の増大を示すトーン信号をセンタ側へ送出する構成を付加したものである。即ち、流合雑音レベル判定部140により、上り信号に含まれる雑音レベルの増大を検出した時、バンドパスフィルタ135により下り信号のパイロット信号を抽出し、変調器136によりトーン信号で変調して下り信号に挿入して送出する。
【0070】
それと共に、バンドパスフィルタ141により上り信号のパイロット信号を抽出し、変調器142によりトーン信号で変調して上り信号に挿入して送出する。従って、センタ側と端末装置側とに流合雑音増大判定時にトーン信号が送出されるから、このトーン信号の送出元により、雑音発生源の探索が可能となる。この場合のトーン信号の変調周波数や変調パターン等により流合雑音増大判定個所の位置情報を含ませて送出することができる。又雑音レベルの情報についても同様にトーン信号に含ませることができる。
【0071】
それにより、流合雑音増大原因の探索に於いて、トーン信号の受信識別により、そのトーン信号による位置情報を基に、流合雑音増大判定によるトーン信号の送出位置を容易に識別することができ、又トーン信号による雑音レベルの情報を基にシステムに与える影響等を検討することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、端末装置側からセンタ側への上り信号の増幅ゲインを大きくした分、分配部や双方向増幅部に於いて減衰させるもので、端末装置ではない雑音源からの雑音は、増幅されないで合流し、そして減衰させるものであるから、C/N劣化を回避することができる。又流合雑音増大判定により、上り信号を遮断することも考えられるが、その場合、分配部や双方向増幅部等に於ける上り信号は、複数の端末装置からの上り信号が合流されているから、複数の端末装置に対するサービス低下となる。しかし、本発明によれば、端末装置からの上り信号を遮断することなく、流合雑音によるC/N低下を回避することができる。従って、双方向CATVシステムに於けるサービス向上を図ることができる利点がある。
【0073】
又流合雑音増大判定時に送出するトーン信号に位置情報や雑音レベル情報等を付加して送出する構成とすると、そのトーン信号の受信識別により、流合雑音増大の原因探索が容易となり、双方向CATVシステムの保守,運用が容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音抑圧部の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の流合雑音抑圧システムの説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の流合雑音抑圧システムの端末装置の要部説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の流合雑音対策装置の流合雑音レベル判定部の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のレベル判定動作の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態のレベル判定動作の説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の上り信号制御動作の説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態の流合雑音抑圧システムの上り信号減衰手段の説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態の流合雑音抑圧システムの上り信号増幅手段の説明図である。
【図12】本発明の更に他の実施の形態の流合雑音抑圧システムの説明図である。
【図13】本発明の実施の形態の雑音発生個所探索手段の説明図である。
【図14】CATVシステムの説明図である。
【符号の説明】
1 バンドパスフィルタ及びバッファ増幅器(BPF/BA)
2 検波部
3 バンドパスフィルタ(BPF)
4 高周波スイッチ回路(SW)
5 レベル判定部
6 検出平均レベル保持部
7 雑音検波部
8 雑音レベル判定部
9 雑音抑圧制御部
11,17 ハイパスフィルタ(HPF)
12,19 ローパスフィルタ(LPF)
13,14 増幅器
15 バンドパスフィルタ(BPF)
16 変調器(MOD)
18 可変減衰器(ATT)
20 流合雑音レベル判定部
21 双方向増幅部
22 分配部
23 端末装置
25 流合雑音対策装置
27 流合雑音レベル判定部
28 流合雑音抑圧部
29 端末側流合雑音対策装置
30 幹線伝送路

Claims (12)

  1. 双方向通信に於ける流合雑音を抑圧する流合雑音抑圧システムに於いて、
    端末装置側からセンタ側への上り信号の伝送経路の分配部と双方向増幅部との何れか一方又は両方に、前記上り信号を減衰させる減衰器を含む流合雑音対策装置を設け、
    前記端末装置に、前記減衰器の減衰量に対応したレベルに前記上り信号を増幅する増幅器を含む端末側流合雑音対策装置を設け
    前記流合雑音対策装置は、流合雑音レベル判定部と流合雑音抑圧部とにより構成し、
    前記流合雑音レベル判定部は、信号成分と雑音成分との差により流合雑音レベルが増大したか否かを判定する手段を含み、
    前記流合雑音抑圧部は、前記流合雑音レベルが増大した判定によって、前記上り信号を減衰させる可変減衰器と、前記端末装置側へトーン信号を送出するトーン信号送出手段とを含む構成を有し、
    前記端末側流合雑音対策装置は、前記トーン信号を検出するトーン検出手段と、該トーン検出手段によりトーン信号を検出した時に、前記可変減衰器の減衰量に対応したレベルに前記上り信号を増幅する可変増幅器とを含む構成を有する
    ことを特徴とする流合雑音抑圧システム。
  2. 前記端末装置側から前記センタ側への上り信号を合流させる分配部と双方向増幅部との何れか一方又は両方に、前記上り信号を減衰させる減衰器を含む前記流合雑音対策装置を設け、前記端末装置に、前記上り信号の伝送経路に沿った単一又は複数個の前記減衰器の合計の減衰量に対応したレベルに前記上り信号を増幅する増幅器を有する端末側流合雑音対策装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の流合雑音抑圧システム。
  3. 前記流合雑音対策装置の前記流合雑音レベル判定部は、前記上り信号の伝送経路に於ける同期検波により得られる信号成分の検波出力レベルと、信号成分がない期間に於ける雑音成分の検波出力レベルとを比較して、流合雑音の増大か否かを判定する判定手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の流合雑音抑圧システム。
  4. 前記流合雑音対策装置の前記流合雑音レベル判定部は、前記上り信号の伝送経路に於ける同期検波により得られる信号成分の検波出力レベルと前記上り信号帯域の高周波信号の検波により得られる検波出力レベルとの差分を雑音レベルとし、該雑音レベルと基準レベル又は前記同期検波による検波出力レベルとを比較して、流合雑音の増大か否かを判定する判定手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の流合雑音抑圧システム。
  5. 前記流合雑音対策装置の前記流合雑音レベル判定部は、前記上り信号の伝送経路に於ける同期検波による検波出力レベルが所定値以下で雑音区間と判定した時の雑音成分の検波出力レベルと、前記上り信号帯域の高周波信号の検波により得られる検波出力レベルとの差分を信号成分レベルとし、該信号成分レベルと、前記雑音成分の検波出力レベルとの比較により流合雑音の増大か否かを判定する判定手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の流合雑音抑圧システム。
  6. 双方向通信に於ける流合雑音を抑圧する為の流合雑音対策装置に於いて、
    端末装置側からセンタ側への上り信号を抽出して同期検波する検波部と、該検波部の検波出力レベルと雑音成分の検波出力レベルとを比較して流合雑音の増大か否かを判定する判定手段とを含む流合雑音レベル判定部と、
    該流合雑音レベル判定部による流合雑音増大の判定出力信号により、前記上り信号を減衰させる可変減衰器と、前記端末装置側への下り信号にトーン信号を挿入して送出するトーン信号送出手段とを含む流合雑音抑圧部と
    を備えたことを特徴とする流合雑音対策装置。
  7. 前記流合雑音レベル判定部は、前記上り信号の周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタを介した前記上り信号を同期検波する検波部と、該検波部の検波出力レベルにより信号成分か否かを判定するレベル判定部と、信号成分と判定した時にオンに制御する高周波スイッチ回路と、オン状態の該高周波スイッチ回路を介した前記バンドパスフィルタの出力信号を検波する雑音検波部と、該雑音検波部の検波出力レベルと基準レベル又は前記同期検波による検波出力レベルの平均レベルとを比較して流合雑音増大か否かを判定する雑音レベル判定部とを備えたことを特徴とする請求項6記載の流合雑音対策装置。
  8. 前記流合雑音レベル判定部は、前記上り信号の周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタを介した前記上り信号を同期検波する検波部と、該検波部の検波出力レベルにより信号成分か否かを判定するレベル判定部と、前記バンドパスフィルタを介した前記上り信号を検波する高周波検波部と、該高周波検波部の検波出力レベルと、前記信号成分と判定した時の前記検波部の検波出力レベルとの差分を雑音レベルとし、該雑音レベルと基準レベル又は前記同期検波による検波出力レベルの平均レベルとを比較して流合雑音増大か否かを判定する比較判定部とを備えたことを特徴とする請求項記載の流合雑音対策装置。
  9. 前記流合雑音レベル判定部は、前記上り信号の周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタを介した前記上り信号を同期検波する検波部と、該検波部の検波出力レベルにより信号成分か否かを判定するレベル判定部と、信号成分と判定した時にオンに制御する高周波スイッチ回路と、オン状態の該高周波スイッチ回路を介した前記バンドパスフィルタの出力信号を検波する雑音検波部と、前記バンドパスフィルタを介した前記上り信号を検波する高周波検波部と、該高周波検波部の検波出力レベルと前記雑音検波部の検波出力レベルとの差分を信号成分レベルとし、該信号成分レベルと前記雑音検波部の検波出力レベルとを比較して流合雑音増大か否かを判定する雑音レベル比較判定部とを備えたことを特徴とする請求項記載の流合雑音対策装置。
  10. 前記流合雑音抑圧部は、周波数帯域の異なる上り信号と下り信号とを分離するフィルタと、該フィルタにより分離された前記上り信号を入力し前記流合雑音レベル判定部からの流合雑音増大判定信号により減衰量を大きくする可変減衰器と、前記流合雑音増大判定信号により前記下り信号にトーン信号を挿入して送出するトーン信号送出手段とを有することを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項記載の流合雑音対策装置。
  11. 前記流合雑音レベル判定部と前記流合雑音抑圧部とを含み、且つ該流合雑音レベル判定部による流合雑音増大判定信号により前記上り信号にトーン信号を挿入して送出するトーン信号送出手段を設けたことを特徴とする請求項6乃至10の何れか1項記載の流合雑音対策装置。
  12. 前記トーン信号送出手段は、前記流合雑音レベル判定部による流合雑音増大判定信号により前記下り信号及び前記上り信号に、位置情報を含むトーン信号を挿入して送出する構成を有することを特徴とする請求項11記載の流合雑音対策装置。
JP15943999A 1999-06-07 1999-06-07 流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置 Expired - Fee Related JP4267761B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15943999A JP4267761B2 (ja) 1999-06-07 1999-06-07 流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置
US09/589,142 US7574730B1 (en) 1999-06-07 2000-06-07 Device and system for reducing confluence noise

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15943999A JP4267761B2 (ja) 1999-06-07 1999-06-07 流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000350172A JP2000350172A (ja) 2000-12-15
JP4267761B2 true JP4267761B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=15693789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15943999A Expired - Fee Related JP4267761B2 (ja) 1999-06-07 1999-06-07 流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7574730B1 (ja)
JP (1) JP4267761B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282159A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Dx Antenna Co Ltd 上り流合雑音除去装置
JP2007336105A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Takuzo Mitsuse Catvラインにおける自動雑音制御装置及びcatvシステム
JP4943955B2 (ja) * 2007-06-29 2012-05-30 オーエスエスブロードネット株式会社 Catv伝送路監視装置、方法及びプログラム
US9078038B2 (en) * 2008-09-29 2015-07-07 Verizon Patent And Licensing Inc. Automatic provisioning of set-top boxes
US8646018B2 (en) * 2009-10-26 2014-02-04 General Instrument Corporation Increased cable television tap bandwidth utilizing existing tap housings
US8869223B2 (en) 2009-10-26 2014-10-21 General Instrument Corporation Increased cable television tap bandwidth utilizing existing tap housings
JP5661425B2 (ja) * 2010-10-29 2015-01-28 シンクレイヤ株式会社 流合雑音検出装置、およびcatvシステム
US9519612B2 (en) * 2013-04-04 2016-12-13 Qorvo Us, Inc. Serial bus buffer with noise reduction

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3750022A (en) * 1972-04-26 1973-07-31 Hughes Aircraft Co System for minimizing upstream noise in a subscriber response cable television system
US3846703A (en) * 1973-02-28 1974-11-05 Tocom Noise control system for transmission network
US5287351A (en) * 1990-11-27 1994-02-15 Scientific-Atlanta, Inc. Method and apparatus for minimizing error propagation in correlative digital and communication system
US5761197A (en) * 1994-11-14 1998-06-02 Northern Telecom Limited Communications in a distribution network
US5606725A (en) * 1994-11-29 1997-02-25 Xel Communications, Inc. Broadband network having an upstream power transmission level that is dynamically adjusted as a function of the bit error rate
US5881362A (en) * 1994-11-30 1999-03-09 General Instrument Corporation Of Delaware Method of ingress noise reduction in calbe return paths
US5867764A (en) * 1995-09-01 1999-02-02 Cable Television Laboratories, Inc. Hybrid return gate system in a bidirectional cable network
US5815794A (en) * 1995-09-01 1998-09-29 Cable Television Laboratories, Inc. Undesirable energy suppression system in the return path of a bidirectional cable network having dynamically allocated time slots
US5745836A (en) * 1995-09-01 1998-04-28 Cable Television Laboratories, Inc. Undesirable energy suppression system in a contention based communication network
GB9602809D0 (en) * 1996-02-12 1996-04-10 Northern Telecom Ltd A bidirectional communications network
US6094211A (en) * 1996-08-15 2000-07-25 Com21, Inc. TV and data cable system ingress noise blocker
US5814737A (en) * 1996-10-04 1998-09-29 Dieterich Technology Holding Corp. Apparatus and method of detecting an ultrasonic signal
US5828946A (en) * 1996-11-22 1998-10-27 Lucent Technologies Inc. CATV-based wireless communications scheme
US5987069A (en) * 1996-12-24 1999-11-16 Gte Government Systems Corporation Method and apparatus for variably allocating upstream and downstream communication spectra
US5870513A (en) * 1997-06-17 1999-02-09 Cable Television Laboratories, Inc. Bidirectional cable network with a mixing tap for suppressing undesirable noise in signals from a remote end of the network
EP0891086A1 (en) * 1997-07-10 1999-01-13 Alcatel A method to provide information concerning a frequency band, a head-end, a network terminator and a terminal realizing such a method and a communication access network including such a head-end, such a network terminator and such a terminal
US5999565A (en) * 1997-10-15 1999-12-07 Cisco Technology, Inc. Data communication using a modifiable number of XDSL modems
US6112119A (en) * 1997-10-27 2000-08-29 Medtronic, Inc. Method for automatically adjusting the sensitivity of cardiac sense amplifiers
US6775840B1 (en) * 1997-12-19 2004-08-10 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for using a spectrum analyzer for locating ingress noise gaps
US6577414B1 (en) * 1998-02-20 2003-06-10 Lucent Technologies Inc. Subcarrier modulation fiber-to-the-home/curb (FTTH/C) access system providing broadband communications
US6961314B1 (en) * 1998-10-30 2005-11-01 Broadcom Corporation Burst receiver for cable modem system
US6385773B1 (en) * 1999-01-07 2002-05-07 Cisco Techology, Inc. Method and apparatus for upstream frequency channel transition
US6567987B1 (en) * 1999-02-16 2003-05-20 Scientific-Atlanta, Inc. Digital optical transmitter with improved noise power ratio
JP2000349693A (ja) * 1999-06-07 2000-12-15 Fujitsu Ltd 流合雑音制御システム及び流合雑音対策装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000350172A (ja) 2000-12-15
US7574730B1 (en) 2009-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7039432B2 (en) Dynamic upstream attenuation for ingress noise reduction
US6757910B1 (en) Adaptive filter for reducing ingress noise in CATV return signals
CA2150850C (en) Interference cancellation system employing a polar vector modulator
WO1998035492A2 (en) Method and apparatus for recognising video sequences
JP2000349693A (ja) 流合雑音制御システム及び流合雑音対策装置
JPH09289477A (ja) 干渉低減機構及び方法
JP4267761B2 (ja) 流合雑音抑圧システム及び流合雑音対策装置
US6581208B1 (en) Up-converter and down-converter for in-building CATV system
CA2693411C (en) Amplifier with a quadrature amplitude modulation (qam) modulated and a continuous wave automatic gain control (agc) circuit
JP3335920B2 (ja) 双方向catv用中継増巾器
KR200286404Y1 (ko) 공시청망(matv)을 이용한 인터넷 서비스용 필터링 장치
JP4422837B2 (ja) 棟内catvシステム、アップコンバータ、ダウンコンバータ
JP2938054B1 (ja) 上りキャリアレベル過大/レベル過小自動判定装置
KR100559782B1 (ko) 케이블 티브이망을 이용한 통신 시스템에 있어서의 노이즈 필터링 및 신호 증폭 장치
JP3824287B2 (ja) Catv用増幅器
JP4167352B2 (ja) 棟内上り信号周波数変換装置及び棟内catvシステム
KR100299131B1 (ko) 케이블텔레비젼방송을위한망을이용한서비스시스템의잡음이유입된상향신호차단장치와상향신호결합장치
JP5661425B2 (ja) 流合雑音検出装置、およびcatvシステム
JP4035455B2 (ja) 可搬型受信装置
WO1998035495A9 (en) Multichannel television sound stereo and surround sound encoder
JP2946610B2 (ja) 中間周波帯の等化器の機器故障検出方式
JPH04352529A (ja) 送信電力制御方式
JPS63119330A (ja) レベル調整装置
JPS6139632A (ja) マイクロ波受信装置
JP2004260555A (ja) ワイヤレス受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees