JP2000348628A - 表示装置およびその製造方法 - Google Patents

表示装置およびその製造方法

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JP2000348628A JP15904899A JP15904899A JP2000348628A JP 2000348628 A JP2000348628 A JP 2000348628A JP 15904899 A JP15904899 A JP 15904899A JP 15904899 A JP15904899 A JP 15904899A JP 2000348628 A JP2000348628 A JP 2000348628A
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Masayuki Tatewaki
政行 館脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚の基板間に隔壁を備えた表示装置を煩雑
な工程を用いることなく精度良く製造すること。 【解決手段】 本発明は、細長状の複数の隔壁11が相
互に平行して形成される第1基板10と、第1基板10
に形成された複数の隔壁11を間に挟むよう第1基板1
0と対向して重ねられる第2基板20と、複数の隔壁1
1の間となる第2基板20に形成される電極素子とを備
える表示装置で、複数の隔壁11として、第1基板10
を切削加工することにより第1基板10と一体に形成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種フラットディ
スプレイで適用される2枚の基板間に隔壁を備えた表示
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置に関する要求は、フラッ
トで大型かつ軽量が掲げられており、これを実現するも
のとして、例えば液晶表示装置、プラズマ表示装置、プ
ラズマアドレス表示装置、電界放出素子型表示装置が盛
んに研究、開発されている。
【0003】これら各種の表示装置では、対向する2枚
の基板の間に隔壁あるいはスペーサが設けられており、
所定の機能を果たすようになっている。例えば、液晶表
示装置では、特開昭61−98327号公報において、
2枚の基板間に短冊形状のスペーサを設けたものが開示
されている。
【0004】また、プラズマ表示装置としては、特開平
8−138558号公報において、放電セルを空間的に
分離するためのスペーサが開示されている。さらに、プ
ラズマアドレス表示装置としては、特開平8−3047
83号公報において、マスク手段を用いた印刷によりバ
リアリブから成る隔壁を製造する方法が開示されてい
る。また、電界放出素子型表示装置としては、特開平9
−293462号公報において、内部を減圧状態に維持
する外囲器を大気圧から支持するスペーサが開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、各種の表
示装置では2枚の基板間に隔壁を備えたものが適用され
ているが、この隔壁を製造する方法としては、例えば、
基板に印刷法を用いて形成したり(特開昭61−983
27号公報、特開平8−304783号公報参照)、あ
るいは別途作成した隔壁板によってスペーサを形成する
方法(特開平8−138558号公報参照)が開示され
ている。また、特願平10−32981号においては、
基板上面に隔壁素材を塗布した後、これをパウダービー
ム加工して隔壁を製造する方法が記載されている。しか
しながら、これらの方法はいずれも工程が煩雑で、表示
装置を製造するにあたり手間とコストアップを招くとい
う問題が生じている。また、隔壁素材の塗布厚によって
隔壁高さが決定されることから、隔壁素材の塗布厚を正
確にコントロールしなければ安定した隔壁高さを得るこ
とができないという問題が生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成された表示装置およびその製造方
法である。すなわち、本発明の表示装置は、細長状の複
数の隔壁が相互に平行して形成される第1基板と、第1
基板に形成された複数の隔壁を間に挟むよう第1基板と
対向して重ねられる第2基板と、複数の隔壁の間となる
第2基板に形成される電極素子とを備える表示装置で、
複数の隔壁が、第1基板を切削加工することにより第1
基板と一体に形成されているものである。
【0007】このような本発明では、複数の隔壁が、第
1基板を切削加工することで形成されていることから、
マスクを用いることなく機械的な精度で複数の隔壁を正
確に形成することができ、このような隔壁を用いた表示
装置の製造工程を簡素化できるようになる。また、切削
加工の切削幅や切削深さによって隔壁の幅や高さを精度
良く安定して形成できるようになる。
【0008】また、本発明の表示装置の製造方法は、第
1基板に所定の間隔で複数の細長状の溝を切削加工によ
って形成し、第1基板と一体となる複数の隔壁を構成す
る工程と、第1基板と重ね合わされる第2基板の、複数
の隔壁の間と対応する位置に電極素子を形成する工程
と、第1基板と第2基板とを重ね合わせる工程とを備え
ている。
【0009】このような本発明では、第1基板に所定の
間隔で複数の細長状の溝を切削加工によって形成するこ
とから、溝の間に隔壁を形成することができる。この隔
壁を切削加工によって形成することで、マスクを用いる
ことなく機械的な精度で複数の隔壁を正確に形成するこ
とができ、このような隔壁を用いた表示装置の製造工程
を簡素化できるようになる。また、切削加工の切削幅や
切削深さによって隔壁の幅や高さを精度良く安定して形
成できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表示装置およびそ
の製造方法における実施の形態を図に基づいて説明す
る。図1は、本実施形態における表示装置の第1基板お
よび第2基板を開放して内部を示した要部斜視図であ
る。
【0011】すなわち、本実施形態の表示装置は、各種
フラットディスプレイで適用される2枚の基板間に隔壁
を備えたもので、例えば、液晶表示装置、プラズマ表示
装置、プラズマアドレス表示装置、電界放出素子型表示
装置として実現される。本実施形態では、このうちのプ
ラズマ表示装置に適用する場合を例とする。
【0012】図1に示すように、本実施形態の表示装置
は、細長状の複数の隔壁11が相互に平行して所定の間
隔で形成される第1基板10と、それぞれ複数の電極素
子が配列されてなる第1電極群21および第2電極群2
2を備える第2基板20とを備えており、第1基板10
と第2基板20とを誘電体層30を介して重ね合わせて
構成されている。この表示装置では、第1電極群21と
第2電極群22との順次的もしくは同時的選択された電
極素子間にプラズマ放電を発生させて目的とする表示を
行っている。
【0013】また、第1基板10の隔壁11の間には、
R(赤)、G(緑)、B(青)の順に蛍光体12が形成
されており、選択された電極素子間のプラズマ放電によ
って対応する色の発光が行われる。隔壁11は、この蛍
光体12を分離するとともに、各単位放電領域相互のク
ロストークを阻止している。
【0014】本実施形態では、この第1基板10に形成
される隔壁11として、第1基板10を切削加工するこ
とによって第1基板10と一体に形成されたものを用い
ている。切削加工としては、例えばダイシング加工を用
いる。このような切削加工で隔壁11を形成することに
より、マスクを用いることなく機械的な精度で複数の隔
壁11を正確に形成できるようになる。つまり、ダイシ
ング加工の場合、ダイシングブレードの幅、切削深さ等
の切削条件を設定することで、隔壁11の幅、間隔およ
び高さを精度良く、かつ安定して形成できるようにな
る。
【0015】図2は、第1基板の隔壁を説明する一部断
面斜視図である。本実施形態では、隔壁11と隔壁11
との間となる溝11aを切削加工によって形成する。例
えば、ダイシング加工では、ダイシングブレードの幅を
選択することで溝11aの幅を変えることができ、この
幅とダイシングブレード(またはステージ)の移動ピッ
チによって残る隔壁11の幅を決定できる。また、ダイ
シングブレードによる切削深さを選択することで、溝1
1aの深さを変え、結果として隔壁11の高さを変える
ことができる。
【0016】ダイシング加工のような切削加工では、切
削量(切削幅、深さ、ピッチ等)を設定することで、安
定した加工精度を得ることができ、隔壁11による第1
基板10および第2基板20の間隔制御等を正確に行う
ことができるようになる。
【0017】次に、本実施形態の表示装置の製造方法を
図3のフローチャートに沿って説明する。すなわち、こ
の表示装置の製造方法は、主として第1基板の製造工程
(ステップS1〜S6)と、第2基板の製造工程(ステ
ップS7〜S16)と、重ね合わせた後の製造工程(ス
テップS17〜S19)より構成される。
【0018】先ず、第1基板の製造工程を説明する。第
1基板の製造では、初めに隔壁の形成を行う。本実施形
態では、第1基板としてガラス基板を用い、隔壁の形成
としてダイシング加工を適用する。そこで、ダイシング
条件の設定を行う(ステップS1)。例えば、ダイシン
グブレードの幅の選択、ダイシングブレードのステージ
(ダイシング装置のステージ)に対する基準位置、ダイ
シングブレードの切り込み深さ(例えば、隔壁間の溝の
深さに見合う位置)、ダイシングブレード(またはステ
ージ)の送りピッチ(例えば、隔壁の幅に見合うピッ
チ)、ダイシングブレードの回転速度等を設定する。
【0019】次に、第1基板をダイシング装置のステー
ジへ載置し、位置決めを行う(ステップS2)。つま
り、第1基板に付されたアライメントマークと隔壁形成
位置とがマークされた基準面をダイシングブレード側に
向けてステージにセットし、ステージを回転させてダイ
シングブレードと第1基板の隔壁の形成方向との平行度
をとる。その後、ダイシングブレードを隔壁作成(溝作
成)のスタート位置に合わせる。
【0020】そして、上記設定した各ダイシング条件に
基づき、ダイシング加工をスタートする(ステップS
3)。これにより、図2に示すように、第1基板10に
は、予め設定した深さおよびピッチで溝11aが形成さ
れる。その結果、所望の幅、高さおよびピッチから成る
複数の隔壁11が第1基板10と一体となって形成され
る。ダイシング加工により隔壁11を形成した後は、第
1基板の洗浄を行う(ステップS4)。
【0021】なお、このダイシング加工によって溝11
aを形成するにあたり、ダイシングブレードの幅より広
い幅を有する溝11aを形成するようにしてもよい。こ
の場合には、1つの溝11aの形成に対して複数回のダ
イシング加工を施すようにする。例えば、ダイシングブ
レードの幅の2倍の幅を有する溝11aの場合には、1
つの溝11aを形成するにあたり、2回ダイシング加工
を行う。つまり、1回目のダイシング加工でダイシング
ブレードの幅と等しい溝を形成し、2回目のダイシング
加工では、1回目のダイシング位置に対してダイシング
ブレードの幅と等しいピッチでダイシングブレード(ま
たはステージ)を移動して加工を行う。また、ダイシン
グブレードの幅の1.5倍の幅を有する溝11aの場合
には、1つの溝11aの形成にあたり、1回目のダイシ
ング加工でダイシングブレードの幅と等しい溝を形成
し、2回目のダイシング加工では、1回目のダイシング
位置に対してダイシングブレードの幅の半分に相当する
ピッチだけダイシングブレード(またはステージ)を移
動して加工を行えばよい。
【0022】また、溝11の切り込みについても1回の
切り込みで所望の深さまでダイシング加工する場合以外
に、切り込み深さを変えた複数回の切り込みで所望の深
さの溝11aを形成するようにしてもよい。さらに、上
記1つの溝11aに対する複数回のダイシング加工とと
もに、複数回の切り込みで所望の深さを得るダイシング
加工を組み合わせてもよい。このような溝11aに対す
るダイシング加工回数や切り込み深さの設定は、上記ス
テップS1に示すダイシング条件の設定で容易に行うこ
とができる。
【0023】ダイシング加工によって複数の隔壁を形成
した後は、各隔壁間の溝に、例えば2つおきに赤
(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体を構成する蛍光体
スラリーを順次塗布する(ステップS5)。そして、例
えば430℃で焼成して蛍光体層を形成する。
【0024】次に、第2基板の製造工程を説明する。例
えば、ガラス基板よりなる第2基板を用意し、その主面
全面にフォトレジスト層を塗布し、このレジストのパタ
ーニングを行う(ステップS7)。このパターニング
は、フォトレジスト層に対するパターン露光および現像
処理を行って、最終的に形成する第1電極群の各電極素
子と、第2電極群の電極素子の放電電極部の形成部のフ
ォトレジスト層を除去するものである。
【0025】次いで、第2基板上にフォトレジスト層の
除去部を含んで全面的に第1電極群の各電極素子と、第
2電極群の放電電極部とを構成する導電層を、例えば蒸
着によって形成する(ステップS8)。この導電層は、
例えば透明導電層のITOや、アルミニウム(Al)、
銅(Cu)、ニッケル(Ni)、鉄(Fe)、クロム
(Cr)、亜鉛(Zn)、金(Au)、銀(Pb)、鉛
(Pb)等の1種以上の金属層によって構成するか、あ
るいはAl層とこれの上にAlの酸化を防止するCr層
等の表面層を有するCr/Alの積層構造、もしくは更
にその下地層を有するCr/Al/Crの多層構造の導
電層によって構成することができる。
【0026】次に、フォトレジスト層を剥離剤によって
剥離し、フォトレジスト層とともにこの上に形成された
導電層を除去するリフトオフを行い、導電層のパターン
化を行う(ステップS9)。このようにすると、導電層
がパターン化されて、図1に示す第1電極群21の各電
極素子Xと、第2電極群22の各電極素子の放電電極部
Iyのみが形成される。
【0027】次いで、絶縁層の形成を行う。すなわち、
第1電極群21の各電極素子Xと、第2電極群22の各
電極素子の放電電極部Iyが形成された第2基板20の
上に、絶縁層を構成する例えば感光性ガラスペーストを
全面的に塗布し、80℃、20分間の熱処理を行い(ス
テップS10)、その後、このガラス層に対してパター
ン露光および現像処理を行って同一列線上に配列された
放電電極部Iyの各一側縁上に、各電極素子X上を横切
る帯状パターンを形成する(ステップS11)。その
後、600℃での焼成を行う(ステップS12)。これ
により、絶縁層を形成する。
【0028】次に、図1に示す第2電極群22の電極部
分Ayと、これより延在する接続片の形成を行う。この
形成においても、第2基板20上に全面的にフォトレジ
ストレジスト層を塗布し、パターン露光および現像処理
するフォトレジストのパターニングを行い(ステップS
13)、その後、例えばAlによる導電層を全面的に蒸
着等によって形成し(ステップS14)、フォトレジス
ト層を剥離して、このフォトレジスト層とともに、この
上に形成された導電層をリフトオフして(ステップS1
5)、第2電極群22の電極部分Ayと、これより延在
する接続片とを同時に形成する。
【0029】その後、例えば各電極素子X、Ayの端部
等の端子導出部、すなわち第2基板20の外周部を除い
て全面的に酸化シリコン膜(SiO2 )等の誘電体層3
0をCVD(化学的気相成長)法によって形成し、その
上に例えば蒸着によってMgO等の表面層31を形成す
る(ステップS16)。
【0030】このようにして隔壁11が形成された第1
基板10と、第1電極群21および第2電極群22が形
成された第2基板20とを、第1基板10の隔壁11と
第2電極群22の各電極部分Ayとを正対させた状態
で、所定の間隔を保持して対向させ、その周辺をガラス
フリットで例えば340℃の熱処理によって封止する
(ステップS17)。この場合のフリット位置は、各電
極素子の端子部を外部に導出する位置に選定される。
【0031】その後、第1基板10および第2基板20
の間に形成された偏平空間内を例えば380℃に加熱し
た状態で2時間の排気処理を行い(ステップS18)、
この偏平空間内にガス(例えば、He、Ne、Ar、X
e、Krのうち1種以上のガス、例えばHeとXeの混
合ガス、もしくはArとXeの混合ガスのいわゆるペニ
ングガス)を所要のガス圧(0.3〜5.0気圧)をも
って封入する(ステップS19)。このようにして、本
実施形態のプラズマ表示装置を製造することができる。
【0032】このようにして製造したプラズマ表示装置
では、第1基板10の複数の隔壁11がダイシング加工
によって形成されていることから、各隔壁11の幅、高
さおよびピッチが精度良く形成されており、第2基板2
0との重ね合わせを行った場合の間隔制御、重ね合わせ
の安定性、分離特性を向上させることができる。
【0033】なお、第2基板20への第1電極群21、
第2電極群22の形成は、上記説明したリフトオフ法に
限定されず、導電層を全面的に形成し、この導電層をフ
ォトリソグラフィーによってパターンエッチングするこ
とによっても形成できる。
【0034】また、上記実施形態では、主としてプラズ
マ表示装置およびその製造方法を例として説明したが、
本発明はこれに限定されず、プラズマアドレス表示装
置、液晶表示装置、電界放出素子型表示装置等であって
も適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示装置
およびその製造方法によれば次のような効果がある。す
なわち、2枚の基板間に隔壁を備えた表示装置におい
て、この隔壁を切削加工によって構成することから、マ
スクを用いたスクリーン印刷やフォトリソグラフィーの
ような煩雑な工程を用いることなく正確な隔壁を形成で
きるようになる。また、切削幅や深さによって隔壁の幅
や高さ等を正確に設定できるようになる。これにより、
2枚の基板を合わせた各種フラットディスプレイの製造
コストダウンを図ることが可能となるとともに、製造歩
留りを向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における表示装置の第1基板および
第2基板を開放して内部を示した要部斜視図である。
【図2】第1基板の隔壁を説明する一部断面斜視図であ
る。
【図3】本実施形態の表示装置の製造方法を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…第1基板、11…隔壁、12…蛍光体、20…第
2基板、21…第1電極群、22…第2電極群、30…
誘電体層、31…表面層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長状の複数の隔壁が相互に平行して形
    成される第1基板と、 前記第1基板に形成された複数の隔壁を間に挟むよう前
    記第1基板と対向して重ねられる第2基板と、 前記複数の隔壁の間となる前記第2基板に形成される電
    極素子とを備える表示装置において、 前記複数の隔壁が、前記第1基板を切削加工することに
    より前記第1基板と一体に形成されていることを特徴と
    する表示装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の隔壁は、前記第1基板の前記
    複数の隔壁の間となる位置をダイシング加工することに
    より形成されていることを特徴とする請求項1記載の表
    示装置。
  3. 【請求項3】 第1基板に所定の間隔で複数の細長状の
    溝を切削加工によって形成し、前記第1基板と一体とな
    る複数の隔壁を構成する工程と、 前記第1基板と重ね合わされる第2基板の前記複数の隔
    壁の間と対応する位置に電極素子を形成する工程と、 前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる工程とを
    備えていることを特徴とする表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の細長状の溝は、前記第1基板
    にダイシング加工を施すことによって形成することを特
    徴とする請求項3記載の表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ダイシング加工で用いるダイシング
    ブレードの幅によって前記細長状の溝の幅を設定するこ
    とを特徴とする請求項4記載の表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ダイシング加工における切削深さに
    よって前記複数の隔壁の高さを設定することを特徴とす
    る請求項4記載の表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記溝の1つにおける所望の幅を複数回
    のダイシング加工で得ることを特徴とする請求項4記載
    の表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記隔壁の高さに応じた前記溝の切削深
    さを複数回のダイシング加工で得ることを特徴とする請
    求項4記載の表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003036052A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Fujitsu Ltd プラズマディスプレイ装置

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JP4675517B2 (ja) * 2001-07-24 2011-04-27 株式会社日立製作所 プラズマディスプレイ装置

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