JPH0337933A - ガス放電型表示パネルの製造方法 - Google Patents

ガス放電型表示パネルの製造方法

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JPH0337933A
JPH0337933A JP1172440A JP17244089A JPH0337933A JP H0337933 A JPH0337933 A JP H0337933A JP 1172440 A JP1172440 A JP 1172440A JP 17244089 A JP17244089 A JP 17244089A JP H0337933 A JPH0337933 A JP H0337933A
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JP
Japan
Prior art keywords
sealing
glass frit
material layer
thick film
display panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP1172440A
Other languages
English (en)
Inventor
Youjirou Yano
矢野 陽児郎
Toshiro Kajiwara
利郎 梶原
Goroku Kobayashi
小林 伍六
Ko Sano
耕 佐野
Takahiro Urakabe
隆浩 浦壁
Keiji Fukuyama
福山 敬二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0337933A publication Critical patent/JPH0337933A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガス放電型表示パネルの製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来のガス放電型表示パネルの製造方法としては、例え
ば、特開昭60−9029号公報に示されているものが
ある。
第5図および第6図は、その表示パネルの製造工程を示
す概略断面図である。図において、11.12はパネル
構成基板、13.14はガラス基板、15はX電極、1
6はY電極、17は誘電体層、18はパネル封止材料層
、19はスペーサ、20は遮光マスク、21はガス放電
間隙である。
この製造方法によれば、表示パネルは次の手順で製造さ
れる。
まず、第5図に示すように、一対のガラス基板13.1
4の各表面上にスパッタリング法や蒸着法などにより電
極材料膜を形成したのち、フォトリソ法によりバターニ
ングして、それぞれ複数のX電8i15とYT4極16
を形成する。このとき、同時に、前記電極材料膜を用い
てガラス基板13上に遮光マスク20をパターニングし
て形成する。
ついで、ガラス基板13.14の各表面上に従来と同様
の工程により誘電体層17を形成した後、デイスペンサ
法などによりパネル封止材料層18を形成する。
そして、ガラス基板14の誘電体層17の上であって、
前記ガラス基板13上の遮光マスク20に対応する位置
にスペーサ19を配置した後、パネル構成基板11.1
2を、第6図に示すように、対向させて配置し、所定の
封止工程によって封止する。
しかる後、ガス放電空間21内を一旦真空に排気し、所
定の放電ガスを封入して表示パネルを完成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の製造方法によれば、パネル封止材
料層18の形成にデイスペンサ法などを用いているので
、パネル封止材料層18の厚さ方向の寸法の精度を出し
にくく、したがって、得られるガス放電型表示パネルの
厚さ方向の寸法にバラツキを生じた。そして、封止材料
層18の形成に使用するインクと装置の条件設定、維持
に多大の時間を要し、コスト高についた。
また、一般に、ガス放電空間に露出した複数の電極を有
する構造のガス放電型表示パネルにおいては、放電発光
する際に、表示セル以外の空間で放電のクロストークが
生じ、このクロストーク放電により電極が著しく劣化す
るという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、厚さ方向の寸法のバラツキが少ないガス放
電型表示パネルを得ることができるとともに、製造コス
トの低減を図ることができ、さらに、封着用枠を設ける
位置によっては、表示セル以外のガス放電空間内での放
電のクロストークを防止することができるガス放電型表
示パネルの製造方法を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るガス放電型表示パネルの製造方法は、基
板の上に絶縁性隔壁と封着用枠を、ガラスフリットの厚
膜印刷により同時に形成して焼結する工程と、得られた
封着用枠の上に封止材料層を、前記絶縁性隔壁と封着用
枠に用いたガラスフリットより低融点のガラスフリット
の厚膜印刷により形成する工程とを有するものである。
〔作用〕
この発明においては、絶縁性隔膜と封着用枠を厚膜印刷
により同時に形成するので、両者をほぼ同じ厚さにする
ことができる。また、絶縁性隔壁と封着用枠に用いたガ
ラスフリットより低い融点のガラスフリットを用いて封
止材料層を厚膜印刷で形成するので、封止材料層の厚さ
と幅を精度よく出せるし、封着時に絶縁性隔壁が溶融し
ない。
このため、厚さ方向の寸法のバラツキが少ないガス放電
型表示パネルを得ることができる。
また、絶縁性隔壁、封着用枠および封止材料層を、すべ
て厚膜印刷のみで行うので、従来使用したデイスペンサ
装置を必要とせず、したがって、製造コストが安くつく
さらに、絶縁性隔壁の外周壁を封着用枠とし、両者間に
空間を設けない構造にした場合には、封着用枠が絶縁層
として機能するので、電極引出し線間に放電のクロスト
ークが発生しない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図および第2図によっ
て説明する。
まず、図面について説明する。第1図は実施例の製造方
法によって得られたガス放電型表示パネルを一部切り欠
いて斜めからみたものであり、第2図は第1図のパネル
を得るに至る工程を断面で示したものである。図におい
て、1はパネル構成基板、3.4はガラス基板、5は陰
極、6は陽極、7はトリガー陽極、8は絶縁性隔壁、8
aは封着用枠、9は封着材料層、10は蛍光体である。
次に、第1図と第2図を引用しながら、実施例の製造方
法を工程順に説明する。
(1)ソーダガラスなどからなるガラス基板4上に複数
の互いに平行かつ等間隔の#極5と陽極6を厚膜印刷に
より形成する。
(2)次に、陰極5と陽極6に平行かつ直行するように
、結晶性低融点ガラスフリットを用い絶縁性隔壁8!8
を厚膜印刷により形成する。このとき形成される絶縁性
隔壁8の外周壁はパネル構成基板1.2を封着するとき
の封着用枠8aを兼ねている。絶縁性隔壁8の幅は0.
1〜0.2mmであり、外周壁、つまり封着用枠の幅は
10〜16mn+である。また、絶縁性隔壁8の厚さは
100〜300μmが適当であるので、厚膜印刷に際し
ては、前述の厚さに到達するまで、複数回の乾燥工程を
含む積層印刷を行う。
(3)絶縁性隔壁8の厚さが目標値に達したところで、
焼成を行い結晶性低融点ガラスを結晶化させる。
(4)しかる後、封着用枠8aの上に封止材料層9を、
非結晶性低融点ガラスフリットの厚膜印刷により形成し
て下側基板2を完成する。この工程で使用する上記ガラ
スフリットは、前記絶縁性隔壁8と封着用枠8aに用い
たガラスフリットよりも低融点のものである。
(5)一方のガラス基板3上に複数の互いに平行かつ等
間隔のトリガー陽極7を厚膜印刷により形成し焼結する
(6)しかる後、カラー表示用の蛍光体10を面板表示
部に塗布し、上側基板1を完成する。
(7)上側基板1と下側基板2とを、陰極5および陽極
6とトリガー陽8i7とが直行するように重ね合せ、周
囲を高真空に耐えるように気密に封じた後、高真空に加
熱排気し、Xe、’He−X5゜Ne−Xeなどの希ガ
スを10〜600Torr封入してガス放電型表示パネ
ルを完成する。
この実施例においては、上述のように、絶縁性隔壁8と
封着用枠8aを、厚膜印刷により同時に形成するので、
両者8,8aを同じ厚さと幅にすることができる。また
、絶縁性隔壁8と封着用枠8aに用いたガラスフリット
よりも低融点のガラスフリットを使用して封止材料層9
を厚膜印刷で形成するので、封止材料層9の厚さと幅を
精度よく出せるし、基板1,2の封着工程において、絶
縁性隔壁8が溶融しない。このため、厚さ方向の寸法の
バラツキが少ないガス放電型表示パネルを得ることがで
きる。
また、絶縁性隔壁8.封着用枠8aおよび封止材料層9
を、すべて厚膜印刷のみで行うので、従来使用していた
デイスペンサ装置を必要としない。このため、製造コス
トを低減できる。
そして、この実施例の場合、絶縁性隔壁8の外周壁を封
着用枠8aとし、両者間に空間を設けないので、上記封
着用枠8aが絶縁層として機能し、電極引出し線間の放
電のクロストークを防止する。
また、この実施例においては、封着用枠8aと封止材料
層9をFJ膜印刷で形成することにより、封止材料層9
の厚さ方向及び幅方向の精度が確保できるため、パネル
構成基板1,2を封着する際に、封止材料層9の溶融し
たフリットが表示セル内に侵入しない。また、焼結後の
封着用枠8aの表面には50〜90μm程度の凹凸がで
きるので、この上に封止材料層9を100μm程度形成
することにより、完全な封着を行うことができる。
なお、上記実施例では、絶縁性隔壁8の外周壁を封着用
枠8aとし、両者間に空間を設けない構造のものについ
て説明したが、第3図および第4図に示すように、絶縁
性隔壁8の外側に空間をおいて封着用枠8bを設けた構
造のものについても、同様に説明できる。ただし、この
構造のものでは、上記空間内に露出した電極間で放電の
クロストークが生じないようじ、電極上に絶縁層などを
塗布する必要がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、絶縁性隔壁と
封着用枠をガラスフリットの厚膜印刷により同時に形成
し、また絶縁性隔壁と封着用枠に用いたガラスフリット
より低い融点のガラスフリットを用いて封止材料層を厚
膜印刷により形成するようにしたので、厚さ方向の寸法
のバラツキの少ないガス放電型表示パネルを得ることが
できるとともに、製造コストの低減を図ることができる
また、絶縁性隔壁の外周壁を封着用枠とし、隔壁と封着
用枠の間に空間を設けない場合には、封着用枠が絶縁層
として機能するので、電極引出し線間の放電のクロスト
ークを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明するためのガス放電型表
示パネルの斜視図、第2図は同パネルの製造工程を示す
断面図、第3図は他の実施例を説明するためのガス放電
型表示パネルの斜視図、第4図は同パネルの製造工程を
示す断面図、第5図および第6図は従来のガス放電型表
示パネルの製造工程を示す断面図である。 1.2はパネル構成基板、3.4はガラス基板、5は陰
極、6は陽極、7はトリガー陽極、8は絶縁性隔壁、8
a、8bは封着用枠、9は封止材料層、10は蛍光体で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板の上に絶縁性隔壁と封着用枠を、ガラスフリットの
    厚膜印刷により同時に形成して焼結する工程と、得られ
    た封着用枠の上に封止材料層を、前記絶縁性隔壁と封着
    用枠に用いたガラスフリットより低融点のガラスフリッ
    トの厚膜印刷により形成する工程とを有するガス放電型
    表示パネルの製造方法。
JP1172440A 1989-07-04 1989-07-04 ガス放電型表示パネルの製造方法 Pending JPH0337933A (ja)

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