JP2000348561A - キースイッチ装置 - Google Patents

キースイッチ装置

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JP2000348561A
JP2000348561A JP11156436A JP15643699A JP2000348561A JP 2000348561 A JP2000348561 A JP 2000348561A JP 11156436 A JP11156436 A JP 11156436A JP 15643699 A JP15643699 A JP 15643699A JP 2000348561 A JP2000348561 A JP 2000348561A
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JP
Japan
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lever
hole
switch device
arm
locking
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JP11156436A
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English (en)
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Sachio Nomura
祐夫 野村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のキースイッチ装置は、レバー部35の
一対の腕部35aを押圧する作業と、係止部35cを保
持部31cに合わせて係止する作業が必要で、その作業
が面倒で、生産性が悪いという問題がある。 【解決手段】 本発明のキースイッチ装置は、孔1cに
第1のレバー部4の係止部4cを圧入して、取付部材1
に係止部4cを係止して、レバー部4を回動可能に保持
したため、第1のレバー部4は、従来のような腕部34
aの変形なしに、係止部4cを孔1cに圧入することに
よって係止、取付でき、その組み立て作業が容易で、生
産性の良好なキースイッチ装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ等の入出力機器に使用され
るキーボード装置に適用して好適なキースイッチ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】キーボード装置に適用した従来のキース
イッチ装置を図9,図10に基づいて説明すると、金属
板等からなる取付部材31は、底壁31aと、この底壁
31aから両持ち状態で切り起こされ、複数個が整列し
て形成された比較的長い支持部31bと、底壁31aか
ら片持ち状態で切り起こされ、前記支持部31bと対を
なすように複数個が整列されて形成された半円弧状の保
持部31cを有する。また、この底壁31a上面には、
複数個の固定接点32を備えたフレキシブル基板(図示
せず)が配置されている。
【0003】可動接点部材33は、ゴム材等からなるコ
ップ状の可動部33aと、可動部33aの内部上面に設
けられた接点部33bを有し、この可動接点部材33
は、固定接点32に対向させた状態で、フレキシブル基
板上に取り付けられている。そして、可動部33aが押
されて移動すると、接点部33bが固定接点32に接触
し、また、可動部33aの押圧を解除すると、可動部3
3aが自己復帰して、接点部33bは非接触状態に戻る
ようになっている。
【0004】合成樹脂の成型品からなる第1のレバー部
34は、コ字状をなし、一対の腕部34aと、この一対
の腕部34aの一端部を連結する連結部34bと、一対
の腕部34aの他端部に設けられた円柱状の係止部34
cを有する。合成樹脂の成型品からなる第2のレバー部
35は、H型をなし、一対の腕部35aと、この一対の
腕部35aの中央部を連結する連結部35bと、一対の
腕部35aの両端部に設けられた円柱状の係止部35
c、35dを有する。
【0005】そして、第1と第2のレバー部34,35
は、第1のレバー部34内に第2のレバー部35を位置
させて両者の中心部に置いて、回動軸34dによって第
1と第2のレバー部34,35が回動可能に交叉状に組
み合わされて、パンタグラフのように、回動軸34dを
支点として回動し、昇降可能となっている。また、この
ように組み合わされた第1,第2のレバー部34,35
の取付部材31への取付は、先ず、第2のレバー部35
の一対の腕部35aの一端部側を、図9に示すように、
矢印X方向に押圧して互いに近づけた状態にして、係止
部35cを保持部31cに合わせた後、矢印X方向の押
圧力を解除すると、腕部35aの自己復帰力により係止
部35cが保持部31c内に係止した状態となる。
【0006】次に、第1のレバー部34の一対の腕部3
4aの一端部側を、図9に示すように、矢印Y方向に押
圧して互いに近づけた状態にして、係止部34cを支持
部31bに合わせた後、矢印Y方向の押圧力を解除する
と、腕部34aの自己復帰力により係止部34cが支持
部31b内に係止した状態となる。このように、第1と
第2のレバー部34,35の双方に置いて、一対の腕部
34a、35aを押圧した状態で取り付けられるもので
ある。そして、第1,第2のレバー部34,35が取付
部材31に取り付けられた際、交叉状の中心部の下部に
可動接点部材33が位置して、第2のレバー部35によ
って可動接点部材33を押圧可能となっている。
【0007】合成樹脂の成型品からなるキートップ36
は、舟形をなし、下面内部に設けられた上下方向の溝か
らなるガイド部36aと、下面内部に設けられた横方向
の溝からなるガイド部36bを有する。そして、キート
ップ36は、ガイド部36aに第1のレバー部34の連
結部34bを嵌入すると共に、ガイド部36bに第2の
レバー部35の係止部35dを嵌入して、第1,第2の
レバー部34,35によって取付、支持された構成とな
っている。
【0008】このように構成された一つのキートップ3
6と,一組の第1,第2のレバー部34,35と,可動
接点部材33と固定接点32、及び取付部材31とで一
つのキースイッチ装置が形成され、このようなキースイ
ッチ装置を複数個配設することによってキーボード装置
が構成されるものである。
【0009】次に、このような従来のキースイッチ装置
の動作を説明すると、先ず、キートップ26の上面を押
圧すると、第1,第2のレバー部34,35が押され
て、第1,第2のレバー部34,35は、回動軸34d
を支点として回動して降下する。この時、第2のレバー
部35の係止部35aは、保持部31cに保持された状
態で回動すると共に、第1のレバー部34の係止部34
cは、支持部31bに支持された状態で横方向にスライ
ド移動し、また、キートップ36側に置いては、第2の
レバー部35の係止部35dがガイド部36b内を横方
向にスライド移動すると共に、第1のレバー部34の連
結部34bがガイド部36a内を縦方向にスライド移動
する。
【0010】そして、この第1,第2のレバー部34,
35の降下によって、回動接点部材33の可動部33a
が押され、接点部33bが固定接点32に接触してON
状態となる。次に、キートップ36の押圧力を解除する
と、可動部33aの自己復帰により第1,第2のレバー
部34,35が押し戻されて上昇すると共に、キートッ
プ36も上昇し、第1,第2のレバー部34,35,と
キートップ36は、押圧前の元の状態に戻り、OFF状
態となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のキースイッチ装
置は、第2のレバー部35を取付部材31に取り付けす
る際、矢印X方向に一対の腕部35aを押圧して互いに
近づけた状態にして、係止部35cを保持部31cに合
わせた後に押圧力を解除して、腕部35aの自己復帰力
により係止部35cが保持部31c内に係止するため、
一対の腕部35aを押圧する作業と、係止部35cを保
持部31cに合わせて係止する作業が必要で、その作業
が面倒で、生産性が悪いという問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、キートップと、該キートップ
を保持する第1,第2のレバー部と、該第1,第2のレ
バー部を保持する取付部材とを備え、前記第1,第2の
レバー部の少なくとも一方は、連結部で連結された一対
の腕部と、該腕部の端部に設けられた係止部を有し、前
記取付部材には、前記係止部を挿入する孔を設け、該孔
に前記係止部を圧入して、前記取付部材に前記係止部を
係止して、前記レバー部を回動可能に保持した構成とし
た。
【0013】また、第2の解決手段として、前記係止部
は保持部を有するC型で構成され、この保持部で前記取
付部材の桟部を保持して、前記レバー部を回動可能に保
持した構成とした。また、第3の解決手段として、前記
係止部は、前記腕部の幅より大きな頭部で構成され、前
記取付部材の前記孔は、互いに繋がった大孔と小孔を有
し、前記大孔に前記頭部を圧入した後、前記小孔に前記
腕部が位置して、前記取付部材に前記係止部を係止し
て、前記レバー部を回動可能に保持した構成とした。ま
た、第4の解決手段として、前記頭部を球状で構成し
た。
【0014】また、第5の解決手段として、キートップ
と、該キートップを保持する第1,第2のレバー部と、
該第1,第2のレバー部を保持する取付部材とを備え、
前記第1,第2のレバー部の少なくとも一方は、連結部
で連結された一対の腕部と、該腕部の端部に設けられた
係止部とを有し、前記取付部材には、前記係止部を挿入
する大孔と、該大孔に繋がって設けられた小孔と、前記
係止部の抜け止めを行う抜け止め部とを有し、前記大孔
に前記係止部を挿通した後、前記抜け止め部を越えて前
記小孔側に位置させるように前記係止部をスライド移動
させて、前記取付部材に前記係止部を係止して、前記レ
バー部を回動可能に保持した構成とした。 また、第6
の解決手段として、前記腕部には、前記係止部に隣接し
たくびれ部を設け、該くびれ部が前記小孔に位置するよ
うにした構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のキースイッチ装置を図1
〜図8に基づいて説明すると、図1は本発明のキースイ
ッチ装置に係る第1実施例の一部分解斜視図、図2は本
発明のキースイッチ装置に係る第1実施例の要部の断面
図、図3は本発明のキースイッチ装置に係る第1実施例
の要部の分解斜視図、図4は本発明のキースイッチ装置
に係る第2実施例の要部の断面図、図5は本発明のキー
スイッチ装置に係る第2実施例の要部の分解斜視図、図
6は本発明のキースイッチ装置に係る第2実施例の要部
の断面図、図7は本発明のキースイッチ装置に係る第3
実施例の要部の分解斜視図、図8は本発明のキースイッ
チ装置に係る第3実施例の要部の断面図である。
【0016】次に、キーボード装置に適用した本発明の
キースイッチ装置の第1実施例を、図1〜図3に基づい
て説明すると、金属板等からなる取付部材1は、底壁1
aと、この底壁1aから片持ち状態で切り起こされ、複
数個が整列して形成された比較的長い支持部1bと、該
支持部1bと対をなすように、底壁1aに複数個が整列
されて形成された一対の孔1c間に設けられた桟部1d
を有する。また、この底壁1a上面には、複数個の固定
接点2を備えたフレキシブル基板(図示せず)が配置さ
れている。
【0017】可動接点部材3は、ゴム材等からなるコッ
プ状の可動部3aと、可動部3aの内部上面に設けられ
た接点部3bを有し、この可動接点部材3は、固定接点
2に対向させた状態で、フレキシブル基板上に取り付け
られている。そして、可動部3aが押されて移動する
と、接点部3bが固定接点2に接触し、また、可動部3
aの押圧を解除すると、可動部3aが自己復帰して、接
点部3bは非接触状態に戻るようになっている。
【0018】合成樹脂の成型品からなる第1のレバー部
4は、コ字状をなし、一対の腕部4aと、この一対の腕
部4aの一端部を連結する連結部4bと、一対の腕部4
aの他端部に設けられた係止部4cと、腕部4aの中間
部に設けられた回動軸4dとを有する。そして、この係
止部4cは、中心部に円弧状の保持部4eを有するC型
で構成されている。合成樹脂の成型品からなる第2のレ
バー部5は、H型をなし、一対の腕部5aと、この一対
の腕部5aの中央部を連結する連結部5bと、一対の腕
部5aの両端部に設けられた円柱状の係止部5c、5d
を有する。
【0019】そして、第1と第2のレバー部4,5は、
第1のレバー部4内に第2のレバー部5を位置させて両
者の中心部に置いて、回動軸4dによって第1と第2の
レバー部4,5が回動可能に交叉状に組み合わされて、
パンタグラフのように、回動軸4dを支点として回動
し、昇降可能となっている。また、このように組み合わ
された第1,第2のレバー部4,5の取付部材1への取
付は、先ず、第2のレバー部5の係止部5cを、支持部
1bの開放した側から支持部1bの下部に掛け止めす
る。
【0020】次に、第1のレバー部4の係止部4cを孔
1cと桟部1dに対向させ、係止部4cを孔1cに圧入
すると、保持部4e内に桟部1dが位置して、取付部材
1に係止部4cが係止して、第1のレバー部4が取付部
材1に回動可能に保持される。このように、第2のレバ
ー部5の係止部5cは、従来のような腕部35aの変形
なしに、開放した側から支持部1bに掛け止めできると
共に、第1のレバー部4の係止部4cは、従来のような
腕部34aの変形なしに、孔1cに圧入することによっ
て係止、取付できるものである。そして、第1,第2の
レバー部4,5が取付部材1に取り付けられた際、交叉
状の中心部の下部に可動接点部材3が位置して、第2の
レバー部5によって可動接点部材3を押圧可能となって
いる。
【0021】合成樹脂の成型品からなるキートップ6
は、舟形をなし、下面内部に設けられた上下方向の溝か
らなるガイド部6aと、下面内部に設けられた横方向の
溝からなるガイド部6bを有する。そして、キートップ
6は、ガイド部6bに第1のレバー部4の連結部4bを
嵌入すると共に、ガイド部6aに第2のレバー部5の係
止部5dを嵌入して、第1,第2のレバー部4,5によ
って取付、支持された構成となっている。
【0022】このように構成された一つのキートップ6
と,一組の第1,第2のレバー部4,5と,可動接点部
材3と固定接点2、及び取付部材1とで一つのキースイ
ッチ装置が形成され、このようなキースイッチ装置を複
数個配設することによってキーボード装置が構成される
ものである。
【0023】次に、このような本発明のキースイッチ装
置の動作を説明すると、先ず、キートップ6の上面を押
圧すると、第1,第2のレバー部4,5が押されて、第
1,第2のレバー部4,5は、回動軸4dを支点として
回動して降下する。この時、第1のレバー部4の係止部
4cは、孔1cに保持された状態で回動すると共に、第
2のレバー部5の係止部5cは、支持部1bに支持され
た状態で横方向にスライド移動し、また、キートップ6
側に置いては、第1のレバー部4の連結部4bがガイド
部6b内を横方向にスライド移動すると共に、第2のレ
バー部5の係止部5dがガイド部6a内を縦方向にスラ
イド移動する。
【0024】そして、この第1,第2のレバー部4,5
の降下によって、回動接点部材3の可動部3aが押さ
れ、接点部3bが固定接点2に接触してON状態とな
る。次に、キートップ6の押圧力を解除すると、可動部
3aの自己復帰により第1,第2のレバー部4,5が押
し戻されて上昇すると共に、キートップ6も上昇し、第
1,第2のレバー部4,5,とキートップ6は、押圧前
の元の状態に戻り、OFF状態となる。
【0025】次に、本発明のキースイッチ装置の第2の
実施例を図4に基づいて説明すると、この実施例は、孔
1cを含む底壁1aの一部分に突き出し加工を行って、
底壁1aに突部1eを設け、この突部1e内に置いて、
孔1cに嵌入した係止部4cを収容できるようにしたも
のである。なお、その他の構成は、前記第1の実施例と
同様であるので、ここでは同一部品に同一番号を付し、
その説明を省略する。
【0026】次に、本発明のキースイッチ装置の第3の
実施例を図5,図6に基づいて説明すると、この実施例
は、取付部材1に互いに繋がった大孔1fと小孔1g
を、一列状態で一対対向して設け、また、第1のレバー
部4の一対の腕部4aの端部には、腕部4aの幅より大
きな球状の頭部で構成される係止部4cを設けたもので
ある。そして、球状の頭部である係止部4cを大孔1f
に圧入すると、一対の腕部4aが互いに離れるように開
き、また、係止部4cが大孔1fを抜けると、一対の腕
部4aが自己復帰して互いに近づくように戻ると共に、
この一対の腕部4aが小孔1g内に位置して、取付部材
1に係止部4cが係止して、第1のレバー部4が回動可
能に保持される。
【0027】なお、その他の構成は、前記第1の実施例
と同様であるので、ここでは同一部品に同一番号を付
し、その説明を省略する。また、この第3の実施例は、
一対の小孔1gを互いに近い位置に設けたもので説明し
たが、一対の小孔1gを大孔1fよりも遠い位置に形成
して、この大孔1fに係止部4cを圧入した時、一対の
腕部4aが互いに近づき、また、係止部4cが大孔1f
を抜けた時、一対の腕部4aが自己復帰して互いに離れ
るように戻ると共に、この一対の腕部4aが小孔1g内
に位置して、取付部材1に係止部4cが係止して、第1
のレバー部4が回動可能に保持されるようにしても良
い。
【0028】次に、本発明のキースイッチ装置の第4の
実施例を図7,図8に基づいて説明すると、この実施例
は、取付部材1に互いに繋がった大孔1fと小孔1g
を、並列状態で一対対向して設けると共に、取付部材1
に係止部4cの抜け止めを行うV字状の抜け止め部1h
を設け、また、第1のレバー部4の一対の腕部4aの端
部には、球状の頭部で構成される係止部4cを設けると
共に、係止部4cに隣接してくびれ部4fを設けたもの
である。
【0029】そして、球状の頭部である係止部4cを大
孔1fに挿通した後、抜け止め部4fを越えて小孔1g
側に位置させるように係止部4cをスライド移動させ
て、くびれ部4fを小孔1gに位置させることによっ
て、取付部材1に係止部4cを係止して、第1のレバー
部4を回動可能に保持したものである。このような構成
によって、第1のレバー部4は、従来のような腕部34
aの変形なしに、孔1fに挿通、スライドさせることに
よって係止、取付できるものである。
【0030】また、抜け止め部1hは、小孔1gに位置
した係止部4cが大孔1f側に移動するのを防止して、
係止部4cの安定した位置決めを行っている。なお、そ
の他の構成は、前記第1の実施例と同様であるので、こ
こでは同一部品に同一番号を付し、その説明を省略す
る。また、抜け止め部1hは、V字状以外の種々の形状
を適用できること勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明のキースイッチ装置において、第
1,第2のレバー部4,5の少なくとも一方は、連結部
4bで連結された一対の腕部4aと、該腕部4aの端部
に設けられた係止部4cを有し、取付部材1には、係止
部4cを挿入する孔1cを設け、該孔1cに係止部4c
を圧入して、取付部材1に係止部4cを係止して、レバ
ー部4を回動可能に保持したため、第1のレバー部4
は、従来のような腕部34aの変形なしに、係止部4c
を孔1cに圧入することによって係止、取付でき、その
組み立て作業が容易で、生産性の良好なキースイッチ装
置を提供できる。
【0032】また、係止部4cは保持部4eを有するC
型で構成され、この保持部4eで取付部材1の桟部1d
を保持して、第1のレバー部4を回動可能に保持したた
め、その構成が簡単であると共に、第1のレバー部4
は、従来のような腕部34aの変形なしに、係止部4c
を孔1cに圧入して、保持部4eで桟部1dを保持する
ことによって係止、取付でき、その組み立て作業が容易
で、生産性の良好なキースイッチ装置を提供できる。
【0033】また、係止部4cは、腕部4aの幅より大
きな頭部で構成され、取付部材1は、互いに繋がった大
孔1fと小孔1gを有し、大孔1fに頭部を圧入した
後、小孔1gに腕部4aが位置して、取付部材1に係止
部4cを係止して、第1のレバー部4を回動可能に保持
したため、第1のレバー部4は、従来のような腕部34
aの変形なしに、係止部4cを大孔1fに圧入すること
によって小孔1gに係止、取付でき、その組み立て作業
が容易で、生産性の良好なキースイッチ装置を提供でき
る。また、係止部4cである頭部を球状で構成したた
め、頭部の大孔1fへの圧入をスムースにできて、取付
作業の良好なキースイッチ装置を提供できる。
【0034】また、第1,第2のレバー部4,5の少な
くとも一方は、連結部4bで連結された一対の腕部4a
と、該腕部4aの端部に設けられた係止部4cとを有
し、取付部材1には、係止部4cを挿入する大孔1f
と、該大孔1fに繋がって設けられた小孔1gと、係止
部4cの抜け止めを行う抜け止め部1hとを有し、大孔
1fに係止部4cを挿通した後、抜け止め部1hを越え
て小孔1g側に位置させるように係止部4cをスライド
移動させて、取付部材1に係止部4cを係止して、第1
のレバー部4を回動可能に保持したため、第1のレバー
部4は、従来のような腕部34aの変形なしに、孔1f
に挿通、スライドさせることによって係止、取付でき、
その組み立て作業が容易で、生産性の良好なキースイッ
チ装置を提供できる。
【0035】また、抜け止め部1hによって、小孔1g
に位置した係止部4cが大孔1f側に移動するのを防止
して、係止部4cの安定した位置決めを行うキースイッ
チ装置を提供できる。また、腕部4aには、係止部4c
に隣接したくびれ部4fを設け、該くびれ部4fが小孔
1gに位置するようにしたため、このくびれ部4fを支
点として、第1のレバー部4の回動動作が容易となり、
第1のレバー部4の回動動作のスムースなキースイッチ
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキースイッチ装置に係る第1実施例の
一部分解斜視図。
【図2】本発明のキースイッチ装置に係る第1実施例の
要部の断面図。
【図3】本発明のキースイッチ装置に係る第1実施例の
要部の分解斜視図。
【図4】本発明のキースイッチ装置に係る第2実施例の
要部の断面図。
【図5】本発明のキースイッチ装置に係る第3実施例の
要部の分解斜視図。
【図6】本発明のキースイッチ装置に係る第3実施例の
要部の断面図。
【図7】本発明のキースイッチ装置に係る第4実施例の
要部の分解斜視図。
【図8】本発明のキースイッチ装置に係る第4実施例の
要部の断面図。
【図9】従来のキースイッチ装置の一部分解斜視図。
【図10】従来のキースイッチ装置の要部の断面図。
【符号の説明】
1 取付部材 1a 底壁 1b 支持部 1c 孔 1d 桟部 1e 突部 1f 大孔 1g 小孔 1h 抜け止め部 2 固定接点 3 可動接点部材 3a 可動部 3b 接点部 4 第1のレバー部 4a 腕部 4b 連結部 4c 係止部 4d 回動軸 4e 保持部 4f くびれ部 5 第2のレバー部 5a 腕部 5b 連結部 5c 係止部 5d 係止部 6 キートップ 6a ガイド部 6b ガイド部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キートップと、該キートップを保持する
    第1,第2のレバー部と、該第1,第2のレバー部を保
    持する取付部材とを備え、前記第1,第2のレバー部の
    少なくとも一方は、連結部で連結された一対の腕部と、
    該腕部の端部に設けられた係止部を有し、前記取付部材
    には、前記係止部を挿入する孔を設け、該孔に前記係止
    部を圧入して、前記取付部材に前記係止部を係止して、
    前記レバー部を回動可能に保持したことを特徴とするキ
    ースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部は保持部を有するC型で構成
    され、この保持部で前記取付部材の桟部を保持して、前
    記レバー部を回動可能に保持したことを特徴とする請求
    項1記載のキースイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部は、前記腕部の幅より大きな
    頭部で構成され、前記取付部材の前記孔は、互いに繋が
    った大孔と小孔を有し、前記大孔に前記頭部を圧入した
    後、前記小孔に前記腕部が位置して、前記取付部材に前
    記係止部を係止して、前記レバー部を回動可能に保持し
    たことを特徴とする請求項1記載のキースイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記頭部を球状で構成したことを特徴と
    する請求項3記載のキースイッチ装置。
  5. 【請求項5】 キートップと、該キートップを保持する
    第1,第2のレバー部と、該第1,第2のレバー部を保
    持する取付部材とを備え、前記第1,第2のレバー部の
    少なくとも一方は、連結部で連結された一対の腕部と、
    該腕部の端部に設けられた係止部とを有し、前記取付部
    材には、前記係止部を挿入する大孔と、該大孔に繋がっ
    て設けられた小孔と、前記係止部の抜け止めを行う抜け
    止め部とを有し、前記大孔に前記係止部を挿通した後、
    前記抜け止め部を越えて前記小孔側に位置させるように
    前記係止部をスライド移動させて、前記取付部材に前記
    係止部を係止して、前記レバー部を回動可能に保持した
    ことを特徴とするキースイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記腕部には、前記係止部に隣接したく
    びれ部を設け、該くびれ部が前記小孔に位置するように
    したことを特徴とする請求項5記載のキースイッチ装
    置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191663U (ja) * 1982-06-15 1983-12-20 ヤマハ株式会社 電気機器における電気部品の取付装置
JPS59153708U (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 株式会社東芝 物体の結合構造
JPH06260053A (ja) * 1993-01-06 1994-09-16 Brother Ind Ltd キースイッチ

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