JP2000347752A - 電子機器の電圧制御装置 - Google Patents

電子機器の電圧制御装置

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JP2000347752A
JP2000347752A JP11158315A JP15831599A JP2000347752A JP 2000347752 A JP2000347752 A JP 2000347752A JP 11158315 A JP11158315 A JP 11158315A JP 15831599 A JP15831599 A JP 15831599A JP 2000347752 A JP2000347752 A JP 2000347752A
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voltage
power supply
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switch
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JP11158315A
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English (en)
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Masato Morishige
政人 森重
Kazuaki Murota
和明 室田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成を複雑にせずかつ規模を大きくせず
に減電圧を検知し種々のディスエイブル信号を発するこ
とができる電子機器の電圧制御装置を提供する。 【解決手段】 入力電圧が与えられると電圧を出力する
サブ電源と、メインスイッチのON−OFFを検知する
メインスイッチ検知部からメインスイッチONの検知信
号を受け電圧を出力するメイン電源を有し、前記サブ電
源とメイン電源の電圧をモニタする電圧検知部を備えて
いる。そして、前記電圧検知部が前記メインスイッチが
OFFしているときにはメイン電源の電圧をモニタし前
記メインスイッチがONしているときにはサブ電源の電
圧をモニタするよう切り換える切り換えスイッチを有
し、前記メインスイッチがOFFしているときには前記
電圧検知部はディスエイブル信号を出力し、前記メイン
スイッチがONしているときには前記電圧検知部はディ
スエイブル信号を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力電圧が与えられ
ると安定電圧を出力するサブ電源と、メインスイッチが
ONした時のみ安定電圧を出力するメイン電源の2系統
以上で構成される電子機器の電圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バックアップ機能を有するマイコンを内
蔵する電子機器などでは、バッテリーなどの入力電圧が
与えられると安定電圧となるサブ電源と、メインスイッ
チがONした時のみ安定電圧となるメイン電源を持つ。
サブ電源はマイコンのRAMなどに電力供給され、継時
的にメモリを保持するために用いる。メイン電源はメイ
ンスイッチがON時にマイコンのROMなどに電力供給
される。そして、メインスイッチがOFF時にはメイン
電源を出力しないことによりスタンバイ時の消費電流の
低減を図っている。
【0003】このような電源を有したマイコンにおい
て、電源電圧が低下した時には動作が不安定となって暴
走してしまうことがあり得る。そのため、メインスイッ
チがOFFし、メイン電源が低下した時にマイコンへ書
き込み禁止信号やリセット信号等のディスエイブル信
号、即ち電圧変動信号を出力し、またメイン電源とサブ
電源が供給されている定常状態において、これら電源の
電圧低下時にディスエイブル信号を出力する電子機器の
電圧制御装置が必要となる。
【0004】図1は従来の電子機器の電圧制御装置を示
したものである。電子機器1はバッテリー等の入力電圧
源VB と端子T1を介して接続されている。また、入力
電圧源VB とはメインスイッチM−SWを介して端子T
2と接続されている。電子機器1は電圧レギュレータ
2、電圧検知回路3、メインスイッチ検知回路4、メイ
ン電源制御回路5、マイコン6等を備えている。電圧レ
ギュレータ2はトランジスタTr21、エラーアンプ2
1、抵抗R21、R22、基準電圧VR2 を有している。そ
して、電圧レギュレータ2 の出力はサブ電源Vs とし
て、またメイン電源制御スイッチS1を介してメイン電
源Vm としてそれぞれ供給される。上記メイン電源制御
スイッチS1は、メインスイッチ検知回路4からの入力
を受けるメイン電源制御回路5によって制御される。電
圧検知回路3は、コンパレータ31、32、抵抗R311
、R312 、321 、R322 、基準電圧VR3 、AND回
路8を有している。マイコン6はメイン電源Vm とサブ
電源Vs に接続されており、また、AND回路8からデ
ィスエイブル信号Sdaを入力するようになっている。
【0005】図1に示された従来の電子機器の電圧制御
装置の動作は以下の通りである。サブ電源Vs は入力電
圧源VB から電圧が与えられれば電圧を出力する。一
方、M−SWがONするとモニタポイントの電圧VM が
上昇するのでメインスイッチ検知回路4が出力し、メイ
ン電源制御回路5がS1をONし、メイン電源Vm が電
圧を出力する。これら電源Vs 、Vm が変動し、又は接
地等により低下した場合、電圧検知回路3が動作する。
電圧検知回路3は電源Vs 及びVm の電圧である電圧レ
ギュレータ2の出力電圧Va、及びS1の出力部の電圧
Vb をモニタしている。Vaは抵抗R311 とR312 で分
圧されてコンパレータ31の非反転入力端子に入力し、
基準電圧VR3 と比較される。その結果、電圧Vaが低
下したことを検知すると、AND回路8はマイコン6に
ディスエイブル信号Sdaを出力し、マイコンに対して書
き込み禁止あるいはリセットを行い、マイコンが暴走す
るのを防止する。また、Vb は抵抗R321 とR322 で分
圧されてコンパレータ32の非反転入力端子に入力し、
基準電圧VR3 と比較される。その結果、電圧Vb が低
下したことを検知すると、AND回路8はマイコン6に
ディスエイブル信号Sdaを出力し、マイコンに対して書
き込み禁止あるいはリセットを行い、マイコンが暴走す
るのを防止する。
【0006】図2は上記動作における各部の電圧、及び
信号を波形で表したタイミングチャートである。(a)
はモニタポイントの電圧VM のレベル、(b)は電圧V
a を抵抗R311 とR312 で分圧した電圧va の波形、
(c)は電圧Vb を抵抗R321とR322 で分圧した電圧
vb の波形、(d)はディスエイブル信号Sdaを出力す
るAND回路8の出力のレベルである。
【0007】図2において、M−SWがONしている時
はVs 及びVm は共に定常出力レベルにあり、va とv
b はそれぞれ定常出力レベルvao、vboにある。このよ
うな状態においてタイミングt1 でM−SWをOFFに
すると、メイン電源Vm の出力電圧は低下し、vb はタ
イミングt2 で検知レベルである図1のコンパレータ3
2の基準電圧VR3より低くなり、コンパレータ32は
LレベルとなりAND回路8の出力はLレベルとなっ
て、ディスエイブル信号Sdaを出力してマイコンが暴走
するのを防止する。次に、タイミングt3 でM−SWが
ONすると、Vmの出力電圧は上昇して定常出力レベル
になる。これに伴いvb も上昇してタイミングt4 で検
知レベルVR3に達すると、コンパレータ32の出力は
HとなりAND回路8の出力はHレベルとなって、Sda
の出力は解除される。
【0008】一方、Vs 及びVm が減電圧変動した場
合、例えばタイミングt5 とt6 の間でVs が低下し、
va のレベルが検知レベルVR3より一時的に低くなっ
た時、コンパレータ31の出力はLとなりAND回路8
の出力はLレベルとなり、一時的に信号Sdaを出力す
る。上記従来例の場合、メイン電源Vm とサブ電源Vs
の減電圧を検知するため、それぞれに対してコンパレー
タが必要である。また、ディスエイブル信号として書き
込み禁止、リセット、発振停止命令など、数種類の命令
が必要な場合、それぞれにコンパレータが必要となり、
回路規模が増大してしまうという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、回路
構成を複雑にせず、かつ規模を大きくせずに減電圧を検
知し、種々のディスエイブル信号を発し、また解除する
ことができる電子機器の電圧制御装置を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電子機器の電圧制御装置は、入力電圧が与
えられると電圧を出力するサブ電源と、メインスイッチ
のON−OFFを検知するメインスイッチ検知部からメ
インスイッチONの検知信号を受け電圧を出力するメイ
ン電源を有し、前記サブ電源とメイン電源の電圧をモニ
タする電圧検知部を備えている。そして、前記電圧検知
部が前記メインスイッチがOFFしているときにはメイ
ン電源の電圧をモニタし前記メインスイッチがONして
いるときにはサブ電源の電圧をモニタするよう切り換え
る切り換えスイッチを有し、前記メインスイッチがOF
Fしているときには前記電圧検知部はディスエイブル信
号を出力し、前記メインスイッチがONしているときに
は前記電圧検知部はディスエイブル信号を解除するよう
構成されている。
【0011】前記切り換えスイッチは、前記メインスイ
ッチ検知部からメインスイッチOFFの検知信号を受け
たとき、又は前記メインスイッチがONしているときに
前記サブ電源の減電圧変動の検知信号を受けたとき、前
記電圧検知部がメイン電源をモニタするように切り換え
ると共に、前記電圧検知部はディスエイブル信号を出力
し、メインスイッチONの検知信号を受け、かつサブ電
源の減電圧変動が回復したとき、前記電圧検知部はディ
スエイブル信号を解除する。
【0012】また、前記切り換えスイッチの切り換えに
ヒステリシスを持たせ、前記電圧検知部がディスエイブ
ル信号を出力した後に、前記切り換えスイッチは前記電
圧検知部がメイン電源をモニタするように切り換え、前
記電圧検知部がディスエイブル信号を解除した後に、前
記切り換えスイッチは前記電圧検知部がサブ電源をモニ
タするように切り換える。
【0013】また、前記切り換えスイッチの切り換えに
遅延を持たせ、前記電圧検知部がディスエイブル信号を
出力した後に、前記切り換えスイッチは前記電圧検知部
がメイン電源をモニタするように切り換え、前記電圧検
知部がディスエイブル信号を解除した後に、前記切り換
えスイッチは前記電圧検知部がサブ電源をモニタするよ
うに切り換える。
【0014】さらに、前記メインスイッチがONしてい
るときに前記サブ電源に減電圧変動が生じ、前記電圧検
知部がディスエイブル信号を出力したとき、電子機器の
発振停止機能を取り消す信号を出力する発振停止機能取
消手段を設けた。
【0015】
【発明の実施の形態】図3は本発明の電子機器の電圧制
御装置の第1の実施の形態を示したものである。図3に
示した本発明の電圧制御装置の場合、どちらの電圧をモ
ニタするか切り換える切り換え手段を設けることによ
り、コンパレータの数を1つにして簡単な回路構成にし
たものである。
【0016】図3において、電子機器1はバッテリー等
の入力電圧源VB と端子T1を介して接続されている。
また、入力電圧源VB とはメインスイッチM−SWを介
して端子T2と接続されている。電子機器1は電圧レギ
ュレータ2、電圧検知回路3、メインスイッチ検知回路
4、メイン電源制御回路5、マイコン6等を備えてい
る。電圧レギュレータ2は図1に示したものと同様、ト
ランジスタTr21、エラーアンプ21、抵抗R21、R2
2、基準電圧VR2 を有している。そして、電圧レギュ
レータ2の出力はサブ電源Vs として、またメイン電源
制御スイッチS1を介してメイン電源Vm としてそれぞ
れ供給される。上記メイン電源制御スイッチS1は、メ
インスイッチ検知回路4からの入力を受けるメイン電源
制御回路5によって制御される。電圧検知回路3は、電
圧検知用コンパレータ31、抵抗R31、R32、基準電圧
VR3を有している。メインスイッチ検知回路4はコン
パレータ41、分圧抵抗R41とR42、コンデンサC、基
準電圧VR4を有している。マイコン6はメイン電源V
m とサブ電源Vs に接続されており、また、電圧検知用
コンパレータ31からディスエイブル信号Sdaを出力す
るようになっている。また、電圧検知用コンパレータ3
1の出力とメインスイッチ検知回路4のコンパレータ4
1の出力はそれぞれAND回路8に入力し、スイッチS
2を切り換え制御する。なお、コンパレータ41の非反
転入力に接続されたコンデンサCは、M−SWがチャタ
リング等によってON−OFFした場合でも、コンパレ
ータ41の出力が変動しないようにするため設けたもの
である。スイッチS2は上記Va とVb のどちらの出力
電圧をモニタするか切り換えるためのスイッチで、AN
D回路8の出力により制御される。AND回路8の出力
は入力が共にHである時にスイッチS2を接点aに切り
換え、それ以外の時は接点bに切り換えるように制御す
る。
【0017】図3に示された本発明の電子機器の電圧制
御装置の動作を、図4のタイミングチャートを参照して
説明する。図4において、(a)はモニタポイントの電
圧VM のレベル、(b)は電圧Va を抵抗R31とR32で
分圧した電圧va の波形、(c)は電圧Vb を抵抗R31
とR32で分圧した電圧vb の波形、(d)はディスエイ
ブル信号Sdaを出力するコンパレータ31の出力のレベ
ルである。図の期間において、メインスイッチM−S
WがOFFの時VM はLであるため、コンパレータ41
の出力はLである。そして、メイン電源制御回路5はコ
ンパレータ41からの出力Lを受けてS1をOFFにし
ている。一方、AND回路8はコンパレータ41の出力
がLのため、スイッチS2の接点はbに切り換わってい
る。この期間ではVb が放電により0となっており、
そのため、コンパレータ31の非反転入力端子への入力
はLとなり、その出力はLとなりディスエイブル信号S
daを出力する。
【0018】図5は、図4の(a)モニタポイントの電
圧VM のレベルとコンパレータ31の出力のレベルに応
じて電圧Va かVb のどちらをモニタするか、即ちスイ
ッチS2をどちらに切り換えるかを示す表である。上記
図4の期間における各信号レベルとモニタ箇所は、表
のに示す通りである。次に、図4の期間に示すよう
に、図3のメインスイッチM−SWをONすると、モニ
タポイントの電圧VM のレベルはHとなるためメインス
イッチ検知回路4のコンパレータの出力はHとなり、メ
イン電源制御回路5はスイッチS1をONする。それに
より電圧Vb が上昇するため、スイッチS2を介してコ
ンパレータ31の非反転入力端子、即ち、図4の(c)
電圧Vb を抵抗R31とR32で分圧した電圧vb が上昇
し、コンパレータ31の出力はHとなる。一方、AND
回路8は入力が共にHとなるため、スイッチS2の接点
をaに切り換える。サブ電源Vs は入力電圧源VB から
電圧が与えられており、電圧Va のレベルはHであり、
図4の(c)電圧Va を抵抗R31とR32で分圧した電圧
vb はHであるため、コンパレータ31の出力はHとな
る。また、AND回路8の入力は共にHであるため、ス
イッチS2の接点はaに切り換わったままである。この
状態は図5の表のに示す通りである。次に図4の期間
に示すように、例えば電源Vs 又はVm の電圧が短絡
等により低下した場合、Va、Vb は低下する。電圧V
a が低下すると抵抗R31とR32で分圧した図4(b)の
電圧va のレベルも低下して検知レベル以下になる。す
るとコンパレータ31の出力がLとなるため、AND回
路8の出力はS2を接点bに切り換え、Vb のモニタを
行う。この時コンパレータ31の出力はLとなり、信号
Sdaを出力する。この時Vb のレベルも低下しているの
で、S2が切り換わってもコンパレータ31の出力は依
然Lである。この状態は図5の表のに示す通りであ
る。
【0019】次に、期間の最後の時点でvb のレベル
が回復するので、コンパレータ31の出力は期間にお
いてHになる。一方、コンパレータ41の出力レベルは
Hであるので、AND回路34の出力はS2を接点aに
切り換えてVa をモニタする。この状態は図5の表の
に示す通りである。図6は本発明の電子機器の電圧制御
装置の第2の実施の形態を示したものである。図6に示
した構成は図3の構成にマイコンの発振停止命令用コン
パレータ33とOR回路7を加えたものである。図3に
示した構成において、コンパレータ31の出力がマイコ
ン6の発振を停止する信号を含んでいる場合、例えば一
時的な減電圧変動時にマイコンの発振も止めてしまう
と、マイコンが再び動きだすまで時間を要するのでなる
べく止めないようにする必要がある。しかし、常に発振
している状態であると電力を消費するので、メインスイ
ッチM−SWがOFFの時だけ発振を停止するようにす
る。図6に示した構成では、メインスイッチM−SWが
ONしている状態では発振停止信号(HALT)の機能
を取り消し、OFFしている時には発振停止信号(HA
LT)の機能を取り消さないように構成されている。
【0020】図6に示された本発明の電子機器の電圧制
御装置の動作を、図7のタイミングチャートを参照して
説明する。図7において、(a)はモニタポイントの電
圧VM のレベル、(b)は電圧Va を抵抗で分圧した電
圧va の波形、(c)は電圧Vb を抵抗で分圧した電圧
vb の波形、(d)はコンパレータ31の出力のレベ
ル、(e)は発振停止信号(HALT)の機能を取り消
すOR回路7の出力の波形であり、レベルがHの時に取
り消す。即ち、発振が停止しないように作用する。図に
おいて、メインスイッチM−SWがOFFの時、タイミ
ングt1 で示すようにVM のレベルはLであり、コンパ
レータ41の出力はLとなり、メイン電源制御回路5は
S1をOFFにする。また、コンパレータ41からOR
回路7とAND回路8への出力はLである。そのためS
2はb側に接続されており、コンパレータ31の出力は
Lとなり、ディスエイブル信号Sdaが出力される。しか
し、この場合コンパレータ33の出力もLとなり、OR
回路33からの出力はLとなるため、発振停止信号(H
ALT)の機能は取り消されず、マイコンの発振は停止
する。
【0021】一方、メインスイッチM−SWがONの
時、タイミングt2 で示すようにVMのレベルはHであ
り、コンパレータ41の出力はHとなり、メイン電源制
御回路5はS1をONにする。また、コンパレータ41
からOR回路7とAND回路8への出力はHである。そ
のためS2はa側に接続され、コンパレータ31の出力
はHとなり、ディスエイブル信号Sdaは出力されない。
しかし、例えばタイミングt3 に示すように、電源Vs
又はVm の電圧が低下した場合、Va、Vb は低下す
る。電圧Va が低下すると抵抗で分圧した図7(b)の
電圧va のレベルもも低下して検知レベル以下になる。
するとコンパレータ31の出力がLとなるため、AND
回路の出力はS2を接点bに切り換え、Vb のモニタを
行う。この時コンパレータ31の出力はLであり、ディ
スエイブル信号Sdaをマイコン6に出力する。しかし、
OR回路7からの出力はHであるので、発振停止信号
(HALT)の機能を取り消すため、マイコン6の発振
が継続する。
【0022】図8は本発明の電子機器の電圧制御装置の
第3の実施の形態を示したものである。図8に示した構
成は図3の構成にスイッチ切り換え用のヒステリシス付
コンパレータ34加え、これによりスイッチS2を切り
換えるようにしたものである。図8に示された本発明の
電子機器の電圧制御装置の動作を、図9のタイミングチ
ャートを参照して説明する。図9において、(a)はモ
ニタポイントの電圧VM のレベル、(b)は電圧Va を
抵抗で分圧した電圧va の波形、(c)は電圧Vb を抵
抗で分圧した電圧vb の波形、(d)はコンパレータ3
1の出力のレベルである。この図の(b)と(c)にお
いて、検知レベルVR3の他にスイッチ切り換えHレベ
ル(SWH)とスイッチ切り換えLレベル(SWL)を
設定してある。検知レベルVR3はコンパレータ31か
らディスエイブル信号Sdaを出力する場合の基準電圧レ
ベルであり、スイッチ切り換えレベルSWHとSWL
は、ヒステリシス付コンパレータ34がスイッチS2を
切り換える際のレベルである。
【0023】図9において、期間においてはメインス
イッチM−SWがONであるため、(a)のVM はHレ
ベルである。また、(b)のva と(c)のvb も定常
出力であるためスイッチS2は接点a側に切り換わって
おり、(d)のコンパレータ31の出力はHとなってお
り、ディスエイブル信号Sdaは出力されていない。この
状態において、電源電圧の低下等によりva とvb の電
圧が低下すると、時点t1 においてva の電圧が検知レ
ベルVR3まで低下するため、コンパレータ31の出力
はLとなり、Sdaが出力される。図3に示す構成の場合
にはこの時点t1 においてS2が接点b側に切り換わっ
たが、図8に示す構成の場合AND回路8の入力の1つ
はヒステリシス付コンパレータ34の出力であるためす
ぐには切り換わらず、va のレベルがSWLに低下した
時点t2 で接点b側に切り換わる。一方、va の電圧が
上昇した場合には時点t3 で検知レベルVR3に達する
ため、コンパレータ31の出力はHとなり、(d)のデ
ィスエイブル信号Sdaは解除される。しかし、この時も
S2はすぐには切り換わらず、va のレベルがSWHに
上昇した時点t3 で接点a 側に切り換わる。
【0024】図10に示された表はVM のレベルとヒス
テリシス付コンパレータ34の出力レベルに対し、モニ
タ箇所がどのように変化するかを示したものである。上
記のように、モニタする電圧(va ,vb )の切り換え
にヒステリシスを持たせて行っているので、ディスエイ
ブル信号Sdaの出力より後にS2の切り換えが行われ、
またディスエイブル信号Sdaの解除後にS2の切り換え
が行われるた、安定した切り換えをすることができる。
【0025】図11は本発明の電子機器の電圧制御装置
の第4の実施の形態を示したものである。図11に示し
た構成は図8のヒステリシス付コンパレータ34を用い
る代わりに、減電圧検知用コンパレータ31の出力を遅
延回路9を介してAND回路8に接続してある。このた
め、ディスエイブル信号Sdaが出力されてから一定時間
後にスイッチS2が切り換わるので、図8に示した構成
と同様に安定した切り換えをすることができる。
【0026】図12のタイミングチャートに示されてい
るように、(d)のディスエイブル信号Sdaの出力
(L)及び解除(H)の時点よりそれぞれ時間td だけ
遅れてスイッチS2が切り換わる。図13は本発明の電
子機器の電圧制御装置の第5の実施の形態を示したもの
である。この装置では電圧検知回路3でVM とVa をモ
ニタしている。VM をモニタしているのはコンパレータ
35でVa をモニタしているのはコンパレータ31であ
る。M−SWがONのとき、コンパレータ35の出力は
Hであり、Va も定常状態であればコンパレータ31の
出力はHである。従って、AND回路8の出力はHとな
り、ディスエイブル信号は出力されない。M−SWがO
FFになるとコンパレータ35の出力はLとなり、AN
D回路8の出力はLとなってディスエイブル信号が出力
される。また、M−SWがONであってコンパレータ3
5の出力がHであっても、Vs の電源回路が短絡し一時
的にVa の電圧が低下するとコンパレータ31の出力は
Lとなり、AND回路8の出力はLとなってディスエイ
ブル信号が出力される。
【0027】図14は本発明の電子機器の電圧制御装置
の第6の実施の形態を示したものである。図3の構成の
変形で、図3とは電圧検知回路3のコンパレータ31の
非反転入力端子が、スイッチS2を介して電圧レギュレ
ータ2の出力電圧であるVa、又はモニタポイントの電
圧VM のいずれかと接続されるようになっており、メイ
ンスイッチ検知回路の出力がOR回路7を介してメイン
電源制御回路に出力していることである。
【0028】図14に示された本発明の電子機器の電圧
制御装置の動作を、図15のタイミングチャートを参照
して説明する。図15において、(a)はモニタポイン
トの電圧VM のレベルを示す波形、(b)は電圧Va を
抵抗で分圧した電圧va の波形、(f)はメインスイッ
チ検知回路の出力S4のレベルを示す波形、(d)はコ
ンパレータ31の出力レベルである。(a)においてV
R4はメインスイッチのON、OFFの検知レベルであ
り、VR3は電圧VM の電圧検知レベルである。
【0029】図14においてはメインスイッチM−SW
の検知出力がLからHになると、切り換えスイッチS2
は接点aに切り換わり、電圧Va をモニタする。この状
態ではコンパレータ31と41の出力は共にHである。
図15の期間において、メインスイッチM−SWがO
FFになると、(a)のVM は下降しはじめ、期間に
おいてVR4まで下降するとS4の出力がHからLとな
る。するとS2は接点bに切り換わってVM をモニタす
ると共に、OR回路7はメイン電源制御回路5に出力し
てS1をOFFにする。VM がさらに下降し電圧検知レ
ベルより低下するとコンパレータ31の出力はLとな
り、ディスエイブル信号Sdaをマイコン6に出力する。
一方、期間の後半においてメインスイッチM−SWが
ONになると、(a)のVM は上昇しはじめ、VR3ま
で上昇するとコンパレータ31の出力はHとなり、ディ
スエイブル信号Sdaが解除されると共にOR回路からメ
イン電源制御回路に出力され、S1がONされる。VM
がさらに上昇しVR4に達すると、コンパレータ41の
出力はHとなり、S2を接点aに切り換える。
【0030】図16は、図15の(f)のメインスイッ
チの出力レベルと(d)のコンパレータ31の出力レベ
ルに応じてモニタ箇所がどのように変わり、メイン電源
制御スイッチS1がONとなるかOFFとなるかを示し
た表である。図17は本発明の電子機器の電圧制御装置
の第7の実施の形態を示したものである。図14の構成
の変形で、図6の発振停止命令用のコンパレータ33を
設けたものである。
【0031】この構成の場合も、図15の(f)のメイ
ンスイッチの出力レベルと(d)のコンパレータ31の
出力レベルに応じ、モニタ箇所がどのように変わり、メ
イン電源制御スイッチS1がONとなるかOFFとなる
かは、図16の表に示したものと同じである。図18は
本発明の電子機器の電圧制御装置の第8の実施の形態を
示したものである。図18は、例えば図3に示す切り換
えスイッチS2を電圧検知回路の電圧検知用コンパレー
タ31の入力部に設けたものである。このような構成と
するこにより、モニタする電圧(図3の場合はVa 、V
b )の減電圧検知レベルを異ならせることができる。図
18の場合、Va の減電圧検知レベルVath は、 Vath =VR×(R1+R2)/R2 となり、Vb の減電圧検知レベルVbth は、 Vbth =VR×(R3+R4)/R4 となる。
【0032】また、例えば図14に示す切り換えスイッ
チS2の場合も同様に、図18の構成を適用することに
より、モニタする電圧(図14の場合はVa 、VM )の
減電圧検知レベルを異ならせることができる。図19は
本発明の電子機器の電圧制御装置の第9の実施の形態を
示したものである。図19は図3等におけるメインスイ
ッチ検知回路4のコンパレータ41をトランジスタと抵
抗により構成したものであり、モニタポイントに電圧V
M が印加されると、トランジスタTr1とTr2が導通
し、メイン電源制御回路5に出力する構成となってい
る。
【0033】図20は本発明の電子機器の電圧制御装置
の第10の実施の形態を示したものである。図20は切
り換えスイッチS2としてCMOSアナログスイッチを
用いた場合の構成を示したものである。図において
(a)はスイッチの構成の例であり、(b)はCMOS
アナログスイッチ回路の内部構成の例である。図20
(a)において、点線内がスイッチS2であり、端子G
の入力がスイッチ切り換え信号であり、各CMOSアナ
ログスイッチのSはそれぞれVs 、Vm に接続され、端
子Oは電圧検知回路のコンパレータの非反転入力に接続
されている。この回路において、端子Gへの入力がHで
あると一方のCMOSアナログスイッチがONし、他方
のCMOSアナログスイッチがOFFする。また、端子
Gへの入力がLであると一方のCMOSアナログスイッ
チがOFFし、他方のCMOSアナログスイッチがON
する。
【0034】図21は本発明の電子機器の電圧制御装置
の第11の実施の形態を示したものである。図21はス
イッチS2をアナログマルチプレクサを用いて構成した
場合の例である。(a)はCMOS回路により構成した
アナログマルチプレクサの例であり、(b)はバイポー
ラトランジスタ回路により構成したアナログマルチプレ
クサの例である。図において、端子Gの入力がHである
とサブ電源Vs が選択され、Lであるとメイン電源Vm
が選択される。
【0035】
【発明の効果】本発明の電圧制御装置では、どちらの電
圧をモニタするか切り換える手段を設けることにより、
コンパレータの数を半分にすることができる。また、マ
イコンの発振停止命令用コンパレータとOR回路を加え
ることにより、サブ電源の急変動時におけるマイコンの
復帰特性が向上する。
【0036】また、スイッチ切り換え用のヒステリシス
付コンパレータを加えることにより、メイン電源が揺れ
ながら変動した時にも、安定した切り換えを行うことが
できる。また、ヒステリシス付コンパレータを用いる代
りに、減電圧検知用コンパレータの出力を遅延回路を介
してAND回路に接続することによっても、安定した切
り換えを行うことができる。
【0037】また、切り換えスイッチを電圧検知回路の
電圧検知用コンパレータの入力部に設けたので、モニタ
する電圧の減電圧検知レベルを異らせることができる。
また、メインスイッチ検知回路のコンパレータをトラン
ジスタにより構成することにより、回路規模を縮少する
ことができる。また、切り換えスイッチとしてCMOS
アナログスイッチを使用することにより、S−D間のオ
ン電圧の変動を抑えることができる。
【0038】また、切り換えスイッチとしてアナログマ
ルチプレクサを用いて構成したので、回路規模をさほど
増やさずにモニタするチャンネル数の増大に対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子機器の電圧制御装置を示した図であ
る。
【図2】図1の電圧制御装置の動作における各部の電
圧、及び信号の波形を示した図である。
【図3】本発明の電子機器の電圧制御装置の第1の実施
形態を示した図である。
【図4】図3の電圧制御装置の動作における各部の電
圧、及び信号の波形を示した図である。
【図5】モニタポイントVM とメインスイッチの検知部
のコンパレータの出力レベルに応じてどの部分をモニタ
するかを示す表である。
【図6】本発明の電子機器の電圧制御装置の第2の実施
形態を示した図である。
【図7】図6の電圧制御装置の動作における各部の電
圧、及び信号の波形を示した図である。
【図8】本発明の電子機器の電圧制御装置の第3の実施
形態を示した図である。
【図9】図8の電圧制御装置の動作における各部の電
圧、及び信号の波形を示した図である。
【図10】モニタポイントVM とスイッチ切り換え信号
の出力レベルに応じてどの部分をモニタするかを示す表
である。
【図11】本発明の電子機器の電圧制御装置の第4の実
施形態を示した図である。
【図12】図11の電圧制御装置の動作における各部の
電圧、及び信号の波形を示した図である。
【図13】本発明の電子機器の電圧制御装置の第5の実
施形態を示した図である。
【図14】本発明の電子機器の電圧制御装置の第6の実
施形態を示した図である。
【図15】図14の電圧制御装置の動作における各部の
電圧、及び信号の波形を示した図である。
【図16】メインスイッチ検出出力と電圧検知出力の出
力レベルに応じてどの部分をモニタするかを示す表であ
る。
【図17】本発明の電子機器の電圧制御装置の第7の実
施形態を示した図である。
【図18】本発明の電子機器の電圧制御装置の第8の実
施形態を示した図である。
【図19】本発明の電子機器の電圧制御装置の第9の実
施形態を示した図である。
【図20】本発明の電子機器の電圧制御装置の第10の
実施形態を示した図である。
【図21】本発明の電子機器の電圧制御装置の第11の
実施形態を示した図である。
【符号の説明】
1…電子機器 2…電圧レギュレータ 3…電圧検知回路 4…メインスイッチ検知回路 5…メイン電源制御回路 6…マイコン 7…OR回路 8…AND回路 9…遅延回路 31、32、33、41…コンパレータ 34…ヒステリシス付コンパレータ C…コンデンサ M−SW…メインスイッチ Sda…ディスエイブル信号 S1…メイン電源制御スイッチ S2…切り換えスイッチ Va …サブ電源モニタポイントの電圧 Vb …メイン電源モニタポイントの電圧 VB …入力電圧源 VM …メインスイッチモニタポイントの電圧 Vm …メイン電源 Vs …サブ電源 VR2、VR3、VR4…基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G016 CA07 CB12 CC01 CC04 CC12 CC27 CD01 CD14 5B011 DA06 DB02 DB11 FF02 GG03 HH02 HH03 5G003 BA01 DA02 DA17 EA06 FA04 GA01 GC05 5H430 BB01 BB09 BB11 CC06 EE03 EE17 FF02 FF13 GG08 HH03 LA04 LB01 LB06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧が与えられると電圧を出力する
    サブ電源と、メインスイッチのON状態により電圧を出
    力するメイン電源を有し、前記サブ電源とメイン電源の
    電圧をモニタする電圧検知部を備えた電子機器の電圧制
    御装置であって、前記電圧検知部が前記メインスイッチ
    がOFF状態であるときにはメイン電源の電圧をモニタ
    し前記メインスイッチがON状態であるときにはサブ電
    源の電圧をモニタするよう切り換える切り換え手段を備
    え、前記電圧検知部はモニタしたメイン電源又はサブ電
    源の電圧に基いて電圧変動信号を出力する、電子機器の
    電圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段は、前記メインスイッ
    チがOFF状態であるとき、又は前記メインスイッチが
    ON状態であるときに前記サブ電源に減電圧変動が生じ
    たとき、前記電圧検知部がメイン電源をモニタするよう
    に切り換える、請求項1に記載の電子機器の電圧制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メインスイッチがON状態であると
    きに前記サブ電源に減電圧変動が生じ、前記電圧検知部
    が電圧変動信号を出力したとき、電子機器の発振停止機
    能を取り消す信号を出力する発振停止機能取消手段を設
    けた、請求項2に記載の電子機器の電圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記切り換え手段の切り換えにヒステリ
    シスを持たせ、前記電圧検知部が電圧変動信号を出力し
    た後に、前記切り換え手段は前記電圧検知部がメイン電
    源をモニタするように切り換え、前記電圧検知部が電圧
    変動信号を解除した後に、前記切り換え手段は前記電圧
    検知部がサブ電源をモニタするように切り換える、請求
    項2に記載の電子機器の電圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記切り換え手段の切り換えに遅延を持
    たせ、前記電圧検知部が電圧変動信号を出力した後に、
    前記切り換え手段は前記電圧検知部がメイン電源をモニ
    タするように切り換え、前記電圧検知部が電圧変動信号
    を解除した後に、前記切り換え手段は前記電圧検知部が
    サブ電源をモニタするように切り換える、請求項2に記
    載の電子機器の電圧制御装置。
  6. 【請求項6】 入力電圧が与えられると電圧を出力する
    サブ電源と、メインスイッチのON状態のときに電圧を
    出力するメイン電源を有し、前記サブ電源と前記メイン
    スイッチのON−OFF状態をモニタする電圧検知部を
    備えた電子機器の電圧制御装置であって、前記電圧検知
    部は前記サブ電源の電圧が減電圧変動し、又は前記メイ
    ンスイッチがOFF状態のときに電圧変動信号を出力す
    る、電子機器の電圧制御装置。
  7. 【請求項7】 入力電圧が与えられると電圧を出力する
    サブ電源と、メインスイッチのON状態のときに電圧を
    出力するメイン電源を有し、前記サブ電源と前記メイン
    スイッチのON−OFF状態をモニタする電圧検知部を
    備えた電子機器の電圧制御装置であって、前記電圧検知
    部が前記メインスイッチがOFF状態のときには前記メ
    インスイッチのON−OFF状態をモニタし、前記メイ
    ンスイッチがON状態のときにはサブ電源の電圧をモニ
    タするよう切り換える切り換え手段を備え、前記メイン
    スイッチがOFF状態のとき、及び前記メインスイッチ
    がON状態のときに前記サブ電源に減電圧変動が生じた
    とき、前記電圧検知部は電圧変動信号を出力する、電子
    機器の電圧制御装置。
  8. 【請求項8】 前記メインスイッチがON状態のときに
    前記サブ電源に減電圧変動が生じ、前記電圧検知部が電
    圧変動信号を出力したとき、電子機器の発振停止機能を
    取り消す信号を出力する発振停止機能取消手段を設け
    た、請求項7に記載の電子機器の電圧制御装置。
  9. 【請求項9】 前記メインスイッチのON−OFF状態
    を検出するメインスイッチ検知部を備え、該メインスイ
    ッチ検知部はOPアンプ又はバイポーラトランジスタか
    らなるコンパレータにより構成されている、請求項1、
    2、3、4、5、7、8のいずれか1項に記載の電子機
    器の電圧制御装置。
  10. 【請求項10】 前記電圧検知部はコンパレータにより
    構成され、該コンパレータの一方の入力端子には基準電
    圧が、他方の入力端子には前記モニタする複数の電圧を
    それぞれ抵抗で分圧した電圧が前記切り換え手段を介し
    て入力されるように構成された、請求項1、2、3、
    4、5、7、8のいずれか1項に記載の電子機器の電圧
    制御装置。
  11. 【請求項11】 前記メインスイッチ検知部の入力部と
    接地間にコンデンサを接続した、請求項9に記載の電子
    機器の電圧制御装置。
  12. 【請求項12】 前記切り換え手段はCMOSアナログ
    スイッチで構成されている、請求項1、2、3、4、
    5、7、8のいずれか1項に記載の電子機器の電圧制御
    装置。
  13. 【請求項13】 前記切り換え手段はアナログマルチプ
    レクサで構成されている、請求項1、2、3、4、5、
    7、8のいずれか1項に記載の電子機器の電圧制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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