JP2000347085A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP2000347085A
JP2000347085A JP11162355A JP16235599A JP2000347085A JP 2000347085 A JP2000347085 A JP 2000347085A JP 11162355 A JP11162355 A JP 11162355A JP 16235599 A JP16235599 A JP 16235599A JP 2000347085 A JP2000347085 A JP 2000347085A
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holding frame
bellows
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Hiroyuki Hase
博之 長谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒を大型化させることなく鏡筒内へ
の光線・ゴミ等の侵入を防止する蛇腹状ゴムを鏡筒枠と
移動レンズ保持枠との間に配置することを可能にする。 【解決手段】 撮影レンズ11を保持しかつ光軸方向に
移動するレンズ保持枠12のフランジ部12dと、該レ
ンズ保持枠12を覆いかつ撮影レンズ11に対する開口
部28bを有する鏡筒枠28のフランジ部28aとの間
に該レンズ保持枠12の前後動に追従して伸縮する遮光
・防塵用の蛇腹状ゴム29を、該開口部28b内を貫通
して取り付けることで、レンズ鏡筒の全長を大型化する
ことがなく、また、レンズ保持枠12の繰り出しストロ
ーク及びその繰り出しにより圧縮される蛇腹状ゴム29
の圧縮長さを確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡筒内への
光線及び砂・ゴミ等の小さな異物の侵入を防止する遮光
・防塵部材を有するレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ鏡筒内への光線及び砂・ゴ
ミ等の小さな異物の侵入を防止する遮光・防塵部材は本
出願人の出願に係る特願平9−241707号に開示さ
れている。この特願平9−241707号に記載されて
いる遮光・防塵部材の構成は、撮影レンズを保持する光
軸方向に進退移動可能なレンズ保持枠のフランジ部と、
該レンズ保持枠を覆う鏡筒枠のフランジ部との間に伸縮
自在な蛇腹状ゴムが配置されており、該レンズ保持枠に
追従して伸縮するようになっている。この蛇腹状ゴムに
より該レンズ保持枠と該鏡筒枠との隙間を塞ぐことで、
該鏡筒枠のフランジ部の開口部から侵入する光線及び砂
・ゴミ等の小さな異物の侵入を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述従
来例の構成では、蛇腹状ゴムがレンズ保持枠のフランジ
部と鏡筒枠のフランジ部との間に配置されているため、
レンズ保持枠と鏡筒枠との隙間はレンズ保持枠の繰り出
しストローク及びレンズ保持枠の繰り出しにより圧縮さ
れる蛇腹状ゴムの圧縮長さを考慮する必要があることか
ら、レンズ鏡筒の全長が大型化してしまうという問題が
ある。
【0004】本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、レ
ンズ鏡筒の全長を大型化させることなく、遮光・防塵部
材を配置することができ、レンズ保持枠の繰り出しスト
ローク及びレンズ保持枠の繰り出しにより圧縮される蛇
腹状ゴムの圧縮長さを確保することのできるレンズ鏡筒
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は撮影レンズを保持する前後動可能なレン
ズ保持枠とこの保持枠を覆う保護部材との間に、該保護
部材の開口部より小さい外径を持ちかつ該保持枠の移動
に追従して伸縮する蛇腹状の遮光・防塵部材を設けたも
のである。
【0006】
【発明の実施の態様】請求項1に示す本発明は、撮影レ
ンズを保持し光軸方向に前後動可能なレンズ保持枠と、
該レンズ保持枠を覆い撮影レンズに対する開口部を有す
る保護部材と、該レンズ保持枠と該保護部材との隙間を
塞ぎ、該レンズ保持枠の前後動に追従して伸縮する蛇腹
状の遮光・防塵部材を備えたレンズ鏡筒において、該保
護部材の開口部を該遮光・防塵部材の外径より大きく設
定し、該遮光・防塵部材を該保護部材の開口部内を貫通
させたことにより、レンズ鏡筒の全長を大型化させるこ
となく、遮光・防塵部材を配置することができ、レンズ
保持枠の繰り出しストローク及びレンズ保持枠の繰り出
しにより圧縮される蛇腹状ゴムの圧縮長さを確保するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
基づいて説明する。図1は本実施例のレンズ鏡筒内に配
置されたシャッタ・フォーカスユニットの分解斜視図、
図2は蛇腹状ゴムを備えたレンズ鏡筒の分解斜視図、図
3はそのレンズ鏡筒の縦断面図、図4は蛇腹状ゴムが圧
縮された状態のレンズ鏡筒の縦断面図である。まず、図
1によりシャッタ・フォーカスユニット1の構成につい
て説明する。2はシャッタユニットで、撮影開口部3a
が形成されたシャッタ地板3と、該シャッタ地板3の後
方に配置されたシャッタ羽根4と、該シャッタ羽根4を
該シャッタ地板3に保持する保持板5と、該シャッタ地
板3の前方に配置されたシャッタ羽根駆動用のアクチュ
エータ6で構成されている。
【0008】7はフォーカスギヤで、後記するモータ1
7の駆動力を後記する送りねじ15に伝達する。該フォ
ーカスギヤ7は前記シャッタ地板3に形成されたギヤ軸
3bに回転可能に嵌合支持され、後記するフォーカス地
板8により支持されている。8はフォーカス地板で、2
本のビス9により該シャッタ地板3に固定されている。
10は撮影レンズユニットで、撮影レンズ11と、該撮
影レンズ11を保持するレンズ保持枠(保持部材)12
と、該レンズ保持枠12の外周の一部に形成された腕部
12aに圧入により固定された中空円筒形状の嵌合メタ
ル13と、接着により固定されたパルス板14とで構成
されている。
【0009】15は送りねじで、撮影光軸と平行に配置
されて前記撮影レンズユニット10を光軸方向に前後動
させるものであり、ギヤ15aと雄ねじ15b及が形成
され、それぞれの先端部に軸15cと15dが形成され
ている。そして、該ギヤ15aは前記フォーカスギヤ7
と噛み合い、該雄ねじ15bはナット16に形成された
雌ねじ16aと噛み合い、また、該軸15cは前記フォ
ーカス地板8に形成された穴8aを貫通して前記シャッ
タ地板3に形成された穴3cに、該軸15dは前記レン
ズ保持枠12の腕部12aに形成された穴12bを貫通
して後記する支持地板19に形成された穴19bに、そ
れぞれ嵌合させることで、回転可能に支持されるととも
に、該撮影レンズユニット10を前記シャッタユニット
2に支持するようになっている。なお、該ナット16は
該レンズ保持枠12の腕部12aに形成された切欠部1
2cに組込まれている。
【0010】17は円筒形状のモータで、前記撮影レン
ズユニット10を光軸方向に前後動させる駆動源で、そ
の先端部に組込まれたピニオンギヤ17aが前記フォー
カスギヤ7と噛み合っている。また、該モータ17は撮
影光軸と平行に配置されており、その後部が前記フォー
カス地板8に形成された穴8bと、その前部が後記する
支持地板19に形成された穴19cに、それぞれ嵌合さ
せることで、前記シャッタユニット2に支持されてい
る。18及び21はガイド軸で、撮影光軸と平行に配置
され、該撮影レンズユニット10を光軸方向に支持して
いる。また、該ガイド軸18は、その後部が前記フォー
カス地板8に形成された穴8cに、その前部が該支持地
板19に形成された不図示の穴に、それぞれ嵌合させる
ことで支持され、前記レンズ保持枠12の腕部12aと
対向する位置に形成された不図示のU字状の切欠部と摺
動可能に嵌合している。一方、該ガイド軸21は、その
後部が該フォーカス地板8に形成された穴8dに、その
前部が該支持地板19に形成された穴19dを貫通して
後記する調整板23に形成された穴23aに、それぞれ
嵌合させることで支持され、該レンズ保持枠12に固定
された前記嵌合メタル13と摺動可能に嵌合している。
【0011】19は支持地板で、前記撮影レンズユニッ
ト10及び前記送りねじ15と前記モータ17と前記ガ
イド軸18を支持しており、後記する蛇腹ゴム29の外
径より大きく設定された開口部19aが形成され、3本
のビス20により前記シャッタ地板3及び前記フォーカ
ス地板8に固定されている。22はレンズスプリング
で、該支持地板19の穴19dを貫通し、前記レンズ保
持枠12の腕部12aと後記する調整板23との間に配
置され、該撮影レンズユニット10を後方に付勢してい
る。
【0012】23は倒れ調整板で、該撮影レンズユニッ
ト10を光軸中心に対して倒れを調節しており、ワッシ
ャー24を介してビス25により前記支持地板19に固
定されている。26は偏心軸で、該倒れ調整板23を作
動させるもので、前記支持地板19に形成された穴19
eと該倒れ調整板23に形成された穴23bに回転可能
に嵌合し、該倒れ調整板23により該支持地板19に保
持されている。
【0013】上記構成のシャッタ・フォーカスユニット
1は、図2ないし図4に示すように3本のビス27によ
り鏡筒枠28に形成されたフランジ部28aに固定され
ることで覆われている。該鏡筒枠(保護部材)28のフ
ランジ28aには、後記する蛇腹状ゴム29の外径より
も大きく設定された開口部28bが、外周後端部には3
本のカム軸28cが、内周面には2本の直進キー28d
が、それぞれ形成されている。29は伸縮自在な蛇腹状
ゴム(遮光・防塵部材)で、該鏡筒枠28の開口部28
bと前記支持部材19の開口部19aを貫通し、前記レ
ンズ保持枠12に形成されたフランジ部12dと後記す
る押え板30との間に配置され、該レンズ保持枠12の
前後移動に追従して伸縮する。該蛇腹状ゴム29は該鏡
筒枠28と該レンズ保持枠12との隙間を塞ぎ、レンズ
鏡筒内への光線及び砂・ゴミ等の小さな異物の侵入を防
止する構成となっている。
【0014】30は押え板で、前記鏡筒枠28のフラン
ジ部28aの前方に配置され、前記蛇腹状ゴム29を保
持しており、該蛇腹状ゴム29の外径より小さい開口部
30aが形成されている。31はバリア駆動リングで、
該鏡筒枠28のフランジ部28aの前方に配置され、該
鏡筒枠28の内周に撮影光軸を中心にして回転可能に嵌
合支持されており、鏡筒の沈胴動作を後記するバリア装
置33に伝達し、2枚のバリア羽根35の開閉動作を行
っている。32はバリア駆動リングスプリングで、該バ
リア装置33のバリア羽根35を開き方向に付勢してお
り、その一端が該鏡筒枠28のフランジ部28aに形成
された軸28eに、他端が該バリア駆動リング31に形
成されたフック部31aに、それぞれ掛けられている。
33はバリア装置で、該バリア駆動リング31の前方に
配置され、該鏡筒枠28に固定され、バリア地板34と
該バリア地板34に形成された開口部34aを開閉する
少なくとも2枚のバリア羽根35と該バリア羽根35を
開き方向に付勢する不図示のバリアスプリングと該バリ
ア羽根35を該バリア地板34に固定する固定板36と
で構成されている。
【0015】以上の構成の本実施例のフォーカス駆動に
ついて説明する。図3に示す状態から撮影レンズユニッ
ト10を繰り出す場合、モータ17を通電すると、モー
タ17によりピニオンギヤ17aが回転する。このピニ
オンギヤ17aの回転力はフォーカスギヤ7を介して送
りねじ15のギヤ15aに伝達されて送りねじ15が回
転し、撮影レンズユニット10はナット16を介して送
りねじ15の雄ねじ15bのリードに沿ってレンズスプ
リング22と蛇腹状ゴム29をチャージしながら図4に
示すように光軸方向に移動する。
【0016】一方、図4に示す状態から撮影レンズユニ
ット10を繰り込む場合、前記繰り出し動作と逆の駆動
を行うことで、撮影レンズユニット10はナット16を
介して送りねじ15の雄ねじ15bのリードに沿って、
図3に示すように光軸方向に移動する。この時、蛇腹状
ゴム29はチャージされた時の反発力を利用して撮影レ
ンズユニット10に追従して伸びる。
【0017】また、本実施例によれば、鏡筒枠28の開
口部28bを蛇腹状ゴム29の外径より大きく設定し、
蛇腹状ゴム29を鏡筒枠28b内を貫通させることで、
レンズ鏡筒の全長を大型化させることなく、蛇腹状ゴム
29を配置することができ、レンズ保持枠12の繰り出
し量及びレンズ保持枠12の繰り出しにより圧縮される
蛇腹状ゴム29の圧縮長さを確保することができる。
【0018】図5及び図6は前記構成の蛇腹状ゴム29
が組み込まれたズームレンズ鏡筒の一例である。なお、
前述実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。図において、40は固定筒で、ビス47によりカ
メラ本体48に固定され、その内周にはヘリコイドねじ
40aと2本の直進溝40bと光軸方向に延びる穴40
cが形成されている。また、該ヘリコイドねじ40aに
は第1回転筒41の外周後端部に形成されたヘリコイド
ねじ41aが回転可能に噛み合っており、この噛み合い
により該第1回転筒41は該固定筒40に支持されてお
り、該2本の直進溝40bには該第1回転筒41の内周
に支持された第1直進筒42の後端部のフランジ部42
aに形成された2本の凸部42bが摺動可能に嵌合して
おり、該穴40cには後記する駆動部49のギヤ52f
が貫通して該第1回転筒41のへリコイドねじ41a上
に形成されたギヤ部41cと噛み合っている。
【0019】すなわち、該駆動部49のギヤ52fから
回転力が伝達された第1回転筒41は、第1直進筒42
の外周を回動しながら、該第1直進筒42とともにヘリ
コイドねじ40aのリードに沿って光軸方向に前後動す
る。この時、該第1直進筒42は前記固定筒40の直進
溝40bをガイドに光軸方向に直進しながら前後動す
る。
【0020】前記第1回転筒41の内周には、2本の直
進溝41bが形成され、該直進溝41bには前記第1直
進筒42の2本のカム穴42eを貫通し、後記する第2
回転筒43の後方に設けられた2本の伝達軸44が摺動
可能に嵌合している。そして、該伝達軸44により、該
第1回転筒41の回転力が該第2回転筒43に伝達され
るようになっている。また、該第1直進筒42の内周に
は、3本のカム溝42cと2本の直進溝42dと該3本
のカム溝42cと同じリード角を持ち貫通する2本のカ
ム穴42eがそれぞれ形成されている。該3本のカム溝
42cには、該第2回転筒43の後端部に形成された3
本のカム軸43aが摺動可能に嵌合しており、この3本
のカム軸43aの嵌合により該第2回転筒43は該第1
直進筒42に支持されている。さらに、2本の直進溝4
2dには該第2回転筒43の内周に配置して支持される
第2直進筒45の後端部のフランジ部45aに形成され
た2本の凸部45bが摺動可能に嵌合している。
【0021】すなわち、前記第1回転筒41が回転する
ことにより、その回転力は2本の伝達軸44を介して前
記第2回転筒43に伝達される。回転力が伝達された第
2回転筒43は前記第2直進筒45の外周を回動しなが
ら、該第2直進筒45とともに、前記第1直進筒42の
3本のカム溝42cに沿って、光軸方向に前後動する。
この時、該第2直進筒45は第1直進筒42の2本の直
進溝42dをガイドに光軸方向に直進しながら前後動す
る。
【0022】前記第2回転筒43の内周には、各群3本
のカム溝43b,43cが形成され、該カム溝43bに
は前記第2直進筒45の3本の直進穴45cを貫通し、
2群レンズ保持枠46の凸部46aに形成された3本の
カム軸46bが摺動可能に嵌合している。そして、この
3本のカム軸46bの嵌合により、2群レンズ保持枠4
6は該第2回転筒43に支持されている。また、該カム
溝43cには前記鏡筒枠28の後端部に形成された3本
のカム軸28cが摺動可能に嵌合している。この3本の
カム軸28cの嵌合により、該鏡筒枠28は該第2回転
筒43に支持されている。
【0023】また、前記第2直進筒45には、貫通する
3本の直進穴45cと、その外周に2本の直進溝45d
が形成され、該直進穴45cには2群レンズ保持枠46
の凸部46aが摺動可能に嵌合し、該直進溝45dには
該鏡筒枠28の内周に形成された2本の直進キー28d
が摺動可能に嵌合している。すなわち、前記第2回転筒
43が回転することにより、該2群レンズ保持枠46は
該第2回転筒43の3本のカム溝43bに沿って該第2
直進筒45の3本の直進穴45cをガイドに光軸方向に
前後動する。また、該鏡筒枠28は該第2回転筒43の
カム溝43cに沿って該第2直進筒45の2本の直進溝
45dをガイドに光軸方向に前後動する。
【0024】なお、49は駆動部で、ギヤ51aを有す
るモータ51がギヤ地板50に固定され、ギヤ52a〜
52fは該ギヤ地板50に回転可能に嵌合支持され、不
図示の押え板により保持されている。また、該モータ5
1の回転力はギヤ51aを介してギヤ52a〜52fに
伝達され、ギヤ52fに伝達された回転力は前記第1回
転筒41に伝達されるようになっている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示す本
発明は、撮影レンズを保持し光軸方向に前後動可能なレ
ンズ保持枠と、該レンズ保持枠を覆い撮影レンズに対す
る開口部を有する保護部材と、該レンズ保持枠と該保護
部材との隙間を塞ぎ、該レンズ保持枠の前後動に追従し
て伸縮する蛇腹状の遮光・防塵部材を備えたレンズ鏡筒
において、該保護部材の開口部を該遮光・防塵部材の外
径より大きく設定し、該遮光・防塵部材を該保護部材の
開口部内を貫通させたことにより、レンズ鏡筒の全長を
大型化させることなく、遮光・防塵部材を配置すること
が可能となり、レンズ保持枠の繰り出しストローク及び
レンズ保持枠の繰り出しにより圧縮される蛇腹状ゴムの
圧縮長さを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレンズ鏡筒に用いるシャッ
タ・フォーカスユニットの分解斜視図である。
【図2】同じく、蛇腹状ゴムを配置したレンズ鏡筒の分
解斜視図である。
【図3】同じく、蛇腹状ゴムが組み込まれたレンズ鏡筒
の縦断面図である。
【図4】同じく、蛇腹状ゴムがチャージされた状態のレ
ンズ鏡筒の縦断面図である。
【図5】レンズ鏡筒の使用例として蛇腹状ゴムが組み込
まれたズームレンズ鏡筒の縦断面図である。
【図6】図5のズームレンズ鏡筒を組み込まれたカメラ
の要部正面図である。
【符号の説明】
1・・シャッタ・フォーカスユニット、10・・撮影レ
ンズユニット、11・・撮影レンズ、12・・レンズ保
持枠、12d・・フランジ部、17・・モータ、19・
・支持地板、19a・・開口部、28・・鏡筒枠(保護
部材)、28a・・フランジ部、28b・・開口部、2
9・・蛇腹状ゴム(遮光・防塵部材)、30・・押え
板、30a・・開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを保持し光軸方向に前後動可
    能なレンズ保持枠と、該レンズ保持枠を覆い撮影レンズ
    に対する開口部を有する保護部材と、該レンズ保持枠と
    該保護部材との隙間を塞ぎ、該レンズ保持枠の前後動に
    追従して伸縮する蛇腹状の遮光・防塵部材を備えたレン
    ズ鏡筒において、該保護部材の開口部を該遮光・防塵部
    材の外径より大きく設定し、該遮光・防塵部材を該保護
    部材の開口部内を貫通させたことを特徴とするレンズ鏡
    筒。
JP11162355A 1999-06-09 1999-06-09 レンズ鏡筒 Withdrawn JP2000347085A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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