JP2000347048A - レンズ付き光ファイバ - Google Patents

レンズ付き光ファイバ

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JP2000347048A
JP2000347048A JP11285392A JP28539299A JP2000347048A JP 2000347048 A JP2000347048 A JP 2000347048A JP 11285392 A JP11285392 A JP 11285392A JP 28539299 A JP28539299 A JP 28539299A JP 2000347048 A JP2000347048 A JP 2000347048A
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lens
fiber
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Yukio Inoguchi
幸男 井野口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源に対する反射光や戻り光による問題を解
消し、結合ロスを最小限に抑えたレンズ付き光ファイバ
を提供すること。 【解決手段】 端部にレンズが形成された光ファイバで
あって、前記レンズは、光ファイバ先端に向かうに従い
漸次接近する2つの傾斜平面と、これら傾斜平面に交わ
る先端面の3つの面で構成されており、前記先端面は光
ファイバの光軸に直交しないことと、前記先端面が曲面
であるときは該先端面と光ファイバの光軸に直交する平
面との角度が6〜15°であることを特徴とするレンズ
付き光ファイバ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ付き光ファ
イバに関するものであり、詳しくは、端部にレンズが形
成された光ファイバであって、反射光や戻り光の問題が
なく、結合ロスが小さなレンズ付き光ファイバに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】通信用の光ファイバにおいては、主にレ
ーザダイオード(以下、LDと言う。)の光源に対して
低コストで光結合するため、ファイバ端部にレンズ(マ
イクロレンズ)を直接形成する技術が種々提案されてい
る。特に、シングルモード光ファイバにおいては、楕円
状に光を放射するLD光源と円形断面になされたファイ
バのコアとの高い結合効率を実現するため、先端側が凡
そ先鋭に形成されたいわゆる楔形レンズが有効である。
【0003】例えば、特開平8−5865号公報には、
ファイバ端部にダブルウェッジ形のレンズが形成された
光ファイバ・マイクロレンズが開示されている。前記ダ
ブルウェッジ形のレンズは、ファイバ先端に先鋭な稜線
を形成する一対の傾斜面と、これら傾斜面に傾斜方向に
連続し且つ光軸に対して前記の傾斜面よりも緩い角度で
設けられた一対の第2の傾斜面とを備えている。ダブル
ウェッジ形のレンズを形成したファイバでは偏平状に広
がるビームを効率よく結合することを企図している。
【0004】この公報に記載された光ファイバのレンズ
は、確かに、光源とコアの高い結合効率を達成すること
が予測される。しかしながら、ダブルウェッジ形のレン
ズは、ファイバ端部に砥石等を使用して4面の研削加工
を施す必要があるため、加工コストを低減し難いという
難点がある。
【0005】また、このような加工上の問題に加えて、
従来のレンズ付き光ファイバには、反射光や戻り光に伴
う問題もある。例えば特開平10−307230号公報
には、コア軸に対して対称な二つの傾平面とコア軸に対
して垂直な平面から構成される楔形状レンズを先端に有
する光ファイバが開示されているが、このようなレンズ
付き光ファイバを用いると、レーザ光源からの光は、一
部がレンズ付き光ファイバの先端で反射してレーザ光源
に戻ってしまう。このような反射光は、レーザ光源の安
定性を低下させる原因になる。反射光による安定性の低
下を回避するために、レンズ付き光ファイバの先端に無
反射コーティング(ARコート)を施すことが一般に行
われているが、製造工程が増えてコストが高くなること
は避けられなかった。
【0006】また、レンズ付き光ファイバをレーザ光源
に向かって進む光がファイバ先端で反射して、システム
を不安定にするという戻り光の問題も指摘されている。
例えば、ファイバーアンプの励起光源に向かって進む信
号光がファイバ先端で反射してアンプに戻るとノイズの
原因になってしまう。このため、このような反射光や戻
り光に伴う問題を解消することも求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来技術の問題点を解決することを課題とした。すなわち
本発明は、光源に対する反射光や戻り光による問題を解
消した、レンズ付き光ファイバを開発することを解決す
べき課題とした。より具体的には、レーザダイオードな
どから偏平に放射される光を高い効率で結合できるレン
ズ付き光ファイバを提供することを解決すべき課題とし
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの課
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、光ファイバ
先端に向かうに従い漸次接近する2つの傾斜平面に交わ
る先端面を、光ファイバの光軸に直交しないように形成
することによって、所期の効果を示す優れたレンズ付き
光ファイバを提供しうることを見出し、本発明に到達し
た。
【0009】すなわち本発明は、端部にレンズが形成さ
れた光ファイバであって、前記レンズは、光ファイバ先
端に向かうに従い漸次接近する2つの傾斜平面と、これ
ら傾斜平面に交わる先端面の3つの面で構成されてお
り、前記先端面は光ファイバの光軸に直交しないこと
と、前記先端面が曲面であるときは該先端面と光ファイ
バの光軸に直交する平面との角度が6〜15°であるこ
とを特徴とするレンズ付き光ファイバを提供するもので
ある。
【0010】本発明のレンズ付き光ファイバの好ましい
態様として、先端面が平面である態様;先端面が曲面で
ある態様;一方の傾斜平面と光ファイバの光軸との角度
と、他方の傾斜平面と光ファイバの光軸との角度との差
が10°以内である態様;2つの傾斜平面が交わる直線
と光ファイバの光軸との距離が1μm以下である態様;
一方の傾斜平面と先端面との交線と、他方の傾斜平面と
先端面との交線が平行である態様;一方の傾斜平面と先
端面との交線が、他方の傾斜平面と先端面との交線より
も先端方向に位置する態様;2つの傾斜平面で形成され
る稜線が存在する態様;2つの傾斜平面で形成される稜
線が存在しない態様;先端面の幅がファイバのモードフ
ィールド径よりも小さい態様;2つの傾斜平面と先端面
に無反射コーティングを有する態様;シングルモード光
ファイバとしての構成を有する態様を挙げることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下において、本発明のレンズ付
き光ファイバの詳細を図面を参照しながら説明する。図
1は、本発明に係るレンズ付き光ファイバのレンズ部分
における基本的な形状を拡大して示す斜視図であり、図
2は図1のレンズ付き光ファイバをA、BおよびC方向
から見た図である。図1に示すように光ファイバの先端
は、光ファイバ先端に向かうに従い漸次接近する2つの
傾斜平面(2a,2b)と、これら傾斜平面に交わる先
端面(3)の3つの平面で構成されている。傾斜平面
(2a)と光軸(z)との角度は、傾斜平面(2b)と
光軸(z)との角度に等しい。また、2つの傾斜平面
(2a,2b)が交わる仮想交線は光軸(z)と直交す
るように設計されている。先端面(3)と光軸(z)と
直交する仮想平面との角度は15°である。また、先端
面(3)と2つの傾斜平面(2a,2b)の交線は、互
いに平行である。図1の光ファイバは、シングルモード
の光ファイバであり、断面形状が円形のコア(5)およ
びクラッド(6)から構成されている。
【0012】本発明のレンズ付き光ファイバでは、傾斜
平面(2a,2b)と光軸(z)との角度は、10〜8
0°であるのが好ましく、20〜50°であるのがより
好ましく、30〜40°であるのが特に好ましい。ま
た、図1および図2に示す実施態様では、傾斜平面(2
a)と光軸(z)との角度は、傾斜平面(2b)と光軸
(z)との角度に等しいが、これらの角度は等しくなく
てもよい。両者の差は1°以上であってもよいが、10
°以内が好ましく、7°以内であることがより好まし
い。傾斜平面(2a,2b)と光軸(z)との角度は、
結合すべき光源の大きさと先端面(3)の寸法に応じて
適宜設定することが好ましい。また、先端面(3)の傾
きと組み合わせて戻り光による問題が小さくなるように
設定することが望ましい。
【0013】本発明のレンズ付き光ファイバでは、光結
合効率を高くするために、2つの傾斜平面(2a,2
b)が交わる仮想交線と光軸(z)との距離(軸ずれ)
が小さいことが好ましい。仮想交線と光軸(z)との距
離は、1μm以下であるのが好ましく、0.5μm以下
であるのがより好ましく、0.3μm以下であるのがさ
らにより好ましく、仮想交線と光軸(z)とが交差する
ことが最も好ましい。
【0014】本発明のレンズ付き光ファイバの先端面
(3)は、2つの傾斜平面(2a,2b)および光ファ
イバの外周面と交差する平面であり、光軸(z)が平面
内を貫くように形成する。先端面(3)と一方の傾斜平
面(2a)との交線と、先端面(3)と他方の傾斜平面
(2b)との交線は互いに平行であってもよいし、平行
でなくてもよい。また、先端面(3)と光ファイバの外
周面とは図1に示すように2箇所で交差して2本の交線
を形成してもよいし、図3に示すように1箇所でのみ交
差して1本の交線を形成してもよい。本発明のレンズ付
き光ファイバが、シングルモードの光ファイバであると
きは、先端面(3)はコア断面の少なくとも一部を含む
ものでなければならない。
【0015】本発明のレンズ付き光ファイバは、先端面
(3)が光軸(z)に直交しないことを特徴としてい
る。このような構成を採用することによって、レーザ光
源から放射されたレーサ光の一部が先端面で反射して
も、先端面が傾いているために反射光はレーザ光源に直
接戻らなくなる。このため、本発明のレンズ付き光ファ
イバを用いれば、レーザ光源の安定性が保たれる。した
がって、本発明によれば、レーザ光源の安定性を保つた
めに、ファイバ先端に無反射コーティング(ARコー
ト)を施すことは必ずしも必要ではなくなる。このため
製造工程が簡略化され、製造コストも抑えることができ
る。ただし、本発明においても無反射コーティングを施
して、より確実に反射光による問題を解消してもよい。
【0016】また、先端面(3)が光軸(z)に直交し
ない構成を採用することによって、戻り光の問題にも対
応することができる。すなわち、光ファイバ光源に向か
って進む光がファイバ先端で反射しても、先端面が傾い
ているために反射光がそのままファイバ内を戻ることは
ない。このため、例えばファイバーアンプの励起光源に
向かって進む信号光がファイバ先端で反射してアンプに
戻りにくくなる。このため、ノイズの原因を大幅に減ら
し、ファイバーアンプなどのシステムの安定動作を確保
することが可能になる。
【0017】先端面(3)の傾きの大きさと方向は、上
記のレーザ光源から発せられたレーザ光の先端面での反
射の低減や、ファイバ内での戻り光の低減の作用を効果
的に発揮し得る様に設定するのが好ましい。即ち、レー
ザ反射光低減のためには、先端面(3)と光軸(z)に
垂直な仮想平面との角度は4°以上が好ましく、6°以
上がより好ましく、8°以上がさらに好ましい。6°以
上であれば、少なくともファイバ端レーザ出力60mW
程度までは電流−光出力特性の線形性が保たれ、全く問
題なく使用できる。同様に8°以上であれば、ファイバ
端レーザ出力120mW程度まで問題なく使用できる。
【0018】ファイバ内での戻り光低減のためには、先
端面(3)と光軸(z)に垂直な仮想平面との角度が4
°以上なら戻り光反射損失−25dB以下、6°以上な
ら戻り光反射損失−40dB以下、8°以上なら戻り光
損失−50dB以下が実現できるため、好ましい。この
ような関係を考慮して、先端面(3)と光軸(z)に垂
直な仮想平面との角度を適宜調節して、ファイバ内での
戻り光を低減させることが好ましい。一方で、先端面
(3)と光軸(z)に垂直な仮想平面との角度が大きす
ぎると、結合効率が悪化し、光出力が低下することがあ
る。当該角度は15°以下が好ましく、10°以下がよ
り好ましく、6°以下がさらに好ましい。
【0019】光軸(z)に垂直な仮想平面に対して先端
面(3)が傾いている方向は、特に制限されない。先端
面(3)は、光軸(z)に垂直な仮想平面を図1のx軸
を軸として回転させた平面であってもよいし、図1のy
軸を軸として回転させた平面であってもよい。また、x
軸とy軸以外の軸を選択して回転させた平面であっても
よい。図1および図2に示す態様は、仮想平面をx軸を
軸として回転させた平面を先端面としている。このとき
先端面(3)と一方の傾斜平面(2a)との交線より
も、先端面(3)と他方の傾斜平面(2b)との交線が
先端方向に位置しているが、このように2つの交線のい
ずれか一方がより先端方向に位置している態様が好まし
い。
【0020】図3〜5は、仮想平面をy軸を軸として回
転させた平面を先端面とする態様を図示したものであ
る。図3および図4では、2つの傾斜平面(2a,2
b)の交線が稜線としてレンズ付き光ファイバの構造に
現れている。一方、図5では、2つの傾斜平面(2a,
2b)の交線はレンズ付き光ファイバの構造に現れてい
ない。
【0021】図1〜5に示される実施態様は、いずれも
先端面が平面のみから構成されているが、先端面は曲面
であってもよい。ただし、先端面が曲面であるときは該
先端面と光ファイバの光軸に直交する平面との角度は6
〜15°でなければならない。図6は、3〜7μm程度
の曲率半径でR加工された先端面(3)が2つの傾斜平
面(2a、2b)に挟まれている凸型ファイバレンズの
断面図を示すものである。このとき曲面である先端面と
隣り合う傾斜平面との境界は2本とも直線である。この
ような曲面の面方向を論ずるときには、これらの2本の
境界線を含む平面の方向をもって曲面の面方向とする。
【0022】本発明のレンズ付き光ファイバの製造方法
は特に制限されない。いずれの方法により製造されたレ
ンズ付き光ファイバであっても、特許請求の範囲に記載
される条件を満たすものである限り本発明の範囲内に包
含される。本発明のレンズ付き光ファイバの好ましい製
造方法について、以下に説明する。
【0023】まず、光ファイバを劈開して、好ましくは
光軸に対して垂直な平面を形成する。その後、ホルダー
で固定したファイバ端部を砥石(グラインダー)の表面
に当接させて研削することにより、レンズ(1)を作製
する。図1の態様について具体的に説明すると、2つの
傾斜平面(2a,2b)を、砥粒面に対して左右それぞ
れに所定の角度傾斜させて研削することによってまず形
成する。こうして、2つの傾斜平面(2a,2b)の交
線からなる稜線を形成した後、形成した稜線ないし稜線
端部(頂部)を砥粒面に対して特定の角度で押し当てる
ことにより、本発明のレンズ付き光ファイバを作製する
ことができる。このとき、先端面(3)の傾斜度に対す
る許容誤差を比較的大きく設定することができるため、
加工に困難は伴わない。一方、図6のように先端面を曲
面に加工する場合は、光ファイバ端部と砥石等を相対的
に回動させつつ研削するなどの手段を用いることができ
る。なお、傾斜平面(2)や先端面(3)の加工方法と
しては、放電加工などの適宜の方法を採用し得る。
【0024】図1のように先端面が平面であるレンズ
(1)は、最初に基準となる中心線を設定する1回の芯
出し操作と、3つの平面加工のみによって作製できるの
で、低コストで容易に高い加工精度を出すことができ
る。また、上記の製造方法によれば、最初の芯出し加工
によって、傾斜平面(2a,2b)が交わる稜線となる
べき直線を画定することができるため、稜線と光軸
(z)との間の軸ずれを簡単に0.3μm以下にするこ
とができる。このため、高い歩留まりで高結合効率を有
するレンズ付き光ファイバを容易に製造することができ
る。
【0025】
【実施例】以下に具体例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。以下の具体例に示す寸法、角度、加工工程
等は、本発明の趣旨から逸脱しない限り適宜変更するこ
とができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具
体例に制限されるものではない。
【0026】(実施例1)図5に示すレンズ付き光ファ
イバを作製した。光軸(z)と直交する仮想平面からy
軸を軸として8°回転させた平面を先端面(3)とし
た。先端面(3)のファイバ中心における幅は1.5〜
3.5μmとした。傾斜平面(2a,2b)と光軸
(z)との角度は約55゜であり、2つの傾斜平面(2
a,2b)が交わる仮想交線は光軸(z)と直交するよ
うに設計した。また、先端面(3)と2つの傾斜平面
(2a,2b)の交線は、互いに平行とし、モードフィ
ールドパターンは直径約6μmの円形とした。このレン
ズ付き光ファイバと約2μm×5μmの大きさモードフ
ィールドを有するレーザ光源とを直接結合(ダイレクト
カップリング)したところ、80%程度の結合効率を得
た。また、上記レーザ光源と上記ファイバとを適当な倍
率のレンズ系を通して結合させても同様な結果を得た。
【0027】(実施例2)実施例1の先端面に曲率半径
6μmのR加工を施した光ファイバを作製した。実施例
1と同様にして結合効率を測定したところ75%程度で
あった。また、この光ファイバとレーザ光源を適当な倍
率のレンズ系を通して結合させても同様な結果を得た。
【0028】
【発明の効果】本発明のレンズ付き光ファイバは、先端
面が傾斜しているために光源に対する反射光や戻り光に
よる問題を大幅に軽減することができる。また、本発明
のレンズ付き光ファイバは高精度加工することができる
ため、光源の光に対する高い結合効率を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレンズ付き光ファイバの一実施態様
を示す斜視図である。
【図2】 図1のレンズ付き光ファイバをA、Bおよび
C方向から見た図である。
【図3】 本発明のレンズ付き光ファイバの別の実施態
様を示す斜視図である。
【図4】 図3のレンズ付き光ファイバをD、Eおよび
F方向から見た図である。
【図5】 本発明のレンズ付き光ファイバのさらに別の
実施態様を示す斜視図である。
【図6】 本発明のレンズ付き光ファイバのさらに別の
実施態様を示す断面図である。
【符号の説明】
1: レンズ 2a: 傾斜平面 2b: 傾斜平面 3: 先端面 4: 光ファイバ 5: コア 6: クラッド x: x軸 y: y軸 z: 光軸

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にレンズが形成された光ファイバで
    あって、前記レンズは、光ファイバ先端に向かうに従い
    漸次接近する2つの傾斜平面と、これら傾斜平面に交わ
    る先端面の3つの面で構成されており、前記先端面は光
    ファイバの光軸に直交しないことと、前記先端面が曲面
    であるときは該先端面と光ファイバの光軸に直交する平
    面との角度が6〜15°であることを特徴とするレンズ
    付き光ファイバ。
  2. 【請求項2】 前記先端面が平面であることを特徴とす
    る請求項1に記載のレンズ付き光ファイバ。
  3. 【請求項3】 前記先端面が曲面であることを特徴とす
    る請求項1に記載のレンズ付き光ファイバ。
  4. 【請求項4】 一方の傾斜平面と光ファイバの光軸との
    角度と、他方の傾斜平面と光ファイバの光軸との角度と
    の差が10°以内であることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載のレンズ付き光ファイバ。
  5. 【請求項5】 2つの傾斜平面が交わる直線と光ファイ
    バの光軸との距離が1μm以下であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載のレンズ付き光ファイ
    バ。
  6. 【請求項6】 一方の傾斜平面と先端面との交線と、他
    方の傾斜平面と先端面との交線が平行であることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載のレンズ付き光フ
    ァイバ。
  7. 【請求項7】 一方の傾斜平面と先端面との交線が、他
    方の傾斜平面と先端面との交線よりも先端方向に位置す
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のレ
    ンズ付き光ファイバ。
  8. 【請求項8】 2つの傾斜平面で形成される稜線が存在
    することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    レンズ付き光ファイバ。
  9. 【請求項9】 2つの傾斜平面で形成される稜線が存在
    しないことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    のレンズ付き光ファイバ。
  10. 【請求項10】 先端面の幅がファイバのモードフィー
    ルド径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜9のい
    ずれかに記載のレンズ付き光ファイバ。
  11. 【請求項11】 2つの傾斜平面と先端面に無反射コー
    ティングを有することを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれかに記載のレンズ付き光ファイバ。
  12. 【請求項12】 シングルモード光ファイバであること
    を特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のレンズ
    付き光ファイバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030086153A (ko) * 2002-05-03 2003-11-07 (주) 포코 광섬유 결합부 가공방법 및 상기 방법으로 제조되는 광섬유
JP2009061525A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Jtekt Corp 硬脆材料の研削方法、光ファイバアレイの製造方法、及び硬脆材料の加工装置

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