JP2000346306A - 蒸気発生器の給水入口部 - Google Patents

蒸気発生器の給水入口部

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JP2000346306A
JP2000346306A JP11156526A JP15652699A JP2000346306A JP 2000346306 A JP2000346306 A JP 2000346306A JP 11156526 A JP11156526 A JP 11156526A JP 15652699 A JP15652699 A JP 15652699A JP 2000346306 A JP2000346306 A JP 2000346306A
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JP
Japan
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orifice
plate
tube
heat transfer
steam generator
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JP11156526A
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English (en)
Inventor
Takushi Teraoku
拓史 寺奥
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オリフィス部を容易且つ短時間で交換する。 【解決手段】 伝熱管37の入口を固定する孔35を備
えた管板34に、締結部41を介してオリフィス板38
を着脱可能に備える蒸気発生器の給水入口部33であっ
て、オリフィス板38に、管板34の孔35に挿入可能
な複数の凸部40と、管板34との接合部の漏れを防ぐ
シール部43とを備え、凸部40にオリフィス板38の
表面から凸部40の先端に貫通するオリフィス孔44を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気発生器におけ
る伝熱管内の流動を安定化させる蒸気発生器の給水入口
部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に原子力船等の炉心近傍には蒸気発
生器を備えており、蒸気発生器は、図4に示すごとく、
外筒1の内部に、上方から下方近傍まで延びる内筒2
と、伝熱管支持梁3を介して内筒2を取り巻くよう設け
られる伝熱管のヘリカルコイル4とを備えており、ヘリ
カルコイル4の一端は、伝熱管の連絡管5を介して外筒
1の他端側に設けられた給水入口部6の管板7に接続さ
れており、ヘリカルコイル4の他端は、伝熱管の連絡管
8を介して外筒1の側部に設けられた蒸気出口部9の管
板10に接続されている。
【0003】又、内筒2の内部には、高温水導入管(図
示せず)及び高温水導出管(図示せず)を備えており、
高温水導入管から導入された高温水が、外筒1と内筒2
との間に供給されて下方に流動した後、内筒2の下端か
ら内筒2内部に入り、高温水導出管から導出されるよう
になっている。
【0004】一方、給水入口部6から導入された給水
は、連絡管5を介してヘリカルコイル4に導かれること
により、高温水との熱交換によって蒸気となり、蒸気は
連絡管8を介して蒸気出口部9から導出される。
【0005】ここで、ヘリカルコイル4の伝熱管内の流
動は一般的に蒸気と水の混在状態で不安定であるため、
伝熱管の入口である給水入口部6の管板7には、伝熱管
の径より小径のオリフィス孔を有するオリフィス部を備
えている。
【0006】オリフィス部には種々のものがあり、第一
の例のオリフィス部を図5により説明すると、オリフィ
ス部11は米国のフェルミ炉の蒸気発生器に用いられる
ものであって、球状のステンレスボール12と、ステン
レスボール12を貫通して延在して内部をオリフィス孔
13とするステンレス管14とからなるものである。
【0007】オリフィス部11を使用する際には、管板
15及び伝熱管16より突出するインサートスリーブ1
7に、ステンレス管14をステンレスボール12まで挿
入し、ステンレスボール12側の高圧及び重力によりス
テンレスボール12をインサートスリーブ17に押圧し
てステンレスボール12とインサートスリーブ17の接
合部から漏れが生じないようにしている。
【0008】又、第二の例のオリフィス部を図6により
説明すると、オリフィス部18は米国のCRBRPの蒸
気発生器に用いられるのものであって、小径のオリフィ
ス孔19を同芯上に備えると共にボルト溝20を備えた
ボルト状のものであり、伝熱管の入口に位置する管板2
1の孔22には、オリフィス部18のボルト溝20に対
応するネジ溝23を形成している。
【0009】オリフィス部18を使用する際には、管板
21のネジ溝23にオリフィス部18をOリング24を
介して締結し、オリフィス部18と管板21の接合部か
ら漏れが生じないようにしている。
【0010】更に、第三の例のオリフィス部を図7、8
により説明すると、オリフィス部25は米国の二重管蒸
気発生器に用いられるものであって、端部に小径の孔で
あるオリフィス孔26を備えると共に外部に掛止部27
を備えた筒状のスリーブ28と、環状のスナップリング
29とから構成されている。
【0011】オリフィス部25を使用する際には、管板
30の孔31の周囲面に設けられた掛止部32にスリー
ブ28の掛止部27が合致するまでスリーブ28を挿入
した後、管板30の口部にスナップリング29を嵌め込
んで固定し、管板30の孔31とスリーブ28の接合部
から漏れが生じないようにしている。
【0012】このため、上記3つのオリフィス部11,
18,25は、オリフィス孔13,19,26により伝
熱管の入口の径を絞って圧力を一定にし、伝熱管内の流
動を安定にすることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
三つのオリフィス部11,18,25は管板15,2
1,30に一個ずつ着脱するため交換等の際に時間がか
かるという問題があり、又、スナップリング29を用い
たオリフィス部25はロボットアーム等の遠隔操作によ
って着脱が困難であるという問題があった。
【0014】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、オリフィス部を容易且つ短時間で交換し得る蒸気発
生器の給水入口部を提供することを目的としたものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、伝熱管の入口
を固定する孔を備えた管板に、締結部を介してオリフィ
ス板を着脱可能に備える蒸気発生器の給水入口部であっ
て、前記オリフィス板に、管板の孔に挿入可能な複数の
凸部と、管板との接合部の漏れを防ぐシール部とを備
え、前記凸部にオリフィス板の表面から凸部の先端に貫
通するオリフィス孔を設けたことを特徴とする蒸気発生
器の給水入口部、に係るものである。
【0016】伝熱管の複数の入口を備えた管板にオリフ
ィス部を取り付ける際には、管板の複数の孔に凸部を挿
入して、シール部を管板とにより挟み込むようオリフィ
ス板を配置し、締結部により管板とオリフィス板を固定
する。
【0017】伝熱管の複数の入口を備えた管板からオリ
フィス部を取り外す際には、締結部を取り外して管板の
複数の孔から凸部を引き抜くようオリフィス板を移動
し、管板からオリフィス板を取り外す。
【0018】このように、一枚のオリフィス板を用いる
ことによって複数の伝熱管の入口に対してオリフィス孔
を備えた凸部を一度に取り付けるので、伝熱管に、小径
のオリフィス孔を備えた凸部、すなわちオリフィス部の
着脱作業が容易になり、しかも、短時間で凸部を交換す
ることができる。又、シール部によりオリフィス板と管
板の接合部の漏れを防止できる。更に、締結部を外すこ
とによって管板よりオリフィス板を取り外し得るのでオ
リフィス孔を備えた凸部を一度に外し、結果として遠隔
操作による作業も容易になる。
【0019】凸部の形状を、先端方向に向かって狭くな
るようテーパに形成すると、伝熱管の入口である管板の
孔に対して凸部を挿入しやすくなるので一層容易且つ短
時間でオリフィス部を交換することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0021】図1〜図3は本発明を実施する形態の一例
である。
【0022】給水入口部33は、水が流れこむ水室の側
面である管板34に、複数の孔35とボルト溝36を夫
々軸心対称に備えており、複数の孔35には複数の伝熱
管37の入口の全てを夫々挿入して固定している。
【0023】一方、オリフィス板38は、円盤状の板部
39に、複数の凸部40と締結部41のボルトを挿通す
るボルト孔42とを備えており、凸部40を備えた板部
39の周縁部には、全ての凸部40を囲うよう環状のシ
ール部43である中空メタルのOリングを備えている。
【0024】ここで、凸部40は先端方向に向かって狭
くなるようテーパに形成されており、板部39の表面か
ら凸部40の先端にかけては、伝熱管37の径より小径
のオリフィス孔44を貫通している。
【0025】以下、本発明の実施の形態例の作用を説明
する。
【0026】伝熱管37の複数の入口を備えた管板34
にオリフィス板38を取り付ける際には、管板34の全
ての孔35に凸部40を挿入して、Oリングのシール部
43を管板34とオリフィス板38の周縁部により挟み
込むようオリフィス板38を配置し、締結部41のボル
トにより管板34とオリフィス板38を固定する。
【0027】又、伝熱管37の複数の入口を備えた管板
34からオリフィス板38を取り外す際には、締結部4
1のボルトを取り外して管板34の全ての孔35から凸
部40を引き抜くようオリフィス板38を移動し、管板
34からオリフィス板38を取り外す。
【0028】このように、一枚のオリフィス板38を用
いることによって全ての伝熱管37の入口に対して凸部
40を一度に取り付けるので、伝熱管37に、小径のオ
リフィス孔44を備えた凸部40、すなわちオリフィス
部の着脱作業が容易になり、しかも、短時間でオリフィ
ス孔44を備えた凸部40を交換することができる。
又、シール部43によりオリフィス板38と管板34の
接合部の漏れを防止できる。更に、締結部41のボルト
を外すことによって管板34よりオリフィス板38を取
り外し得るのでオリフィス孔44を備えた凸部40を一
度に外し、結果としてロボットアーム等の遠隔操作によ
る作業も容易になる。
【0029】凸部40の形状を、先端方向に向かって狭
くなるようテーパに形成すると、伝熱管37の入口であ
る管板34の孔35に対して凸部40を挿入しやすくな
るので一層容易且つ短時間でオリフィス板38を交換す
ることができる。
【0030】なお、本発明の蒸気発生器の給水入口部は
上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、締
結部の構成、配置は、オリフィス板を管板に固定するな
らばどのようなものでもよいこと、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明の蒸気発生器の給水入口部によれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0032】I)一枚のオリフィス板を用いることによ
って複数の伝熱管の入口に対してオリフィス孔を備えた
凸部を一度に取り付けるので、伝熱管に、小径のオリフ
ィス孔を備えた凸部、すなわちオリフィス部の着脱作業
が容易になり、しかも、短時間で凸部を交換することが
できる。又、シール部によりオリフィス板と管板の接合
部の漏れを防止できる。更に、締結部を外すことによっ
て管板よりオリフィス板を取り外し得るのでオリフィス
孔を備えた凸部を一度に外し、結果として遠隔操作によ
る作業も容易になる。
【0033】II)凸部の形状を、先端方向に向かって
狭くなるようテーパに形成すると、伝熱管の入口である
管板の孔に対して凸部を挿入しやすくなるので一層容易
且つ短時間でオリフィス部を交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す蒸気発生器
の給水入口部の断面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】図1のIII部分の拡大図である。
【図4】蒸気発生器の一例の一部を示す縦断面図であ
る。
【図5】従来のオリフィス部の第一の例を示す断面図で
ある。
【図6】従来のオリフィス部の第二の例を示す断面図で
ある。
【図7】従来のオリフィス部の第三の例を示す断面図で
ある。
【図8】第三の例のオリフィス部に用いられるスナップ
リングの平面図である。
【符号の説明】
33 給水入口部 34 管板 35 孔 37 伝熱管 38 オリフィス板 40 凸部 41 締結部 43 シール部 44 オリフィス孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱管の入口を固定する孔を備えた管板
    に、締結部を介してオリフィス板を着脱可能に備える蒸
    気発生器の給水入口部であって、 前記オリフィス板に、管板の孔に挿入可能な複数の凸部
    と、管板との接合部の漏れを防ぐシール部とを備え、前
    記凸部にオリフィス板の表面から凸部の先端に貫通する
    オリフィス孔を設けたことを特徴とする蒸気発生器の給
    水入口部。
  2. 【請求項2】 凸部の形状を、先端方向に向かって狭く
    なるようテーパに形成した請求項1に記載の蒸気発生器
    の給水入口部。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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