JP2000344315A - モジュール装置 - Google Patents

モジュール装置

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JP2000344315A
JP2000344315A JP11156960A JP15696099A JP2000344315A JP 2000344315 A JP2000344315 A JP 2000344315A JP 11156960 A JP11156960 A JP 11156960A JP 15696099 A JP15696099 A JP 15696099A JP 2000344315 A JP2000344315 A JP 2000344315A
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JP
Japan
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roller
module
motor
conveyor
rollers
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JP11156960A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Onoyama
達夫 小野山
Ikuo Moro
郁男 茂呂
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Okura Yusoki KK
Original Assignee
Okura Yusoki KK
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Publication date
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動体の作動によって搬送物の搬送を処理す
るモジュール2において、動力伝達手段や検知機器の削
減を可能とし、組立やメンテナンスを容易にする。 【解決手段】 作動体の作動によって搬送物の搬送を処
理するモジュール2の駆動源として、モータローラ4を
使用する。モータローラ4では、チェーンやベルトなど
の動力伝達手段を介在させなくても、モータローラ4の
ローラ部の回転で作動体を直接的に作動可能とする。モ
ータローラ4が速度制御用として有する回転検知部16を
利用し、その回転検知部16の検知出力によって作動体の
作動状態を検知する。モータローラ4を駆動源として使
用することにより、動力伝達手段や検知機器の削減を可
能とし、組立やメンテナンスを容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータローラを駆
動源とするモジュール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ローラを使用するローラコンベヤ
では、ローラを回転させる駆動源として汎用モータが一
般的に多く使用されているが、ローラの内部にモータを
内蔵したモータローラを使用し、モータローラ自体の駆
動で回転するものもある。
【0003】また、ローラを使用しないローラコンベヤ
以外の各種の搬送処理機構(モジュール)、例えば、搬
送物の搬送方向を直交方向に転換する転換機、搬送ライ
ンに対して搬送物を分岐させるダイバータ装置などで
は、駆動源として汎用モータを使用し、この汎用モータ
の駆動力をチェーンやベルトなどの動力伝達手段を介し
てダイバータなどの作動体を作動させるようにしてい
る。
【0004】また、ローラを使用するローラコンベヤで
も、搬送物を搬送する搬送ラインに搬送物を合流させた
り搬送ラインから分岐される搬送物を搬送する袖コンベ
ヤでは、搬送ラインに対して斜めに接続される関係か
ら、袖コンベヤの搬送ラインに接続される接続縁が斜め
に形成され、この斜めの接続縁に沿ってローラの長さが
短くなる箇所ができるので、モータを内蔵するモータロ
ーラの長さを短くするのには限度があることから、モー
タローラを使用できず、汎用モータを使用し、この汎用
モータの駆動力をチェーンやベルトなどの動力伝達手段
を介してローラに伝達して回転させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、ローラを使用するローラコンベヤの場合には、ロー
ラに代えてモータローラが用いられることがあるが、ロ
ーラを使用しないかローラを使用する場合でもローラに
代えてモータローラを配置できない各種の周辺機器(モ
ジュール)の場合には、汎用モータを使用しているの
で、その汎用モータの駆動力を伝達するためにチェーン
やベルトなどの動力伝達手段が必要で、部品点数が多
く、組立やメンテナンスが煩雑となり、さらに、汎用モ
ータの設置に大きなスペースを必要とする問題を有して
いる。
【0006】しかも、各種の周辺機器(モジュール)の
場合には、待機位置や作動位置を検知して汎用モータを
制御する場合もあり、これらの検知のためにセンサやス
イッチなどの検知機器が必要で、部品点数が多く、組立
やメンテナンスが煩雑となる問題を有している。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、例えばローラを使用しないかローラを使用する場
合でもローラに代えてモータローラを配置できないモジ
ュールの駆動源として、すなわち作動体の作動によって
搬送物の搬送を処理するモジュールの駆動源として、モ
ータローラを使用することにより、動力伝達手段や検知
機器の削減を可能とし、組立やメンテナンスを容易にで
きるモジュール装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモジュー
ル装置は、ローラ部、このローラ部に内蔵されてローラ
部を回転させるモータ部、およびローラ部の回転を検知
する回転検知部を有するモータローラと、このモータロ
ーラの駆動により作動される作動体を有し、この作動体
の作動によって搬送物の搬送を処理するモジュールと、
前記モータローラの回転検知部の検知出力に基づいて前
記作動体の作動状態を検知する検知手段と、この検知手
段による検知に基づいてモータローラを制御する制御手
段とを具備しているものである。
【0009】そして、作動体の作動によって搬送物の搬
送を処理するモジュールの駆動源としてモータローラを
使用することにより、チェーンやベルトなどの動力伝達
手段を介在させなくても、モータローラのローラ部の回
転で作動体を直接的に作動させることを可能とし、さら
に、モータローラが速度制御用として有する回転検知部
を利用し、その回転検知部の検知出力によって作動体の
作動状態を検知する。
【0010】請求項2記載のモジュール装置は、請求項
1記載のモジュール装置において、モジュールは、作動
体として、搬送物の搬送方向に対して直交する方向に搬
送する転換コンベヤ、およびこの転換コンベヤを搬送物
の搬送域に対して昇降させる昇降体を有し、この転換コ
ンベヤをモータローラの駆動によって回転させるととも
に、昇降体をモータローラの駆動によって昇降させるも
のである。
【0011】そして、搬送物の搬送方向に対して直交す
る方向に搬送する転換コンベヤ、およびこの転換コンベ
ヤを搬送物の搬送域に対して昇降させる昇降体を有する
モジュールでは、この転換コンベヤをモータローラの駆
動によって回転させるとともに、昇降体をモータローラ
の駆動によって昇降させる。
【0012】請求項3記載のモジュール装置は、請求項
1記載のモジュール装置において、モジュールは、作動
体として、搬送物の搬送域に進退可能で進出時に搬送物
を停止させるストッパを有し、このストッパをモータロ
ーラの駆動によって進退させるものである。
【0013】そして、搬送物の搬送域に進退可能で進出
時に搬送物を停止させるストッパを有するモジュールで
は、スットパをモータローラの駆動によって進退させ
る。
【0014】請求項4記載のモジュール装置は、請求項
1記載のモジュール装置において、モジュールは、作動
体として、搬送物の搬送方向に沿って並列に配列される
複数のローラを有し、これらローラをローラと交差する
方向に沿って配設されるモータローラの駆動によって回
転させるものである。
【0015】そして、搬送物の搬送方向に沿って並列に
配列される複数のローラを有するモジュールでは、これ
らローラをローラと交差する方向に沿って配設されるモ
ータローラの駆動によって回転させる。
【0016】請求項5記載のモジュール装置は、請求項
1記載のモジュール装置において、モジュールは、作動
体として、搬送物の搬送域で旋回可能として搬送物の搬
送方向を変換するダイバータを有し、このダイバータを
モータローラの駆動によって旋回させるものである。
【0017】そして、搬送物の搬送域で旋回可能として
搬送物の搬送方向を変換するダイバータを有するモジュ
ールでは、ダイバータをモータローラの駆動によって旋
回させる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0019】図1にモジュール装置の構成図を示し、こ
のモジュール装置1は、搬送物の搬送を処理するモジュ
ール(搬送処理機構)2と、このモジュール2を制御す
るモジュール制御部3とを有している。
【0020】そして、モジュール2は、搬送物の搬送を
処理するもので、例えば、搬送物の搬送方向を転換する
転換機モジュール、搬送物の搬送を一時停止させるスト
ッパモジュール、別の搬送ラインに対して搬送物を合流
させたり別の搬送ラインから分岐される搬送物を搬送す
る袖コンベヤモジュール、搬送ラインから別の搬送ライ
ンなどに搬送物を分岐させるダイバータモジュールな
ど、搬送物を取り扱う各種の搬送処理機構で構成され、
搬送物の搬送を処理するための各種の作動体を有してい
る。なお、モジュール2や作動体の具体例および構造に
ついては後述する。
【0021】モジュール2は、駆動源としてモータロー
ラ4を少なくとも1つ(1つまたは複数)備え、このモ
ータローラ4は後述するモータ部14および回転検知部16
を有している。なお、モータローラ4の構造については
後述する。
【0022】また、モジュール制御部3は、検知手段お
よび制御手段の機能を有するCPU(中央処理装置)
5、モジュール2を制御するプログラムが記憶される記
憶手段としてのメモリ6、および他のモジュール装置1
と通信する通信手段7を有している。
【0023】CPU5は、メモリ6に記憶されたプラグ
ラムに基づいてモジュール2の自律制御を実行するもの
で、通信手段7によって他のモジュール装置1と通信す
る通信機能、モータローラ4の回転検知部16の検知出力
に基づいて搬送物の処理状態を検知する検知手段の機
能、これらプログラム、通信および検知に応じてモジュ
ール2のモータローラ4を制御する制御手段の機能を有
している。通信機能では、メモリ6に記憶される通信プ
ロトコルに基づいて、別のモジュール装置1と後述する
システムを組んだ際に、搬送物の搬送を一連に制御でき
るように互いに通信するように構成されている。検知手
段の機能では、モータローラ4の回転検知部16の検知出
力からモータローラ4の回転量を監視することで、モー
タローラ4の回転量に応じた搬送物の移動量や、モータ
ローラ4の駆動によって作動される作動部分の作動状態
などが確認される。
【0024】次に、図2にモータローラ4の断面図を示
し、モータローラ4は、円筒状のローラ部11、このロー
ラ部11の両端から突出してローラ部11を回転自在に支持
する軸体12,13、ローラ部11内で一端の軸体12に取り付
けられたモータ部14、モータ部14の回転駆動力をローラ
部11に伝達する減速ギヤ部15、およびローラ部11(モー
タ部14)の回転を検知する回転検知部16を有している。
【0025】ローラ部11は、一端と他端近傍の2箇所が
ベアリング17,18を介して一端の軸体12に回転自在に支
持されているとともに、他端がベアリング19を介して他
端の軸体13に回転自在に支持されている。
【0026】軸体12,13は、軸方向に分割され、ローラ
部11を介して互いに同軸に配設されている。一端の軸体
12は、中空状で、内部に配線が通る図示しない配線空間
が形成されている。他端の軸体13は、ベアリング19に対
して、ローラ部11の端部から突出する位置とローラ部11
内に進入する位置との間で軸方向に沿って移動可能とさ
れ、ローラ部11側のスプリング受体20との間に配設され
るスプリング21によって突出位置に付勢されている。
【0027】モータ部14は、例えばDC24Vを電源と
する直流電動機であり、ローラ部11の略中央で、軸体12
に、固定子22が固定されているとともに、この固定子22
の外周に対向して配置される円筒状のロータ23の両端が
ベアリング24を介して回転自在に支持されている。固定
子22は、固定子鉄心および固定子巻線を有し、固定子巻
線に接続されたリード線が軸体12内を通じて外部に引き
出されている。
【0028】減速ギヤ部15は、ロータ23の回転力を減速
してローラ部11に伝達するもので、ローラ部11の内周に
取り付けられた内歯ギヤ25に対して、遊星ギヤ機構26を
介してロータ23の回転力が減速伝達されるように構成さ
れている。
【0029】回転検知部16には、ホールセンサが用いら
れ、このホールセンサは、ロータ23に同心軸上に取り付
けられる環状のマグネット27、このマグネット27に近接
対向して軸体12側に取り付けられるホール素子28を有し
ている。ホール素子28に接続されたリード線は軸体12内
を通じて外部に引き出されている。マグネット27は、円
周方向に沿ってS極とN極とが90度毎に交互に着磁さ
れている。そして、ロータ23の1回転でホール素子28か
らは2パルスが出力され、例えば、減速ギヤ部15の減速
比が1/43の場合には、ローラ部11の1回転でホール
素子28からは86パルスが出力される。
【0030】そして、モジュール2の駆動源として用い
られるモータローラ4の回転検知部16の検知出力に基づ
いて、例えばローラ部11の回転量に応じた搬送物の搬送
位置を検知したり、モータローラ4の駆動で移動される
作動体の作動起点位置や作動位置を検知できる。
【0031】次に、各種のモジュール2の構造について
説明する。
【0032】次に、図3ないし図5において転換機モジ
ュール41について説明する。
【0033】転換機モジュール41は、搬送物を搬送する
第1のローラコンベヤ42とこの第1のローラコンベヤ42
に対して直交方向に搬送物を搬送する第2のローラコン
ベヤ43との交点位置に配設され、第1のローラコンベヤ
42から第2のローラコンベヤ43に、または第2のローラ
コンベヤ43から第1のローラコンベヤ42に搬送物を移し
換えて搬送方向を略直角に転換させる。
【0034】各コンベヤ42,43は、コンベヤフレーム4
4,45を有し、このコンベヤフレーム44,45の両側の側
部フレーム44a ,45a 間に複数のローラ46,47が搬送方
向(矢印方向)に沿って並列に配設され、これらローラ
46,47で搬送物を搬送する搬送面が構成されている。な
お、複数のローラ46,47には、上述したモータローラ4
を用いてもよい。また、図3では、第1のローラコンベ
ヤ42のローラ46の一部を省略している。
【0035】また、転換機モジュール41は、作動体とし
ての転換コンベヤ51、この転換コンベヤ51を昇降させる
作動体としての昇降体52、およびこの昇降体52を昇降駆
動する昇降機構53を有している。
【0036】転換コンベヤ51は、第1のローラコンベヤ
42の搬送方向に離間した位置で隣接するローラ46間に昇
降自在に配置される一対のガイドレール54を有し、これ
らガイドレール54が支持部材55によって一体的に連結さ
れるとともに昇降体52上に取り付けられている。各ガイ
ドレール54の一端(第2のローラコンベヤ43側)には、
支持片56が取り付けられ、これら支持片56間にモータロ
ーラ57(モータローラ4と同様構造であり、この転換機
モジュール41では符号57で示す)が両端の軸体12,13を
介して取り付けられ、このモータローラ57の両端にロー
ラ部11と一体に回転するスプロケット58がねじ止め固定
されている。ガイドレール54の他端(第2のローラコン
ベヤ43と反対側)には支持片59を介してスプロケット60
が回転自在に軸支され、ガイドレール54の下部には支持
板61を介してスプロケット62が回転自在に軸支されてい
る。これらスプロケット58,60,62とガイドレール54の
上縁にわたってチェーン63が張設されている。
【0037】昇降体52は、略四角形状に形成されてお
り、第1のローラコンベヤ42のローラ46の下方に配設さ
れ、コンベヤフレーム44の両側の側部フレーム44a の内
側に設けられたガイド部64に上下動可能に係合するガイ
ド溝65が形成され、コンベヤフレーム44に対して昇降可
能に配設されている。
【0038】昇降機構53は、コンベヤフレーム44の両側
の側部フレーム44a の内側に沿って配置されるモータロ
ーラ66(モータローラ4と同様構造であり、この転換機
モジュール41では符号66で示す)を有し、これらモータ
ローラ66が両端の軸体12,13を介して昇降体52の四隅周
縁より外側でコンベヤフレーム44の両側の側部フレーム
44a の内側にそれぞれ設けられた取付片67に取り付けら
れている。モータローラ66のローラ部11の両端にはレバ
ー68が固定され、このレバー68に昇降体52の下面に当接
して支持する支持ローラ69が回転自在に取り付けられて
いる。各モータローラ66の両端のレバー68のうち一方の
レバー68同士がロッド70で一体的に連動回動するように
連結されている。
【0039】そして、第1のローラコンベヤ42の上流側
から搬送されてくる搬送物を、第2のローラコンベヤ43
に転換せず、第1のローラコンベヤ42の下流側に搬送す
る場合には、図4および図5に示すように、昇降機構53
により昇降体52が下降され、転換コンベヤ51が第1のロ
ーラコンベヤ42の搬送面より下方に位置される。昇降機
構53では、図5に示すように、各ローラモータ66が時計
回り方向に回動されることにより、各支持ローラ69が下
降され、昇降体52が下降される。昇降体52が所定の下降
位置まで下降されたかどうかは、モータローラ66の回転
検知部16の検知出力に基づいて検知される。
【0040】これにより、第1のローラコンベヤ42の上
流側から搬送されてくる搬送物は、転換コンベヤ51の上
方を通過して、第1のローラコンベヤ42の下流側に搬送
される。
【0041】また、第1のローラコンベヤ42の上流側か
ら搬送されてくる搬送物を、第2のローラコンベヤ43に
転換する場合には、上述のように、昇降機構53により昇
降体52が下降され、転換コンベヤ51が第1のローラコン
ベヤ42の搬送面より下方に位置される。搬送物が転換コ
ンベヤ51の上方に到達して図示しないストッパで停止さ
れた後、昇降機構53により昇降体52が上昇され、転換コ
ンベヤ51が第1のローラコンベヤ42の搬送面より上昇
し、搬送物が転換コンベヤ51のチェーン63上に載って上
昇される。昇降機構53では、図5において、各ローラモ
ータ66が反時計回り方向に回動されることにより、各支
持ローラ69が上昇され、昇降体52が上昇される。昇降体
52が所定の上昇位置まで上昇されたかどうかは、モータ
ローラ66の回転検知部16の検知出力に基づいて検知され
る。
【0042】搬送物が第1のローラコンベヤ42の搬送面
より上昇された後、図5において、モータローラ57が時
計回り方向に回動されてチェーン63が同方向に回動さ
れ、チェーン63とともに搬送物が移動して第2のローラ
コンベヤ43に払い出される。そして、搬送物が第2のロ
ーラコンベヤ43に払い出されたかどうかは、モータロー
ラ57の回転検知部16の検知出力に基づいて検知される。
【0043】したがって、第1のローラコンベヤ42から
第2のローラコンベヤ43に搬送物が移し換えられて、搬
送物の搬送方向が略直角に転換される。
【0044】なお、逆の動作によって、第2のローラコ
ンベヤ43から第1のローラコンベヤ42に搬送物が移し換
えられて、搬送物の搬送方向を略直角に転換される。
【0045】このように、搬送物の搬送方向に対して直
交する方向に搬送する転換コンベヤ51、およびこの転換
コンベヤ51を搬送物の搬送域に対して昇降させる昇降体
52を有する転換機モジュール41において、この転換コン
ベヤ51をモータローラ57の駆動によって回転させるとと
もに、昇降体52をモータローラ66の駆動によって昇降さ
せることができる。
【0046】次に、図6ないし図8おいてストッパモジ
ュール71について説明する。
【0047】ストッパモジュール71は、ローラコンベヤ
72の下部に配設され、ローラコンベヤ72で搬送されてく
る搬送物を停止させる。
【0048】ローラコンベヤ72は、コンベヤフレーム73
を有し、このコンベヤフレーム73の両側の側部フレーム
74間に複数のローラ75が搬送方向(矢印方向)に沿って
並列に配設され、これらローラ75で搬送物を搬送する搬
送面が構成されている。なお、複数のローラ75には、上
述したモータローラ4を用いてもよい。
【0049】また、ストッパモジュール71は、ローラコ
ンベヤ72の隣接するローラ75間で上下動可能に配置され
る作動体としてのストッパ76を有し、このストッパ76の
両端がコンベヤフレーム73の両側の側部フレーム74に配
設されるガイド機構77を介して上下動可能に支持されて
いる。各ガイド機構77は、ストッパ76の端面位置を規制
するガイド部78、ストッパ76の両側面位置を規制する回
転自在の複数のガイドローラ79を有している。
【0050】ストッパ76の側面に、ローラ75と直交し
て、モータローラ80(モータローラ4と同様構造であ
り、このストッパモジュール71では符号80で示す)が配
設されている。このモータローラ80は、両端の軸体12,
13を介して、コンベヤフレーム73の両側の側部フレーム
74間に架設された支持板81に取り付けられている。モー
タローラ80のローラ部11には、クランク状のレバー82が
取り付けられ、このレバー82の先端にコロ83が回転自在
に軸支されている。コロ83はストッパ76の側面に上下平
行に取り付けられたガイド板84の間に転動可能に係合さ
れている。
【0051】そして、ローラコンベヤ72の上流側から搬
送されてくる搬送物を、ストッパ76で停止させず、下流
側に搬送させる場合には、図7および図8の実線位置に
示すように、モータローラ80の図8反時計回り方向への
回動によりレバー82を介してコロ83が下降され、コロ83
と係合するガイド板84を介してストッパ76が下降され、
ストッパ76の上縁がローラコンベヤ72の搬送面より下降
されている。これにより、ローラコンベヤ72の上流側か
ら搬送されてくる搬送物は、ストッパ76で停止されず、
下流側に搬送される。
【0052】また、ローラコンベヤ72の上流側から搬送
されてくる搬送物を、ストッパ76で停止させる場合に
は、図7および図8の2点鎖線位置に示すように、モー
タローラ80が図8時計回り方向に回動され、レバー82を
介してコロ83が上昇され、コロ83と係合するガイド板84
を介してストッパ76が上昇され、ストッパ76の上縁がロ
ーラコンベヤ72の搬送面より上方へ突出される。これに
より、ローラコンベヤ72の上流側から搬送されてくる搬
送物は、ストッパ76に当接して停止される。
【0053】また、ストッパ76の下降によって搬送物の
搬送が再開される。
【0054】このように、搬送物の搬送域に進退可能で
進出時に搬送物を停止させるストッパ76を有するストッ
パモジュール71において、スットパ76をモータローラ80
の駆動によって進退させることができる。
【0055】次に、図9および図10において袖コンベ
ヤモジュール91について説明する。
【0056】袖コンベヤモジュール91は、ローラコンベ
ヤ92に対して所定の角度方向から搬送物を合流させるよ
うに、所定の角度でローラコンベヤ92に接続されるよう
に配設されている。
【0057】ローラコンベヤ92は、コンベヤフレーム93
を有し、このコンベヤフレーム93の両側の側部フレーム
94間に複数のローラ95が搬送方向(矢印方向)に沿って
並列に配設され、これらローラ95で搬送物を搬送する搬
送面が構成されている。なお、複数のローラ95には、上
述したモータローラ4を用いてもよい。
【0058】袖コンベヤモジュール91は、コンベヤフレ
ーム96を有し、このコンベヤフレーム96の両側には、側
部フレーム97,98が配設され、ローラコンベヤ92側の一
側の側部フレーム97から他側の側部フレーム98にわたっ
て、ローラコンベヤ92の側部フレーム94に沿って傾斜さ
れる傾斜フレーム99が配設されている。この傾斜フレー
ム99の上面には、複数の軸受部材100 が取り付けられて
いる。両側の側部フレーム97,98間、および傾斜フレー
ム99の各軸受部材100 と他側の側部フレーム98との間に
は作動体としての複数のローラ101 が搬送方向(矢印方
向)に沿って並列に配設されており、傾斜フレーム99の
各軸受部材100 と他側の側部フレーム98との間の距離に
応じてローラ101 の軸方向の長さが異なっている。すな
わち、傾斜フレーム99と他側の側部フレーム98との間隔
が狭まるにつれて、ローラ101 の軸方向の長さが短くな
っている。
【0059】複数のローラ101 は、ローラ部11の周面に
凹溝11a が形成され、隣接するローラ101 の凹溝11a 間
にベルト102 が張設されて一体的に連動して回動するよ
うに構成され、一体的に連動回動するローラ101 によっ
て構成される搬送領域が搬送方向に3つに分割されてい
る。搬送領域は、搬送方向上流側から第1の搬送領域、
第2の搬送領域、および第3の搬送領域とする。
【0060】3つの搬送領域のうち、ローラ101 の軸方
向の長さが長くとれる第1および第2の搬送領域(モー
タローラを配置可能とする領域)は袖コンベヤモジュー
ル91の先端の第3の搬送領域を除いて2つあり、それら
第1および第2の搬送領域のローラ101 のうちの1つに
はモータローラ103 ,104 (モータローラ4と同様構造
であり、この袖コンベヤモジュール91では符号103 ,10
4 で示す)が用いられている。
【0061】袖コンベヤモジュール91の先端側の第3の
搬送領域は、ローラ101 の軸方向の長さが短い領域(モ
ータローラの配置できない領域)であり、この第3の搬
送領域においては、ローラ101 の下側において、ローラ
101 と交差する方向に配置されるモータローラ105 (モ
ータローラ4と同様構造であり、この袖コンベヤモジュ
ール91では符号105 で示す)が駆動源として用いられ
る。このモータローラ105 は、傾斜フレーム99と他側の
側部フレーム98との間に架設された支持板106 に、両端
の軸体12,13を介して取り付けられている。モータロー
ラ105 のローラ部11の端部には一体に回転するプーリ10
7 が取り付けられ、このプーリ107 と第3の搬送領域に
位置する1つのローラ101 の凹溝11a との間にベルト10
8 が張設されている。
【0062】袖コンベヤモジュール91の最も先端側には
コロ109 が回転自在に配設されている。
【0063】そして、各モータローラ103 ,104 の駆動
によって、各モータローラ103 ,104 のローラ部11が回
転するとともに、ベルト102 を介して第1および第2の
搬送領域内に位置する全てのローラ101 が連動回転され
る。
【0064】モータローラ105 の駆動によって、ローラ
部11およびプーリ107 が回転し、ベルト108 ,102 を介
して、第3の搬送領域内に位置する全てのローラ101 が
連動回転される。
【0065】そのため、袖コンベヤモジュール91の全て
のローラ101 が回転され、上流側から搬送されてくる搬
送物がローラコンベヤ92に対して斜め方向から搬入され
る。このとき、ローラコンベヤ92のローラ95も回転され
ているため、袖コンベヤモジュール91から搬入される搬
送物がローラコンベヤ92上に受け入れられて合流され
る。
【0066】また、袖コンベヤモジュール91に対する搬
送物の搬入タイミングがわかれば、袖コンベヤモジュー
ル91からローラコンベヤ92に搬送物が合流されたかどう
かは、モータローラ103 ,104 ,105 の回転検知部16の
検知出力に基づいて検知される。
【0067】このように、搬送物の搬送方向に沿って並
列に配列される複数のローラ101 を有する袖コンベヤモ
ジュール91において、これらローラ101 をローラ101 と
交差する方向に沿って配設されるモータローラ105 の駆
動によって回転させることができる。
【0068】次に、図11および図12においてダイバ
ータモジュール111 について説明する。
【0069】ダイバータモジュール111 は、上流側から
搬送されてくる搬送物を側部の袖コンベヤモジュール91
に対して選択的に分岐するように構成されている。
【0070】袖コンベヤモジュール91は、上述した図9
および図10と同様の構造であるが、搬送方向は反対に
なっている。
【0071】ダイバータモジュール111 は、コンベヤフ
レーム112 を有し、このコンベヤフレーム112 は、両側
の側部フレーム113 が複数の横繋ぎフレーム114 によっ
て連結されて構成されている。袖コンベヤモジュール91
が接続される分岐領域を除き、両側の側部フレーム113
間には複数のローラ115 が搬送方向に沿って並列に配設
され、これらローラ115 で搬送面が構成されている。
【0072】複数のローラ115 は、ローラ部11の周面に
凹溝11a が形成され、隣接するローラ115 の凹溝11a 間
にベルト116 が張設されて一体的に連動して回動するよ
うに構成され、一体的に連動回動するローラ115 によっ
て構成される搬送領域が搬送方向に複数に分割されてい
る。各搬送領域には、上述したモータローラ4を用いて
もよい。
【0073】ダイバータモジュール111 の分岐領域にお
いては、複数の横繋ぎフレーム114上に支軸117 を介し
て旋回リンク118 が搬送面と平行に回動自在に軸支さ
れ、これら各旋回リンク118 の各端部同士を連結するよ
うに連結軸119 を介して平行リンク120 が回動自在に軸
支されている。
【0074】各平行リンク120 上には複数のローラ受部
材121 が回転自在に配設され、両平行リンク120 間で相
対向するローラ受部材121 間に複数のローラ122 が回転
自在に配設されている。各平行リンク120 上には隣接す
るローラ受部材121 間にローラ受部材123 が回転自在に
配設され、両平行リンク120 間で相対向するローラ受部
材123 間にローラ124 が回転自在に配設されている。こ
れらローラ122 ,124には、上述したモータローラ4を
用いてもよい。
【0075】コンベヤフレーム112 の下側には、ローラ
115 と平行状態で複数のモータローラ125 (モータロー
ラ4と同様構造であり、このダイバータモジュール111
では符号125 で示す)が配設されている。モータローラ
125 は、横繋ぎフレーム114および側部フレーム113 の
下側に取り付けられた支持板126 ,127 に、両端の軸体
12,13を介して取り付けられている。モータローラ125
のローラ部11の一端部にはレバー128 が取り付けられ、
このレバー128 と旋回リンク118 に取り付けられた連結
部材129 とがロッド130 を介して連結されている。
【0076】旋回される複数のローラ122 ,124 によっ
て搬送物を分岐する作動体としてのダイバータ131 が構
成されている。
【0077】なお、分岐領域に臨むローラ115aは、ロー
ラ122 の旋回を許容するために短く形成されている。
【0078】そして、ダイバータモジュール111 の上流
側から搬送されてくる搬送物を、ダイバータモジュール
111 の下流側に搬送する場合には、図11に示す状態に
おいて、各モータローラ125 の駆動でレバー128 が回動
されることにより、ロッド130 を介して、旋回リンク11
8 が図11時計回り方向へ旋回され、各平行リンク120
が並列に対向するように移動することで、これら平行リ
ンク120 のローラ受部材121 ,123 で支持された各ロー
ラ122 ,124 が図11時計回り方向へそれぞれ旋回さ
れ、各ローラ122 ,124 がローラ115 と平行に並ぶ。各
ローラ122 ,124がローラ115 と平行に並ぶ状態に旋回
されたかどうかは、モータローラ125 の回転検知部16の
検知出力に基づいて検知される。
【0079】そのため、ダイバータモジュール111 の上
流側から搬送されてくる搬送物は、搬送方向が一定のま
ま分岐領域を通過して、ダイバータモジュール111 の下
流側に搬送される。
【0080】また、ダイバータモジュール111 の上流側
から搬送されてくる搬送物を、袖コンベヤモジュール91
に分岐する場合には、図11に示すように、各モータロ
ーラ125 の駆動でレバー128 が回動されることにより、
ロッド130 を介して、旋回リンク118 が図11に示すよ
うに反時計回り方向へ旋回され、各平行リンク120 が相
反する方向に移動することで、これら平行リンク120 の
ローラ受部材121 ,123 で支持された各ローラ122 ,12
4 が図11に示すように反時計回り方向へそれぞれ旋回
され、各ローラ122 ,124 が袖コンベヤモジュール91の
方向へ向けられる。各ローラ122 ,124 が袖コンベヤモ
ジュール91の方向へ向けて旋回されたかどうかは、モー
タローラ125 の回転検知部16の検知出力に基づいて検知
される。
【0081】そのため、ダイバータモジュール111 の上
流側から搬送されてくる搬送物は、各ローラ122 ,124
上に達することで袖コンベヤモジュール91へ向けて送ら
れ、袖コンベヤモジュール91に分岐され、袖コンベヤモ
ジュール91上に乗り移って搬送されていく。
【0082】このように、搬送物の搬送域で旋回可能と
して搬送物の搬送方向を変換するダイバータ131 を有す
るダイバータモジュール111 において、このダイバータ
131をモータローラ125 の駆動によって旋回させること
ができる。
【0083】なお、モジュール2として、ローラコンベ
ヤモジュール(基本モジュール)31、転換機モジュール
41、ストッパモジュール71、袖コンベヤモジュール91お
よびダイバータモジュール111 の例を示したが、これら
に限られるものではなく、昇降機モジュール、トラバー
サモジュールなど各種の搬送機器についても同様であ
る。
【0084】以上のように、作動体の作動によって搬送
物の搬送を処理するモジュール2の駆動源としてモータ
ローラ4を使用するため、チェーンやベルトなどの動力
伝達手段を介在させなくても、モータローラ4のローラ
部11の回転で作動体を直接的に作動させることが可能と
なり、しかも、モータローラ4が速度制御用として有す
る回転検知部16を利用し、その回転検知部16の検知出力
によって作動体の作動状態を検知でき、したがって、モ
ータローラ4を駆動源として使用することにより、動力
伝達手段や検知機器の削減を可能とし、組立やメンテナ
ンスを容易にできる。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載のモジュール装置によれ
ば、作動体の作動によって搬送物の搬送を処理するモジ
ュールの駆動源としてモータローラを使用するため、チ
ェーンやベルトなどの動力伝達手段を介在させなくて
も、モータローラのローラ部の回転で作動体を直接的に
作動させることが可能となり、しかも、モータローラが
速度制御用として有する回転検知部を利用し、その回転
検知部の検知出力によって作動体の作動状態を検知で
き、したがって、モータローラを駆動源として使用する
ことにより、動力伝達手段や検知機器の削減を可能と
し、組立やメンテナンスを容易にできる。
【0086】請求項2記載のモジュール装置によれば、
請求項1記載のモジュール装置の効果に加えて、搬送物
の搬送方向に対して直交する方向に搬送する転換コンベ
ヤ、およびこの転換コンベヤを搬送物の搬送域に対して
昇降させる昇降体を有するモジュールにおいて、この転
換コンベヤをモータローラの駆動によって回転させると
ともに、昇降体をモータローラの駆動によって昇降させ
ることができる。
【0087】請求項3記載のモジュール装置によれば、
請求項1記載のモジュール装置の効果に加えて、搬送物
の搬送域に進退可能で進出時に搬送物を停止させるスト
ッパを有するモジュールにおいて、スットパをモータロ
ーラの駆動によって進退させることができる。
【0088】請求項4記載のモジュール装置によれば、
請求項1記載のモジュール装置の効果に加えて、搬送物
の搬送方向に沿って並列に配列される複数のローラを有
するモジュールにおいて、これらローラをローラと交差
する方向に沿って配設されるモータローラの駆動によっ
て回転させることができる。
【0089】請求項5記載のモジュール装置によれば、
請求項1記載のモジュール装置の効果に加えて、搬送物
の搬送域で旋回可能として搬送物の搬送方向を変換する
ダイバータを有するモジュールにおいて、このダイバー
タをモータローラの駆動によって旋回させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すモジュール装置の
構成図である。
【図2】同上モータローラの断面図である。
【図3】同上転換機モジュールの平面図である。
【図4】同上転換機モジュールの側面図である。
【図5】同上転換機モジュールの断面図である。
【図6】同上ストッパモジュールの平面図である。
【図7】同上ストッパモジュールの側面図である。
【図8】同上ストッパモジュールの断面図である。
【図9】同上袖コンベヤモジュールの平面図である。
【図10】同上袖コンベヤモジュールの側面図である。
【図11】同上ダイバータモジュールの平面図である。
【図12】同上ダイバータモジュールの側面図である。
【符号の説明】
1 モジュール装置 2 モジュール 4 モータローラ 5 検知手段および制御手段の機能を有するCPU 11 ローラ部 14 モータ部 16 回転検知部 51 作動体としての転換コンベヤ 52 作動体としての昇降体 57,66 モータローラ 76 作動体としてのストッパ 80 モータローラ 101 作動体としてのローラ 105 モータローラ 131 作動体としてのダイバータ 125 モータローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 47/68 B65G 47/68 A Fターム(参考) 3F033 BB01 BC02 EA05 3F070 AA06 BA07 BA10 BC07 BD01 BE09 EA21 EA38 EB05 FA06 FB02 FB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ部、このローラ部に内蔵されてロ
    ーラ部を回転させるモータ部、およびローラ部の回転を
    検知する回転検知部を有するモータローラと、 このモータローラの駆動により作動される作動体を有
    し、この作動体の作動によって搬送物の搬送を処理する
    モジュールと、 前記モータローラの回転検知部の検知出力に基づいて前
    記作動体の作動状態を検知する検知手段と、 この検知手段による検知に基づいてモータローラを制御
    する制御手段とを具備していることを特徴とするモジュ
    ール装置。
  2. 【請求項2】 モジュールは、作動体として、搬送物の
    搬送方向に対して直交する方向に搬送する転換コンベ
    ヤ、およびこの転換コンベヤを搬送物の搬送域に対して
    昇降させる昇降体を有し、この転換コンベヤをモータロ
    ーラの駆動によって回転させるとともに、昇降体をモー
    タローラの駆動によって昇降させることを特徴とする請
    求項1記載のモジュール装置。
  3. 【請求項3】 モジュールは、作動体として、搬送物の
    搬送域に進退可能で進出時に搬送物を停止させるストッ
    パを有し、このストッパをモータローラの駆動によって
    進退させることを特徴とする請求項1記載のモジュール
    装置。
  4. 【請求項4】 モジュールは、作動体として、搬送物の
    搬送方向に沿って並列に配列される複数のローラを有
    し、これらローラをローラと交差する方向に沿って配設
    されるモータローラの駆動によって回転させることを特
    徴とする請求項1記載のモジュール装置。
  5. 【請求項5】 モジュールは、作動体として、搬送物の
    搬送域で旋回可能として搬送物の搬送方向を変換するダ
    イバータを有し、このダイバータをモータローラの駆動
    によって旋回させることを特徴とする請求項1記載のモ
    ジュール装置。
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