JP2000344270A - 結束バンド - Google Patents
結束バンドInfo
- Publication number
- JP2000344270A JP2000344270A JP19640699A JP19640699A JP2000344270A JP 2000344270 A JP2000344270 A JP 2000344270A JP 19640699 A JP19640699 A JP 19640699A JP 19640699 A JP19640699 A JP 19640699A JP 2000344270 A JP2000344270 A JP 2000344270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- adhesive
- tying
- folded
- lines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リサイクルが可能で、自動結束機の使用に適
し、かつ安価な紙製の結束バンドを提供する。 【解決手段】 縦方向に少なくとも３つ折りしたクラフ
ト紙のテープの各折り曲げ域の互いに対向する面同志
を、縦方向に伸びる連続の一条又は複数条の水溶性接着
剤で接着したことを特徴とする結束バンド。
し、かつ安価な紙製の結束バンドを提供する。 【解決手段】 縦方向に少なくとも３つ折りしたクラフ
ト紙のテープの各折り曲げ域の互いに対向する面同志
を、縦方向に伸びる連続の一条又は複数条の水溶性接着
剤で接着したことを特徴とする結束バンド。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は結束バンドに関し、
より詳しくはクラフト紙と水溶性接着剤のみで構成され
た、特に資源のリサイクルに適する結束バンドに関す
る。
より詳しくはクラフト紙と水溶性接着剤のみで構成され
た、特に資源のリサイクルに適する結束バンドに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、回収した故紙は運搬に適
する寸法の直方体に圧縮成形し、その状態を保持するた
め、古くは鉄帯、又近年では、ＰＰバンド、ＰＥＴバン
ドあるいは紙の撚りひもを数本並列に並べて接着した所
謂紙バンドなどの梱包用バンドで結束されてきた。
する寸法の直方体に圧縮成形し、その状態を保持するた
め、古くは鉄帯、又近年では、ＰＰバンド、ＰＥＴバン
ドあるいは紙の撚りひもを数本並列に並べて接着した所
謂紙バンドなどの梱包用バンドで結束されてきた。
【０００３】これらの梱包用バンドの内、プラスチック
系のものは、分別回収がスムースに行われる条件が整っ
ていないとリサイクルは困難であり、又、従来の紙バン
ドは価格がプラスチック系のものと比べて著しく高く、
その用途も限定されていた。そのため、故紙としてのリ
サイクルが可能で自動結束機に使用でき、かつ安価な紙
製結束バンドが求められていた。
系のものは、分別回収がスムースに行われる条件が整っ
ていないとリサイクルは困難であり、又、従来の紙バン
ドは価格がプラスチック系のものと比べて著しく高く、
その用途も限定されていた。そのため、故紙としてのリ
サイクルが可能で自動結束機に使用でき、かつ安価な紙
製結束バンドが求められていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みなされたもので、その課題は、リサイクルが可能
で、自動結束機での使用に適し、かつ安価な紙製の結束
バンドを提供することにある。
鑑みなされたもので、その課題は、リサイクルが可能
で、自動結束機での使用に適し、かつ安価な紙製の結束
バンドを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の結束バンドは、縦方向に少なくとも３つ折
りしたクラフト紙のテープの各折り曲げ域の互いに対向
する面同志を、縦方向に伸びる連続の一条又は複数条の
水溶性接着剤で接着した構成としたものである。
め、本発明の結束バンドは、縦方向に少なくとも３つ折
りしたクラフト紙のテープの各折り曲げ域の互いに対向
する面同志を、縦方向に伸びる連続の一条又は複数条の
水溶性接着剤で接着した構成としたものである。
【０００６】本発明の結束バンドはクラフト紙のテープ
を縦方向に３つ折り、４つ折り、６つ折り、８つ折りし
たものを含むが、この中で８つ折りしたものが最も好ま
しい。前記水溶性接着剤には、酢酸ビニール、ポリビニ
ールアルコールのエマルジョンが含まれる。本発明の結
束バンドの両表面にポリビニールアルコール系接着剤塗
布層を設けることが好ましい。
を縦方向に３つ折り、４つ折り、６つ折り、８つ折りし
たものを含むが、この中で８つ折りしたものが最も好ま
しい。前記水溶性接着剤には、酢酸ビニール、ポリビニ
ールアルコールのエマルジョンが含まれる。本発明の結
束バンドの両表面にポリビニールアルコール系接着剤塗
布層を設けることが好ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の一形態について詳細に説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。図１は本発明の実施の一形態
の結束バンドの斜視図、図２は図１の８つ折りの結束バ
ンドとなるクラフト紙のテープの部分展開図、図３及び
図４は図２のテープを折畳む過程を説明するための部分
平面図、図５は図１のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。
施の一形態について詳細に説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。図１は本発明の実施の一形態
の結束バンドの斜視図、図２は図１の８つ折りの結束バ
ンドとなるクラフト紙のテープの部分展開図、図３及び
図４は図２のテープを折畳む過程を説明するための部分
平面図、図５は図１のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。
【０００８】図中の符号１は結束バンド、２はテープ、
３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ，３ｅ，３ｆ，３ｇは折り線、
４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４ｆ，４ｇ，４ｈは折
り曲げ域、５は層間接着剤、６はポリビニールアルコー
ル系接着剤塗布層である。
３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ，３ｅ，３ｆ，３ｇは折り線、
４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４ｆ，４ｇ，４ｈは折
り曲げ域、５は層間接着剤、６はポリビニールアルコー
ル系接着剤塗布層である。
【０００９】本発明のこの実施の形態の８つ折りの結束
バンドは市販の未晒クラフト紙７８〜１５０ｇ／ｍ２、
好ましくは１００〜１２０ｇ／ｍ２のテープを用いる
が、その用途に応じ、柔軟性を付与するため、エンボス
加工を施してもよく、又、湿潤強力原紙を用いることも
できる。
バンドは市販の未晒クラフト紙７８〜１５０ｇ／ｍ２、
好ましくは１００〜１２０ｇ／ｍ２のテープを用いる
が、その用途に応じ、柔軟性を付与するため、エンボス
加工を施してもよく、又、湿潤強力原紙を用いることも
できる。
【００１０】図２に示すように、クラフト紙のテープ２
はその縦方向の７本の（予定）折り線３ａ，３ｂ，３
ｃ，３ｄ，３ｅ，３ｆ，３ｇによって幅方向に８つの
（予定）折り曲げ域４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４
ｆ，４ｇ，４ｈに分けられ、該テープの前面の各折り曲
げ域の内、４ａ，４ｃ，４ｅ，４ｇには各２本の、又、
４ｂ，４ｄ，４ｆ，４ｈの中央には各１本の帯状の水溶
性接着剤（例えば酢酸ビニールやポリビニールアルコー
ル等のエマルジョン）６が塗布される。
はその縦方向の７本の（予定）折り線３ａ，３ｂ，３
ｃ，３ｄ，３ｅ，３ｆ，３ｇによって幅方向に８つの
（予定）折り曲げ域４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ，４
ｆ，４ｇ，４ｈに分けられ、該テープの前面の各折り曲
げ域の内、４ａ，４ｃ，４ｅ，４ｇには各２本の、又、
４ｂ，４ｄ，４ｆ，４ｈの中央には各１本の帯状の水溶
性接着剤（例えば酢酸ビニールやポリビニールアルコー
ル等のエマルジョン）６が塗布される。
【００１１】該テープは、図３に示すように、折り線３
ｂ，３ｆに沿って、それぞれ側端寄りの部分４ａ，４ｂ
と４ｇ，４ｈを内側に折り曲げ、折り曲げられた折り曲
げ域の内、４ａと４ｈには各２本の、又、４ｂと４ｇの
各中央には各１本の帯状の接着剤６を塗布する。
ｂ，３ｆに沿って、それぞれ側端寄りの部分４ａ，４ｂ
と４ｇ，４ｈを内側に折り曲げ、折り曲げられた折り曲
げ域の内、４ａと４ｈには各２本の、又、４ｂと４ｇの
各中央には各１本の帯状の接着剤６を塗布する。
【００１２】次に図４に示すように、折り線３ａ（３
ｃ），３ｇ（３ｅ）に沿って、それぞれ外側の部分４ｂ
（４ｃ），４ｇ（４ｆ）を内側に折り曲げ、折り曲げら
れた折り曲げ域４ｂの中央に１本の、又、４ｇには２本
の帯状の接着剤６を塗布する。最後に、中央の折り線３
ｄに沿って２つ折りし、前記接着剤で接着すると、図１
に示す結束バンドが完成する。
ｃ），３ｇ（３ｅ）に沿って、それぞれ外側の部分４ｂ
（４ｃ），４ｇ（４ｆ）を内側に折り曲げ、折り曲げら
れた折り曲げ域４ｂの中央に１本の、又、４ｇには２本
の帯状の接着剤６を塗布する。最後に、中央の折り線３
ｄに沿って２つ折りし、前記接着剤で接着すると、図１
に示す結束バンドが完成する。
【００１３】実施のこの形態では図５に示すように、互
いに折り重ねられる折り曲げ域の一方の中央に１本、他
方の両側端近傍にそれぞれ１本、計３本の帯状の接着剤
で接着され、これら塗布された接着剤は各折り曲げ域を
押圧する工程で拡がるが、このように帯状に塗布するの
は、接着剤の塗布量を制御しやすくするためである。こ
のような構造の紙帯は各層同志の接着面積が大きいほ
ど、引張り強度が大きくなるが、塗布の厚さが厚くなる
と、剛性は増し、柔軟性は低下する。結束バンドは自動
結束機のガイド・ウェイをスムースに通過するため、適
当な剛性を必要とする一方で、結束すべき対象物の角部
に添うよう適当な柔軟性も求められる。
いに折り重ねられる折り曲げ域の一方の中央に１本、他
方の両側端近傍にそれぞれ１本、計３本の帯状の接着剤
で接着され、これら塗布された接着剤は各折り曲げ域を
押圧する工程で拡がるが、このように帯状に塗布するの
は、接着剤の塗布量を制御しやすくするためである。こ
のような構造の紙帯は各層同志の接着面積が大きいほ
ど、引張り強度が大きくなるが、塗布の厚さが厚くなる
と、剛性は増し、柔軟性は低下する。結束バンドは自動
結束機のガイド・ウェイをスムースに通過するため、適
当な剛性を必要とする一方で、結束すべき対象物の角部
に添うよう適当な柔軟性も求められる。
【００１４】接着剤を帯状に塗布する場合、条数、塗布
幅、各帯の間の間隔と、塗布厚みという４つの選択肢を
組合せることで、一面に塗布する場合に比べ、用途別に
要求される微妙な条件に適合させ易いという利点があ
る。
幅、各帯の間の間隔と、塗布厚みという４つの選択肢を
組合せることで、一面に塗布する場合に比べ、用途別に
要求される微妙な条件に適合させ易いという利点があ
る。
【００１５】この実施の形態の結束バンドは、図１に示
すように完成後の両表面、すなわち、折り曲げ域４ｄと
４ｃにポリビニールアルコール系の水溶性接着剤層６を
設け、自動結束機でのヒートシールによる接続を可能に
することができる。
すように完成後の両表面、すなわち、折り曲げ域４ｄと
４ｃにポリビニールアルコール系の水溶性接着剤層６を
設け、自動結束機でのヒートシールによる接続を可能に
することができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明では結束バンドにおいて、縦方向
に少なくとも３つ折りしたクラフト紙のテープの各折り
曲げ域の互いに対向する面同志を、縦方向に伸びる連続
の一条又は複数条の水溶性接着剤で接着することによっ
て、故紙としてのリサイクルが可能で自動結束機に使用
でき、かつ安価な紙製結束バンドが得られる。以上、詳
述したように、本発明によれば、クラフト紙と水溶性接
着剤のみで構成された、特に資源のリサイクルに適する
結束バンドを提供することができる。
に少なくとも３つ折りしたクラフト紙のテープの各折り
曲げ域の互いに対向する面同志を、縦方向に伸びる連続
の一条又は複数条の水溶性接着剤で接着することによっ
て、故紙としてのリサイクルが可能で自動結束機に使用
でき、かつ安価な紙製結束バンドが得られる。以上、詳
述したように、本発明によれば、クラフト紙と水溶性接
着剤のみで構成された、特に資源のリサイクルに適する
結束バンドを提供することができる。
【図１】本発明の実施の一形態の結束バンドの斜視図。
【図２】図１の８つ折りの結束バンドとなるクラフト紙
のテープの部分展開図。
のテープの部分展開図。
【図３】図２のテープを折畳む過程を説明するための部
分平面図。
分平面図。
【図４】図３に続くテープを折畳む過程を説明するため
の部分平面図。
の部分平面図。
【図５】図１のＶ−Ｖ線に沿う断面図。
１：結束バンド、２：テープ、３ａ，３ｂ，３ｃ，３
ｄ，３ｅ，３ｆ，３ｇ：折り線、４ａ，４ｂ，４ｃ，４
ｄ，４ｅ，４ｆ，４ｇ，４ｈ：折り曲げ域、５：層間接
着剤、６：ポリビニールアルコール系接着剤塗布層。
ｄ，３ｅ，３ｆ，３ｇ：折り線、４ａ，４ｂ，４ｃ，４
ｄ，４ｅ，４ｆ，４ｇ，４ｈ：折り曲げ域、５：層間接
着剤、６：ポリビニールアルコール系接着剤塗布層。
Claims (1)
- 【請求項１】 縦方向に少なくとも３つ折りしたクラフ
ト紙のテープの各折り曲げ域の互いに対向する面同志
を、縦方向に伸びる連続の一条又は複数条の水溶性接着
剤で接着してなる結束バンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19640699A JP2000344270A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 結束バンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19640699A JP2000344270A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 結束バンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000344270A true JP2000344270A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=16357341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19640699A Pending JP2000344270A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 結束バンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000344270A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008542139A (ja) * | 2005-06-02 | 2008-11-27 | サンダール、インダストリーズ、インコーポレーテッド | 帯紙のロール |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP19640699A patent/JP2000344270A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008542139A (ja) * | 2005-06-02 | 2008-11-27 | サンダール、インダストリーズ、インコーポレーテッド | 帯紙のロール |
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