JPS6137660Y2 - - Google Patents

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JPS6137660Y2
JPS6137660Y2 JP15718081U JP15718081U JPS6137660Y2 JP S6137660 Y2 JPS6137660 Y2 JP S6137660Y2 JP 15718081 U JP15718081 U JP 15718081U JP 15718081 U JP15718081 U JP 15718081U JP S6137660 Y2 JPS6137660 Y2 JP S6137660Y2
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JP
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corrugated
tape member
sheet
pasted
corrugated sheet
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JP15718081U
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JPS5861767U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、包装梱包用資材として多目的に適
用される新規な構造の緩衝シート材であり、特に
一枚のシートで成形される波形シートに対し、そ
の一方の面に片段ボールシートを細幅裁断して得
られるテープ部材を所望の間隔をおいて貼着形成
して成る省資源タイプの包装用緩衝シート材に関
するものである。
(b) 従来の技術およびその問題点 周知のように、包装梱包等に多用されている段
ボールは、波形面の段をつけた波形シートの表裏
両面にライナ紙を貼り合せた両面段ボール、波形
シートの片面にライナ紙を貼り合せた片面段ボー
ルとして知られている。これらの段ボールは、使
用目的に応じて、箱状に成形され、あるいはシー
トのままの状態で被包装物を直接包装するための
資材として用いられている。これらの段ボール
は、上述するような使用態様において、必ずし
も、両面段ボールあるいは片面段ボールのように
波形シートの少なくとも一方の面に全面にわたつ
てライナ紙を貼り合せたものでなくてもよい。す
なわち、上述する構造に成る両面段ボールあるい
は片面段ボールについては、その使用目的に応じ
てさらにその使用材料の省資化が望まれている。
(c) 本考案の技術的課題 そこで、この考案の目的は、単層の波形シート
あるいは平シートに比べて、リブ状に補強され適
度の強度を有する一方、少なくとも片面段ボール
に比べて、ライナ紙の省資化を図つて成る包装用
緩衝シート材を提供することにある。
さらに、この考案の目的は、リブ状に補強され
た部分において、折り曲げられるように構造化
し、包装資材として折り曲げ部の強度化を図つて
成る包装用緩衝シート材を提供することにある。
(d) 本考案の技術的手段 この考案は、上記する目的を達成するにあたつ
て、具体的には、所定の方向に規則的に波付けさ
れた波形シートと、 前記波形シートのシート波形面に整合する波形
面を有し、前記波形面の波形を横ぎる方向に沿つ
て細幅に裁断されている片段ボールの縦貼テープ
部材と、 前記縦貼テープ部材と同幅程度に裁断されてい
る横貼テープ部材とから成り、 前記波形シートの一方の面に、前記縦貼テープ
部材を、その波形面を整合させて、前記縦貼テー
プ部材の裁断幅より広い間隔をおいて貼着し、前
記横貼テープ部材を、前記波形シートの一方の面
に貼着された縦貼テープ部材の上から、前記波形
シートの波に沿つて前記横貼テープ部材の裁断幅
より広い間隔をおいて貼着し、前記波形シートに
貼着された縦貼テープ部材および横貼テープ部材
にそれぞれの長さ方向に沿つて折り線を設けて成
る包装用緩衝シート材である。
(e) 実施例の説明 以下、この考案にかかる包装用緩衝シート材に
ついて、図面に示す具体的な実施例にもとづいて
詳細に説明する。
図に示す例において、波形シート原紙は、この
種の包装用シートに適用される公知の紙質材がそ
のまま用いられる。前記波形シート原紙は、あら
かじめ樹脂コーテングされたものであつてもよい
し、あるいは複合材料であつてもよい。前記波形
シート1は、通常、ロール常に巻かれた連続紙を
一定の方向に送行させ、これを、横波波形を波付
けする一対の噛合ロール間に通して、適当に加熱
加圧して成形処理する。この考案において、前記
波形シートは、上記する態様の横波波形の波形シ
ートにのみ限定されるものではなく、連続原紙の
長手方向に平行な縦波波形で成る波形シート、あ
るいは、連続原紙の長手方向に傾斜する斜波波形
で成る波形シートであつてもよい。
一方、これに対して、前記波形シート1の一方
の波面2に、少なくとも前記波形シート1の波を
横ぎる方向に沿つて幅寸法約30mm〜60程度の片段
ボール材によつて形成される縦貼テープ部材3が
貼着形成される。この片段ボールの縦貼テープ部
材3は、上記同様この種の包装シート資材に適用
される素材をもつて形成され、あらかじめ樹脂コ
ーテングしたものであつてもよいし、あるいは複
合材料から成るものであつてもよい。この片段ボ
ールテープ部材3は、いわゆる片段ボールシート
を、その波に沿つて所定幅を有するようにテープ
状に切断して形成される。この片段ボールテープ
部材3の波面4は、前記波形シート1の波面2に
整合するものが用いられる。この片段ボールテー
プ部材3の幅、ならびに、前記片段ボールテープ
部材3の前記波形シート1に対する貼着間隔は、
この考案の目的に沿つた範囲において、完成品の
包装用緩衝シート材の使用目的に合せて適宜選定
される。第2図に前記波形シート1に対する前記
片段ボールテープ部材3の貼着態様をあらわす一
つの例を示す。この例において、前記波形シート
1の幅は、1350mmであり、これに対して貼着され
る縦貼テープ部材3および横貼テープ部材6の幅
は30mm〜60mm程度のものであり、それらの貼着ピ
ツチ寸法は約100mm〜300mm程度のものである。こ
のように、各テープ部材の幅に比べて貼着ピツチ
寸法を広い間隔で形成することによつて得られる
効果は、包装用シート材としての強度と、ライニ
ングされるテープ部材の量的経済性との折中的観
点に立つて設計設定されるものであつて、この考
案の目的であるシートの補強と資材の省資化に結
びつくものである。一方、前記波形シート1上
に、前記片段ボールテープ部材3を貼着するに際
しては、前記波形シート1のシート波面2に、前
記片段ボールテープ部材3の波面側4を向かい合
せ、互いの波面が整合し合うように設定してお
く。前記片段ボールテープ部材3の波面側4に
は、適当な糊付手段によつて糊5がが塗布され、
前記波形シート1と前記片段ボールテープ部材3
とを互いの波面2,4が整合する状態で送り出
し、その送路中において適当に加熱加圧して貼着
処理する。
さらに、この考案のものは、前記片段ボールテ
ープ部材3の貼着形成に加えて、前記片段ボール
テープ部材3に対し直交するように適当な間隔を
おいて横断方向にのびる横貼テープ部材6を貼着
形成する構成をも含む。前記横貼テープ部材6
は、平テープ部材6A、あるいは片段ボールシー
トをその波に直交する方向に沿つて所定幅に切断
した片段ボールテープ部材6Bによつて形成され
る。前記横貼テープ部材として片段ボールテープ
部材6Bを用いる場合には、波形シート1の長さ
方向に沿つて貼着される片段ボールテープ部材3
に対して交差する部分7についての波面を、第3
図に示すようにあらかじめ除去しておくか、ある
いはその部分の波面を扁平にプレスしておくこと
が望ましい。前記横貼テープ6は、あらかじめそ
の一方の面に糊層8が設けられていて、前記波形
シート上に貼着されるようになつている。上記こ
れらのテープ部材3,6A,6Bに対しては、た
とえば、それぞれの長さ方向に沿つて、折り目を
付ける目的の折り線9,9が設けてある。
第1図に示すような構造で成るこの考案の包装
用緩衝シート材は、たとえば、第4図に示すよう
な態様において用いられる。この考案の包装用緩
衝シート材は、リブ状に貼着された縦貼および横
貼テープ部材の位置において折り線9,9に沿つ
て折り曲げられ、縦貼および横貼テープ部材で補
強された稜線部を構成する。この場合、テープ部
材が貼られていない部分は、一層の波シートによ
り構成され、被包装物の面に対して緩衝的にフイ
ツトするようになつている。この考案において、
前記縦貼および横貼テープ部材の貼着ラインは、
使用形態に関連して被包装物のサイズに応じてあ
らかじめパターン化しておけばよい。
(f) 本考案の効果 以上の構成に成るこの考案の包装用緩衝シート
材は、波形シートの一方の面に、細幅に細断して
成る縦貼テープおよび横貼テープをそれぞれ所定
の間隔をおいてリブ状に設けたものから成り、段
ボールにおけるライナ材の省資源化を図るもの
で、安価に提供し得る実益面を有する。特に、こ
の考案では、波形シートに対して縦貼テープを貼
着したことにより、波形シートにおける波形の伸
縮を止めておくことができる一方、該縦貼テープ
が片段ボールを細幅に裁断したものから成つてい
て、その波形面を波形シートのシート波形面に合
せて貼着したことにより、波形シートとの間の接
着面を広域化し、該テープ貼着部の補強効果の向
上を図つている。さらに、この考案では、波形シ
ート1の一方の面に貼合される縦横テープ部材に
対してあらかじめ折り線を設けておくことによ
り、この折り線に沿つてテープ部材貼合せライン
上に折りまげ部を形成することができるようにし
てあるので、包装材として角部についての補強性
を保有することができ、その点においてもきわめ
て有効な包装用緩衝シート材であるものといえ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案にかかる包装用緩衝シート材
の具体的な実施例を示すものであり、第1図A
は、その一部分を示す斜視図、第1図Bは、第1
図AにおけるB−B線断面図、第2図は、略示的
平面図、第3図は、横貼テープ部材の態様例を示
す斜視図、第4図は、この考案に成る包装用緩衝
シート材の具体的使用態様例を示す斜視図であ
る。 1……波形シート、2……シート波形面、3…
…縦貼テープ部材、4……波形面、5,8……糊
層、6……横貼テープ部材、9……折り線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定の方向に規則的に波付けされた波形シー
    ト1と、 前記波形シート1のシート波形面2に整合す
    る波形面4を有し、前記波形面4の波形を横ぎ
    る方向に沿つて細幅に裁断されている片段ボー
    ルの縦貼テープ部材3と、 前記縦貼テープ部材3と同幅程度に裁断され
    ている横貼テープ部材6とから成り、 前記波形シート1の一方の面2に、前記縦貼
    テープ部材3を、その波形面2,4を整合させ
    て、前記縦貼テープ部材3の裁断幅より広い間
    隔をおいて貼着し、前記横貼テープ部材6を、
    前記波形シート1の一方の面に貼着された縦貼
    テープ部材の上から、前記波形シート1の波に
    沿つて前記横貼テープ部材6の裁断幅より広い
    間隔をおいて貼着し、前記波形シート1に貼着
    された縦貼テープ部材3および横貼テープ部材
    6にそれぞれの長さ方向に沿つて折り線を設け
    て成ることを特徴とする包装用緩衝シート材。 (2) 前記横貼テープ部材6が、平テープ部材6A
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項に記載の包装用緩衝シート材。 (3) 前記横貼テープ部材が、前記波形シート1の
    波形面に整合する波形面を有し、前記波形面の
    波形を横ぎる方向に対して直交する方向に沿つ
    て細幅に裁断された片段ボールの横貼テープ部
    材6Bから成り、前記波形シート2の波面に整
    合するように貼着形成して成ることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の包装
    用緩衝シート材。
JP15718081U 1981-10-21 1981-10-21 包装用緩衝シ−ト材 Granted JPS5861767U (ja)

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JPS5861767U JPS5861767U (ja) 1983-04-26
JPS6137660Y2 true JPS6137660Y2 (ja) 1986-10-31

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