JP2000343971A - 油圧式無段変速機 - Google Patents

油圧式無段変速機

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JP2000343971A
JP2000343971A JP11153906A JP15390699A JP2000343971A JP 2000343971 A JP2000343971 A JP 2000343971A JP 11153906 A JP11153906 A JP 11153906A JP 15390699 A JP15390699 A JP 15390699A JP 2000343971 A JP2000343971 A JP 2000343971A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の油圧式無段変速機におけるメイン回路
とチェック回路との間に設けたチェックバルブにオリフ
ィスを形成した構成のものでは、メイン回路の圧力が上
昇するとオリフィスの通過流量が増加し、容積効率の低
下度合いが大きくなっていた。 【解決手段】 メイン回路32mとチャージ回路32c
との間にチェックバルブ35を設け、該チェックバルブ
35のスリーブ35aにスプール37を摺動自在に内装
するとともに、該スプール37にメイン回路32mとチ
ャージ回路32cとを連通可能とするオリフィス37a
を形成して、該チェックバルブ35内に油圧式無段変速
機の中立を保持する中立バルブを構成し、該中立バルブ
はメイン回路32mからチャージ回路32cへの流量を
メイン回路32mの回路圧力の大小にかかわらず略一定
に保持するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ポンプと油圧
モータとで構成される油圧式無段変速機に関し、特に、
油圧式無段変速機に設けたチェックバルブの構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式無段変速機(以下HST式
変速機)においては、図13に示すように該HST式変
速機の中立状態を保持するため、油路板32に形成され
たメイン回路32mとチャージ回路32cとの間に設け
たチェックバルブ93のスリーブ93aにオリフィス9
4を形成して、該オリフィス94を通じてメイン回路3
2mからチャージ回路32cへ油圧を逃がすオリフィス
式中立バルブ内蔵チェックバルブを構成したものがあっ
た。また、メイン回路32mとチャージ回路32cとの
間に、メイン回路32mの圧力の大きさによって開閉が
切り換わる圧力感応中立バルブを設けて、HST式変速
機の中立状態を保持するように構成したものもあった。
【0003】また、従来のHST式変速機においては、
メイン回路とチャージ回路との間に設けられるチェック
バルブにリリーフバルブを内蔵したものもあり、このよ
うなリリーフバルブではリリーフ圧を螺子部材により調
整して設定するように構成していた。そして、該チェッ
クバルブを構成するスリーブのシート部にメイン回路と
チャージ回路とを連通する切り欠きを形成して、HST
式変速機の中立幅を確保するようにしていた。
【0004】また、油圧ポンプを油圧モータよりも高位
置に配置した油圧式無段変速機においては、油圧ポンプ
のハウジング内のドレン油を油圧モータのハウジング内
へ導くドレン通路を設け、油圧モータのハウジング内に
導いたドレン油を油圧ポンプよりも低位置からオイルタ
ンクへ排出するように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の如く、
HST式変速機のチェックバルブ93にオリフィス94
を形成した構成のものにおいては、メイン回路32mの
圧力が上昇するとオリフィス94の通過流量が増加し容
積効率の低下度合いが大きくなっていた。また、該HS
T式変速機を車両に適用した場合、HST式変速機の操
作レバーを中立状態にして坂道で前進方向停止すると、
車両が坂道を下る速度が徐々に速くなる。さらに、メイ
ン回路32mの圧力が高くなると大きな騒音が発せられ
ることとなっていた。また、メイン回路32mとチャー
ジ回路32cとの間に圧力感応中立バルブを設けたもの
においては、バルブの切り換え時に流量が大きく変化す
るため、発進・停止時にショックが発生したり、走行状
態から停止状態にした場合、メイン回路32mに圧力が
籠もって該バルブが作動しなくなり、HST式変速機の
中立幅を大きく確保することができなくなっていた。
【0006】また、チェックバルブにリリーフバルブを
内蔵した構成のものにおいては、リリーフ圧を螺子部材
により調整して設定するように構成していたので、リリ
ーフ圧の設定に時間を要していた。さらに、チェックバ
ルブのスリーブのシート部に切り欠きを形成して、HS
T式変速機の中立幅を確保するよう構成していたが、シ
ート部の切り欠き加工は難しく加工精度のばらつきが大
きくなっていたとともに、シート部の強度が低下して高
圧リリーフバルブとして使用できなかった。
【0007】また、前述の如く、油圧モータのハウジン
グ内に導いた油圧ポンプからのドレン油をオイルタンク
へ排出するように構成したものにおいては、HST式変
速機が作動していないと、油圧ポンプのハウジング内の
オイルレベルが低下して空気が溜まってしまい、該HS
T式変速機を作動させたときに作動油に空気が混じって
キャビテーションエロージョン発生の原因となってい
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、油圧ポ
ンプと油圧モータとで構成される油圧式無段変速機にお
いて、メイン回路とチャージ回路との間にチェックバル
ブを設け、該チェックバルブのスリーブにスプールを摺
動自在に内装するとともに、該スプールにメイン回路と
チャージ回路とを連通可能とするオリフィスを形成し
て、該チェックバルブ内に油圧式無段変速機の中立を保
持する中立バルブを構成し、該中立バルブはメイン回路
からチャージ回路への流量をメイン回路の回路圧力の大
小にかかわらず略一定に保持するように構成した。
【0009】また、請求項2においては、油圧ポンプと
油圧モータとで構成される油圧式無段変速機において、
メイン回路とチャージ回路との間にチェックバルブを設
け、該チェックバルブに、付勢部材により一定のリリ−
フ圧が付与される球状弁によって開閉されるリリーフバ
ルブを内蔵した。
【0010】また、請求項3においては、前記チェック
バルブを構成するスリーブに、油圧式無段変速機のメイ
ン回路とチャージ回路とを連通するオリフィスを形成し
た。
【0011】また、請求項4においては、油圧ポンプと
油圧モータとで構成され、油圧ポンプを油圧モータより
も高位置に配置した油圧式無段変速機において、油圧ポ
ンプのハウジング内のドレン油を油圧モータのハウジン
グ内へ導くドレン通路を設け、油圧モータのハウジング
内に導いたドレン油を油圧ポンプよりも低位置からオイ
ルタンクへ排出するように構成し、該ドレン通路に、油
圧ポンプ側から油圧がかかると開くチェックバルブを設
けた。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明のHST式変速機を示す側面断面
図、図2は同じく中立バルブを内蔵したチェックバルブ
を具備するHST式変速機の油路板を示す平面断面図、
図3は図2におけるHST式変速機の油圧回路を示す
図、図4はメイン回路圧とオリフィス通過流量との関係
を示す図、図5はメイン回路圧と容積効率との関係を示
す図、図6は球状弁によって開閉されるリリーフバルブ
を内蔵したチェックバルブを具備するHST式変速機の
油路板を示す平面断面図、図7は図6におけるHST式
変速機の油圧回路を示す図、図8は図6におけるHST
式変速機のチェックバルブのスリーブにオリフィスを形
成した状態の油路板を示す平面断面図、図9は図8にお
けるHST式変速機の油圧回路を示す図、図10は油圧
ポンプのハウジング内のドレン油を油圧モータのハウジ
ング内へ導くドレン通路にチェックバルブを設けたHS
T式変速機を示す側面断面図、図11はチャージ回路と
油圧ポンプのハウジング内との間にチェックバルブ付き
リリーフバルブを設けたHST式変速機を示す側面図、
図12は図11におけるチェックバルブ付きリリーフバ
ルブを示す側面断面図、図13は従来のHST式変速機
におけるチェックバルブの一例を示す断面図である。
【0013】本発明の油圧式無段変速機の概略構成につ
いて説明する。図1、図2において、油圧式無段変速機
(以降HST式変速機と記す)10は油圧ポンプ21お
よび油圧モータ22により構成され、該油圧ポンプ21
および油圧モータ22はハウジング31に内包されると
共に、油路板32の同一面に配設されている。油圧ポン
プ21は駆動軸21a、該駆動軸21aが挿嵌され駆動
軸21aと共に回動するシリンダブロック21b、該シ
リンダブロック21bに摺動自在に挿嵌されたプランジ
ャ21eおよび該プランジャ21eに当接した可動斜板
21cにより構成され、可変容量式油圧ポンプに構成さ
れている。可動斜板21cはプランジャ21eの摺動量
を規制し、該油圧ポンプ21の作動油の吐出量を調節可
能に構成されている。油路板32にはメイン回路32m
が設けられており、油圧ポンプ21より作動油が該メイ
ン回路32mを介して油圧モータ21に供給される。
【0014】油圧モータ22は油圧ポンプ21と同様
に、油路板32に挿嵌し、一端をハウジング31により
回動自在に支持された出力軸22a、該出力軸22aが
挿嵌され駆動軸22aと共に回動するシリンダブロック
22b、該シリンダブロック22bに摺動自在に挿嵌さ
れたプランジャ22eおよび該プランジャ22eに当接
した固定斜板22cにより構成されている。該シリンダ
ブッロク23bは出力軸22aとともに回動する構成に
なっており、該シリンダブッロク23bにはプランジャ
23eが摺動自在に挿嵌されている。該プランジャ23
eはハウジング31に固設された固定斜板23cに当接
している。上記の構成により、駆動力が駆動軸21aに
入力され、油圧ポンプ21が駆動される。該油圧ポンプ
21により吐出された作動油は油路板31を介して油圧
モータ22に供給され、該作動油により油圧モータ22
が駆動され、該駆動力が出力軸22aに伝達される。
【0015】前記油路板32には、チャージ回路32c
が形成されており、該チャージ回路32cと前記メイン
回路32mとの間には中立バルブ内蔵チェックバルブ3
5が介装されて、該メイン回路32mの作動油が不足し
た場合には、チャージ回路32c32cから該中立バル
ブ内蔵チェックバルブ35を介して作動油が補給される
ように構成している。
【0016】次に、メイン回路32mとチャージ回路3
2cとの間に設けられるチェックバルブに中立バルブを
内蔵して構成した中立バルブ内蔵チェックバルブ35に
ついて説明する。中立バルブ内蔵チェックバルブ35
は、前述のようにチェックバルブの機能を有するととも
に、次に述べるように、HST式変速機10の中立幅を
広く確保する中立バルブの機能も有している。図2、図
3において、中立バルブ内蔵チェックバルブ35のスリ
ーブ35aはスプリング36によりチャージ回路32c
側に付勢されている。該スリーブ35a内にはスプール
37が摺動自在に嵌装され、該スプール37にはオリフ
ィス37aが形成されている。スプール37は差圧設定
バネ38により反チャージ回路32c側方向に付勢され
ており、該スプール37の反チャージ回路32c側には
減圧室40が形成されている。また、オリフィス37a
とスリーブ35aに形成される調圧孔35bとにより、
メイン回路32mとチャージ回路32cとが連通可能に
構成されている。
【0017】そして、油圧ポンプ21の可動斜板21c
の傾斜角が小さくて作動油のメイン回路32mへの吐出
量が少ない間は、オリフィス37aと調圧孔35bとが
連通された状態となって、メイン回路32mとチャージ
回路32cとが連通し、メイン回路32mの作動油がオ
リフィス37aを通じてチャージ回路32cへ逃げるた
め、油圧モータ22は回転しない。即ち、HST式変速
機10は中立状態となるのである。このように、油圧ポ
ンプ21の可動斜板21cの傾斜角が小さい状態におい
ては、メイン回路32mの作動油をオリフィス37aを
通じてチャージ回路32cへ逃がすように構成して、H
ST式変速機の中立幅を広く確保するようにしているの
である。
【0018】この状態から、油圧ポンプ21の可動斜板
21cの傾斜角が大きくなると、メイン回路32mの油
圧が高くなってオリフィス37aの通過流量が増加し、
作動油の流れ方向における、オリフィス37aの前後に
位置するバネ室39と減圧室40との間に圧力差が生
じ、減圧室40内の圧力よりもバネ室39内の圧力の方
が大きくなる。これにより、減圧室40に流入した作動
油によってスプール37がチャージ回路32c方向に付
勢される。尚、この場合、バネ室39の圧力はチャージ
回路32c内の圧力と同圧となっている。
【0019】そして、メイン回路32mの油圧が高くな
るに従って、減圧室40との間に生じる圧力差が大きく
なり、この圧力差が、差圧設定バネ38によるスプール
37の付勢力よりも大きくなると、該スプール37がチ
ャージ回路32c側へ移動する。スプール37がチャー
ジ回路32c側へ移動すると、オリフィス37aと調圧
孔35bとの連通状態が絞られる(即ち調圧孔35bの
開口が絞られる)。
【0020】調圧孔35bの開口が絞られると、メイン
回路32mの油圧上昇に伴い上昇していた減圧室40内
の圧力の上昇が抑えられ、該減圧室40内の圧力と差圧
設定バネ38によるスプール37の付勢力とが釣り合う
位置で該スプール37の移動が停止する。調圧孔35b
の開口の絞り度合いはメイン回路32mの油圧の大きさ
に応じて変化するため、メイン回路32mの油圧がさら
に上昇した場合においても、減圧室40内の圧力は略一
定に保たれ、オリフィス37aを通じてチャージ回路3
2cへ流出する作動油の流量も略一定に保たれる。
【0021】即ち、従来のHST式変速機のように、チ
ェックバルブのスリーブに形成したオリフィスを通じて
メイン回路32mからチャージ回路32cへ油圧を逃が
すように構成した場合には、図4に示す流量曲線41の
如く、メイン回路32mの圧力が大きくなるに従ってオ
リフィス37aの通過流量が上昇するが、これに対し
て、前記中立バルブ内蔵チェックバルブ35のように構
成した場合は、流量曲線42に示す如く、メイン回路3
2mの圧力の大小にかかわらずオリフィス37aの通過
流量は略一定に保持されるのである。
【0022】また、中立バルブ内蔵チェックバルブ35
においては、メイン回路32mの圧力にかかわらずオリ
フィス37aの通過流量が略一定に保持されるため、図
5の容積効率曲線44の如く、メイン回路32mの圧力
が上昇してもHST式変速機10の容積効率の低下を少
なくすることができる。これに対し、チェックバルブの
スリーブに形成したオリフィスを通じてメイン回路32
mからチャージ回路32cへ油圧を逃がすように構成し
た従来のHST式変速機においては、容積効率曲線43
に示すように、メイン回路32mの圧力の上昇ととも
に、容積効率が大きく低下している。
【0023】このように、中立バルブ内蔵チェックバル
ブ35は中立バルブの機能を一定差圧弁により構成して
いるので、メイン回路32mの圧力が上昇してもオリフ
ィス37aの通過流量を一定に保持することができ、容
積効率の低下を少なくすることができる。且つ、メイン
回路32mの圧力が上昇しても発生する騒音は小さく、
発進・停止時におけるショックも発生することがない。
また、HST式変速機10の操作レバーを中立状態にし
て坂道で前進方向停止した場合にも、オリフィス37a
の通過流量が一定であるので、一定の車速で坂道を下る
こととなる。さらに、オリフィス37aの通過流量が常
に一定であるので、メイン回路32m内に圧力が籠もる
ことがなく、一定の中立幅を確保することが可能とな
る。
【0024】次に、メイン回路32mとチャージ回路3
2cとの間に、リリーフバルブを内蔵したチェックバル
ブを設けた例について説明する。図6、図7に示すリリ
ーフバルブ内蔵チェックバルブ51のスリーブ51a
は、チェックバルブバネ53によりチャージ回路32c
側方向へ付勢されており、チェックバルブバネ53の配
設部分にはチェックバルブバネ室57が形成されてい
る。油路板32に螺設されたプラグ51bの外周部51
cは、メイン回路32mと連通しており、プラグ51b
の外周部51cとチェックバルブバネ室57とは連通孔
52により連通されている。
【0025】前記スリーブ51a内には、鋼球等の球状
部材により構成された球状弁55が、該スリーブ51a
内を摺動自在に配設され、該球状弁55はリリーフバネ
54によりプラグ51b方向へ付勢されている。プラグ
51b方向へ付勢される球状弁55により、前記チェッ
クバルブバネ室57が閉じられている。また、スリーブ
51a内のリリーフバネ54配設部分にはリリーフバネ
室56が形成されている。
【0026】そして、メイン回路32mの圧力が低い場
合は、前記球状弁55により閉じられたチェックバルブ
バネ室57と前記リリーフバネ室56とは遮断されてお
り、該メイン回路32mの圧力が上昇すると、それに伴
って、プラグ51bの外周部51cと連通しているチェ
ックバルブバネ室57内の圧力も上昇する。このチェッ
クバルブバネ室57内の圧力により球状弁55はチャー
ジ回路32c側方向へ付勢される。チェックバルブバネ
室57内の圧力による付勢力が、リリーフバネ54によ
る付勢力よりも大きくなると、球状弁55がチャージ回
路32c側方向へ移動してチェックバルブバネ室57が
開き、該チェックバルブバネ室57とリリーフバネ室5
6とが連通して、メイン回路32m内の作動油がチャー
ジ回路32cへ流れる。その後、メイン回路32mの圧
力が低下して、リリーフバネ54の付勢力がチェックバ
ルブバネ室57内の圧力による付勢力よりも大きくなれ
ば、球状弁55が閉じてリリーフバネ室56とチェック
バルブバネ室57とが、即ちチャージ回路32cとメイ
ン回路32mとが遮断される。
【0027】このように、リリーフバルブ内蔵チェック
バルブ51におけるリリーフバルブの開閉は、球状弁5
5が開閉することにより行われ、該リリーフバルブのリ
リーフ圧は、球状弁55を付勢するリリーフバネ54の
付勢力により決定される。従って、リリーフバネ54を
一旦リリーフバルブ内蔵チェックバルブ51内に組み込
んでしまえばリリーフ圧は設定されてしまうので、リリ
ーフ圧の調整を行う必要はなく、リリーフ圧の設定に時
間を取られることがない。尚、リリーフバルブ内蔵チェ
ックバルブ51におけるチェックバルブの開閉は、前記
スリーブ51aの開閉により行われる。
【0028】また、リリーフバルブ内蔵チェックバルブ
51においては、次のように構成して、中立幅を確保す
るための中立バルブの機能を設けることもできる。即
ち、図8、図9に示すように、リリーフバルブ内蔵チェ
ックバルブ51のスリーブ51aに、メイン回路32m
とリリーフバネ室56とを連通するオリフィス51dを
形成する。スリーブ51aにオリフィス51dを形成す
ることで、メイン回路32mとチャージ回路32cとが
連通してバイパス通路が形成される。
【0029】以上の如くリリーフバルブ内蔵チェックバ
ルブ51を構成すると、油圧ポンプ21の可動斜板21
cの傾斜角が小さくて吐出量が少ない間は、メイン回路
32mの作動油がオリフィス51dを通じてチャージ回
路32cへ流れるため、油圧モータ22は回転しないこ
ととなり、HST式変速機10の中立状態が確保され
る。そして、油圧ポンプ21の可動斜板21cの傾斜角
が大きくなって吐出量が多くなって、オリフィス51d
の通過流量よりも油圧ポンプ21からの吐出量が多くな
ると、油圧モータ22が回転を開始する。
【0030】このように、リリーフバルブ内蔵チェック
バルブ51のスリーブ51aにオリフィス51dを形成
するだけの簡単な加工を行うだけで、該リリーフバルブ
内蔵チェックバルブ51に簡単な構成、且つ高精度の中
立バルブ機能を付与することができる。また、このよう
な中立バルブ機能を構成することで、スリーブ51aの
シート部強度に影響を与えることがないので、該リリー
フバルブ内蔵チェックバルブ51を高圧バルブとして使
用することが可能となる。
【0031】次に、HST式変速機10を、油圧ポンプ
21を油圧モータ22よりも高位置に配置し、油圧ポン
プ21のケーシング内のドレン油を油圧モータ22のケ
ーシング内へ導くドレン通路を設け、油圧モータ22の
ケーシング内に導いたドレン油を油圧ポンプ21よりも
低位置からオイルタンクへ排出するように構成した例に
ついて説明する。図10に示すHST式変速機10は、
油圧ポンプ21を油路板32の一側に取り付けるととも
に、油圧モータ22を油路板32の他側に取り付けて構
成され、該油圧ポンプ21は油圧モータ22よりも高位
置に配置されている。即ち、図10に示すHST式変速
機10は、所謂Z配置の一体型HST式変速機に構成さ
れている。また、該油圧ポンプ21はハウジング31a
に覆われ、油圧モータ22はハウジング31aと別個に
形成されたハウジング31bに覆われている。
【0032】油路板32にはドレン通路32aが形成さ
れ、該ドレン通路32aにより、油圧ポンプ21はハウ
ジング31aの下部と油圧モータ22のハウジング31
b上部とが連通されている。該油圧モータ22のハウジ
ング31b内におけるドレン通路32a形成部分には、
球状弁61及び付勢バネ62を配設し、該付勢バネ62
にて球状弁61をドレン通路32a側へ付勢して、該球
状弁61によりドレン通路32aを閉じるように構成し
ている。該球状弁61及び付勢バネ62にてチェックバ
ルブ65を構成しているのである。また、油圧モータ2
2のハウジング31bの上面には、ドレン油をオイルタ
ンクへ排出するためのドレン出口63を開口している。
【0033】上述の如く構成したHST式変速機10に
おいては、該HST式変速機10の作動中にチャージバ
ルブ64から油圧ポンプ21のハウジング31a内へオ
ーバフローしたチャージ回路32cの作動油、及びシリ
ンダブロック21bとプランジャ21eとの摺動部から
ハウジング31a内へリークした作動油とが、ドレン油
としてドレン通路32aを通じて油圧モータ22のハウ
ジング31b内へ流入する。この場合、前記球状弁61
は、油圧ポンプ21のハウジング31a内の作動油の圧
力によって、付勢バネ62の付勢力に抗して開き、油圧
ポンプ21側と油圧モータ22とが連通する。油圧モー
タ22のハウジング31b内へ流入したドレン油は前記
ドレン出口63からオイルタンクへ向けて排出される。
【0034】一方、HST式変速機10が作動していな
いときは、油圧ポンプ21のハウジング31a内から
は、球状弁61が開く程の圧力が該球状弁61にかから
ないため、チェックバルブ65は閉じた状態となる。従
って、油圧ポンプ21のハウジング31a内の作動油が
油圧モータ22のハウジング31b内へ流入することは
ない。尚、チェックバルブ65は、HST式変速機10
の停止時には閉じ、該HST式変速機10の運転時には
油圧ポンプ21側からの油圧で開くように開弁圧を低く
設定されている。
【0035】このように、油圧ポンプ21のハウジング
31a内と油圧モータ22のハウジング31b内とを連
通するドレン通路32aに該ドレン通路32aを閉じる
チェックバルブ65を設けることにより、HST式変速
機10が作動していないときに、油圧ポンプ21のハウ
ジング31a内から油圧モータ22のハウジング31b
内へ作動油が流入して油圧ポンプ21のハウジング31
a内のオイルレベルが低下してしまうことが防止でき、
該ハウジング31a内のオイルレベルを常に確保するこ
とができる。これにより、油圧ポンプ21のハウジング
31a内に空気が溜まることがないので、運転開始時に
おける作動油の空気噛みを防止することができるととも
に、オイル不足によるシリンダブロック21bとプラン
ジャ21eとの摺動部等の焼き付きを防止することがで
きる。
【0036】また、チャージ回路32cと油圧ポンプ2
1のハウジング内との間に設けられるチャージバルブ6
4は、例えば次のように構成している。図11に示すH
ST式変速機10は、ハウジング31に内包される油圧
ポンプ21と油圧モータ22とを油路板32の同一面に
配設して構成している。チャージ回路32cと油圧ポン
プ21のハウジング31内との間にはチャージバルブ6
4が設けられている。
【0037】図12に示すように、チャージバルブ64
内にはチャージ回路32cと連通する球状弁室64cが
形成され、該球状弁室64cには、鋼球等の球状部材に
より形成される球状弁65が摺動自在に内装されてい
る。該球状弁室64cは、チャージバルブ64内に形成
され油圧ポンプ21のハウジング31内と連通している
シート部通路64aと連通可能に構成されている。そし
て、球状弁65がチャージバルブ64のシート64bに
押圧された状態では、シート部通路64aが該球状弁6
5によって閉じられて、シート部通路64aと球状弁室
64cとが遮断され、球状弁65がシート64bに押圧
されずに開いた状態では、シート部通路64aと球状弁
室64cとが連通するように構成している。
【0038】このように構成したチャージバルブ64に
おいては、HST式変速機10の作動油の内部漏れによ
り、チャージ回路32c内が負圧になると、球状弁65
がシート部64bに押圧されずに開き、作動油がハウジ
ング31内からチャージ回路32cへ補給される。ま
た、通常運転時にチャージ回路32c内の圧力が上昇す
ると、チャージ回路32cからの作動油がチャージバル
ブ64内をハウジング31側へ流れようとする。しか
し、球状弁室64c内周と球状弁65外周との間隙の寸
法D1を、シート部通路64aの通路径寸法D2よりも
小さく構成しているので、球状弁室64cとシート部通
路64aとの間に圧力差が生じて、球状弁65がシート
64bに押圧される。これにより、球状弁室64cとシ
ート部通路64aとが遮断されて、作動油がハウジング
31側へ流れることが防止される。
【0039】該チャージバルブ64においては、前記間
隙の寸法D1と通路径寸法D2とに差を持たせて圧力差
が生じるように構成しているので、球状弁65をシート
64bへ付勢するバネ部材等を設けなくても、作動油の
流れのみでチャージバルブ64を開閉することが可能と
なっている。
【0040】以上の如くチャージバルブ64を構成する
ことで、HST式変速機10の作動油の内部漏れにより
メイン回路32mが負圧になると、ハウジング31内の
作動油が該チャージバルブ64を通じて、負圧になって
いるチャージ回路32c及びメイン回路32mに流れ込
む。これにより、メイン回路32mに空洞が発生するこ
とが防止され、例えば、該HST式変速機10を搭載し
た車両が坂道に駐車した場合等に、HST式変速機10
のブレーキ作用を保持することができる。また、通常運
転時においてはチャージ回路32cの圧力が上昇する
が、チャージバルブ64により作動油のハウジング31
側への逆流を防止することができるので、従来と同等の
チャージ流量を確保することができる。
【0041】
【発明の効果】まず、請求項1に記載のごとく、メイン
回路とチャージ回路との間にチェックバルブを設け、該
チェックバルブのスリーブにスプールを摺動自在に内装
するとともに、該スプールにメイン回路とチャージ回路
とを連通可能とするオリフィスを形成して、該チェック
バルブ内に油圧式無段変速機の中立を保持する中立バル
ブを構成し、該中立バルブはメイン回路からチャージ回
路への流量をメイン回路の回路圧力の大小にかかわらず
略一定に保持するように構成したので、メイン回路の圧
力が上昇してもオリフィスの通過流量を一定に保持する
ことができ、容積効率の低下を少なくすることができ
る。且つ、メイン回路の圧力が上昇しても発生する騒音
は小さく、発進・停止時におけるショックも発生するこ
とがない。また、油圧式無段変速機の操作レバーを中立
状態にして坂道で前進方向停止した場合にも、オリフィ
スの通過流量が一定であるので、一定の車速で坂道を下
ることとなる。さらに、オリフィスの通過流量が常に一
定であるので、メイン回路内に圧力が籠もることがな
く、一定の中立幅を確保することが可能となる。
【0042】請求項2に記載のごとく、油圧ポンプと油
圧モータとで構成される油圧式無段変速機において、メ
イン回路とチャージ回路との間にチェックバルブを設
け、該チェックバルブに、付勢部材により一定のリリ−
フ圧が付与される球状弁によって開閉されるリリーフバ
ルブを内蔵したので、該リリーフバルブのリリーフ圧
は、球状弁を付勢する付勢部材の付勢力により決定され
ることとなり、リリーフバネを一旦リリーフバルブを内
蔵するチェックバルブ内に組み込んでしまえばリリーフ
圧は設定されてしまうので、リリーフ圧の調整を行う必
要はなく、リリーフ圧の設定に時間を取られることがな
い。
【0043】請求項3に記載のごとく、前記チェックバ
ルブを構成するスリーブに、油圧式無段変速機のメイン
回路とチャージ回路とを連通するオリフィスを形成した
ので、該チェックバルブのスリーブにオリフィスを形成
するだけの簡単な加工を行うだけで、該チェックバルブ
に簡単な構成、且つ高精度の中立バルブ機能を付与する
ことができる。また、このような中立バルブ機能を構成
することで、スリーブのシート部強度に影響を与えるこ
とがないので、該チェックバルブを高圧バルブとして使
用することが可能となる。
【0044】請求項4に記載のごとく、油圧ポンプのケ
ーシング内のドレン油を油圧モータのケーシング内へ導
くドレン通路を設け、油圧モータのケーシング内に導い
たドレン油を油圧ポンプよりも低位置からオイルタンク
へ排出するように構成し、該ドレン通路に、油圧ポンプ
側から油圧がかかると開くチェックバルブを設けたの
で、HST式変速機が作動していないときに、油圧ポン
プのハウジング内から油圧モータのハウジング内へ作動
油が流入して油圧ポンプのハウジング内のオイルレベル
が低下してしまうことが防止でき、該ハウジング内のオ
イルレベルを常に確保することができる。これにより、
油圧ポンプのハウジング内に空気が溜まることがないの
で、運転開始時における作動油の空気噛みを防止するこ
とができるとともに、オイル不足による摺動部等の焼き
付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のHST式変速機を示す側面断面図であ
る。
【図2】同じく中立バルブを内蔵したチェックバルブを
具備するHST式変速機の油路板を示す平面断面図であ
る。
【図3】図2におけるHST式変速機の油圧回路を示す
図である。
【図4】メイン回路圧とオリフィス通過流量との関係を
示す図である。
【図5】メイン回路圧と容積効率との関係を示す図であ
る。
【図6】球状弁によって開閉されるリリーフバルブを内
蔵したチェックバルブを具備するHST式変速機の油路
板を示す平面断面図である。
【図7】図6におけるHST式変速機の油圧回路を示す
図である。
【図8】図6におけるHST式変速機のチェックバルブ
のスリーブにオリフィスを形成した状態の油路板を示す
平面断面図である。
【図9】図8におけるHST式変速機の油圧回路を示す
図である。
【図10】油圧ポンプのハウジング内のドレン油を油圧
モータのハウジング内へ導くドレン通路にチェックバル
ブを設けたHST式変速機を示す側面断面図である。
【図11】チャージ回路と油圧ポンプのハウジング内と
の間にチェックバルブ付きリリーフバルブを設けたHS
T式変速機を示す側面図である。
【図12】図11におけるチェックバルブ付きリリーフ
バルブを示す側面断面図である。
【図13】従来のHST式変速機におけるチェックバル
ブの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 HST式変速機 21 油圧ポンプ 22 油圧モータ 31 ハウジング 32 油路板 32a ドレン通路 32c チャージ回路 32m メイン回路 35 中立バルブ内蔵チェックバルブ 37 オリフィス 51 リリーフバルブ内蔵チェックバルブ 51d オリフィス 55 球状弁 65 チェックバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 訓彦 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 Fターム(参考) 3D042 AA05 AA06 AA08 BA02 BA05 BA07 BA08 BA12 BA19 BC02 BC03 BC05 BC13 BC15 BC18 BD05 BD09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプと油圧モータとで構成される
    油圧式無段変速機において、メイン回路とチャージ回路
    との間にチェックバルブを設け、該チェックバルブのス
    リーブにスプールを摺動自在に内装するとともに、該ス
    プールにメイン回路とチャージ回路とを連通可能とする
    オリフィスを形成して、該チェックバルブ内に油圧式無
    段変速機の中立を保持する中立バルブを構成し、該中立
    バルブはメイン回路からチャージ回路への流量をメイン
    回路の回路圧力の大小にかかわらず略一定に保持するよ
    うに構成したことを特徴とする油圧式無段変速機。
  2. 【請求項2】 油圧ポンプと油圧モータとで構成される
    油圧式無段変速機において、メイン回路とチャージ回路
    との間にチェックバルブを設け、該チェックバルブに、
    付勢部材により一定のリリ−フ圧が付与される球状弁に
    よって開閉されるリリーフバルブを内蔵したことを特徴
    とする油圧式無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記チェックバルブを構成するスリーブ
    に、油圧式無段変速機のメイン回路とチャージ回路とを
    連通するオリフィスを形成したことを特徴とする請求項
    2に記載の油圧式無段変速機。
  4. 【請求項4】 油圧ポンプと油圧モータとで構成され、
    油圧ポンプを油圧モータよりも高位置に配置した油圧式
    無段変速機において、油圧ポンプのハウジング内のドレ
    ン油を油圧モータのハウジング内へ導くドレン通路を設
    け、油圧モータのハウジング内に導いたドレン油を油圧
    ポンプよりも低位置からオイルタンクへ排出するように
    構成し、該ドレン通路に、油圧ポンプ側から油圧がかか
    ると開くチェックバルブを設けたことを特徴とする油圧
    式無段変速機。
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